JP6033666B2 - 車両用シートロック装置 - Google Patents
車両用シートロック装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6033666B2 JP6033666B2 JP2012278300A JP2012278300A JP6033666B2 JP 6033666 B2 JP6033666 B2 JP 6033666B2 JP 2012278300 A JP2012278300 A JP 2012278300A JP 2012278300 A JP2012278300 A JP 2012278300A JP 6033666 B2 JP6033666 B2 JP 6033666B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hook member
- striker
- engagement
- shaft
- seat back
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
フック部材7の回動を補助する補助フック部材8と、操作手段20(図3参照)の操作に基づく作動を補助フック部材8に伝えるレバー部材10とが配置されている。
曲させない形状としても良い。
り回動付勢された状態で回動可能に支持されているため、ストライカ4の当接による衝撃力を緩和することができ、緩衝音を低減させることができる。そのまま、当接部92と第1係合軸41とが当接した状態でストライカ4をさらに進入方向(車両前方)へ進入させると、アシスト部材9は第3バネ13による付勢に抗して反X方向に回動し、アシスト部材9の規制部93とフック部材7の突出部74との当接状態が解除される。それとともに、ストライカ4の第1係合軸41がフック部材7の車両後方側下端7aに当接してフック部材7をわずかに持ち上げ、第1係合軸41はフック部材7の第1係合溝72に進入する。図3に二点鎖線で示すように、第1係合軸41は補助フック部材8の延出部82に当接して、進入方向への進入が止まる。そのため、ストライカ4を勢いよく進入させた場合でも、第1係合軸41がフック部材7の突出部74を超えて第2係合溝73まで進入することを阻止できる。
確実かつ安定して保持される。ストライカ4の第1係合軸41は、第2係合溝73及び補助係合溝83に遊嵌している。それによって、ストライカ4の第2係合軸42は、ストライカ4の第1係合軸41と第2係合軸42の寸法のばらつきやロックアッセンブリRの取付位置の誤差等の影響を受けることなく、フック部材7の第1係合溝72へ確実に所定状態にて係合する。ストライカ4の第1係合軸41は、X方向へ付勢されたアシスト部材9の当接部押圧面92aによって、反進入方向へ押圧される。また、ストライカ4の第2係合軸42は、Y方向へ付勢されるとともに、車両後方側外縁8aが上方へ向かうにつれて車両後方側にやや広がるよう形成された補助フック部材8の延出部82によって、反進入方向へ押圧される。そのため、第2係合軸42は補助フック部材8の延出部押圧面82bと、フック部材7の第1係合溝反進入方向(車両後方)面72aとで挟持され、ガタつきが防止される。それによって、シートバック3は第2起立位置に確実かつ安定して保持される。
なお、本実施形態では、操作ノブ22を押込むことによりロック機構を作動させたが、かかる構成に限られるものでなく、引上げたり、スライドさせたりする構成でも良い。また、操作ロッド30は、リンク機構にしても良い。また、補助フック部材8はフック部材7よりベースプレート5側に配置する構成としたが、この構成に限られるものではなく、フック部材を補助フック部材よりもベースプレート側に配置する構成としても良い。また、図3においては、フック部材7の車両後方側下端7aがストライカ4の移動軌跡Lよりも上方に保持されるが、かかる構成においてフック部材の車両後方側下端は、ストライカ4が進入方向へ移動したときに全く当接しないようにしても良いし、一部が当接してフッ
ク部材7を上方へ回動させるようにしても良い。
2 シートクッション
3 シートバック
R ロックアッセンブリ
4 ストライカ
41 第1係合軸
42 第2係合軸
5 ベースプレート
51 進入溝
52 第1枢軸
53 第2枢軸
54 第3枢軸
7 フック部材
7a 車両後方側下端
71 フック基部
72 第1係合溝
72a 第1係合溝反進入方向面
73 第2係合溝
74 突出部
75 突起部
76 軸部
8 補助フック部材
81 補助フック基部
82 延出部
84 長孔
85 ピン部
9 アシスト部材
91 アシスト基部
92 当接部
93 規制部
10 レバー部材
101 レバー基部
102 抑止部
102a 下端
102b 側面
103 受止部
11 第1バネ(第1バネ部材)
12 第2バネ
13 第3バネ
14 第4バネ(第2バネ部材)
20 操作手段
21 枠部
22 操作ノブ
L ストライカの移動軌跡
Claims (3)
- 車体に起倒可能に支持されたシートバックを、第1起立位置及び該第1起立位置よりも傾倒側の第2起立位置に保持可能な車両用シートロック装置であって、
車体側に固定され、第1係合軸と、該第1係合軸よりも傾倒側に位置する第2係合軸とが上記シートバックの起倒方向に沿って並設されたストライカと、
上記シートバック側に取り付けられ、上記ストライカが進入して係合するロックアッセンブリとを備え、
上記ロックアッセンブリは、上記シートバックに固定されたベースプレートと、
基部が上記ベースプレートに水平方向の軸心をもって回動可能に支持されたフック部材とを備え、
上記フック部材には、上記シートバックを上記第1起立位置に保持する際に上記ストライカの第1係合軸が係合する一方、上記第2起立位置に保持する際に上記第2係合軸が係合する第1係合溝と、該第1係合溝よりもストライカ進入方向側に位置し、かつ上記シートバックを第2起立位置に保持する際に上記第1係合軸が遊嵌する第2係合溝とが、上記ストライカの進入方向に沿って並設され、
上記ロックアッセンブリは、基部が上記ベースプレートに水平方向の軸心をもって回動可能に支持されたアシスト部材と、
基部が上記ベースプレートに水平方向の軸心をもって回動可能に支持され、外部からの操作により回動して上記フック部材を、上記第1係合溝とストライカの第1又は第2係合軸との係合が解除されるロック解除方向へ回動させるレバー部材とを備え、
上記アシスト部材には、上記ストライカの上記第1係合軸に当接可能な当接部と、上記ストライカが上記ロックアッセンブリに進入していない状態において上記フック部材と当接し、上記第1係合溝がストライカの第1又は第2係合軸と係合するロック方向へ上記フック部材が回動するのを規制する規制部とが形成され、
上記アシスト部材は、上記当接部が上記ストライカの反進入方向へ向かうように付勢され、
上記レバー部材には、上記フック部材の第1係合溝にストライカの第1又は第2係合軸が係合しているときに、該フック部材が上記ロック解除方向に回動するのを抑止する抑止部が形成されており、
上記フック部材を上記ロック方向に回動付勢する第1バネ部材と、
上記レバー部材を、上記抑止部が上記ストライカの反進入方向へ向かうように回動付勢する第2バネ部材とが設けられ、
上記第1バネ部材の回動付勢力は上記第2バネ部材の回動付勢力よりも弱くなっていることを特徴とする車両用シートロック装置。 - 請求項1に記載の車両用シートロック装置において、
上記フック部材は、上記ベースプレート側に突出するように設けられた軸部を備え、
上記レバー部材の上記抑止部は、上記フック部材の第1係合溝にストライカの第1又は第2係合軸が係合しているときに、上記フック部材の上記軸部に当接して該フック部材のロック解除方向への回動を抑止するように構成されていることを特徴とする車両用シートロック装置。 - 請求項2に記載の車両用シートロック装置において、
上記ロックアッセンブリは、上記フック部材と上記ベースプレートとの間に、基部が該フック部材と同軸上にかつ回動可能に支持された補助フック部材を備え、
上記補助フック部材は、上記ベースプレート側に突出するように設けられたピン部と、上記フック部材の上記軸部が移動可能に収容される長孔とを備え、
上記フック部材の第1係合溝にストライカの第1又は第2係合軸が係合している状態を解除する際は、上記レバー部材を上記抑止部が上記ストライカの進入方向へ向かうように回動させて該抑止部を上記補助フック部材の上記ピン部に係合させることによって、該補助フック部材を上記ストライカから離間する方向へ回動させるとともに、該補助フック部材の回動により上記補助フック部材の上記長孔の端部を上記フック部材の上記軸部に当接させて、該フック部材をロック解除方向へ回動させるように構成されていることを特徴とする車両用シートロック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012278300A JP6033666B2 (ja) | 2012-12-20 | 2012-12-20 | 車両用シートロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012278300A JP6033666B2 (ja) | 2012-12-20 | 2012-12-20 | 車両用シートロック装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014121910A JP2014121910A (ja) | 2014-07-03 |
JP2014121910A5 JP2014121910A5 (ja) | 2015-11-26 |
JP6033666B2 true JP6033666B2 (ja) | 2016-11-30 |
Family
ID=51402809
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012278300A Active JP6033666B2 (ja) | 2012-12-20 | 2012-12-20 | 車両用シートロック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6033666B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9994129B1 (en) | 2017-03-06 | 2018-06-12 | Toyo Seat Usa Corp | Seatback latch |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6760826B2 (ja) * | 2016-11-17 | 2020-09-23 | シロキ工業株式会社 | 車両用ロック装置 |
CN109328152B (zh) | 2017-05-30 | 2021-04-13 | 三井金属爱科特株式会社 | 座椅锁定装置 |
US11167668B2 (en) * | 2017-07-13 | 2021-11-09 | Mitsui Kinzoku Act Corporation | Seat lock device |
CN108016338A (zh) | 2017-11-29 | 2018-05-11 | 延锋安道拓座椅有限公司 | 一种翻转机构 |
EP3888498B1 (en) * | 2018-11-26 | 2023-08-30 | TS Tech Co., Ltd. | Seat-rotating device |
KR102623415B1 (ko) * | 2023-05-04 | 2024-01-11 | 현대자동차주식회사 | 차량용 시트백 구속장치 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4429480B2 (ja) * | 2000-05-31 | 2010-03-10 | テイ・エス テック株式会社 | 車両用シートロック装置 |
JP3999494B2 (ja) * | 2001-11-08 | 2007-10-31 | 株式会社大井製作所 | 車両用シートロック装置 |
JP4847901B2 (ja) * | 2007-03-12 | 2011-12-28 | 三井金属アクト株式会社 | シートロック装置 |
-
2012
- 2012-12-20 JP JP2012278300A patent/JP6033666B2/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9994129B1 (en) | 2017-03-06 | 2018-06-12 | Toyo Seat Usa Corp | Seatback latch |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014121910A (ja) | 2014-07-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6033666B2 (ja) | 車両用シートロック装置 | |
JP2014121910A5 (ja) | ||
JP5532543B2 (ja) | 車両用シートのロック装置 | |
US8833812B2 (en) | Door lock release mechanism for automobile door | |
JP6039289B2 (ja) | 車両用シートロック装置 | |
JP5157023B1 (ja) | ロック装置 | |
JP2005029151A (ja) | 第1の要素を第2の要素にロックするためのシステムおよびこのロックシステムを備えたシート | |
JP2009227259A (ja) | シートスライド装置 | |
US11365569B2 (en) | Vehicle door lock apparatus | |
JP6291607B1 (ja) | ロック解除レバー取付構造 | |
JP4584103B2 (ja) | 自動車用ドアロック装置 | |
JP5383067B2 (ja) | 車両用ロック装置 | |
WO2018092570A1 (ja) | 車両用ロック装置 | |
JP6230901B2 (ja) | 車両用シートロック装置 | |
JP4455157B2 (ja) | 車両用ロック装置 | |
JP5443109B2 (ja) | ラッチ装置及びシート装置 | |
JP6251011B2 (ja) | ドアラッチ装置 | |
JP6078881B2 (ja) | 自動車用ドアラッチ装置 | |
JP2013082386A (ja) | 車両用シート装置 | |
JP5569487B2 (ja) | 車両用ドアロック装置 | |
JP5741355B2 (ja) | 車両用ドアハンドル装置 | |
JP5499492B2 (ja) | 車両用シートのロック装置 | |
JP5765172B2 (ja) | 車両用ドアハンドル装置 | |
JP3628934B2 (ja) | 車両用シート装置 | |
JP2010195376A (ja) | 車両用スライドレール装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151009 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20151009 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160714 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160726 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160923 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161018 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161026 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6033666 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |