JP5934168B2 - 車体後部構造 - Google Patents

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Description

この発明は、車体後部構造に関するものである。
従来から、車両に例えば衝撃が加わった際に、燃料供給部を保護するためのフィラーガードを設けた車両後部構造が知られている。
例えば、特許文献1には、後輪の上方に設けたリヤホイールアーチから車体後方に向けて延出されるとともに、ドアビームの延長線上に設けられたサイドメンバアッパーと、サイドメンバアッパーの後部からリヤホイールアーチの後部へ向けて下り勾配に延出されたサイドメンバロアーと、を備え、サイドメンバアッパーおよびドアビーム間で、かつ、ドアビームの延長線上に、給油用のフィラーパイプ(請求項の「燃料供給部」に相当。)を保護するフィラーガード(請求項の「ブラケット」に相当。)が介装された車両後部構造が開示されている。
フィラーガードは、断面略コ字状に形成されたガード部と、ガード部の開口を塞ぐカバー部とを備え、ガード部とカバー部とにより閉断面に形成されている。特許文献1によれば、車両に衝撃が加わった場合であっても、荷重をサイドメンバアッパー、フィラーガードおよびリヤドアビームを介して車両の前後方向に伝達させて分散できるとともに、フィラーガードによってフィラーパイプの変形を抑制できるとされている。
特開2010−188973号公報
しかしながら、従来技術の車体後部構造にあっては、ブラケットが車両の幅方向に広がるように配置されているため、ブラケットを設けることにより車室内のスペースを犠牲にするおそれがある。これに対して、車室内のスペースを確保するためにブラケットの幅を狭くした場合には、ブラケットの強度および剛性が低下することとなる。すなわち、従来技術の車体後部構造では、ブラケットの強度および剛性を低下させることなく車室内のスペースを確保するという点で課題が残されている。
また、燃料供給部のレイアウトは、燃料タンクの位置や車種等により種々異なるため、ブラケットを設置する際のレイアウトの自由度を確保する必要がある。これに対して、従来技術の車体後部構造にあっては、ブラケットがダンパスチフナ内に配置されているため、レイアウトの自由度の確保という点で課題が残されている。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みたものであって、車室内のスペースを確保しつつブラケットの強度および剛性を高めるとともに、ブラケットのレイアウトの自由度を確保できる車体後部構造の提供を課題とする。
上記の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、車両(例えば、実施形態における車両1)の車体側部における意匠面を構成し、燃料供給部(例えば、実施形態におけるフュエルフィラーパイプ15)を備えるサイドアウタパネル(例えば、実施形態におけるサイドアウタパネル2)と、前記サイドアウタパネルの後端かつ車室内側において、前記車両の上下方向に延在する第一ピラー(例えば、実施形態におけるリヤピラー3)と、前記第一ピラーよりも前記車両の前方に所定間隔を空けた位置において、前記上下方向に延在する第二ピラー(例えば、実施形態におけるクォーターピラー4)と、前記第一ピラーと前記第二ピラーとの間に配置されるとともに、互いに接合されてホイルハウス(例えば、実施形態におけるホイルハウス5)を構成するホイルハウスインナ(例えば、実施形態におけるホイルハウスインナ51)およびホイルハウスアウタ(例えば、実施形態におけるホイルハウスアウタ56)と、を備えた車体後部構造(例えば、実施形態における車体後部構造1A)であって、前記車両の前後方向おける前記燃料供給部に対応した位置において、前記前後方向に延在するとともに、後端部(例えば、実施形態における後端部22)が前記第一ピラーに接合され、前端部(例えば、実施形態における前端部24)が前記第二ピラーに接合されるブラケット(例えば、実施形態におけるブラケット20)を備え、前記ブラケットは、前記車両の幅方向に面する板状の一般面部(例えば、実施形態における一般面部21)を備え、前記一般面部が前記ホイルハウスインナと前記ホイルハウスアウタとの間に配置され、前記第二ピラーは、前記幅方向に面する側面部(例えば、実施形態における側面部42)と、前記側面部から前記幅方向に張り出すとともに、前記前後方向に面する後面部(例えば、実施形態における後面部44)と、を備え、前記ブラケットは、前記後面部に当接する当接面(例えば、実施形態における当接面25)を備えることを特徴としている。
