JP5402368B2 - 差動増幅装置 - Google Patents

差動増幅装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5402368B2
JP5402368B2 JP2009182817A JP2009182817A JP5402368B2 JP 5402368 B2 JP5402368 B2 JP 5402368B2 JP 2009182817 A JP2009182817 A JP 2009182817A JP 2009182817 A JP2009182817 A JP 2009182817A JP 5402368 B2 JP5402368 B2 JP 5402368B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
voltage
current source
source
supply capability
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009182817A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011035845A (ja
Inventor
弘幸 佐藤
修 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2009182817A priority Critical patent/JP5402368B2/ja
Publication of JP2011035845A publication Critical patent/JP2011035845A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5402368B2 publication Critical patent/JP5402368B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Amplifiers (AREA)

Description

本発明は、差動信号を受けて動作する差動増幅装置に関する。
差動信号を受けて動作する差動増幅装置が様々な分野で利用されている。差動増幅装置は差動対となる2つの電圧信号を入力とし、一方の入力電圧に対する他方の入力電圧の電位差の変化に応じて出力電流の電流値を変化させる。
差動増幅器から出力される電流値を増幅するため、差動増幅器の出力には駆動回路が接続される。駆動回路の電流受信部には、受信した電流の位相をずらすようにコンデンサが挿入されている。コンデンサは回路の発振動作を防止するため一定値以上の容量値を有する。出力電流の論理レベルが切り替わるための応答速度は、コンデンサを充電するための出力電流の電流値が大きいほど速くなり、コンデンサの容量値が大きいほど遅くなる。
一方、回路の発振防止のためにコンデンサの容量値はある一定値以上にする必要がある。したがって回路の発振動作を防止しながら応答速度を早くするには、差動増幅装置から出力される出力電流の電流値を大きくしなければならない。
差動増幅装置を差動アンプで構成した場合、差動アンプの出力電流値はテール電流源と呼ばれる電流源の電流供給能力によって決まる。電流源は常に一定の電流を流し続けようとするため、差動増幅装置に入力される差動信号の電位差の大小に関わらず、差動増幅装置は電力を消費する。よって回路の発振動作を防止しながら応答速度が早くなるように電流源の電流供給能力を大きくすると、差動増幅装置の消費電力は入力される差動信号の電位差の大小に関わらず大きくなる。以下の特許文献には差動増幅装置に関する技術が開示されている。
特開平06−22171号公報 特願2000−196420号公報
本発明の一実施例では、入力差動信号の電位差に応じて電流供給能力を最適化する差動増幅装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、差動増幅器は、差動信号を増幅する差動アンプと、該差動信号間の電位差が設定値以上となった場合に、該差動信号間の電位差に応じた電圧値を有する調整信号を出力する調整部と、該差動アンプに電流を供給し、該調整信号の電圧値に応じた電流供給能力を有する電流源とを有し、
該調整部は、第一電流供給能力を有する第一電流源と該差動信号の一方をゲートに受ける第一トランジスタとが直列接続されて形成される第一電流経路と、第二電流供給能力を有する第二電流源と該差動信号の他方をゲートに受ける第二トランジスタとが直列接続されて形成される第二電流経路と、該第一電流源が供給する電流と該第一トランジスタを通過する電流の差分電流と、該第二電流源が供給する電流と該第二トランジスタを通過する電流の差分電流とが流れ込む合流点と接続する第三電流源を有し、該第一電流供給能力または該第二電流供給能力と該第三電流源の電流供給能力とで設定される該合流点の電圧を有する該調整信号を出力する入力電圧の電位差に応じた電流駆動能力を有する差動アンプと、該入力電圧の電位差に応じた電圧振幅を有する調整信号を出力する調整部と、該差動アンプの電流駆動能力を該調整信号に応じて調整する電流源とを有する。
