JP6097318B2 - ウェザストリップ付き車体構造 - Google Patents

ウェザストリップ付き車体構造 Download PDF

Info

Publication number
JP6097318B2
JP6097318B2 JP2015018299A JP2015018299A JP6097318B2 JP 6097318 B2 JP6097318 B2 JP 6097318B2 JP 2015018299 A JP2015018299 A JP 2015018299A JP 2015018299 A JP2015018299 A JP 2015018299A JP 6097318 B2 JP6097318 B2 JP 6097318B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flange
weather strip
door opening
outer panel
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015018299A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016141243A (ja
Inventor
怜 末定
怜 末定
正貴 祖田
正貴 祖田
利文 松浦
利文 松浦
真治 中西
真治 中西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Nishikawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Nishikawa Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd, Nishikawa Rubber Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2015018299A priority Critical patent/JP6097318B2/ja
Priority to EP16153843.4A priority patent/EP3050731B1/en
Publication of JP2016141243A publication Critical patent/JP2016141243A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6097318B2 publication Critical patent/JP6097318B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J10/00Sealing arrangements
    • B60J10/80Sealing arrangements specially adapted for opening panels, e.g. doors
    • B60J10/84Sealing arrangements specially adapted for opening panels, e.g. doors arranged on the vehicle body
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/04Door pillars ; windshield pillars

