JP5954244B2 - スライダ - Google Patents

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本発明はスライダに関し、詳しくは、ハーネスレールに摺動自在に嵌合するスライダに貫通してスライドシートに配線するワイヤハーネスのハーネスレール内でのバタつきを抑制するものである。
自動車のシートには電動リクライニング装置やシートヒータなど種々の電装品が装備されており、これらの電装品に給電するために、車体フロアからシートに給電用のワイヤハーネスが配索されている。スライドシートの場合には、ワイヤハーネスをシートのスライド動作に追従させる必要があり、そのためワイヤハーネスに余長部を持たせて配索している。自動車のスライドシートのスライド寸法は通常最大240mm〜300mm程度である。また、近時、座席前方または座席後方に大きな空間をあけることができるように、スライド寸法を最大400mm〜1200mm程度としたロングスライドシートも提供されている。
この種の車体フロアとスライドシートとの間に配索するハーネス配索装置として、特開2010−193599号公報(特許文献1)に図9および図10(A)、(B)に示す装置が提案されている。該装置では、スライドシート100用のシートレール101の側方に隣接してワイヤハーネス110を挿通するハーネスレール102がフロアに敷設されると共に、該ハーネスレール102の側方に隣接してワイヤハーネスの余長収容ケース103が設置されている。スライドシート100に配線されるワイヤハーネス110は、フロアハーネスから分岐し、外装材(コルゲートチューブ)111で外装された状態で余長収容ケース103内に挿通された後、ハーネスレール102に挿通され、スライドシート100と連動してハーネスレール102を摺動するスライダ104内に通されてスライドシート100へと配線されている。図10(A)のようにスライダ104がハーネスレール102の一端側(A側)に位置しているときには、ワイヤハーネス110の余長部がU字状に折り返された状態で余長収容ケース103内に収容され、図10(B)のようにスライダ104がスライドシート100に連動して他端側(B側)に移動するにつれて余長収容ケース103内に収容されていたワイヤハーネス110の余長部がハーネスレール102に引き出されてU字状の屈曲部Cが余長収容ケース103のB側からA側へと移動する。
スライダ104の形状はハーネスレール102の形状によっても異なるが、通常、ハーネスレール102の長さ方向に連続して形成される断面ボックス状のハーネス挿通部102aに嵌合させてワイヤハーネス110を挿入するワイヤハーネス挿入部105と、該ワイヤハーネス挿入部105に挿入されたワイヤハーネス110をスライドシート100側へと引き出すワイヤハーネス引出部106とからなり、従来、ワイヤハーネス挿入部105の端部にワイヤハーネス110の外装材111の端末を内嵌固定している(図11、12参照)。
特開2010−193599号公報
ワイヤハーネス110の外装材111の端末を内嵌固定するワイヤハーネス挿入部105の高さH2は、当然のことながら外装材111の高さ(径)H3より大となる。また、前記ワイヤハーネス挿入部105をハーネスレール102のハーネス挿通部102a内で摺動可能とするためには、ハーネス挿通部102aの高さ、即ち、ハーネス挿通部102aの上面102bと下面102cとの間の寸法H1をワイヤハーネス挿入部105の高さH2より大とする必要がある。その結果、ハーネス挿通部102aに挿通するワイヤハーネス110の外装材111の外面とハーネス挿通部102aの上下面102b、102cとの間の隙間Sが大きくなり、外装したワイヤハーネス110がハーネス挿通部102a内で縦方向にバタつくおそれがある。幅方向についても同様であり、ハーネス挿通部102aに挿通するワイヤハーネス110の外装材111の外面とハーネス挿通部102aの左右面との間の隙間が大きくなって、外装したワイヤハーネス110がハーネス挿通部102a内で横方向にもバタつくおそれがある。