本発明によれば、ブラケットは、後端部が第一ピラーに接合され、前端部が第二ピラーに接合されているので、前後方向における燃料供給部に対応した位置において、第一ピラーと第二ピラーとの間における上下方向の所望の位置にブラケットを配置することができる。したがって、従来技術のようにダンパスチフナの断面内にブラケットが配置される場合と比較して、ブラケットのレイアウトの自由度を確保できる。これにより、例えば燃料タンクの位置に関わらず、燃料供給部を容易に配索できる。
また、ブラケットは、車両の幅方向に面する板状の一般面部を備えているので、前後方向における燃料供給部に対応した位置にブラケットを配置した場合であっても、ブラケットが車両の幅方向に広がるように配置されるのを防止できる。したがって、一般に車両の幅方向に狭くなる燃料供給部の上方であっても、車室内のスペースを犠牲にすることなくブラケットを配置できる。
さらに、ブラケットの一般面部は、ホイルハウスインナとホイルハウスアウタとの間に配置されているので、ブラケットの一般面部、ホイルハウスインナおよびホイルハウスアウタの三部材が積層される。これにより、ブラケットの一般面部周辺の強度および剛性を高めることができる。
このように、本発明によれば、車室内のスペースを確保しつつブラケットの強度および剛性を高めるとともに、ブラケットのレイアウトの自由度を確保できる車体後部構造とすることができる。
また、ブラケットは、第二ピラーの後面部に当接する当接面を備えているので、外部から衝撃が加わり、ブラケットに対して後方から前方に向かって荷重が加わった時に、荷重を第二ピラーに伝達することができる。したがって、外部からの衝撃による荷重を分散することができる。
また、請求項2に記載の発明は、前記ホイルハウスの頂部(例えば、実施形態における頂部51aおよび頂部56a)に前記燃料供給部の開口(例えば、実施形態における開口15a)が配置され、前記ホイルハウスインナは、前記頂部から上方に張り出すインナフランジ部(例えば、実施形態におけるインナフランジ部54)を備え、前記ホイルハウスアウタは、前記頂部から上方に張り出すアウタフランジ部(例えば、実施形態におけるアウタフランジ部59)を備え、前記ブラケットの前記一般面部は、前記インナフランジ部と前記アウタフランジ部との間に配置され、前記ブラケットの前記一般面部と、前記インナフランジ部と、前記アウタフランジ部とが接合される第一接合部(例えば、実施形態における第一接合部P1)を備えることを特徴としている。
本発明によれば、ブラケットの一般面部がホイルハウスインナのインナフランジ部とホイルハウスアウタのアウタフランジ部との間に配置されるとともに、ブラケットの一般面部とインナフランジ部とアウタフランジ部とが接合される第一接合部を備えているので、三部材が積層された状態で第一接合部が形成される。したがって、ブラケットの強度および剛性を大幅に高めることができる。
また、請求項3に記載の発明は、前記第一ピラーは、前記幅方向に面する第一ピラーフランジ(例えば、実施形態におけるリヤピラーフランジ33)を備え、前記インナフランジ部および前記アウタフランジ部のいずれか一方には、前記第一ピラーフランジに対応する位置に切欠部(例えば、実施形態における切欠部55)が設けられ、前記切欠部から露出した前記ブラケットの露出部(例えば、実施形態における露出部27)と、前記第一ピラーフランジと、前記インナフランジ部および前記アウタフランジ部のいずれか他方とが接合されて形成される第二接合部(例えば、実施形態における第二接合部P2)を備えることを特徴としている。
本発明によれば、インナフランジ部およびアウタフランジ部のいずれか一方に切欠部が設けられ、切欠部から露出したブラケットの露出部と、第一ピラーフランジと、インナフランジ部およびアウタフランジ部のいずれか他方とが接合されて形成される第二接合部を備えているので、ブラケットの露出部と、第一ピラーフランジと、インナフランジ部およびアウタフランジ部のいずれか他方との三部材が積層された状態で第二接合部が形成される。したがって、ブラケットの強度および剛性を大幅に高めることができる。
また、請求項に記載の発明は、前記第二ピラーは、前記後面部から前記車両の後方に延びる後フランジ部(例えば、実施形態における後フランジ部46)を備え、前記ブラケットは、前記当接面から前記側面部に沿うように前記車両の前方に向かって延びる延長部(例えば、実施形態における延長部26)を備え、前記ブラケットの前記一般面部と前記後フランジ部とが接合される第三接合部(例えば、実施形態における第三接合部P3)と、前記ブラケットの前記延長部と前記側面部とが接合される第四接合部(例えば、実施形態における第四接合部P4)と、を備えることを特徴としている。
本発明によれば、ブラケットの当接面よりも後方において、ブラケットの一般面部と第二ピラーの後フランジ部とが第三接合部により接合され、ブラケットの当接面よりも前方において、ブラケットの延長部と第二ピラーの側面部とが第四接合部により接合されるので、ブラケットの当接面を挟んで前後方向の両側において、第二ピラーに対してブラケットを強固に固定できる。これにより、ブラケットに対して後方から前方に向かって荷重が加わった時に、ブラケットの前端部が車両の幅方向に移動するのを抑制できるので、第二ピラーの後面部にブラケットの当接面を確実に当接させることができる。したがって、外部からの衝撃による荷重を第二ピラーに確実に伝達して分散することができる。
また、請求項に記載の発明は、前記ブラケットは、前記前後方向に延びるビード(例えば、実施形態におけるビード23)を備えることを特徴としている。
本発明によれば、前後方向に延びるビードを備えることにより、ブラケットの断面係数を大きく確保できるので、ブラケットの強度および剛性を向上させることができる。これにより、ブラケットに対して外部からの衝撃による荷重が加わった場合でも、屈曲変形するのを抑制できる。したがって、外部からの衝撃による荷重を第二ピラーに確実に伝達して分散することができる。
また、請求項に記載の発明は、前記ブラケットは、シートベルト(例えば、実施形態におけるシートベルト66)のリトラクタ装置(例えば、実施形態におけるリトラクタ装置65)を固定するためのリトラクタ取付部(例えば、実施形態におけるリトラクタ取付部28)を有することを特徴としている。
本発明によれば、ブラケットは、シートベルトのリトラクタ装置を固定するためのリトラクタ取付部を有するので、高い強度および剛性を有するブラケットにリトラクタ装置を取り付けることができる。したがって、リトラクタ装置の取付強度および取付剛性を向上させることができる
本発明によれば、ブラケットは、後端部が第一ピラーに接合され、前端部が第二ピラーに接合されているので、前後方向における燃料供給部に対応した位置において、第一ピラーと第二ピラーとの間における上下方向の所望の位置にブラケットを配置することができる。したがって、従来技術のようにダンパスチフナの断面内にブラケットが配置される場合と比較して、ブラケットのレイアウトの自由度を確保できる。これにより、例えば燃料タンクの位置に関わらず、燃料供給部を容易に配索できる。
また、ブラケットは、車両の幅方向に面する板状の一般面部を備えているので、前後方向における燃料供給部に対応した位置にブラケットを配置した場合であっても、ブラケットが車両の幅方向に広がるように配置されるのを防止できる。したがって、一般に車両の幅方向に狭くなる燃料供給部の上方であっても、車室内のスペースを犠牲にすることなくブラケットを配置できる。
さらに、ブラケットの一般面部は、ホイルハウスインナとホイルハウスアウタとの間に配置されているので、ブラケットの一般面部、ホイルハウスインナおよびホイルハウスアウタの三部材が積層される。これにより、ブラケットの一般面部周辺の強度および剛性を高めることができる。
このように、本発明によれば、車室内のスペースを確保しつつブラケットの強度および剛性を高めるとともに、ブラケットのレイアウトの自由度を確保できる車体後部構造とすることができる。
本発明の実施形態における車両の左方の車体後部構造を車両の外側から見た側面図である。 本発明の実施形態における車両の左方の車体後部構造を車両の車室内側から見た側面図である。 図2における領域Sの拡大図である。 図1におけるA−A線に沿った断面図である。 ブラケットの前端部の斜視図である。 車体後部構造の溶接による接合状態の説明図である。 図6におけるB−B線に沿った断面図である。 図6におけるC−C線に沿った断面図である。
以下に、本発明の実施形態における車両の車体後部構造について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態における車両1の左方の車体後部構造1Aを車両1の外側から見た側面図である。
なお、以下の説明において、前後上下左右の向きは、特に記載がなければ車両1の向きと同一とする。すなわち、以下の説明では、前後方向は車両1の進行方向における前後方向に対応しており、左右方向は運転席からみて車両1の幅方向(以下、単に「幅方向」という。)における左右方向に対応しており、上下方向は重力方向における上下方向に対応している。また、各図中の矢印Tは車両1の前方を、矢印LBは車両1の左方を、矢印Hは車両1の上方をそれぞれ示している。
図1に示すように、本発明の実施形態における車両1は、いわゆるワゴンタイプである。車両1の燃料タンク(不図示)は、いわゆるセンタータンクレイアウト方式により搭載されており、センターフロアパネル11の前後方向中間部の下方に設けられている。
車両1の車体後部構造1Aは、サイドアウタパネル2と、リヤピラー3(請求項の「第一ピラー」に相当。)と、クォーターピラー4(請求項の「第二ピラー」に相当。)と、ホイルハウス5とを備えている。
サイドアウタパネル2は、金属材料からなる板部材に対して例えばプレス加工を施すことにより形成されている。サイドアウタパネル2は、車両1の車体側部における意匠面を構成しており、車両1の左右に設けられた車体骨格(一部不図示)を左右方向の外側から覆うように形成されている。
サイドアウタパネル2に覆われる車体骨格は、車両1の車体上部に配置され前後方向に延びるルーフサイドレール(不図示)と、ルーフサイドレールの前端部から斜め下方に向かって延出するフロントピラーインナ(不図示)と、ルーフサイドレールの前後方向中央から下方に向かって延出するセンターピラーインナ(不図示)と、ルーフサイドレールの後端から下方に向かって延出するリヤピラー3と、リヤピラー3よりも前方に配置されるクォーターピラー4と、により構成されている。
図2は、本発明の実施形態における車両1の左方の車体後部構造1Aを車両1の車室内側から見た側面図である。
図2に示すように、リヤピラー3は、サイドアウタパネル2の後端かつ車室内側において、車両1の上下方向に延在している。
リヤピラー3は、車室内側に設けられたリヤピラーインナ31と、車室外側に設けられたリヤピラーアウタ36(図1参照)とを備えている。リヤピラーインナ31およびリヤピラーアウタ36は、それぞれ金属材料からなる板部材に対して例えばプレス加工を施すことにより形成されている。リヤピラー3は、リヤピラーインナ31とリヤピラーアウタ36とが互いに接合されることにより、閉断面に構成されている。
リヤピラー3の上端は、ルーフサイドレールの後端に設けられたリヤクォータパネル41に対して、例えば溶接等により接続されている。リヤピラー3の下端は、幅方向の内側に向かって湾曲形成されており、リヤピラー3の下端において幅方向に延びるリヤパネル13に対して、例えば溶接等により接続されている。
図3は、図2における領域S(図2において一点鎖線にて図示)の拡大図である。なお、図3では、後述するホイルハウスインナ51、シートベルト66およびリトラクタ装置65を二点鎖線にて図示している。
図3に示すように、リヤピラー3のリヤピラーインナ31は、幅方向に面するリヤピラーフランジ33(請求項の「第一ピラーフランジ」に相当。)を備えている。リヤピラーフランジ33は、前方に向かって張り出す板状に形成されるとともに、上下方向に沿うように延在している。リヤピラーフランジ33の前後方向に沿う幅は、例えば、リヤピラー3の前後方向に沿う幅の1/3程度となっている。
図2に示すように、クォーターピラー4は、金属材料からなる板部材に対して例えばプレス加工を施すことにより形成されており、リヤピラー3よりも車両1の前方に所定間隔を空けた位置において上下方向に延在している。クォーターピラー4とリヤピラー3との離間距離は、後述するフュエルフィラーパイプ15(請求項の「燃料供給部」に相当。)の開口15aおよびフュエルアダプタ17が、クォーターピラー4とリヤピラー3との間に配置可能なように設定される。
クォーターピラー4は、幅方向に面する側面部42と、側面部42の後端から幅方向の外側に張り出すとともに、前後方向に面する後面部44と、後面部44から車両1の後方に延びる後フランジ部46と、を備えている。クォーターピラー4は、側面部42、後面部44および後フランジ部46により、断面視クランク状に形成されている。
クォーターピラー4の上端は、ルーフサイドレールの後端に設けられたリヤクォータパネル41に対して一体的に形成されて接続されている。また、クォーターピラー4の下端は、後述するホイルハウスアウタ56に対して、例えば溶接等により接続されている。
ホイルハウス5は、クォーターピラー4およびリヤピラー3の下端部において、クォーターピラー4とリヤピラー3との間に配置されている。ホイルハウス5は、車室内側に設けられたホイルハウスインナ51と、車室外側に設けられたホイルハウスアウタ56とを備えている。
ホイルハウスインナ51は、金属材料からなる板部材に対して例えばプレス加工を施すことにより形成されており、不図示のタイヤの上方を車室内側から覆うように湾曲形成された側面視で円弧状の本体部52と、本体部52から上方に膨出するように連続形成され、後述するフュエルフィラーパイプ15の上端部を内部に収納可能な収納部53と、を備えている。
ホイルハウスインナ51は、インナフランジ部54を備えている。インナフランジ部54は、幅方向に面しており、ホイルハウスインナ51の頂部51aを含むホイルハウスインナ51の周縁から外方に向かって張り出す板状に形成されている。
インナフランジ部54のうち、上後方角部であってリヤピラーフランジ33に対応する部分は、リヤピラーフランジ33に対して幅方向で重ならないように切り欠かれた切欠部55となっている。切欠部55を設けることにより、インナフランジ部54の上後方部はR形状に形成されている。
図1に示すように、ホイルハウスアウタ56は、金属材料からなる板部材に対して例えばプレス加工を施すことにより形成されており、不図示のタイヤの上方を外側から覆うように湾曲形成された側面視で円弧状の本体部57と、本体部57から上方に膨出するように連続形成され、フュエルフィラーパイプ15の上端部を内部に配置可能な収納部58と、を備えている。収納部58には、貫通孔が設けられている。フュエルフィラーパイプ15の開口15aは、収納部58の貫通孔および後述するフュエルアダプタ17の貫通孔を通じて、ホイルハウスアウタ56の外部に臨んでいる。
ホイルハウスアウタ56は、アウタフランジ部59を備えている。アウタフランジ部59は、幅方向に面しており、ホイルハウスアウタ56の頂部56aを含むホイルハウスアウタ56の周縁から外方に向かって張り出す板状に形成されている。
図4は、図1におけるA−A線に沿った断面図である。
図4に示すように、ホイルハウス5は、ホイルハウスインナ51のインナフランジ部54とホイルハウスアウタ56のアウタフランジ部59との間に、リヤピラー3やクォーターピラー4(いずれも図3参照)、後述するブラケット20等が介在した状態で、例えばスポット溶接等により互いに接合されて形成されている。なお、車体後部構造1Aの溶接の詳細については後述する。
ホイルハウスインナ51の収納部53とホイルハウスアウタ56の収納部58との間には、車両1の不図示の燃料タンクから引き出されて上方に向かって延びるフュエルフィラーパイプ15の上端部が配置されている。
ホイルハウス5の上方には、フュエルアダプタ17が設けられている。フュエルアダプタ17は、有底の箱状部材であり、金属材料からなる板部材に対して例えばプレス加工や絞り加工等を施すことにより形成されている。フュエルアダプタ17は、底部がホイルハウスアウタ56の頂部56aに接合されて、リヤピラー3とクォーターピラー4との間に配置される(図1参照)。
フュエルアダプタ17の底部には、フュエルフィラーパイプ15の上端部が挿通される貫通孔が設けられている。フュエルアダプタ17の内側であって、リヤピラー3とクォーターピラー4との間には、フュエルフィラーパイプ15の上端部に形成された開口15aが配置される。サイドアウタパネル2におけるフュエルアダプタ17に対応する位置には、給油口2aが形成されている。給油口2aは、不図示のリッドにより開閉可能となっている。
(ブラケット)
図3に示すように、車両1の前後方向おけるフュエルフィラーパイプ15の上端部に対応した位置であって、フュエルフィラーパイプ15よりも上方には、ブラケット20が設けられている。
ブラケット20は、車両1の前後方向に延在する長尺の板状部材であり、金属材料からなる板部材に対して例えばプレス加工等を施すことにより形成されている。
ブラケット20の大部分は、平坦に形成されて車両1の幅方向に面する板状の一般面部21となっている。
一般面部21の下縁部には、前後方向の中間部分において上方に凹むように凹部29が形成されている。凹部29には、フュエルアダプタ17の膨出部分が配置されている。
一般面部21の上縁部には、前後方向の中間部分において上方に突出するようにリトラクタ取付部28が形成されている。リトラクタ取付部28には、リトラクタ装置65が例えばボルト等により締結固定される。リトラクタ装置65は、シートベルト66を引き出しおよび巻き取り可能に構成されるとともに、車両1に外部衝撃が加わったときにシートベルト66をロックするELR(Emergency Locking Retractor)機構を備えている。
ブラケット20の後端部22には、車両1の前後方向に延びるビード23が形成されている。ビード23は、ブラケット20の後端部22における上下方向の中間部分であって、凹部29よりも後方の領域において、幅方向の外側に凹み形成されている。ビード23を備えることにより、ブラケット20の断面係数が大きく確保され、ブラケットの強度および剛性が向上する。
また、ブラケット20の後端部22のうち、インナフランジ部54の切欠部55に対応する部分は、車室内側から見てインナフランジ部54によって覆われることなく切欠部55から車室内側に露出する露出部27となっている。
図5は、ブラケット20の前端部24の斜視図である。
図5に示すように、ブラケット20の前端部24には、クォーターピラー4の後面部44に沿うように形成されて後面部44と当接する当接面25が形成されている。当接面25は、一般面部21から車室内側に向かって立設されて前後方向に面している。
