JP5895675B2 - 通信装置 - Google Patents
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Description
通信システム1について、図1を参照して説明する。図1に示す通信システム1は、IPネットワークとしての次世代ネットワーク(Next Generation Network 以下、「NGN」という)3と、アナログ回線網としての公衆電話交換回線網(Public Switched Telephone Networks 以下、「PSTN」という)5によって構築される。NGN3は、光回線を基礎として構築される。構築された光回線により、通話及びファクシミリデータの送受信のための通信を行うことができる。PSTN5は、アナログ回線により、通話及びファクシミリデータの送受信のための通信を行うことができる。このような2種類の回線網を利用したサービスは、西日本電信電話株式会社及び東日本電信電話株式会社のような通信事業者によって提供される。西日本電信電話株式会社及び東日本電信電話株式会社によって提供されるNGN3を介したサービスの内の帯域確保型のデータ通信サービスとして、データコネクト(登録商標)サービスがある。利用可能な通信帯域は、64kbps、512kbps、1Mbps程度である。この帯域確保型のデータ通信サービスでは、PSTN5を介した通信と同様、市外局番から始まる電話番号(以下、「ダイヤル番号」という)が利用される。ダイヤル番号としては、例えば、0ABJやE.164形式が例示され、通信事業者から割り当てられる。
通信装置10は、ファクシミリ機能として、T.38Fax通信と、G3Fax通信を行うための機能を有する。T.38は、IPプロトコルを用いて、Fax通信を行うための伝送制御プロトコルである。T.38Fax通信は、SIPURIを用いて、ファクシミリデータを送受信するものである。T.38Fax通信によるファクシミリデータの送受信は、NGN3を介して行われる。G3Fax通信は、ファクシミリデータを送受信するものである。G3Fax通信によるファクシミリデータの送受信は、一般的には、光回線及び/又はPSTN5を介して行われる。両通信において、ファクシミリデータは符号化されて送受信される。通信装置10では、通信装置10のユーザと相手先装置50のユーザが通話中である場合、通話から引き続き、その相手先装置50に、ファクシミリデータを送信することができる。この送信は、T.38Fax通信又はG3Fax通信の何れかによって行われる。この点については、後述する。
通信システム1で実行される、通信装置10と相手先装置50との間の通信について、2つの実施例を説明する。以下に説明する実施例1及び実施例2では、相手先装置50は、図1に示すように、NGN3及びPSTN5に対応していることとする。通信装置10及び/又は相手先装置50は、ネットワークI/F20,60及びPSTN I/F22,62の何れか一方によって通信している場合、他方による通信を行えないこととする。通信事業者が、例えば、東日本電信電話株式会社又は西日本電信電話株式会社である場合を例とすれば、両方で同時通信する(例えば、PSTN I/F22を介して通話しつつ、ネットワークI/F20を介して手動送信を行う)には、東日本電信電話株式会社又は西日本電信電話株式会社との間で、2回線分の契約を行う必要がある。
実施例1について、図2を参照して説明する。実施例1では、通信装置10が発呼側となり、相手先装置50が被呼側となる。具体的に、実施例1は、通信装置10から発信し、相手先装置50のユーザとの通話が開始された後、通信装置10が、NGN3によって、この相手先装置50に、ファクシミリデータを手動送信する場合の例である。
実施例2について、図3を参照して説明する。実施例2では、相手先装置50が発呼側となり、通信装置10が被呼側となる。具体的に、実施例2は、相手先装置50から発信し、通信装置10のユーザとの通話が開始された後、通信装置10が、NGN3によって、この相手先装置50に、ファクシミリデータを手動送信する場合の例である。
手動送信処理について、図4〜図6を参照して説明する。手動送信処理は、上述した、実施例1の手順A4又は実施例2の手順B4におけるスタートキーの押下を条件として、ファクシミリデータの送信側となる通信装置10で開始される処理である。実施例1の手順A1〜A3、又は、実施例2の手順B1〜手順B3に関し、相手先装置50のユーザとの通話に至る処理は、既に実用化された通信装置と同様にして実行される。通信装置10が発呼側となる場合、上述した通り、CPU30は、入力されたダイヤル番号を、RAM34に記憶する(実施例1の手順A2及び手順A3参照)。通信装置10が被呼側となる場合、上述した通り、CPU30は、着信に際し受信されたダイヤル番号を、RAM34に記憶する(実施例2の手順B3参照)。
本実施形態によれば、次のような効果を得ることができる。
上述したように構築される通信システム1では、相手先装置50が通信装置10と同一の装置である場合もある。この場合、同一の装置である、通信装置10と相手先装置50との間でファクシミリデータの送受信がなされる。通信装置10と同一である相手先装置50は、このような場合を考慮し、次のように動作するようにしてもよい。即ち、ファクシミリデータの受信側となる相手先装置50は、ファクシミリデータの送信側となる通信装置10が、上記同様、図5のS118で回線開放した場合、この回線開放を検出する。そして、回線開放が検出された場合、相手先装置50のCPU70は、自動的に、PSTN I/F62での回線開放を制御する。その際、S116と同様、通話終了に関する音声情報がハンドセット64から出力されるようにしてもよい。図1に示す通信システム1で、相手先装置50から通信装置10にファクシミリデータが送信される場合、通信装置10のCPU30は、相手先装置50を例に説明した、回線開放の検出と、PSTN I/F22での回線開放と、通話終了に関する音声情報の出力を制御する。この場合、相手先装置50のCPU70は、上述した手動送信処理(図4〜図6参照)を実行する。
3 次世代ネットワーク(NGN)
5 公衆電話交換回線網(PSTN)
7 LANケーブル
9 電話機コード
10 通信装置
12,52 表示部
14,54 操作部
16,56 読取部
18,58 印刷部
20,60 ネットワークインターフェース(ネットワークI/F)
22,62 PSTNインターフェース(PSTN I/F)
24,64 ハンドセット
26,66 バスライン
30,70 CPU
32,72 プログラムROM
34,74 RAM
36,76 フラッシュROM
50 通信装置(相手先装置)
80 SIPサーバ
82 ホームゲートウェイ(HGW)
90 交換機
Claims (5)
- 通話及びファクシミリデータの送受信のための通信に対応し、アナログ信号ケーブルが接続される第一通信部と、
ファクシミリデータの送受信のための通信に対応し、デジタル信号ケーブルが接続される第二通信部と、
通信の相手先となる相手先装置のユーザとの通話のために、前記第一通信部が回線閉結された状態で、前記第二通信部を介した前記相手先装置との通信を、SIPによって確立するように制御する第一通信制御部と、
前記第一通信制御部による制御によって、前記相手先装置との通信が確立されたかを判断する第一判断部と、
前記第一判断部で通信が確立されたと判断された場合、前記第一通信部が回線閉結された状態で、前記第二通信部から前記相手先装置に前記ファクシミリデータを送信するように制御する第二通信制御部と、
前記第一通信制御部による制御によって、前記第二通信部で、回線使用中を示す第一種の信号が受信されたため、前記第一判断部で通信が確立されないと判断された場合、前記第一通信部を回線開放するように制御する第三通信制御部と、
前記第三通信制御部による制御によって、前記第一通信部が回線開放された状態で、前記第二通信部を介した前記相手先装置との通信を、SIPによって確立するように制御する第四通信制御部と、
前記第四通信制御部による制御によって、前記相手先装置との通信が確立されたかを判断する第二判断部と、
前記第二判断部で通信が確立されたと判断された場合、前記第一通信部が回線開放された状態で、前記第二通信部から前記相手先装置に前記ファクシミリデータを送信するように制御する第五通信制御部と、を備える通信装置。 - 前記第一判断部で通信が確立されないと判断された場合、前記第一通信部が回線閉結された状態で、通話の終了に関する音声情報を、前記通信装置が備える音声出力部から出力するように制御する出力制御部を備え、
前記第三通信制御部は、前記出力制御部による制御によって、前記音声情報が出力された場合、前記第一通信部を回線開放するように制御する、請求項1に記載の通信装置。 - 前記第一通信制御部による制御によって、前記第二通信部で、前記SIPによる通信に対応していないことを示す第二種の信号が受信され、又は、前記第一通信制御部による制御に対応した応答が受信されないため、前記第一判断部で通信が確立されないと判断された場合、回線閉結された状態の前記第一通信部から前記相手先装置に前記ファクシミリデータを送信するように制御する第六通信制御部を備える、請求項1に記載の通信装置。
- 通話及びファクシミリデータの送受信のための通信に対応し、アナログ信号ケーブルが接続される第一通信部と、
ファクシミリデータの送受信のための通信に対応し、デジタル信号ケーブルが接続される第二通信部と、
通信の相手先となる相手先装置のユーザとの通話のために、前記第一通信部が回線閉結された状態で、前記第二通信部を介した前記相手先装置との通信を、SIPによって確立するように制御する第一通信制御部と、
前記第一通信制御部による制御によって、前記相手先装置との通信が確立されたかを判断する第一判断部と、
前記第一判断部で通信が確立されたと判断された場合、前記第一通信部が回線閉結された状態で、前記第二通信部から前記相手先装置に前記ファクシミリデータを送信するように制御する第二通信制御部と、
前記第一通信制御部による制御によって、前記第二通信部で、前記SIPによる通信に対応していないことを示す第二種の信号が受信され、又は、前記第一通信制御部による制御に対応した応答が受信されないため、前記第一判断部で通信が確立されないと判断された場合、回線閉結された状態の前記第一通信部から前記相手先装置に前記ファクシミリデータを送信するように制御する第六通信制御部と、を備える通信装置。 - 前記第一判断部で通信が確立されないと判断された場合、前記第一通信部が回線閉結された状態で、通話の終了に関する音声情報を、前記通信装置が備える音声出力部から出力するように制御する出力制御部を備え、
前記第六通信制御部は、前記出力制御部による制御によって、前記音声情報が出力された場合、回線閉結された状態の前記第一通信部から前記相手先装置に前記ファクシミリデータを送信するように制御する、請求項3又は請求項4に記載の通信装置。
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Family Applications (1)
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