本発明は前記問題に鑑みてなされたもので、ハーネスレールのハーネス挿通部に挿通するワイヤハーネスの外装材の上下、左右に形成される隙間を小さくし、外装したワイヤハーネスのハーネス挿通部内でのバタつきを抑制してハーネスレールにおける該ワイヤハーネスの直線的な経路規制を安定して行えることを課題としている。
前記課題を解決するため、本発明は、スライドシートに配線するワイヤハーネスを挿通するハーネスレールに摺動自在に嵌合すると共に前記ワイヤハーネスを貫通してスライドシート側に該ワイヤハーネスを引き出す樹脂成形品からなるスライダであって、
該スライダは、前記ハーネスレールの長さ方向に連続して形成される断面ボックス状のハーネス挿通部に嵌合させるワイヤハーネス挿入部を備え、
ワイヤハーネス挿入部の前側部分は、前記ハーネス挿通部に挿通するワイヤハーネスに外装される断面矩形状の外装材の端部に内嵌され、該前側部分の外側面には前記外装材の側面に穿設した被係止穴に係止する係止突起を突設している一方、前記前側部分を内嵌した前記外装材の端部より外部に露出させる前記ワイヤハーネス挿入部の後側部分には略直角方向に突出するワイヤハーネス引出部を設けていると共に、該後側部分の後端よりテープ巻き用舌片を長さ方向に突設し、前記外装材の一側面を開口端より長さ方向に延在させた突出片を前記テープ巻き用舌片に重ねてテープ巻き固定する構成としていることを特徴とするスライダを提供している。
前記のように、本発明では、ハーネスレールの断面ボックス状のハーネス挿通部に嵌合させるスライダのワイヤハーネス挿入部を、該ハーネス挿通部に挿通するワイヤハーネスの外装材の端部に内嵌固定する構成としている。よって、ハーネス挿通部の高さ(ハーネス挿通部の上下面間の寸法)を、前記外装材の高さ+若干の隙間寸法とすることができる。同様に、ハーネス挿通部の幅(ハーネス挿通部の左右側面間の寸法)も、前記外装材の幅+若干の隙間寸法とすることができる。即ち、ハーネス挿通部の高さや幅を外装材の高さや幅に近づけて、挿通するワイヤハーネスの外装材の上下、左右に形成される隙間を小さくすることができるため、外装したワイヤハーネスのハーネス挿通部内での縦方向や横方向のバタつきを抑制することができる。よって、ハーネスレールにおける該ワイヤハーネスの直線的な経路規制を安定して行うことができ、ワイヤハーネスの屈曲性能を高めることができる。
前記のように、断面矩形状の外装材の端部に内嵌する前記ワイヤハーネス挿入部の前側部分の外側面に係止突起を設け、該係止突起を前記外装材の側面に穿設した被係止穴に係止させることにより、ワイヤハーネス挿入部と外装材との固定力を高めることができる。特に、前記係止突起をワイヤハーネス挿入部の前側部分の両側外側面に1対設け、前記外装材の両側面にも前記被係止穴を1対設けていることが好ましい。
また、前記のように、外装材の端部より外部に露出させる前記ワイヤハーネス挿入部の後側部分の後端からテープ巻き用舌片を突出させ、前記外装材の一側面を長さ方向に延在させた突出片を前記テープ巻き用舌片に重ねてテープ巻き固定することにより、ワイヤハーネス挿入部と外装材との固定力を一層高めることができる。
さらに、前記突出片を沿わせる前記ワイヤハーネス挿入部の後側部分の側面にも係止突起を設け、前記突出片に穿設した被係止穴に係止する構造とすることが好ましい。
このように、前記係止突起と被係止穴とのロック結合と、前記テープ巻き用舌片と突出片とのテープ巻きで、前記外装材とワイヤハーネス挿入部との固定が完了するため、ワイヤハーネスの生産工場でも容易にスライダと外装材との嵌合固定作業が行える。
また、前記ワイヤハーネス挿入部には前記ワイヤハーネスを挿通する横溝部を設けている一方、前記ワイヤハーネス挿入部の後側部分から略直角方向に突出させるワイヤハーネス引出部は前記横溝部に連続して前記ワイヤハーネスを挿通する縦溝部を設けていることが好ましい。
