JP6016546B2 - 撮像装置、その制御方法、および制御プログラム - Google Patents

撮像装置、その制御方法、および制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、撮像装置、その制御方法、および制御プログラムに関し、特に、撮像装置の撮影状態、そして、被写体の状況に応じて、撮影の結果得られた画像の大きさ(サイズ)を変更する制御に関する。
一般に、デジタルカメラ又はデジタルビデオカメラなどの撮像装置において動画を撮影する際、手ぶれによって静止被写体の位置が次のフレームで移動してしまうことがある。このような手ぶれに起因する静止被写体の移動によって撮影後の動画が見づらくなってしまう。
このため、1つのフレーム画像に対して次のフレーム画像の動きベクトルを検出して、静止被写体の位置が移動しないように手ぶれ補正を行うようにしている。一方、動きベクトルを検出する際、手ぶれの量が大きくなる場合には、動きベクトルのベクトル量が予め定めた探索範囲を超えてしまい、画像において領域(ブロック)毎に動きベクトルを正確に検出できないことがある。
このような問題を解決するため、つまり、探索範囲を実質的に広げるため、画像において水平方向又は垂直方向に2画素に対して1画素の割合で間引いて、探索範囲における画素数を低減して、実質的に探索範囲を広げることが行われている(特許文献1参照)。
さらに、複数のリサイズ倍率によって探索用画像を生成し、これら探索用画像においてそれぞれ動きベクトル検出処理を行って、その結果を組み合わせて探索範囲の拡大を行うことが行われている(特許文献2参照)。
特開2007−194973号公報 特開2008−287648号公報
ところが、特許文献1に記載の手法では、予め定められたサイズに画像が縮小される結果、撮影状況によっては検出精度が低下してしまうという問題がある。さらに、特許文献1に記載の手法では、撮影の結果得られた画像のサイズが大きくなると、間引き処理を行っても当該画像が十分縮小されているとはいえず、正確に動きベクトル検出ができないという問題がある。
また、特許文献2に記載の手法では、複数のリサイズ画像を生成して、これら画像毎に動きベクトル検出処理が必要となる。このため、処理に要する時間およびその際に用いるリソース量が増加してしまうという問題がある。
従って、本発明の目的は、処理時間が増加することなく常に精度よく被写体の動きベクトルを検出して、手ぶれ補正を行うことのできる撮像装置、その制御方法、および制御プログラムを提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明による撮像装置は、被写体を撮像して光学像に応じた画像を得て当該画像から前記被写体の動きベクトルを求める撮像装置であって、前記画像をリサイズするリサイズ倍率を決定する倍率決定手段と、前記倍率決定手段によって決定されたリサイズ倍率に応じて前記画像をリサイズ処理してリサイズ処理済み画像を得るリサイズ手段と、前記リサイズ処理済み画像に基づいて前記動きベクトルを求める動きベクトル検出手段とを有し、前記倍率決定手段は、前記被写体の特徴を示す特徴量に応じて前記リサイズ倍率を決定する場合に、前記特徴量が予め定められた特徴量に増加するまでは前記特徴量の増加につれて前記リサイズ倍率である縮小率を小さくし、前記特徴量が前記予め定められた特徴量を超えると前記特徴量の増加につれて前記縮小率を大きくすることを特徴とする。
本発明による制御方法は、被写体を撮像して光学像に応じた画像を得て当該画像から前記被写体の動きベクトルを求める撮像装置の制御方法であって、前記画像をリサイズするリサイズ倍率を決定する倍率決定ステップと、前記倍率決定ステップで決定されたリサイズ倍率に応じて前記画像をリサイズ処理してリサイズ処理済み画像を得るリサイズステップと、前記リサイズ処理済み画像に基づいて前記動きベクトルを求める動きベクトル検出ステップとを有し、前記倍率決定ステップでは、前記被写体の特徴を示す特徴量に応じて前記リサイズ倍率を決定し、前記特徴量が予め定められた特徴量に増加するまでは前記特徴量の増加につれて前記リサイズ倍率である縮小率を小さくし、前記特徴量が前記予め定められた特徴量を超えると前記特徴量の増加につれて前記縮小率を大きくすることを特徴とする。
