JP5978937B2 - 基板搬送用ハンド及び基板搬送方法 - Google Patents

基板搬送用ハンド及び基板搬送方法 Download PDF

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Description

本発明は、基板搬送用ハンド及び基板搬送方法に関する。
特許文献1には、ガラス基板の下面の4辺の縁部を支持してガラス基板を搬送する基板搬送用ハンドが開示されている。
前記基板搬送用ハンドは、自動搬送装置のハンド取付部にハンド取付用プレートを介して取り付けられている。また、基板搬送用ハンドのアーム部は、ガラス基板の辺部の外側近傍にそれぞれの辺部と平行かつガラス基板のサイズに適合するように接合された複数本の部材から構成されている。前記部材は、軽量化と高剛性化を兼ねて、中空の角パイプ材によって構成されている。また、前記部材には、ガラス基板の下面の縁部を支持する基板把持部が設けられている。
特開平11−254374号公報
しかしながら、特許文献1に開示された基板搬送用ハンドのアーム部は、複数の部材を接合して構成されているためサイズ(複数の部材によって画成される平面視矩形状の空間)を変更することができない。よって、特許文献1の吸着パッドでは、支持可能なサイズとは異なるサイズのガラス基板をハンドリングできないという問題があった。
1台の基板搬送用ハンドによってサイズの異なるガラス基板をハンドリングするためには、アーム部を構成する複数の部材を各々移動自在に支持し、各々の部材を独立して移動させる複数の駆動部を設ける必要がある。しかしながら、前記部材を移動自在に支持するガイド部材を部材毎に設けたり、複数の駆動部を設けたりすると、基板搬送用ハンドが重量物になるとともに大型化するという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、基板のサイズに応じてそのサイズを変更できるとともに小型で軽量な基板搬送用ハンド及び基板搬送方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、前記目的を達成するために、水平方向に平行に配置された第1の一対の基板支持部材と、前記第1の一対の基板支持部材を互いに近づく方向及び互いに離れる方向に平行移動させる駆動部と、前記第1の一対の基板支持部材の長手方向に対して直交する方向であって水平方向に平行に配置された第2の一対の基板支持部材と、前記第1の一対の基板支持部材と前記第2の一対の基板支持部材とを連結するとともに、前記第1の一対の基板支持部材の前記互いに近づく方向の平行移動に連動して前記第2の一対の基板支持部材を互いに近づく方向に平行移動させ、かつ、前記第1の一対の基板支持部材の前記互いに離れる方向の平行移動に連動して前記第2の一対の基板支持部材を互いに離れる方向に平行移動させる平行リンク部材と、前記第1の一対の基板支持部材の長手方向に沿って複数設けられ、基板の下面縁部を保持する第1の保持部と、前記第2の一対の基板支持部材の長手方向に沿って複数設けられ、基板の下面縁部を保持する第2の保持部と、を備えたことを特徴とする基板搬送用ハンドを提供する。
本発明の一態様によれば、駆動部によって第1の一対の基板支持部材を互いに近づく方向に水平に平行移動させると、その動作に連動して第2の一対の基板支持部材が、平行リンク部材を介して互いに近づく方向に水平に平行移動する。この動作とは逆に、駆動部によって第1の一対の基板支持部材を互いに離れる方向に水平に平行移動させると、その動作に連動して第2の一対の基板支持部材が、平行リンク部材を介して互いに離れる方向に水平に平行移動する。
すなわち、本発明の一態様によれば、第1の一対の基板支持部材と第2の一対の基板支持部材とによって画成される矩形状空間のサイズが、すなわち、基板を保持するための矩形状空間のサイズが、最大サイズから最小サイズまで無段階で調整可能となる。よって、本発明の一態様の基板搬送用ハンドによれば、基板のサイズに応じてそのサイズを変更できる。また、駆動部は、第1の一対の基板支持部材を駆動する1台の駆動部のみ備えればよいので、小型で軽量な基板搬送用ハンドを提供できる。
基板は、その基板のサイズに調整された基板搬送用ハンドの第1の保持部及び第2の保持部に保持される。
本発明の一態様は、前記駆動部は、前記第1の一対の基板支持部材を互いに近づく方向及び互いに離れる方向に移動自在に案内するガイド部材と、前記第1の一対の基板支持部材に動力を伝達して前記互いに近づく方向及び前記互いに離れる方向に平行移動させる駆動源と、前記ガイド部材及び前記駆動源が取り付けられた支持部材と、を備えることが好ましい。
