JP6115462B2 - 空調ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、ロータリドアによって空気吹出口が開閉される空調ユニットに関するものである。
複数のフェイス吹出口とそのフェイス吹出口を開閉するロータリドアとを有する空調ユニットが、従来から知られている。そのような空調ユニットは、例えば、特許文献1に第5実施形態として開示されている。
その特許文献1の空調ユニットは、上記フェイス吹出口として、センターフェイス吹出口とそのセンターフェイス吹出口の両隣に設けられた2つのサイドフェイス吹出口とを有している。また、ロータリドアは、3つのフェイス吹出口のそれぞれに対応した3つのドア部を有しており、その3つのドア部はロータリドアのドア回動軸に一体的に固定されている。
3つのフェイス吹出口はロータリドアの回動によってそれぞれ開閉するが、2つのサイドフェイス吹出口においては、ロータリドアがフェイス吹出口を閉じる閉位置に位置決めされても僅かに空気がサイドフェイス吹出口から吹き出るように、空気流路が確保されている。具体的には、サイドフェイス吹出口を開閉するドア部は、シール部分を備えない平板状のドアで構成されている。その一方で、センターフェイス吹出口においては、ロータリドアが閉位置に位置決めされた場合に、上記空気流路は確保されず、センターフェイス吹出口は空気ができるだけ漏れ出ないように閉塞される。
そのため、センターフェイス吹出口を開閉するドア部は、ドア回動軸の径方向において外側に向けて鍔状に張り出した第1のシール部と、ドア回動軸の軸方向の両側に向けて鍔状に張り出した第2のシール部とを備えている。そして、ロータリドアの閉位置において上記第1および第2のシール部に対向する対向面を備えたシール押付部がケースに設けられており、センターフェイス吹出口は、第1および第2のシール部がケースのシール押付部に押し付けられることにより閉塞される。
特開2004−155263号公報
特許文献1の空調ユニットにおいて、ロータリドアが閉位置にあるときには、センターフェイス吹出口からの空気漏れを防止するために、サイドフェイス吹出口からセンターフェイス吹出口への空気の流れ込みを防止する必要がある。そのためには、例えば、センターフェイス吹出口とサイドフェイス吹出口との境目にケース内側に延びる仕切壁がケースに設けられる。そして、上記第2のシール部が押し付けられるシール押付部はその仕切壁から延設される。このように仕切壁が設けられることと上記第2のシール部がシール押付部へ押し付けられることとによって、サイドフェイス吹出口からセンターフェイス吹出口への空気の流れ込みが防止される。
ここで、センターフェイス吹出口から吹き出される風量を十分に確保するためには、センターフェイス吹出口ができるだけ大きく開放されている必要がある。しかし、上記第2のシール部が押し付けられるシール押付部はドア回動軸の軸方向においてセンターフェイス吹出口の内側すなわちセンターフェイス吹出口を狭める方向へ突き出ているので、センターフェイス吹出口から空気が吹き出されるときにその空気の風量を制限するように作用する。
本発明は上記点に鑑みて、2つの空気吹出口の一方から他方への空気の流込みを十分に抑えるようにシールすると共に、そのシール構造が原因となって空気吹出口がドア回動軸の軸方向に狭くなることを回避することができる空調ユニットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の空調ユニットの発明では、ドア回動軸(261a、261b)、および、そのドア回動軸の中心から径方向(DRrd)外側へ所定量離れた位置にてそのドア回動軸と一体に回転する外周ドア部(263)を有しているロータリドア(26)と、
ドア回動軸の径方向での外周ドア部に対する外側に配置されロータリドアによって開閉され空気が吹き出す第1開口部(21)、および、その第1開口部を仕切ることにより、ドア回動軸の軸方向(DRax)に並ぶ第1空気吹出口(21a)と第2空気吹出口(21b、21c)とを形成する仕切部(111a、111b)を有し、第1開口部へと空気が流れる空気通路(27)が形成され、ロータリドアを収容しているケース(11)とを備え、
仕切部は、径方向において内側へ突き出た仕切リブ(111c、111d)を有し、その仕切リブは、ドア回動軸の周方向(DRcr)へ延びるリブ先端部(111e、111f)を有し、
ロータリドアは、外周ドア部に対しその外周側に固定され弾力性を有し外周ドア部と仕切リブとの間に挟まれた仕切シール部材(269a、269b)を有し、
その仕切シール部材は、リブ先端部に対して径方向に押し当てられており、ドア回動軸を中心としたロータリドアの回動と共にリブ先端部に対して摺動し、
ケースは、周方向において第1開口部と並んで配置され空気が吹き出す第2開口部(20)と、第1開口部と第2開口部との境界部分に設けられたシール押付部(115)とを有し、
更に、ロータリドアは、周方向における外周ドア部の縁部に形成された鍔状の第1鍔状部(266a)および第2鍔状部(266b、266c)と、第1鍔状部に固定され弾力性を有する第1シール部材(267a)と、第2鍔状部に固定され弾力性を有する第2シール部材(267b、267c)とを有し、第1空気吹出口を開放する一方で第2開口部を閉じる第1回動位置と、第1空気吹出口を閉じる一方で第2開口部を開放する第2回動位置とに位置決めされるように回動され、
第1鍔状部および第2鍔状部は、軸方向へ延びるように形成されると共にその軸方向へ互いに並んで配置され、仕切リブが挿通される挿通溝(268a、268b)を第1鍔状部と第2鍔状部との間に形成し、
シール押付部に対しては、ロータリドアが第2回動位置から第1回動位置へ回動されたときに、第1シール部材と第2シール部材とが第1開口部側から周方向に押し付けられ、
シール押付部には、軸方向における第1鍔状部の挿通溝側の端部(266r、266v)が第1シール部材を介して押し付けられる第1押付面(115a、115c)と、第2鍔状部の挿通溝側の端部(266s、266w)が第2シール部材を介して押し付けられる第2押付面(115b、115d)とが形成されており、
第1押付面および第2押付面は、径方向から見たときに、周方向に対して傾斜し且つ仕切リブから離れる方向を向くように形成されていることを特徴とする。
上述の発明によれば、ロータリドアは、外周ドア部に対しその外周側に固定され外周ドア部と仕切リブとの間に挟まれた仕切シール部材を有し、その仕切シール部材は、リブ先端部に対してドア回動軸の径方向に押し当てられており、ドア回動軸を中心としたロータリドアの回動と共にリブ先端部に対して摺動するので、第1空気吹出口と第2空気吹出口との一方から他方への空気の流込みを十分に抑えるようにシールすることができる。また、仕切リブはドア回動軸の径方向において内側へ突き出たリブであるので、第1空気吹出口と第2空気吹出口との何れを狭めるようにも構成されてはいない。従って、第1空気吹出口と第2空気吹出口との間のシール構造が原因となって第1空気吹出口または第2空気吹出口がドア回動軸の軸方向に狭くなることを回避することができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した括弧内の各符号は、後述する実施形態に記載した各符号に対応したものである。
本発明の第1実施形態における空調ユニット10の縦断面図であって、空調ユニット10のフェイスモード時を示した図である。 図1と同様の空調ユニット10の縦断面図であって、空調ユニット10のフットモード時を示した図である。 図1におけるIII矢視図である。 図1の空調ユニット10が有する第2ロータリドア26の正面図である。 図4のV矢視図である。 図4のVI矢視図である。 図4のVII矢視図である。 第2ロータリドア26およびフェイス開口部21をドア径方向DRrdに切った断面を示す図、すなわち、図1のVIII−VIII断面図である。 図1のIX部分の詳細図である。 図1のX−X断面図である。 図10のXI部分の詳細図である。 第2実施形態の特徴を表した図であって、デフモード時における図3のXII−XII断面図である。 図4に相当する図であって、各実施形態の第1の変形例を示した図である。 各実施形態の第2の変形例を示した図であって、図8のXIV部分に相当する部位を示した図である。 図7に相当する図であって、各実施形態の第3の変形例を示した図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、後述する他の実施形態を含め以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
