JPH0592819U - 直流安定化回路 - Google Patents

直流安定化回路

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JPH0592819U
JPH0592819U JP2837992U JP2837992U JPH0592819U JP H0592819 U JPH0592819 U JP H0592819U JP 2837992 U JP2837992 U JP 2837992U JP 2837992 U JP2837992 U JP 2837992U JP H0592819 U JPH0592819 U JP H0592819U
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circuit
output transistor
output
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detecting
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JP2837992U
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友広 鈴木
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Sharp Corp
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 異常検知回路を備えた直流安定化回路におい
て、瞬時的な異常に対しては応答しない安定した出力電
圧の直流安定化回路を実現する。 【構成】 異常発生時に出力トランジスタ13を遮断す
る異常検知回路40は、異常検出部14と、その後段に
接続される、異常状態の継続時間を検出する時間検出用
カウンタ16と異常状態及び正常状態間の変動回数を検
出する変動検出用カウンタ17と、両カウンタ16,1
7の検出状態に応じて出力トランジスタ13を制御する
出力トランジスタ制御部41とを有してなることを特徴
とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、過電流破壊から保護する過電流検出回路等の異常検知回路を備えた 直流安定化回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術について図4及び図5を参照して説明する。図4は従来例による直 流安定化回路の回路図、図5は図4の回路図の各部の信号波形図である。
【0003】 図4中、1は直流安定化素子であるチョッパ型直流安定化素子であり、コイル 2、抵抗3,4、ダイオード5、コンデンサ6により降圧型の回路構成となって いる。7は負荷である。
【0004】 以上の構成において、出力電圧V0を抵抗3,4により分圧した電圧と基準電 圧8とを誤差増幅器9により誤差増幅し、そして三角波発信器10とコンパレー タ11によりパルス幅変調し、その変調された信号により論理素子12を介して 出力トランジスタ13を制御する。出力トランジスタ13がONの時はVINから 出力トランジスタ13コイル2へと電流が流れ、コイル2にエネルギーを蓄える と共に負荷7に電流を供給する。一方、出力トランジスタ13がOFFの時は、 コイル2に蓄えてあったエネルギーをダイオード5を介して放出し出力電圧V0 を一定に保つ。
【0005】 そして、過電流を検出していない場合、過電流検出回路14はLOW(以下、 単に“L”と記す)出力となっているが、過電流は検出するとHIGH(以下、 単に“H”と記す)出力となり出力トランジスタ13をOFF状態に保ち出力電 圧V0を遮断し保護する。そして、リセット端子15よりリセット入力すると電 流検出回路14出力が再び“L”となり出力トランジスタ13をパルス幅変調に より制御して出力電圧V0を発生する。
【0006】 図5(a)乃至(e)は上記回路の各部波形図であり、(a)は誤差増幅器9 及び三角波発振器10の出力信号を、また(b)乃至(e)はそれぞれ、コンパ レータ11の出力信号、過電流検出回路14の出力信号、リセット端子15に入 力されるリセット信号、出力トランジスタ13の出力信号を示している。
【0007】 ここでは、過電流検出回路14による過電流検出時の出力トランジスタ13の 遮断及びリセット信号の入力による出力トランジスタ13の復帰状態を示してい る。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、前記の従来技術の回路では過電流を検出すると直ちに出力トランジ スタ13をOFF状態にし保護する為、例えば負荷7の起動時等に瞬時的に流れ る過電流を検出した場合でも、出力トランジスタ13を遮断してしまう場合があ り、出力電圧V0が安定的に出力されないという問題点があった。
