JP4455157B2 - 車両用ロック装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、車両床面等の固定部材側に突設されたストライカと係脱可能な、車両床面に回転可能に支持された折り畳みシート等の回動部材または着脱部材に搭載される車両用ロック装置に関する。
車両床面に回転可能に支持された折り畳みシートは、その座部が車両床面と平行をなす使用位置に移動させた際に、車両床面に突設したストライカをロックするロック機構を具備している。
この種のロック機構は一般的に、座部の底部に設けたベース部材に形成した切欠溝と、この切欠溝に進入したストライカを把持するロック位置と、ストライカを解放するロック解除位置との間を回転可能なフックと、上記ロック位置にあるフックと係合して該フックが上記ロック解除位置側に回転するのを禁止する係合位置と、上記フックから離れて該フックが上記ロック解除位置側に回転するのを許容する非係合位置との間を回動可能なポールと、を具備しており、フックとポールは引張ばねによって常にロック解除位置側と係合位置側とに向けて回転付勢されている。
さらに、この種のロック機構では、フックとポールの取付位置のばらつきに起因して、ロック解除位置からロック位置に回転したフックにポールが係合しないことがある。そのため、ストライカがフックと係合した際に、フックをロック位置を超えたロック解除位置とは反対側のオーバーストローク位置まで一旦回転させ、その間にポールを係合位置まで移動させておき、その後、上記引張ばねの付勢力によってフックをロック位置まで戻すことにより、ポールとフックを確実に係合させる構造とするのが一般的である。
しかし、このようにフックをオーバーストローク位置まで回転可能とすると、着座時に、ロック位置においてストライカと係合しているフックがオーバーストローク分だけがたつくため、その分だけ折り畳みシートががたついてしまう。さらに、非着座時には車両からの振動により折り畳みシートがオーバーストローク分だけ動くため、異音が発生してしまう。
そこで特許文献1では、ロック位置にあるフックと係合しているストライカに上記オーバーストローク位置側から当接して、ストライカの上記オーバーストローク位置方向への移動を禁止することにより、着座時における折り畳みシートのがたつきや非着座時における折り畳みシートからの異音の発生を防止するカム部材を設けている。
特開平11−208333号公報
特許文献1のロック機構では、フックの他に、切欠溝(ベース部材)とカム部材をストライカに当接することにより、フックがロック位置からオーバーストローク位置側に回転するのを禁止している。そして、これら3部材のストライカに対する接触態様は、折り畳みシートの車両床面への取付位置に応じて変化するため、折り畳みシートを車両床面の所定位置に精度良く取り付けないと、ロック時にこれら3部材が正規の態様でストライカに接触せず、着座時における折り畳みシートのがたつきや非着座時における折り畳みシートからの異音の発生を防止できない。しかし、これら3部材全てがストライカに対して正規の態様で接触するように、折り畳みシートを車両床面の所定位置に取り付けるのは容易ではない。
本発明の目的は、ロック完了後におけるフックのがたつきを確実に防止できるように、回動部材または着脱部材を車両ボディに比較的簡単に取り付けることができる車両用ロック装置を提供することにある。
本発明の車両用ロック装置は、車両ボディと、該車両ボディに対して回動可能な回動部材または着脱可能な着脱部材との一方と他方に、ストライカとこのストライカと係脱可能なロック機構とを設けた車両用ロック装置において、上記ストライカを把持するロック位置と、該ストライカを解放するロック解除位置と、上記ロック位置を超えて上記ロック解除位置と反対側のオーバーストローク位置まで回転可能なフックと、上記ロック位置にあるフックと係合して該フックが上記ロック解除位置側に回転するのを禁止する係合位置と、上記フックから離れて該フックが上記ロック解除位置側に回転するのを許容する非係合位置との間を回動可能なポールと、該ポールとは別部材であり、該ポールが上記係合位置において上記フックと係合するとき、上記フックと係合して該フックが上記オーバーストローク位置側へ回転するのを禁止する一方でフックが上記ロック解除位置へ回転するのは許容し、上記ポールが上記非係合位置にあるときは、上記フックとの係合を解除して該フックの上記オーバーストローク位置側への回転を許容する回転防止部材と、を備えることを特徴としている。
上記ポールを、上記フックが上記ロック解除位置から上記ロック位置側に回転するときは、該フックが上記ロック位置より上記オーバーストローク位置側に移動した後に上記係合位置まで回転させ、該フックが上記オーバーストローク位置から上記ロック位置に移動することにより、該フックと係合させるのが好ましい。
上記ポールと上記回転防止部材を連係し、上記ポールが上記非係合位置側から上記係合位置側に回転するとき、上記回転防止部材を上記フックと係合する方向に遅れながら回転させる連係手段を備えてもよい。
上記回転防止部材を、上記ポールと共通の回転軸回りに回転可能とする場合は、上記連係手段を、上記ポールまたは上記回転防止部材の一方に穿設された係合孔と、他方に突設された、上記共通の回転軸を中心とする円弧方向に相対移動可能として該係合孔に係合する係合ピンとによって構成できる。
上記回転防止部材を、上記フックと係合する係合位置と、上記フックとの係合を解除する非係合位置との間で回転可能とし、さらに、該回転防止部材を、その回転可能範囲内の所定位置より上記非係合位置側に位置するときは、該回転防止部材を該非係合位置側に回転付勢し、該所定位置より上記係合位置側に位置するときは、該回転防止部材を該係合位置側に回転付勢する付勢手段を設けてもよい。
本発明は、例えば、ロック機構を車両内の床面に回動可能に支持された折り畳みシートに設けて、このロック機構を該床面に突設したストライカと係脱させて実施することが可能である。
本発明によると、ロック完了後におけるフックのがたつきを確実に防止できるように、回動部材または着脱部材を車両ボディに取り付ける作業が従来に比べて簡単になる。
以下、図示実施形態に基づき本発明を説明する。
まず、本発明を適用した車両用折り畳みシートと、その周辺部材について説明する。
図1及び図2は、自動車(図示略)内の床面100と、床面100に回転可能に設けられた折り畳みシート(回動部材)10を示している。
折り畳みシート10は、座部11と、座部11の後端に左右方向(紙面の表裏方向を左右方向、図1及び図2の左側を前方、右側を後方とする)の軸回りに回転可能として枢着された背凭れ12とを具備しており、座部11の底面には、前後方向を向くとともに下面が開口する樋形状をなすアッパーレール13が左右一対設けられている。そして各アッパーレール13には上面が開口する樋形状をなす前後方向を向くロアレール14が、前後方向に摺動可能に支持されている。左右方向を向く回転軸15の両端部からは、回転軸15に対して直交する固定部15aが延出しており、この左右の固定部15aが左右のロアレール14の底面前端部にそれぞれ固着されている。そして、回転軸15には、左右一対の略三角形状のブラケット16が回転可能に取り付けられており、この左右のブラケット16を床面100に固定することにより、折り畳みシート10は床面100に取り付けられている。床面100に取り付けられた折り畳みシート10は、その回転軸15を中心に前後方向に回動可能である。
床面100のブラケット16の後方には、車両前方側から視たときに逆U字形をなす左右一対のストライカ101が突設されている。
左右のロアレール14の後端底部には、略上下方向を向く切欠溝14aがそれぞれ形成されており、左右のロアレール14内部の切欠溝14aと対応する位置には、図3〜図10に拡大して示すロック機構20が設けられている。
次にロック機構20とその操作装置について説明する。
図3〜図10に詳しく示すように、左右のロック機構20は、ロアレール14の左右の側壁14bの間に架設された回転軸21回りに回転可能なフック22と、フック22の前方に位置し、左右の側壁14bの間に架設された回転軸23回りに回転可能なポール24と回転防止部材25とを備えている。
フック22は、ストライカ101が進入可能な係合溝22aと、ポール24と係脱可能な係合突部22bとを備えている。フック22の反時計方向への回転は図3に示すロック解除位置で規制されており、このロック解除位置から時計方向へ回転することにより図7に示すロック位置に到達する。ロック位置において、係合溝22aにストライカ101が係合することにより、フック22がストライカ101をロックする。フック22は、このロック位置において時計方向側に回転規制されていないので、ロック位置よりさらに時計方向側のオーバーストローク位置(図5の仮想線の位置)まで回転可能である。
ポール24はフック22と前後方向に重合しており、フック22と係合しない非係合位置(図10の位置)と、その先端に形成された係止部24aがフック22の係合突部22bの反時計方向側の係止面22cに当接して、ロック位置にあるフック22がロック解除位置に回転するのを防止する係合位置(図7の位置)との間を回動可能である。
フック22とポール24の間には引張ばねS1が張設され、この引張ばねの付勢力によって、フック22は図の反時計方向に回転付勢され、ポール24は時計方向に回転付勢されている。
ポール24と共通の回転軸23に回転可能に支持された回転防止部材25は、ポール24より長寸の部材である。この回転防止部材25の基端部側はポール24と左右方向に重合しており、車両前方から見るとその先端部側は基端部側に対して曲折され(図11参照)、先端部はフック22(及びポール24)と上下方向(前後方向)に重合している。回転防止部材25には係合孔25aが穿設されており、この係合孔25aには、ポール24の回転防止部材25との対向面に突設された係合ピン24bが、回転軸23の軸心を中心とする円弧方向に相対移動可能として嵌合している(係合孔25aと係合ピン24bは連係手段の構成要素である)。さらに、回転防止部材25の先端部には、フック22の係合突部22bの時計方向側の係止面22dと係脱可能なストッパ部25bが突設されている。回転防止部材25は、ストッパ部25bが係止面22dに当接する係合位置(図7の位置)と、フック22との係合を完全に解除する非係合位置(図10の位置)との間を回転軸23回りに回動可能である。
さらに、回転防止部材25の先端部とロアレール14の一方の側壁14bとに穿設された係止孔25c、14cには、捻りコイルばね(付勢手段)S2の両端部S2a、S2bが係止されている。この捻りコイルばねS2は回転防止部材25を回転付勢する部材であり、図6、図9の状態を境にして、回転防止部材25の付勢方向を変化させる。具体的には、回転軸23の軸心と、捻りコイルばねS2の一方の端部S2aと係止孔14cの接触部とを結ぶ直線Lに対して、捻りコイルばねS2の他方の端部S2bと係止孔25cとの接触部が前方に位置するときは、回転防止部材25を時計方向に回転付勢し、この接触部が直線Lより後方に位置するときは回転防止部材25を反時計方向に回転付勢する。さらに、この捻りコイルばねS2の付勢力は、上記引張ばねS1の付勢力より小さく設定されている。
ポール24には操作ワイヤWの一端が固着されており(図10参照)、左右のロック機構20の操作ワイヤWの他端は共に、アッパーレール13の前端に設けられた操作レバー17に連係されている。この操作レバー17は、非操作位置(図1及び図2の位置)と操作位置とに移動可能であり、図示を省略したばね等の付勢手段によって、常に非操作位置に向けて付勢されている。
図3に示すように、ストライカ101が切欠溝14aから脱出して、フック22がロック解除位置に位置する状態で、操作レバー17を非操作位置に移動させると、引張ばねS1の付勢力によってポール24は係合位置側(時計方向)に回転し、ポール24は、その後面がロック解除位置にあるフック22に当接して停止する。このとき、回転防止部材25には捻りコイルばねS2から反時計方向の付勢力が掛かるので図3に示す位置に位置し、ロック機構20はアンロック状態となる。
次に、以上のような構成からなるロック機構20の動作について説明する。
図2に示すように、折り畳みシート10が、その背凭れ12が座部11と平行をなし、床面100に対してほぼ垂直をなす折り畳み位置にあるとき、ストライカ101はロック機構20から脱出しており、ロック機構20は図3に示す状態にある。
操作レバー17を非操作位置に位置させたまま、折り畳みシート10を回転軸15を中心に後方に回転させて図1に示す使用位置に移動させると、ストライカ101が切欠溝14aに進入する(図4参照)。折り畳みシート10をさらに後方に回転させると、ストライカ101が係合溝22aに係合し、かつ、引張ばねS1の付勢力に抗してフック22をロック位置側に回転させる。するとポール24の側面に当接しているフック22の係合突部22bが、ポール24の後面に接触し、引張ばねS1の付勢力に抗してポール24を反時計方向に回転させ、やがて、係合突部22bがポール24の後面を乗り越えてポール24の上方に移動する(図5参照)。ストライカ101の押圧力によってフック22は図5に仮想線で示すように、ロック位置(実線の位置)を超えてオーバーストローク位置(仮想線の位置)まで回転する。一方、ポール24は、係合突部22bからの押圧力が消失した瞬間に、引張ばねS1の付勢力によって時計方向に回転し、フック22がロック位置よりオーバーストローク位置側に移動した後に係合突部22bの下方まで回転する(図6参照)。このようなポール24の時計方向への回転に連動して、係合ピン24bが係合孔25aの後面を後方に押圧することにより、回転防止部材25がポール24に遅れながら時計方向に回転する。回転防止部材25の時計方向の回転中に、捻りコイルばねS2の端部S2bと係止孔25cとの接触部が直線Lの後方に位置すると(回転防止部材25が図6の位置より後方に移動すると)、それまで回転防止部材25を反時計方向に回転付勢していた捻りコイルばねS2が回転防止部材25を時計方向に回転付勢し始める。そして、引張ばねS1の付勢力によってフック22がオーバーストローク位置からロック位置に回転し、係合突部22bの反時計方向側の係止面22cが、係合位置に位置するポール24の係止部24aに当接し、フック22はロック位置で停止する(図7参照)。そして、回転防止部材25がポール24に遅れて係合位置に達し、そのストッパ部25bが係合突部22bのオーバーストローク位置側に位置し、係合突部22bの時計方向側の係止面22dに当接する(図7参照)。
このように、ポール24の係止部24aと係合突部22bの係止面22cが、引張ばねS1の付勢力によって強固に係合することにより、フック22のロック解除位置側への回転(反時計方向への回転)が防止される。さらに、回転防止部材25のストッパ部25bと係合突部22bの係止面22dが、捻りコイルばねS2の付勢力によって強固に係合することにより、フック22がロック位置からオーバーストローク位置側に回転するのが防止されるので、ロック完了後にフック22はいずれの方向にも回転できなくなる。従って、この状態で乗客が座部に着座しても、フック22がロック位置から時計方向にも反時計方向にも回転することがないので、折り畳みシート10はがたつかない。また、非着座時に車両から折り畳みシート10に振動が伝わっても、折り畳みシート10から異音が発生することもない。
このように使用位置にある折り畳みシート10を図2に示す折り畳み位置に回転移動させるには、まず背凭れ12を座部11と平行になるまで前方に倒し、操作レバー17を操作位置まで移動させる。すると、図8に示すように、ポール24が引張ばねS1の付勢力に抗して反時計方向に回転し始め、係合ピン24bが係合孔25aの前面を前方に押圧することにより、回転防止部材25がポール24に遅れて反時計方向に回転する。回転防止部材25の反時計方向への回転中に、捻りコイルばねS2の端部S2bと係止孔25cとの接触部が直線Lの前方に位置すると(回転防止部材25が図9の位置より前方に移動すると)、それまで回転防止部材25を時計方向に回転付勢していた捻りコイルばねS2は回転防止部材25を反時計方向に回転付勢し始める。そして、引張ばねS1と捻りコイルばねS2の付勢力によって、図10に示すように、ポール24と回転防止部材25がそれぞれ非係合位置と非係合位置に達すると、ポール24とフック22の係合が完全に解除される。この状態で折り畳みシート10を回転軸15を中心に前方に向けて回転させれば、ストライカ101が係合溝22aと切欠溝14aから脱出し、フック22は引張ばねS1の付勢力によってロック解除位置まで回転し、折り畳みシート10を折り畳み位置まで回転可能となる。この後に操作レバー17を非操作位置に復帰させれば、ロック機構20は図3に示す状態に復帰する。
このように本実施形態によれば、ロック完了後にフック22の係合突部22bの両係止面22c、22dに、ポール24と回転防止部材25が係合してその位置で停止するので、ロック完了後おけるフック22のがたつきを確実に防止できる。
しかも、ロック時にストライカ101に当接する部材はフック22のみであるので、折り畳みシート10の床面100への取付時に、ロック時におけるストライカ101との相対位置関係を注意しなければならない部材はフック22のみであり、その他の部材のストライカ101との相対位置関係を考慮する必要がない。従って、従来に比べて折り畳みシート10を床面100に簡単に取り付けられる。
本実施形態は本発明のロック機構20を折り畳みシート10に設けたものであるが、本発明は本実施形態に限定されるものではなく様々な態様での実施が可能である。例えば、ロック機構20を回動部材としての車両ドア(図示略)に設けて、車両ドア全閉時にこのロック機構20で車両本体に突設したストライカをロックして、車両ドアの全閉状態を保持するようにしてもよい。また、ロック機構20を床面100に対して着脱可能なシート(着脱部材)(図示略)の底部に設けて、このシートの床面への取付時に、このロック機構20で車両床面100に突設したストライカをロックしてもよい。さらに、回動部材側または着脱部材側にストライカを突設して、車両本体側にロック機構20を設けてもよい。また、回転防止部材25側に係合ピンを設けて、ポール24側に係合孔を設けることにより、ポール24と回転防止部材25の連係手段を構成してもよい。さらに、引張ばねS1と捻りコイルばねS2を、これらと同じ機能を有する他の構造の付勢手段に代えて実施してもよい。
本発明を適用した折り畳みシートが使用位置にある状態を示す側面図である。 折り畳みシートが折り畳み位置にある状態を示す側面図である。 アンロック状態にあるロック機構の拡大側面図である。 アンロック状態にあるロック機構にストライカが進入し始めたときの側面図である。 ストライカがさらに進入したときのロック機構の側面図である。 ロック機構がロック状態になる直前の側面図である。 ロック状態にあるロック機構の側面図である。 ロック状態からアンロック状態に移行する途中のロック機構の側面図である。 ロック機構がさらにアンロック状態側に移行するときの側面図である。 ロック機構によるストライカのロックが解除された状態を示す側面図である。 図10のXI−XI線に沿う断面図である。
符号の説明
100 車両床面
101 ストライカ
10 折り畳みシート(回動部材)
11 座部
12 背凭れ
13 アッパーレール
14 ロアレール
14a 切欠溝
14b 側壁
15 回転軸
16 ブラケット
17 操作レバー
20 ロック機構(車両用ロック装置)
21 回転軸
22 フック
22a 係合溝
22b 係合突部
22c 22d 係止面
23 回転軸
24 ポール
24a 係止部
24b 係合ピン(連係手段)
25 回転防止部材
25a 係合孔(連係手段)
25b ストッパ部
25c 係止孔
S1 引張ばね
S2 捻りコイルばね(付勢手段)
S2a S2b 端部
W 操作ワイヤ

Claims (6)

  1. 車両ボディと、該車両ボディに対して回動可能な回動部材または着脱可能な着脱部材との一方と他方に、ストライカとこのストライカと係脱可能なロック機構とを設けた車両用ロック装置において、
    上記ストライカを把持するロック位置と、該ストライカを解放するロック解除位置と、上記ロック位置を超えて上記ロック解除位置と反対側のオーバーストローク位置まで回転可能なフックと、
    上記ロック位置にあるフックと係合して該フックが上記ロック解除位置側に回転するのを禁止する係合位置と、上記フックから離れて該フックが上記ロック解除位置側に回転するのを許容する非係合位置との間を回動可能なポールと、
    該ポールとは別部材であり、該ポールが上記係合位置において上記フックと係合するとき、上記フックと係合して該フックが上記オーバーストローク位置側へ回転するのを禁止する一方でフックが上記ロック解除位置へ回転するのは許容し、上記ポールが上記非係合位置にあるときは、上記フックとの係合を解除して該フックの上記オーバーストローク位置側への回転を許容する回転防止部材と、を備えることを特徴とする車両用ロック装置。
  2. 請求項1記載の車両用ロック装置において、
    上記ポールは、上記フックが上記ロック解除位置から上記ロック位置側に回転するときは、該フックが上記ロック位置より上記オーバーストローク位置側に移動した後に上記係合位置まで回転し、該フックが上記オーバーストローク位置から上記ロック位置に移動することにより、該フックと係合する車両用ロック装置。
  3. 請求項1または2記載の車両用ロック装置において、
    上記ポールと上記回転防止部材を連係し、上記ポールが上記非係合位置側から上記係合位置側に回転するとき、上記回転防止部材を上記フックと係合する方向に遅れながら回転させる連係手段を備える車両用ロック装置。
  4. 請求項3記載の車両用ロック装置において、
    上記回転防止部材が、上記ポールと共通の回転軸回りに回転可能であり、
    上記連係手段が、上記ポールまたは上記回転防止部材の一方に穿設された係合孔と、他方に突設された、上記共通の回転軸を中心とする円弧方向に相対移動可能として該係合孔に係合する係合ピンである車両用ロック装置。
  5. 請求項4記載の車両用ロック装置において、
    上記回転防止部材が、上記フックと係合する係合位置と、上記フックとの係合を解除する非係合位置との間を回転可能であり、
    該回転防止部材が、その回転可能範囲内の所定位置より上記非係合位置側に位置するときは、該回転防止部材を該非係合位置側に回転付勢し、該所定位置より上記係合位置側に位置するときは、該回転防止部材を該係合位置側に回転付勢する付勢手段を備える車両用ロック装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項記載の車両用ロック装置において、
    車両内の床面に回動可能に支持された折り畳みシートに上記ロック機構を設け、上記ストライカを該床面に突設した車両用ロック装置。
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