JP6038289B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

この発明は、複数の半導体スイッチと直流コンデンサとからなる単位セルでアームを構成し、複数相の交流回路と直流回路との間で電力の変換を行う電力変換装置に係り、特に、単位セルにおける直流コンデンサの電圧の相間におけるばらつきを抑制するものである。
大容量電力変換装置は、変換器出力が高電圧または大電流となるため、複数の変換器を直列または並列に多重化することで構成されていることが多い。変換器を多重化することは、変換器容量を大きくするのみでなく、出力を合成することにより、出力電圧波形に含まれる高調波を低減し、その結果、系統に流出する高調波電流を低減することができることが知られている。
変換器を多重化する方法は、様々存在し、リアクトル多重や変圧器多重、直接多重などがある。変圧器で多重化すると、交流側は変圧器で絶縁されるため各変換器の直流を共通化できるというメリットがある。しかし、出力電圧が高電圧となると多重変圧器の構成が複雑となる点および変圧器のコストが高くなる点がデメリットである。
そこで、高圧用途に適した多重変圧器を必要としない電力変換装置として、複数の変換器の出力をカスケード接続したマルチレベル変換器が提案されており、その中の一つにモジュラーマルチレベル変換器(以下、MMCと称す)がある。
MMCは、セルと呼ばれる複数の単位変換器(以下、単位セルと称す)がカスケード接続されたアームで構成されている。単位セルは、複数の半導体スイッチと直流コンデンサを備えており、半導体スイッチをオン・オフさせることにより、直流コンデンサの両端電圧およびゼロ電圧を出力する。
三相MMCの場合は、各相個別にアームを構成し、カスケード接続されているセル総数の半分のセルの出力端を交流端子、各相アームの両端は互いに接続され、それぞれの端子を直流端子としている。MMCの各単位セル出力は、MMCの交流端および直流端の両側に接続されているため、各単位セルは、直流および交流の両方を出力するという特徴を持つ。つまり、各アームを流れる電流には交流成分と直流成分とが存在する。よって、MMCでは、これら複数の電流成分を制御する必要があり、例えば、下記の各特許文献1、2、非特許文献1にその制御方法が紹介されている。
これら各文献によれば、直流側が直流電源、交流側が交流電源に接続されたMMCにおいて、MMCの交流側は交流電流を制御することで、また直流側は各アーム電流から交流出力に関係する成分を除いた電流を制御することで制御可能であることが開示されている。
特開2011−182517号公報 特開2012−44839号公報
電気学会論文誌D(産業応用部門誌)Vol.132,No.6,2012(662頁、図4)
上掲の各文献では、各アーム電流から交流出力に関係する成分を除いた電流を制御対象とするが、この電流には、直流電源に流れる直流電流成分とアームの各相間に流れ単位セルの直流コンデンサの電圧の相間におけるばらつきに直接影響する循環電流成分とが含まれる。
ところで、この内、直流電流成分の制御は、主として、直流電源を含む直流回路のインピーダンスによりその応答が決まり、循環電流成分の制御は、主として、アーム間の循環閉回路のインピーダンスによりその応答が決まる。
従って、この2成分の電流を一括して制御を行うと、特に直流回路が直流電源のみでなく、直流電源に直列にインピーダンスが挿入される場合等は所望の動作を得ることが出来ない。
即ち、直流回路が直流電源のみの場合、直流電流が流れる回路には循環電流が流れる回路と同等のインピーダンスとなるが、直流回路に別途インピーダンスが挿入される場合は、直流電流が流れる回路のインピーダンスは、直流回路のインピーダンスが直列に接続されて電流が流れ難くなる。よって、両電流成分を一括して制御し、応答を高速化した場合、循環電流成分は安定に制御できるが、直流電流成分は、挿入されたインピーダンスの影響で不安定となってしまう。逆に、直流電流成分を安定化するように応答を遅くすると循環電流制御が充分な応答を得られず、循環電流成分を常に的確な値に追従させることができない。