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

本発明は、車体のドア開口をドアで閉じた状態においてドア開口およびドア間をウェザストリップで密封するウェザストリップ付き車体構造に関する。
ウェザストリップ付き車体構造のなかには、ドア開口にウェザストリップが配置され、配置されたウェザストリップの底部がドア開口の接着面に両面接着テープで貼り付けられるものがある。ウェザストリップの底部からドア開口のフランジの内面に沿って延長部が立ち上げられ、延長部の先端からフランジの外面に沿ってリップ部が延びている。
ウェザストリップの底部、延長部およびリップ部がソリッドゴム(硬質ゴム)で一体に形成され、ドア開口にウェザストリップが取り付けられることによりリップ部および延長部間にフランジが嵌合される(例えば、特許文献1参照。)。
特許第2964862号公報
特許文献1のウェザストリップ付き車体構造は、ウェザストリップの底部、延長部およびリップ部がソリッドゴムで一体に形成されている。よって、延長部をフランジで規制することにより、フランジに対してウェザストリップを位置決めすることが可能である。
しかし、ドア開口にウェザストリップが取り付けられた状態においてリップ部および延長部間にフランジが嵌合される。よって、ウェザストリップの組付性を確保するためには、フランジおよびリップ部間に隙間を開ける必要がある。
このため、ウェザストリップの底部がドア開口の接着面に沿って車幅方向に移動し、ウェザストリップの底部を取付位置に貼り付ける作業に手間がかかる。
ここで、フランジに延長部を押し付けながらウェザストリップの底部をドア開口の接着面に貼り付けて、ウェザストリップを取付位置に取り付けることも考えられる。しかし、車両のデザインやドア開口の成形性などからフランジの角度が接着面に対して鈍角になる可能性がある。
この場合、フランジに延長部を押し付けても、ウェザストリップの底部がドア開口の接着面から浮き上がり、底部が接着面に対して車幅方向に移動してしまう。このため、ウェザストリップを車幅方向に位置決めする作業に手間がかかる。
本発明は、ウェザストリップを手間をかけないで取り付けることができ、かつ、フランジの形状に影響されることなくウェザストリップを位置決めできるウェザストリップ付き車体構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車体のドア開口を形成するドア開口部材と、前記ドア開口を開閉するドアと、該ドアを閉じた状態で前記ドア開口および前記ドア間を密封するウェザストリップと、を備えるウェザストリップ付き車体構造において、前記ドア開口部材は、車外側に配置されるアウタパネルと、該アウタパネルよりも車内側に配置されるインナパネルと、を備え、前記アウタパネルは、前記インナパネルに接合され、前記ドア開口を形成するフランジと、該フランジよりも前記ドア開口から離れる側で、かつ車外側に位置し、前記ウェザストリップが接着される接着面と、を有し、前記アウタパネルには、前記接着面および前記フランジ間において、前記接着面に対して略垂直に突出する突出面と、前記接着面および前記フランジが交差するコーナ部が形成され、該コーナ部を介して前記接着面および前記フランジが連続され、前記アウタパネルは、前記接着面および前記フランジに跨り、前記コーナ部よりも車外側に膨出する膨出部を有し、該膨出部に前記突出面が形成され、前記膨出部は、前記突出面を前記フランジに接続する接続面を有し、前記接続面は、前記突出面に対して略垂直に形成され、前記フランジは、前記インナパネルにスポット溶接される溶接点を有し、前記接続面は、前記溶接点の近傍において前記接着面側に凹む凹部を有することを特徴とする。
請求項は、前記ドア開口部材は、前記アウタパネルおよび前記インナパネル間に配置され、前記アウタパネルのフランジに車幅方向において重ね合わされる第2フランジを有する第2アウタパネルを備え、前記フランジおよび前記第2フランジは、前記膨出部が設けられていない部位で重ね合わされることを特徴とする。
請求項は、前記ドア開口部材は、車外側に配置されるフェンダパネルに接続されるキャビン本体と、該キャビン本体から上方に突出するピラー部と、を備え、前記ピラー部に前記アウタパネルを含むことを特徴とする。
請求項1に係る発明では、アウタパネルの接着面およびフランジ間において突出面を形成した。この突出面を接着面に対して略垂直に突出させた。よって、ウェザストリップを接着面に接着する際に、ウェザストリップを突出面に押し付けることによりウェザストリップを接着位置に位置決めできる。
これにより、ウェザストリップを接着面の接着位置(すなわち、取付位置)に手間をかけないで取り付けることができる。
また、接着面およびフランジ間に突出面を形成することにより、突出面をフランジとは個別に設けることができる。よって、フランジの形状に影響されることなく、ウェザストリップを位置決めできるように突出面を形成できる。
これにより、車両のデザインやドア開口の成形性などの観点から接着面に対するフランジの角度が鈍角になった場合でも、ウェザストリップを突出面で取付位置に位置決めできる。
ここで、ウェザストリップを取付位置に取り付ける手段として、通常、ドア開口に金属製のリテーナを別部材で設け、リテーナにウェザストリップを取り付ける方法が採用される。
これに対して、請求項1は、ウェザストリップを突出面に押し付けて接着面に接着することにより、ウェザストリップをドア開口の取付位置に取り付けることができる。これにより、ウェザストリップを取り付けるために、通常用いられるリテーナを除去できるので、重量およびコストを抑えることができる。
また、請求項に係る発明では、接着面およびフランジに跨って膨出部を形成した。よって、コーナ部を膨出部で補強することができ、コーナ部が変形することを防止できる。
これにより、接着面およびフランジ間の角度が大きくなるように開いたり、小さくなるように閉じるように、接着面およびフランジが変形することを防止できる。
また、膨出部に突出面を形成した。すなわち、突出面が接着面側に形成され、膨出部のうち突出面と反対側の部位がフランジ側に形成される。よって、ウェザストリップを突出面に押し付けて接着面に接着する際に、突出面に作用する押圧力をフランジで支えることができる。
これにより、突出面の倒れを防止することができ、ウェザストリップを突出面で取付位置に確実に位置決めできる。
また、請求項に係る発明では、突出面をフランジに接続面で接続し、接続面を突出面に対して略垂直に形成した。すなわち、接続面を押圧力(すなわち、ウェザストリップを突出面に押し付けることにより作用する押圧力)と同じ方向に延ばすことができる。よって、押圧力を接続面を経てフランジに効率よく伝えることができる。
これにより、押圧力をフランジで良好に支えることができ、突出面の倒れをより確実に防止できる。
また、請求項に係る発明では、接続面に凹部を形成し、凹部を溶接点の近傍に配置した。これにより、溶接点をインナパネルにスポット溶接する際に、スポット溶接用の機器(スポットガン)を凹部に受け入れることができ、機器が接続面に干渉することを防止できる。
また、接続面に凹部を形成することにより、接続面を凹凸形状とすることができる。これにより、接続面の剛性(すなわち、突出面を支持する支持剛性)を高めることができ、接続面で突出面を良好に支持できる。
請求項に係る発明では、膨出部が設けられていない部位においてフランジおよび第2フランジを重ね合わせた。これにより、膨出部で補強されていない部位(特に、フランジ)を第2フランジで補強することにより、フランジが変形することを第2フランジで防止できる。
請求項に係る発明では、キャビン本体からピラー部を上方に突出させた。ピラー部がキャビン本体から上方に突出されることにより、ピラー部はキャビン本体と比べて剛性が低く構成される可能性が高い。
そこで、ピラー部にアウタパネルを含ませた。よって、アウタパネルには膨出部が形成され、膨出部でアウタパネル(特に、コーナ部)が補強されている。これにより、剛性の高いアウタパネルでピラー部の剛性を高めることができる。
本発明に係るウェザストリップ付き車体構造を示す側面図である。 図1の車体側部からサッシュレスドアを分解した状態を示す側面図である。 図2のドア開口から前後のウェザストリップを分解した状態を示す側面図である。 図2の後ウェザストリップを示す斜視図である。 図3の5部拡大図である。 図5の後ピラー部を示す分解側面図である。 図1の7−7線断面図である。 図1の8−8線断面図である。 図8の上アウタパネルから後ウェザストリップを分解した状態を示す断面図である。 図5の10部拡大図である。 図9の11部拡大図である。 図10の12−12線断面図である。 本発明に係る上アウタパネルのフランジおよびインナパネルの上半部のフランジをスポット溶接で接合する例を説明する図である。 本発明に係る突出面に作用する押圧力を支える例を説明する図である。 本発明に係るサッシュレスドアの窓ガラスを上昇させる際に、窓ガラスによる後ウェザストリップのずれを抑える例を説明する図である。 本発明に係るサッシュレスドアを閉じる際に、窓ガラスによる後ウェザストリップのずれを抑える例を説明する図である。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前(Fr)」、「後(Rr)」、「左(L)」、「右(R)」は運転者から見た方向にしたがう。
実施例に係るウェザストリップ付き車体構造10について説明する。以下、ウェザストリップ付き車体構造10を車体構造10と略記する。
図1、図2に示すように、車体構造10は、車体側部(車体)11に設けられるドア開口部材12と、ドア開口部材12のドア開口13を開閉するサッシュレスドア(ドア)15と、ドア開口13の車体後方側に設けられる後ウェザストリップ(ウェザストリップ)17と、ドア開口13の車体前方側に設けられる前ウェザストリップ(ウェザストリップ)18とを備えている。
また、車体構造10は、ドア開口部材12の後キャビン本体21に設けられる後フェンダパネル22と、ドア開口部材12の後ピラー部23に設けられる後外装部材24と、ドア開口部材12の前キャビン本体25(図3参照)に設けられる前フェンダパネル26と、ドア開口部材12の前ピラー部27(図3参照)に設けられる前外装部材28とを備えている。
サッシュレスドア15は、ドア開口13の前周縁部にドアヒンジ(図示せず)を介して開閉自在に形成されるドア本体31と、ドア本体31に昇降自在に支持される窓ガラス32とを備えている。
サッシュレスドア15が閉じられた状態において、サッシュレスドア15およびドア開口13間が後ウェザストリップ17や前ウェザストリップ18で密封(シール)される。
ここで、サッシュレスドア15とは、ドア本体31の上方に窓ガラス32を支える窓枠を備えていないドアをいう。
図3、図4に示すように、ドア開口部材12に車体側部11のドア開口13が形成され、ドア開口13の上方にルーフ開口14が形成されている。
ドア開口13の後部13aおよびルーフ開口14の後部14aに後ウェザストリップ17が取り付けられる。また、ドア開口13の前部13bおよびルーフ開口14の前部14bに前ウェザストリップ18が取り付けられる。
ドア開口部材12は、ドア開口13の後部13a下半部を形成する後キャビン本体21と、ドア開口13の後部13a上半部を形成する後ピラー部23と、ドア開口13の前部13b下半部を形成する前キャビン本体25と、ドア開口13の前部13b上半部を形成する前ピラー部27とを備えている。
ドア開口13の後部13a下半部および後部13a上半部でドア開口13の後部13aが形成される。また、ドア開口13の前部13b下半部および前部13b上半部でドア開口13の前部13bが形成される。
ドア開口13の後部13aおよびドア開口13の前部13bは類似構成であり、以下、ドア開口13の後部13aについて説明してドア開口13の前部13bの説明を省略する。また、ルーフ開口14の後部14aおよびルーフ開口14の前部14bは類似構成であり、以下、ルーフ開口14の後部14aについて説明してルーフ開口14の前部14bの説明を省略する。
さらに、後キャビン本体21および前キャビン本体25は類似構成であり、以下、後キャビン本体21について説明して前キャビン本体25の説明を省略する。加えて、後ピラー部23および前ピラー部27は類似構成であり、以下、後ピラー部23について説明して前ピラー部27の説明を省略する。
後キャビン本体21の車外34側に後フェンダパネル22が接続されることにより、後フェンダパネル22が車外34側に露出される状態に配置される。
後キャビン本体21から後ピラー部23が上方に突出される。後ピラー部23の車外34側に後外装部材24が接続されることにより、後外装部材24が車外34側に露出される状態に配置される。
図5、図6に示すように、ドア開口部材12は、ドア開口13の後部13aを形成する上アウタパネル(アウタパネル)41、インナパネル42および下アウタパネル(第2アウタパネル)43を備えている。ドア開口13の後部13a上方にルーフ開口14の後部14aが形成され、ルーフ開口14の後部14aが後ルーフレール44で形成されている。
後ルーフレール44に上アウタパネル41の上端部41aやインナパネル42の上端部42aが接合される。
インナパネル42は、後フェンダパネル22および後外装部材24の車内35(図4参照)側に配置される。具体的には、インナパネル42の下半部42bが後フェンダパネル22の車内35側に配置され、インナパネル42の上半部42cが後外装部材24の車内35側に配置される。
インナパネル42の下半部42bの車外34側、すなわち、インナパネル42の下半部42bおよび後フェンダパネル22(図6参照)間に下アウタパネル43が配置される。
インナパネル42の下半部42bのフランジ46と下アウタパネル43のフランジ48とが車幅方向において重ね合わされる状態でヘミング加工により接合される。さらに、ヘミング加工で接合された各フランジ46,48がスポット溶接で接合される。
また、インナパネル42の上半部42cの車外34側、すなわち、インナパネル42の上半部42cおよび後外装部材24間に上アウタパネル41が配置される。さらに、上アウタパネル41の下部(以下、アウタ下部という)41bが下アウタパネル43の上部(以下、アウタ上部という)43aより車外34側に配置される。