【0009】 そこで本考案の目的は、異常検知回路を備えた直流安定化回路において、瞬時 的な異常、例えば負荷起動時の瞬時的な過電流等は検出せず出力電圧の安定した 直流安定化回路を実現することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために本考案は、入出力間に接続された出力トランジスタ と、異常状態を検知して前記出力トランジスタを遮断する異常検知回路とを備え てなる直流安定化回路において、前記異常検知回路は、異常検出部と、該異常検 出部の後段に接続され、異常状態の継続時間を検出する時間検出用カウンタと異 常状態及び正常状態間の変動回数を検出する変動検出用カウンタと、前記両カウ ンタの検出状態に応じて前記出力トランジスタを制御する出力トランジスタ制御 部と、を有してなることを特徴とする。
【0011】
【作用】
本考案による直流安定化回路は、前述のように異常検出部の後段に接続され、 異常状態の継続時間を検出する時間検出用カウンタを有し、異常状態の継続時間 が一定時間以下の時はその異常状態をノイズとしているので、例えば負荷の起動 時等に瞬時的に流れる過電流に対しても出力トランジスタが遮断されるというこ とは無く、安定した出力電圧が得られる。
【0012】 また、異常検出部の後段には、前記時間検出用カウンタの他に異常状態及び正 常状態間の変動回数を検出する変動検出用カウンタを設けており、ノイズとして みなされる瞬時的な異常状態でもある回数以上発生した場合には異常ありとして 出力トランジスタを遮断する。
【0013】 従って、出力電圧が安定しており、且つ異常状態発生時には確実に出力トラン ジスタを遮断できる高信頼性の直流安定化回路を実現できる。
【0014】
【実施例】
本考案の一実施例について図1及び図2を参照して説明する。図1は本実施例 による直流安定化回路の回路図、図2は図1の回路図の各部の信号波形図である 。
【0015】 ここでは、図4及び図5に示す従来例と異なる点についてのみ説明する。なお 、従来例と同一機能部分には同一記号を付している。
【0016】 本実施例による直流安定化回路は、図1に示すように異常検知回路40と出力 トランジスタ制御部41とを有している。この異常検知回路40において、過電 流検出回路14の後段に時間検出用カウンタ16及び変動検出用カウンタ17を 設けている。
【0017】 ここで、時間検出用カウンタ16は、発信器10の周期をカウントの単位とし て、過電流状態がどれくらいの間継続しているかを検出するものであり、変動検 出用カウンタ17は、正常な状態から過電流状態へ変わった回数及び過電流状態 から正常な状態へ戻った回数の総数をカウントし、変動状態がどれくらいの頻度 で発生しているかを検出するものである。
【0018】 両カウンタはいずれも過電流検出回路14の出力が“H”の時(過電流検出時 )にカウント動作を行ない、また、予めそれぞれのカウント数が設定されており カウント数に達すると“H”出力を出すものである。
【0019】 そして、上記両カウンタの出力は出力トランジスタ制御回路41の論理素子( OR素子)18を介して論理素子12へ入力されている。
【0020】 以上の様な構成において、過電流検出回路14が過電流を検出していない場合 は“L”出力を出すため、時間検出用カウンタ16及び変動検出力カウンタ17 はカウント動作を行なわず両カウンタの出力は“L”であり、論理素子18の出 力も“L”である。従って、論理素子12への入力は反転されて“H”となり、 出力トランジスタ13は通常動作を行なう。
【0021】 また、過電流検出回路14が過電流を検出した場合、その過電流状態が非常に 短い時は、時間検出用カウンタ16のカウント数が設定値に満たないため時間検 出用カウンタ16は“H”出力を出さない。つまり、ノイズとして除去されトラ ンジスタ13は通常動作を続ける。
【0022】 もし過電流状態が時間検出用カウンタ16の設定カウント数を超える時間継続 した場合には、異常を検知したとして時間検出用カウンタ16は“H”出力を出 し、トランジスタ13は遮断される。
【0023】 ところで、ノイズとして除去される程度の短時間の過電流状態でも、繰り返し 発生すると回路に影響を及ぼす恐れがある。これに対し本実施例は、変動検出用 カウンタ17によって繰り返し発生の回数がカウントされているので、設定値を 超えた時に異常が生じたとして変動検出用カウンタ17は“H”出力を出し、ト ランジスタ13が遮断される。