この発明は、以上の従来の課題を解決するためになされたもので、たとえ、直流回路に別途インピーダンスが挿入される等の場合にも、単位セルの直流コンデンサの電圧の相間におけるばらつきを確実に抑制することが出来る電力変換装置を得ることを目的とする。
この発明に係る電力変換装置は、複数相の交流回路と直流回路との間に接続され両回路間で電力の変換を行うものであって、
相毎にその一端で互いに直列に接続された第一アームと第二アームとを備え、第一アームと第二アームとは、それぞれ、互いに直列に接続された複数の半導体スイッチの直列体とこの直列体と並列に接続された直流コンデンサとからなり半導体スイッチの端子を出力端とする単位セルを1または複数直列に接続したものであり、各相の第一アームと第二アームとの接続点が交流回路の各相に接続され、各相の第一アームの他端が直流回路の正極側に接続され、第二アームの他端が直流回路の負極側に接続された電力変換装置において、
交流回路および直流回路を経由せず、各相間で循環する各相の循環電流成分を演算する循環電流演算手段、および各相の循環電流成分を所定の循環電流指令値に追従させる制御を行う循環電流制御部を備えることにより、直流コンデンサの電圧の相間におけるばらつきを抑制するようにしたものである。
この発明に係る電力変換装置は、以上のように、上記した循環電流演算手段および循環電流制御部を備えたので、単位セルの直流コンデンサの電圧の相間におけるばらつきに直接影響する循環電流成分を、他の電流成分と独立して制御することで、このばらつきを確実に抑制することが出来る。
この発明の実施の形態1による電力変換装置の全体構成を示す回路図である。 アームリアクトル11の挿入位置が図1とは異なる電力変換装置の全体構成を示す回路図である。 図1の単位セル10の内部構成例を示す回路図である。 図1の単位セル10の、図3とは異なる内部構成例を示す回路図である。 この発明の実施の形態1による電力変換装置の制御構成例を示すブロック図である。 電力変換装置に流れる各電流要素を説明する図である。 図5の直流電流制御部51の内部構成例を示すブロック図である。 図5の循環電流制御部52の内部構成例を示すブロック図である。 図5の循環電流指令値演算部100の内部構成例を示すブロック図である。 図5の直流電圧指令値演算部53の内部構成例を示すブロック図である。 この発明の実施の形態2による電力変換装置の循環電流制御部52Aの内部構成例を示すブロック図である。 この発明の実施の形態2による電力変換装置の直流電圧指令値演算部53Aの内部構成例を示すブロック図である。 この発明の実施の形態3による電力変換装置の循環電流制御部52Bの内部構成例を示すブロック図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による電力変換装置の全体構成を示す回路図である。図1において、本発明の電力変換装置1は、入出力端のうちの一方は、複数相(図1では、u、v、wの3相の場合を示す)を有する交流回路としての交流電源14に接続され、入出力端のうちの他方は、直流回路としての、インピーダンス15を介した直流電源16に接続されている。
なお、図1では、入出力端のうちの一方は、直接交流電源14に接続されているが、連系変圧器を介して接続されても、連系リアクトルを介して接続される構成であってもよい。また、入出力端のうちの他方は、直接直流電源16に接続されても、また直流負荷に接続されてもよいし、直流電源16は、直流出力を行う他の電力変換装置でもよい。