アウタ下部41bは、上アウタパネル41の膨出部55(後述する)を避けるように、膨出部55の下方の部位を形成する。すなわち、アウタ下部41bにより、膨出部55が設けられていない部位が形成される。
図7に示すように、インナパネル42の上半部42cのフランジ47、アウタ下部41bのフランジ54aおよびアウタ上部43aのフランジ(第2フランジ)48aが車幅方向において重ね合わされる状態でヘミング加工により接合される。
さらに、ヘミング加工で接合された各フランジ47,54a,48aがスポット溶接で接合される。
図8に示すように、上アウタパネル41は、インナパネル42の上半部42cより車幅方向外側で、かつ、車外34側に対向するように配置される。上アウタパネル41の接着面52に後ウェザストリップ17が車幅方向において車外34側から両面接着テープ49で接着される。これにより、上アウタパネル41に後ウェザストリップ17が取り付けられる。
図9、図10に示すように、上アウタパネル41は、後外装部材24の車幅方向内側に配置されるパネル本体51と、パネル本体51の前端部51aに連結する接着面52と、接着面52の前端部52aに連結するコーナ部53と、コーナ部53の前端部53aに連結するフランジ54と、接着面52およびフランジ54に跨る膨出部55とを有する。
上アウタパネル41のフランジ54は、コーナ部53の前端部53aから車体前方に向けて張り出され、複数の溶接点57を有する。上アウタパネル41のフランジ54(但し、アウタ下部41bのフランジ54aを除く)が、インナパネル42の上半部42cのフランジ47に車幅方向において重ね合わされる。
上アウタパネル41のフランジ54およびインナパネル42の上半部42cのフランジ47が重ね合わされた状態で、各フランジ54,47がヘミング加工により接合される。
上アウタパネル41のフランジ54およびインナパネル42の上半部42cのフランジ47がヘミング加工により接合された状態において、各フランジ54,47が複数の溶接点57においてスポット溶接で接合される。この状態において、上アウタパネル41よりも車内35側にインナパネル42の上半部42cが配置される。
ヘミング加工された各フランジ54,47の前縁でドア開口13の後部13a上半部が形成される。
コーナ部53の後端部53bに接着面52の前端部52aが連結される。接着面52は、コーナ部53の後端部53bから車体後方側で、かつ、車幅方向において車外34側に向けて傾斜状に張り出される。よって、接着面52がフランジ54に対して傾斜角θ1で傾斜される。
傾斜された接着面52は、フランジ54よりもドア開口13の後部13aから車体後方に離れる側で、かつ車幅方向において車外34側に配置される。接着面52の後端部52bがパネル本体51の前端部51aに連結される。
よって、接着面52がパネル本体51およびコーナ部53に支持される。この状態において、コーナ部53の後端部53bから接着面52が傾斜状に張り出された状態に保持される。保持された接着面52の外面に、後ウェザストリップ17のベース71が両面接着テープ49により車幅方向において車外34側から接着される。
また、接着面52およびフランジ54間で、かつ、接着面52およびフランジ54が交差する部位にコーナ部53が形成される。すなわち、コーナ部53を介して接着面52およびフランジ54が連続される。
このコーナ部53は、車内35側に膨出するように稜線状に形成される。よって、コーナ部53が車外34側に対して凹形に開いた状態に形成される。
さらに、接着面52の前端部近傍52cおよびフランジ54の車体前後方向中央54bに跨るように膨出部55が形成される。
膨出部55は、絞り加工で形成されることにより、接着面52およびフランジ54に跨るようにフランジ54より車外34側に膨出されている。よって、接着面52およびフランジ54間のコーナ部53が膨出部55で補強され、コーナ部53の変形が防止される。
これにより、接着面52およびフランジ54間の角度θ1が大きくなるように開いたり、小さくなるように閉じることを抑え、接着面52やフランジ54の変形を防止できる。
この膨出部55は、突出面61、第2接続面(接続面)63、第1接続面62、稜線面64および第3接続面65を有する。
図11に示すように、突出面61は、後端部61aが接着面52の前端部近傍52cに第1接続面62を介して接続される。接着面52の前端部近傍52cは、接着面52の前端部52aより車体後方に位置する。
また、第1接続面62は、接着面52の前端部52a、コーナ部53やフランジ54より車外34側に配置され、車外34側に対して凹状となるように湾曲形成される。
突出面61は、接着面52およびフランジ54間において、接着面52側から車外34で、かつ、車体前方に向けて傾斜角θ2の傾斜状に突出される。これにより、突出面61は、接着面52に対する傾斜角θ3が略垂直になるように配置される。
この突出面61は、絞り加工で成形される膨出部55に一体に形成される。
突出面61の前端部61bが、稜線面64、第2接続面63および第3接続面65を介してフランジ54の車体前後方向中央54bに接続される。換言すれば、突出面61の前端部61bが第2接続面63の後端部63aに稜線面64を介して接続される。
また、第2接続面63の前端部63bがフランジ54の車体前後方向中央54bに第3接続面65を介して接続される。
第2接続面63は、稜線面64から車内35で、かつ車体前方に向けて傾斜状に突出される。よって、第2接続面63は、突出面61に対する傾斜角θ4が略垂直に配置される。
図10、図12に示すように、第2接続面63は、フランジ54に対して傾斜角θ5の傾斜状に形成され、複数の凹部67を有する。複数の凹部67は、複数の溶接点57の近傍において、接着面52側に凹むように形成される。
稜線面64は、突出面61の前端部61bや第2接続面63の後端部63aより車外34側に向けて膨出するように湾曲状に形成される。よって、膨出部55のうち車外34側に最も突出した部位が稜線面64で形成される。
第3接続面65は、車外34側に対して凹状となるように湾曲形成される。
図8、図11に示すように、膨出部55は、突出面61がフランジ54に対して傾斜角θ2の傾斜状に形成され、第2接続面63がフランジ54に対して傾斜角θ5の傾斜状に形成される。また、第2接続面63が突出面61に対して傾斜角θ4の略垂直に形成される。さらに、第1接続面62が接着面52の前端部52a、コーナ部53やフランジ54より車幅方向において車外34側に配置される。
よって、膨出部55は、接着面52の前端部52a、コーナ部53やフランジ54よりも車幅方向において車外34側に向けて膨出され、さらに、略三角形状に形成される。これにより、後ウェザストリップ17のベース71から突出面61に押圧力F1が作用した際に、押圧力F1に対する膨出部55の剛性が確保される。
つぎに、上アウタパネル41のフランジ54およびインナパネル42の上半部42cのフランジ47をスポット溶接で接合する例を図13に基づいて説明する。
