JP5910079B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式が採用される画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置として、本体ケーシングと、本体ケーシングに着脱可能なプロセスカートリッジとを備える画像形成装置が知られている。
このような画像形成装置としては、例えば、本体ケーシングが、左右1対の樹脂フレームと、樹脂フレームの内側に固定される板金フレームと、板金フレーム間に架設される4本のパイプとを備え、プロセスカートリッジが、左右方向に延びる感光体ドラムを備え、本体ケーシングに装着された状態において、左右1対の板金フレーム間に配置されるプリンタが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
そして、そのような画像形成装置では、本体フレームの剛性を確保しつつ、プロセスカートリッジが、本体ケーシングに対して、略上下方向(感光体ドラムの軸線方向と直交する方向)に沿って着脱される。
特開2010−26153号公報
しかし、特許文献1に記載のプリンタでは、プロセスカートリッジが、本体ケーシングに装着された状態において、左右1対の板金フレーム間に配置されるので、プロセスカートリッジを、本体ケーシングに対して、感光体ドラムの軸線方向に沿って着脱可能に構成することが困難である。
そこで、本発明の目的は、本体フレームの強度の向上を図りつつ、感光体ドラムを、本体フレームに対して、軸線方向に沿って引き出し可能な画像形成装置を提供することにある。
(1)上記した目的を達成するために、本発明は、互いに間隔を隔てて並列配置される複数の感光体ドラムを備える画像形成装置であって、複数の感光体ドラムを、感光体ドラムの軸線方向に沿って引き出し可能に収容する本体フレームと、本体フレームにおける軸線方向一方側に設けられ、感光体ドラムを位置決めするための第1板金部材と、感光体ドラムを第1板金部材に向けて押圧する押圧部材とを備えている。
また、本体フレームは、感光体ドラムに対して軸線方向他方側に配置される第1壁部と、感光体ドラムに対して並列方向一方側に配置され、第1壁部と連続する第2壁部と、感光体ドラムに対して上側に配置され、第1壁部および第2壁部と連続する第3壁部とを有している。また、第1壁部と第2壁部と第3壁部とは、樹脂により一体的に形成されている。
このような構成によれば、複数の感光体ドラムが、本体フレームに対して、感光体ドラムの軸線方向に沿って引き出し可能である。
また、本体フレームが、第1壁部と、第1壁部と連続する第2壁部と、第1壁部および第2壁部と連続する第3壁部とを一体的に有しているので、左右1対の壁部がパイプなどにより架設されて連結される場合と比較して、本体フレームの強度の向上を図ることができる。
そのため、第1壁部、第2壁部および第3壁部を樹脂により形成することができる。その結果、本体フレームが板金フレームにより形成される場合と比較して、材料コストの低減および画像形成装置の軽量化を図ることができる。
また、第1板金部材および押圧部材を備えているので、複数の感光体ドラムが、本体フレームに収容された状態において、押圧部材により第1板金部材に向けて押圧されて、第1板金部材に位置決めされる。
そのため、複数の感光体ドラムのそれぞれが、本体フレームに対して精度よく位置決めされ、本体フレームに対する、複数の感光体ドラムの位置関係を一定に保つことができる。
従って、本体フレームの強度の向上を図りつつ、複数の感光体ドラムを、本体フレームに対して、軸線方向に沿って引き出し可能に構成できるとともに、材料コストの低減および軽量化を図ることができ、本体フレームに対する、複数の感光体ドラムの位置関係を一定に保つことができる。
(2)また、第1壁部には、第1板金部材と軸線方向に間隔を隔てて対向配置される第2板金部材が設けられていてもよい。
このような構成によれば、第1壁部に第2板金部材が設けられているので、本体フレームの強度の向上を図ることができる。
そのため、第1板金部材に位置決めされる感光体ドラムの本体フレームに対する位置決め精度の向上を図ることができる。
(3)また、本体フレームは、感光体ドラムに対して軸線方向一方側に配置され、樹脂により形成される樹脂フレームを有していてもよい。この場合、第1板金部材は、樹脂フレームにおける軸線方向外側面に固定され、第2板金部材は、第1壁部における軸線方向外側面に固定されている。
このような構成によれば、簡易な構成でありながら、第1板金部材を確実に本体フレームに対して固定できる。
そのため、第1板金部材に位置決めされる感光体ドラムの本体フレームに対する位置決め精度の向上を図ることができる。
また、第1板金部材が、樹脂フレームにおける軸線方向外側面に固定され、第2板金部材が、第1壁部における軸線方向外側面に固定されるので、第1板金部材および第2板金部材を本体フレームに組み付けるときに、本体フレームの外側から第1板金部材および第2板金部材を組み付けることができる。
そのため、第1板金部材および第2板金部材の本体フレームに対する組み付け作業の効率化を図ることができる。
(4)また、本体フレームは、感光体ドラムに対して軸線方向一方側に配置され、樹脂により形成される樹脂フレームを有していてもよい。この場合、第1板金部材は、樹脂フレームの軸線方向外側面に固定され、第2板金部材は、第1壁部の軸線方向内側面に固定されている。
このような構成によれば、簡易な構成でありながら、第1板金部材を確実に本体フレームに対して固定できる。
また、第1板金部材が、樹脂フレームにおける軸線方向外側面に固定されるので、第1板金部材の本体フレームに対する組み付け作業の効率化を図ることができる。
また、第2板金部材は、第1壁部の軸線方向内側面に固定されるので、本体フレーム内に収容される。そのため、本体フレーム内のスペースを有効に活用でき、画像形成装置の小型化を図ることができる。
(5)また、第1板金部材と第2板金部材との間には、軸線方向に延びる基準軸が架設されていてもよい。
このような構成によれば、簡易な構成でありながら、本体フレームの強度の向上を図ることができる。
(6)また、複数の感光体ドラムを一体的に保持し、本体フレームに対して、軸線方向に沿って引き出し可能に装着される保持ユニットを備えていてもよい。
このような構成によれば、保持ユニットを、本体フレームから感光体ドラムの軸線方向に沿って引き出すことにより、複数の感光体ドラムを一括して本体フレームから引き出すことができる。
そのため、複数の感光体ドラムのメンテナンス性の向上を図ることができる。
(7)また、保持ユニットは、第1板金部材および第2板金部材のそれぞれと係合する第1係合部と、基準軸と係合する第2係合部とを有していてもよい。
このような構成によれば、保持ユニットが本体フレームに装着された状態において、第1係合部が、第1板金部材および第2板金部材のそれぞれと係合し、第2係合部が、基準軸と係合する。そのため、保持ユニットが、本体フレームに対して精度よく位置決めされる。
その結果、保持ユニットに保持される複数の感光体ドラムの本体フレームに対する位置決め精度の向上を図ることができる。
従って、感光体ドラムのメンテナンス性の向上を図ることができながら、感光体ドラムの本体フレームに対する位置決め精度の向上を図ることができる。
(8)また、第1係合部は、保持ユニットの並列方向一端部における軸線方向両端部に設けられ、第2係合部は、保持ユニットの並列方向他端部における軸線方向両端部に設けられていてもよい。
このような構成によれば、保持ユニットが本体フレームに装着された状態において、保持ユニットの並列方向一端部における軸線方向両端部が、第1係合部を介して、第1板金部材および第2板金部材に位置決めされ、保持ユニットの並列方向他端部における軸線方向両端部が、第2係合部を介して、基準軸に位置決めされる。
つまり、保持ユニットの各端部が、本体フレームに対して精度よく位置決めされる。
そのため、保持ユニットに保持される複数の感光体ドラムの本体フレームに対する位置決め精度のさらなる向上を図ることができる。
