JP6079184B2 - レギュレータ回路 - Google Patents

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Description

本発明は、所定電圧を出力するレギュレータ回路に関する。
図5に従来のレギュレータ回路の一例の回路構成図を示す。このレギュレータ回路は半導体集積化されており、消費電流が1μA程度の低消費電流の回路である。
図5において、電源端子2は外部の直流電源1の一端とキャパシタC1の一端が接続され、直流電源1とキャパシタC1の他端は接地されている。制御端子3にはレギュレータ回路のオン/オフを切替える制御信号が外部から供給され、この制御信号は定電流回路5に供給される。接地端子4は接地されている。
定電流回路5の一端は電源端子2に接続され、定電流回路5の他端はエラーアンプを構成するnチャネルMOSトランジスタN1のゲート及び基準電圧回路6の一端に接続されている。基準電圧回路6の他端は接地端子4に接続されている。nチャネルMOSトランジスタN1,N2のソースは共通接続されて定電流回路7の一端に接続され、定電流回路7の他端は接地端子4に接続されている。
MOSトランジスタN1のドレインはpチャネルMOSトランジスタのドレイン及び出力トランジスタとしてのMOSトランジスタP3のゲートに接続されている。MOSトランジスタN2のドレインはpチャネルMOSトランジスタP2のドレイン及びMOSトランジスタP1,P2のゲートに接続されている。MOSトランジスタP1,P2,P3のソースは電源端子2に接続されている。pチャネルMOSトランジスタP1,P2はカレントミラー回路を構成している。
MOSトランジスタP3のドレインは出力端子8に接続されている。出力端子8は外部のキャパシタC2の一端が接続され、キャパシタC2の他端は接地されている。出力端子8と接地端子4との間は直列接続された抵抗R1,R2にて接続されている。抵抗R1,R2の接続点はMOSトランジスタN2のゲートに接続されている。
MOSトランジスタN1のゲートは基準電圧回路6の一端に接続されて基準電圧を供給され、MOSトランジスタN2のゲートは抵抗R1,R2の接続点に接続されている。MOSトランジスタN1,N2は差動回路を構成しており、抵抗R1,R2の接続点のフィードバック電圧と基準電圧との差分の電圧を増幅し、MOSトランジスタN1のドレイン電圧すなわち前記差分の電圧が増幅された電圧を出力トランジスタすなわちMOSトランジスタP3のゲートに供給してMOSトランジスタP3のドレイン電流を制御することにより出力端子電圧を所定の電圧に保持している。
ところで、レギュレータ回路がオンされると出力トランジスタの制御電極(ゲート又はベース)における寄生容量に起因して出力端子にオーバーシュートが発生していることから、当該制御電極に、抵抗、キャパシタ、及び、制御トランジスタによって構成された時定数回路を接続し、電源投入時に制御トランジスタによって寄生容量を瞬間的に充電し、以後、徐々に制御トランジスタをオフにして行くことにより、出力トランジスタの電源投入時における立ち上がりを遅くし、オーバーシュートを抑える技術がある(特許文献1参照)。
特開2004−252891号公報
図5に示すレギュレータ回路のオフ時には制御端子3はローレベルであり、MOSトランジスタP3はオフし、出力端子8は接地レベルとなっている。ここで、時刻t0に制御端子3にハイレベルの制御信号が供給されると、電源端子2の電圧は図6(A)に示すように立ち上がり、MOSトランジスタP3のゲートである点Aの電圧Vaは図6(B)に示すように立ち上がる。
時刻t0から時刻t1までの期間は、MOSトランジスタP3のゲートである点Aの電圧Vaはローレベルである。また、時刻t1以降はMOSトランジスタP3のゲートである点Aの電圧Vaはハイレベルである。電圧Vaがローレベルからハイレベルになる期間t1〜t2では定電流回路7の1μA以下の電流(バイアス電流)でMOSトランジスタP3のゲートとソース又はバックゲートとの間の寄生容量を充電するために、出力電圧VOUTはレギュレータ回路として設定されている所定の電圧を超えてオーバーシュートが生じる。特に、軽負荷の場合には電圧Vaがローレベルからハイレベルになる遷移期間が長くなり、オーバーシュートの最大値が大きくなる。このような場合、出力端子8に負荷として接続されるデバイスの耐圧をオーバーシュートが超え、当該デバイスを破壊するおそれがあるという問題があった。
また、特許文献1に記載の技術では、電源投入後の通常動作状態において電源電圧が変動した場合に制御トランジスタがオンし、出力電圧にノイズが混入したり発振するおそれがあるという問題があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、オーバーシュートの発生を抑制するレギュレータ回路を提供することを目的とする。
本発明の一実施態様によるレギュレータ回路は、電源を供給されて基準電圧を発生する基準電圧部(16)と、
出力電圧に応じた電圧と前記基準電圧との差分の電圧を増幅する差動増幅部(P11,P12,N11,N12,17)と、
前記電源を供給されて前記差動増幅部で増幅された前記差分の電圧に応じて前記出力電圧を可変する出力トランジスタ(P13)を有するレギュレータ回路において、
一方の入力端子に前記基準電圧を供給され、他方の入力端子に前記出力電圧に応じた電圧を供給されたコンパレータ(21)と、
前記コンパレータの出力端子に一方の端子が接続され、他方の端子が電流供給回路(P21,P22)を介して前記電源に接続されたキャパシタ(C21)と、
を有し、
前記コンパレータは、前記出力電圧に応じた電圧が前記基準電圧よりも低いとときに出力をローレベルとして前記キャパシタに充電電流を流し、
前記電流供給回路は、前記キャパシタに流れる前記充電電流に応じた電流を前記出力トランジスタの制御端子に供給する。
好ましくは、前記電流供給回路は、前記キャパシタの充電電流が流れる第1のトランジスタ(P21)と、
前記キャパシタの充電電流に応じた電流が流れる第2のトランジスタ(P22)で構成されるカレントミラー回路である。
好ましくは、前記電流供給回路は、前記キャパシタの充電電流が流れる第1の抵抗(R21)と、
前記第1の抵抗の電圧降下に応じた電流が流れる第2のトランジスタ(P22)で構成される。
好ましくは、前記電流供給回路は、前記出力電圧に応じた電圧が前記基準電圧よりも低いときに前記第1のトランジスタ(P21)に前記キャパシタの充電電流を流し、前記出力電圧に応じた電圧が前記基準電圧よりも低いとき以外は前記キャパシタの充電電流が前記第1のトランジスタを流れないようにバイパスする第3のトランジスタ(P23)を更に有する。

なお、上記括弧内の参照符号は、理解を容易にするために付したものであり、一例にすぎず、図示の態様に限定されるものではない。
本発明によれば、オーバーシュートの発生を抑制することができる。
本発明のレギュレータ回路の一実施形態の回路構成図である。 図1の回路各部の信号波形図である。 本発明のレギュレータ回路の一実施形態の第1変形例の回路構成図である。 本発明のレギュレータ回路の一実施形態の第2変形例の回路構成図である。 従来のレギュレータ回路の一例の回路構成図である。 図5の回路各部の信号波形図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態について説明する。
<実施形態>
図1に本発明のレギュレータ回路の一実施形態の回路構成図を示す。このレギュレータ回路は半導体集積化されており、消費電流が1μA程度の低消費電流の回路である。
図1において、電源端子12は外部の直流電源11の一端とキャパシタC11の一端が接続され、直流電源11とキャパシタC11の他端は接地されている。制御端子13にはレギュレータ回路のオン/オフを切替える制御信号が外部から供給され、この制御信号は定電流回路15に供給される。接地端子14は接地されている。
定電流回路15の一端は電源端子12に接続され、定電流回路15の他端はエラーアンプを構成するnチャネルMOSトランジスタN11のゲート及び基準電圧回路16の一端及び電流補填回路20Aを構成するコンパレータ21の反転入力端子に接続されている。基準電圧回路16の他端は接地端子14に接続されている。nチャネルMOSトランジスタN11,N12のソースは共通接続されて定電流回路17の一端に接続され、定電流回路17の他端は接地端子14に接続されている。
MOSトランジスタN11のドレインはpチャネルMOSトランジスタP11のドレイン及び出力トランジスタとしてのMOSトランジスタP13の制御端子であるゲートに接続されている。MOSトランジスタN12のドレインはpチャネルMOSトランジスタP12のドレイン及びMOSトランジスタP11,P12のゲートに接続されている。MOSトランジスタP11,P12,P13のソースは電源端子12に接続されている。pチャネルMOSトランジスタP11,P12はカレントミラー回路を構成している。
MOSトランジスタP13のドレインは出力端子18に接続されている。出力端子18は外部のキャパシタC12の一端が接続され、キャパシタC12の他端は接地されている。出力端子18と接地端子14との間は直列接続された抵抗R11,R12にて接続されている。抵抗R11,R12の接続点はMOSトランジスタN12のゲートに接続されている。つまり、抵抗R11,R12は出力端子18の出力電圧を分圧してMOSトランジスタN12のゲートに供給している。
MOSトランジスタN11のゲートは基準電圧回路16の一端に接続されて基準電圧Vrefを供給され、MOSトランジスタN12のゲートは抵抗R11,R12の接続点に接続されている。MOSトランジスタN11,N12は差動回路を構成しており、抵抗R11,R12の接続点のフィードバック電圧Vfbと基準電圧Vrefとの差分の電圧を増幅し、MOSトランジスタN11のドレイン電圧すなわち前記差分の電圧が増幅された電圧をMOSトランジスタP13のゲートすなわち出力トランジスタの制御端子に供給し、MOSトランジスタP13のドレイン電流を制御することにより出力端子電圧を所定の電圧に保持している。
電流補填回路20Aはコンパレータ21と、キャパシタC21と、電流供給回路としてのカレントミラー回路を構成するpチャネルMOSトランジスタP21,P22を有している。コンパレータ21はオフセット付きのコンパレータである。コンパレータ21は反転入力端子をMOSトランジスタN11のゲートに接続されて基準電圧Vrefを供給され、非反転入力端子を抵抗R11,R12の接続点に接続されてフィードバック電圧Vfbを供給されている。コンパレータ21はフィードバック電圧Vfbが基準電圧Vrefからオフセット電圧Voffだけ低下した電圧未満(Vfb<Vref−Voff)の場合にローレベルで、以上の場合(Vfb>Vref−Voff)にハイレベルの信号を出力する。
コンパレータ21の出力端子はキャパシタC21の一端に接続され、キャパシタC21の他端はpチャネルMOSトランジスタP21のゲートとドレインに接続されると共にpチャネルMOSトランジスタP22のゲートに接続されている。
MOSトランジスタP21,P22のソースは電源端子12に接続され、MOSトランジスタP22のドレインはMOSトランジスタP13のゲートに接続されている。コンパレータ21の出力がローレベルであるときにキャパシタC21の充電電流が流れる。この充電電流に応じた電流がMOSトランジスタP22のドレインからMOSトランジスタP13のゲートである点Aに供給される。
レギュレータ回路のオフ時には制御端子3はローレベルであり、MOSトランジスタP13はオフし、出力端子18は接地レベルとなっている。ここで、時刻t10に制御端子13にハイレベルの制御信号が供給され電源供給が開始されると、電源端子12の電圧は図2(A)に示すように変化し、MOSトランジスタP3のゲートである点Aの電圧Vaは図2(C)に示すように変化し、コンパレータ21の出力する電圧Vbは図2(B)に示すように変化する。また、基準電圧Vref及びフィードバック電圧Vfbの変化を図2(D)に示す。
時刻t10から時刻t11までの期間は、Vfb<Vref−Voffの関係となり、コンパレータ21の出力はローレベルであり、キャパシタC21はMOSトランジスタP21から供給される電流で充電される。そして、キャパシタC21の充電電流に応じた電流がMOSトランジスタP22のドレインからMOSトランジスタP13のゲートに流れる。このMOSトランジスタP22のドレイン電流が定電流回路17の1μA以下の電流(バイアス電流)に加算されてMOSトランジスタP13のゲートとソース又はバックゲートとの間の寄生容量が急速に充電される。
時刻t11以降はVfb>Vref−Voffの関係となり、コンパレータ21の出力はハイレベルとなって、キャパシタC21の充電は停止される。そして、時刻t11から微少時間の応答遅れの後、時刻t12において、MOSトランジスタP13の寄生容量の充電が終了する。
このために、出力電圧VOUTにオーバーシュートが発生して増大する期間を時刻t11から時刻t12までの微少期間に抑えることができ、オーバーシュートの最大値を小さくすることができる。したがって、出力端子18に負荷として接続されるデバイスの耐圧をオーバーシュートの最大値が超えることを防止できる。これによって、当該デバイスの破壊を防止できる。なお、コンパレータ21のオフセット電圧Voffの設定を変更することで、時刻t11〜時刻t12の微少期間を調整することが可能である。
また、電源投入後にコンパレータ21の出力がハイレベルとなると、キャパシタC21の両端電圧はVDDとなってキャパシタC21の充電は停止されるため、MOSトランジスタ22から点Aに電流が供給されることはなく、出力電圧にノイズが混入したり発振するおそれはなくなる。
<第1変形例>
図3に本発明のレギュレータ回路の一実施形態の第1変形例の回路構成図を示す。図3において、電源端子12は外部の直流電源11の一端とキャパシタC11の一端が接続され、直流電源11とキャパシタC11の他端は接地されている。制御端子13にはレギュレータ回路のオン/オフを切替える制御信号が外部から供給され、この制御信号は定電流回路15に供給される。接地端子14は接地されている。
定電流回路15の一端は電源端子12に接続され、定電流回路15の他端はエラーアンプを構成するnチャネルMOSトランジスタN11のゲート及び基準電圧回路16の一端及び電流補填回路20Bを構成するコンパレータ21の反転入力端子に接続されている。基準電圧回路16の他端は接地端子14に接続されている。nチャネルMOSトランジスタN11,N12のソースは共通接続されて定電流回路17の一端に接続され、定電流回路17の他端は接地端子14に接続されている。
MOSトランジスタN11のドレインはpチャネルMOSトランジスタP11のドレイン及び出力トランジスタとしてのMOSトランジスタP13のゲートに接続されている。MOSトランジスタN12のドレインはpチャネルMOSトランジスタP12のドレイン及びMOSトランジスタP11,P12のゲートに接続されている。MOSトランジスタP11,P12,P13のソースは電源端子12に接続されている。pチャネルMOSトランジスタP11,P12はカレントミラー回路を構成している。
MOSトランジスタP13のドレインは出力端子18に接続されている。出力端子18は外部のキャパシタC12の一端が接続され、キャパシタC12の他端は接地されている。出力端子18と接地端子14との間は直列接続された抵抗R11,R12にて接続されている。抵抗R11,R12の接続点はMOSトランジスタN12のゲートに接続されている。
MOSトランジスタN11のゲートは基準電圧回路16の一端に接続されて基準電圧Vrefを供給され、MOSトランジスタN12のゲートは抵抗R11,R12の接続点に接続されている。MOSトランジスタN11,N12は差動回路を構成しており、抵抗R11,R12の接続点のフィードバック電圧Vfbと基準電圧Vrefとの差分の電圧を増幅し、MOSトランジスタN11のドレイン電圧すなわち前記差分の電圧が増幅された電圧を出力トランジスタすなわちMOSトランジスタP13のゲートに供給してMOSトランジスタP13のドレイン電流を制御することにより出力端子電圧を所定の電圧に保持している。