実施形態によれば、入力差動信号の電位差に応じて電流供給能力を最適化する差動増幅装置を提供することができる。
差動増幅装置の回路図である。 調整部の回路図である。 調整部の電圧電流特性図である。 調整部の他の回路図である。 可変電流源の回路図である。
以下、本実施の形態について説明する。なお、各実施形態における構成の組み合わせも本発明の実施形態に含まれる。
図1は本実施の形態に係る差動増幅装置10の回路図である。差動増幅装置10はPMOSトランジスタ11、12と、NMOSトランジスタ13、14と、テール電流源であるNMOSトランジスタ15と、NMOSトランジスタ15のドレイン電流供給能力を調整する調整部16を有する。NMOSトランジスタ15はゲート電圧により電流供給能力を調整する電流源として機能する。
PMOSトランジスタ11、12はカレントミラー回路を構成する。カレントミラー回路は互いのトランジスタに流れるドレイン電流を同一にする回路である。PMOSトランジスタ11のゲート電極とドレイン電極はPMOSトランジスタ12のゲート電極と共通になっている。このため、PMOSトランジスタ11、12のドレイン電流値は同一となる。
NMOSトランジスタ13、14は外部から入力される入力電圧1、2の電圧値に応じてドレイン電流値を変化させる。入力電圧1、2は差動対の関係にあり、一方の電圧値が高くなると、他方の電圧値はそれに応じて低くなる。NMOSトランジスタ13、14に流れる電流の合計値の最大値はNMOSトランジスタ15のドレイン電流値に等しくなる。
例えばNMOSトランジスタ13がオン状態であり、NMOSトランジスタ14がオフ状態であるとする。PMOSトランジスタ12のドレイン電流は出力電流17として駆動回路20へ流れ込む。一方PMOSトランジスタ11のドレイン電流はNMOSトランジスタ13を流れNMOSトランジスタ15に流れ込む。前述の通りPMOSトランジスタ11とPMOSトランジスタ12のドレイン電流値は等しい。このため、PMOSトランジスタ11に流れる電流値がNMOSトランジスタ15のドレイン電流供給能力により制限されると、PMOSトランジスタ12のドレイン電流に等しい出力電流17も同様にNMOSトランジスタ15の供給能力により制限される。
調整部16は入力電圧1、2を入力とし、調整電圧3を出力する。調整部16は入力電圧1、2の電位差に応じた電圧値を有する調整電圧3を出力する。調整部16は入力電圧1、2の電位差が既定の設定値以上となった場合に調整電圧3の電圧値を高くする。調整電圧3はNMOSトランジスタ15のゲート入力となる。NMOSトランジスタ15は調整電圧3の電圧値が高いほど供給可能なドレイン電流値が大きくなる。以上の構成により、差動増幅装置10は入力電圧1、2の電位差が大きいほど、大きな電流値を有する出力電流を出力することが出来る。
駆動回路20は差動増幅装置10から出力される電流の利得を調整する回路である。駆動回路20はPMOSトランジスタ21と、コンデンサ22と、抵抗23と、電流源24を有する。
駆動回路20に出力電流17が入力されるとコンデンサ22の充電が開始される。コンデンサ22が充電されるとPMOSトランジスタ21のゲート電圧が高くなりドレイン電流が流れる。電流源24はPMOSトランジスタ21のドレイン電流の最大電流量を決定する。
コンデンサ22の容量値が出力電流17の電流値に対して大きい場合、コンデンサ22の充電時間が長くなる。出力電流17の振幅変化の周期がコンデンサ22の充電時間に対して無視できないほど短い場合、コンデンサ22が十分に充電される前に出力電流17のレベル反転が起こる。このため、出力電流17のレベルが十分変化できなくなり、誤ったレベル判定の原因となる。
出力電流17にコンデンサ22を高速に充電する電流値が求められる場合、入力電圧1と入力電圧2との電位差は一定値以上になっている。調整部16は入力電圧1、2の電位差が一定値以上になったことを検知し、電位差に応じた電圧値を有する調整電圧3を出力する。調整電圧3はNMOSトランジスタ15のゲートに供給される。
NMOSトランジスタ15のゲート電圧である調整電圧3の電圧値が大きいほど、NMOSトランジスタ15のドレイン電流供給能力は大きくなる。NMOSトランジスタ15のドレイン電流供給能力が大きくなると、PMOSトランジスタ11のドレイン電流も大きくなる。この結果、PMOSトランジスタ11、12のカレントミラー効果により、出力電流17の電流値も大きくなる。
以上、入力電圧1、2の電位差が小さいときにはNMOSトランジスタ15の供給能力を小さく抑えることにより差動増幅装置10の消費電力を小さくし、入力電圧1、2の電位差が大きいときにはNMOSトランジスタ15の供給能力を大きくして駆動回路20のキャパシタ22を高速に充電できるようにする。よって差動増幅装置10は、入力差動信号の電位差に応じて電流供給能力を最適化することができる。
図2は調整部16の回路図の一実施例である。調整部16はNMOSトランジスタ32、33、34、35、40と、PMOSトランジスタ36、37と、電流源30、31、39とを有する。
電流源30の一方は電源VDDに接続されている。電流源30の他方はNMOSトランジスタ32のドレインにノードV4で接続されている。NMOSトランジスタ32のソースはノードV3に接続されている。NMOSトランジスタ33のドレインは電源VDDに接続され、ソースはノードV3に接続されている。NMOSトランジスタ32、32のゲートには入力電圧1が入力される。
電流源31の一方は電源VDDに接続されている。電流源31の他方はNMOSトランジスタ35のドレインにノードV1で接続されている。NMOSトランジスタ35のソースはノードV3に接続されている。NMOSトランジスタ34のドレインは電源VDDに接続され、ソースはノードV3に接続されている。NMOSトランジスタ34、35のゲートには入力電圧2が入力される。
PMOSトランジスタ36のソースはNMOSトランジスタ32のドレインにノードV4で接続され、ドレインはノードV2に接続されている。PMOSトランジスタ37のソースはNMOSトランジスタ35のドレインにノードV1で接続され、ドレインはノードV2に接続されている。PMOSトランジスタ36、37のゲートには電圧源38により一定電圧VBPが印加されている。本実施例では電圧源38を調整部16の構成要素としたが、調整部16の外部に配置しても良い。PMOSトランジスタ36、37のドレイン電流供給能力は電流源39の電流供給能力である電流値I3よりも十分大きくなるようにする。
電流源39の一方はノードV2に接続され、他方はGNDに接続されている。例えば電流源39はNMOSトランジスタを用いて実装される。NMOSトランジスタ40のドレインはノードV3に接続され、ソースはGNDに接続されている。NMOSトランジスタ40のゲートはノードV2に接続されている。
電圧VBPの設定範囲について以下に説明する。PMOSトランジスタ36の飽和領域動作に必要なドレイン・ソース間電圧をV36D、NMOSトランジスタ39の飽和領域動作に必要なドレイン・ソース間電圧をV39D、PMOSトランジスタ36のゲート・オンに必要なゲート・ソース間電圧をV36G、PMOSトランジスタである電流源30の飽和領域動作に必要なドレイン・ソース間電圧をV30Dとする。
電圧VBPが低すぎると、電流源39が飽和領域で動作できなくなり定電流源として機能しなくなる。よって電流源30、39、PMOSトランジスタ36が飽和領域で動作するように設定可能なVBPの最小値はVBP=V36D+V39D―V36Gとなる。
一方、電圧VBPが高すぎると、電流源30が飽和領域で動作できなくなり定電流源として機能しなくなる。よって電流源30、39、PMOSトランジスタ36が飽和領域で動作するように設定可能なVBPの最大値はVBP=VDD−(V30D+V36G)となる。ここで飽和領域とはトランジスタのドレイン・ソース間電圧を大きくしても、ドレイン電流がほぼ一定値になる領域である。
電流源30、31、39が供給可能な電流値がそれぞれI1、I2、I3となるようにそれぞれの電流源の電流供給能力を設定する。電流値I1およびI2は、電流値I3よりも大きくなるようにする。入力電圧1の電圧値が上昇し閾値以上になるとNMOSトランジスタ32、33がオン状態になり、電流源30から供給される電流I1はNMOSトランジスタ32を介してNMOSトランジスタ40に流れ込む。これに対しPMOSトランジスタ36に流れ込む電流I1aは徐々に小さくなる。また入力電圧2が入力電圧1の電圧値に対応して閾値以下になるとNMOSトランジスタ34、35はオフ状態となり、電流源31から供給される電流I2のうちPMOSトランジスタ37に流れ込む電流I2aは徐々に大きくなる。ただし、I1a=0またはI2a=I3になるまでは電流源39に流れ込む電流量の総量は変化しないため、ノードV2の電圧値は変化しない。
さらに入力電圧2の電圧値が下がると、電流I2はPMOSトランジスタ37を通り、すべて電流源39に流れ込もうとするため、電流I2aの電流値はほぼI3となる。一方電流源39に流れ込む電流量は電流源39の電流供給能力に制限されるため、電流源39のドレインであるノードV2に電荷が蓄積される。この結果、ノードV2の電位が高くなる。
ノードV2の電位が高くなったとき、ノードV1の電位はノードV4の電位よりも高くなっている。ノードV1とノードV2の電位はほぼ等しい。このときPMOSトランジスタ36のゲート・ソース間には逆バイアスの電圧が印加されるため、ノードV2に蓄積された電荷がノードV4へ流出することによるノードV2の電位の低下を防ぐことが出来る。
電流源39を実現するNMOSトランジスタは飽和領域で動作しているので、電流源39のドレインであるノードV2の電圧値が高くなっても一定のドレイン電流を流す。このため電流源31から流れ込む電流I2aはI3に等しい状態を維持できる。
ノードV2はNMOSトランジスタ40のゲート端子と共通なので、ノードV2の電圧値が高くなると、NMOSトランジスタ40が供給可能なドレイン電流値は大きくなる。
図3は調整部16の入力電圧1の電圧値に対する電流I1a、I2aの電流値およびノードV2の電圧値の関係を示す特性図である。図3のAは入力電圧1の変化に対する電流I1a、I2aの電流値の変化を示す。図3のBは入力電圧1の変化に対するノードV2の電圧値の変化を示す。なお、本実施例において電流源30、31、39の電流値はI1=I2=30μA、I3=20μAである。
図3のAにおいて、実線は入力電圧1に対する電流I1aの電流値の変化を示し、破線は入力電圧1に対する電流I2aの電流値の変化を示す。図3のAにおいて、入力電圧1の上昇によりPMOSトランジスタ36へ流れる電流I1aが徐々に0になっている。また、入力電圧1が高くなるに従い、PMOSトランジスタ37へ流れ込む電流I2aは徐々に大きくなる。この結果、電流源39に電流を供給する経路はPMOSトランジスタ37だけになる。
図3のBにおいて、実線は入力電圧1に対するノードV2の電圧値の変化を示す。前述の通り、入力電圧1の上昇とともにノードV2の電圧値が上昇している。また、前述のI1aが0になる入力電圧1において、ノードV2の電圧値が上昇し始めている。
再び図2の説明に戻る。以下に、高くなったノードV2の電圧値が下がらない理由を説明する。仮にNMOSトランジスタ33が無いとすると、NMOSトランジスタ32がオンしている場合において、NMOSトランジスタ40に電流を供給するのは電流源30のみとなる。つまりNMOSトランジスタ33が無いとNMOSトランジスタ40の電流供給能力が高くなっても電流源30からの電流しか流れ込まないため、NMOSトランジスタ33のドレインノードV3の電圧値が低くなる。ノードV3の電圧値が低くなると、NMOSトランジスタ35のソース電圧が低くなり、NMOSトランジスタ35のゲート・ソース間電圧が高くなる。この結果NMOSトランジスタ35はオフ状態を維持できなくなり、電流源39に対してノードV2を維持するための電流値I3が電流源31から流れ込まなくなる。この結果ノードV2の電圧値が低くなる。よって、ノードV2の電圧値は一度高くなるが、しばらくすると元の値に戻る。
そこで、ノードV2の電圧値が元の値に戻るのを防ぐため、NMOSトランジスタ33、34を設ける。NMOSトランジスタ32、33がオンしている場合、ノードV2の電圧値が高くなると、NMOSトランジスタ40の電流供給能力が大きくなった分の電流量を補うようにNMOSトランジスタ33を介してNMOSトランジスタ40へ電流が供給される。この結果、NMOSトランジスタ40の電流供給能力が大きくなった場合のノードV3の電圧低下を防止することが出来る。
ノードV2の電圧値は調整電圧3として調整部16から出力される。以上の動作により、調整部16は入力電圧1、2の電位差に応じた調整電圧3を出力することが出来る。
図4は調整部16の他の実施例における回路図である。図4の調整部16aは、図2の調整部16における電流源30、31を電流値の変更が可能な可変電流源60、61に置き換えたものである。調整部16aにおいて、可変電流源60および可変電流源61の電流供給能力と電流源39の電流供給能力との大小関係に応じて調整電圧3の電圧値を高くするタイミングである設定値が調整される。図4の調整部16aについて、図2の調整部16と同一部品には同一番号を付与し、その説明を省略する。
制御部62は調整部16aの外部から入力される制御信号66の論理値に応じて可変電流源60、61の電流I1、I2と電流源39の電流I3との大小関係を調整する。制御部62はそれぞれの可変電流源60、61に送信する信号63、64により可変電流源60、61の電流供給量を制御する。
前述の通りノードV2の電圧値の上昇は、電流源39のドレインであるノードV2に電荷が蓄積されることにより生じる。電荷の蓄積はNMOSトランジスタ35がオフとなり、可変電流源61の電流I2がPMOSトランジスタ37に多く流れ込むことにより発生する。電流源39に流れ込む電流量が、電流源39の電流供給能力である電流値I3を超えると、ノードV2に電荷が蓄積され、ノードV2の電位が高くなる。よって電流源30、31の電流供給能力である電流値I1、I2を電流源39の電流供給能力である電流値I3よりもさらに大きくすることにより、調整部16はより低い値を設定値としてノードV2の電圧上昇を発生させることが出来る。
図5は可変電流源60の回路図の一実施例である。可変電流源60は電圧源70、PMOSトランジスタ71、72、73、74、NOT回路75を有する。可変電流源61も同様の構成を有するため、ここでは説明を省略する。
信号63の論理レベルが‘0’のとき、PMOSトランジスタ73がオフし、PMOSトランジスタ72がオンする。これによりPMOSトランジスタ74がオフするので、ノード76、77から回路に供給される電流源の電流供給量はPMOSトランジスタ71の特性と電圧源70の電圧値によって決まる。
信号63の論理レベルが‘1’になると、PMOSトランジスタ73がオンし、PMOSトランジスタ72がオフする。これによりPMOSトランジスタ74のゲート電圧が上昇し、PMOSトランジスタ74がオン状態となる。PMOSトランジスタ71とPMOSトランジスタ74は並列接続されているので、PMOSトランジスタ71により供給される電流にPMOSトランジスタ74により供給される電流が加算される。
以上の通り可変電流源60は信号63の論理レベルによってノード76、77から供給される電流供給量を変化させることが出来る。
10 差動増幅装置
16、16a 調整部
20 負荷回路
62 制御部
60、61 可変電流源

Claims (2)

  1. 差動信号を増幅する差動アンプと、
    該差動信号間の電位差が設定値以上となった場合に、該差動信号間の電位差に応じた電圧値を有する調整信号を出力する調整部と、
    該差動アンプに電流を供給し、該調整信号の電圧値に応じた電流供給能力を有する電流源とを有し、
    該調整部は、
    第一電流供給能力を有する第一電流源と該差動信号の一方をゲートに受ける第一トランジスタとが直列接続されて形成される第一電流経路と、
    第二電流供給能力を有する第二電流源と該差動信号の他方をゲートに受ける第二トランジスタとが直列接続されて形成される第二電流経路と、
    該第一電流源が供給する電流と該第一トランジスタを通過する電流の差分電流と、該第二電流源が供給する電流と該第二トランジスタを通過する電流の差分電流とが流れ込む合流点と接続する第三電流源を有し、
    該第一電流供給能力または該第二電流供給能力と該第三電流源の電流供給能力とで設定される該合流点の電圧を有する該調整信号を出力することを特徴とする差動増幅装置。
  2. 該調整部において、該第一電流源および該第二電流源の電流供給能力と該第三電流源の電流供給能力に応じて該設定値が調整されることを特徴とする、請求項1に記載の差動増幅装置。
JP2009182817A 2009-08-05 2009-08-05 差動増幅装置 Expired - Fee Related JP5402368B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009182817A JP5402368B2 (ja) 2009-08-05 2009-08-05 差動増幅装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009182817A JP5402368B2 (ja) 2009-08-05 2009-08-05 差動増幅装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011035845A JP2011035845A (ja) 2011-02-17
JP5402368B2 true JP5402368B2 (ja) 2014-01-29

Family

ID=43764424

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009182817A Expired - Fee Related JP5402368B2 (ja) 2009-08-05 2009-08-05 差動増幅装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5402368B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5503671B2 (ja) * 2012-01-30 2014-05-28 株式会社半導体理工学研究センター 差動増幅回路

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03292007A (ja) * 1990-04-10 1991-12-24 Nec Corp 演算増幅回路
JPH0438003A (ja) * 1990-06-04 1992-02-07 Nec Corp Mos演算増幅回路
JP2927729B2 (ja) * 1995-05-11 1999-07-28 松下電器産業株式会社 演算増幅装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011035845A (ja) 2011-02-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10481625B2 (en) Voltage regulator
US7521971B2 (en) Buffer circuit
US7557648B2 (en) Operational amplifier, integrating circuit, feedback amplifier, and controlling method of the feedback amplifier
US7312651B2 (en) Cascode current mirror circuit operable at high speed
JP2009211667A (ja) 定電圧回路
US7893767B2 (en) Operational amplifier and integrating circuit
US20020190793A1 (en) Operational transconductance amplifier for an output buffer
JP6761361B2 (ja) 電源装置
US20080048728A1 (en) Stable sense amplifier
US11894817B2 (en) Slew boost circuit for an operational amplifier
JPH11220341A (ja) 演算増幅器
US7061322B2 (en) Low voltage differential amplifier circuit and bias control technique enabling accommodation of an increased range of input levels
JP4097149B2 (ja) 差動駆動回路およびそれを内蔵する電子機器
US6236195B1 (en) Voltage variation correction circuit
US20140111278A1 (en) Dynamically biased output structure
US10078343B2 (en) Output circuit
CN112769419B (zh) 迟滞比较器
CN110611497A (zh) 比较器以及振荡电路
JP5402368B2 (ja) 差動増幅装置
US9472921B2 (en) Split voltage supply configuration with matched input load for single ended drivers
CN113452332B (zh) 差分放大器
JP4571431B2 (ja) 信号増幅回路
US11264955B2 (en) Semiconductor amplifier circuit and semiconductor circuit
JP2008085588A (ja) 受光回路
JP6079184B2 (ja) レギュレータ回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120405

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130305

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130502

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131001

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131014

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees