JP6111875B2 - ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式が採用される画像形成装置に装着されるユニットに関する。
電子写真方式の画像形成装置として、現像剤像を担持する像担持体と、像担持体上の現像剤像を用紙などの記録媒体に転写する転写部材とを備える画像形成装置が知られている。
このような画像形成装置として、具体的には、各色に対応する4つの感光体ドラムを有する感光体ユニットと、各感光体ドラムに対応する4つの転写ローラとを備えるカラーレーザプリンタが提案されている(例えば、下記特許文献1参照)。
このカラーレーザプリンタでは、給紙トレイ内の用紙は、案内部によって案内されるとともに押圧部材によって押えられて、感光体ドラムと転写ローラとの間に給紙される。
特開2009−20450号公報
しかるに、上記した特許文献1に記載のカラーレーザプリンタでは、感光体ユニットは、用紙を感光体ドラムと転写ローラとの間に案内するために、案内部と、さらに押圧部材とを備えている。そのため、感光体ユニットの構成が複雑である。
また、感光体ユニットの構成を簡略化するには、例えば、上記した特許文献1に記載のカラーレーザプリンタにおいて、押圧部材を除き、感光体ユニットに案内部のみを設けることが検討される。
しかし、案内部は、感光体ユニットのフロントビームと一体に形成されている。そのため、フロントビームの寸法公差や線膨張などの影響により、感光体ドラムと転写ローラとの間への用紙の案内精度が低下する場合がある。
そこで、本発明の目的は、簡易な構成で、記録媒体を確実に案内することができるユニットを提供することにある。
(1)上記した目的を達成するため、本発明は、画像形成装置本体に支持されるユニットである。本発明のユニットは、筐体と、案内部材とを備える。筐体は、第1側板と、第1側板に対して第1方向に間隔を隔てて配置される第2側板とを有する。案内部材は、第1側板と第2側板との間に配置され、記録媒体を案内するように構成される。
また、案内部材は、第1側板および第2側板のそれぞれにそれぞれ位置決めされる複数の被位置決め部と、筐体に支持される被支持部とを有する。
第1方向から見て、案内部材の記録媒体の案内方向における下流端部と被位置決め部との距離は、案内部材の記録媒体の案内方向における下流端部と被支持部との距離よりも短い。
このような構成によれば、第1方向から見て、案内部材の案内方向下流端部と被位置決め部との距離は、案内部材の案内方向下流端部と被支持部との距離よりも短い。すなわち、被位置決め部は、案内部材の案内方向下流端部の近傍に配置されている。
そのため、案内部材の案内方向下流端部を、第1側板および第2側板に対して精度よく支持することができる。
その結果、案内部材は、簡易な構成で、記録媒体を確実に案内することができる。
(2)第1側板および第2側板は、記録媒体に転写される現像剤像を担持するように構成される像担持体を支持してもよい。
このような構成によれば、第1側板および第2側板のそれぞれは、案内部材および像担持体の両方を支持する。
そのため、案内部材の案内方向下流端部を像担持体に対して精度よく配置することができる。
その結果、記録媒体を像担持体に対して精度よく案内することができる。
(3)複数の被位置決め部のそれぞれは、案内部材の第1方向両端部のそれぞれから、第1側板および第2側板のそれぞれへ向かって第1方向に突出してもよい。第1側板および第2側板のそれぞれは、複数の被位置決め部のそれぞれが嵌まる嵌合穴を有してもよい。
このような構成によれば、第1側板および第2側板は、簡易な構成で、案内部材の案内方向下流端部を支持することができる。
(4)第1側板および第2側板は、金属からなってもよい。
このような構成によれば、金属製の第1支持部材により、案内部材の案内方向下流端部を、より精度よく支持することができる。
その結果、案内部材は、記録媒体をより確実に案内することができる。
(5)筐体は、第1側板および第2側板の間に配置され、被支持部を支持する支持部材を備えてもよい。この場合、支持部材は、樹脂からなってもよい。
このような構成によれば、支持部材を樹脂から形成して、ユニットを軽量化することができる。
(6)案内部材は、支持部材とは異なる材料からなってもよい。
このような構成によれば、支持部材を安価な材料から形成し、案内部材を耐摩耗性の優れた材料から形成することができる。
その結果、案内部材は、記録媒体をより確実に案内することができる。
(7)被支持部は、案内部材の第1方向の中央に配置されていてもよい。
このような構成によれば、簡易な構成で、案内部材を支持部材に支持することができる。
(8)本発明のユニットは、被支持部と支持部材との間に隙間ができるように支持部材と筐体とを連結する連結部材を、さらに備えてもよい。
このような構成によれば、支持部材の寸法誤差や線膨張などの影響を、被支持部と支持部材との間の隙間によって緩衝することができる。
その結果、案内部材は、記録媒体をより確実に案内することができる。
(9)被支持部は、案内部材の第1方向の両端部のそれぞれに配置されていてもよい。
このような構成によれば、案内部材を、第1方向にわたって安定に、支持部材に支持することができる。
(10)被支持部は、被位置決め部を中心とした案内部材の回転を規制してもよい。