(9)また、第1係合部が、軸線方向外方に向かって突出する突部であり、第2係合部が、並列方向内方に向かって窪む溝部であってもよい。
このような構成によれば、簡易な構成でありながら、第1係合部と、第1板金部材および第2板金部材とを確実に係合させることができるとともに、第2係合部と基準軸とを確実に係合させることができる。
(10)また、本体フレームは、保持ユニットを軸線方向に移動させる第1案内部と、第1案内部における保持ユニットの引き出し方向下流側端部と連続するように設けられ、保持ユニットを軸線方向に移動させるとともに、鉛直方向に移動させる第2案内部とを有していてもよい。この場合、保持ユニットは、第1案内部および第2案内部に案内される被案内部を有している。
このような構成によれば、保持ユニットを本体フレームから引き出すときに、保持ユニットの被案内部が、第1案内部に案内された後、第2案内部に案内される。
そのため、保持ユニットを本体フレームから円滑に引き出すことができる。
(11)また、本体フレームは、金属により形成され、第1壁部から軸線方向一方側に向かって延びる第1補強部材と、金属により形成され、第2壁部から並列方向他方側に向かって延びる第2補強部材と、金属により形成され、第3壁部から下側に向かって延びる第3補強部材とを有していてもよい。この場合、本体フレームは、第1補強部材と第2補強部材と第3補強部材とが、連結されることにより、補強されている。
このような構成によれば、簡易な構成でありながら、本体フレームの強度の向上を図ることができる。
(12)また、複数の感光体ドラムの上側に配置され、複数の感光体ドラムと鉛直方向に対向配置されるベルトユニットと、複数の感光体ドラムのそれぞれに対応して、対応する感光体ドラムの下側に設けられ、感光体ドラムに現像剤を供給する現像ユニットとを備えていてもよい。
このような構成によれば、現像ユニットが、複数の感光体ドラムのそれぞれに対応して設けられているので、複数の感光体ドラムのそれぞれに、現像剤を確実に供給できる。
(13)また、ベルトユニットは、複数の感光体ドラムの上側に、並列方向に沿って配置される中間転写ベルトと、複数の感光体ドラムと、中間転写ベルトを挟んで、鉛直方向に対向するように配置される複数の一次転写ローラとを備えていてもよい。この場合、画像形成装置は、さらに、中間転写ベルトの並列方向端部と対向配置される二次転写ローラを備えている。
このような構成によれば、感光体ドラムに担持されるトナー像を、直接、記録媒体に転写するダイレクトタンデム型の場合と比べて、感光体ドラムとベルトユニットとの間に記録媒体を通過させることなく、記録媒体にトナー像を転写することができる。
その結果、記録媒体の搬送経路を簡略化することができる。
(14)また、ベルトユニットは、第1板金部材に対して位置決めされていてもよい。
このような構成によれば、複数の感光体ドラムおよびベルトユニットが、それぞれ第1板金部材に対して位置決めされる。
そのため、複数の感光体ドラムとベルトユニットとの相対的な位置決め精度の向上を図ることができる。
(15)また、感光体ドラムを露光するためのLEDユニットを備えていてもよい。
このような構成によれば、レーザービームを出射するスキャナなどにより、感光体ドラムを露光する場合と比較して、より小型なLEDユニットにより、感光体ドラムを露光することができる。そのため、画像形成装置の小型化を図ることができる。
本発明の画像形成装置では、本体フレームの強度の向上を図りつつ、複数の感光体ドラムを、本体フレームに対して、感光体ドラムの軸線方向に沿って引き出し可能に構成できるとともに、材料コストの低減および軽量化を図ることができ、本体フレームに対する、複数の感光体ドラムの位置関係を一定に保つことができる。
本発明の画像形成装置の第1実施形態としてのプリンタを示す中央断面図である。 図1に示すプリンタ(プロセスユニットが引き出された状態)を前上側から見た斜視図である。 図2に示す内側ケーシングを後下側から見た斜視図である。 図1に示すベルトユニットを前上側から見た斜視図である。 図1に示すプリンタ(プロセスユニットが収容された状態)の正面図である。 図5に示すプリンタ(プロセスユニットが収容された状態)の側断面図である。 図2に示すプロセスユニットと、第1板金部材および第2板金部材とを前上側から見た斜視図である。 本発明の画像形成装置の第2実施形態のプリンタにおける内側ケーシングを後下側から見た斜視図である。
1.プリンタの全体構成
図1および図2に示すように、画像形成装置の一例としてのプリンタ1は、中間転写型カラープリンタである。
また、プリンタ1は、図1に示すように、本体ケーシング2内に、用紙P(記録媒体)を給紙するための給紙部4と、給紙された用紙Pに画像を形成するための画像形成部5と、画像が形成された用紙Pを排紙するための排紙部6とを備えている。
(1)本体ケーシング
本体ケーシング2は、略ボックス形状に形成されており、その一方側壁には、図2に示すように、着脱口3が形成されている。
なお、以下の説明において、着脱口3が形成される側を前側とし、その反対側を後側とする。また、プリンタ1を前側から見たときを左右の基準とする。具体的には、各図に示した矢印方向を基準とする。
すなわち、図1において、紙面左側が左側であり、紙面右側が右側である。また、紙面手前側が前側であり、紙面奥側が後側である。
(2)給紙部
給紙部4は、図1に示すように、本体ケーシング2の底部に設けられ、用紙Pを収容する給紙トレイ8を着脱可能に備えている。
給紙トレイ8内の用紙Pは、各種ローラによって1枚ずつ搬送され、所定のタイミングで、画像形成部5(中間転写ベルト30(後述)と二次転写ローラ27(後述)との間)に給紙される。
(3)画像形成部
画像形成部5は、給紙部4の上側に配置されており、プロセスユニット15、転写ユニット17および定着ユニット18を備えている。
(3−1)プロセスユニット
プロセスユニット15は、給紙トレイ8の上側に配置され、感光体ドラム20と、スコロトロン型帯電器21と、現像ユニット22と、LEDユニット16とを備えている。
感光体ドラム20は、複数色(ブラック、イエロー、マゼンタ、シアン)に対応して、複数(4つ)設けられ、左右方向に互いに間隔を隔てて並列配置されている。
感光体ドラム20は、図2に示すように、前後方向に延びる略円筒形状に形成されており、プロセスユニット15の上端において、上側から露出されるように回転可能に支持されている。
スコロトロン型帯電器21は、図1に示すように、複数(4つ)の感光体ドラム20のそれぞれに対応して設けられ、感光体ドラム20の右側において、感光体ドラム20に間隔を隔てて対向配置されている。
現像ユニット22は、複数(4つ)の感光体ドラム20のそれぞれに対応して、4つ設けられ、対応する感光体ドラム20の下側に対向配置されている。また、現像ユニット22は、現像ローラ23を備えている。
現像ローラ23は、現像ユニット22の上端において、上側から露出されるように回転可能に支持されており、対応する感光体ドラム20に対して下側から接触されている。
なお、現像ユニット22は、現像ローラ23に、トナーを供給する供給ローラ24、現像ローラ23に供給されたトナーの厚みを規制する層厚規制ブレード25を備えている。また、現像ユニット22には、供給ローラ24の前側において、各色に対応する現像剤の一例としてのトナーが収容されている。
LEDユニット16は、複数(4つ)の感光体ドラム20のそれぞれに対応して、4つ設けられ、対応する感光体ドラム20の右下側において、感光体ドラム20と間隔を隔てて対向するように配置されている。LEDユニット16は、所定の画像データに基づいて、対応する感光体ドラム20の表面を露光する。
(3−2)転写ユニット
転写ユニット17は、ベルトユニット26と、二次転写ローラ27とを備えている。
ベルトユニット26は、複数(4つ)の感光体ドラム20の上側に配置され、すべての感光体ドラム20と上下方向(鉛直方向)に対向するように、左右方向に沿って配置されている。