前記のように、ワイヤハーネス挿入部の構造を、ワイヤハーネスを挿通する横溝部を設けた簡易構造としているため、ワイヤハーネス挿入部を小型化して外装材の端部に内嵌しやすくなる。また、横溝部に挿通されるワイヤハーネスの殆どの部分は外装材の内部に収容されて上面が露出されないため、ワイヤハーネスも適切に保護される。また、前記ワイヤハーネス引出部に、前記ワイヤハーネス挿入部の横溝部に連続する縦溝部を設けているため、ワイヤハーネス引出部へのワイヤハーネスの挿通が容易に行える。
しかし、前記縦溝部に代えて、ワイヤハーネス引出部にワイヤハーネスを挿通する中空部を設けてもよい。
前記外装材はキャタピラ型のプロテクタであり、該プロテクタは、帯状の平板に長さ方向に延在すると共に幅方向に間隔をあけて設けた複数本の折り曲げラインを折り曲げて筒状とすると共に、長さ方向に間隔をあけて幅方向に切り込みを入れて一辺を連続させると共に他辺を分離し、一方側には屈曲するが他方側には屈曲しない状態で連結していることが好ましい。
前記キャタピラ型のプロテクタは、四角筒状の本体に長さ方向に間隔をあけて切り込みを入れて、前記のように、一方側には屈曲するが他方側には屈曲しないキャタピラ型としていることが好ましい。
前記四角筒状のキャタピラ型のプロテクタは、帯状の平板に長さ方向に延在する4本の折り曲げラインを幅方向の中間部に間隔をあけて設け、かつ、該幅方向の両側縁の一方側に係止突片を突設すると共に他方側に前記係止突片を挿入係止する係止穴を設け、前記折り曲げラインに沿って折り曲げて四角筒形状とすると共に係止突片を係止穴に挿入係止して四角筒状を保持し、さらに前記4本の折り曲げラインを結ぶ幅方向の切り込みラインを長さ方向に間隔をあけて設けて四角筒の3辺を分離して折り曲げ自在に連結された形状としている。
前記四角筒状のキャタピラ型のプロテクタは、押出成形した平板を打抜加工して形成し、これを折り曲げ組み立てて形成でき、従来のワイヤハーネス外装材のコルゲートチューブより安価に形成でき、かつ、運搬時は平板形状のままであるためかさばらない。しかも、閉鎖された筒状でないため、ワイヤハーネスに容易に外装することができる。
前記のように本発明では、スライダのワイヤハーネス挿入部を前記キャタピラ型のプロテクタの端部に内嵌固定できる構造として、ハーネスレールのハーネス挿通部の高さおよび幅を、該ハーネス挿通部に挿通するワイヤハーネスの外装材である前記キャタピラ型のプロテクタの高さおよび幅に近づけることができる。したがって、スライドシートに連動してスライダがハーネスレールを前後方向に移動する際に、前記プロテクタが縦方向や横方向にバタつくことなくハーネス挿通部内を直線方向に滑らかに摺動することができる。
前記ハーネスレールには前記ハーネス挿通部の上面の一側に長さ方向に連続して突出するスライダ摺動部を設け、前記スライダのワイヤハーネス引出部を前記スライダ摺動部に嵌合させると共に該スライダ摺動部の上面開口から該ワイヤハーネス引出部を突出させて前記スライドシートの脚部に連結していることが好ましい。
前記ハーネス挿通部より細幅のスライダ摺動部に前記ワイヤハーネス引出部を嵌合させるために、前記外装材の端部から露出させるワイヤハーネス挿入部の後側部分の幅を漸減させ、スライダ摺動部に嵌合できる程度まで細幅となった後側部分の所定位置の上面全体から前記ワイヤハーネス引出部を突出させることが好ましい。
一方、前記ワイヤハーネス挿入部の後側部分は前側部分と略同一断面形状とし、前記後側部分の所定位置の上面より細幅のワイヤハーネス引出部を突出させてもよい。
前述したように、本発明では、ハーネスレールの断面ボックス状のハーネス挿通部に嵌合させるスライダのワイヤハーネス挿入部を、該ハーネス挿通部に挿通するワイヤハーネスの外装材の端部に内嵌固定する構成としている。よって、ハーネス挿通部の高さ(ハーネス挿通部の上下面間の寸法)を、前記外装材の高さ+若干の隙間寸法とすることができる。同様に、ハーネス挿通部の幅(ハーネス挿通部の左右側面間の寸法)も、前記外装材の幅+若干の隙間寸法とすることができる。即ち、ハーネス挿通部の高さや幅を、外装材の高さや幅に近づけて、挿通するワイヤハーネスの外装材の上下、左右に形成される隙間を小さくすることができるため、外装したワイヤハーネスのハーネス挿通部内での縦方向や横方向のバタつきを抑制することができる。よって、ハーネスレールにおける該ワイヤハーネスの直線的な経路規制を安定して行うことができ、ワイヤハーネスの屈曲性能を高めることができる。
本実施形態におけるスライドシートを示す概略斜視図である。 図1のA−A線断面図である。 シートレールとハーネスレールと余長収容ケースの位置関係およびワイヤハーネスの移動を示し、(A)はスライドシートが前方位置にあるときの状態を示す図、(B)はスライドシートが後方位置にあるときの状態を示す図である。 本発明の実施形態のスライダを示す斜視図である。 スライダにワイヤハーネスを貫通した状態を示す斜視図である。 ワイヤハーネスを貫通したスライダをハーネスレールに嵌合した状態を示し、(A)は斜視図、(B)は側面図、(C)は平面図である。 ワイヤハーネスに外装するキャタピラ型のプロテクタを示し、(A)は斜視図、(B)は拡大展開図、(C)は要部拡大断面図である。 本実施形態の変形例におけるシートレールとハーネスレールと余長収容ケースの位置関係およびワイヤハーネスの移動を示し、(A)はスライドシートが前方位置にあるときの状態を示す図、(B)はスライドシートが後方位置にあるときの状態を示す図である。 従来例を示し、(A)は全体斜視図、(B)は(A)のB−B線断面図である。 (A)、(B)は従来例の作動説明図である。 従来例を示す図である。 従来例を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図7は本発明の実施形態を示す。
本実施形態では、図1に示すように、自動車に搭載する助手席側のスライドシート1を400mm〜1200mm程度スライドできるロングスライドシートとしており、該スライドシート1に装着した電装品(図示せず)に給電するために、フロアパネルからスライドシート1へのワイヤハーネス3(図1には図示せず)を配線している。
スライドシート1の下面には図2に示すように、支持部材4aに左右一対の脚部本体4bを突設した脚部4を設けている。各脚部本体4bをフロアパネル2上に搭載した左右一対のシートレール6にスライド自在に取り付けている。各シートレール6は図2に示す構造で、スライドシート1の座面下方に突設した脚部本体4bの軸部4b−1をシートレール6内に挿入し、軸部4b−1から腕部4b−2を左右に延在させ、腕部4b−2の外面に軸支した車輪4b−3をシートレール6内の側部空間6aに回動自在に嵌合させている。シートレール6の中央の上面開口を挟む左右の側部空間6aの上壁6bには、その上面に車室床材となるモール5A、5Bを敷設している。
一方のシートレール6の側面には、前端から後方に向かって1本の直線状のハーネスレール7を設置すると共に、該ハーネスレール7の前端に連続させて余長収容ケース8をハーネスレール7の側方に配置している。フロアパネル2に配索するフロアハーネスから分岐した電線群からなるワイヤハーネス3を余長収容ケース8およびハーネスレール7に連続して配線し、ハーネスレール7に摺動自在に嵌合する樹脂成形品からなるスライダ9に貫通して、該スライダ9をスライドシート1の脚部4に連結すると共に、ワイヤハーネス3をスライドシート1内に配線している。
ハーネスレール7は、シートレール6の側壁外面に沿って延在させる下面7a−1、閉鎖上面7a−2および両側面7a−3、7a−4から形成される断面ボックス状のハーネス挿通部7aと、該ハーネス挿通部7aの上面の一側開口に連通させて長さ方向に突設するスライダ摺動部7bと、スライダ摺動部7bの外側壁の上端から延在させモール5Bを係止する係止部7cと、ハーネス挿通部7aの閉鎖上面7a−2から突出するモール5Cの係止部7dとを備えた形状とし、スライダ摺動部7bの上面開口をモール5Bと5Cとの間の開口に露出させている。ハーネスレール7の上面に敷設するモール5B、5Cは、ハーネスレール7をシートレール6に近接配置することで、シートレール側はシートレール6上のモール5Bでカバーし、シートレール6と反対側の片面だけをモール5Cでカバーしている。
なお、図6では、ハーネス挿通部7aの内部の様子を示すため、ハーネス摺動部7bを図示していない。
前記余長収容ケース8およびハーネスレール7のハーネス挿通部7aに摺動自在に配線するワイヤハーネス3に外装材30を取り付けている。外装材30として、本実施形態では後述する四角筒状のキャタピラ型のプロテクタ30を用いている。
また、ハーネス挿通部7aに挿通するワイヤハーネス3を貫通しスライドシート1側に引き出すスライダ9は、図2および図4〜図6に示すように、ハーネス挿通部7aに嵌合させるワイヤハーネス挿入部10と、スライダ摺動部7bに嵌合させるワイヤハーネス引出部19を備えている。
ワイヤハーネス挿入部10にはワイヤハーネス3を挿入する横溝部17を設けて断面樋形状とすると共に、ワイヤハーネス挿入端側の前側部分11をワイヤハーネス3の外装材30の端部に内嵌固定し、後側部分16を外装材30の端部から外部に露出させる構造としている。前側部分11は四角筒状の外装材30に密着状態で内嵌できる幅および高さを備えていると共に、前側部分11の両側外側面11a、11bには、外装材30の端部の両側面30a、30bに穿設した一対の被係止穴31に係止する一対の係止突起12を設けて、内嵌した前側部分11を外装材30の端部に固定できるようにしている。
一方、前記ワイヤハーネス挿入部10の後側部分16は、ワイヤハーネス挿入部10の幅を漸減させる縮幅部13とワイヤハーネス引出部19の土台となるワイヤハーネス引出基部14とから形成し、該ワイヤハーネス引出基部14から直角上方向にワイヤハーネス引出部19を突出させている。前側部分11と後側部分16のワイヤハーネス引出基部14との間に縮幅部13を設けることによりワイヤハーネス挿入部10の幅を漸減させ、ハーネス挿通部7aより細幅のスライダ摺動部7bに嵌合できるワイヤハーネス引出部19をワイヤハーネス引出基部14の上面全体から突出させることができる。なお、本実施形態では縮幅部13を外装材30の端部から露出させているが、縮幅部13まで外装材30を被せる構成としてもよい。
また、後側部分16の後端面、即ち、ワイヤハーネス引出基部14の後端面より板状のテープ巻き用舌片18を長さ方向に突設し、外装材30の一側面30aを開口端30cより長さ方向に延在させた突出片30a−1を縮幅部13およびワイヤハーネス引出基部14の側面13a、14aに沿わせると共に前記テープ巻き用舌片18に重ねてテープ(T)巻きする構造としている。また、突出片30a−1を沿わせるワイヤハーネス引出基部14の側面14aにも係止突起15を設け、突出片30a−1の対応位置に穿設した被係止穴32に前記係止突起15が係止して、スライダ9と外装材30とのより確実な固定を図っている。なお、本実施形態では、縮幅部13およびワイヤハーネス引出基部14の側面のうち、ハーネス挿通部7aの幅方向中央寄りに位置する側面13a、14aに外装材30の突出片30a−1を沿わせるようにしている。
また、前記したように、ワイヤハーネス引出基部14からワイヤハーネス引出部19を直角上方向に突設している。ワイヤハーネス引出部19にはワイヤハーネス挿入部10のワイヤハーネス挿通路である横溝部17に連続する縦溝部20を設けて断面コ字状としている。ワイヤハーネス引出部19をスライダ摺動部7bに嵌合させると共に該スライダ摺動部7bの上面開口からワイヤハーネス引出部19を突出させ、ワイヤハーネス引出部19の突出側の上面に前記縦溝部20の端部を位置させてワイヤハーネス引出口22としている。
前記ワイヤハーネス挿入部10の前側部分11が内嵌固定された外装材30の端部から引き出されたワイヤハーネス3は後側部分16の縮幅部13およびワイヤハーネス引出基部14の横溝部17に挿通された後、該横溝部17に連続するワイヤハーネス引出部19の縦溝部20に挿通される。縦溝部20に挿通されたワイヤハーネス3は、ワイヤハーネス引出口22を経て上方へ引き出され、引き出したワイヤハーネス3をスライドシート1内の電装品(図示せず)とコネクタ接続している。
また、スライダ摺動部7bの上面開口から突出させたワイヤハーネス引出部19の長さ方向の中間位置にボルト穴21aを穿設した固定部21を突設している。固定部21のボルト穴21aをスライドシート1の脚部4の支持部材4aのボルト穴(図示せず)と一致させ、ボルト(図示せず)を挿入して固定部21と支持部材4aとを締結固定する構成としている。これにより、スライドシート1の移動に追従して脚部4に連結したスライダ9が前後移動できるようにしている。
前記余長収容ケース8およびハーネスレール7のハーネス挿通部7aに摺動自在に配線するワイヤハーネス3には、外装材30として前記したように四角筒状のキャタピラ型のプロテクタ30を外装している。プロテクタ30は、図7(B)に示す帯状の連続した長尺材からなる平板40を折り曲げて組み立てている。平板40には、長さ方向Xに延在する4本の折り曲げライン41、42、43、44を幅方向Yの中間部に間隔をあけて設け、平板40を幅方向に5個の辺S1〜S5に区画し、折り曲げライン41〜44を直角に折り曲げ、幅方向の両側辺S1とS5を重ねることで図7(A)に示すように、四角筒状に組み立てられるようにしている。
また、平板40の幅方向の両側の一方側の辺S1の側縁に係止突片45を長さ方向Xに間隔をあけて突設している。該係止突片45は円弧状の突出部の根元両側に切り込み45aを設け、両側に係止辺45bが突出する形状としている。平板40の他方側の辺S5に係止突片45を挿入係止する細長い係止穴46を設けている。係止穴46の長さ方向両端に切り込み46aを設け、その先端に小径穴46cを設けている。前記切り込み46aに係止辺45bがかかるようにし、かつ、小径穴46cで切り込み46aの先端から亀裂が生じないようにしている。平板40を折り曲げライン41〜44に沿って折り曲げ、辺S1とS5を重ねた状態で係止突片45を係止穴46に挿入係止することで四角筒形状を保持できるようにしている。
平板40には前記4本の折り曲げライン41〜44を結ぶ幅方向Yの切り込みライン48を長さ方向Xに間隔をあけて設け、辺S2、S3、S4を分離している。該切り込みライン48の両端、即ち、折り曲げライン41および44と接する位置には小径穴48aを連続して設け、先端からの亀裂発生を防止している。さらに、切り込みライン48の中央部で辺S3の中央位置に直線を湾曲させた円弧部の切り込み49を設け、長さ方向に隣接する一方側を円弧状に突出させ、他方を円弧状に窪ませて凹凸嵌合部を設けている。
平板40に設ける折り曲げライン41〜44は、図7(C)に示すように、板厚の1/3程度を切削して断面円弧状のラインとしている。前記切り込みライン48、係止穴46、係止突片45はすべて平板を打抜いて形成している。よって、平板40を成形した後に、打抜加工、切削加工で形成している。
前記プロテクタ30は予め折り曲げライン41〜44で折り曲げる一方、係止突片45は係止穴46に挿入せず、開いた状態でワイヤハーネス3の電線群を折り曲げたプロテクタ30の両側辺S1とS5の間の開口から挿入する。この電線群の挿入後にS1とS5を重ね、係止突片45を係止穴46に挿入係止し、電線群を四角筒の中に挿入した状態で外装する。
前記プロテクタ30は四角筒の3辺S2、S3、S4が切り込みライン48で長さ方向で分離され、重ねて係止した辺S1とS5が長さ方向で連結された構成となり、かつ分離された辺S3は、隣接する辺S3同士が円弧状切り込み49で凹凸嵌合する状態となる。即ち、短尺な四角筒が分離された辺S3側に屈曲自在に順次連結し、かつ、隣接する四角筒同士を凹凸嵌合させているため、幅方向にずれないキャタピラ状のプロテクタ30となる。
前記スライダ9、ハーネスレール7のハーネス挿通部7a内および余長収容ケース8を通して車体側へと引き出すワイヤハーネス3は屈曲しながらスライドする。前記キャタピラ型のプロテクタ30は従来汎用されているコルゲートチューブのように屈曲性を有し、ワイヤハーネス3の外装材30として好適に用いることができる。
また、前記キャタピラ型のプロテクタ30を用いると、スライダ9の矩形状外形を有するワイヤハーネス挿入部10の前側部分11を該プロテクタ30の端部にぴったりと内嵌できると共に、ハーネスレール7の断面ボックス状のハーネス挿通部7aにもガタつきなくスライド自在に内嵌できる。さらに、余長収容ケース8の蓋8bの上壁内面と本体8aの底壁内面とにプロテクタ30の上下面がスライド自在に摺動し、安定した姿勢で余長収容ケース8内を移動させることができる。
次に、スライドシート1のスライド動作に追従するワイヤハーネス3の動きについて説明する。
スライドシート1の前後方向のスライドに連動して、ハーネスレール7のスライダ摺動部7bに嵌合したスライダ9のワイヤハーネス引出部19がシートレール6の上壁6bに沿って前後移動すると共に、ワイヤハーネス引出部19と連結するワイヤハーネス挿入部10がハーネスレール7のハーネス挿通部7a内を前後移動する。したがって、スライダのワイヤハーネス挿入部10の前側部分11を内嵌固定したプロテクタ30で外装したワイヤハーネス3がハーネス挿通部7a内を前後移動し、該前後移動に応じてプロテクタ30で外装したワイヤハーネス3が余長収容ケース8内に出入りする。これにより、スライドシート1のスライド動作にワイヤハーネス3を滑らかに追従させることができる。
具体的には、図3(A)はスライドシート1が前方位置にある場合を示し、図3(B)はスライドシート1が後方位置にある場合を示している。スライドシート1を前方から後方へとスライドさせていくと、余長収容ケース8内に収容されていたワイヤハーネス3が余長収容ケース8の前端側で屈曲しながら余長収容ケース8に連続するハーネスレール7のハーネス挿通部7aへと挿入されていくと共に、余長収容ケース8内の後端側の屈曲部Cが前方に移動する。
一方、スライドシート1が後方から前方へスライドすると、余長収容ケース8内の屈曲部Cが後方に移動すると共に、ハーネスレール7のハーネス挿通部7aに挿通されていたワイヤハーネス3が余長収容ケース8内へと引き込まれ余長部として収容される。
前記のように、本実施形態では、ハーネスレール7の断面ボックス状のハーネス挿通部7aに嵌合させるスライダ9のワイヤハーネス挿入部10(前側部分11)を、該ハーネス挿通部7aに挿通するワイヤハーネス3の外装材(キャタピラ型のプロテクタ)30の端部に内嵌固定する構成としている。よって、ハーネス挿通部7aの高さ(ハーネス挿通部の上下面間の寸法)H1を、前記外装材の高さH3+若干の隙間寸法とすることができる。同様に、ハーネス挿通部7aの幅(ハーネス挿通部の左右側面間の寸法)も、前記外装材30の幅+若干の隙間寸法とすることができる。即ち、ハーネス挿通部7aの高さや幅を、外装材30の高さや幅に近づけて、挿通するワイヤハーネス3の外装材30の上下に形成される隙間X1や左右に形成される隙間X2を小さくすることができるため、外装したワイヤハーネス3のハーネス挿通部7a内での縦方向や横方向のバタつきを抑制することができる。よって、ハーネスレール7における該ワイヤハーネス3の直線的な経路規制を安定して行うことができ、ワイヤハーネス3の屈曲性能を高めることができる。
図8は本実施形態の変形例を示している。
本変形例では、図8に示すように、シートレール6の前方に配置するU字形状の余長収容ケース58をハーネスレール7の前端に連続させ、一体としたハーネスレール7と余長収容ケース58が全体として略J字形状をなしている点以外は本実施形態と同様としている。