次に、本発明の電力変換装置1の内部構成について説明する。本発明の電力変換装置1は、各相毎にアーム17を構成し、各アーム17は、正極側の第一アーム18と負極側の第二アーム20とからなる。両アーム18、20は、その一端で互いに直列に接続され、その接続点は、交流電源14に接続される交流出力端19となっている。第一アーム18の他端は、インピーダンス15を介して直流電源16の正極側に接続される第一直流出力端12となっている。第二アーム20の他端は、インピーダンス15を介して直流電源16の負極側に接続される第二直流出力端13となっている。
第一アーム18は、後述する単位セル10を1または複数、更にアームリアクトル11を直列に接続したもので、第二アーム20も同様である。アームリアクトル11は、後段で詳述する循環電流成分を抑制するために挿入するもので、単位セル10と直列に接続されるものであれば、その挿入位置は、図1に示された位置に限られるものではなく、また、複数個を分散して挿入するものであってもよい。
例えば、図2に示すように、アームリアクトル11を第二アーム20にのみ設けてもよいし、これとは異なり、第一アーム18にのみ設けてもよい。このように、アームリアクトル11は、アーム17内であれば、図1、2の挿入位置に限定されるものではなく、リアクトルの数もこれに限定されるものではない。
更に、本願発明としては、アームリアクトル11を必須の要素とするものではない。特にアームリアクトル11を設けない場合は、循環電流成分は、配線構造自体に存在するリアクタンス値で決まることになる。
図3は、図1の単位セル10の内部構成例を示す回路図で、いわゆるハーフブリッジの構成を採用したものである。図3において、単位セル10は、GCT(Gate Commutated Turn−off thyristor)やIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)等の自己消弧型のスイッチング素子30とこのスイッチング素子30に逆並列に接続されたダイオード31とからなる半導体スイッチ32を複数(ここでは、2つ)直列に接続した直列体33およびこの直列体33に並列に接続された直流コンデンサ34から構成されている。直流コンデンサ34は、直流電圧を平滑化する。
そして、単位セル10は、図3に示すように、一方の半導体スイッチ32の両端子を出力端とし、スイッチング素子30をオン・オフさせることにより、この出力端から、直流コンデンサ34の両端電圧およびゼロ電圧を出力する。
図4は、いわゆるフルブリッジの構成を採用した単位セル10の内部構成例を示す回路図である。図4において、単位セル10は、スイッチング素子40とこのスイッチング素子40に逆並列に接続されたダイオード41とからなる半導体スイッチ42を複数(ここでは、2つ)直列に接続した直列体43を更に2つ並列に接続したもの、およびこの直列体43に並列に接続された直流コンデンサ44から構成されている。
そして、単位セル10は、図4に示すように、それぞれの直列体43の内部中間接続点となる半導体スイッチ42の端子を出力端とし、スイッチング素子40をオン・オフさせることにより、この出力端から、直流コンデンサ44両端の正電圧、負電圧およびゼロ電圧を出力する。
なお、単位セル10の構成は、半導体スイッチにより構成される直列体と、この直列体に並列に接続された直流コンデンサとから構成され、直列体の半導体スイッチの動作により出力端に直流コンデンサ電圧を選択的に出力する構成であれば、図3および図4に示すものに限定されるものではない。
次に、本発明の電力変換装置1の制御、特に、本発明の要部となる、交流電源14および直流電源16を経由せず、第一アーム18およびまたは第二アーム20の相間で循環し、単位セル10の直流コンデンサ34(44)の電圧の相間におけるばらつきに直接影響する循環電流成分の制御について説明する。
図5は、この発明の実施の形態1による電力変換装置の制御構成例を示すブロック図である。
ここで、図5の制御構成の説明に入る前に、電力変換装置に流れる各電流要素について図6に基づいて説明する。
図6において、例えば、u相に着目すると、各電流要素は以下の通りとなる。
ipu:第一アーム18を流れる電流である。
inu:第二アーム20を流れる電流である。