ベルトユニット26は、駆動ローラ28、従動ローラ29、中間転写ベルト30、および、複数(4つ)の一次転写ローラ31とを備えている。
駆動ローラ28および従動ローラ29は、左右方向に間隔を隔てて対向配置されている。
中間転写ベルト30は、その下側部分がすべての感光体ドラム20に接触されるように、駆動ローラ28および従動ローラ29の周りに掛け渡されている。つまり、中間転写ベルト30は、左右方向に沿って配置されている。
また、中間転写ベルト30は、駆動ローラ28の駆動および従動ローラ29の従動により、その下側部分が左側から右側に向かって移動するように、周回移動される。
複数の一次転写ローラ31のそれぞれは、中間転写ベルト30内において、対応する感光体ドラム20と、中間転写ベルト30の下側部分を挟んで、上下方向(鉛直方向)に対向するように設けられている。
二次転写ローラ27は、ベルトユニット26の駆動ローラ28(ベルトユニット26の右端部)と、中間転写ベルト30を挟んで対向するように設けられている。
(3−3)定着ユニット
定着ユニット18は、二次転写ローラ27の上側に配置され、加熱ローラ37、および、加熱ローラ37に対向する加圧ローラ38を備えている。
(3−4)画像形成動作
(3−4−1)現像動作
現像ユニット22内のトナーは、供給ローラ24に供給され、さらに、現像ローラ23に供給される。
現像ローラ23に供給されたトナーは、現像ローラ23の回転に伴って、供給ローラ24と現像ローラ23との間で正極性に摩擦帯電され、層厚規制ブレード25によって厚さが規制されて、一定厚さの薄層として現像ローラ23の表面に担持される。
一方、感光体ドラム20の表面は、感光体ドラム20の回転に伴って、スコロトロン型帯電器21により一様に正帯電された後、LEDユニット16により露光される。これにより、用紙Pに形成すべき画像に対応した静電潜像が感光体ドラム20の表面に形成される。
感光体ドラム20がさらに回転すると、現像ローラ23の表面に担持されているトナーが、感光体ドラム20の静電潜像に供給される。これにより、感光体ドラム20の表面には、反転現像によるトナー像が担持される。
(3−5−2)転写・定着動作
感光体ドラム20の表面に担持されたトナー像は、左側から右側へ移動される中間転写ベルト30の下側部分に一次転写される。
中間転写ベルト30に転写されたトナー像は、中間転写ベルト30が二次転写ローラ27との対向位置を通過する間に、給紙部4から供給される用紙Pに、二次転写される。
そして、用紙Pに転写されたトナー像は、定着ユニット18において、用紙Pが加熱ローラ37と加圧ローラ38との間を通過する間に、加熱および加圧されることによって用紙Pに熱定着される。
(4)排紙部
本体ケーシング2の上面には、用紙Pが排紙される排紙トレイ33が形成されている。そして、排紙部6は、本体ケーシング2の右側上端部において、排紙トレイ33よりも上側へ突出するように形成されている。
排紙部6には、排紙トレイ33よりも上側において、用紙Pを排紙する排紙口34が形成されている。また、排紙部6は、排紙口34内において、用紙Pを排紙トレイ33へ搬送する複数(3つ)の排紙ローラ32を備えている。
定着ユニット18においてトナー像が定着された用紙Pは、各排紙ローラ32によって、排紙トレイ33上に排紙される。
2.本体ケーシング
本体ケーシング2は、図1に示すように、プリンタ1の外形を構成する外側ケーシング40と、外側ケーシング40の内側に設けられる、本体フレームの一例としての内側ケーシング41とを備えている。
外側ケーシング40は、側面視略矩形状の略ボックス形状に形成され、その右側壁に、開口部11が形成されている。また、外側ケーシング40は、開口部11を開閉するサイドカバー10が、その下端部を支点として、開口部11を閉鎖する閉鎖位置と、着脱口3を開放する開位置とに揺動(移動)可能に設けられている。なお、外側ケーシング40は、二次転写ローラ27を回転可能に支持している。
また、サイドカバー10が開放位置にあるとき、JAM開口部9(後述)および開口部11を介して、給紙部4の各種ローラ(用紙Pの搬送経路)が右側から露出される。そのため、給紙部4の各種ローラに用紙Pが詰まった場合に、サイドカバー10を開放することで、容易に詰まった用紙Pを取り除くこと(ジャム処理)ができる。
内側ケーシング41は、側面視略矩形状の略ボックス形状に形成されている(図2参照)。また、内側ケーシング41は、給紙部4および画像形成部5(二次転写ローラ27を除く、以下同様)を収容可能な上下方向長さおよび左右方向長さを有し、右側において外側ケーシング40の右側にサイドカバー10を配置できるスペースが確保されるように、外側ケーシング40内に左側に詰めるように収容されている。
内側ケーシング41は、図2に示すように、第1壁部の一例としての後壁43と、第2壁部の一例としての左壁44と、第3壁部の一例としての上壁45と、樹脂フレームの一例としての板金固定壁46とを一体的に備えている。
後壁43は、図3に示すように、樹脂からなる背面視略矩形状の略平板形状に形成されている。
また、後壁43には、基準軸85(後述)の後端部に対応する第1基準軸穴48と、後側の軸受部91(後述)に対応する第1開口109と、後側の第1位置決め突部92(後述)に対応する第2開口110と、後側の第2位置決め突部93(後述)に対応する第3開口111と、係合軸101(後述)の後端部(当接部102(後述))に対応する係合軸穴47とが形成されている。
第1基準軸穴48は、後壁43の上側部分における右端部において、背面視略円形状に貫通形成されている。第1基準軸穴48の穴径は、基準軸85(後述)の外径よりも大径に形成されている。
第1開口109は、第1基準軸穴48の左上側において、背面視略矩形状に貫通形成されている。
第2開口110は、第1開口109の左側において、背面視略矩形状に貫通形成されている。
第3開口111は、第2開口110の左側において、背面視略矩形状に貫通形成されている。
係合軸穴47は、第3開口111の左下側において、側面視略円形状に貫通形成されている。係合軸穴47の穴径は、係合軸101(後述)の外径よりも大径に形成されている。
左壁44は、図2に示すように、樹脂からなる略平板形状に形成され、後壁43の左端部から連続して、前方に向かって延びるように設けられている。
左壁44の右面には、案内部49と、押圧部材の一例としての第1押圧部材50(図5(b)参照)とが設けられている。
案内部49は、上側案内部51と、下側案内部52とを備えている。
上側案内部51は、左壁44の上下方向中央部分おいて、左壁44の右面から右方に向かって突出する略平板形状に形成され、水平部53と、第2案内部の一例としての傾斜部54と、上ばね支持部55とを一体的に備えている。
水平部53は、左壁44の前端縁から後方に向かって延びるように形成されている。
傾斜部54は、水平部53の後端部から連続して、後方に向かうに従って上方に傾斜するように形成されている。
上ばね支持部55は、傾斜部54の後端部から連続して、後方に向かって延びるように形成されている。
下側案内部52は、上側案内部51の下側において、左壁44の右面から右方に向かって突出する略平板形状に形成されている。下側案内部52は、第2案内部の一例としての傾斜部56と、下ばね支持部57とを備えている。
傾斜部56は、左壁44の前端縁から後方に向かうに従って上方に傾斜するように形成され、その前後方向および上下方向長さが、上側案内部51の傾斜部54の前後方向および上下方向長さと略同じ長さに形成されている。
下ばね支持部57は、傾斜部56の後端部から連続して、後方に向かって延びるように形成されている。
また、案内部49には、図6に示すように、押圧部材の一例としての第2押圧部材58が設けられている。
第2押圧部材58は、上側案内部51に対応して設けられる上側押圧部59と、下側案内部52に対応して設けられる下側押圧部66とを備えている。
上側押圧部59は、上側案内部51の上ばね支持部55の上面に設けられ、第1案内部の一例としての上揺動部60と、コイルばね61とを備えている。
上揺動部60は、略平板形状に形成され、その前端部を支点として、上ばね支持部55に対して揺動可能に設けられている。
コイルばね61は、上下方向に伸縮されるように配置され、上ばね支持部55の後端部と上揺動部60の後端部との間に介在されている。
これにより、上揺動部60は、常には、上方(具体的には、背面視略時計方向)に向かって付勢されており、後方に向かうに従って上方に傾斜するように配置されている。
下側押圧部66は、下側案内部52の下ばね支持部57の上面に設けられ、第1案内部の一例としての下揺動部62と、コイルばね63とを備えている。
下揺動部62は、略平板形状に形成され、その前端部を支点として、下ばね支持部57に対して揺動可能に設けられている。
コイルばね63は、上下方向に伸縮されるように配置され、水平部63の後端部と下揺動部62の後端部との間に介在されている。
これにより、下揺動部62は、常には、上方(具体的には、背面視略時計方向)に向かって付勢されており、後方に向かうに従って上方に傾斜するように配置されている。
第1押圧部材50は、図5に示すように、左壁44(図6参照)の前後方向中央部分において、ドロワフレーム19の左側壁95(後述)の下端部に対応して設けられ、付勢部材64と、接触部65とを備えている。
付勢部材64は、図5(b)に示すように、略コイルばね形状に形成され、右上方と左下方とに伸縮するように、その基端部が左壁44の右面に固定されている。
接触部65は、右上側に向かって膨出する側面視略D字状に形成され、付勢部材64の遊端部に固定されている。
そして、第1押圧部材50は、接触部65が右上方に向かって進出する進出位置と、接触部65が左下方に向かって退避する退避位置とに移動可能である。また、第1押圧部材50は、常には、図示しない規制部材により、退避位置に配置されている。
上壁45は、図2に示すように、樹脂からなる略平板形状に形成され、後壁43の上端部と左壁44の上端部とを連結するように設けられている。
板金固定壁46は、樹脂からなる略平板形状に形成され、上壁45の前端部から下方に向かって延びるように設けられている。板金固定壁46の上下方向長さは、左壁44の上下方向長さに対して略1/5に形成されている。
板金固定壁46には、図3に示すように、前側の軸受部91(後述)に対応する第1貫通口71と、前側の第1位置決め突部92(後述)に対応する第2貫通口72と、前側の第2位置決め突部93(後述)に対応する第3貫通口73とが形成されている。
第1貫通口71は、板金固定壁46の右端部において、背面視略矩形状に貫通形成されている。
第2貫通口72は、第1貫通口71の左側において、背面視略矩形状に貫通形成されている。
第3貫通口73は、第2貫通口72の左側において、背面視略矩形状に貫通形成されている。
また、板金固定壁46には、延設部70が一体的に設けられている。
延設部70は、背面視略三角形状の略平板形状に形成され、板金固定壁46の右端部における下端縁から下方に向かって突出するように形成されている。
延設部70には、その中央部分に、第2基準軸穴74が形成されている。
第2基準軸穴74は、基準軸85(後述)の前端部に対応して形成され、背面視略円形状に貫通形成されている。第2基準軸穴74の穴径は、基準軸85(後述)の外径よりも大径に形成されている。
また、内側ケーシング41は、補強部83と、第1板金部材67(図2参照)と、第2板金部材68とを備えている。
補強部83は、第1補強部材86と、第2補強部材87と、第3補強部材88とを備えている。
第1補強部材86は、金属から形成され、後壁43の下端縁における右端部から前方に向かって延びる略平板形状に形成されている。
第2補強部材87は、金属から形成され、左壁44の下端縁における前端部から右方に向かって延びる略平板形状に形成されている。
第3補強部材88は、金属から形成され、図2に示すように、断面略L字状に形成されている。また、第3補強部材88は、上下方向に延びるように形成され、その上端部が、上壁45における右端縁前端部および前端縁右端部からなる平面視略L字状の部分に固定されている。つまり、第3補強部材88は、上壁45から、板金固定壁46の右端部を被覆するように、下方に向かって延びるように形成されている。
そして、図3に示すように、第1補強部材86の前端部と、第2補強部材87の右端部と、第3補強部材88の下端部とは、連結されている。
これにより、内側ケーシング41の前面において、左壁44の前端部、板金固定壁46の下端部、第2補強部材87、および、第3補強部材88により、正面視略矩形状の着脱口3が区画されている。
また、内側ケーシング41の右面において、後壁43の右端部、上壁45の右端部、第1補強部材86、および、第3補強部材88により、側面視矩形状のJAM開口部9が区画されている。
第1板金部材67および第2板金部材68は、図2に示すように、内側ケーシング41の上側部分において、左右方向に間隔を隔てて対向配置されており、それぞれ同一の金型から同一形状に成形されている。
そこで、以下の説明において、第1板金部材67について詳細に説明し、第2板金部材68について、第1板金部材67の各部に対応する部分には、それらの各部と同一の参照符号を付し、その説明を省略する。
第1板金部材67は、図2に示すように、左右方向に長手の略平板形状に形成されている。
第1板金部材67には、図4に示すように、軸受部91(後述)に対応する軸受挿通穴80と、第1位置決め突部92(後述)に対応する第1位置決め穴81と、第2位置決め突部93(後述)に対応する第2位置決め穴82とが形成されている。
軸受挿通穴80は、第1板金部材67の右端部において、正面視略矩形状に貫通形成されている。
第1位置決め穴81は、軸受挿通穴80の左側において、正面視略矩形状に貫通形成されている。
第2位置決め穴82は、第1位置決め穴81の左側において、正面視略矩形状に貫通形成されている。
また、第1板金部材67には、被当接部84と、基準軸固定部77とが一体的に設けられている。
被当接部84は、第1板金部材67の左端部における下端縁から下方に向かって突出する正面視略矩形状に形成されている。
基準軸固定部77は、第1板金部材67の右端部における下端縁から下方に向かって突出する正面視略矩形状に形成され、その左端縁は、延設部70の左端縁に沿うように、左方に向かうに従って上方に向かって傾斜するように切り欠かれている。
また、基準軸固定部77には、その中央部分において、基準軸固定穴78が形成されている。基準軸固定穴78は、正面視略矩形状に貫通形成され、その上下方向長さおよび左右方向長さが、基準軸85(後述)の外径と略同じ長さに形成されている。
そして、第1板金部材67は、図2に示すように、基準軸固定穴78が第2基準軸穴74(図3参照)と連通するとともに、被当接部84が板金固定壁46の下端縁よりも下方に突出するように、ねじ部材76により、板金固定壁46の前面に固定されている。
これにより、図3に示すように、軸受挿通穴80が第1貫通口71と連通し、第1位置決め穴81が第2貫通口72と連通し、第2位置決め穴82が第3貫通口73と連通する。
また、第2板金部材68は、基準軸固定穴78が第1基準軸穴48(図2参照)と連通するとともに、被当接部84が係合軸穴47の上側部分と重なるように、ねじ部材76により、後壁43の後面に固定されている。
これにより、軸受挿通穴80が第1開口109と連通し、第1位置決め穴81が第2開口110と連通し、第2位置決め穴82が第3開口111と連通する。
また、第1板金部材67と第2板金部材68との間には、図2および図4に示すように、基準軸85(図2参照)と、ベルトユニット26(図4参照)とが保持されている。
なお、図2、図3および図7においては、説明の便宜上、ベルトユニット26が省略されている。
基準軸85は、図2に示すように、前後方向に長手の略円柱形状に形成され、その前端部が、板金固定壁46の第2基準軸穴74(図3参照)、および、第1板金部材67の基準軸固定穴78に挿通され、その後端部が、後壁43の第1基準軸穴48、および、第2板金部材68の基準軸固定穴78(図3参照)に挿通されている。
これにより、基準軸85は、第1板金部材67と第2板金部材68との間に架設され、その外径が、基準軸固定穴78の上下方向長さおよび左右方向長さと略同じ長さに形成されているので、第1板金部材67および第2板金部材68に対して、上下左右方向の移動が規制されている。
ベルトユニット26は、図4に示すように、前後方向に間隔を隔てて対向配置される1対のベルトフレーム90を備えている。なお、図4においては、説明の便宜上、内側ケーシング41が省略されている。
ベルトフレーム90は、左右方向に長手の略平板形状に形成されている。
1対のベルトフレーム90のそれぞれには、軸受部91と、第1位置決め突部92と、第2位置決め突部93とが設けられている。
軸受部91は、ベルトフレーム90の右端部に設けられ、ベルトフレーム90の前後方向外側面から前後方向外方に向かって突出する略円筒形状に形成されている。
第1位置決め突部92は、軸受部91の左側に設けられ、ベルトフレーム90の前後方向外側面から前後方向外方に向かって突出する正面視略矩形形状に形成されている。
第2位置決め突部93は、第1位置決め突部92の左側に設けられ、ベルトフレーム90の前後方向外側面から前後方向外方に向かって突出する正面視略U字状に形成されている。
また、1対のベルトフレーム90間には、上記した駆動ローラ28、従動ローラ29、中間転写ベルト30、および、複数(4つ)の一次転写ローラ31が保持されている。
なお、駆動ローラ28は、その前端部が、前側の軸受部91に相対回転可能に支持されるとともに、その後端部が、後側の軸受部91に相対回転可能に支持されている。
そして、ベルトユニット26は、1対のベルトフレーム90が前後両側から第1板金部材67および第2板金部材68に挟まれるように配置されている。
これにより、前側の軸受部91が第1貫通口71(図3参照)を介して、第1板金部材67の軸受挿通穴80に、前側の第1位置決め突部92が第2貫通口72(図3参照)を介して第1板金部材67の第1位置決め穴81に、前側の第2位置決め突部93が第3貫通口72(図3参照)を介して第1板金部材67の第2位置決め穴82に、後側からそれぞれ挿通される。
また、後側の軸受部91が第1開口109を介して、第2板金部材68の軸受挿通穴80に、後側の第1位置決め突部92が第2開口110を介して第2板金部材68の第1位置決め穴81に、後側の第2位置決め突部93が第3開口111を介して第2板金部材68の第2位置決め穴82に、前側からそれぞれ挿通される。
そのため、ベルトユニット26は、第1板金部材67および第2板金部材68に対して位置決めされている。
3.プロセスユニット
プロセスユニット15は、図2に示すように、保持ユニットの一例としてのドロワフレーム19を備えている。
ドロワフレーム19は、内側ケーシング41内に収容される収容位置(図1参照)と、内側ケーシング41から引き出される引出位置(図2参照)とに、前後方向に沿ってスライド可能に設けられている。
ドロワフレーム19は、有底矩形枠形状に形成され、前後方向に間隔を隔てて対向配置される1対の側壁94と、1対の側壁94の左端部間に架設される左側壁95とを備えている。
1対の側壁94のそれぞれは、金属からなる正面視略矩形状の略平板形状に形成されている。
また、1対の側壁94のそれぞれには、第2係合部の一例としての係合溝部99と、係合軸支持穴100とが形成されている。
係合溝部99は、側壁94の右端部における上端部に形成され、側壁94の右端縁から左方に向かって窪む正面視略U字状に形成されている。つまり、係合溝部99は、ドロワフレーム19の右端部における前後方向両端部に設けられている。
係合軸支持穴100は、側壁94の左端部における上端部に形成され、正面視略矩形状に貫通形成されている。また、係合軸支持穴100の左右方向および上下方向長さは、係合軸101(後述)の外径と略同じ長さに形成されている。
また、1対の側壁94間には、係合軸101が架設されている。
係合軸101は、前後方向に延びる略円柱形状に形成され、その前後方向長さが、1対の側壁94の対向間隔よりも長く形成されている。
そして、係合軸101は、その前後両端部が、各側壁94の係合軸支持穴100に挿通されることにより、1対の側壁94に支持されている。係合軸101は、その外径と、係合軸支持穴100の上下方向および左右方向長さが略同じ長さに形成されているので、側壁94に対する上下方向および左右方向の相対移動が規制されている。
また、係合軸101の前後両端部のそれぞれは、各側壁94から前後方向外方に向かって突出しており、第1係合部の一例としての当接部102として形成されている。つまり、当接部102は、ドロワフレーム19の左端部における前後方向両端部に設けられている。
左側壁95は、側面視略矩形状の略平板形状に形成され、その左面に、被案内部の一例としてのガイドボス105が設けられている。
ガイドボス105は、上側案内部51に対応する上側ガイドボス106と、下側案内部52に対応する下側ガイドボス107とを備えている。
上側ガイドボス106は、図6に示すように、左側壁95の後端部における上側部分に設けられ、図2に示すように、左側壁95の左面から左方に向かって突出する略円柱形状に形成されている。
下側ガイドボス107は、図6に示すように、左側壁95の下端部における前側部分に設けられ、図2に示すように、左側壁95の左面から左方に向かって突出する略円柱形状に形成されている。また、上側ガイドボス106と下側ガイドボス107との前後方向の間隔は、水平部53の前後方向長さと略同じ長さに形成されている。
また、ドロワフレーム19は、その内部に、上記した4つの感光体ドラム20と、4つのスコロトロン型帯電器21(図1参照)と、4つの現像ユニット22(図1参照)と、4つのLEDユニット16(図1参照)とを一体的に保持している。
感光体ドラム20は、その上側部分が上方から露出するように、その前後両端部が、1対の側壁94に相対回転可能に支持されている。これにより、感光体ドラム20は、側壁94に位置決めされている。
スコロトロン型帯電器21(図1参照)、現像ユニット22(図1参照)およびLEDユニット16(図1参照)のそれぞれは、前後方向に延びるように形成され、その前後両端部が、1対の側壁94に固定されている。
4.プロセスユニットの内側ケーシングに対する着脱
次に、プロセスユニット15の内側ケーシング41に対する着脱を説明する。
内側ケーシング41にプロセスユニット15を装着するには、図2に示すように、まず、プロセスユニット15を着脱口3の前側に配置する。
そして、プロセスユニット15を後方に向かって移動させ、後端部から内側ケーシング41内に挿入する。
そうすると、ドロワフレーム19の上側ガイドボス106が、上側案内部51の水平部53の上面に案内されて、プロセスユニット15が前後方向に沿って、後方に向かうように、内側ケーシング41内に挿入される。
そして、上側ガイドボス106が水平部53の後端部に到達するまで、プロセスユニット15を内側ケーシング41に対して後方に向かって移動させると、下側ガイドボス107が、下側案内部52の傾斜部56の前端部に到達する。
引き続きプロセスユニット15を、内側ケーシング41内に挿入するように、後方に向かって押圧すると、上側ガイドボス106が上側案内部51の傾斜部54の上面に案内されるとともに、下側ガイドボス107が下側案内部52の傾斜部56の上面に案内される。
これによって、プロセスユニット15(ドロワフレーム19)が、上側案内部51の傾斜部54および下側案内部52の傾斜部56により、後方に向かって移動されるとともに、上方に向かって移動される。
そうすると、上側ガイドボス106が上側押圧部59の上揺動部60の前端部に到達するとともに、下側ガイドボス107が下側押圧部66の下揺動部62の前端部に到達する(図6参照)。
さらに、プロセスユニット15を内側ケーシング41内に向けて押圧すると、上側ガイドボス106が上揺動部60に案内されるとともに、下側ガイドボス107が下揺動部62に案内されて、プロセスユニット15(ドロワフレーム19)が、後方に向かって移動されるとともに、上方に向かって移動される。
このとき、係合軸101の後端部は、後壁43の係合軸穴47(図3参照)に前側から遊嵌される。
これによって、ドロワフレーム19が内側ケーシング41に対して収容された収容位置に配置される。
このとき、上側ガイドボス106は、図6に示すように、上揺動部60を介して、コイルばね61により前上方(矢印で示す押圧方向X)に向かって押圧され、下側ガイドボス107は、下揺動部62を介して、コイルばね63により前上方(矢印で示す押圧方向X)に向かって押圧される。
また、第1押圧部材50が、図5(b)に示すように、退避位置から進出位置に移動されて、ドロワフレーム19の左側壁95を押圧する。
そうすると、ドロワフレーム19が、図5(a)に示すように、右方に向かって移動されるとともに、上方に向かって移動される。つまり、ドロワフレーム19は、第1押圧部材50および第2押圧部材58(上側押圧部59および下側押圧部66)により、第1板金部材67および第2板金部材68に向けて押圧されている。そのため、ドロワフレーム19に支持される感光体ドラム20も同様に、第1押圧部材50および第2押圧部材58により、第1板金部材67および第2板金部材68に向けて押圧されている。
そうすると、前側の側壁94における係合溝部99が、基準軸85の前端部を受け入れて、その基準軸85に左上方および下方から当接(係合)するとともに、図7に示すように、後側の側壁94における係合溝部99が、基準軸85の後端部を受け入れて、その基準軸85に左上方および下方から当接(係合)する。
また、係合軸101の前側の当接部102が、第1板金部材67の被当接部84に下方から当接(係合)するとともに、係合軸101の後側の当接部102が、第2板金部材68の被当接部84に下方から当接(係合)する。
これにより、ドロワフレーム19が、第1板金部材67および第2板金部材68に対して位置決めされ、4つの感光体ドラム20が、ドロワフレーム19を介して、第1板金部材67および第2板金部材68に対して位置決めされる。
以上によって、内側ケーシング41に対するプロセスユニット15の装着が完了する。
このとき、後壁43は、図5(a)に示すように、4つの感光体ドラム20のすべてに対して、後側(感光体ドラム20の軸線方向他方側)に配置され、左壁44は、4つの感光体ドラム20のうち、最も左側の感光体ドラム20に対して、左側(4つの感光体ドラム20の並列方向一方側)に配置され、上壁45は、4つの感光体ドラム20のすべてに対して、上側に配置されている。
また、板金固定壁46は、4つの感光体ドラム20のすべてに対して、前側(感光体ドラム20の軸線方向一方側)に配置されている。
なお、プロセスユニット15を内側ケーシング41から引き出すためには、上記したプロセスユニット15の内側ケーシング41に対する装着動作と逆の手順に操作する。
具体的には、プロセスユニット15を内側ケーシング41に対して前側に引き出す。
そうすると、図6に示すように、上側ガイドボス106が上揺動部60に案内されるとともに、下側ガイドボス107が下揺動部62に案内されて、プロセスユニット15(ドロワフレーム19)が、前方に向かって移動されるとともに、下方に向かって移動される。
引き続き、プロセスユニット15を、内側ケーシング41から前方に向かって引き出すと、上側ガイドボス106が上側案内部51の傾斜部54の上面に案内されるとともに、下側ガイドボス107が下側案内部52の傾斜部56の上面に案内される。
つまり、上側案内部51の傾斜部54は、上揺動部60におけるプロセスユニット15の引き出し方向下流側端部と連続するように設けられ、下側案内部52の傾斜部56は、下揺動部62におけるプロセスユニット15の引き出し方向下流側端部と連続するように設けられている。
これによって、プロセスユニット15(ドロワフレーム19)が、上側案内部51の傾斜部54および下側案内部52の傾斜部56により、前方に向かって移動されるとともに、下方に向かって移動される。
次いで、上側ガイドボス106が、上側案内部51の水平部53の上面に案内されて、プロセスユニット15が前後方向に沿って、前方に向かうように、着脱口3を介して、内側ケーシング41から引き出される。
以上によって、ドロワフレーム19が、内側ケーシング41から引き出された引出位置に配置され、内側ケーシング41からのプロセスユニット15の引き出しが完了する。
5.作用効果
(1)このプリンタ1によれば、図2に示すように、4つの感光ドラムが、内側ケーシング41に対して、前後方向(感光体ドラム20の軸線方向)に沿って引き出し可能である。
また、内側ケーシング41が、後壁43と左壁44と上壁45とを一体的に備えているので、内側ケーシング41の強度の向上を図ることができる。
そのため、後壁43、左壁44および上壁45を樹脂により形成することができ、材料コストの低減およびプリンタ1の軽量化を図ることができる。
また、複数(4つ)の感光体ドラム20が、内側ケーシング41に装着(収容)された状態において、ドロワフレーム19を介して、第1押圧部材50および第2押圧部材58(上側押圧部59および下側押圧部66)により第1板金部材67に向けて押圧されて、第1板金部材67に位置決めされる。
そのため、複数(4つ)の感光体ドラム20のそれぞれが、内側ケーシング41に対して精度よく位置決めされ、内側ケーシング41に対する、複数(4つ)の感光体ドラム20の位置関係を一定に保つことができる。
従って、内側ケーシング41の強度の向上を図りつつ、複数(4つ)の感光体ドラム20を、内側ケーシング41に対して、感光体ドラム20の軸線方向に沿って引き出し可能に構成できるとともに、材料コストの低減および軽量化を図ることができ、内側ケーシング41に対する、複数(4つ)の感光体ドラム20の位置関係を一定に保つことができる。
(2)また、後壁43には、第1板金部材67と前後方向(感光体ドラム20の軸線方向)に間隔を隔てて対向配置される第2板金部材68が設けられている。
そのため、内側ケーシング41の強度の向上を図ることができる。
その結果、第1板金部材67に位置決めされる感光体ドラム20の内側ケーシング41に対する位置決め精度の向上を図ることができる。
(3)また、内側ケーシング41は、感光体ドラム20に対して、前側(感光体ドラム20の軸線方向一方側)に配置され、樹脂により形成される板金固定壁46を備えている。そして、第1板金部材67は、板金固定壁46における前面(感光体ドラム20の軸線方向外側面)に固定され、第2板金部材68は、後壁43における後面(感光体ドラム20の軸線方向外側面)に固定されている(図3参照)。
そのため、簡易な構成でありながら、第1板金部材67を確実に内側ケーシング41に対して固定できる。
その結果、第1板金部材67に位置決めされる感光体ドラム20の内側ケーシング41に対する位置決め精度の向上を図ることができる。
また、第1板金部材67および第2板金部材68を内側ケーシング41に組み付けるときに、内側ケーシング41の外側から第1板金部材67および第2板金部材を組み付けることができる。
そのため、第1板金部材67および第2板金部材68の内側ケーシング41に対する組み付け作業の効率化を図ることができる。
(4)また、第1板金部材67と第2板金部材68との右端部間には、基準軸85が架設されている。
そのため、簡易な構成でありながら、内側ケーシング41の強度の向上を図ることができる。
(5)また、プロセスユニット15は、ドロワフレーム19を備えている。
ドロワフレーム19は、複数(4つ)の感光体ドラム20を一体的に保持し、内側ケーシング41内に収容される収容位置(図1参照)と、内側ケーシング41から引き出される引出位置(図2参照)とに、前後方向(感光体ドラム20の軸線方向)に沿ってスライド可能(引き出し可能)に設けられている。
そのため、ドロワフレーム19を、内側ケーシング41内から、前方に向かって(感光体ドラム20の軸線方向に沿って)引き出すことにより、複数(4つ)の感光体ドラム20を一括して内側ケーシング41から引き出すことができる。
そのため、複数(4つ)の感光体ドラム20のメンテナンス性の向上を図ることができる。
(6)また、ドロワフレーム19は、前後1対の側壁94を備えている。1対の側壁94は、その左側上端部において、係合軸101を支持している。係合軸101の前後両端部は、各側壁94から前後方向外方に向かって突出しており、当接部102として形成されている。
また、1対の側壁94のそれぞれには、その右端部における上端部において、係合溝部99が形成されている。
そして、図5(a)に示すように、ドロワフレーム19が収容位置に配置された状態において、当接部102が、第1板金部材67の被当接部84および第2板金部材68の被当接部84のそれぞれと係合し、係合溝部99が基準軸85と係合する。そのため、ドロワフレーム19が、内側ケーシング41に対して精度よく位置決めされる。
その結果、ドロワフレーム19に保持される複数(4つ)の感光体ドラム20の内側ケーシング41に対する位置決め精度の向上を図ることができる。
従って、感光体ドラム20のメンテナンス性の向上を図ることができながら、感光体ドラム20の内側ケーシング41に対する位置決め精度の向上を図ることができる。
(7)また、当接部102は、ドロワフレーム19の左端部(複数(4つ)の感光体ドラム20の並列方向他端部)における前後両端部に設けられ、係合溝部99は、ドロワフレーム19の右端部(複数(4つ)の感光体ドラム20の並列方向一端部)における前後両端部(感光体ドラム20の軸線方向両端部)に設けられている。
そのため、ドロワフレーム19が収容位置に配置される状態において、ドロワフレーム19の左端部における前後両端部が、当接部102を介して、第1板金部材67および第2板金部材68に位置決めされ、ドロワフレーム19の右端部における前後方向両端部が、係合溝部99を介して、基準軸85に位置決めされる。つまり、ドロワフレーム19の各端部(平面視における四隅)が、内側ケーシング41に対して精度よく位置決めされる。
そのため、ドロワフレーム19に保持される複数(4つ)の感光体ドラム20の内側ケーシング41に対する位置決め精度のさらなる向上を図ることができる。
(8)また、当接部102は、各側壁94から前後方向外方(感光体ドラム20の軸線方向外方)に向かって突出しており、係合溝部99は、側壁94の右端縁から左方(4つの感光体ドラム20の並列方向内方)に向かって窪むように形成されている。
そのため、簡易な構成でありながら、当接部102と、第1板金部材67の被当接部84および第2板金部材68の被当接部84とを確実に係合させることができるとともに、係合溝部99と基準軸85とを確実に係合させることができる。
(9)また、図6に示すように、ドロワフレーム19を内側ケーシング41から引き出すときに、ドロワフレーム19の上側ガイドボス106は、上揺動部60に案内された後、傾斜部54に案内され、ドロワフレーム19の下側ガイドボス106は、下揺動部62に案内された後、傾斜部56に案内される。
そのため、ドロワフレーム19を内側ケーシング41から円滑に引き出すことができる。
(10)また、内側ケーシング41は、図3に示すように、金属から形成される補強部83を備えている。補強部83は、後壁43の下端縁における右端部から前方(感光体ドラム20の軸線方向一方側)に向かって延びる第1補強部材86と、左壁44の下端縁における前端部から右方(4つの感光体ドラム20の並列方向他方側)に向かって延びる第2補強部材87と、上壁45における右端縁前端部および前端縁右端部からなる断面略L字状の部分から下方に向かって延びる第3補強部材88とを備えている。また、第1補強部材86の前端部と、第2補強部材87の右端部と、第3補強部材88の下端部とが、連結されている。これにより、内側ケーシング41が、補強されている。
そのため、簡易な構成でありながら、内側ケーシング41の強度の向上を図ることができる。
(11)また、プリンタ1は、図1に示すように、複数(4つ)の感光体ドラム20の上側に配置され、複数(4つ)の感光体ドラム20と上下方向(鉛直方向)に対向配置されるベルトユニット26と、複数(4つ)の感光体ドラム20のそれぞれに対応して、対応する感光体ドラム20の下側に設けられ、感光体ドラム20にトナーを供給する現像ユニット22とを備えている。
そのため、複数(4つ)の感光体ドラム20のそれぞれに、トナーを確実に供給できる。
(12)また、ベルトユニット26は、複数(4つ)の感光体ドラム20の上側に、左右方向(4つの感光体ドラム20の並列方向)に沿って配置される中間転写ベルト30と、複数(4つ)の感光体ドラム20と、中間転写ベルト30を挟んで、上下方向(鉛直方向)に対向するように配置される複数(4つ)の一次転写ローラ31とを備えている。
さらに、プリンタ1は、中間転写ベルト30の右端部と対向配置される二次転写ローラ27を備えている。
そのため、感光体ドラム20に担持されるトナー像を、直接、用紙Pに転写するダイレクトタンデム型の場合と比べて、感光体ドラム20とベルトユニット26との間に用紙Pを通過させることなく、用紙Pにトナー像を転写することができる。
その結果、用紙Pの搬送経路を簡略化することができる。
(13)また、ベルトユニット26は、図4に示すように、第1板金部材67に対して位置決めされている。
そのため、複数(4つ)の感光体ドラム20およびベルトユニット26が、それぞれ第1板金部材67に対して位置決めされている。
その結果、複数(4つ)の感光体ドラム20とベルトユニット26との相対的な位置決め精度の向上を図ることができる。
(14)また、感光体ドラム20を露光するためのLEDユニット16を備えている。
そのため、レーザービームを出射するスキャナなどにより、感光体ドラム20を露光する場合と比較して、より小型なLEDユニット16により、感光体ドラム20を露光することができる。そのため、プリンタ1の小型化を図ることができる。
6.第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
図8は、本発明の画像形成装置の第2実施形態のプリンタにおける内側ケーシングを後下側から見た斜視図である。
図8において、図1〜図7に示す各部に対応する部分には、それらの各部と同一の参照符号を付し、その説明を省略する。
第1実施形態では、図3に示すように、第2板金部材68は、後壁43の後面に設けられていたが、本発明の第2実施形態では、図8に示すように、第2板金部材68は、後壁43の前面(感光体ドラム20の軸線方向内側面)に設けられている。
これによっても、上記した第1実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
また、第2板金部材68が、内側ケーシング41内に収容されるので、内側ケーシング41内のスペースを有効に活用でき、プリンタ1の小型化を図ることができる。
1 プリンタ
16 LEDユニット
19 ドロワフレーム
20 感光体ドラム
22 現像ユニット
26 ベルトユニット
27 二次転写ローラ
30 中間転写ベルト
31 一次転写ローラ
41 内側ケーシング
43 後壁
44 左壁
45 上壁
46 板金固定壁
50 第1押圧部材
54 傾斜部
56 傾斜部
58 第2押圧部材
60 上揺動部
62 下揺動部
67 第1板金部材
68 第2板金部材
84 被当接部
85 基準軸
86 第1補強部材
87 第2補強部材
88 第3補強部材
99 係合溝部
102 当接部
105 ガイドボス
P 用紙

Claims (15)

  1. 互いに間隔を隔てて並列配置される複数の感光体ドラムを備える画像形成装置であって、
    前記複数の感光体ドラムを、前記感光体ドラムの軸線方向に沿って引き出し可能に収容する本体フレームと、
    前記本体フレームにおける前記軸線方向一方側に設けられ、前記感光体ドラムを位置決めするための第1板金部材と、
    前記感光体ドラムを前記第1板金部材に向けて押圧する押圧部材とを備え、
    前記本体フレームは、