このような構成によれば、案内部材は、その回転が規制されているので、記録媒体を安定して案内することができる。
(11)本発明のユニットは、画像形成装置本体内に位置する第1位置と、画像形成装置本体外に位置する第2位置との間を移動するように構成されてもよい。
このような構成によれば、ユニットを、画像形成装置本体外に位置させて、容易にメンテナンスすることができる。
(12)本発明のユニットは、第1位置において画像形成装置本体に対して位置決めされる位置決め部材をさらに備えてもよい。この場合、第1側板および第2側板は、位置決め部材を支持してもよい。
このような構成によれば、第1側板および第2側板は、画像形成装置本体に対して位置決めされる位置決め部材、および、案内部材の両方を支持する。
これにより、位置決め部材を介して、案内部材を、画像形成装置本体に対して位置決めすることができる。
そのため、案内部材を、画像形成装置本体に対して移動可能なユニットに支持しながら、画像形成装置本体内において精度よく位置決めすることができる。
その結果、ユニットのメンテナンス性を確保しながら、記録媒体を確実に案内することができる。
本発明のユニットによれば、簡易な構成で、記録媒体を確実に案内することができる。
図1は、本発明のユニットの第1実施形態としてのドロワユニットを備えるプリンタの中央断面図である。 図2は、図1に示すドロワユニットの前上方から見た斜視図である。 図3は、図1に示すドロワユニットの後下方から見た斜視図である。 図4は、図3に示すフロントビームおよび案内部材の内側板に対する支持を説明する説明図である。 図5は、図4とともに、フロントビームおよび案内部材の内側板に対する支持を説明する説明図である。 図6は、図4に示すフロントビームおよび案内部材の前下方から見た斜視図を示す。 図7は、図5に示す案内部材の内側板に対する支持を説明する説明図である。 図8は、図2に示すドロワユニットのA−A断面図である。 図9は、図8に示すドロワユニットのB−B断面図である。 図10Aは、本発明の第1変形例としてのドラムユニットの前下方から見た斜視図であり、図10Bは、図10Aに示すドラムユニットの後上方から見た斜視図である。
1.プリンタの全体構成
図1に示すように、プリンタ1は、横置きタイプのダイレクトタンデム型カラーレーザプリンタである。
なお、以下の説明において、方向について言及する場合には、プリンタ1を水平に載置した状態を上下の基準とする。すなわち、図1の紙面上方が上方であり、図1の紙面下方が下方である。また、図1の紙面左方が前方であり、図1の紙面右方が後方である。また、プリンタ1を前方から見たときを左右の基準とする。すなわち、図1の紙面手前が右方であり、紙面奥が左方である。前後方向は、案内方向の一例である。左右方向は、第1方向の一例である。また、前方は、案内方向上流の一例であり、後方は、案内方向下流の一例である。
プリンタ1は、画像形成装置本体の一例としての本体ケーシング2と、給紙トレイ20と、スキャナユニット3と、プロセスユニット4と、転写ユニット5と、定着ユニット6とを備えている。
本体ケーシング2は、略ボックス形状を有している。本体ケーシング2は、開口7と、フロントカバー8と、1対の搬送ローラ21とを有している。
開口7は、本体ケーシング2の前壁を前後方向に貫通している。
フロントカバー8は、本体ケーシング2の前壁に支持されている。フロントカバー8は、開口7を開放または閉鎖するように揺動可能である。
1対の搬送ローラ21のそれぞれは、転写ユニット5の前方に配置されている。1対の搬送ローラ21のそれぞれは、前上方と後下方とを結ぶ方向に並列配置され、互いに接触している。
給紙トレイ20は、本体ケーシング2の下端部に配置されている。給紙トレイ20は、記録媒体の一例としての用紙Pを収容している。
スキャナユニット3は、本体ケーシング2の上端部に配置されている。スキャナユニット3は、図1に破線で示すように、後述する感光ドラム11に向かって、画像データに基づくレーザービームを出射する。
プロセスユニット4は、スキャナユニット3の下方であって、転写ユニット5の上方に配置されている。プロセスユニット4は、本体ケーシング2内に位置決めされる第1位置の一例としての装着位置と、図1に仮想線で示すように、本体ケーシング2外に引き出される第2位置の一例としての引出位置との間を前後方向に沿って移動する。プロセスユニット4は、ユニットの一例としてのドロワユニット9と、複数の現像カートリッジ10とを備えている。
ドロワユニット9は、4つ、すなわち複数の像担持体の一例としての感光ドラム11と、4つ、すなわち複数のスコロトロン型帯電器12とを備えている。
複数の感光ドラム11のそれぞれは、ドロワユニット9の下端部に配置されている。複数の感光ドラム11のそれぞれは、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンのうちの1つに対応し、互いに前後方向に間隔を隔てて並列配置されている。複数の感光ドラム11のそれぞれは、左右方向に長手の円筒形状を有している。
複数のスコロトロン型帯電器12のそれぞれは、複数の感光ドラム11のそれぞれに対応し、対応する感光ドラム11の後上方に間隔を隔てて配置されている。
複数の現像カートリッジ10のそれぞれは、複数の感光ドラム11のそれぞれに対応し、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンのうちの1つの現像剤の一例としてのトナーを収容している。複数の現像カートリッジ10のそれぞれは、対応する感光ドラム11の上方に配置されている。複数の現像カートリッジ10のそれぞれは、ドロワユニット9に対して装着または離脱するように構成されている。複数の現像カートリッジ10のそれぞれは、現像ローラ13を備えている。
現像ローラ13は、現像カートリッジ10の下端部に配置されている。現像ローラ13は、感光ドラム11の前上端部に接触している。
転写ユニット5は、プロセスユニット4の下方に配置されている。転写ユニット5は、駆動ローラ14と、従動ローラ15と、搬送ベルト16と、4つ、すなわち複数の転写ローラ17とを備えている。
駆動ローラ14は、転写ユニット5の後端部に配置されている。
従動ローラ15は、転写ユニット5の前端部に配置されている。
搬送ベルト16は、無端状である。搬送ベルト16は、駆動ローラ14と従動ローラ15とに掛け渡されている。搬送ベルト16の上側部分は、すべての感光ドラム11の下端部に接触している。搬送ベルト16は、駆動ローラ14の駆動、および、従動ローラ15の従動に伴って、その上側部分が前方から後方へ向かって移動するように周回移動する。
複数の転写ローラ17のそれぞれは、複数の感光ドラム11のそれぞれに対応して設けられている。複数の転写ローラ17のそれぞれは、駆動ローラ14と従動ローラ15との間に配置されている。複数の転写ローラ17のそれぞれは、搬送ベルト16の上側部分を挟むように、対応する感光ドラム11の下方に配置されている。
定着ユニット6は、転写ユニット5の後方に配置されている。定着ユニット6は、加熱ローラ18と、加熱ローラ18に対向する加圧ローラ19とを備えている。
そして、プリンタ1が画像形成動作を実施すると、スコロトロン型帯電器12は、感光ドラム11の表面を一様に帯電する。その後、スキャナユニット3は、所定の画像データに基づいて感光ドラム11の表面を露光する。これにより、画像データに基づく静電潜像が、感光ドラム11の表面に形成される。
また、現像カートリッジ10内のトナーは、正極性に摩擦帯電されて、一定厚さの薄層として現像ローラ13の表面に担持される。現像ローラ13は、担持しているトナーを感光ドラム11上の静電潜像に供給する。これにより、静電潜像が現像され、現像剤像の一例としてのトナー像が、感光ドラム11の表面に担持される。
一方、給紙トレイ20内の用紙Pは、図示しないローラによって、1枚ずつ後上方へUターンするように搬送されて、1対の搬送ローラ21の接触部分に供給される。1対の搬送ローラ21は、所定のタイミングで、最前方の感光ドラム11と搬送ベルト16との間に用紙Pを搬送する。
その後、搬送ベルト16は、感光ドラム11と転写ローラ17との間を前方から後方に向かうように用紙Pを搬送する。すると、トナー像は、感光ドラム11から用紙Pに転写される。
その後、定着ユニット6は、トナー像が転写された用紙Pを、加圧ローラ19で加圧しながら、加熱ローラ18で加熱する。すると、トナー像は、用紙Pに熱定着される。
その後、用紙Pは、前上方へUターンするように搬送されて、本体ケーシング2の上面に排紙される。
2.ドロワユニットの詳細
図2および図3に示すように、ドロワユニット9は、平面視略矩形枠形状を有している。ドロワユニット9は、1対の側板31と、支持部材の一例としてのフロントビーム32と、案内部材の一例としての用紙ガイド35と、リアビーム33と、位置決め部材の一例としての位置決め軸34とを備えている。1対の側板31、フロントビーム32およびリアビーム33は、筐体を構成する。
(1)側板
1対の側板31のそれぞれは、ドロワユニット9の左右両端部のそれぞれに配置されている。1対の側板31のそれぞれは、前後方向に長手の側面視略矩形状を有している。1対の側板31のいずれか一方が第1側板の一例であり、1対の側板31のいずれか他方が第2側板の一例である。1対の側板31のそれぞれは、内側板36と、外側板37とを備えている。
内側板36は、図4に示すように、前後方向に長手の側面視略矩形状を有している。内側板36は、ステンレスや鉄などの金属からなる。なお、右側の側板31の内側板36と、左側の側板31の内側板36とは、同一のプレス型を用いた打ち抜き加工によって形成され、同一の形状を有している。内側板36は、ドラム支持部38と、フロントビーム支持部39と、リアビーム支持部40とを備えている。
ドラム支持部38は、内側板36の前後方向中央部分である。ドラム支持部38は、前後方向に延びる側面視略矩形状を有している。ドラム支持部38は、4つ、すなわち複数のドラム支持穴41と、嵌合穴の一例としてのガイド支持穴42とを有している。
複数のドラム支持穴41のそれぞれは、複数の感光ドラム11のそれぞれに対応して、互いに前後方向に間隔を隔てて配置されている。複数のドラム支持穴41のそれぞれは、側面視略円形状を有している。複数のドラム支持穴41のそれぞれには、対応する感光ドラム11の左右方向端部が挿通されている。
ガイド支持穴42は、最前方のドラム支持穴41の下端部の前方に配置されている。ガイド支持穴42は、側面視略円形状を有している。
フロントビーム支持部39は、内側板36の前端部に配置されている。フロントビーム支持部39は、ドラム支持部38の前端部から連続して前上方に向かって延びている。フロントビーム支持部39は、側面視略矩形状を有している。フロントビーム支持部39は、位置決め軸挿通穴43と、2つの支持ボス挿通穴44と、連結ボス挿通穴45とを有している。
位置決め軸挿通穴43は、フロントビーム支持部39の前上端部に配置されている。位置決め軸挿通穴43は、側面視略矩形状を有している。
2つの支持ボス挿通穴44のそれぞれは、フロントビーム支持部39の前上端部と、フロントビーム支持部39の後下端部とに1つずつ配置されている。前上方の支持ボス挿通穴44は、位置決め軸挿通穴43の後下方に配置されている。後下方の支持ボス挿通穴44は、位置決め軸挿通穴43の前上方に配置されている。2つの支持ボス挿通穴44のそれぞれは、前後方向に長手の長穴である。
連結ボス挿通穴45は、フロントビーム支持部39の上下方向中央において、2つの支持ボス挿通穴44の間に配置されている。連結ボス挿通穴45は、側面視略円形状を有している。
リアビーム支持部40は、内側板36の後端部に配置されている。リアビーム支持部40は、上下方向に延びる側面視略矩形状を有し、ドラム支持部38の後端部の後方に連続している。リアビーム支持部40は、切欠部46を有する。
切欠部46は、リアビーム支持部40の後端部に配置されている。切欠部46は、後端部が開放された側面視略V字形状を有している。切欠部46の内周縁は、左右方向に投影したときに、外側板37の後述する切欠部48内に露出している。
外側板37は、図3および図9に示すように、内側板36の左右方向外側に配置されている。外側板37は、上下方向において内側板36よりも幅広、かつ、前後方向において内側板36とほぼ同じ長さを有する側面視略矩形状を有している。外側板37は、樹脂からなる。外側板37は、位置決め軸挿通穴47と、切欠部48と、ねじ挿通穴49とを有している。
位置決め軸挿通穴47は、内側板36の位置決め軸挿通穴43に左右方向外方から向かい合うように、外側板37の前端部に配置されている。位置決め軸挿通穴47は、側面視略矩形状を有している。
切欠部48は、内側板36の切欠部46に左右方向外方から向かい合うように、外側板37の後端部に配置されている。切欠部48は、内側板36の切欠部46よりも大きく、後方に向かって開放される側面視略V字形状を有している。
ねじ挿通穴49は、内側板36の連結ボス挿通穴45に左右方向外方から向かい合うように、外側板37の前端部に配置されている。ねじ挿通穴49は、側面視略円形状を有している。
(2)フロントビーム
フロントビーム32は、図4および図5に示すように、1対の側板31の前端部間に配置されている。フロントビーム32は、高衝撃性ポリスチレン(high impact polystyrene、PS−HI)からなる。フロントビーム32は、本体部51と、支持部52とを備えている。
本体部51は、図4および図6に示すように、左右方向に延びる正面視矩形の平板形状を有している。本体部51は、位置決め軸挿通穴53と、把持部54とを有している。
位置決め軸挿通穴53は、本体部51の上下方向略中央に配置されている。位置決め軸挿通穴53は、本体部51を左右方向に貫通している。位置決め軸挿通穴53は、側面視略円形状を有している。
把持部54は、本体部51の左右方向中央に配置されている。把持部54は、本体部51の前面から前方へ向かって膨出し、左右方向に延びる正面視略矩形状を有している。
支持部52は、図5および図6に示すように、本体部51の後端部から連続して後方へ向かって膨出するように、左右方向に延びる略三角柱形状を有している。支持部52は、凹部55と、複数の支持ボス56と、複数の連結ボス57と、複数の係合部59とを備えている。
凹部55は、支持部52の後端部の左右方向中央に配置されている。凹部55は、支持部52の上面から下方へ凹んでいる。凹部55は、左右方向に延びる平面視略矩形状を有している。凹部55は、螺合部挿通穴58を有している。
螺合部挿通穴58は、凹部55の左右方向中央に配置されている。螺合部挿通穴58は、前後方向に長手の長穴であり、支持部52を上下方向に貫通している。
複数の支持ボス56は、具体的には、支持部52の左右両面のそれぞれに2つずつ、すなわち合計4つ配置されている。支持部52の左面の配置される2つの支持ボス56のそれぞれは、支持部52の前上端部と、支持部52の後下端部とに1つずつ配置されている。支持部52の右面の配置される2つの支持ボス56のそれぞれは、図示しないが、左右方向に投影したときに支持部52の右面の配置される2つの支持ボス56のそれぞれと一致するように、配置されている。すべての支持ボスのそれぞれは、支持部52の左右両面のそれぞれから左右方向外方へ延びる略円柱形状を有している。支持部52の前上端部に配置される左右の支持ボス56のそれぞれは、左右の内側板36のそれぞれの前上方の支持ボス挿通穴44内に嵌まっている。支持部52の後下端部に配置される左右の支持ボス56のそれぞれは、左右の内側板36のそれぞれの後下方の支持ボス挿通穴44内に嵌まっている。
複数の連結ボス57は、具体的には、支持部52の左右両面のそれぞれの上下方向中央に1つずつ、すなわち合計2つ配置されている。左右の連結ボス57のそれぞれは、支持部52の左右両面のそれぞれから左右方向外方へ延びる略円柱形状を有している。左右の連結ボス57のそれぞれは、左右の内側板36のそれぞれの連結ボス挿通穴45内に嵌まっている。複数の連結ボス57のそれぞれは、ねじ穴70を有している。
ねじ穴70は、連結ボス57の中央に配置されている。ねじ穴70は、連結ボス57の左右方向外面から左右方向内方へ向かって凹んでいる。ねじ穴70は、側面視略円形状を有している。ねじ穴70は、図9に示すように、外側板37のねじ挿通穴49に向かい合っている。ねじ穴70には、ねじ73が外側板37のねじ挿通穴49を介して螺合されている。これにより、フロントビーム32は、外側板37に対して固定されている。
複数の係合部59は、図6に示すように、具体的には、支持部52の左右両面のそれぞれの前下端部に1つずつ、すなわち合計2つ配置されている。左右の係合部59のそれぞれは、支持部52の左右両面のそれぞれから左右方向外方へ突出している。左右の係合部59のそれぞれは、上下方向に延び、その下端部において後方へ屈曲している。すなわち、左右の係合部59のそれぞれは、側面視略L字形状を有している。
(3)用紙ガイド
用紙ガイド35は、図6および図7に示すように、上下方向に厚みを有し、左右方向に長手の略平板形状を有している。用紙ガイド35は、AES樹脂、すなわちアクリロニトリル−エチレン−スチレン樹脂からなる。用紙ガイド35は、ガイド部61と、2つの第1部分の一例としてのガイド支持ボス62と、被支持部の一例としての螺合部63と、被支持部の一例としての2つの係合部64と、連結部材の一例としてのねじ65とを備えている。
ガイド部61は、図6および図8に示すように、用紙ガイド35の左右方向略中央に配置されている。ガイド部61は、左右方向に長手の板形状を有している。ガイド部61の前後方向略中央は、上方へ凹んでいる。詳しくは、ガイド部61の下面は、その前端部から後方へ向かうにつれて上方へ傾斜するように延び、その前後方向略中央において後下方へ湾曲し、さらに後方へ向かうにつれて下方へ傾斜するように延びている。ガイド部61の前端部は、プロセスユニット4が装着位置に位置している状態で、転写ユニット5の前端部の上方に間隔を隔てて配置されている。また、ガイド部61の後端部は、プロセスユニット4が装着位置に位置している状態で、従動ローラ15の前端部の上方において、搬送ベルト16の上方に間隔を隔てて配置されている。
2つのガイド支持ボス62のそれぞれは、図6、図7および図9に示すように、左右方向に投影したときにガイド部61の後端部に配置されるように、用紙ガイド35の左右両面のそれぞれの後端部に1つずつ配置されている。2つのガイド支持ボス62のそれぞれは、支持部52の左右両面のそれぞれから左右方向外方へ突出ししている。2つのガイド支持ボス62のそれぞれは、側面視略十字形の柱形状を有している。2つのガイド支持ボス62のそれぞれの前後方向寸法および上下方向寸法は、左右の内側板36のそれぞれのガイド支持穴42の内径とほぼ同じである。2つのガイド支持ボス62のそれぞれは、左右の内側板36のそれぞれのガイド支持穴42内に嵌まっている。
螺合部63は、用紙ガイド35の後端部の左右方向中央に配置されている。螺合部63は、本体部60と、挿通部66と、ねじ穴69とを有している。
本体部60は、螺合部63の下半分を構成する。本体部60は、用紙ガイド35の上面から上方へ延びる略円筒形状を有している。本体部60は、フロントビーム32の支持部52の下方にわずかに間隔を隔てて配置されている。本体部60は、用紙ガイド35の前端部がガイド支持ボス62を中心として上方へ回転した場合に、フロントビーム32の螺合部挿通穴58の周縁部に当接して、用紙ガイド35のそれ以上の回転を規制する。
挿通部66は、螺合部63の上半分を構成する。挿通部66は、前後方向に長手の平面視略長円形状を有している。挿通部66は、本体部60の上面から上方へ延びている。挿通部66の左右方向寸法は、図9に示すように、螺合部挿通穴58の左右方向寸法とほぼ同じである。挿通部66の前後方向寸法は、図8に示すように、螺合部挿通穴58の前後方向寸法よりも短い。挿通部66の上下方向寸法は、螺合部挿通穴58の左右方向寸法よりも長い。挿通部66は、螺合部挿通穴58内に嵌まっている。
ねじ穴69は、螺合部63の中央に配置されている。ねじ穴69は、挿通部66および本体部60のすべてにわたる長さで上下方向に延びている。ねじ穴69は、平面視略円形状を有している。
2つの係合部64のそれぞれは、図6および図7に示すように、具体的には、用紙ガイド35の左右両面のそれぞれの前端部に1つずつ配置されている。2つの係合部64のそれぞれは、用紙ガイド35の左右両面のそれぞれから左右方向外方へ突出している。2つの係合部64のそれぞれは、左右方向に延び、その左右方向外方の端部において下方へ屈曲する正面視略L字形状を有している。2つの係合部64のそれぞれは、フロントビーム32の左右の係合部59のそれぞれの上方にわずかに間隔を隔てて配置されている。2つの係合部64のそれぞれは、用紙ガイド35の前端部に外力が加わって用紙ガイド35の前端部が下方へ撓んだ場合に、フロントビーム32の左右の係合部59のそれぞれに上方から係合する。これにより、2つの係合部64のそれぞれは、用紙ガイド35のそれ以上の撓みを規制する。
ねじ65は、図9に示すように、頭部67と軸68とを一体的に有している。
頭部67は、ねじ65の上端部に配置されている。頭部67は、上下方向に厚みを有する略円板形状を有している。頭部67は、螺合部挿通穴58の左右方向寸法よりも大きな外径を有している。頭部67は、螺合部挿通穴58の左右方向周縁部に向かい合っている。
軸68は、頭部67の下端部から下方へ向かって延びる略円柱形状を有している。軸68は、頭部67と中心軸線を共有している。軸68は、螺合部63のねじ穴69に螺合している。
そして、図8の拡大図に示すように、左右方向から見て、ガイド支持ボス62の中心A1とガイド部61の後端部の下端縁A2との距離D1は、ガイド部61の後端部の下端縁A2と軸68の上端部の前後方向中央A3との距離D2よりも短い。
ガイド部61の後端部の下端縁A2は、用紙ガイド35の最下端部である。
(4)リアビームおよび位置決め軸
リアビーム33は、図2に示すように、左右に延びる略平板形状を有している。リアビーム33は、1対の側板31の後端部間に配置されている。
位置決め軸34は、ドロワユニット9の前端部において、左右の内側板36のそれぞれの位置決め軸挿通穴43、左右の外側板37のそれぞれの位置決め軸挿通穴47、および、フロントビーム32の位置決め軸挿通穴53に挿通されている。位置決め軸34は、左右方向に延びる略円柱形状を有している。位置決め軸34の左右両端部のそれぞれは、左右の外側板37のそれぞれの左右方向外面よりも左右方向外方へ突出している。
3.本体ケーシングの詳細
図1に示すように、本体ケーシング2内には、本体基準軸71と、位置決め部の一例としての位置決め軸支持部72とが設けられている。
本体基準軸71は、本体ケーシング2の後端部内に設けられ、本体ケーシング2の左右両側壁間に架設されるように、左右方向に延びる略円柱形状に形成されている。本体基準軸71は、プロセスユニット4が装着位置に位置しているときに、内側板36の切欠部46内に嵌まる。これにより、本体基準軸71は、内側板36の前端部を本体ケーシング2内に位置決めする。
位置決め軸支持部72は、本体ケーシング2の左右両側壁に1つずつ設けられている。位置決め軸支持部72の上面は、プロセスユニット4が装着位置に位置しているときに、位置決め軸34を位置決めする。
4.用紙ガイドによる用紙の案内
上記した画像形成動作において、用紙Pが最前方の感光ドラム11と搬送ベルト16との間に供給されるときには、図8の拡大図に示すように、用紙Pの先端、すなわち搬送方向下流側端部は、搬送ローラ21により、用紙ガイド35の前端部と、転写ユニット5の前端部との間に進入し、用紙ガイド35のガイド部61の前後方向略中央に下方から接触する。
そして、用紙Pがさらに搬送されると、用紙Pの先端は、用紙ガイド35のガイド部61の湾曲に沿って、後下方へターンし、さらに、後方へ向かうにつれて下方へ傾斜するように進む。
すると、用紙Pの先端は、従動ローラ15の前端部の上方において、ガイド部61の後端部の下端縁A2から後下方へ離間し、搬送ベルト16の上方部分に上方から接触する。
その後、用紙Pの先端は、搬送ベルト16の移動に伴って、最前方の感光ドラム11と搬送ベルト16との間に進入する。
このように、用紙Pの先端は、用紙ガイド35によって案内され、最前方の感光ドラム11と搬送ベルト16との間に供給される。
5.作用効果
(1)このドロワユニット9によれば、図5および図8に示すように、用紙ガイド35の後端部は、ガイド支持ボス62において内側板36に支持される。一方、用紙ガイド35の前端部は、螺合部63においてフロントビーム32に支持される。
そのため、用紙ガイド35の後端部の下端縁A2は、フロントビーム32の寸法誤差や線膨張などの影響を受けにくい。
しかも、左右方向から見て、用紙ガイド35の後端部の下端縁A2とガイド支持ボス62の中心A1との距離D1は、ガイド支持ボス62の中心A1とねじ65の軸68の上端部の前後方向中央A3との距離D2よりも短い。すなわち、ガイド支持ボス62は、用紙ガイド35の後端部の下端縁A2近傍に配置されている。
そのため、用紙ガイド35の後端部の下端縁A2を、内側板36に対して精度よく支持することができる。
その結果、用紙ガイド35は、簡易な構成で、フロントビーム32の寸法誤差や線膨張に拘わらず、上下や左右によじることなく搬送ベルト16の移動方向に沿うようにまっすぐに、用紙Pを搬送ベルト16に対して確実に案内することができる。
(2)また、このドロワユニット9によれば、図4に示すように、内側板36は、感光ドラム11を支持している。つまり、内側板36は、用紙ガイド35および感光ドラム11の両方を支持する。
そのため、用紙ガイド35の後端部の下端縁A2を感光ドラム11に対して精度よく配置することができる。
その結果、用紙Pを感光ドラム11に対して精度よく案内することができる。
(3)また、このドロワユニット9によれば、図5に示すように、2つのガイド支持ボス62のそれぞれは、左右の内側板36のそれぞれのガイド支持穴42内に嵌まっている。
これにより、左右の内側板36のそれぞれは、簡易な構成で、用紙ガイド35の後端部を支持することができる。
(4)また、このドロワユニット9によれば、図4に示すように、内側板36は、金属からなっている。
そのため、金属製の内側板36により、用紙ガイド35の後端部の下端縁A2を、より精度よく支持することができる。
その結果、用紙ガイド35は、用紙Pをより確実に案内することができる。
(5)また、このドロワユニット9によれば、図4に示すように、フロントビーム32は、樹脂、具体的には高衝撃性ポリスチレンからなり、1対の内側板36の間に配置されている。
そのため、フロントビーム32を樹脂から形成して、ドロワユニット9を軽量化することができる。
(6)また、このドロワユニット9によれば、用紙ガイド35は、アクリロニトリル−エチレン−スチレン樹脂からなり、フロントビーム32は、高衝撃性ポリスチレンからなる。
そのため、用紙ガイド35を耐摩耗性に優れたアクリロニトリル−エチレン−スチレン樹脂から形成して、用紙ガイド35を内側板36に対してより精度よく支持することができる。
その結果、用紙ガイド35は、用紙Pをより確実に案内することができる。
(7)また、このドロワユニット9によれば、図5に示すように、螺合部63は、用紙ガイド35の左右方向中央に配置されている。
そのため、簡易な構成で、用紙ガイド35をフロントビーム32に支持することができる。
(8)また、このドロワユニット9によれば、図9に示すように、用紙ガイド35は、螺合部63の本体部60とフロントビーム32との間に隙間ができるように、フロントビーム32に支持されている。
そのため、フロントビーム32の寸法誤差や線膨張などの影響を、螺合部63の本体部60とフロントビーム32との間の隙間によって緩衝することができる。
その結果、用紙ガイド35は、用紙Pをより確実に案内することができる。
(9)また、このドロワユニット9によれば、図4に示すように、用紙ガイド35の左右両端部のそれぞれは、それぞれ、係合部64を備えている。2つの係合部64のそれぞれは、用紙ガイド35の前端部が外力によって下方に撓んだときに、フロントビーム32の係合部59のそれぞれに係合する。
これにより、用紙ガイド35の前端部に外力が加わった場合に、用紙ガイド35の前端部が過度に下方へ撓むことを抑制できる。
その結果、用紙ガイド35を、左右方向にわたって安定に、フロントビーム32に支持することができる。
(10)また、このドロワユニット9によれば、図9に示すように、螺合部63の本体部60が、フロントビーム32の螺合部挿通穴58の周縁部の下方に向かい合っている。また、2つの係合部64のそれぞれが、フロントビーム32の係合部59のそれぞれの上方に向かい合っている。
これにより、用紙ガイド35の前端部がガイド支持ボス62を中心として上方へ回転した場合には、螺合部63の本体部60がフロントビーム32の螺合部挿通穴58の周縁部に当接して、用紙ガイド35のそれ以上の回転が規制される。
また、用紙ガイド35の前端部がガイド支持ボス62を中心として下方へ回転した場合には、2つの係合部64のそれぞれがフロントビーム32の係合部59のそれぞれに当接して、用紙ガイド35のそれ以上の回転が規制される。
このように、2つの係合部64および螺合部63は、ガイド支持ボス62を中心とした用紙ガイド35の回転を規制する。
その結果、用紙ガイド35は、その回転が規制されているので、用紙Pを安定して案内することができる。
(11)また、このドロワユニット9によれば、図1に示すように、本体ケーシング2内に位置する装着位置と、本体ケーシング2外に位置する引出位置との間を移動する。
そのため、図1に仮想線で示すように、ドロワユニット9を、本体ケーシング2外に位置させて、容易にメンテナンスすることができる。
(12)また、このドロワユニット9によれば、図1に示すように、内側板36は、装着位置において本体ケーシング2に対して位置決めされる位置決め軸34を支持する。
つまり、内側板36は、本体ケーシング2に対して位置決めされる位置決め軸34、および、用紙ガイド35の両方を支持する。
これにより、用紙ガイド35を、位置決め軸34を介して、本体ケーシング2に対して位置決めすることができる。
そのため、用紙ガイド35を、本体ケーシング2に対して移動可能なドロワユニット9に支持しながら、ドロワユニット9が装着位置に位置しているときには、用紙ガイド35を本体ケーシング2内に精度よく位置決めすることができる。
その結果、ドロワユニット9のメンテナンス性を確保しながら、用紙Pを確実に案内することができる。
6.変形例
以下、本発明の変形例を説明する。なお、変形例において、上記した実施形態と同様の部材には同様の符号を付し、その説明を省略する。
(1)第1変形例
上記した実施形態では、ユニットの一例として、複数の感光ドラム11を有するドロワユニット9を挙げたが、ユニットの一例としては、例えば、図10Aおよび図10Bに示すように、1つの感光ドラム11を有するドラムユニット81を挙げることもできる。
ドラムユニット81は、第1支持部材の一例としての1対の側板82と、第2支持部材の一例としての底板83と、前板84とを備えている。
1対の側板82のそれぞれは、ドラムユニット81の左右両端部のそれぞれに配置されている。1対の側板82のそれぞれは、上下方向に延びる側面視略矩形の平板形状を有している。1対の側板82のそれぞれは、ドラム支持穴85と、ガイド支持穴86とを有している。
ドラム支持穴85は、側板82の後下端部に配置されている。ドラム支持穴85は、側面視略円形状を有している。ドラム支持穴85には、対応する感光ドラム11の左右方向端部が挿通されている。
ガイド支持穴86は、ドラム支持穴85の下端部の前方に配置されている。ガイド支持穴86は、側面視略円形状を有している。
底板83は、感光ドラム11の前方に配置されている。底板83は、1対の側板82のそれぞれの間に架設されている。底板83は、前後方向に延びる平面視略矩形の平板形状に形成されている。底板83は、螺合部挿通穴87を有している。
螺合部挿通穴87は、底板83の左右方向中央に配置されている。螺合部挿通穴87は、前後方向に長手の長穴であり、底板83を上下方向に貫通している。
前板84は、ドラムユニット81の前端部に配置されている。底板83は、1対の側板82のそれぞれの間に架設されている。前板84は、上下方向に延びる正面視略矩形の平板形状に形成されている。前板84の下端部は、底板83の前端部に連続している。
そして、用紙ガイド35は、上記した実施形態と同様にして、ドラムユニット81に支持されている。詳しくは、用紙ガイド35の2つのガイド支持ボス62のそれぞれは、左右の側板82のそれぞれのガイド支持穴86内に嵌まっている。また、用紙ガイド35の螺合部63の挿通部66は、底板83の螺合部挿通穴87内に嵌まっている。また、ねじ65は、その頭部67が螺合部挿通穴87の左右方向周縁部に向かい合うように、軸68において、螺合部63のねじ穴69に螺合している。
第1変形例におけるドラムユニット81においても、上記した実施形態のドロワユニット9と同様の作用効果を得ることができる。
(2)第2変形例
上記した実施形態では、螺合部63を用紙ガイド35の左右方向中央に配置している。しかし、螺合部63の配置は、特に限定されず、例えば、用紙ガイド35の左右方向両端部に配置することもできる。
これにより、用紙ガイド35を、左右方向にわたって安定に、フロントビーム32に支持することができる。
なお、螺合部63は、例えば、用紙ガイド35の左右方向中央に加えて、左右方向両端部に配置することもできる。
2 本体ケーシング
9 ドロワユニット
11 感光ドラム
32 フロントビーム
34 位置決め軸
35 用紙ガイド
36 内側板
42 ガイド支持穴
62 ガイド支持ボス
63 螺合部
64 係合部
65 ねじ
P 用紙

Claims (11)

  1. 画像形成装置本体に支持されるユニットであって、
    第1側板と、前記第1側板に対して第1方向に間隔を隔てて配置される第2側板とを有する筐体と、
    前記第1側板と前記第2側板との間に配置され、記録媒体を案内するように構成される案内部材であって、前記第1側板および前記第2側板のそれぞれにそれぞれ位置決めされる複数の被位置決め部と、前記筐体に支持される被支持部とを有する案内部材と、
    前記第1方向から見て、前記案内部材の記録媒体の案内方向における下流端部と前記被位置決め部との距離は、前記案内部材の記録媒体の案内方向における下流端部と前記被支持部との距離よりも短く、
    前記筐体は、前記第1側板および前記第2側板の間に配置され、前記被支持部を支持する支持部材を備え、
    前記被支持部と前記支持部材との間に隙間ができるように前記支持部材と前記筐体とを連結する連結部材を、さらに備えることを特徴とする、ユニット。
  2. 前記第1側板および前記第2側板は、記録媒体に転写される現像剤像を担持するように構成される像担持体を支持することを特徴とする、請求項1に記載のユニット。
  3. 前記複数の被位置決め部のそれぞれは、前記案内部材の前記第1方向両端部のそれぞれから、前記第1側板および前記第2側板のそれぞれへ向かって前記第1方向に突出し、
    前記第1側板および前記第2側板のそれぞれは、前記複数の被位置決め部のそれぞれが嵌まる嵌合穴を有していることを特徴とする、請求項1または2に記載のユニット。
  4. 前記第1側板および前記第2側板は、金属からなることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか一項に記載のユニット。
  5. 前記支持部材は、樹脂からなることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか一項に記載のユニット。
  6. 前記案内部材は、前記支持部材とは異なる材料からなることを特徴とする、請求項5に記載のユニット。
  7. 前記被支持部は、前記案内部材の前記第1方向の中央に配置されていることを特徴とする、請求項5または6に記載のユニット。
  8. 前記被支持部は、前記案内部材の前記第1方向の両端部のそれぞれに配置されていることを特徴とする、請求項1ないし7のいずれか一項に記載のユニット。
  9. 前記被支持部は、前記被位置決め部を中心とした前記案内部材の回転を規制することを特徴とする、請求項1ないし8のいずれか一項に記載のユニット。
  10. 前記画像形成装置本体内に位置する第1位置と、前記画像形成装置本体外に位置する第2位置との間を移動するように構成されることを特徴とする、請求項1ないし9のいずれか一項に記載のユニット。
  11. 前記第1位置において前記画像形成装置本体に対して位置決めされる位置決め部材をさらに備え、
    前記第1側板および前記第2側板は、前記位置決め部材を支持することを特徴とする、請求項10に記載のユニット。
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