また、ブラケット20は、当接面25からクォーターピラー4の側面部42に沿うように車両1の前方に向かって延びる延長部26を備えている。延長部26は、クォーターピラー4の側面部42上に配置される。ブラケット20の前端部24は、一般面部21、当接面25および延長部26により、断面視でクランク状に形成される。
続いて、図面を用いて、上述のように構成されたリヤピラー3、クォーターピラー4、ホイルハウスインナ51、ホイルハウスアウタ56およびブラケット20を備えた車体後部構造1Aの溶接による接合状態について詳述する。
図6は、車体後部構造1Aの溶接による接合状態の説明図であって、図3に対応している。なお、図6においては、リトラクタ装置65およびシートベルト66(いずれも図3参照)の図示を省略している。
図7は、図6におけるB−B線に沿った断面図である。
図8は、図6におけるC−C線に沿った断面図である。
図6に示すように、車体後部構造1Aは、第一接合部P1、第二接合部P2、第三接合部P3、第四接合部P4、第五接合部P5および第六接合部P6(いずれも図6におけるX印)を備えている。各接合部P1〜P6は、いずれも例えばスポット溶接により接合されている。なお、各接合部P1〜P6のスポット数は、図6に図示されているX印の数に限られるものではなく、任意に設定することが可能である。
図7は、図6におけるB−B線に沿った断面図である。
図7に示すように、第一接合部P1は、ブラケット20の一般面部21がホイルハウスインナ51のインナフランジ部54とホイルハウスアウタ56のアウタフランジ部59との間に配置された状態で、ブラケット20の一般面部21と、インナフランジ部54と、アウタフランジ部59とが、互いに重なった状態で接合されることにより形成されている。
第二接合部P2は、インナフランジ部54の切欠部55から露出したブラケット20の露出部27と、リヤピラー3のリヤピラーフランジ33と、ホイルハウスアウタ56のアウタフランジ部59とが、互いに重なった状態で接合されることにより形成されている。
図8は、図6におけるC−C線に沿った断面図である。
図8に示すように、第三接合部P3は、ブラケット20の一般面部21と、クォーターピラー4の後フランジ部46とが、互いに重なった状態で接合されることにより形成されている。
また、第四接合部P4は、ブラケット20の延長部26と、クォーターピラー4の側面部42とが、互いに重なった状態で接合されることにより形成されている。
このとき、ブラケット20の前端部24は、当接面25がクォーターピラー4の後面部44に当接した状態でクォーターピラー4に接合される。
以上により、図6に示すように、ブラケット20は、フュエルフィラーパイプ15の上端部よりも上方において前後方向に延在するとともに、後端部22がリヤピラー3に接合され、前端部24がクォーターピラー4に接合される。
第五接合部P5は、リヤピラー3のリヤピラーフランジ33がホイルハウスインナ51のインナフランジ部54とホイルハウスアウタ56のアウタフランジ部59(図1参照)との間に配置された状態で、リヤピラーフランジ33と、インナフランジ部54と、アウタフランジ部59とが、互いに重なった状態で接合されることにより形成されている。
第六接合部P6は、クォーターピラー4の後フランジ部46がホイルハウスインナ51のインナフランジ部54とホイルハウスアウタ56のアウタフランジ部59(図1参照)との間に配置された状態で、リヤピラーフランジ33と、インナフランジ部54と、アウタフランジ部59とが、互いに重なった状態で接合されることにより形成されている。
本実施形態によれば、ブラケット20は、後端部22がリヤピラー3に接合され、前端部24がクォーターピラー4に接合されているので、前後方向におけるフュエルフィラーパイプ15の上端部に対応した位置において、リヤピラー3とクォーターピラー4との間における上下方向の所望の位置にブラケット20を配置することができる。したがって、従来技術のようにダンパスチフナの断面内にブラケットが配置される場合と比較して、ブラケット20のレイアウトの自由度を確保できる。これにより、例えば燃料タンクの位置に関わらず、フュエルフィラーパイプ15を容易に配索できる。
また、ブラケット20は、車両1の幅方向に面する板状の一般面部21を備えているので、前後方向におけるフュエルフィラーパイプ15の上端部に対応した位置にブラケット20を配置した場合であっても、ブラケット20が車両1の幅方向に広がるように配置されるのを防止できる。したがって、一般に車両1の幅方向に狭くなるフュエルフィラーパイプ15の上方であっても、車室内のスペースを犠牲にすることなくブラケット20を配置できる。