電流補填回路20Bはコンパレータ21と、キャパシタC21と、抵抗R21と、pチャネルMOSトランジスタP22を有している。コンパレータ21はオフセット付きのコンパレータである。コンパレータ21は反転入力端子をMOSトランジスタN11のゲートに接続されて基準電圧Vrefを供給され、非反転入力端子を抵抗R11,R12の接続点に接続されてフィードバック電圧Vfbを供給されている。コンパレータ21はフィードバック電圧Vfbが基準電圧Vrefからオフセット電圧Voffだけ低下した電圧未満(Vfb<Vref−Voff)の場合にローレベルで、以上の場合(Vfb>Vref−Voff)にハイレベルの信号を出力する。
コンパレータ21の出力端子はキャパシタC21の一端に接続され、キャパシタC21の他端は抵抗R21を介して電源端子12に接続されると共にMOSトランジスタP22のゲートに接続されている。MOSトランジスタP22のソースは電源端子12に接続され、MOSトランジスタP22のドレインはMOSトランジスタP13のゲートに接続されている。
この第1変形例でも、コンパレータ21の出力がローレベルであるときにキャパシタC21の充電電流が流れる。この充電電流が抵抗R21を流れることによる電圧降下に応じてMOSトランジスタP22のドレイン電流がMOSトランジスタP13のゲートである点Aに供給される。
<第2変形例>
図4に本発明のレギュレータ回路の一実施形態の第2変形例の回路構成図を示す。図4において、電源端子12は外部の直流電源11の一端とキャパシタC11の一端が接続され、直流電源11とキャパシタC11の他端は接地されている。制御端子13にはレギュレータ回路のオン/オフを切替える制御信号が外部から供給され、この制御信号は定電流回路15に供給される。接地端子14は接地されている。
定電流回路15の一端は電源端子12に接続され、定電流回路15の他端はエラーアンプを構成するnチャネルMOSトランジスタN11のゲート及び基準電圧回路16の一端及び電流補填回路20Cを構成するコンパレータ21の反転入力端子に接続されている。基準電圧回路16の他端は接地端子14に接続されている。nチャネルMOSトランジスタN11,N12のソースは共通接続されて定電流回路17の一端に接続され、定電流回路17の他端は接地端子14に接続されている。
MOSトランジスタN11のドレインはpチャネルMOSトランジスタP11のドレイン及び出力トランジスタとしてのMOSトランジスタP13のゲートに接続されている。MOSトランジスタN12のドレインはpチャネルMOSトランジスタP12のドレイン及びMOSトランジスタP11,P12のゲートに接続されている。MOSトランジスタP11,P12,P13のソースは電源端子12に接続されている。pチャネルMOSトランジスタP11,P12はカレントミラー回路を構成している。
MOSトランジスタP13のドレインは出力端子18に接続されている。出力端子18は外部のキャパシタC12の一端が接続され、キャパシタC12の他端は接地されている。出力端子18と接地端子14との間は直列接続された抵抗R11,R12にて接続されている。抵抗R11,R12の接続点はMOSトランジスタN12のゲートに接続されている。
MOSトランジスタN11のゲートは基準電圧回路16の一端に接続されて基準電圧Vrefを供給され、MOSトランジスタN12のゲートは抵抗R11,R12の接続点に接続されている。MOSトランジスタN11,N12は差動回路を構成しており、抵抗R11,R12の接続点のフィードバック電圧Vfbと基準電圧Vrefとの差分の電圧を増幅し、MOSトランジスタN11のドレイン電圧すなわち前記差分の電圧が増幅された電圧を出力トランジスタすなわちMOSトランジスタP13のゲートに供給してMOSトランジスタP13のドレイン電流を制御することにより出力端子電圧を所定の電圧に保持している。
電流補填回路20Cはコンパレータ21と、キャパシタC21と、カレントミラー回路を構成するpチャネルMOSトランジスタP21,P22と、pチャネルMOSトランジスタP23を有している。コンパレータ21はオフセット付きのコンパレータである。コンパレータ21は非反転入力端子をMOSトランジスタN11のゲートに接続されて基準電圧Vrefを供給され、反転入力端子を抵抗R11,R12の接続点に接続されてフィードバック電圧Vfbを供給されている。コンパレータ21はフィードバック電圧Vfbが基準電圧Vrefからオフセット電圧Voffだけ低下した電圧未満(Vfb<Vref−Voff)の場合にハイレベルで、以上の場合(Vfb>Vref−Voff)にローレベルの信号を出力する。
コンパレータ21の出力端子はpチャネルMOSトランジスタP23のゲートに接続されている。MOSトランジスタP23のソースは電源端子12に接続され、MOSトランジスタP23のドレインは、一端を接地端子14に接続されたキャパシタC21の他端に接続されている。また、キャパシタC21の他端はpチャネルMOSトランジスタP21のゲートとドレインに接続されると共にpチャネルMOSトランジスタP22のゲートに接続されている。MOSトランジスタP21,P22のソースは電源端子12に接続され、MOSトランジスタP22のドレインはMOSトランジスタP13のゲートに接続されている。
この第2変形例では、コンパレータ21の出力がハイレベルであるときにMOSトランジスタP23がオフし、キャパシタC21の充電電流がMOSトランジスタP21を流れ、この充電電流に応じた電流がMOSトランジスタP22のドレインからMOSトランジスタP13のゲートである点Aに供給される。コンパレータ21の出力がローレベルになるとMOSトランジスタP23がオンし、キャパシタC21の充電電流がMOSトランジスタP21を流れないようにバイパスする。
11 直流電源
12 電源端子
13 制御端子
14 接地端子
15 定電流回路
16 基準電圧回路
17 定電流回路
18 出力端子
20A,20B,20C 電流補填回路
C11〜C21 キャパシタ
P11〜P23 pチャネルMOSトランジスタ
R11〜R21 抵抗
N11〜N12 nチャネルMOSトランジスタ

Claims (4)

  1. 電源を供給されて基準電圧を発生する基準電圧部と、
    出力電圧に応じた電圧と前記基準電圧との差分の電圧を増幅する差動増幅部と、
    前記電源を供給されて前記差動増幅部で増幅された前記差分の電圧に応じて前記出力電圧を可変する出力トランジスタを有するレギュレータ回路において、
    一方の入力端子に前記基準電圧を供給され、他方の入力端子に前記出力電圧に応じた電圧を供給されたコンパレータと、
    前記コンパレータの出力端子に一方の端子が接続され、他方の端子が電流供給回路を介して前記電源に接続されたキャパシタと、
    を有し、
    前記コンパレータは、前記出力電圧に応じた電圧が前記基準電圧よりも低いとときに出力をローレベルとして前記キャパシタに充電電流を流し、
    前記電流供給回路は、前記キャパシタに流れる前記充電電流に応じた電流を前記出力トランジスタの制御端子に供給することを特徴とするレギュレータ回路。
  2. 請求項1記載のレギュレータ回路において、
    前記電流供給回路は、前記キャパシタの充電電流が流れる第1のトランジスタと、
    前記キャパシタの充電電流に応じた電流が流れる第2のトランジスタで構成されるカレントミラー回路であることを特徴とするレギュレータ回路。
  3. 請求項1記載のレギュレータ回路において、
    前記電流供給回路は、前記キャパシタの充電電流が流れる第1の抵抗と、
    前記第1の抵抗の電圧降下に応じた電流が流れる第2のトランジスタで構成されることを特徴とするレギュレータ回路。
  4. 請求項2記載のレギュレータ回路において、
    前記電流供給回路は、前記出力電圧に応じた電圧が前記基準電圧よりも低いときに前記第1のトランジスタに前記キャパシタの充電電流を流し、前記出力電圧に応じた電圧が前記基準電圧よりも低いとき以外は前記キャパシタの充電電流が前記第1のトランジスタを流れないようにバイパスする第3のトランジスタを更に有することを特徴とするレギュレータ回路。
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