本発明の一態様によれば、支持部材にガイド部材と駆動源とが取り付けられている。したがって、第1の一対の基板支持部材は、ガイド部材を介して支持部材に取り付けられ、第2の一対の基板支持部材は、平行リンク部材を介して第1の一対の基板支持部材に支持される構成となる。したがって、第1の一対の基板支持部材と第2の一対の基板支持部材とを軽量な材料で製作することが、支持部材にかかる重量負担を小さくできるので好ましい。また、基板を支持することから、第1の一対の基板支持部材と第2の一対の基板支持部材とは高剛性のある材料で製作することが好ましい。材料としては、軽量で剛性の高いCFRP(carbon fiber reinforced plastic:炭素繊維強化プラスチック)、アルミニウム合金、又はチタン合金を例示できる。
本発明の一態様によれば、駆動源からの動力を第1の一対の基板支持部材に伝達すると、第1の一対の基板支持部材は、ガイド部材に案内されて、互いに近づく方向及び互いに離れる方向に平行移動する。これにより、第1の一対の基板支持部材が支持部材に対して円滑に動作する。
ガイド部材としては、LM(Linear Motion)ガイド(登録商標)が好適であり、駆動源としては、サーボモータと送りねじ部材が好適である。送りねじ部材は一対のナット部と各々逆ねじが刻設された一対のねじ棒とを備える。一対のナット部の一方のナット部を、一方の第1の基板支持部材に取り付け、他方のナット部を、他方の第1の基板支持部材に取り付ける。そして、一方のナット部に一方のねじ棒を螺合させ、他方のナット部に他方のねじ棒を螺合させる。これにより、サーボモータによって一対のねじ棒を正転方向及び逆転方向に回転させれば、送りねじ部材の送り作用によって、第1の一対の基板支持部材が互いに近づく方向及び互いに離れる方向に平行移動する。
本発明の一態様は、前記駆動部には、前記基板搬送用ハンドを前記基板の受け取り位置から受け渡し位置に移動させる搬送手段が連結されていることが好ましい。
本発明の一態様によれば、基板搬送用ハンドの支持部材に搬送手段を連結したので、搬送手段によって基板搬送用ハンドを、基板の受け取り位置から受け渡し位置に移動させることができる。搬送手段としては、スカラロボット等の水平多関節ロボットが好ましい。
本発明の一態様は、前記第1の保持部及び前記第2の保持部には、前記基板を吸着保持する吸着部材を備えることが好ましい。
本発明の一態様によれば、吸着部材によって基板の下面の縁部を確実に保持できるので、基板を安定して搬送できる。
本発明の一態様は、前記基板の上面には樹脂液が塗布され、前記基板の下面の縁部が前記第1の保持部及び前記第2の保持部によって保持されることが好ましい。
本発明の一態様によれば、上面に樹脂液が塗布された基板の下面の縁部を基板搬送用ハンドによって保持するので、前記樹脂液に触れることなく基板を搬送できる。
本発明の一態様は、前記駆動部には、前記基板の下面に当接する当接部材が備えられることが好ましい。
本発明の一態様によれば、当接部材を基板の下面に当接して基板を支持する。当接部材を基板搬送用ハンドに備えることによって、基板の大きさが大きい基板であっても基板の撓みを抑えて基板を搬送できる。基板の下面に対する当接部材の当接位置は、中央部、中央部近傍、又は中央部を中心とする同心円状に沿った位置であることが、基板の撓みを抑制できる点で好ましい。前記中央部とは、基板の重心位置である。
本発明の一態様は、前記当接部材は、前記駆動部から延出されたアーム部材と、前記アーム部材に設けられるとともに前記基板の下面に当接するピン状部材とを備えることが好ましい。
本発明の一態様によれば、基板の下面に当接するピン状部材を、アーム部材によって当接位置に配置できる。
本発明の一態様は、前記ピン状部材は、昇降手段によって前記アーム部材に対し昇降自在に備えられることが好ましい。
本発明の一態様によれば、基板搬送用ハンドの第1の保持部及び第2の保持部によって基板の下面縁部を支持する前は、ピン状部材が基板の下面に衝突しないように、ピン状部材を下降位置に待機させておく。そして、第1の保持部及び第2の保持部によって基板の下面縁部を支持した後、ピン状部材を上昇させて基板の下面をピン状部材によって支持する。これにより、前記衝突に起因する基板の損傷を防止できる。
本発明の一態様は、前記アーム部材は、昇降手段によって前記駆動部に対し昇降自在に備えられることが好ましい。