さらに、ブラケット20の一般面部21は、ホイルハウスインナ51とホイルハウスアウタ56との間に配置されているので、ブラケット20の一般面部21、ホイルハウスインナ51およびホイルハウスアウタ56の三部材が積層される。これにより、ブラケット20の一般面部21周辺の強度および剛性を高めることができる。
このように、本実施形態によれば、車室内のスペースを確保しつつブラケット20の強度および剛性を高めるとともに、ブラケット20のレイアウトの自由度を確保できる車体後部構造1Aとすることができる。
また、ブラケット20の一般面部21がホイルハウスインナ51のインナフランジ部54とホイルハウスアウタ56のアウタフランジ部59との間に配置されるとともに、ブラケット20の一般面部21とインナフランジ部54とアウタフランジ部59とが接合される第一接合部P1を備えているので、三部材が積層された状態で第一接合部P1が形成される。したがって、ブラケット20の強度および剛性を大幅に高めることができる。
また、インナフランジ部54に切欠部55が設けられ、切欠部55から露出したブラケット20の露出部27と、リヤピラーフランジ33と、アウタフランジ部59とが接合されて形成される第二接合部P2を備えているので、ブラケット20の露出部27、リヤピラーフランジ33およびアウタフランジ部59の三部材が積層された状態で第二接合部P2が形成される。したがって、ブラケット20の強度および剛性を大幅に高めることができる。
また、ブラケット20は、クォーターピラー4の後面部44に当接する当接面25を備えているので、外部から衝撃が加わり、ブラケット20に対して後方から前方に向かって荷重が加わった時に、荷重をクォーターピラー4に伝達することができる。したがって、外部からの衝撃による荷重を分散することができる。
また、ブラケット20の当接面25よりも後方において、ブラケット20の一般面部21とクォーターピラー4の後フランジ部46とが第三接合部P3により接合され、ブラケット20の当接面25よりも前方において、ブラケット20の延長部26とクォーターピラー4の側面部42とが第四接合部P4により接合されるので、ブラケット20の当接面25を挟んで前後方向の両側において、クォーターピラー4に対してブラケット20を強固に固定できる。これにより、ブラケット20に対して後方から前方に向かって荷重が加わった時に、ブラケット20の前端部24が車両1の幅方向に移動するのを抑制できるので、クォーターピラー4の後面部44にブラケット20の当接面25を確実に当接させることができる。したがって、外部からの衝撃による荷重をクォーターピラー4に確実に伝達して分散することができる。
また、前後方向に延びるビード23を備えることにより、ブラケット20の断面係数を大きく確保できるので、ブラケット20の強度および剛性を向上させることができる。これにより、ブラケット20に対して外部からの衝撃による荷重が加わった場合でも、屈曲変形するのを抑制できる。したがって、外部からの衝撃による荷重をクォーターピラー4に確実に伝達して分散することができる。
また、ブラケット20は、シートベルト66のリトラクタ装置65を固定するためのリトラクタ取付部28を有するので、高い強度および剛性を有するブラケット20にリトラクタ装置65を取り付けることができる。したがって、リトラクタ装置65の取付強度および取付剛性を向上させることができる。
なお、この発明の技術範囲は上記の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
実施形態における車体後部構造1Aを構成するサイドアウタパネル2、リヤピラー3、クォーターピラー4、ホイルハウスインナ51、ホイルハウスアウタ56およびブラケット20の各部材の形状や材質、製造方法等は実施形態に限定されない。
また、実施形態では、センターフロアパネル11の前後方向中間部の下方に燃料タンクが設けられた、いわゆるセンタータンクレイアウト方式の車両1を例に説明をしたが、本発明の適用は、センタータンクレイアウト方式の車両1に限定されない。
実施形態では、請求項の第一ピラーに相当するリヤピラー3および請求項の第二ピラーに相当するクォーターピラー4に対してブラケット20が接合される場合を例に説明をしたが、ブラケット20が接合されるピラーは、リヤピラー3およびクォーターピラー4に限定されない。したがって、車種およびフュエルフィラーパイプ15の位置等によっては、リヤピラー3およびクォーターピラー4以外のピラーにブラケット20が接合されていてもよい。