図13に示すように、上アウタパネル41のフランジ54(但し、アウタ下部41bのフランジ54a(図10参照)を除く)およびインナパネル42の上半部42cのフランジ47がヘミング加工により接合された状態において、各フランジ54,47が溶接点57においてスポット溶接で接合される。
ここで、第2接続面63に複数の凹部67が形成され、複数の凹部67が複数の溶接点57の近傍に配置されている。よって、各フランジ54,47を溶接点57でスポット溶接する際に、スポット溶接用の機器(スポットガン)81を凹部67に受け入れることができる(配置できる)。
これにより、スポットガン81が第2接続面63に干渉することを防止して、スポットガン)81によるスポット溶接をおこなうことができる。
ついで、突出面61に作用する押圧力F1を支える例を図14に基づいて説明する。
図14に示すように、第2接続面63に複数の凹部67が所定間隔をおいて形成されることにより、第2接続面63が凹凸形状に形成される。よって、突出面61に後ウェザストリップ17(図8参照)から押圧力F1が作用した場合に、押圧力F1に対する第2接続面63の剛性(すなわち、突出面61を支持する支持剛性)が高められる。
これにより、後ウェザストリップ17から突出面61に入力した押圧力F1を、第2接続面63で良好に支持できる。
また、図8に示すように、膨出部55の突出面61が接着面52側に形成され、突出面61と反対側の第2接続面63や第3接続面65がフランジ54側に形成される。よって、後ウェザストリップ17のベース71を突出面61に押し付けてベース71を接着面52に両面接着テープ49で接着する際に、ベース71から突出面61に作用する押圧力F1をフランジ54で支えることができる。
これにより、突出面61がフランジ54側に倒れることを防止でき、ベース71(すなわち、後ウェザストリップ17)を突出面61で取付位置P1に確実に位置決めできる。
さらに、突出面61がフランジ54に稜線面64、第2接続面63および第3接続面65を介して接続され、第2接続面63が突出面61に対して略垂直に形成される。すなわち、第2接続面63を押圧力F1と同じ方向に延ばすことができる。
押圧力F1は、後ウェザストリップ17を突出面61に押し付けることにより作用する力である。
第2接続面63を押圧力F1と同じ方向に延ばすことにより、押圧力F1を第2接続面63を経てフランジ54に効率よく伝えることができる。これにより、押圧力F1をフランジ54で良好に支えることができ、突出面61の倒れをより確実に防止できる。
また、接着面52およびフランジ54間に突出面61を形成することにより、突出面61をフランジ54とは個別に設けることができる。よって、フランジ54の形状に影響されることなく、後ウェザストリップ17を位置決めできるように突出面61を形成できる。
これにより、車両のデザインやドア開口13の後部13aの成形性などの観点から接着面52に対するフランジ54の角度が鈍角になった場合でも、後ウェザストリップ17を突出面61で取付位置P1に位置決めできる。
図6、図7に戻って、下アウタパネル43は、アウタ下部41bおよびインナパネル42の上半部42c間に配置されるアウタ上部43aを有する。アウタ上部43aのフランジ48aが、アウタ下部41bのフランジ54aおよびインナパネル42の上半部42cのフランジ47間に配置され、各フランジ48a,54a,47が車幅方向において重ね合わされる。
この状態において、各フランジ48a,54a,47がヘミング加工により接合される。さらに、ヘミング加工で接合された各フランジ48a,54a,47がスポット溶接で接合される。接合された各フランジ48a,54a,47の前縁でドア開口13の後部13a下半部が形成される。
ここで、アウタ下部41bのフランジ54aは、膨出部55下方の膨出部55が設けられていない部位である。このため、フランジ54aは、膨出部55が設けられるフランジ54と比べて剛性が低くなることが考えられる。
そこで、膨出部55の下方において、アウタ上部43aのフランジ48aおよびインナパネル42の上半部42cのフランジ47の両フランジを、アウタ下部41bのフランジ54aに車幅方向から重ね合わせるようにした。
よって、アウタ下部41bのフランジ54aが両フランジ48a,47で補強され、フランジ54aの剛性が確保される。これにより、アウタ下部41bのフランジ54aの変形を両フランジ48a,47で防止できる。
また、図5に示すように、後キャビン本体21の上端部から後ピラー部23が上方に突出されている。後ピラー部23が後キャビン本体21の上端部から上方に突出されることにより、後ピラー部23は後キャビン本体21と比べて剛性が低くなることが考えられる。
そこで、後ピラー部23の外面を上アウタパネル41で形成し、上アウタパネル41に膨出部55を設けた。
膨出部55は、接着面52およびフランジ54に跨るように形成されている。よって、接着面52およびフランジ54間のコーナ部53が膨出部55で補強されることにより上アウタパネル41の剛性が高められる。これにより、剛性の高い上アウタパネル41で後ピラー部23の剛性を高めることができる。
また、後ピラー部23に設けられる後外装部材24を、後ピラー部23で良好に支持することができる。
一方、後キャビン本体21は後ピラー部23と比べて剛性が高く構成されている。また、後キャビン本体21の外面が下アウタパネル43で形成され、下アウタパネル43に後フェンダパネル22が車外34側から接続される。
よって、剛性の高い後キャビン本体21で後フェンダパネル22を良好に支持することができる。
図8、図9に戻って、後ウェザストリップ17は、接着面52に両面接着テープ49で接着されるベース71と、ベース71に連結される中空状のシール部72と、シール部72から張り出される延長部73と、延長部73の端部73aから車外34側に張り出される外側リップ74と、延長部73の端部73aから車内35側に張り出される内側リップ75とを有する。
ベース71は、ソリッドゴム(硬質ゴム)で断面略矩形状に形成される。また、中空状のシール部72、延長部73、外側リップ74および内側リップ75は、スポンジゴム(発泡ゴム)でベース71と一体に形成される。
ベース71の底部71aに溝部77が凹状に形成される。溝部77の底面77aに両面接着テープ49が接着され、両面接着テープ49が溝部77に収納される。
この両面接着テープ49が接着面52に接着された状態において、ベース71の内面71bが突出面61に接触された状態に保たれる。これにより、両面接着テープ49が接着面52に接着されることにより、後ウェザストリップ17が取付位置P1に位置決めされた状態で取り付けられる。
すなわち、後ウェザストリップ17を接着面52に車幅方向において車外34側から接着する際に、ベース71の内面71bを突出面61に押し付けることにより後ウェザストリップ17を接着位置に位置決めできる。
これにより、後ウェザストリップ17を接着面52の接着位置(すなわち、取付位置P1)に手間をかけないで取り付けることができる。
ここで、従来技術のように、ウェザストリップの延長部をフランジで規制してウェザストリップを位置決めするためには、ウェザストリップの底部、延長部およびリップ部をソリッドゴム(硬質ゴム)で一体に形成する必要がある。
このため、従来技術のウェザストリップの可撓性を確保することが難くなり、ウェザストリップをドア開口に組み付ける作業に手間がかかる。
これに対して、後ウェザストリップ17は、ベース71の内面71bを突出面61に接触させてを位置決めされるように形成されている。よって、後ウェザストリップ17の延長部73をソリッドゴムで形成する必要がなく、延長部73をスポンジゴムで形成できる。
すなわち、後ウェザストリップ17の延長部73がスポンジゴムで形成され、さらに、中空状のシール部72、外側リップ74および内側リップ75がスポンジゴムで形成される。
よって、後ウェザストリップ17の可撓性を確保でき、後ウェザストリップ17をドア開口13の後部13aに合わせて容易に変形できる。これにより、後ウェザストリップ17を接着面52(すなわち、ドア開口13の後部13a)に手間をかけないで組み付けることができる。
ここで、後ウェザストリップ17を取付位置P1に取り付ける手段として、通常、ドア開口13に金属製のリテーナを別部材で設け、リテーナに後ウェザストリップ17が取り付けられる。
これに対して、実施例の車体構造10は、ベース71の内面71bを突出面61に押し付けて接着面52に接着することにより、後ウェザストリップ17をドア開口13の取付位置P1に取り付けることができる。
これにより、後ウェザストリップ17を取り付けるために、通常用いられるリテーナを除去できるので、重量を軽減でき、さらにコストを抑えることができる。
つぎに、サッシュレスドア15の窓ガラス32を上昇させる際に、窓ガラス32による後ウェザストリップ17のずれを抑える例を図15に基づいて説明する。
図15(a)に示すように、後ウェザストリップ17および窓ガラス32の後縁部32aが窓ガラス32側に向けて傾斜角θ6になるように形成されている。
よって、窓ガラス32が矢印A方向に上昇することにより、窓ガラス32の後縁部32aで後ウェザストリップ17のシール部72を車体後方に押圧する。これにより、窓ガラス32の後縁部32aからシール部72に押圧力F2が作用する。
また、窓ガラス32が矢印A方向に上昇することにより、窓ガラス32が車内35に向けて矢印B方向(図15(b)参照)に移動する。よって、窓ガラス32の後縁部32aで後ウェザストリップ17のシール部72を車内35側に押圧する。これにより、窓ガラス32の後縁部32aからシール部72に押圧力F3が作用する。
図15(b)に示すように、突出面61が接着面52に対して略垂直になる傾斜角θ3で配置されている。突出面61の延長線84が窓ガラス32に対して傾斜角θ7に保たれる。すなわち、突出面61および接着面52が略垂直に形成され、かつ、両面61,52が窓ガラス32に向けて開口するように略V字状に形成されている
よって、窓ガラス32の後縁部32aからシール部72に押圧力F2および押圧力F3が作用する際に、後ウェザストリップ17が押圧力F2や押圧力F3の作用方向にずれることを突出面61および接着面52で防止できる。これにより、後ウェザストリップ17および窓ガラス32間の密封性を確保できる。
ついで、サッシュレスドア15を閉じる際に、窓ガラス32による後ウェザストリップ17のずれを抑える例を図16に基づいて説明する。
図16に示すように、サッシュレスドア15の窓ガラス32を上昇させた状態でサッシュレスドア15を閉じることにより、窓ガラス32が矢印C方向に移動する。よって、窓ガラス32の後縁部32aで後ウェザストリップ17のシール部72を車内35側に押圧する。これにより、窓ガラス32の後縁部32aからシール部72に押圧力F4が作用する。
シール部72に押圧力F4が作用した場合も、窓ガラス32の上昇時と同様に(図15参照)、後ウェザストリップ17が押圧力F4の作用方向にずれることを突出面61および接着面52で防止できる。これにより、後ウェザストリップ17および窓ガラス32間の密封性を確保できる。
なお、本発明に係るウェザストリップ付き車体構造は、前述した実施例に限定されるものではなく適宜変更、改良などが可能である。
例えば、前記実施例では、サッシュレスドア15に本発明を適用する例について説明したが、これに限定するものではなく、サッシュを備えたドアなどに本発明を適用することも可能である。
この場合にも、車両のデザインやサッシュの成形性などの観点から接着面52に対するフランジ54の角度が鈍角になった場合でも、後ウェザストリップ17を突出面61で位置決めできる。
また、前記実施例では、膨出部55を絞り加工で成形することにより、膨出部55に突出面61を一体に形成する例について説明したが、これに限らないで、突出面61をフランジ54から切り起こすなどの他の方法で突出面61を形成することも可能である。
さらに、前記実施例では、接着面52に後ウェザストリップ17を両面接着テープ49で取り付ける例について説明したが、これに限らないで、接着剤などの他の接着手段で接着面52に後ウェザストリップ17を取り付けることも可能である。
また、前記実施例では、後ウェザストリップ17の延長部73などをスポンジゴムで形成した例について説明したが、これに限らないで、延長部73などをソリッドゴムで形成することも可能である。
後ウェザストリップ17は、図9に示すように、延長部73および内側リップ75間の間隔76が、接合されたフランジ47,54の厚さ寸法より充分に大きく確保されている。
よって、延長部73などをソリッドゴムで形成した場合でも、後ウェザストリップ17を手間をかけないで取り付けることができる。
さらに、前記実施例で示した車体構造、車体側部、ドア開口部材、ドア開口、サッシュレスドア、前後のウェザストリップ、前後のキャビン本体、前後のフェンダパネル、前後のピラー部、上アウタパネル、アウタ下部、インナパネル、下アウタパネル、下アウタパネルのフランジ、接着面、コーナ部、アウタパネルのフランジ、膨出部、突出面、第2接続面および凹部などの形状や構成は例示したものに限定するものではなく適宜変更が可能である。
本発明は、車体のドアを閉じた状態において、ドアおよびドア開口間をウェザストリップで密封するウェザストリップ付き車体構造を備えた自動車への適用に好適である。
10 車体構造(ウェザストリップ付き車体構造)
11 車体側部(車体)
12 ドア開口部材
13 ドア開口
15 サッシュレスドア(ドア)
17 後ウェザストリップ(ウェザストリップ)
18 前ウェザストリップ(ウェザストリップ)
25,21 前後のキャビン本体(キャビン本体)
26,22 前後のフェンダパネル(フェンダパネル)
27,23 前後のピラー部(ピラー部)
34 車外
35 車内
41 上アウタパネル(アウタパネル)
41b アウタ下部(膨出部が設けられていない部位)
42 インナパネル
43 下アウタパネル(第2アウタパネル)
43a アウタ上部
48a アウタ上部のフランジ(第2フランジ)
52 接着面
53 コーナ部
54 アウタパネルのフランジ
55 膨出部
57 溶接点
61 突出面
63 第2接続面(接続面)
67 凹部

Claims (3)

  1. 車体のドア開口を形成するドア開口部材と、前記ドア開口を開閉するドアと、該ドアを閉じた状態で前記ドア開口および前記ドア間を密封するウェザストリップと、を備えるウェザストリップ付き車体構造において、
    前記ドア開口部材は、
    車外側に配置されるアウタパネルと、
    該アウタパネルよりも車内側に配置されるインナパネルと、を備え、
    前記アウタパネルは、
    前記インナパネルに接合され、前記ドア開口を形成するフランジと、
    該フランジよりも前記ドア開口から離れる側で、かつ車外側に位置し、前記ウェザストリップが接着される接着面と、を有し、
    前記アウタパネルには、前記接着面および前記フランジ間において、前記接着面に対して略垂直に突出する突出面と、前記接着面および前記フランジが交差するコーナ部が形成され、該コーナ部を介して前記接着面および前記フランジが連続され、
    前記アウタパネルは、
    前記接着面および前記フランジに跨り、前記コーナ部よりも車外側に膨出する膨出部を有し、
    該膨出部に前記突出面が形成され、
    前記膨出部は、
    前記突出面を前記フランジに接続する接続面を有し、
    前記接続面は、
    前記突出面に対して略垂直に形成され、
    前記フランジは、
    前記インナパネルにスポット溶接される溶接点を有し、
    前記接続面は、
    前記溶接点の近傍において前記接着面側に凹む凹部を有することを特徴とするウェザストリップ付き車体構造。
  2. 前記ドア開口部材は、
    前記アウタパネルおよび前記インナパネル間に配置され、前記アウタパネルのフランジに車幅方向において重ね合わされる第2フランジを有する第2アウタパネルを備え、
    前記フランジおよび前記第2フランジは、
    前記膨出部が設けられていない部位で重ね合わされることを特徴とする請求項記載のウェザストリップ付き車体構造。
  3. 前記ドア開口部材は、
    車外側に配置されるフェンダパネルに接続されるキャビン本体と、
    該キャビン本体から上方に突出するピラー部と、を備え、
    前記ピラー部に前記アウタパネルを含むことを特徴とする請求項1または2記載のウェザストリップ付き車体構造。
JP2015018299A 2015-02-02 2015-02-02 ウェザストリップ付き車体構造 Active JP6097318B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015018299A JP6097318B2 (ja) 2015-02-02 2015-02-02 ウェザストリップ付き車体構造
EP16153843.4A EP3050731B1 (en) 2015-02-02 2016-02-02 Weather-strip-equipped vehicle body structure

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015018299A JP6097318B2 (ja) 2015-02-02 2015-02-02 ウェザストリップ付き車体構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016141243A JP2016141243A (ja) 2016-08-08
JP6097318B2 true JP6097318B2 (ja) 2017-03-15

Family

ID=55349644

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015018299A Active JP6097318B2 (ja) 2015-02-02 2015-02-02 ウェザストリップ付き車体構造

Country Status (2)

Country Link
EP (1) EP3050731B1 (ja)
JP (1) JP6097318B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7172205B2 (ja) * 2018-07-10 2022-11-16 スズキ株式会社 車両用フロントピラーの周辺構造
JP6921137B2 (ja) * 2019-03-11 2021-08-18 本田技研工業株式会社 車両前部構造
WO2021010389A1 (ja) * 2019-07-16 2021-01-21 日本製鉄株式会社 フロントピラーアウタ
JP7018080B2 (ja) * 2020-02-05 2022-02-09 本田技研工業株式会社 車体側部構造

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5985785U (ja) * 1982-12-01 1984-06-09 スズキ株式会社 自動車車体の水洩れ防止装置
JPS59128030A (ja) * 1983-01-07 1984-07-24 Nippon Denso Co Ltd 車輛のウエザ−ストリツプ制御装置
JPH0712135Y2 (ja) * 1989-05-19 1995-03-22 西川ゴム工業株式会社 ウェザーストリップ
JP2964862B2 (ja) 1993-12-22 1999-10-18 豊田合成株式会社 ウエザストリップの取付構造
JPH0880743A (ja) * 1994-09-14 1996-03-26 Suzuki Motor Corp ドアのシール構造
JPH08127237A (ja) * 1994-10-31 1996-05-21 Kanto Auto Works Ltd ルーフウェザストリップのセンタピラーにおける取付構造
JP2005205964A (ja) * 2004-01-20 2005-08-04 Kanto Auto Works Ltd 車両のドアウエザストリップおよびそれを備えた車両の側面構造
DE102006060391C5 (de) * 2006-12-20 2015-06-18 Cooper Standard GmbH Dichtungsanordnung zum Abdichten der Karosserie eines Kraftfahrzeugs
JP2008254595A (ja) * 2007-04-05 2008-10-23 Toyota Motor Corp 車体のピラー構造
BR112014000534A2 (pt) * 2011-07-12 2017-02-21 Honda Motor Co Ltd painel externo lateral para veículo

Also Published As

Publication number Publication date
EP3050731B1 (en) 2018-07-11
JP2016141243A (ja) 2016-08-08
EP3050731A1 (en) 2016-08-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6623067B2 (en) Door seal interface structure for a motor vehicle space frame
JP6097318B2 (ja) ウェザストリップ付き車体構造
JP5645552B2 (ja) 車両のバックドア装置
JP6421987B2 (ja) オープニングトリムウエザストリップ
US10486508B2 (en) Vehicle door frame
JP2016203893A (ja) ガラスランの固定構造
WO2010001685A1 (ja) 車両用ドアサッシュ
JP4127301B2 (ja) 車両用ドアフレーム
WO2015049960A1 (ja) ドアサッシュ
JP4839866B2 (ja) 車両側部構造
JP6390967B2 (ja) オープニングトリムウエザストリップ
JP6536154B2 (ja) ガラスランの固定構造
JP5896138B2 (ja) 車両のドア構造
JP5573378B2 (ja) 車両のドア構造
CN112124054A (zh) 车辆用门
JP6756046B2 (ja) 車両のルーフ構造体
JP6832120B2 (ja) 車両用ドアフレームおよび車両用サイドサッシュの製造方法
JP2008201374A (ja) ドアシール構造
JP7172205B2 (ja) 車両用フロントピラーの周辺構造
JP6379541B2 (ja) サッシュドア構造
JP5948137B2 (ja) 車両用ドアフレーム
JP4213115B2 (ja) 車両のフロントピラー構造
JP2008179234A (ja) ウエザストリップの取付け構造
JP5154810B2 (ja) 車両のドアフレーム構造
JP2007283841A (ja) 車体のパネル接合構造

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20160623

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20160623

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161118

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170127

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170217

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6097318

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250