本発明の一態様によれば、基板搬送用ハンドの第1の保持部及び第2の保持部によって基板の下面縁部を支持する前は、ピン状部材が基板の下面に衝突しないように、アーム部材を下降位置に待機させておく。そして、第1の保持部及び第2の保持部によって基板の下面縁部を支持した後、アーム部材を上昇させて基板の下面をピン状部材によって支持する。これにより、前記衝突に起因する基板の損傷を防止できる。
本発明の一態様は、基板の上面に樹脂を塗布する塗布部から、前記基板の上面に塗布された前記樹脂を乾燥させる乾燥部に、本発明の基板搬送用ハンドを使用して前記基板を搬送することを特徴とする基板搬送方法を提供する。
本発明の一態様によれば、1台の基板搬送用ハンドを使用して、サイズの異なる基板を塗布部から乾燥部に搬送できる。
以上説明したように本発明によれば、基板のサイズに応じてそのサイズを変更できるとともに小型で軽量な基板搬送用ハンド及び基板搬送方法を提供できる。
第1の実施の形態の基板搬送用ハンドの平面図 ガラス基板が基板搬送用ハンドによって保持された平面図 図1のA−A線に沿う駆動部の断面図 図1に示したガラス基板よりも小サイズのガラス基板を保持した基板搬送用ハンドの平面図 図4に示したガラス基板よりも小サイズのガラス基板を保持した基板搬送用ハンドの平面図 塗布部の構成を示した斜視図 基板載置台から上昇したガラス基板の上方位置に基板搬送用ハンドが位置した説明図 塗布部でガラス基板を基板搬送用ハンドによって保持した説明図 塗布部で保持したガラス基板を乾燥部に移動させた形態を示した説明図 吸着パッドによるガラス基板の挙動を示した拡大断面図 図8の吸着パッドの周囲に筒状体を配置した拡大断面図 図9Aの吸着パッドによるガラス基板の挙動を示した拡大断面図 第2の実施の形態の基板搬送用ハンドの平面図 第2の実施の形態の基板搬送用ハンドの側面図 エアシリンダによって弾性ピンが下降位置に位置された説明図 エアシリンダによって弾性ピンが上昇位置に位置された説明図 塗布部の昇降ピンを上昇させてガラス基板を受け取り位置に位置させた側面図 基板搬送用ハンドをガラス基板の受け取り位置に移動させた側面図 基板支持部材の保持部によってガラス基板の下面縁部が保持された側面図 弾性ピンが上昇されてガラス基板の下面に当接された側面図 基板搬送用ハンドを上昇移動させた側面図 昇降ピンを下降移動させるとともに基板搬送用ハンドを水平方向に移動させた側面図 乾燥部における受け渡し位置にガラス基板を移動させた側面図 ガラス基板の下面が乾燥部の固定ピンに支持された側面図 弾性ピンが下降されてガラス基板の下面から退避された側面図 基板支持部材が互いに離れる方向に移動されて上昇移動された側面図 当接部材のアーム部材を水平方向に直線状にスライド移動させた側面図 当接部材のアーム部材が下降位置にある側面図 当接部材のアーム部材が上昇位置にある側面図
以下、添付図面に従って本発明に係る基板搬送用ハンド及び基板搬送方法の好ましい実施の形態について説明する。
〔基板搬送用ハンド10の構成〕
図1は、第1の実施の形態の基板搬送用ハンド10の平面図であり、基板搬送用ハンド10のハンド取付用プレート(支持部材)12が、概略図示した水平多関節ロボット(例えばスカラロボット:搬送手段)14のアーム16の先端に取り付けられた形態が示されている。また、図1には、基板搬送用ハンド10によって、平面視矩形状のガラス基板G1を保持する直前の形態が示されている。図2は、ガラス基板G1が基板搬送用ハンド10によって保持された平面図である。ガラス基板G1は、その面(上面及び下面)が基板搬送用ハンド10によって水平方向に保持される。
図1、図2に示す基板搬送用ハンド10は、水平方向に平行に配置された一対の基板支持部材18、20と、一対の基板支持部材18、20を互いに近づく方向及び互いに離れる方向に平行移動させる駆動部22と、一対の基板支持部材18、20の長手方向に対して直交する方向であって水平方向に平行に配置された一対の基板支持部材24、26とを備える。基板支持部材18、20は、板状であって長さの等しい同一構成物であり、基板支持部材24、26も同様である。
また、基板搬送用ハンド10は、基板支持部材24、26の各々の両端において、基板支持部材18、20と基板支持部材24、26とを連結する平行リンク部材28、28…を備えている。この平行リンク部材28、28…は、基板支持部材18、20の互いに近づく方向の平行移動に連動して基板支持部材24、26を互いに近づく方向に平行移動させ、かつ、基板支持部材18、20の互いに離れる方向の平行移動に連動して基板支持部材24、26を互いに離れる方向に平行移動させる機能を備える。
平行リンク部材28は、平行に配置された2本のリンク30、30を備え、2本のリンク30、30の一方端が基板支持部材18(基板支持部材20)に軸受(不図示)を介して水平方向に回動自在に連結される。また、2本のリンク30、30の他方端が基板支持部材24(基板支持部材26)に軸受(不図示)を介して水平方向に回動自在に連結されている。この連結構成によって、平行リンク部材28は上記機能を備える。
更に、基板搬送用ハンド10は、保持部(第1の保持部)32、32…と保持部(第2の保持部)34、34…とを備えている。保持部32は、基板支持部材18と基板支持部材20との対向する辺部に沿って所定の間隔をもって複数設けられ、図2の如くガラス基板G1の下面縁部を保持する。保持部34は、図1の如く基板支持部材24と基板支持部材26との対向する辺部に沿って所定の間隔をもって複数設けられ、図2の如くガラス基板G1の下面縁部を保持する。なお、図1の如く保持部32、34に真空の吸着パッド36を設け、吸着パッド36によってガラス基板G1の下面縁部を吸着保持することが、ガラス基板G1を安定して搬送できる点で好ましい。吸着パッド36については後述する。
駆動部22は、基板支持部材18、20を互いに近づく方向及び互いに離れる方向に移動自在に案内するガイド部材38、38と、基板支持部材18、20に動力を伝達して前記互いに近づく方向及び前記互いに離れる方向に平行移動させる駆動源40とを備えている。そして、ガイド部材38、38及び駆動源40がハンド取付用プレート12に搭載されて駆動部22が構成されている。
図3は、図1のA−A線に沿う断面図であり、ガイド部材38の構成が示されている。
ガイド部材38としては、LM(Linear Motion)ガイド(登録商標)が採用されており、一対のレール42、42と、レール42、42に摺動自在に嵌合されるブロック44、44とを備えている。レール42、42は、基板支持部材18、20の移動方向に沿ってハンド取付用プレート12の上面に平行に固定されており、ブロック44、44は基板支持部材18(基板支持部材20も同様)の下面に固定されている。
一方、図1に示した駆動源40は、サーボモータ46と、同軸上で各々逆ねじが刻設された一対のねじ棒48、48と、図3に示すナット50とを備える。また、駆動源40は、図1の如くサーボモータ46の回転力を一対のねじ棒48、48に伝達するプーリ52、ベルト54、及びプーリ56を備えている。すなわち、プーリ52は、サーボモータ46の回転軸に取り付けられ、プーリ56は一対のねじ棒48、48の長手方向中央部に取り付けられ、これらのプーリ52、56にベルト54が掛け渡されている。
また、ナット50は、図3の如く基板支持部材18(基板支持部材20も同様)の下面であって、ブロック44とブロック44との中間部に固定されている。このナット50に、レール42と平行に敷設されたねじ棒48が螺合されている。すなわち、駆動源40による基板支持部材18、20の移動機構として、ねじ棒48とナット50とからなる、送りねじ部材が採用されている。
したがって、駆動部22によれば、サーボモータ46によって一対のねじ棒48、48を正転方向及び逆転方向に回転させれば、各々逆ねじが刻設された一対のねじ棒48、48とナット50、50とによる送り作用によって、基板支持部材18、20が互いに近づく方向及び互いに離れる方向に平行移動する。また、基板支持部材18、20は、ガイド部材38、38に案内されているので、ハンド取付用プレート12に対して円滑に移動する。
一方、駆動部22は、基板支持部材18、20がガイド部材38、38を介してハンド取付用プレート12に片持ち支持され、基板支持部材24、26が、平行リンク部材28、28…を介して基板支持部材18、20に支持される構成である。
したがって、基板支持部材18、20、24、26を軽量な材料で製作することが、ハンド取付用プレート12にかかる重量負担を小さくできるので好ましい。また、ガラス基板G1を支持することから、基板支持部材18、20、24、26は高剛性のある材料で製作することが好ましい。これらの観点から基板支持部材18、20、24、26は、軽量で剛性の高いCFRP(carbon fiber reinforced plastic:炭素繊維強化プラスチック)製、アルミニウム合金製、又はチタン合金製であることが好ましい。
次に、前記の如く構成された第1の実施の形態の基板搬送用ハンド10の作用について説明する。
〔基板搬送用ハンド10の基本動作〕
駆動部22によって基板支持部材18、20を互いに近づく方向に水平に平行移動させると、その動作に連動して基板支持部材24、26が、平行リンク部材28、28…を介して互いに近づく方向に水平に平行移動する。この動作とは逆に、駆動部22によって基板支持部材18、20を互いに離れる方向に水平に平行移動させると、その動作に連動して基板支持部材24、26が、平行リンク部材28、28…を介して互いに離れる方向に水平に平行移動する。
〔基板搬送用ハンド10によるガラス基板G1の保持動作〕
まず、図1の如く、駆動部22によって基板支持部材18、20の間隔を最大限に広げる。すなわち、基板支持部材18、20、24、26によって画成される平面視矩形状の空間58を最大サイズに広げ、その空間58内にガラス基板G1が入るように基板搬送用ハンド10を水平多関節ロボット14によって移動させる。
次に、駆動部22によって基板支持部材18、20を互いに近づく方向に水平に平行移動させて、基板支持部材24、26を互いに近づく方向に水平に平行移動させる。これにより、図2の如く全ての保持部32、32…、34、34…がガラス基板G1の下面縁部に入り込み、下面縁部が保持部32、32…、34、34…によって支持される。この動作によって、ガラス基板G1が基板搬送用ハンド10に保持される。なお、基板支持部材18、20の移動量は、ガラス基板G1のサイズに対応するように、サーボモータ46によって制御されている。
第1の実施の形態の基板搬送用ハンド10は、基板支持部材18、20、24、26によって画成される空間58のサイズが、図1に示した最大サイズから最小サイズ(不図示)まで無段階で調整可能である。
したがって、基板搬送用ハンド10によれば、ガラス基板のサイズに応じてそのサイズを変更できる。つまり、基板搬送用ハンド10は、図4の如く、ガラス基板G1(図1、図2参照)よりもサイズの小さいガラス基板G2でも保持することができ、図5の如く、ガラス基板G2(図4参照)よりもサイズの小さいガラス基板G3でも保持することができる。また、基板搬送用ハンド10の駆動部22は、基板支持部材18、20を駆動する1台の駆動部のみ備えればよいので、小型で軽量な基板搬送用ハンド10となる。
〔基板搬送用ハンド10によるガラス基板の搬送方法〕
図6A、図6B、図6Cは、樹脂液の塗布部(基板の受け取り位置)60においてガラス基板Gを基板搬送用ハンド10によって保持する形態が示されている。図7は、塗布部60で保持したガラス基板Gを、図1の水平多関節ロボット14によって乾燥部(基板の受け渡し位置)62に搬送した形態が示されている。
図6Aの如く塗布部60は、ダイコーター64及び基板載置台66を備える。また、基板載置台66には、図6B、図6Cの如く、基板載置台66の上面に対して突没する複数本の昇降ピン68、68…が備えられている。
図6Aの塗布部60においてガラス基板Gは、基板載置台66に載置され、その上面にダイコーター64によって樹脂液70が塗布される。樹脂液70の塗布が終了すると、ダイコーター64は基板載置台66の上方位置から側方位置に退避するとともに、図6Bの如く、昇降ピン68、68…が基板載置台66の上面から突出する。これにより、ガラス基板Gは、昇降ピン68、68…によって下面が突き上げられて基板載置台66から上昇する。この後、図1の水平多関節ロボット14によって移動されてきた基板搬送用ハンド10が、図6Bの如く、ガラス基板Gの上方位置に位置する。その後、基板搬送用ハンド10がガラス基板Gの保持可能な位置まで下降移動され、その後、基板搬送用ハンド10の駆動部22が駆動されてガラス基板Gが図6Cの如く基板搬送用ハンド10によって保持される。
基板搬送用ハンド10によって保持されたガラス基板Gは、水平多関節ロボット14によって図7の乾燥部62に搬送され、乾燥部62のオーブン棚72の上面に突設された複数本の固定ピン74、74…に載置される。この後、基板搬送用ハンド10の基板支持部材18、20が互いに離れる方向に駆動部22によって移動される。これにより、基板搬送用ハンド10によるガラス基板Gの保持が解除される。この後、基板搬送用ハンド10は、水平多関節ロボット14によって図6Aの塗布部60の近傍位置まで移動され、次のガラス基板Gを保持する動作を開始するまでその位置に待機される。
上記ガラス基板Gの搬送方法によれば、上面に樹脂液70が塗布されたガラス基板Gの下面縁部を基板搬送用ハンド10の保持部32、32…、34、34…によって保持するので、樹脂液70に触れることなくガラス基板Gを塗布部60から乾燥部62に搬送できる。また、1台の基板搬送用ハンド10を使用して、サイズの異なるガラス基板を塗布部60から乾燥部62に搬送できる。なお、図6Cに示した昇降ピン68、及び図7に示した固定ピン74の形状は円柱状に限定されるものではなく、上端が先鋭状の円錐形状であってもよい。
〔吸着パッド36の形態〕
図8は、保持部32、34に備えられる吸着パッド36の拡大断面図である。吸着パッド36は、樹脂製又はゴム製であり、吸引路76に連通される中央開口部78を備えた環状部材である。吸着パッド36がガラス基板Gの下面縁部に吸着することによって、ガラス基板Gが基板搬送用ハンド10に確実に保持される。
図8に示した吸着パッド36は、ガラス基板Gの重さによって弾性変形する。吸着パッド36の弾性変形によって、ガラス基板Gが撓んだ状態で保持され、その撓みによってガラス基板Gが破損する場合がある。
このような不具合を防止するために、図9Aに示す拡大断面の如く、吸着パッド36を囲む筒状体80を保持部32、34に配置した。吸着パッド36がガラス基板Gを吸着保持した際にガラス基板Gに押されて弾性変形すると、ガラス基板Gの下面縁部が筒状体80のリング状上端面82に当接する。これにより、ガラス基板Gの下面縁部は、図9Bの如く剛性のある筒状体80のリング状上端面82に押圧当接された状態で、すなわち、撓みが抑制された状態で基板搬送用ハンド10に保持されるので、撓みに起因する破損を防止できる。
〔基板搬送用ハンド100の構成〕
図10は、第2の実施の形態の基板搬送用ハンド100の平面図、図11は、基板搬送用ハンド100の側面図であり、第1の実施の形態の基板搬送用ハンド10と同一又は類似の部材については同一の符号を付して、その説明は省略する。
図10、図11の如く基板搬送用ハンド100は、ガラス基板G1の下面に当接する当接部材102を備える。この当接部材102は、ハンド取付用プレート12の下面に基端部が片持ち支持されたアーム部材104と、アーム部材104の先端近傍に設けられるとともにガラス基板G1の下面に当接する2本の弾性ピン(ピン状部材)106、106とから構成される。
アーム部材104の前記基端部は、ハンド取付用プレート12の長手方向中央部に固定されるとともに、基板支持部材18、20と平行に設けられている。また、図11に示すように、アーム部材104は、基板支持部材20(18、24、26)よりも所定量下方位置に配置されている。
弾性ピン106は、ゴム製又は樹脂製であり、ガラス基板G1の下面に弾性をもって当接する部材である。なお、ガラス基板G1の下面に対する弾性ピン106、106の当接位置は、ガラス基板G1の中央部、中央部近傍、又は中央部を中心とする同心円状に沿った位置であることが、ガラス基板G1の撓みを抑制できる点で好ましい。前記中央部とは、ガラス基板G1の重心位置であり、図10、図11の弾性ピン106、106は、前記中央部近傍又は前記中央部を中心とする同心円状に配置された例である。また、弾性ピン106の本数は2本に限定されるものではなく、1本でも3本以上であってもよい。当接部材102がアーム部材104を備えることによって、弾性ピン106、106をアーム部材104の長手方向において所望の位置に配置させることができる。
図12A、図12Bは、弾性ピン106をアーム部材104の上面に対して昇降移動させるエアシリンダ(昇降手段)108が示されている。すなわち、図12Aは、エアシリンダ108のピストン110がシリンダ112によって下降位置に位置された状態が示され、図12Bは、エアシリンダ108のピストン110がシリンダ112によって上昇位置に位置された状態が示されている。
アーム部材104は、中空のパイプ状に構成され、その開口部114にシリンダ112が挿入配置されている。
〔基板搬送用ハンド100によるガラス基板の搬送方法〕
図13A〜図13Fは、塗布部60で樹脂液70(図6A参照)が塗布されたガラス基板G1を基板搬送用ハンド100によって保持し、搬送する手順が示されている。
図13Aは、塗布部60の昇降ピン68、68…を上昇させてガラス基板G1を基板載置台66の上方位置(受け取り位置)に位置させた側面図である。
図13Bは、基板搬送用ハンド100をガラス基板G1の受け取り位置に水平多関節ロボット14によって移動させた側面図である。同図の如く、基板支持部材20(18、24、26)は、ガラス基板G1の上方位置に待機される。また、当接部材102のアーム部材104は、塗布部60の昇降ピン68、68…と干渉しないようにガラス基板G1の下面の下方位置に挿入配置される。なお、アーム部材104の前記挿入時には、弾性ピン106、106は、ガラス基板G1の下面に衝突しないように、図12Aで示した下降位置に待機される。
図13Cは、図13Bの状態から、基板支持部材20(18、24、26)が水平多関節ロボット14によって下降移動された後、基板支持部材20(18、24、26)が駆動部22(図1参照)によって互いに近づく方向に移動されて、ガラス基板G1の下面縁部が保持部32(34)によって保持された側面図である。
図13Dは、図13Cの状態から、弾性ピン106、106がエアシリンダ108(図12参照)によって上昇されてガラス基板G1の下面に当接された側面図である。すなわち、保持部32(34)によってガラス基板G1の下面縁部を支持した後、弾性ピン106、106を上昇させてガラス基板G1の下面を弾性ピン106、106によって支持するので、前記衝突に起因するガラス基板G1の損傷を防止できる。なお、弾性ピン106を昇降させることなく、弾性ピン106によってガラス基板G1の下面を支持してもよいが、前記衝突を回避する観点からみれば、昇降動作を行うことが好ましい。
図13Eは、図13Dの状態から、基板搬送用ハンド100を水平多関節ロボット14によって上昇移動させた側面図である。これにより、ガラス基板G1は昇降ピン68、68…から離れて、その下面縁部が保持部32(34)によって支持されるとともに、その下面中央部近傍が弾性ピン106、106によって支持される。
図13Fは、図13Eの状態から、昇降ピン68、68…を下降移動させるとともに、基板搬送用ハンド100を水平多関節ロボット14によって水平方向に直線移動させた側面図である。この後、ガラス基板G1は、水平多関節ロボット14によって図7に示した乾燥部62に搬送される。
したがって、ガラス基板G1の下面中央部近傍を支持する当接部材102を備えた基板搬送用ハンド100によれば、大きさが大きいガラス基板G1であってもガラス基板G1の撓みを抑えてガラス基板G1を塗布部60から乾燥部62部に安定して搬送できる。
図14A〜図14Eは、乾燥部62に搬送されてきたガラス基板G1を、乾燥部62の固定ピン74、74…上に載置する手順が示されている。
図14Aは、乾燥部62における受け渡し位置にガラス基板G1を水平多関節ロボット14によって移動させた側面図である。同図の如く、基板搬送用ハンド100の当接部材102のアーム部材104は、乾燥部62の固定ピン74、74…と干渉しないようにオーブン棚72の上方に挿入配置される。
図14Bは、図14Aの状態から、基板支持部材20(18、24、26)が水平多関節ロボット14によって下降移動されて、ガラス基板G1の下面が固定ピン74、74…によって支持された側面図である。
図14Cは、図14Bの状態から、弾性ピン106、106がエアシリンダ108(図12参照)によって下降されてガラス基板G1の下面から退避された側面図である。
図14Dは、図14Cの状態から、基板支持部材20(18、24、26)が駆動部22(図1参照)によって互いに離れる方向に移動された後、水平多関節ロボット14によって上昇移動された側面図である。これにより、ガラス基板G1が固定ピン74、74…によって支持される。
図14Eは、図14Dの状態から、当接部材102のアーム部材104を固定ピン74、74…に干渉させることなく、水平多関節ロボット14によって水平方向に直線状にスライド移動させた側面図である。この後、基板搬送用ハンド100は、水平多関節ロボット14によって図13Aに示した乾燥部62に移動される。
なお、前記実施の形態では、弾性ピン106をエアシリンダ108によって昇降移動させたが、これに限定されるものではない。例えば、図15A、図15Bに示すように、固定用ピン116を介して弾性ピン106をアーム部材104に固定し、昇降装置(昇降手段)118を介してアーム部材104を、ハンド取付用プレート12に昇降自在に設けてもよい。昇降装置118としては、LMガイド(商標登録)と送りねじ装置とを例示できる。また、昇降装置118によるアーム部材104の昇降動作タイミングは、エアシリンダ108による弾性ピン106の昇降動作タイミングと同一であるので、ここではその説明を省略する。
〔産業上の利用可能性〕
実施の形態では、基板搬送用ハンド10、100の搬送対象物としてガラス基板を例示したが、ガラス基板以外の金属製、樹脂製等の板状体であっても実施の形態の基板搬送用ハンド10を使用できる。
第1の基板搬送用ハンド10による搬送対象のガラス基板は、撓み過多によるガラス基板の破損を考慮すると、厚さは0.5mm以上であることが好ましい。また、この場合のガラス基板のサイズは、縦横の長さが500〜1500mmであることが好ましい。
第2の基板搬送用ハンド100による搬送対象のガラス基板は、当接部材102によってガラス基板の撓みが抑制されているので、厚さは0.5mm未満(例えば0.2mm)のガラス基板であっても搬送できる。また、この場合、縦横の長さが2400〜2100mmを超えるガラス基板であっても搬送できる。
G、G1、G2、G3…ガラス基板、10…基板搬送用ハンド、12…ハンド取付用プレート、14…水平多関節ロボット、16…アーム、18、20…基板支持部材、22…駆動部、24、26…基板支持部材、28…平行リンク部材、30…リンク、32、34…保持部、36…吸着パッド、38…ガイド部材、40…駆動源、42…レール、44…ブロック、46…サーボモータ、48…ねじ棒、50…ナット、52…プーリ、54…ベルト、56…プーリ、58…空間、60…塗布部、62…乾燥部、64…ダイコーター、66…基板載置台、68…昇降ピン、70…樹脂液、72…オーブン棚、74…固定ピン、76…吸引路、78…中央開口部、80…筒状体、82…リング状上端面、100…基板搬送用ハンド、102…当接部材、104…アーム部材、106…弾性ピン、108…エアシリンダ、110…ピストン、112…シリンダ、114…開口部、116…固定用ピン、118…昇降装置

Claims (10)

  1. 水平方向に平行に配置された第1の一対の基板支持部材と、
    前記第1の一対の基板支持部材を互いに近づく方向及び互いに離れる方向に平行移動させる駆動部と、
    前記第1の一対の基板支持部材の長手方向に対して直交する方向であって水平方向に平行に配置された第2の一対の基板支持部材と、
    前記第1の一対の基板支持部材と前記第2の一対の基板支持部材とを連結するとともに、前記第1の一対の基板支持部材の前記互いに近づく方向の平行移動に連動して前記第2の一対の基板支持部材を互いに近づく方向に平行移動させ、かつ、前記第1の一対の基板支持部材の前記互いに離れる方向の平行移動に連動して前記第2の一対の基板支持部材を互いに離れる方向に平行移動させる平行リンク部材と、
    前記第1の一対の基板支持部材の長手方向に沿って複数設けられ、基板の下面縁部を保持する第1の保持部と、
    前記第2の一対の基板支持部材の長手方向に沿って複数設けられ、基板の下面縁部を保持する第2の保持部と、
    を備えたことを特徴とする基板搬送用ハンド。
  2. 前記駆動部は、
    前記第1の一対の基板支持部材を互いに近づく方向及び互いに離れる方向に移動自在に案内するガイド部材と、
    前記第1の一対の基板支持部材に動力を伝達して前記互いに近づく方向及び前記互いに離れる方向に平行移動させる駆動源と、
    前記ガイド部材及び前記駆動源が取り付けられた支持部材と、
    を備える請求項1に記載の基板搬送用ハンド。
  3. 前記駆動部には、前記基板搬送用ハンドを前記基板の受け取り位置から受け渡し位置に移動させる搬送手段が連結されている請求項1又は2に記載の基板搬送用ハンド。
  4. 前記第1の保持部及び前記第2の保持部には、前記基板を吸着保持する吸着部材を備える請求項1、2又は3に記載の基板搬送用ハンド。
  5. 前記基板の上面には樹脂液が塗布され、前記基板の下面の縁部が前記第1の保持部及び前記第2の保持部によって保持される請求項1から4のいずれかに記載の基板搬送用ハンド。
  6. 前記駆動部には、前記基板の下面に当接する当接部材が備えられる請求項3、4、又は5に記載の基板搬送用ハンド。
  7. 前記当接部材は、前記駆動部から延出されたアーム部材と、前記アーム部材に設けられるとともに前記基板の下面に当接するピン状部材とを備える請求項6に記載の基板搬送用ハンド。
  8. 前記ピン状部材は、昇降手段によって前記アーム部材に対し昇降自在に備えられる請求項7に記載の基板搬送用ハンド。
  9. 前記アーム部材は、昇降手段によって前記駆動部に対し昇降自在に備えられる請求項7に記載の基板搬送用ハンド。
  10. 基板の上面に樹脂を塗布する塗布部から、前記基板の上面に塗布された前記樹脂を乾燥させる乾燥部に、請求項3から9のいずれか1項に記載の基板搬送用ハンドを使用して前記基板を搬送することを特徴とする基板搬送方法。
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