実施形態では、ホイルハウスインナ51のインナフランジ部54に切欠部55を設けていたが、ホイルハウスアウタ56のアウタフランジ部59に切欠部を設けてもよい。この場合にあっては、アウタフランジ部59の切欠部から露出したブラケット20の露出部27と、リヤピラー3のリヤピラーフランジ33と、ホイルハウスインナ51のインナフランジ部54とが、互いに重なった状態で接合されることにより第二接合部P2が形成される。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
1 車両
1A 車体後部構造
2 サイドアウタパネル
3 リヤピラー(第一ピラー)
4 クォーターピラー(第二ピラー)
5 ホイルハウス
15 フュエルフィラーパイプ(燃料供給部)
15a 開口
20 ブラケット
21 一般面部
22 後端部
23 ビード
24 前端部
25 当接面
26 延長部
27 露出部
28 リトラクタ取付部
33 リヤピラーフランジ(第一ピラーフランジ)
42 側面部
44 後面部
46 後フランジ部
51 ホイルハウスインナ
51a 頂部
55 切欠部
56 ホイルハウスアウタ
56a 頂部
65 リトラクタ装置
66 シートベルト
P1 第一接合部
P2 第二接合部
P3 第三接合部
P4 第四接合部

Claims (6)

  1. 車両の車体側部における意匠面を構成し、燃料供給部を備えるサイドアウタパネルと、
    前記サイドアウタパネルの後端かつ車室内側において、前記車両の上下方向に延在する第一ピラーと、
    前記第一ピラーよりも前記車両の前方に所定間隔を空けた位置において、前記上下方向に延在する第二ピラーと、
    前記第一ピラーと前記第二ピラーとの間に配置されるとともに、互いに接合されてホイルハウスを構成するホイルハウスインナおよびホイルハウスアウタと、
    を備えた車体後部構造であって、
    前記車両の前後方向おける前記燃料供給部に対応した位置において、前記前後方向に延在するとともに、後端部が前記第一ピラーに接合され、前端部が前記第二ピラーに接合されるブラケットを備え、
    前記ブラケットは、前記車両の幅方向に面する板状の一般面部を備え、
    前記一般面部が前記ホイルハウスインナと前記ホイルハウスアウタとの間に配置され、
    前記第二ピラーは、
    前記幅方向に面する側面部と、
    前記側面部から前記幅方向に張り出すとともに、前記前後方向に面する後面部と、
    を備え、
    前記ブラケットは、前記後面部に当接する当接面を備えることを特徴とする車体後部構造。
  2. 請求項1に記載の車体後部構造であって、
    前記ホイルハウスの頂部に前記燃料供給部の開口が配置され、
    前記ホイルハウスインナは、前記頂部から上方に張り出すインナフランジ部を備え、
    前記ホイルハウスアウタは、前記頂部から上方に張り出すアウタフランジ部を備え、
    前記ブラケットの前記一般面部は、前記インナフランジ部と前記アウタフランジ部との間に配置され、
    前記ブラケットの前記一般面部と、前記インナフランジ部と、前記アウタフランジ部とが接合される第一接合部を備えることを特徴とする車体後部構造。
  3. 請求項2に記載の車体後部構造であって、
    前記第一ピラーは、前記幅方向に面する第一ピラーフランジを備え、
    前記インナフランジ部および前記アウタフランジ部のいずれか一方には、前記第一ピラーフランジに対応する位置に切欠部が設けられ、
    前記切欠部から露出した前記ブラケットの露出部と、前記第一ピラーフランジと、前記インナフランジ部および前記アウタフランジ部のいずれか他方とが接合されて形成される第二接合部を備えることを特徴とする車体後部構造。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の車体後部構造であって、
    前記第二ピラーは、前記後面部から前記車両の後方に延びる後フランジ部を備え、
    前記ブラケットは、前記当接面から前記側面部に沿うように前記車両の前方に向かって延びる延長部を備え、
    前記ブラケットの前記一般面部と前記後フランジ部とが接合される第三接合部と、前記ブラケットの前記延長部と前記側面部とが接合される第四接合部と、を備えることを特徴とする車体後部構造。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の車体後部構造であって、
    前記ブラケットは、前記前後方向に延びるビードを備えることを特徴とする車体後部構造。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の車体後部構造であって、
    前記ブラケットは、シートベルトのリトラクタ装置を固定するためのリトラクタ取付部を有することを特徴とする車体後部構造。
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