図1および図2は、エンジンルームに配設されたコンプレッサおよびコンデンサ等から構成される冷凍サイクルを備えた車両用空調装置の一部を構成する室内ユニット部のうち、熱交換器部を収容している空調ユニット10の縦断面図である。詳細には、図1および図2は、後述する図3におけるI−I断面図である。図1は空調ユニット10のフェイスモード時を示し、図2はフットモード時を示している。
空調ユニット10は、車室内前部の不図示の計器盤内側において、車両左右方向すなわち車両幅方向の略中央部に配置される。図1および図2の上下前後の矢印および図3の左右の矢印は車両搭載状態における方向を示す。車両用空調装置の室内ユニット部は、上記略中央部の空調ユニット10と、計器盤内側において助手席側にオフセット配置される図示しない送風機ユニットとに大別される。
この送風機ユニットは、周知のごとく、車室外空気である外気または車室内空気である内気を切替導入する内外気切替箱と、この内外気切替箱に導入された空気を送風する遠心式送風機とを備えている。この送風機ユニットの送風空気は、図1に示す空調ユニット10のケース11内のうち、最前部の空気流入空間12に流入するようになっている。
空調ユニット10は、ケース11、蒸発器13、エアミックスドア14、ヒータコア15、第1ロータリドア25、および第2ロータリドア26などを備えている。ケース11は、車室内へ向かって流れる空気の通路を構成するもので、蒸発器13、エアミックスドア14、ヒータコア15、第1ロータリドア25、および第2ロータリドア26を収容している。
ケース11は、ポリプロピレンのようなある程度の弾性を有し、機械的強度に優れた樹脂にて成形されている。ケース11は、成形上の型抜きの都合、ケース内への空調機器の組付上の理由等から具体的には複数の分割ケースに分割して成形した後に、この複数の分割ケースを一体に締結する構成になっている。
空調ユニット10のケース11内において空気流入空間12の後方部には冷却用熱交換器をなす蒸発器13が上下方向に縦配置されている。すなわち、蒸発器13は、その蒸発器13が有するコア部13aの空気流入、流出面が上下方向に延びるように縦配置されている。
従って、送風機ユニットの送風空気は空気流入空間12に流入した後、この空間12から蒸発器13のコア部13aを前方から後方へと通過する。蒸発器13は周知のように車両空調用冷凍サイクルの膨張弁等の減圧装置により減圧された低圧冷媒が流入し、この低圧冷媒が送風空気から吸熱して蒸発することにより、送風空気を冷却するようになっている。
そして、蒸発器13の後方すなわち空気流れ下流側には、エアミックスドア14と加熱用熱交換器をなす温水式のヒータコア15とが配置されている。ここで、エアミックスドア14は、不図示の駆動機構によってスライドさせられるフィルムドアにより構成されている。
ヒータコア15は、周知のように、車両エンジンのエンジン冷却水である温水を熱源として空気を加熱するものである。このヒータコア15は、そのヒータコア15が有するコア部15aの空気流入、流出面が略上下方向に延びるように縦配置されている。
一方、ケース11内には、冷風通路16がヒータコア15の空気流れと並列的に形成されており、蒸発器13通過後の空気である冷風が、図1の破線矢印bのようにヒータコア15をバイパスして冷風通路16を流れる。
エアミックスドア14は蒸発器13とヒータコア15との間に配置されている。エアミックスドア14は、車両上下方向にスライドして、ヒータコア15への入口通風路17と冷風通路16とを開閉する。これにより、入口通風路17を通過してヒータコア15で加熱され矢印aのように流れる温風と冷風通路16を通過し矢印bのように流れる冷風との風量割合を調整して、車室内への吹出空気温度を調整することができる。
ケース11は、ヒータコア15の後方部に所定間隔を隔てて形成された温風ガイド壁11dを備え、この温風ガイド壁11dとヒータコア15との間に温風通路18が形成されている。ヒータコア15を通過した温風は温風ガイド壁11dによりガイドされて温風通路18を上方側へ向かって流れる。
温風通路18を流れる温風は、冷風通路16を矢印bのように流れる冷風と衝突する。その衝突する部分すなわち冷風通路16と温風通路18との合流部分には、空気混合部19が形成されている。その空気混合部19では、冷風通路16からの冷風と温風通路18からの温風とが混合される。
ケース11の上面部のうち車両前方側部位にデフロスタ開口部20が開口しており、ケース11の上面部のうちデフロスタ開口部20に対する車両後方側部位にフェイス開口部21が開口している。第1開口部としてのフェイス開口部21と、第2開口部としてのデフロスタ開口部20とからはそれぞれ、連通路27を経た空調風が吹き出すようになっている。すなわち、連通路27は、空気混合部19からデフロスタ開口部20およびフェイス開口部21へと空気が流れる空気通路である。デフロスタ開口部20およびフェイス開口部21は何れも、ドア回動軸261a、261b(図4参照)の径方向DRrdにおいて第2ロータリドア26に対する外側に配置され、第2ロータリドア26によって開閉される。
デフロスタ開口部20は、空気混合部19からの空調空気を車両前面ガラス内面に向けて吹き出すためのものである。デフロスタ開口部20は、第2ロータリドア26のドア回動軸261a、261b(図4参照)の周方向DRcrにおいてフェイス開口部21と並んで配置されている。
フェイス開口部21は、図3に示すように、ケース11に設けられた2つの仕切部111a、111b(図8参照)によってセンターフェイス吹出口21aと2つのサイドフェイス吹出口21b、21cとを形成するように仕切られている。すなわち、フェイス開口部21は、第1空気吹出口としてのセンターフェイス吹出口21aと、第2空気吹出口としてのサイドフェイス吹出口21b、21cとを含んで構成されている。その3つの吹出口21a、21b、21cは車両幅方向に並んでおり、サイドフェイス吹出口21b、21cはセンターフェイス吹出口21aの左右両側に配置されている。なお、図3は、図1におけるIII矢視図である。また、デフロスタ開口部20およびフェイス開口部21を上方から見た開口形状は、図3に示すように何れも矩形状の形状である。また、仕切部111a、111bはケース11の一部であるが、ケース11において仕切部111a、111bまわりの部位と一体的に成形されていてもよいし、別部品として構成されていてもよい。
また、フェイス開口部21のセンターフェイス吹出口21aは、空気混合部19からの空調空気を車両計器盤の左右方向の中央部にて乗員の上半身に向けて吹き出すためのものである。これに対し、サイドフェイス吹出口21b、21cは車両計器盤の左右両端部にて空調空気を乗員の窓側上半身または車両側面ガラス内面に向けて吹き出すためのものである。センターフェイス吹出口21aはセンターベント吹出口とも呼ばれ、サイドフェイス吹出口21b、21cはサイドベント吹出口とも呼ばれる。
更に、図1に示すように、ケース11内部において温風通路18の上方にフット開口部22が配置されている。従って、フット開口部22はフェイス開口部21よりも車両後方側に配置されている。
このフット開口部22は空気混合部19からの空調空気をフット吹出通路23を経てフット吹出口24に導く。フット吹出口24は、空調空気を車室内の乗員の足元部に向けて吹き出す。
本実施形態では、吹出モード切替機構を第1ロータリドア25と第2ロータリドア26とによって構成している。そして、第1ロータリドア25によりフット開口部22を開閉し、第2ロータリドア26によりデフロスタ開口部20およびセンターフェイス吹出口21aを開閉するようになっている。なお、ケース11においてフット開口部22の車両前方側に隣接して連通路27が形成され、この連通路27の開度も第1ロータリドア25により調整される。
第1ロータリドア25は、フット開口部22を閉じて連通路27を最大開度とするフット閉塞位置(図1参照)と、フット開口部22を最大開度として連通路27を閉じるフット開放位置(図2参照)との間で回動変位させられる。但し、第1ロータリドア25は、フット開放位置であっても連通路27を完全に閉じることはなく空気混合部19から連通路27へ空気が僅かに抜けるようになっている。すなわち、第1ロータリドア25のフット開放位置では、空気が連通路27へ僅かに流れる連通路27の最小開度になっている。また、第1ロータリドア25は、フット閉塞位置とフット開放位置との他に、フット閉塞位置とフット開放位置との間の中間位置にも位置決めされる。
