JP5460511B2 - 車両用のリヤフェンダ - Google Patents

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Description

本発明は、車両用のリヤフェンダの改良に関する。
車両は、通常、後輪が跳ね上げた泥を受け止めるリヤフェンダを備えている。このリヤフェンダの取付構造が各種提案されている(例えば、特許文献1(図4)参照。)。
特許文献1の図4に示されるように、車両の後部に、マッドガード(33)(括弧付き数字は、特許文献1記載の符号を示す。以下同じ。)が備えられ、このマッドガード(33)に、ランプステーを含むライセンスプレート用ランプ(91)が取付けられ、このライセンスプレート用ランプ(91)の下方位置にてマッドガード(33)に、ライセンスプレートが取付けられる。マッドガード(33)は、後輪(10)が跳ね上げる泥を受け止めるリヤフェンダの役割を果たす。
特許文献1の技術では、シートレール及びバックステーの後端に、マッドガード(33)が取付けられ、このマッドガード(33)に、ライセンスプレート用ランプ(91)が取付けられている。組立の際には、車体フレームにマッドガード(33)を取付けた上で、ライセンスプレート用ランプ(91)を取付ける。車両に、マッドガード(33)を取付ける作業と、ライセンスプレート用ランプ(91)を取付ける作業とが各々必要になる。上記複数作業によって、取付箇所が多くなり、組立工数が嵩むという課題があった。
特開2009−208773公報
本発明は、取付箇所を減らし、組立工数を低減することができる車両用のリヤフェンダを提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、後輪の上方に配置される後部フレームで支持され、後輪が跳ね上げる泥を受け止めると共にライセンスプレートを支持し且つこのライセンスプレートを上方から照らすライセンスランプが支持されるライセンスプレートステーを支持する車両用のリヤフェンダにおいて、リヤフェンダは、後部フレームに沿って車両長手方向に延び後輪の上方に位置するリヤフェンダ水平部が後部フレームに締結され、リヤフェンダ水平部の後端から一体的に延び後輪の後方に向けて垂れ下がるリヤフェンダ垂れ下がり部の上端部が後部フレームに締結されることで、後部フレームにより支持され、ライセンスプレートは、リヤフェンダ垂れ下がり部に取付けられることで、リヤフェンダにより支持され、ライセンスプレートステーは、前保持部と後保持部とで後部フレームに支持されるものであって、前保持部がリヤフェンダ水平部の車幅方向側面を覆うように車両前方に延びてリヤフェンダ水平部と共に後部フレームに共締めされ、後保持部がリヤフェンダ垂れ下がり部と共に後部フレームに共締めされることで、リヤフェンダにより支持されることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、リヤフェンダの後輪側に臨む面に、リヤフェンダ水平部の後部からリヤフェンダ垂れ下がり部の上部にかけて補強リブが形成され、この補強リブの上方は、ライセンスプレートステーで覆われていることを特徴とする。
請求項3に係る発明では、ライセンスランプステーは、車両後方へ向け車幅方向にて先細りとなる形状を有し、リヤフェンダ垂れ下がり部は、ライセンスランプステーの幅よりも幅広に形成されていることを特徴とする。
請求項4に係る発明では、ライセンスランプステーは、断面が下方に開放するコ字状に形成される本体部と、コ字状の左右の側面部から連続して車両前方に延びる左右の延設部とからなり、前保持部は、左右の延設部の前端に設けられ、後保持部は、本体部の前端部に設けられることを特徴とする。
請求項5に係る発明では、本体部の上面部は、断面が下方に湾曲する形状であることを特徴とする。
請求項6に係る発明では、後保持部は、本体部の前端であって、上面部の上方に配置され、車両後方から締結部材で締結されることを特徴とする。
請求項7に係る発明では、上面部の上方にストップランプが配置されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、ライセンスランプステーは、リヤフェンダ水平部と共に後部フレームに共締めされ、リヤフェンダ垂れ下がり部と共に後部フレームに共締めされる。このように、ライセンスランプステーは、リヤフレームにリヤフェンダと共締めされるので、取付箇所を減らすことができ、組立工数を低減することができる。
また、ライセンスランプステーは、リヤフェンダ水平部の車幅方向側面を覆うように車両前方に延ばされている。リヤフェンダ水平部の車幅方向側面は、リヤフェンダ水平部と共に後部フレームに共締めされている。リヤフェンダ水平部の車幅方向側面は、ライセンスランプステーの一部とが重なり、2重構造となっているため、ライセンスプレートステーによってリヤフェンダが補強される。従って、リヤフェンダの剛性が高められる。
請求項2に係る発明では、リヤフェンダの後輪側に臨む面に、補強リブが形成される。
従来、リヤフェンダに補強リブを形成する場合、リヤフェンダの後輪側に臨む面と反対側の面、すなわち、上面にヒケが発生すると、外観上好ましくない。ヒケは補強リブが大きい程顕著になることが知られている。そのため、補強リブの形状に制約ができ、補強リブの補強作用が不十分になる可能性があった。
この点、本発明では、リヤフェンダにおいて、ヒケが発生する面の上方は、ライセンスランプステーで覆われているので、ヒケによる外観性の低下を気にすることなく、補強リブを配置することができる。これにより、リヤフェンダがリヤフレームから大きく張り出している場合でも、サブフレームを追加する等、別途に補助部材を設けることなく、リヤフェンダの補強ができるようになる。従って、リヤフェンダの剛性が容易に高められる。
請求項3に係る発明では、リヤフェンダ垂れ下がり部は、ライセンスランプステーの幅よりも幅広に形成されているので、車両後方へ跳ね上げた泥を、リヤフェンダ垂れ下がり部で効果的に受けることができる。また、ライセンスランプステーは、車両後方へ向け車幅方向にて先細りとなるように形成したので、車両の外観性を高めることができる。
請求項4に係る発明では、ライセンスランプステーの本体部は、断面が下方に開放するコ字状に形成したので、簡単な形状で本体部の剛性を高められる。
また、コ字状の左右の側面部から連続して車両前方に左右の延設部を延ばしたので、良好な外観性が得られる。
請求項5に係る発明では、本体部の上面部は、断面が下方に湾曲する形状にしたので、本体部の剛性をさらに高められる。
請求項6に係る発明では、下方に湾曲する上面部の上方に締結部材にて締結されるので、締結部材の下方にスペースが確保し易く、締結部材の締結に係る作業性を向上させることができる。
請求項7に係る発明では、上面部の上方にストップランプが配置されている。上面部は下方に湾曲しているため、ストップランプとの距離を確保し易くストップランプとライセンスランプステーとを比較的近づけて配置でき、コンパクトにすることができる。
本発明に係る自動二輪車の左側面図である。 本発明に係る自動二輪車の要部側面図である。 図2からリヤカバーを取り外した状態を示す図である。 本発明に係るライセンスランプステーの平面図である。 図3の5矢視図である。 図3の6矢視図である。 図6の7−7線断面図である。 図6の8−8線断面図である。 図6の9−9線断面図である。 図6の10−10線断面図である。 本発明に係る自動二輪車の要部斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。図中及び実施例において、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」は、各々、自動二輪車に乗車する運転者から見た方向を示す。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1に示されているように、自動二輪車10は、ヘッドパイプ11と、このヘッドパイプ11の上部から車両斜め後下方に延びた後、後方へ延びているメインフレーム12と、このメインフレーム12の後端に連結され車幅方向へ延びているクロスフレーム13と、このクロスフレーム13の両端から後斜め上方へ延びている左右の後部フレーム14L、14R(図手前側の符号14Lのみ示す。)と、左右の後部フレーム14L、14Rとメインフレーム12の間に渡した左右の補強フレーム15L、15R(図手前側の符号15Lのみ示す。)と、クロスフレーム13から左の後部フレーム14Lに渡って設けたピボットフレーム17とで車体フレーム20を構成し、ピボットフレーム17に設けたピボット軸18から後方へ揺動可能にスイングユニット21を延ばし、このスイングユニット21と後部フレーム14L、14Rの間にクッションユニット22L、22R(図手前側の符号22Lのみ示す。)を渡してなる車両である。
スイングユニット21は、エンジン25と無段変速機構26とを一体化させた動力機構であり、後端部に駆動輪となる後輪27が取付けられている。
エンジン25は、シリンダブロック31とシリンダヘッド32とヘッドカバー33とをこの順に重ねてなるシリンダ部34を有し、シリンダヘッド32の上部に、スロットルバルブ35が接続され、このスロットルバルブ35の車両後方にエアクリーナ36が接続されている。
シリンダヘッド32の下部に、排気管37が接続され、この排気管37の後端に消音器38が接続されている。
ヘッドパイプ11に、ステアリング軸41が挿通され、このステアリング軸41の上端にステアリングハンドル42が取付けられ、ステアリング軸41の下端にフロントフォーク43が取付けられ、このフロントフォーク43の下端に前輪28が取付けられている。かかる構成により、ステアリングハンドル42の転舵操作により前輪28が転舵可能となる。前輪28と後輪27の間に乗員が着座するシート44が設けられている。
次に、車体カバーについて説明する。
車体カバー51は、ヘッドパイプ11周りを前方から覆うフロントカバー52と、ヘッドパイプ周りを後方から覆うレッグシールド53と、このレッグシールド53の後方に設けられ乗員が跨ぐ跨ぎ部54を形成するトンネルカバー55と、このトンネルカバー55の後方に設けられシート44の側方を覆うミドルカバー56と、このミドルカバー56に連続して設けられ後部フレーム14L、14Rの側方を覆うリヤカバー57とを有する。
前輪28の上方位置にて、フロントフォーク43に、前輪28の上方が跳ね上げる泥を受け止めるフロントフェンダ61が設けられ、後輪27の上方位置にて、後部フレーム14L、14Rに、後輪27が跳ね上げる泥を受け止めると共にライセンスプレート63を支持するリヤフェンダ62が設けられている。
このリヤフェンダ62の上部は、ライセンスランプステー64で覆われている。ライセンスランプステー64に、ライセンスプレート63を上方から照らすライセンスランプ65が支持されている。
次に、車両後部の構成について説明する。
図2に示されているように、シート44の後部下方に、グラブレール45が設けられている。このグラブレール45の周囲を含め、シート44の後部の下方は、リヤカバー57で覆われており、このリヤカバー57の車両後方に、連続するようにストップランプ66が配置され、このストップランプ66の側方にウインカランプ67が配置されている。
次に、リヤカバーを取り外した状態の車両の後部構成について説明する。
図3に示されているように、リヤフェンダ62は、後部フレーム14L、14Rに沿って車両長手方向略水平に延び後輪27の上方に位置するリヤフェンダ水平部71と、このリヤフェンダ水平部71の後端71bから一体的に延び後輪27の後方に向けて垂れ下がるリヤフェンダ垂れ下がり部72と、からなる。リヤフェンダ垂れ下がり部72に、ライセンスプレート63が取付けられている。つまり、ライセンスプレート63は、リヤフェンダ62により支持されている。
リヤフェンダ水平部71が後部フレーム14L、14Rにボルト124で締結され、リヤフェンダ垂れ下がり部72の上端部が後部フレーム14L、14Rにボルト114で締結されている。つまり、リヤフェンダ62は、後部フレーム14L、14Rにより支持されている。
ライセンスランプステー64の前部は、リヤフェンダ水平部71の側方を外方から覆うように車両前方に延びて、リヤフェンダ水平部71と後部フレーム14L、14Rにボルト124で共締めされ、ライセンスランプステー64の後部は、リヤフェンダ垂れ下がり部72とボルト114で共締めされる。共締め部の詳細な構造については、後述する。
後部フレーム14L、14Rの後端に、レールステー75が固着され、このレールステー75にグラブレール45が取付けられている。
次に、ライセンスランプステーについて説明する。
図4に示されているように、ライセンスランプステー64は、その後端面64cにライセンスランプ65が取付けられると共に下方が開放されコ字状に形成される本体部77と、このコ字状に形成した本体部77の左右の側面部79L、79Rから連続して車両前方に延びる左右の延設部78L、78Rと、からなる。本体部77の前端部に、後部フレーム14L、14Rに締結される穴を有する後保持部81L、81Rが形成され、左右の延設部78L、78Rの前端に、各々、左右の前保持部82L、82Rが形成されている。
左右の後保持部81L、81Rは、車両長手方向に直角な面であるが、左の後保持部81Lは、右の後保持部81Rよりも車両前方に位置しており、左右の後保持部81L、81Rの面は面一に形成されていない。このため、左右の後保持部81L、81Rの面は面一に形成されている場合に較べて、リヤフェンダ62にライセンスランプステー64を取付ける際の位置合わせが容易に行える。
ライセンスランプステー64は、後端面64cにハーネス85を有するライセンスランプ65が車両後方から前方へ取付けられ、このハーネス85は、本体部77から右延設部78Rに這い回され、ハーネス穴86を通って車幅方向外方に導かれる。ライセンスランプ65が取付けられるライセンスランプステー64を設けたので、予め、ライセンスランプステー64に、ライセンスランプ65をサブライン等でサブ組立することが可能となり、メインラインでラインバランシングが容易になる等により組立に係る柔軟性が高まる。
次にリヤフェンダを下方から見たときの状態について説明する。
図5に示されているように、リヤフェンダ62は、リヤフェンダ水平部71とリヤフェンダ垂れ下がり部72とからなり、リヤフェンダ62の後輪側に臨む面103に、リヤフェンダ水平部71の後部からリヤフェンダ垂れ下がり部72の上部にかけて複数の補強リブ91〜95が形成されている。
以下、図6〜図10では、リヤフェンダ及びライセンスランプステーの共締め構造等について説明を行う。
図6に示されているように、グラブレール(図1、符号45)が取付けられるレールステー75は、左右の後部フレーム14L、14Rの後端部の間に渡されている。レールステー75に、リヤカバー(図2、符号57)が止められるリヤカバー支持部101が形成されている。また、左右の後部フレーム14L、14Rの後端部に、ストップランプ(図1、符号66)が取付けられるリヤストップランプブラケット102が配置されている。76L、76Rはグラブレール45の前部が取付けられるレールステーサブである。
レールステー75の下方に、ライセンスランプステー64が配置され、このライセンスランプステー64の下方には、リヤフェンダ62が配置されている。図2及び図3を併せて参照して、左右の後部フレーム14L、14Rの上方は、リヤカバー57で覆われている。
ライセンスランプステー64は、車両後方へ向け車幅方向にて先細りとなる形状を有している。ライセンスランプステー64は、車両後方へ向け車幅方向にて先細りとなるように形成されているので、車両の外観性を高めることができる。
リヤフェンダ垂れ下がり部72は、ライセンスランプステー64の幅よりも幅広に形成されている。このため、車両後方へ跳ね上げた泥を、リヤフェンダ垂れ下がり部72で効果的に受けることができる。
図5を併せて参照して、リヤフェンダ62の後輪側に臨む面103に、リヤフェンダ水平部71の後部からリヤフェンダ垂れ下がり部72の上部にかけて補強リブ91〜95が形成され、補強リブ91〜95の上方に相当する位置は、ライセンスランプステー64で覆われている。
リヤフェンダ62に補強リブ91〜95を形成する場合、リヤフェンダ62の後輪側に臨む面103と反対側の面(図8、符号104)、すなわち、リヤフェンダ62の上面に成形時にヒケが発生する場合がある。
本発明では、リヤフェンダ62において、ヒケが発生する面の上方は、ライセンスランプステー64で覆われているので、ヒケを気にすることなく、リヤフェンダ62の補強ができるようになる。従って、外観性の低下を気にすることなくリヤフェンダ62の剛性が容易に高められる。
次に、ライセンスランプステー後部及びリヤフェンダの共締め構造等について説明する。
図7及び図8に示されているように、リヤストップランプブラケット102から下方に左右の後部ステー111L、111Rが延ばされ、これらの左右の後部ステー111L、111Rに、各々、ウエルドナット112、112が溶接され、これらのウエルドナット112、112に、リヤフェンダ垂れ下がり部72に設けた左右の後取付部113L、113R(図手前側の符号113Lのみ示す。)が車両後方から嵌められ、次いで、ライセンスランプステー64に設けた左右の後保持部81L、81Rが車両後方から嵌められ、最後に、車両後方から締結部材としてのボルト114、114で、左右の後取付部113L、113R及び左右の後保持部81L、81Rを左右の後部ステー111L、111Rに締結した。
図6を併せて参照して、ライセンスランプステー64は、その車両長手方向中央部83に設けられる後保持部81L、81Rがリヤフェンダ垂れ下がり部72と共に後部フレーム14L、14Rに共締めされることで、リヤフェンダ62により支持されている。
ライセンスランプステー64を構成する本体部77の断面は、車両後面視で下方に開口するコの字状に形成され、より詳しくは、略M字状に形成されているので、単純なコ字状に形成されている断面に較べると剛性が高まる。
図7及び図8において、本体部77の上面部80は、断面が下方に湾曲する形状にしたので、本体部77の剛性をさらに高められる。
図4を併せて参照して、後保持部81L、81Rは、本体部77の前端であって、上面部80の上方に配置され、車両後方から締結部材114、114で締結されている。
下方に湾曲する上面部80の上方に締結部材114、114にて締結されるので、締結部材114、114の後方にスペースが確保し易く、締結部材114、114の締結に係る作業性を向上させることができる。
図1を併せて参照して、上面部80の上方にストップランプ66が配置されている。上面部80は下方に湾曲しているため、ストップランプ66との距離を確保し易くストップランプ66とライセンスランプステー64とを比較的近づけて配置でき、コンパクトにすることができる。
図9に示されているように、リヤフェンダ62の水平部71に、車幅方向左右に縦フランジ131L、131Rが上方に延ばされ、これらの左右の縦フランジ131L、131Rに、左右の前取付部123L、123Rが形成されている。
左右の後部フレーム14L、14Rから下方に左右の前部ステー121L、121Rが延ばされ、これらの左右の前部ステー121L、121Rに各々ウエルドナット122、122が溶接され、これらのウエルドナット122、122に、リヤフェンダ水平部71に突設させた左右の前取付部123L、123Rが車両幅方向外方から嵌められ、次いで、ウエルドナット122、122に、ライセンスランプステー64に設けた左右の前保持部82L、82Rが車両幅方向外方から嵌められ、最後に、車両幅方向外方からボルト124、124をウエルドナット122、122にねじ込むことで、左右の前取付部123L、123R及び左右の前保持部82L、82Rを左右の前部ステー121L、121Rに締結した。
すなわち、ライセンスランプステー64は、その前部(図4、符号107)に設けられる前保持部82L、82Rがリヤフェンダ水平部71の車幅方向側面を覆うように車両前方に延びてリヤフェンダ水平部71と共に後部フレーム14L、14Rに共締めされることで、リヤフェンダ62により支持されている。
図10に示されているように、ライセンスランプステー64は、左右の延設部78L、78Rが、リヤフェンダ水平部71に形成した左右の縦フランジ131L、131Rを上方から覆うことができるように断面L字状を呈している。
左右の縦フランジ131L、131Rの上方に、左右の後部フレーム14L、14Rが配置され、さらに、左右の縦フランジ131L、131Rと左右の後部フレーム14L、14Rの間に、各々、左右の延設部78L、78Rが配置されている。
図6を併せて参照して、上方からリヤフェンダ62を見たときに、左右の縦フランジ131L、131R及び左右の延設部78L、78Rを、左右の後部フレーム14L、14で隠すことができるので、車両後部の外観性を良好なものにすることができる。
以上に述べた車両用のリヤフェンダの作用を次に述べる。
図11に示されているように、ライセンスランプステー64は、リヤフェンダ水平部71と共に後部フレーム14L、14Rに共締めされ、リヤフェンダ垂れ下がり部72と共に後部フレーム14L、14Rに共締めされる。このように、ライセンスランプステー64は、後部フレーム14L、14Rにリヤフェンダ62と共締めされるので、取付箇所を減らすことができ、組立工数を低減することができる。
また、ライセンスランプステー64は、リヤフェンダ水平部71の車幅方向側面を覆うように車両前方に延ばされている。リヤフェンダ水平部71の車幅方向側面は、リヤフェンダ水平部71と共に後部フレーム14L、14Rに共締めされている。
図9に戻って、リヤフェンダ水平部71の車幅方向側面となる左右の縦フランジ131L、131Rにライセンスランプステー64の一部が重なる2重構造となるため、ライセンスプレートステー64によってリヤフェンダ62が補強される。従って、リヤフェンダ62の剛性が高められる。
尚、本発明は、実施の形態では自動二輪車10に適用したが、三輪車にも適用可能であり、一般の車両に適用することは差し支えない。
本発明は、リヤフェンダが備えられている自動二輪車に好適である。
14L、14R…後部フレーム、27…後輪、62…リヤフェンダ、63…ライセンスプレート、64…ライセンスランプステー、65…ライセンスランプ、66…ストップランプ、71…リヤフェンダ水平部、72…リヤフェンダ垂れ下がり部、77…本体部、78L、78R…左右の延設部、79L、79R…コ字状の左右の側面部、80…本体部の上面部、81L、81R…左右の後保持部、82L、82R…左右の前保持部、91…補強リブ、92…補強リブ、93…補強リブ、94…補強リブ、95…補強リブ、114…締結部材(ボルト)。

Claims (7)

  1. 後輪(27)の上方に配置される後部フレーム(14L、14R)で支持され、前記後輪(27)が跳ね上げる泥を受け止めると共にライセンスプレート(63)を支持し且つこのライセンスプレート(63)を上方から照らすライセンスランプ(65)が支持されるライセンスランプステー(64)を支持する車両用のリヤフェンダ(62)において、
    前記リヤフェンダ(62)は、前記後部フレーム(14L、14R)に沿って車両長手方向に延び前記後輪(27)の上方に位置するリヤフェンダ水平部(71)が前記後部フレーム(14L、14R)に締結され、前記リヤフェンダ水平部(71)の後端から一体的に延び前記後輪(27)の後方に向けて垂れ下がるリヤフェンダ垂れ下がり部(72)の上端部が前記後部フレーム(14L、14R)に締結されることで、前記後部フレーム(14L、14R)により支持され、
    前記ライセンスプレート(63)は、前記リヤフェンダ垂れ下がり部(72)に取付けられることで、前記リヤフェンダ(62)により支持され、
    前記ライセンスランプステー(64)は、前保持部(82L、82R)と後保持部(81L、81R)とで前記後部フレーム(14L、14R)に支持されるものであって、前記前保持部(82L、82R)がリヤフェンダ水平部(71)の車幅方向側面を覆うように車両前方に延びて前記リヤフェンダ水平部(71)と共に前記後部フレーム(14L、14R)に共締めされ、前記後保持部(81L、81R)が前記リヤフェンダ垂れ下がり部(72)と共に前記後部フレーム(14L、14R)に共締めされることで、前記リヤフェンダ(62)により支持されることを特徴とする車両用のリヤフェンダ。
  2. 前記リヤフェンダ(62)の前記後輪側に臨む面に、前記リヤフェンダ水平部(71)の後部から前記リヤフェンダ垂れ下がり部(72)の上部にかけて補強リブ(91〜95)が形成され、前記補強リブ(91〜95)の上方は、前記ライセンスランプステー64)で覆われていることを特徴とする請求項1記載の車両用のリヤフェンダ。
  3. 前記ライセンスランプステー(64)は、車両後方へ向け車幅方向にて先細りとなる形状を有し、前記リヤフェンダ垂れ下がり部(72)は、前記ライセンスランプステー(64)の幅よりも幅広に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両用のリヤフェンダ。
  4. 前記ライセンスランプステー(64)は、断面が下方に開放するコ字状に形成される本体部(77)と、前記コ字状の左右の側面部(79L、79R)から連続して車両前方に延びる左右の延設部(78L、78R)とからなり、前記前保持部(82L、82R)は、前記左右の延設部(78L、78R)の前端に設けられ、前記後保持部(81L、81R)は、前記本体部(77)の前端部に設けられることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の車両用のリヤフェンダ。
  5. 前記本体部(77)の上面部(80)は、断面が下方に湾曲する形状であることを特徴とする請求項4記載の車両用のリヤフェンダ。
  6. 前記後保持部(81L、81R)は、前記本体部(77)の前端であって、前記上面部(80)の上方に配置され、車両後方から締結部材(114、114)で締結されることを特徴とする請求項5記載の車両用のリヤフェンダ。
  7. 前記上面部(80)の上方にストップランプ(66)が配置されていることを特徴とする請求項5又は請求項6記載の車両用のリヤフェンダ。
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