    前記感光体ドラムに対して前記軸線方向他方側に配置される第1壁部と、
    前記感光体ドラムに対して前記並列方向一方側に配置され、前記第1壁部と連続する第2壁部と、
    前記感光体ドラムに対して上側に配置され、前記第1壁部および前記第2壁部と連続する第3壁部とを有し、
    前記第1壁部と前記第2壁部と前記第3壁部とは、樹脂により一体的に形成され
    前記第1壁部には、前記第1板金部材と前記軸線方向に間隔を隔てて対向配置される第2板金部材が設けられ、
    前記本体フレームは、前記感光体ドラムに対して前記軸線方向一方側に配置され、樹脂により形成される樹脂フレームを有し、
    前記第1板金部材は、前記樹脂フレームにおける前記軸線方向外側面に固定され、
    前記第2板金部材は、前記第1壁部における前記軸線方向外側面に固定されていることを特徴とする、画像形成装置。
  2. 互いに間隔を隔てて並列配置される複数の感光体ドラムを備える画像形成装置であって、
    前記複数の感光体ドラムを、前記感光体ドラムの軸線方向に沿って引き出し可能に収容する本体フレームと、
    前記本体フレームにおける前記軸線方向一方側に設けられ、前記感光体ドラムを位置決めするための第1板金部材と、
    前記感光体ドラムを前記第1板金部材に向けて押圧する押圧部材とを備え、
    前記本体フレームは、
    前記感光体ドラムに対して前記軸線方向他方側に配置される第1壁部と、
    前記感光体ドラムに対して前記並列方向一方側に配置され、前記第1壁部と連続する第2壁部と、
    前記感光体ドラムに対して上側に配置され、前記第1壁部および前記第2壁部と連続する第3壁部とを有し、
    前記第1壁部と前記第2壁部と前記第3壁部とは、樹脂により一体的に形成され、
    前記第1壁部には、前記第1板金部材と前記軸線方向に間隔を隔てて対向配置される第2板金部材が設けられ
    前記本体フレームは、前記感光体ドラムに対して前記軸線方向一方側に配置され、樹脂により形成される樹脂フレームを有し、
    前記第1板金部材は、前記樹脂フレームの前記軸線方向外側面に固定され、
    前記第2板金部材は、前記第1壁部の前記軸線方向内側面に固定されていることを特徴とする、画像形成装置。
  3. 互いに間隔を隔てて並列配置される複数の感光体ドラムを備える画像形成装置であって、
    前記複数の感光体ドラムを、前記感光体ドラムの軸線方向に沿って引き出し可能に収容する本体フレームと、
    前記本体フレームにおける前記軸線方向一方側に設けられ、前記感光体ドラムを位置決めするための第1板金部材と、
    前記感光体ドラムを前記第1板金部材に向けて押圧する押圧部材と、
    前記複数の感光体ドラムを一体的に保持し、前記本体フレームに対して、前記軸線方向に沿って引き出し可能に装着される保持ユニットと、を備え、
    前記本体フレームは、
    前記感光体ドラムに対して前記軸線方向他方側に配置される第1壁部と、
    前記感光体ドラムに対して前記並列方向一方側に配置され、前記第1壁部と連続する第2壁部と、
    前記感光体ドラムに対して上側に配置され、前記第1壁部および前記第2壁部と連続する第3壁部とを有し、
    前記第1壁部と前記第2壁部と前記第3壁部とは、樹脂により一体的に形成され、
    前記第1壁部には、前記第1板金部材と前記軸線方向に間隔を隔てて対向配置される第2板金部材が設けられ、
    前記第1板金部材と前記第2板金部材との間には、前記軸線方向に延びる基準軸が架設され、
    前記保持ユニットは、
    前記第1板金部材および前記第2板金部材のそれぞれと係合する第1係合部と、
    前記基準軸と係合する第2係合部とを有していることを特徴とする、画像形成装置。
  4. 前記第1板金部材と前記第2板金部材との間には、前記軸線方向に延びる基準軸が架設されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  5. 前記複数の感光体ドラムを一体的に保持し、前記本体フレームに対して、前記軸線方向に沿って引き出し可能に装着される保持ユニットを備えていることを特徴とする、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  6. 前記複数の感光体ドラムを一体的に保持し、前記本体フレームに対して、前記軸線方向に沿って引き出し可能に装着される保持ユニットを備えていることを特徴とする、請求項に記載の画像形成装置。
  7. 前記保持ユニットは、
    前記第1板金部材および前記第2板金部材のそれぞれと係合する第1係合部と、
    前記基準軸と係合する第2係合部とを有していることを特徴とする、請求項に記載の画像形成装置。
  8. 前記第1係合部は、前記保持ユニットの前記並列方向一端部における前記軸線方向両端部に設けられ、
    前記第2係合部は、前記保持ユニットの前記並列方向他端部における前記軸線方向両端部に設けられていることを特徴とする、請求項3または7に記載の画像形成装置。
  9. 前記第1係合部が、前記軸線方向外方に向かって突出する突部であり、
    前記第2係合部が、前記並列方向内方に向かって窪む溝部であることを特徴とする、請求項3、7および8のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  10. 前記本体フレームは、
    前記保持ユニットを前記軸線方向に移動させる第1案内部と、
    前記第1案内部における前記保持ユニットの引き出し方向下流側端部と連続するように設けられ、前記保持ユニットを前記軸線方向に移動させるとともに、鉛直方向に移動させる第2案内部とを有し、
    前記保持ユニットは、前記第1案内部および前記第2案内部に案内される被案内部を有していることを特徴とする、請求項3および5〜9のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  11. 前記本体フレームは、
    金属により形成され、前記第1壁部から前記軸線方向一方側に向かって延びる第1補強部材と、
    金属により形成され、前記第2壁部から前記並列方向他方側に向かって延びる第2補強部材と、
    金属により形成され、前記第3壁部から下側に向かって延びる第3補強部材とを有し、
    前記第1補強部材と前記第2補強部材と前記第3補強部材とが、連結されることにより、補強されていることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  12. 前記複数の感光体ドラムの上側に配置され、前記複数の感光体ドラムと鉛直方向に対向配置されるベルトユニットと、
    前記複数の感光体ドラムのそれぞれに対応して、対応する前記感光体ドラムの下側に設けられ、前記感光体ドラムに現像剤を供給する現像ユニットとを備えていることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  13. 前記ベルトユニットは、
    前記複数の感光体ドラムの上側に、前記並列方向に沿って配置される中間転写ベルトと、
    前記複数の感光体ドラムと、前記中間転写ベルトを挟んで、鉛直方向に対向するように配置される複数の一次転写ローラとを備え、
    さらに、前記中間転写ベルトの前記並列方向端部と対向配置される二次転写ローラを備えていることを特徴とする、請求項12に記載の画像形成装置。
  14. 前記ベルトユニットは、前記第1板金部材に対して位置決めされていることを特徴とする、請求項12または13に記載の画像形成装置。
  15. 前記感光体ドラムを露光するためのLEDユニットを備えていることを特徴とする、請求項1〜14のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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