iu:交流電源14を経由する電流で、この電流iuは、図に示すように、第一アーム18および第二アーム20に、その1/2が分流する。
idc:直流電源16を経由する電流で、3相分であり、u相には、その1/3が流れる。
izu:各アーム18、20に流れる電流ipu、inuから交流電源14を経由する電流iu/2を除いた電流成分で、以下の関係が成立する。
izu=ipu+iu/2 ・・・(1)
izu=inu−iu/2 ・・・(2)
izuc:交流電源14および直流電源16を経由せず、アームの相間を循環する循環電流成分である。
(1)(2)式から電流iuを消去すると、電流成分izuは、(3)式で求まる。
izu=(ipu+inu)/2 ・・・(3)
従って、循環電流成分izucは、(4)式で求まる。
izuc=izu−idc/3 ・・・(4)
図5に戻り、図示しない交流電流検出器により検出された、各相の第一アーム18を流れる電流ipu、ipv、ipwと第二アーム20を流れる電流inu、inv、inwとを、加算器54で加算し、乗算器55で1/2を乗算することで、アーム18、20に流れる電流から交流電源14を経由する電流を除いた各相の電流成分izu、izv、izwを演算する。
直流電流演算部50は、各相の電流成分izu、izv、izwを加算することにより、直流電源16を経由する直流電流izdcを演算し、この直流電流izdcと各相の電流成分izu、izv、izwとから、(4)式により、各相の循環電流成分izuc、izvc、izwcを演算する。
この実施の形態1では、図示しない交流電流検出器、加算器54、乗算器55および直流電流演算部50により、本願請求項の循環電流演算手段を構成する。
なお、直流電流izdcは、別途、図示しない直流電流検出器により検出した直流電流idcそのものを使用してもよい。直流電流検出器が必要となるが、演算で求める場合に比較して、演算処理量が減り、誤差も低減するという利点がある。
直流電流制御部51は、その内部構成を図7に示すように、減算器56により、所定の直流電流指令値izdc*から直流電流izdcを減算し、指令値に対する誤差Δizdcを演算し、演算された誤差Δizdcがゼロとなるよう、即ち、直流電流izdcを直流電流指令値izdc*に追従させるような直流電圧指令直流電流成分vdcoutを補償器57により演算する。
循環電流制御部52は、その内部構成を図8に示すように、減算器58により、各相の所定の循環電流指令値izuc*、izvc*、izwc*から、直流電流演算部50により演算された各相の循環電流成分izuc、izvc、izwcを減算し、各相の指令値に対する誤差Δizuc、Δizvc、Δizwcを演算し、演算された各相の誤差Δizuc、Δizvc、Δizwcがゼロとなるよう、即ち、各相の循環電流成分izuc、izvc、izwcをそれぞれ各相の循環電流指令値izuc*、izvc*、izwc*に追従させるような直流電圧指令循環電流成分vdccu、vdccv、vdccwを補償器59により演算する。
ここで、循環電流指令値の設定要領について以下に説明する。
各相の単位セル10を構成する部品等が理想的にバランスしておれば、循環電流指令値としては、零に設定しておけばよい。しかし、現実としては、これら部品等の各相間のばらつきを想定し、これらのばらつきの存在に拘わらず各相の直流コンデンサ34、44の電圧を均等にするために流すべき各相の循環電流成分を循環電流指令値とする。
また、交流電源14を含む交流系統の条件が不変であれば固定値として設定すればよいが、例えば、交流系統の三相平衡程度が変動する場合は、これらの変動により、直流コンデンサ電圧が各相間でばらついてしまう。このため、直流コンデンサの電圧のばらつきに基づいて、逐次循環電流指令値を制御で求めることも必要となる可能性がある。
循環電流指令値演算部100は、以上の状況を加味して循環電流指令値izuc*、izvc*、izwc*を演算するもので、その内部構成例を図9に示す。
上記のとおり、指令値は、固定値でもよいし、逐次演算で求める場合もあるため、指令値をスイッチ104で切替可能としている。
スイッチ104が図の下方端子を選択すれば、循環電流指令値演算部100は、単位セル10を構成する部品等の各相間のばらつきを想定し、これらのばらつきの存在に拘わらず各相の直流コンデンサ34、44の電圧を均等にするために流すべき各相の循環電流成分であるU相、V相、W相固定循環電流指令値を出力する。
スイッチ104が図の上方端子を選択すれば、循環電流指令値演算部100は、以下の要領で、循環電流指令値izuc*、izvc*、izwc*を出力する。
先ず、直流コンデンサ代表値演算部101は、各相の直流コンデンサの電圧検出値、例えば、U相では、第一アーム18のVcapup1・・Vcapupn、第二アーム20のVcapun1・・Vcapunnから各相の直流コンデンサ電圧の代表値Vcapu、Vcapv、Vcapwを演算する。代表値としては、各相における直流コンデンサ電圧の最大電圧や最小電圧でもよいし、各相における平均電圧でもよい。
次に、減算器102は、直流コンデンサ電圧指令値Vcap*から各相の直流コンデンサ電圧代表値Vcapu、Vcapv、Vcapwを減算し、各相の指令値に対する誤差ΔVcapu、ΔVcapv、ΔVcapwを演算する。
そして、演算された各相の誤差ΔVcapu、ΔVcapv、ΔVcapwがゼロとなるよう、即ち、各相の直流コンデンサ電圧代表値Vcapu、Vcapv、Vcapwをそれぞれ直流コンデンサ電圧指令値Vcap*に追従させるような循環電流指令値izuc*、izvc*、izwc*を補償器103により演算する。
以上のように、交流電源14を含む交流系統の条件が不変であれば、循環電流指令値は固定値に設定すればよいが、上記に示すように、直流コンデンサ電圧の検出値に基づいて循環電流指令値を逐次演算で求めるようにしてもよい。この場合は、交流系統に変動が生じても、各相直流コンデンサ電圧を常にバランスさせることが出来る。
直流電圧指令値演算部53は、その内部構成を図10に示すように、加算器60により、循環電流制御部52で演算された各相の直流電圧指令循環電流成分vdccu、vdccv、vdccwに、直流電流制御部51で演算された直流電圧指令直流電流成分vdcoutを加算し、各相の直流電圧指令値vdcu*、vdcv*、vdcw*を演算する。
直流電圧制御部70は、これら各相の直流電圧指令値vdcu*、vdcv*、vdcw*に基づき、直流回路に出力する直流電圧を制御する、具体的には、各相アームの単位セル10を構成するスイッチング素子30、40のオン・オフ駆動を制御する。
以上のように、この発明の実施の形態1の電力変換装置においては、上記した直流電流演算部50等からなる循環電流演算手段、循環電流制御部52および直流電圧指令値演算部53を備えることにより、単位セル10の直流コンデンサ34、44の電圧の相間におけるばらつきに直接影響する循環電流成分を、他の電流成分と独立して制御することで、このばらつきを確実に抑制することが出来る。
更に具体的には、この循環電流制御部52を、直流電流をその指令値に追従させる直流電流制御部51と独立に構成したので、両制御部51、52で個別に最適な制御応答を設定することが可能で、たとえ、直流電源16を含む直流回路にインピーダンス15が挿入されていても、単位セル10の直流コンデンサ34、44の電圧の相間におけるばらつきを確実に抑えつつ、直流電流の適切な制御が実現し、結果として、装置の小型化に寄与する。
なお、直流回路にインピーダンスが挿入されるケースとしては、例えば、この電力変換装置が、例えば、高圧直流送電設備(HVDC)に適用され、直流回路が直流送電系統に該当する場合が想定される。
また、交流回路に不平衡成分が存在しやすい場合としては、例えば、この電力変換装置が、周波数変換設備(FC)に適用され、交流回路が、交流電力系統に該当する場合が想定される。
実施の形態2.