スライドシート1に配線されたワイヤハーネス3は本実施形態と同様の構造を有するスライダ9を通してハーネスレール7のハーネス挿通部7aに挿入された後、ハーネス挿通部7aの前端に連続する余長収容ケース58内でUターンした後、余長収容ケース58の後端に設けた開口から外方に引き出されて車体側に配線される。
スライドシート1を図8(A)に示す前方位置から図8(B)に示す後方位置へとスライドさせていくと、余長収容ケース58内に収容されキャタピラ型のプロテクタ30で外装されたワイヤハーネス3が余長収容ケース58から引き出されてハーネスレール7のハーネス挿通部7a内に挿通されると共に、余長収容ケース58内の屈曲部Cが余長収容ケース58の後方へ移動する。また、スライドシート1を後方位置から前方位置へとスライドさせていくと、余長収容ケース58内の屈曲部Cが余長収容ケース58の前方に移動すると共に、ハーネスレール7のハーネス挿通部7a内に挿通されていたワイヤハーネス3が余長収容ケース58内に余長部として収容される。
前記のように、本発明のスライダ9はワイヤハーネス3の余長収容形式を変更しても有効に用いることができる。
1 スライドシート
3 ワイヤハーネス
4 脚部
6 シートレール
7 ハーネスレール
7a ハーネス挿通部
7b スライダ摺動部
8、58 余長収容ケース
9 スライダ
10 ワイヤハーネス挿入部
11 前側部分
12、15 係止突起
16 後側部分
17 横溝部
18 テープ巻き用舌片
19 ワイヤハーネス引出部
20 縦溝部
30 外装材(キャタピラ型のプロテクタ)
40 平板
41〜44 折り曲げライン
48 切り込みライン

Claims (4)

  1. スライドシートに配線するワイヤハーネスを挿通するハーネスレールに摺動自在に嵌合すると共に前記ワイヤハーネスを貫通してスライドシート側に該ワイヤハーネスを引き出す樹脂成形品からなるスライダであって、
    該スライダは、前記ハーネスレールの長さ方向に連続して形成される断面ボックス状のハーネス挿通部に嵌合させるワイヤハーネス挿入部を備え、
    ワイヤハーネス挿入部の前側部分は、前記ハーネス挿通部に挿通するワイヤハーネスに外装される断面矩形状の外装材の端部に内嵌され、該前側部分の外側面には前記外装材の側面に穿設した被係止穴に係止する係止突起を突設している一方、前記前側部分を内嵌した前記外装材の端部より外部に露出させる前記ワイヤハーネス挿入部の後側部分には略直角方向に突出するワイヤハーネス引出部を設けていると共に、該後側部分の後端よりテープ巻き用舌片を長さ方向に突設し、前記外装材の一側面を開口端より長さ方向に延在させた突出片を前記テープ巻き用舌片に重ねてテープ巻き固定する構成としていることを特徴とするスライダ。
  2. 前記ワイヤハーネス挿入部には前記ワイヤハーネスを挿通する横溝部を設けている一方、前記ワイヤハーネス引出部は前記横溝部に連続して前記ワイヤハーネスを挿通する縦溝部を設けている請求項1に記載のスライダ。
  3. 前記外装材はキャタピラ型のプロテクタであり、該プロテクタは、帯状の平板に長さ方向に延在すると共に幅方向に間隔をあけて設けた複数本の折り曲げラインを折り曲げて筒状とすると共に、長さ方向に間隔をあけて幅方向に切り込みを入れて一辺を連続させると共に他辺を分離し、一方側には屈曲するが他方側には屈曲しない状態で連結している請求項1または請求項2記載のスライダ。
  4. 前記ハーネスレールには前記ハーネス挿通部の上面の一側に長さ方向に連続して突出するスライダ摺動部を設け、前記スライダのワイヤハーネス引出部を前記スライダ摺動部に嵌合させると共に該スライダ摺動部の上面開口から該ワイヤハーネス引出部を突出させて前記スライドシートの脚部に連結している請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のスライダ。
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