【0024】 以上のように本実施例によれば、例えば負荷の起動時等に瞬時的に流れる過電 流に対しては出力トランジスタの遮断動作の生じない安定した直流安定化回路を 実現できる。しかも、ある時間以上継続したり、繰り返し発生する過電流状態に 対しては確実に出力トランジスタが遮断され高信頼性が得られる。
【0025】 図2(a)乃至(g)は、図1の回路図の各部信号波形を示す図である。図2 (a)は誤差増幅器9の出力信号及び三角波発信器10の出力信号を示す図であ る。図2(b)乃至(g)はそれぞれ、コンパレータ11の出力信号、過電流検 出回路14の出力信号、時間検出用カウンタ16の出力信号、変動検出用カウン タ17の出力信号、リセット入力端子15への入力信号、出力トランジスタ13 の出力信号である。
【0026】 この場合は、過電流検出回路14が一定時間以上過電流状態を検知したのを時 間検出用カウンタ16で検出し、出力トランジスタ13をオフする状態を示して いる。
【0027】 また、その後リセット入力端子15へのリセット信号入力によって、過電流検 出回路14、時間検出用カウンタ16がオフし、出力トランジスタ13が復帰す る状態が示されている。
【0028】 図3は本考案の他の実施例を示す回路図であり、ドロッパ型直流安定化回路の 例である。
【0029】 なお、図1に示す実施例と同一機能部分には同一記号を付している。本実施例 は図3に示すように、異常検知回路40′及び出力トランジスタ制御回路41′ を有している。この回路において、出力電圧V0を抵抗30,31に分圧しその 電圧と基準電圧32とを誤差増幅器33により誤差増幅し、その電圧に応じた電 流をトランジスタ34に供給し出力用トランジスタ13のベース電流を引き込む ものである。通常、過電流検出していない場合は、過電流検出回路14の出力は “L”であり時間検出用カウンタ16、変動検出用カウンタ17の出力も“L” でありNORゲート35の出力が“H”となりトランジスタ36をオン状態にし ている。
【0030】 また、過電流検出回路14が過電流状態を検知し、且つ、図1の実施例の場合 と同様時間検出用カウンタ16である一定の時間以上あるいは変動検出用カウン タ17である回数以上の過電流状態−正常状態の繰り返しを検知した場合には、 NORゲート35の出力が“L”となりトランジスタ36がオフ、出力トランジ スタ13がオフとなる。
【0031】 このように本実施例においても、図1の実施例と同様の効果が得られる。
【0032】 なお、図1及び図3の実施例では、回路の異常状態を検出する回路として過電 流検出回路を有する直流安定化回路をとり挙げたが、過電流検出回路の代わりに 異常を検知する回路として例えば過熱検出回路を有するものに対しても本案は適 用できる。
【0033】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、過電流等の異常を検知する回路を備えた 直流安定化回路において、例えば負荷の起動時の瞬時的な過電流等に対しては出 力トランジスタの遮断動作が生じず安定した出力電圧が得られ、且つある時間以 上継続したり繰り返し発生する過電流に対しては確実に出力トランジスタが遮断 され高信頼性の直流安定化回路を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による直流安定化回路の回路
図である。
【図2】(a)乃至(g)は図1の回路の各部信号波形
図である。
【図3】本考案の他の実施例による直流安定化回路の回
路図である。
【図4】従来例による直流安定化回路の回路図である。
【図5】(a)乃至(e)は図4の回路の各部信号波形
図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入出力間に接続された出力トランジスタ
    と、異常状態を検知して前記出力トランジスタを遮断す
    る異常検知回路とを備えてなる直流安定化回路におい
    て、 前記異常検知回路は、異常検出部と、 該異常検出部の後段に接続され、異常状態の継続時間を
    検出する時間検出用カウンタと異常状態及び正常状態間
    の変動回数を検出する変動検出用カウンタと、 前記両カウンタの検出状態に応じて前記出力トランジス
    タを制御する出力トランジスタ制御部とを有してなるこ
    とを特徴とする直流安定化回路。
JP2837992U 1992-04-28 1992-04-28 直流安定化回路 Pending JPH0592819U (ja)

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