第2ロータリドア26は、センターフェイス吹出口21aを最大開度に開放する一方でデフロスタ開口部20を閉じるデフ閉塞位置である第1回動位置と、センターフェイス吹出口21aを閉じる一方でデフロスタ開口部20を最大開度に開放するデフ開放位置である第2回動位置とに択一的に位置決めされるように回動させられる。また、サイドフェイス吹出口21b、21cは、第2ロータリドア26のデフ閉塞位置において最大開度となり、デフ開放位置において最小開度となる。第2ロータリドア26がデフ閉塞位置に位置決めされた状態は図1に示され、第2ロータリドア26がデフ開放位置に位置決めされた状態は図2に示されている。
第2ロータリドア26の具体的構成を図4〜7を用いて説明する。図4〜7はそれぞれ第2ロータリドア26の投影図である。図4は第2ロータリドア26の正面図であり、図5は図4のV矢視図であり、図6は図4のVI矢視図であり、図7は図4のVII矢視図である。第2ロータリドア26についての以下の説明では、主として図4および図5を用いて説明する。なお、第2ロータリドア26は本発明のロータリドアに対応する。また、図4および図5に示すように、第2ロータリドア26のドア回動軸261a、261bの軸方向をドア軸方向DRaxと呼び、ドア回動軸261a、261bの径方向をドア径方向DRrdと呼び、ドア回動軸261a、261bの周方向をドア周方向DRcrと呼ぶものとする。また、図5では、図4の矢印Vとは反対側から第2ロータリドア26を見たときに表れる部位に括弧書きの符号を付している。また、ドア軸方向DRaxは車両幅方向と同じになっている。
図4および図5に示すように、第2ロータリドア26は、車両の幅方向にそれぞれ突き出た左右のドア回動軸261a、261bと、第2ロータリドア26の側面部分を構成する側板部262a、262bと、外周ドア部263と備え、それらが一体となって第2ロータリドア26を構成している。例えばドア回動軸261a、261b、側板部262a、262b、外周ドア部263、および連結中間軸264(図6参照)は、例えば、ポリプロピレンのような樹脂にて一体成形されている。
側板部262a、262bは、ドア軸方向DRaxから見たドア周方向DRcrの幅がドア回動軸261a、261bへ近いほど狭くなるように形成されている。ドア回動軸261a、261bは、その側板部262a、262bの幅が最も狭くなっている部位において左右外側へ突き出すように成形されている。そして、ドア回動軸261a、261bは、ケース11の左右両側の側壁部に形成された軸受穴112a、112b(図8参照)に回転自在に支持される。また、ドア軸方向DRaxにおいてドア回動軸261a、261bの間に介装されそれらと同一軸線上に設けられた連結中間軸264(図6参照)が設けられており、その連結中間軸264によってドア回動軸261a、261bは一体的に連結されている。
また、側板部262a、262bおよび外周ドア部263は、図8において、全体として門形の形状を構成している。この門形の形状の内側空間はそのまま常時、ケース11内の空間に開口している。すなわち、ケース11内の連通路27(図1参照)に連通している。なお、図8は、第2ロータリドア26およびフェイス開口部21をドア径方向DRrdに切った断面を示す図、すなわち、図1のVIII−VIII断面図である。
また、図4および図5に示すように、外周ドア部263は、ドア回動軸261a、261bの中心からドア径方向DRrd外側へ所定量離れた位置においてドア軸方向DRaxおよびドア周方向DRcrに拡がるように構成され、ドア回動軸261a、261bと一体に回転する。外周ドア部263をドア径方向DRrdから見た平面形状は、車両幅方向すなわちドア軸方向DRaxが長辺となり、車両前後方向が短辺となる略長方形の形状になっている。
次に、第2ロータリドア26におけるシール構造を説明すると、ドアシール構造はドア操作力低減のために基本的に、シール部材を圧縮することでシールするシール構造となっている。第2ロータリドア26では、側板部262a、262bおよび外周ドア部263がドア基板部265を成しており、第2ロータリドア26は、鍔状の第1鍔状部266a、第2鍔状部266b、第3鍔状部266c、及び第4鍔状部266dをドア基板部265の周縁部表面に備えている。その鍔状部266a、266b、266c、266dは、ドア基板部265の周縁部表面から外方側へ突き出すように、ドア基板部265と一体に成形されている。
また、第2ロータリドア26は、各鍔状部266a、266b、266c、266dに貼り付けられて固定されるシール部材267a、267b、267c、267d、267eを備えている。その5つのシール部材267a、267b、267c、267d、267eは、矩形断面形状を有し、例えば発泡ウレタン樹脂のような弾力性を有する材質で構成されている。
また、ドア基板部265、鍔状部266a、266b、266c、266d、およびシール部材267a、267b、267c、267d、267eは全体として、ドア軸方向DRaxに対称的な形状を成している。従って、第2鍔状部266bだけでなく第3鍔状部266cも本発明の第2鍔状部に対応し、第2シール部材267bだけでなく第3シール部材267cも本発明の第2シール部材に対応する。また、後述する図10において第1押付面115aだけでなく第3押付面115cも本発明の第1押付面に対応し、第2押付面115bだけでなく第4押付面115dも本発明の第2押付面に対応する。
図4および図5に示すように、第1鍔状部266a、第2鍔状部266b、および第3鍔状部266cは、ドア周方向DRcrにおけるドア基板部265の車両後方側(図1参照)の縁部に配置されている。そして、それらの鍔状部266a、266b、266cは、その縁部において、ドア軸方向DRaxへ互いに並んで配置されている。具体的には、第1鍔状部266aはドア軸方向DRaxにおける中央に配置され、第2鍔状部266bは、第1鍔状部266aに対してドア軸方向DRaxの一方、詳細には車両左側に配置され、第3鍔状部266cは、第1鍔状部266aに対してドア軸方向DRaxの他方、詳細には車両右側に配置されている。
このような配置から、第1鍔状部266aはドア周方向DRcrにおける外周ドア部263の縁部において、ドア軸方向DRaxへ延びるように形成されている。また、第2鍔状部266bもその外周ドア部263の縁部においてドア軸方向DRaxへ延びるように形成されているが、更に、側板部262aのドア軸方向DRax外側へ回り込むようにも形成されている。また、第3鍔状部266cもその外周ドア部263の縁部においてドア軸方向DRaxへ延びるように形成されているが、更に、側板部262bのドア軸方向DRax外側へ回り込むようにも形成されている。
図7に示すように、第1鍔状部266aと第2鍔状部266bとはドア軸方向DRaxに離れて設けられており、その第1鍔状部266aと第2鍔状部266bとの間には、第1挿通溝268aが形成されている。同様に、第1鍔状部266aと第3鍔状部266cとはドア軸方向DRaxに離れて設けられており、その第1鍔状部266aと第3鍔状部266cとの間には、第2挿通溝268bが形成されている。
図4および図5に示すように、第4鍔状部266dは、ドア周方向DRcrにおけるドア基板部265の車両前方側(図1参照)の縁部に配置されている。そして、第4鍔状部266dは、ドア周方向DRcrにおける外周ドア部263の縁部においてドア軸方向DRaxへ延びるように形成されており、更に、側板部262a、262bそれぞれのドア軸方向DRax外側へ回り込むようにも形成されている。
第1シール部材267aは、図7に示すように、第1鍔状部266aに貼り付けられて固定されている。詳細には、第1シール部材267aは、第1鍔状部266aの一方の面266gから他方の面266hへ第1挿通溝268aと第2挿通溝268bとをそれぞれ通って回り込むようにして第1鍔状部266aへ貼り付けられている。すなわち、第1シール部材267aは、第1鍔状部266aを一周回るように貼り付けられている。
第2シール部材267bは第2鍔状部266bに貼り付けられて固定されている。詳細には、第2シール部材267bは、第2鍔状部266bの一方の面266iから他方の面266jへ第1挿通溝268aを通って回り込むようにして第2鍔状部266bへ貼り付けられている。
そして、第2鍔状部266bの一方の面266i上では、側板部262aのドア軸方向DRax外側へ回り込むように貼り付けられているが(図4参照)、他方の面266j上ではそのように回り込んではいない(図7参照)。すなわち、側板部262aのドア軸方向DRax外側において他方の面266j上には第2シール部材267bは設けられていない。
また、この第2シール部材267bと同様に、第3シール部材267cは、第3鍔状部266cの一方の面266kと他方の面266mとの両面にわたって貼り付けられて固定されている。このように側板部262a、262bのドア軸方向DRax外側において他方の面266j、266m上にシール部材が設けられていないので、第2ロータリドア26がデフ開放位置(図2参照)にあっても、サイドフェイス吹出口21b、21cを通って空気が吹き出る空気流路が確保される。
第4シール部材267dは、図4および図5に示すように、第4鍔状部266dの一方の面266nの全体にわたって貼り付けられて固定されている。また、第5シール部材267eは第4鍔状部266dの他方の面266pの全体にわたって貼り付けられて固定されている。なお、各鍔状部266a、266b、266c、266dの一方の面266g、266i、266k、266nは何れも、ドア周方向DRcrにおいてドア基板部265の内側を向いた鍔面である。また、他方の面266h、266j、266m、266pは何れも、ドア周方向DRcrにおいてドア基板部265の外側を向いた鍔面である。
図4および図5に示すように、第2ロータリドア26は、上記のシール部材267a、267b、267c、267d、267eに加えて、弾力性を有する第1仕切シール部材269aと第2仕切シール部材269bとを備えている。第1仕切シール部材269aと第2仕切シール部材269bとはそれぞれ、外周ドア部263の外周側に設けられたシール固定部すなわちシール貼付部263a、263b(図8参照)に貼り付けられている。すなわち、仕切シール部材269a、269bは、外周ドア部263に対しその外周側に固定されている。
詳細には、仕切シール部材269a、269bは、ドア径方向DRrd(図4参照)の外側へ膨らんだ湾曲形状を成すように、外周ドア部263のシール貼付部263a、263bにそれぞれ貼り付けられている。
仕切シール部材269a、269bは互いに同じ形状であり同じ材料で構成されている。具体的に、仕切シール部材269a、269bは、図1のIX部分の詳細図である図9に示すように、弾力性を有する発泡ウレタン等で構成された弾性基材269cと、シール貼付部263a、263b側とは反対側の仕切シール部材269a、269bの表面269dを形成する樹脂フィルム269eと、例えば両面テープなどで構成されシール貼付部263a、263b側に設けられた不図示の粘着材とから構成されている。その弾性基材269cと樹脂フィルム269eとは層状に貼り合わされている。樹脂フィルム269eは、例えば表面269dが平滑で撓み易いポリエチレンテレフタレートまたはポリカーボネートなどで構成されている。
ここで、ケース11の仕切部111a、111bは、図8に示すように、ドア径方向DRrd(図4参照)内側へ突き出た仕切リブ111c、111dを有している。そして、その仕切リブ111c、111dは、ドア径方向DRrdにおける仕切リブ111c、111dの内周端に位置するリブ先端部111e、111fを有し、そのリブ先端部111e、111fは、図1に示すように、ドア周方向DRcr(図5参照)へ延びように形成されている。
また、図10に示すように、2つの仕切リブ111c、111dのうち車両左側の仕切リブ111cは第2ロータリドア26の第1挿通溝268aに挿通され、車両右側の仕切リブ111dは第2ロータリドア26の第2挿通溝268bに挿通されている。すなわち、その2つの挿通溝268a、268bは、第2ロータリドア26が仕切リブ111c、111dと干渉することを避けるために設けられている。なお、図10は図1のX−X断面図であり、第1鍔状部266aでのドア周方向DRcrに沿った断面を示す平面で切断されている。図1は第2ロータリドア26のデフ閉塞位置を示しているが、図10では見易い表示とするために、第2ロータリドア26がデフ閉塞位置からデフ開放位置側へ僅かに回動した状態で図示している。
図8に示すように、第2ロータリドア26の第1仕切シール部材269aは、外周ドア部263のシール貼付部263aと仕切リブ111cとの間に挟まれ、第2仕切シール部材269bは、外周ドア部263のシール貼付部263bと仕切リブ111dとの間に挟まれている。
図1および図2から判るように、ドア周方向DRcrにおける仕切シール部材269a、269bの全長のうち仕切シール部材269a、269bがリブ先端部111e、111fに押し当てられる範囲は、第2ロータリドア26の回動に伴って増減する。但し、仕切シール部材269a、269bは、第2ロータリドア26が何れの回動位置にあっても、リブ先端部111e、111fから離れることはなく、リブ先端部111e、111fに対してドア径方向DRrdにそれぞれ押し当てられている。そして、仕切シール部材269a、269bは、ドア回動軸261a、261bを中心とした第2ロータリドア26の回動と共にリブ先端部111e、111fに対してそれぞれ摺動する。
図5に示すように、仕切シール部材269a、269bは、ドア周方向DRcrにおける車両後方側の一端に、非摺動部269f、269gをそれぞれ備えている。仕切シール部材269a、269bは、その非摺動部269f、269gがリブ先端部111e、111f(図1参照)に対しドア径方向DRrd(図4参照)の内側に離れて配置されるように曲げられてシール貼付部263a、263bに貼り付けられている。これにより、仕切シール部材269a、269bの非摺動部269f、269gは、第2ロータリドア26が何れの回動位置へ回動しても、リブ先端部111e、111fに対しドア径方向DRrdの内側へ離れた状態を維持する。
この仕切シール部材269a、269bの非摺動部269f、269gに対して、図5および図7に示すように、第2ロータリドア26は、外周ドア部263から延設されたストッパ263c、263dを備えている。このストッパ263c、263dは、非摺動部269f、269gが外周ドア部263のシール貼付部263a、263bから剥がれることを防ぐための係止部である。ストッパ263c、263dは、非摺動部269f、269gの貼付面269h側とはその非摺動部269f、269gを挟んだ反対側に配置されている。ストッパ263c、263dは、非摺動部269f、269gに接していても良いし、図5のように非摺動部269f、269gから僅かに離れていてもよい。なお、仮に非摺動部269f、269gが外周ドア部263から剥がれたとすると、非摺動部269f、269gにおける樹脂フィルム269eのエッジがリブ先端部111e、111fに摺動しそれに起因して摺動音が拡大するが、ストッパ263c、263dは非摺動部269f、269gの剥がれを防止しているので、その摺動音の拡大が防止されている。
また、外周ドア部263は、シール貼付部263a、263bのうち上記非摺動部269f、269gが貼り付けられている部位に、その非摺動部269f、269g側へ突き出た凸部263e、263fを備えている。この凸部263e、263fは、非摺動部269f、269gをドア径方向DRrd(図4参照)の内側から外側へ局所的に窪ませている。
図1に示すように、ケース11にはシール押付部113、114、115、116が設けられている。そして、第2ロータリドア26がデフ開放位置(図2参照)へ回動されると、第1シール部材267a、第2シール部材267b、および第3シール部材267cがシール押付部113へ押し付けられると共に、第4シール部材267dがシール押付部114へ押し付けられる。
逆に、第2ロータリドア26がデフ閉塞位置(図1参照)へ回動されると、第1シール部材267a、第2シール部材267b、および第3シール部材267cがシール押付部115へ押し付けられると共に、第5シール部材267eがシール押付部116へ押し付けられる。これにより、各シール部材267a、267b、267c、267d、267eが押し付けられた部位において空気流れが阻止される。
上記4つのシール押付部113、114,115、116のうちのシール押付部115が、図10に示されている。このシール押付部115は、デフロスタ開口部20とフェイス開口部21との境界部分に設けられている(図1参照)。図10に示すように、シール押付部115に対しては、第2ロータリドア26がデフ開放位置からデフ閉塞位置へ回動されたときに、第1シール部材267aと第2シール部材267bと第3シール部材267cとがフェイス開口部21(図1参照)側からドア周方向DRcr(図5参照)に押し付けられる。
シール押付部115のうち車両左側の仕切リブ111cにつながる箇所には、一対を成す第1押付面115aと第2押付面115bとが形成され、車両右側の仕切リブ111dにつながる箇所には、一対を成す第3押付面115cと第4押付面115dとが形成されている。
その第1押付面115aには、図10のXI部分の詳細図である図11に示すように、ドア軸方向DRax(図4参照)における第1鍔状部266aの第1挿通溝268a側の端部266rが第1シール部材267aを介して押し付けられる。それと共に、第2押付面115bには、第2鍔状部266bの第1挿通溝268a側の端部266sが第2シール部材267bを介して押し付けられる。
そして、第1押付面115aおよび第2押付面115bは、図11のようにドア径方向DRrdから見たときに、ドア周方向DRcrおよびドア軸方向DRaxに対して傾斜し且つ仕切リブ111cから離れる方向を向くように形成されている。詳細に言えば、第1押付面115aおよび第2押付面115bは、ドア径方向DRrdから見たときに、仕切リブ111cを挟んで対称的に配置されている。
更に、第1鍔状部266aの上記端部266rは、第1押付面115aに対向するように形成された第1対向面266tを有している。それと共に、第2鍔状部266bの上記端部266sは、第2押付面115bに対向するように形成された第2対向面266uを有している。
なお、第1鍔状部266aの上記端部266rはその第1鍔状部266a全体の中でドア周方向DRcrすなわち厚み方向に膨らんだ形状を成しており、同様に、第2鍔状部266bの上記端部266sはその第2鍔状部266b全体の中でドア周方向DRcrに膨らんだ形状を成している。詳細には、第1鍔状部266aはその端部266rにおいて局所的にシール押付部115側へ膨らんだ形状を成し、第2鍔状部266bもその端部266sにおいて局所的にシール押付部115側へ膨らんだ形状を成している。
そして、シール押付部115には、上記それぞれの端部266r、266sの膨らみに合わせて凹み115h、115iが形成されている。具体的に、第1鍔状部266aの端部266rに対応する凹み115hは、第1シール部材267aが第1鍔状部266aとシール押付部115との間で端部266rにおいて局所的に強く圧縮されずに第1シール部材267a全体として均等に圧縮されるように形成されている。これと同様に、第2鍔状部266bの端部266sに対応する凹み115iは、第2シール部材267bが第2鍔状部266bとシール押付部115との間で端部266sにおいて局所的に強く圧縮されずに第2シール部材267b全体として均等に圧縮されるように形成されている。
上記と同様に、第3押付面115cには、図10に示すように、第1鍔状部266aの第2挿通溝268b側の端部266vが第1シール部材267aを介して押し付けられる。それと共に、第4押付面115dには、第3鍔状部266cの第2挿通溝268b側の端部266wが第3シール部材267cを介して押し付けられる。第3、第4押付面115c、115dも上記の第1、第2押付面115a、115bと同様であるので、詳細な説明は省略する。また、第2挿通溝268bを挟んで配置された各端部266v、266wの形状も上述の第1挿通溝268aを挟んで配置された各端部266r、266sの形状と同様であり、それら端部266v、266wに合わせて形成されたシール押付部115の凹み115j、115kの形状も上述の凹み115h、115iの形状と同様であるので、詳細な説明は省略する。
なお、第1、第2ロータリドア25、26は共通の吹出モードドア操作機構(図示せず)により連動操作される。具体的には、第1、第2ロータリドア25、26の回動軸が、ケース11の左右の側壁部の外部において不図示のリンク機構を介して共通の吹出モードドア操作機構に連結する。この吹出モードドア操作機構としては、通常、モータを用いたアクチュエータ機構を使用するが、アクチュエータ機構でなく、手動操作機構を使用してもよい。
次に、空調ユニット10の作動を説明する。図1は空調ユニット10のフェイスモード時を示しており、そのフェイスモード時には、図1に示すように、第1ロータリドア25はフット閉塞位置に位置決めされ、第2ロータリドア26はデフ閉塞位置に位置決めされる。これにより、デフロスタ開口部20およびフット開口部22は閉塞される一方で、センターフェイス吹出口21aおよびサイドフェイス吹出口21b、21cは最大開度とされる。そして、空気混合部19からの空気は、専らセンターフェイス吹出口21aおよびサイドフェイス吹出口21b、21cから車室内へ吹き出される。
図2は空調ユニット10のフットモード時を示しており、そのフットモード時には、図2に示すように、第1ロータリドア25はフット開放位置に位置決めされ、第2ロータリドア26はデフ開放位置に位置決めされる。これにより、センターフェイス吹出口21aは閉塞され、サイドフェイス吹出口21b、21cは最小開度とされる。そして、空気混合部19からの空気の殆どはフット開口部22から車室内へ吹き出され、その残余である少量の空気がサイドフェイス吹出口21b、21cとデフロスタ開口部20とから車室内へ吹き出される。
空調ユニット10の吹出モードは、上記のフェイスモードおよびフットモード以外に、例えば、バイレベルモードとフットデフモードとデフモードにも切り替えられる。空調ユニット10のバイレベルモード時には、第1ロータリドア25はフット閉塞位置とフット開放位置との間の中間位置に位置決めされ、第2ロータリドア26はデフ閉塞位置に位置決めされる。これにより、センターフェイス吹出口21a、サイドフェイス吹出口21b、21c、およびフット開口部22から空調風が吹き出される。
また、フットデフモード時には、第1ロータリドア25は中間位置に位置決めされ、第2ロータリドア26はデフ開放位置に位置決めされる。これにより、デフロスタ開口部20、サイドフェイス吹出口21b、21c、およびフット開口部22から空調風が吹き出される。
また、デフモード時には、第1ロータリドア25はフット閉塞位置に位置決めされ、第2ロータリドア26はデフ開放位置に位置決めされる。これにより、空調風の殆どはデフロスタ開口部20から吹き出し、少量の空調風がサイドフェイス吹出口21b、21cから吹き出す。
上述したように、本実施形態によれば、第2ロータリドア26は、外周ドア部263に対しその外周側に固定された第1仕切シール部材269a及び第2仕切シール部材269bを有し、それらの仕切シール部材269a、269bは外周ドア部263と仕切リブ111c、111dとの間にそれぞれ挟まれている。そして、それらの仕切シール部材269a、269bは、リブ先端部111e、111fに対してドア径方向DRrdに押し当てられており、ドア回動軸261a、261bを中心とした第2ロータリドア26の回動と共にリブ先端部111e、111fに対して摺動する。
従って、第2ロータリドア26のデフ開放位置において、第1仕切シール部材269aは、車両左側のサイドフェイス吹出口21bからセンターフェイス吹出口21aへの空気の流込みを十分に抑え、第2仕切シール部材269bは、車両右側のサイドフェイス吹出口21cからセンターフェイス吹出口21aへの空気の流込みを十分に抑えるようにシールすることができる。その結果、第2ロータリドア26は、デフ開放位置に位置決めされているときに、第1、第2仕切シール部材269a、269bと第4シール部材267dとにより、センターフェイス吹出口21aからの空気吹出しを十分に抑えることが可能である。
更に、仕切リブ111c、111dは仕切部111a、111bにおいてドア径方向DRrdの内側へ突き出たリブであるので、図3のようにフェイス開口部21を正面から見たときに、仕切部111a、111bの表面に貼り付けられるパッキン30、31よりも狭小な幅で形成される。すなわち、仕切リブ111c、111dは、何れのフェイス吹出口21a、21b、21cを狭めるようにも構成されてはいない。従って、センターフェイス吹出口21aがセンターフェイス吹出口21aとサイドフェイス吹出口21b、21cとの間のシール構造に起因してドア軸方向DRaxに狭くなることを回避することができる。例えばシール構造が原因でセンターフェイス吹出口のドア軸方向の幅が狭められている特許文献1の空調ユニットのロータリドア構造を採用する場合と比較して、センターフェイス吹出口21aからの吹出風量を大きくすることが容易である。
また、本実施形態によれば、第2ロータリドア26は、第1仕切シール部材269aおよび第2仕切シール部材269bの非摺動部269f、269gが外周ドア部263のシール貼付部263a、263bから剥がれることを防ぐためのストッパ263c、263dを備えている。従って、第1仕切シール部材269aおよび第2仕切シール部材269bの耐久性を確保しつつ、それらの仕切シール部材269a、269bを湾曲させてシール貼付部263a、263bへ貼り付けることができる。
また、本実施形態によれば、外周ドア部263に設けられた凸部263e、263fは、第1仕切シール部材269aおよび第2仕切シール部材269bの非摺動部269f、269gをドア径方向DRrdの内側から外側へ局所的に窪ませている。そのため、その凸部263e、263fが無い構成と比較して、仕切シール部材269a、269bを、リブ先端部111e、111fに対する摺動部分の厚みが不均一にならないように外周ドア部263のシール貼付部263a、263bへ貼り付けることが容易である。例えば、剛性のある樹脂フィルム材が樹脂フィルム269eとして用いられ、かつシール貼付部263a、263bの貼付表面の曲率半径が小さい場合においても、凸部263e、263fの反発力により仕切シール部材269a、269bを均一な上記摺動部分の厚みで貼り付けることが可能である。
また、本実施形態によれば、シール押付部115の第1押付面115aおよび第2押付面115bは、図11のようにドア径方向DRrdから見たときに、ドア周方向DRcrおよびドア軸方向DRaxに対して傾斜し且つ仕切リブ111cから離れる方向を向くように形成されている。そして、第1押付面115aには、ドア軸方向DRaxにおける第1鍔状部266aの第1挿通溝268a側の端部266rが第1シール部材267aを介して押し付けられ、それと共に、第2押付面115bには、第2鍔状部266bの第1挿通溝268a側の端部266sが第2シール部材267bを介して押し付けられる。
そのため、第1押付面115aに作用する押圧力のドア軸方向DRax成分と第2押付面115bに作用する押圧力のドア軸方向DRax成分とが互いに打ち消し合う。また、第2ロータリドア26を回動させる駆動力は第1鍔状部266aおよび第2鍔状部266bをドア周方向DRcrに押すように作用する一方で、その駆動力の作用方向すなわちドア周方向DRcrに対して、上記押圧力の作用方向は傾いている。
従って、シール部材267a、267bが押付面115a、115bに対してそれぞれ押圧される過程において、シール部材267a、267bは、そのシール部材267a、267bが移動する方向に対して傾いた押付面115a、115b上を僅かに滑りながら圧縮される。そのため、上記押付面115a、115bがドア周方向DRcrに直交している構成と比較して、第2ロータリドア26を回動させる回動力に対する反力の変化が緩やかとなり、例えば手動操作機構によって第2ロータリドア26が回動させられる場合等において第2ロータリドア26の良好な操作フィーリングを確保することができる。また、押付面115a、115bへ押し付けられるときのシール部材267a、267bに対する負荷が低減されるので、シール部材267a、267bの耐久性向上を図ることが可能である。
また、本実施形態によれば、図11に示すように、第1鍔状部266aの端部266rは、第1押付面115aに対向するように形成された第1対向面266tを有し、第2鍔状部266の端部266sは、第2押付面115bに対向するように形成された第2対向面266uを有している。従って、第1、第2押付面115a、115bに対し第1、第2シール部材267a、267bがそれぞれ面で押し付けられるので、第1、第2シール部材267a、267bの耐久性低下を防止することが可能である。また、第1対向面266tおよび第2対向面266uは、上記押付面115a、115bが傾いていることの効果を促すように作用するので、第1、第2シール部材267a、267bの耐久性向上を図ることが可能である。
また、本実施形態によれば、図10に示すように、第1シール部材267aは、一方の面266gから他方の面266hへ第1挿通溝268aと第2挿通溝268bとをそれぞれ通って回り込むようにして第1鍔状部266aへ貼り付けられており、第1鍔状部266aの端部266r、266vは、その第1鍔状部266aの中でドア周方向DRcrに膨らんだ形状を成している。従って、第1シール部材267aを一方の面266gから他方の面266hへUターンするように貼り付ける際に、上記端部266r、266vが膨らんでいない構成と比較して、端部266r、266vにおける第1シール部材267aの曲がり半径が大きくなるので、その端部266r、266vまわりでの第1シール部材267aの厚みの均一性を確保しやすい。そのため、上記端部266r、266vまわりにおいて第1シール部材267aのシール性を確保することが容易である。このことは、第2シール部材267bおよび第3シール部材267cについても同様である。
また、本実施形態によれば、シール押付部115には、第1鍔状部266aの端部266r、266vの膨らみに合わせて凹み115h、115jが形成されているので、シール押付部115と第1鍔状部266aとの間で第1シール部材267a全体を均等な圧縮率で圧縮してシール性を満遍なく確保することが可能である。このことは、第2シール部材267bおよび第3シール部材267cについても同様である。
また、本実施形態によれば、第1押付面115aおよび第2押付面115bは、ドア径方向DRrdから見たときに、仕切リブ111cを挟んで対称的に配置されているので、対称的でない構成と比較して、第1押付面115aに作用する押圧力のドア軸方向DRax成分と第2押付面115bに作用する押圧力のドア軸方向DRax成分との絶対値の相互差を小さくすることができる。すなわち、上記2つのドア軸方向DRax成分の向きは互いに反対向きであるので、上記2つの押圧力が第2ロータリドア26をドア軸方向DRaxへ押す作用を小さく抑えることができる。
また、本実施形態によれば、第1仕切シール部材269aおよび第2仕切シール部材269bは、仕切リブ111c、111dと摺動する側の表面269dを形成する樹脂フィルム269eを有している。従って、仕切リブ111c、111dを滑らかに摺動させ、例えば摺動音および摺動抵抗を低く抑えることが可能である。
また、本実施形態によれば、図1に示すように、仕切部111aの仕切リブ111c、111dは第2ロータリドア26の外周ドア部263に対しドア径方向DRrdの外側に構成され、外周ドア部263に対しドア径方向DRrdの内側には及んでいない。従って、第2ロータリドア26がデフ閉塞位置にあるときに空気混合部19からフェイス吹出口21a、21b、21cへ流れる空気の通風抵抗を低く抑えることが可能である。
また、本実施形態によれば、第2ロータリドア26の第4鍔状部266dおよび第5シール部材267eはデフロスタ開口部20においてシール機能を発揮する部位であり、第4鍔状部266dおよび第5シール部材267eのドア軸方向DRaxの幅がセンターフェイス吹出口21aの幅よりも長くなっている。すなわち、第4鍔状部266dおよび第5シール部材267eの幅がセンターフェイス吹出口21aの幅以内には制限されず、第4鍔状部266dおよび第5シール部材267eによってシールされるデフロスタ開口部20のドア軸方向DRaxの幅を大きくすることが容易である。その結果として、デフロスタ開口部20からの吹出風量を大きく確保することが容易である。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態では、前述の第1実施形態と異なる点を主として説明し、第1実施形態と同一または均等な部分については省略または簡略化して説明する。
本実施形態の特徴が図12に表されている。その図12は、デフモード時における図3のXII−XII断面図である。図12に示すように、外周ドア部263は、その外周ドア部263においてドア回動軸261a、261b側すなわちドア径方向DRrd内側に形成された内向き面263iを有している。そして、その内向き面263iは、二点鎖線Lcrvのように湾曲しておらず、平面的に構成されている。
本実施形態によれば、外周ドア部263の内向き面263iが平面的に構成されているので、第2ロータリドア26がデフ開放位置にあるときに内向き面263iに沿ってデフロスタ開口部20へ向かう空気(矢印ARfw参照)の通風路の幅変化を、矢印AR1、AR21、AR3に示すように抑えることができる。これに対し、例えば二点鎖線Lcrvのように内向き面263iが湾曲しているとすれば、矢印AR1、AR22、AR3に示すように上記通風路の幅変化が大きくなる。
従って、本実施形態では、外周ドア部263の内向き面263iが湾曲している構成と比較して、上記通風路の通風抵抗を低くすることが可能である。その結果として、矢印ARfwのように外周ドア部263の内向き面263i側を空気が流れる場合、例えばデフモード時に連通路27(図1参照)からデフロスタ開口部20へ空気が流れる場合に、その風量を増加させることが容易である。
(他の実施形態)
(1)上述の各実施形態において、第1仕切シール部材269aおよび第2仕切シール部材269bは樹脂フィルム269e(図9参照)を備えているが、図13に示すように、その樹脂フィルム269eにおいて仕切リブ111c、111dが摺動する部位に、仕切リブ111c、111dの摺動方向すなわちドア周方向DRcrに延びたスリット269i、269jが設けられていても差し支えない。図13は、図4に相当する図であって、上述の各実施形態の第1の変形例を示した図である。
図13のようにスリット269i、269jが設けられていれば、仕切リブ111c、111dの押圧によって、仕切シール部材269a、269b特にその中の樹脂フィルム269eが変形しやすくなるので、仕切リブ111c、111dの摺動抵抗を減らすことが可能である。なお、図13のスリット269i、269jは、仕切シール部材269a、269bの表面269dから切り込まれて形成されているが、仕切シール部材269a、269bを貫通していても貫通していなくてもよい。また、スリット269i、269jは樹脂フィルム269eだけを貫通するように形成されていてもよいし、樹脂フィルム269eだけでなく弾性基材269cにまで及ぶように形成されていてもよい。また、そのスリット269i、269jは、樹脂フィルム269eに対し、樹脂フィルム269eを貫通しないように弾性基材269c側から切り込まれて形成されていてもよい。
(2)上述の各実施形態において、第1仕切シール部材269aと第2仕切シール部材269bとはそれぞれ、図8に示すように外周ドア部263のシール貼付部263a、263bに貼り付けられているが、そのシール貼付部263a、263bは、図8に示す形状とは異なる形状を成していても差し支えない。例えば、上述の各実施形態の第2の変形例を示した図であって図8のXIV部分に相当する部位を示した図である図14のようであってもよい。
図14の変形例では、シール貼付部263aにおいてリブ先端部111eに対し第1仕切シール部材269aを挟んでドア径方向DRrdに対向する部位には、仕切リブ111cの摺動方向に延びた溝263gが設けられている。また、それと同様に、シール貼付部263bにおいてリブ先端部111fに対し第2仕切シール部材269bを挟んでドア径方向DRrdに対向する部位には、仕切リブ111dの摺動方向に延びた溝263hが設けられている。このようにすれば、仕切リブ111c、111dの押圧によって、仕切シール部材269a、269b特にその中の樹脂フィルム269eが変形しやすくなるので、仕切リブ111c、111dの摺動抵抗を減らすことが可能である。なお、図14は第2仕切シール部材269bまわりの詳細図であるが、図14では第1仕切シール部材269aおよびそれに関連する各要素の符号が括弧書きで示されている。
(3)上述の各実施形態において、仕切シール部材269a、269bは非摺動部269f、269gをそれぞれ備えているが、図15に示すように、その非摺動部269f、269gには、樹脂フィルム269e(図9参照)が局所的に破断している破断部269k、269mが設けられていても差し支えない。図15は、図7に相当する図であって、上述の各実施形態の第3の変形例を示した図である。上記破断部269k、269mはスリット形状を成しているが、破断部269k、269mの形状に限定はない。また、破断部269k、269mは樹脂フィルム269eに形成されていればよく、例えば、樹脂フィルム269eだけを貫通するように形成されていてもよいし、樹脂フィルム269eおよび弾性基材269cを貫通するように形成されていてもよい。
(4)上述の各実施形態において、フェイス開口部21は、2つのサイドフェイス吹出口21b、21cを備えているが、車室内への導風配管によっては、一方のサイドフェイス吹出口21cは無くても差し支えない。
(5)上述の各実施形態において、第1仕切シール部材269aおよび第2仕切シール部材269bによるシール構造は第2ロータリドア26に適用されているが、その第2ロータリドア26に限定して適用されるわけではない。
(6)上述の第2実施形態において、第2ロータリドア26の外周ドア部263の内向き面263iは平面的に構成されているが、このような外周ドア部263の構成は第2ロータリドア26に限るものではなく、例えば、第1ロータリドア25が同様の構成を備えていても差し支えない。
(7)上述の各実施形態において、蒸発器13およびヒータコア15は縦配置されているが、蒸発器13およびヒータコア15はケース11内の空気流れに応じて何れの方向を向いて配置されていても構わない。
(8)上述の各実施形態において、エアミックスドア14はスライド式のドアであるが、一軸を中心に回動する板状ドア等の他の形式のドアであっても差し支えない。
(9)上述の各実施形態において、例えばヒータコア15を通過した温風は温風ガイド壁11dによりガイドされて温風通路18を上方側へ向かって流れるが、各開口部へ至る空気の流れ方向に特に限定はない。
(10)上述の各実施形態において、側板部262a、262bは、図5に示すような形状を成しているが、このような形状に限られるものではない。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。また、上記各実施形態において、構成要素等の材質、形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の材質、形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その材質、形状、位置関係等に限定されるものではない。
111a、111b 仕切部
111c、111d 仕切リブ
111e、111f リブ先端部
21 フェイス開口部(第1開口部)
21a センターフェイス吹出口(第1空気吹出口)
21b、21c サイドフェイス吹出口(第2空気吹出口)
26 第2ロータリドア
261a、261b ドア回動軸
263 外周ドア部
269a 第1仕切シール部材(仕切シール部材)
269b 第2仕切シール部材(仕切シール部材)

Claims (18)

  1. ドア回動軸(261a、261b)、および、そのドア回動軸の中心から径方向(DRrd)外側へ所定量離れた位置にてそのドア回動軸と一体に回転する外周ドア部(263)を有しているロータリドア(26)と、
    前記ドア回動軸の径方向での前記外周ドア部に対する外側に配置され前記ロータリドアによって開閉され空気が吹き出す第1開口部(21)、および、その第1開口部を仕切ることにより、前記ドア回動軸の軸方向(DRax)に並ぶ第1空気吹出口(21a)と第2空気吹出口(21b、21c)とを形成する仕切部(111a、111b)を有し、前記第1開口部へと空気が流れる空気通路(27)が形成され、前記ロータリドアを収容しているケース(11)とを備え、
    前記仕切部は、前記径方向において内側へ突き出た仕切リブ(111c、111d)を有し、その仕切リブは、前記ドア回動軸の周方向(DRcr)へ延びるリブ先端部(111e、111f)を有し、
    前記ロータリドアは、前記外周ドア部に対しその外周側に固定され弾力性を有し前記外周ドア部と前記仕切リブとの間に挟まれた仕切シール部材(269a、269b)を有し、
    その仕切シール部材は、前記リブ先端部に対して前記径方向に押し当てられており、前記ドア回動軸を中心とした前記ロータリドアの回動と共に前記リブ先端部に対して摺動し、
    前記ケースは、前記周方向において前記第1開口部と並んで配置され空気が吹き出す第2開口部(20)と、前記第1開口部と前記第2開口部との境界部分に設けられたシール押付部(115)とを有し、
    更に、前記ロータリドアは、前記周方向における前記外周ドア部の縁部に形成された鍔状の第1鍔状部(266a)および第2鍔状部(266b、266c)と、前記第1鍔状部に固定され弾力性を有する第1シール部材(267a)と、前記第2鍔状部に固定され弾力性を有する第2シール部材(267b、267c)とを有し、前記第1空気吹出口を開放する一方で前記第2開口部を閉じる第1回動位置と、前記第1空気吹出口を閉じる一方で前記第2開口部を開放する第2回動位置とに位置決めされるように回動され、
    前記第1鍔状部および前記第2鍔状部は、前記軸方向へ延びるように形成されると共にその軸方向へ互いに並んで配置され、前記仕切リブが挿通される挿通溝(268a、268b)を前記第1鍔状部と前記第2鍔状部との間に形成し、
    前記シール押付部に対しては、前記ロータリドアが前記第2回動位置から前記第1回動位置へ回動されたときに、前記第1シール部材と前記第2シール部材とが前記第1開口部側から前記周方向に押し付けられ、
    前記シール押付部には、前記軸方向における前記第1鍔状部の前記挿通溝側の端部(266r、266v)が前記第1シール部材を介して押し付けられる第1押付面(115a、115c)と、前記第2鍔状部の前記挿通溝側の端部(266s、266w)が前記第2シール部材を介して押し付けられる第2押付面(115b、115d)とが形成されており、
    前記第1押付面および前記第2押付面は、前記径方向から見たときに、前記周方向に対して傾斜し且つ前記仕切リブから離れる方向を向くように形成されていることを特徴とする空調ユニット。
  2. 前記仕切シール部材は、前記径方向の外側へ膨らんだ湾曲形状を成すように前記外周ドア部に貼り付けられており、前記ロータリドアが回動しても前記リブ先端部に対し前記径方向の内側へ離れた状態を維持する非摺動部(269f、269g)を前記周方向における一端に有し、
    前記ロータリドアは、前記外周ドア部から延設され前記非摺動部が前記外周ドア部から剥がれることを防ぐためのストッパ(263c、263d)を有し、
    そのストッパは、前記外周ドア部に貼り付けられている前記非摺動部の貼付面(269h)側とはその非摺動部を挟んだ反対側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の空調ユニット。
  3. 前記外周ドア部は、前記外周ドア部に貼り付けられている前記非摺動部を局所的に窪ませる凸部(263e、263f)を有していることを特徴とする請求項2に記載の空調ユニット。
  4. ドア回動軸(261a、261b)、および、そのドア回動軸の中心から径方向(DRrd)外側へ所定量離れた位置にてそのドア回動軸と一体に回転する外周ドア部(263)を有しているロータリドア(26)と、
    前記ドア回動軸の径方向での前記外周ドア部に対する外側に配置され前記ロータリドアによって開閉され空気が吹き出す第1開口部(21)、および、その第1開口部を仕切ることにより、前記ドア回動軸の軸方向(DRax)に並ぶ第1空気吹出口(21a)と第2空気吹出口(21b、21c)とを形成する仕切部(111a、111b)を有し、前記第1開口部へと空気が流れる空気通路(27)が形成され、前記ロータリドアを収容しているケース(11)とを備え、
    前記仕切部は、前記径方向において内側へ突き出た仕切リブ(111c、111d)を有し、その仕切リブは、前記ドア回動軸の周方向(DRcr)へ延びるリブ先端部(111e、111f)を有し、
    前記ロータリドアは、前記外周ドア部に対しその外周側に固定され弾力性を有し前記外周ドア部と前記仕切リブとの間に挟まれた仕切シール部材(269a、269b)を有し、
    その仕切シール部材は、前記リブ先端部に対して前記径方向に押し当てられており、前記ドア回動軸を中心とした前記ロータリドアの回動と共に前記リブ先端部に対して摺動し、
    更に、前記仕切シール部材は、前記径方向の外側へ膨らんだ湾曲形状を成すように前記外周ドア部に貼り付けられており、前記ロータリドアが回動しても前記リブ先端部に対し前記径方向の内側へ離れた状態を維持する非摺動部(269f、269g)を前記周方向における一端に有し、
    前記ロータリドアは、前記外周ドア部から延設され前記非摺動部が前記外周ドア部から剥がれることを防ぐためのストッパ(263c、263d)を有し、
    そのストッパは、前記外周ドア部に貼り付けられている前記非摺動部の貼付面(269h)側とはその非摺動部を挟んだ反対側に配置され、且つその非摺動部に接しており、
    前記外周ドア部は、前記外周ドア部に貼り付けられている前記非摺動部を局所的に窪ませる凸部(263e、263f)を有しており、
    前記ケースは、前記周方向において前記第1開口部と並んで配置され空気が吹き出す第2開口部(20)と、前記第1開口部と前記第2開口部との境界部分に設けられたシール押付部(115)とを有し、
    更に、前記ロータリドアは、前記周方向における前記外周ドア部の縁部に形成された鍔状の第1鍔状部(266a)および第2鍔状部(266b、266c)と、前記第1鍔状部に固定され弾力性を有する第1シール部材(267a)と、前記第2鍔状部に固定され弾力性を有する第2シール部材(267b、267c)とを有し、前記第1空気吹出口を開放する一方で前記第2開口部を閉じる第1回動位置と、前記第1空気吹出口を閉じる一方で前記第2開口部を開放する第2回動位置とに位置決めされるように回動され、
    前記第1鍔状部および前記第2鍔状部は、前記軸方向へ延びるように形成されると共にその軸方向へ互いに並んで配置され、前記仕切リブが挿通される挿通溝(268a、268b)を前記第1鍔状部と前記第2鍔状部との間に形成し、
    前記シール押付部に対しては、前記ロータリドアが前記第2回動位置から前記第1回動位置へ回動されたときに、前記第1シール部材と前記第2シール部材とが前記第1開口部側から前記周方向に押し付けられ、
    前記シール押付部には、前記軸方向における前記第1鍔状部の前記挿通溝側の端部(266r、266v)が前記第1シール部材を介して押し付けられる第1押付面(115a、115c)と、前記第2鍔状部の前記挿通溝側の端部(266s、266w)が前記第2シール部材を介して押し付けられる第2押付面(115b、115d)とが形成されており、
    前記第1押付面および前記第2押付面は、前記径方向から見たときに、前記周方向に対して傾斜し且つ前記仕切リブから離れる方向を向くように形成されていることを特徴とする空調ユニット。
  5. 前記第1シール部材は、前記第1鍔状部の一方の面(266g)から他方の面(266h)へ前記挿通溝を通って回り込むようにして前記第1鍔状部へ貼り付けられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の空調ユニット。
  6. 前記第1鍔状部の前記端部は、その第1鍔状部の中で前記周方向に膨らんだ形状を成していることを特徴とする請求項に記載の空調ユニット。
  7. 前記第1鍔状部の前記端部は、前記周方向において前記シール押付部側へ膨らんでおり、
    前記シール押付部には、前記第1鍔状部の端部の膨らみに合わせて凹み(115h、115j)が形成されていることを特徴とする請求項に記載の空調ユニット。
  8. 前記第2シール部材は、前記第2鍔状部の一方の面(266i、266k)から他方の面(266j、266m)へ前記挿通溝を通って回り込むようにして前記第2鍔状部へ貼り付けられていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載の空調ユニット。
  9. 前記第2鍔状部の前記端部は、その第2鍔状部の中で前記周方向に膨らんだ形状を成していることを特徴とする請求項に記載の空調ユニット。
  10. 前記第2鍔状部の前記端部は、前記周方向において前記シール押付部側へ膨らんでおり、
    前記シール押付部には、前記第2鍔状部の端部の膨らみに合わせて凹み(115i、115k)が形成されていることを特徴とする請求項に記載の空調ユニット。
  11. 前記第1押付面および前記第2押付面は、前記径方向から見たときに、前記仕切リブを挟んで対称的に配置されていることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1つに記載の空調ユニット。
  12. 前記第1鍔状部の前記端部は、前記第1押付面に対向するように形成された第1対向面(266t)を有し、
    前記第2鍔状部の前記端部は、前記第2押付面に対向するように形成された第2対向面(266u)を有していることを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1つに記載の空調ユニット。
  13. 前記仕切シール部材は、前記仕切リブと摺動する側の表面(269d)を形成する樹脂フィルム(269e)を有していることを特徴とする請求項1ないし12のいずれか1つに記載の空調ユニット。
  14. 前記樹脂フィルムは、ポリエチレンテレフタレートまたはポリカーボネートから構成されていることを特徴とする請求項13に記載の空調ユニット。
  15. 前記樹脂フィルムにおいて前記仕切リブが摺動する部位には、前記仕切リブの摺動方向に延びたスリット(269i、269j)が設けられていることを特徴とする請求項13または14に記載の空調ユニット。
  16. 前記外周ドア部のうち前記仕切シール部材が固定されているシール固定部(263a、263b)において前記リブ先端部に対し前記仕切シール部材を挟んで前記径方向に対向する部位には、前記仕切リブの摺動方向に延びた溝(263g、263h)が設けられていることを特徴とする請求項13ないし15のいずれか1つに記載の空調ユニット。
  17. 前記非摺動部には、前記樹脂フィルムが局所的に破断している破断部(269k、269m)が設けられていることを特徴とする請求項13ないし16のいずれか1つに記載の空調ユニット。
  18. 前記外周ドア部は、その外周ドア部において前記径方向の内側に形成された内向き面(263i)を有し、その内向き面は平面的に構成されていることを特徴とする請求項1ないし17のいずれか1つに記載の空調ユニット。
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