本発明による制御プログラムは、被写体を撮像して光学像に応じた画像を得て当該画像から前記被写体の動きベクトルを求める撮像装置で用いられる制御プログラムであって、前記撮像装置が備えるコンピュータに、前記画像をリサイズするリサイズ倍率を決定する倍率決定ステップと、前記倍率決定ステップで決定されたリサイズ倍率に応じて前記画像をリサイズ処理してリサイズ処理済み画像を得るリサイズステップと、前記リサイズ処理済み画像に基づいて前記動きベクトルを求める動きベクトル検出ステップとを実行させ、前記倍率決定ステップでは、前記被写体の特徴を示す特徴量に応じて前記リサイズ倍率を決定し、前記特徴量が予め定められた特徴量に増加するまでは前記特徴量の増加につれて前記リサイズ倍率である縮小率を小さくし、前記特徴量が前記予め定められた特徴量を超えると前記特徴量の増加につれて前記縮小率を大きくすることを特徴とする。
本発明によれば、処理時間が増加することなく常に精度よく被写体の動きベクトルを検出して、手ぶれ補正を行うことができる。
本発明の実施の形態による撮像装置の一例についてその構成を示すブロック図である。 図1に示すリサイズ制御部の構成の一例を示す図である。 図1に示すリサイズ制御部における処理を説明するための図であり、(a)は第1の縮小率生成部の特性を示す図、(b)は第2の縮小率生成部の特性を示す図、(c)は第3の縮小率生成部の特性を示す図、(d)は第4の縮小率生成部の特性を示す図、(e)は第5の縮小率生成部の特性を示す図である。 図1に示す動きベクトル生成部における動きベクトル検出処理を説明するための図であり、(a)は動きベクトル生成部の構成を示す図、(b)は図1に示すフレームメモリから読み出されるカメラ信号を示す図、(c)はバッファメモリから読み出されるカメラ信号を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態による撮像装置の一例について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態による撮像装置の一例についてその構成を示すブロック図である。
図示の撮像装置(以下単にカメラと呼ぶ)は、光学系1を有しており、この光学系1は、例えば、ズームレンズ、フォーカスレンズ、および絞り(ともに図示せず)を備えている。光学系1はマイコン8によって制御され、例えば、マイコン8から出力される焦点距離情報およびフォーカス位置情報に応じてズームレンズおよびフォーカスレンズの位置を変化させる。
光学系1を通過した光学像は撮像素子2に結像する。そして、撮像素子2は光学像に応じた電気信号(アナログ画像信号)を出力する。この際、マイコン8はシャッタスピード情報(シャッタスピード)に応じて撮像素子2の露光時間を制御する。
アナログ画像信号はアナログフロントエンド部(AFE)3に与えられる。AFE3はCDS(Correlated Double Sampling)回路およびA/D変換器を有している。AFE3はアナログ画像信号をデジタル画像信号(カメラ信号と呼ぶ)に変換する。
カメラ信号処理部4はカメラ信号に対して所定の信号処理を行って画像データとして出力する。ここで、所定の信号処理とは、例えば、アパーチャ補正、ガンマ補正、およびホワイトバランス処理などの処理である。また、カメラ信号処理部4は、動きベクトル生成部13から動きベクトル値を受け取り、この動きベクトル値で示されるカメラの動きを相殺するように画像を切り出すことで、手ぶれ補正を行うことができる。
カメラには手ぶれ検出部5が備えられており、この手ぶれ検出部5によってカメラの動き(ブレ)が検出される。そして、手ぶれ検出部5は手ぶれ検出信号をリサイズ制御部9に出力する。なお、手ぶれ検出部5は、例えば、ジャイロセンサを有しており、ジャイロセンサによってブレの検出を行う。
AF評価値生成部6はカメラ信号を受けて、当該カメラ信号に応じてAF評価値を生成する。ここでは、AF評価値生成部6はカメラ信号におけるコントラスト成分を抽出してAF評価値として出力する。
特徴抽出部7はカメラ信号を受けて、カメラ信号が示す画像において被写体像の特徴量を抽出する。ここでは、特徴抽出部7は、カメラ信号において動きベクトル検出処理において誤判定が生じやすい平坦部および繰り返しパターンを得るため、カメラ信号に対してハイパスフィルタ処理を行って、その絶対値和を特徴量データとして出力する。
マイコン8はカメラ全体の制御を司る。ここでは、マイコン8は、光学系1に対して焦点距離情報およびフォーカス位置を示すレンズ駆動情報を出力するとともに、撮像素子2に対してシャッタスピード情報を出力する。また、マイコン8はリサイズ制御部9に対して焦点距離情報およびシャッタスピード情報を出力し、メモリ制御部11に対してフレームメモリ10のアクセス制御情報を出力する。
リサイズ制御部9には、手ぶれ検出部5から手ぶれ検出信号が与えられるとともに、AF評価値生成部6からAF評価値が与えられる。さらに、リサイズ制御部9には、特徴抽出部7から被写体の特徴量を示す特徴量データが与えられる。リサイズ制御部9は、後述するように、手ぶれ検出信号、AF評価値、および特徴量データに応じて画像の縮小率(リサイズ倍率)を決定する。この際、リサイズ制御部9は手ぶれ検出部5から与えられる手ぶれ検出信号(例えば、角速度信号)と焦点距離とに応じて画像に現れるブレ量を算出する。
リサイズ部10はリサイズ制御部9の制御下でカメラ信号をリサイズ処理する。フレームメモリ11にはメモリ制御部12の制御下でリサイズ処理されたカメラ信号(リサイズ処理済カメラ信号)が一時的に保存される。フレームメモリ11に保存されたカメラ信号はメモリ制御部12によって読み出されて、動きベクトル生成部13に与えられる。
動きベクトル生成部13はフレームメモリ11に格納されたカメラ信号およびリサイズ部10の出力であるリサイズ処理後のカメラ信号に応じて動きベクトルを生成する。
図2は、図1に示すリサイズ制御部9の構成の一例を説明するための図である。
リサイズ制御部9は第1〜第5の縮小率生成部91〜95と縮小率決定部96とを有している。第1の縮小率生成部91には、手ぶれ検出部5から手ぶれ検出信号が入力される。そして、第1の縮小率生成部91は手ぶれ検出信号に応じて第1の縮小率S91を求める。
第2の縮小率生成部92には、AF評価値生成部6からAF評価値が入力される。そして、第2の縮小率生成部92はAF評価値に応じて第2の縮小率S92を求める。第3の縮小率生成部93には、特徴抽出部7から特徴量データが入力される。そして、第3の縮小率生成部93は特徴量データに応じて第3の縮小率S93を求める。
第4の縮小率生成部94には、マイコン8から出力される制御信号である焦点距離情報が入力される。そして、第4の縮小率生成部94は焦点距離情報に応じて第4の縮小率S94を求める。第5の縮小率生成部95には、マイコン8から出力される制御信号であるシャッタスピード情報が入力される。第5の縮小率生成部95はシャッタスピード情報に応じて第5の縮小率S95を求める。
図3は、図1に示すリサイズ制御部9における処理を説明するための図である。そして、図3(a)は第1の縮小率生成部91の特性を示す図であり、図3(b)は第2の縮小率生成部92の特性を示す図である。また、図3(c)は第3の縮小率生成部93の特性を示す図であり、図3(d)は第4の縮小率生成部94の特性を示す図である。さらに、図3(e)は第5の縮小率生成部95の特性を示す図である。
図3(a)において、横軸は手ぶれ検出信号が示すカメラの動き量を示し、縦軸は縮小率を示している。手ぶれ検出信号が示すカメラの動き量が大きくなると、画像全体に対して動きベクトル検出処理を行う必要があるので、第1の縮小率生成部91は第1の縮小率S91を大きくする。
一方、手ぶれ検出信号が示すカメラの動き量が小さくなると、細かな動きに対して動きベクトル検出処理を行う必要があるので、第1の縮小率生成部91は第1の縮小率S91を小さくする。
なお、図3(a)に示した特性は一例であって、第1の縮小率生成部91はカメラの動き量が大きい程、第1の縮小率S91を大きくする特性を備えていればよい。
図3(b)において、横軸はAF評価値を示し、縦軸は縮小率を示している。AF評価値が小さい程、非合焦に近い状態であり、画像全体のコントラストが低い。このため、第2の縮小率生成部92は第2の縮小率S92を大きくしてコントラストを高めて、動きベクトル検出処理における特徴量が出やすくなるようにする。
一方、AF評価値が大きい程、合焦に近い状態であり、画像全体のコントラストが高い。このため、第2の縮小率生成部92は第2の縮小率S92を低くして細かな動きに対する動きベクトル検出の精度を向上させる。
なお、図3(b)に示した特性は一例であって、第2の縮小率生成部92はAF評価値が小さい程、第2の縮小率S92を大きくする特性を備えていればよい。
図3(c)において、横軸は特徴量データを示し、縦軸は縮小率を示している。特徴量が小さい場合には、画像全体のコントラストが低い。このため、第3の縮小率生成部93は第3の縮小率S93を大きくしてコントラストを高めて、動きベクトル検出処理における特徴量が出やすくなるようにする。
特徴量が大きい場合には、画像全体のコントラストが高く高周波成分を多く含んでいる。よって、動きベクトル検出処理において誤判定が生じる可能性が高い。このため、第3の縮小率生成部93は第3の縮小率S93を大きくして高周波成分を低減し動きベクトル検出処理の精度を向上させるようにする。
特徴量が中間に位置する場合には、画像のコントラストは動きベクトル検出処理に適している。よって、第3の縮小率生成部93は第3の縮小率S93を小さくして、細かな動きに対する動きベクトル検出処理の精度を向上させるようにする。
このように、第3の縮小率生成部93は、特徴量が予め定められた特徴量に増加するまで特徴量の増加につれて縮小率を小さくし、特徴量が予め定められた特徴量を超えると、特徴量の増加につれて縮小率を大きくする特性を有している。
なお、図3(c)した特性は一例であって、第3の縮小率生成部93の特性は特徴量データに応じて下に凸の放物線を描けばよい。
図3(d)において、横軸は焦点距離を示し、縦軸は縮小率を示している。焦点距離がテレ側である程、手ぶれによって画像が動く可能性が高い。このため、画像全体に対して動きベクトル検出処理を行う必要があるので、第4の縮小率生成部94は第4の縮小率S94を大きくする。
一方、焦点距離がワイド側である程、手ぶれによって画像が動く可能性が低い。このため、細かな動きに対する動きベクトル検出処理を行う必要があるので、第4の縮小率生成部94は第4の縮小率S94を小さくする。
なお、図3(d)に示した特性は一例であって、第4の縮小率生成部94は焦点距離がテレ側に行く程、第4の縮小率S94を大きくするような特性を備えていればよい。
図3(e)において、横軸はシャッタスピードを示し、縦軸は縮小率を示している。シャッタスピードが低速である程、被写体像に動きぶれが発生する可能性が高く、画像のコントラストが低くなってしまう。このため、第5の縮小率生成部95は第5の縮小率S95を大きくしてコントラストを高めて、動きベクトル検出処理における特徴量が出やすくなるようにする。
一方、シャッタスピードが高速である程、被写体像に動きぶれが発生する可能性が低く、画像のコントラストが高い。このため、第5の縮小率生成部95は第5の縮小率S95を小さくしてコントラストを保ち、細かな動きに対する動きベクトル検出処理の精度を向上させるようにする。
なお、図3(e)に示した特性は一例であって、第5の縮小率生成部95はシャッタスピードが遅くなる程、第4の縮小率S94を大きくするような特性を備えていればよい。
縮小率決定部96は第1〜第5の縮小率S91〜S95を入力する。そして、縮小率決定部96は第1〜第5の縮小率S91〜S95からリサイズ部10で用いて縮小率S96を決定する。図示の例では、縮小率決定部96は、第1〜第5の縮小率S91〜S95のうちの最大値を選択して縮小率S96として出力する。
なお、縮小率決定部96は最大値を選択せず、例えば、第1〜第5の縮小率S91〜S95の平均値を縮小率S96として出力するようにしてもよい。
リサイズ部10は縮小率S96に応じてバイキュービック法などを用いてカメラ信号のリサイズ処理を行って、リサイズ処理後のカメラ信号をフレームメモリ11に出力する。
動きベクトル生成部13は、リサイズ部10の出力であるリサイズ処理後のカメラ信号とフレームメモリ11から読み出されたカメラ信号とに応じて画像における動きベクトル検出処理を行って、その動きベクトル値をカメラ信号処理部4に出力する。
図4は、図1に示す動きベクトル生成部13における動きベクトル検出処理を説明するための図である。そして、図4(a)は動きベクトル生成部13の構成を示す図であり、図4(b)は図1に示すフレームメモリ11から読み出されるカメラ信号を示す図である。また、図4(c)はバッファメモリから読み出されるカメラ信号を説明するための図である。
動きベクトル生成部13はバッファメモリ131および代表点マッチング部132を有している。フレームメモリ11は少なくとも2フレーム分の代表点フレームを保持する容量を有している。フレームメモリ11に入力信号であるリサイズ処理後のカメラ信号を所定の画素間隔をもって水平および垂直方向にリサンプリングした代表点データ画像が保持される。また、入力信号である代表点データ画像はバッファメモリ131にも保持される。
フレームメモリ11から代表点データ画像を読み出す際には、図4(b)に矩形領域Ysで示すように、所定の大きさの領域毎に矩形領域Ysが代表点画素群Ysとしてフレームメモリ11の左上から右下に順次読み出される。
一方、バッファメモリ131から代表点データ画像を読み出す際には、図4(c)に矩形領域で示すように、画像が所定の大きさで分割されて、各区画(領域)の代表点画素群Ytが区画番号B1からB12まで順に読み出される。
代表点マッチング部132は、まず区画番号B1について代表点画素群Ytと代表点画素群Ysとの差分をとってその絶対値が最も小さい代表点画素群Ysの読み出し位置を得る。そして、代表点マッチング部132は絶対値が最も小さい代表点画素群Ysの読み出し位置と代表点画素群Ytの区画番号B1の位置とに応じて区画番号B1の動きベクトルIdを出力する。
区画番号B1のマッチング演算が終了すると、代表点マッチング部132はバッファメモリ131から区画番号B2の代表点画素群Ytを読み出し、フレームメモリ11から読み出された代表点画素群Ys(フレームメモリ11の左上から右下まで順次読み出された代表点画素群Ys)との差分を求める。そして、区画番号B1の場合と同様にして、代表点マッチング部132は区画番号B2の動きベクトルIdを出力する。
同様にして、区間番号B3〜B12について、動きベクトル生成部13は動きベクトルIdを出力する。これによって、動きベクトル生成部13は区画番号B1〜B12までの全ての動きベクトルを動きベクトル値として出力する。そして、カメラ信号処理部4は得られた12個の動きベクトル値から、その画像の代表的な動きベクトル値を選択、あるいは算出し、カメラの動きを相殺するように画像の切り出し位置を決定する。
このように、本発明の実施の形態では、カメラの撮影状態に応じて動きベクトル検出処理で用いられる画像のサイズを変更するようにしたので、カメラの撮影状態に適した動きベクトル検出処理を行うことができる。
上述の説明から明らかなように、図1に示す例においては、マイコン8およびリサイズ制御部9が倍率決定手段として機能し、リサイズ部10がリサイズ手段として機能する。また、動きベクトル生成部13、フレームメモリ11、マイコン8、およびメモリ制御部12が動きベクトル検出手段として機能する。
以上、本発明について実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
例えば、上記の実施の形態の機能を制御方法として、この制御方法を撮像装置に実行させるようにすればよい。また、上述の実施の形態の機能を有するプログラムを制御プログラムとして、当該制御プログラムを撮像装置が備えるコンピュータに実行させるようにしてもよい。なお、制御プログラムは、例えば、コンピュータに読み取り可能な記録媒体に記録される。
上記の制御方法および制御プログラムの各々は、少なくとも倍率決定ステップ、リサイズステップ、および動きベクトル検出ステップを有している。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。つまり、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種の記録媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPUなど)がプログラムを読み出して実行する処理である。
4 カメラ信号処理部
5 手ぶれ検出部
6 AF評価値生成部
7 特徴抽出部
8 マイコン
9 リサイズ制御部
10 リサイズ部
11 フレームメモリ
12 メモリ制御部
13 動きベクトル生成部

Claims (7)

  1. 被写体を撮像して光学像に応じた画像を得て当該画像から前記被写体の動きベクトルを求める撮像装置であって、
    記画像をリサイズするリサイズ倍率を決定する倍率決定手段と、
    前記倍率決定手段によって決定されたリサイズ倍率に応じて前記画像をリサイズ処理してリサイズ処理済み画像を得るリサイズ手段と、
    前記リサイズ処理済み画像に基づいて前記動きベクトルを求める動きベクトル検出手段とを有し、
    前記倍率決定手段は、前記被写体の特徴を示す特徴量に応じて前記リサイズ倍率を決定する場合に、前記特徴量が予め定められた特徴量に増加するまでは前記特徴量の増加につれて前記リサイズ倍率である縮小率を小さくし、前記特徴量が前記予め定められた特徴量を超えると前記特徴量の増加につれて前記縮小率を大きくすることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記倍率決定手段は、前記特徴量に加えて、さらに、前記撮像装置の焦点距離を用いて、前記焦点距離が大きくなるにつれて前記リサイズ倍率である縮小率を大きくすることを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  3. 前記倍率決定手段は、前記特徴量に加えて、さらに、前記撮像装置のシャッタスピードを用いて、前記シャッタスピードが遅くなるにつれて前記リサイズ倍率である縮小率を大きくすることを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  4. 前記倍率決定手段は、前記特徴量に加えて、前記画像のコントラストを示すAF評価値を用いて、前記AF評価値が小さくなるにつれて前記リサイズ倍率である縮小率を大きくすることを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  5. 前記倍率決定手段は、前記特徴量に加えて、前記撮像装置の動きを示す手ぶれ量を用いて、前記手ぶれ量が大きくなるにつれて前記リサイズ倍率である縮小率を大きくすることを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  6. 被写体を撮像して光学像に応じた画像を得て当該画像から前記被写体の動きベクトルを求める撮像装置の制御方法であって、
    記画像をリサイズするリサイズ倍率を決定する倍率決定ステップと、
    前記倍率決定ステップで決定されたリサイズ倍率に応じて前記画像をリサイズ処理してリサイズ処理済み画像を得るリサイズステップと、
    前記リサイズ処理済み画像に基づいて前記動きベクトルを求める動きベクトル検出ステップとを有し、
    前記倍率決定ステップでは、前記被写体の特徴を示す特徴量に応じて前記リサイズ倍率を決定し、前記特徴量が予め定められた特徴量に増加するまでは前記特徴量の増加につれて前記リサイズ倍率である縮小率を小さくし、前記特徴量が前記予め定められた特徴量を超えると前記特徴量の増加につれて前記縮小率を大きくすることを特徴とする制御方法。
  7. 被写体を撮像して光学像に応じた画像を得て当該画像から前記被写体の動きベクトルを求める撮像装置で用いられる制御プログラムであって、
    前記撮像装置が備えるコンピュータに、
    記画像をリサイズするリサイズ倍率を決定する倍率決定ステップと、
    前記倍率決定ステップで決定されたリサイズ倍率に応じて前記画像をリサイズ処理してリサイズ処理済み画像を得るリサイズステップと、
    前記リサイズ処理済み画像に基づいて前記動きベクトルを求める動きベクトル検出ステップとを実行させ
    前記倍率決定ステップでは、前記被写体の特徴を示す特徴量に応じて前記リサイズ倍率を決定し、前記特徴量が予め定められた特徴量に増加するまでは前記特徴量の増加につれて前記リサイズ倍率である縮小率を小さくし、前記特徴量が前記予め定められた特徴量を超えると前記特徴量の増加につれて前記縮小率を大きくすることを特徴とする制御プログラム。
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