図11および図12は、この発明の実施の形態2による電力変換装置の循環電流制御部52Aおよび直流電圧指令値演算部53Aの内部構成を示すブロック図である。他の部分は、先の実施の形態1の場合と同一であるので、その説明は省略する。
図11において、循環電流制御部52Aは、先ず、減算器61により、直流電流演算部50で演算された各相の循環電流成分izuc、izvc、izwcのある相と他の2相との差、ここでは、izuc−izvc=izuvcおよびizvc−izwc=izvwcを演算する。次に、減算器62により、各相の循環電流指令値izuc*、izvc*、izwc*のある相と他の2相との差、ここでは、izuc*−izvc*=izuvc*およびizvc*−izwc*=izvwc*からizuvcおよびizvwcを減算し、それぞれの誤差Δizuvc、Δizvwcを演算する。そして、演算された誤差Δizuvc、Δizvwcがゼロとなるような直流電圧指令循環電流成分vdccuv、vdccvwを補償器63により演算する。
ここでは、循環電流成分の相差分を、izucからizvcを減算した電流izuvcと、izvcからizwcを減算した電流izvwcとの2つとしたが、izwcからizucを減算した電流izwucとizucからizvcを減算した電流izuvc、更には、電流izwucとizvwcとしてもよい。
図12において、直流電圧指令値演算部53Aは、循環電流制御部52Aで求められた直流電圧指令循環電流成分vdccuv、vdccvwと、直流電流制御部51で求められた直流電圧指令直流電流成分vdcoutとから、図12に示す計算を用いて、各相の直流電圧指令値vdcu*、vdcv*、vdcw*を演算する。
循環電流成分izuc、izvc、izwcの総和は、所定の値に拘束されることから、上記のように、2つの循環電流成分相差分を、それぞれ対応する2つの循環電流指令値相差分に一致させることで、実質的に、各相の循環電流成分izuc、izvc、izwcをそれぞれ各相の循環電流指令値izuc*、izvc*、izwc*に追従させる制御が可能となる。
以上のように、この発明の実施の形態2の電力変換装置においては、上記した直流電流演算部50等からなる循環電流演算手段、循環電流制御部52Aおよび直流電圧指令値演算部53Aを備えることにより、単位セル10の直流コンデンサ34、44の電圧の相間におけるばらつきに直接影響する循環電流成分を、他の電流成分と独立して制御することで、このばらつきを確実に抑制することが出来、更に、先の実施の形態1による効果に加えて、循環電流制御部52Aで必要となる補償器63が2つで済み、その分制御の構成が簡便となる。
実施の形態3.
図13は、この発明の実施の形態3による電力変換装置の循環電流制御部52Bの内部構成を示すブロック図である。他の部分は、先の実施の形態1の場合と同一であるので、その説明は省略する。
この実施の形態3の図13に示す循環電流制御部52Bでは、uvw3相の循環電流成分を、一旦、回転座標上のdq2相に変換する。
循環電流成分の主成分は、交流出力成分の基本波周波数と同じ周波数成分である。図6で説明したように、交流側に出力される電流に関しては、第一アーム18を流れている成分と第二アーム20を流れている成分とは、位相が反転した成分となる。しかし、アーム間で循環する循環電流成分に関しては、第一アーム18を流れている成分と、第二アーム20を流れている成分とは、同じ成分、つまり同極性の成分となる。従って、逆相成分となる。
そこで、第一座標変換部64により、直流電流演算部50Aで演算された、uvw3相の循環電流成分izuc、izvc、izwcを、交流出力成分の2倍の周波数で回転するdq2相座標上に変換する。変換されたizdは有効成分、izqは無効成分で、いずれも直流量となる。
補償器65は、2相の循環電流成分izd、izqが、2相に換算された循環電流指令二軸成分izd*、izq*に追従するよう直流電圧指令二軸成分vzd*、vzq*を出力する。
第二座標変換部66は、補償器65で求められた直流電圧指令二軸成分vzd*、vzq*を、3相の直流電圧指令循環電流成分vdccu、vdccv、vdccwに変換する。
以上のように、この発明の実施の形態3の電力変換装置においては、上記した直流電流演算部50等からなる循環電流演算手段、循環電流制御部52Bおよび直流電圧指令値演算部53を備えることにより、単位セル10の直流コンデンサ34、44の電圧の相間におけるばらつきに直接影響する循環電流成分を、他の電流成分と独立して制御することで、このばらつきを確実に抑制することが出来、更に、先の実施の形態1による効果に加えて、循環電流成分の主成分である逆相成分を検出し、この主成分を直流量で制御を行うため、循環電流制御部の応答が向上する。
なお、以上では、3相の交流回路と直流回路との間で電力変換を行う電力変換装置について説明したが、この発明の交流回路は、3相に限られるものではなく、2相等、一般に複数相の交流回路と直流回路との間で電力変換を行う電力変換装置に広く適用することが出来、同等の効果を奏するものである。
また、この発明は、直流電流をその指令値に追従させる直流電流制御部51を必須とするものではなく、更に、例えば、交流出力電圧をその指令値に追従させる交流電圧制御部を備えるものにも同様に適用することが出来、同等の効果を奏するものである。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。

Claims (9)

  1. 複数相の交流回路と直流回路との間に接続され前記両回路間で電力の変換を行うものであって、
    前記相毎にその一端で互いに直列に接続された第一アームと第二アームとを備え、前記第一アームと前記第二アームとは、それぞれ、互いに直列に接続された複数の半導体スイッチの直列体とこの直列体と並列に接続された直流コンデンサとからなり前記半導体スイッチの端子を出力端とする単位セルを1または複数直列に接続したものであり、前記各相の前記第一アームと前記第二アームとの接続点が前記交流回路の各相に接続され、前記各相の前記第一アームの他端が前記直流回路の正極側に接続され、前記第二アームの他端が前記直流回路の負極側に接続された電力変換装置において、
    前記交流回路および前記直流回路を経由せず、前記各相間で循環する前記各相の循環電流成分を演算する循環電流演算手段、および前記各相の循環電流成分を所定の循環電流指令値に追従させる制御を行う循環電流制御部を備えることにより、前記直流コンデンサの電圧の前記相間におけるばらつきを抑制するようにした電力変換装置。
  2. 前記循環電流演算手段は、第m相の前記第一アームに流れる電流をipm、前記第m相の前記第二アームに流れる電流をinm、前記直流回路に流れる直流電流をidc、相数をMとしたとき、下式により、前記第m相の前記循環電流成分izmcを演算する請求項1記載の電力変換装置。
    izmc=(ipm+inm)/2−idc/M
  3. 前記交流回路がu、v、w3相の場合、
    前記循環電流制御部は、前記循環電流演算手段で演算された前記循環電流成分のある相と他の2相との差を、前記循環電流指令値の前記ある相と他の2相との差に追従させる制御を行うことにより、前記各相の循環電流成分を前記循環電流指令値に追従させるようにした請求項1記載の電力変換装置。
  4. 前記交流回路がu、v、w3相の場合、
    前記循環電流制御部は、前記循環電流演算手段で演算された前記3相分の前記循環電流成分を、前記交流回路の交流周波数の2倍の周波数で回転する座標上に変換した二軸成分を、それぞれ所定の循環電流指令二軸成分に追従させる制御を行うことにより、前記各相の循環電流成分を前記循環電流指令値に追従させるようにした請求項1記載の電力変換装置。
  5. 前記第一アームおよび前記第二アームのいずれか一方または双方に、前記単位セルと直列に、前記循環電流成分を抑制するアームリアクトルを挿入した請求項1記載の電力変換装置。
  6. 前記各相における前記直流コンデンサの電圧の代表値を演算する直流コンデンサ電圧代表値演算部を設け、前記各相における前記直流コンデンサの電圧の代表値が所定の直流コンデンサ電圧指令値に追従するよう前記各相の循環電流指令値を演算する循環電流指令値演算部を備えた請求項1記載の電力変換装置。
  7. 直流電圧指令値に基づき前記直流回路に出力する直流電圧を制御する直流電圧制御部、および前記直流回路に流れる直流電流を、所定の直流電流指令値に追従させるよう直流電圧指令直流電流成分を出力する直流電流制御部を備え、
    前記循環電流制御部は、前記各相の循環電流成分を前記循環電流指令値に追従させるよう直流電圧指令循環電流成分を出力し、前記直流電圧制御部は、前記直流電圧指令直流電流成分と前記直流電圧指令循環電流成分とからなる前記直流電圧指令値に基づき前記直流回路に出力する直流電圧を制御するようにした請求項1記載の電力変換装置。
  8. 前記直流電流制御部と前記循環電流制御部とで、その制御応答を独立に設定可能とした請求項7記載の電力変換装置。
  9. 前記直流回路が直流電力系統である高圧直流送電設備、または、前記交流回路が交流電力系統である周波数変換設備に適用する請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の電力変換装置。
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