JP4244980B2 - 通信端末装置 - Google Patents

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Description

この発明は、通信端末装置に関する。
ネットワーク技術の普及にともない、たとえばファクシミリ装置やMFP(Multi Functional Peripheral)等の情報機器もネットワークに接続されるようになってきた。このようなファクシミリ装置は、一般的なG3方式等によるファクシミリ通信機能の他に、Eメール送受信機能、原稿の画像データ等をネットワークを介して送受信するインターネットファクシミリ通信機能、ネットワークを介したIP電話によるIPファクシミリ通信機能等を備え、他のファクシミリ装置、コンピュータ、およびインターネットファクシミリ装置等と情報の送受信を行うことができる。
従来のインターネットファクシミリ装置としては、たとえば、特許文献1に記載されたものがある。同文献に記載されたインターネットファクシミリ装置は、インターネットを介した画像情報の送信失敗時に、G3ファクシミリ送信に自動的に切り換える構成を有している。
特許文献2には、複数の送信モードを備え、画情報を送信する際に、指定された宛先のアドレス情報に対応する送信モードをセットして送信処理を実行するネットワークファクシミリ装置が開示されている。ここで、ファクシミリ装置は、最初にセットした送信モードを適用した送信処理を行えない場合には、他の送信モードを適用するフォールバック機能を備えるとともに、指定された宛先にフォールバック禁止が設定されている場合には、フォールバック機能を使用しない送信処理手段を含む。
特許第3055521号 特許第3653558号
しかしながら、上記文献記載の従来技術は、以下の点で改善の余地を有していた。
特許文献1に記載の技術では、インターネット経由でのファクシミリの伝送が失敗した場合に、自動的に公衆回線によりファクシミリの伝送が行われてしまう。これにより、ユーザの意思に反して通信料金が高額になってしまうことがあった。また、特許文献2にでは、宛先毎にフォールバック禁止を設定しなければならず、ユーザの手間がかかるという問題があった。また、フォールバック禁止が設定されている場合、インターネット経由でのファクシミリの伝送が失敗すると、エラーとなってしまい、柔軟性がなかった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、公衆電話交換回線網経由およびインターケット経由でファクシミリデータを送信する場合のユーザの利便性を高めることにある。
本発明によれば、
ファクシミリデータをインターネット経由で送信する第1送信部と、
ファクシミリデータを公衆電話交換回線網経由で送信する第2送信部と、
前記第1送信部によるファクシミリデータの送信が失敗したときに、前記第2送信部による当該ファクシミリデータの送信を許可するか否か、および前記第2送信部による当該ファクシミリデータの送信が許可されていない場合の代替処理を、ファクシミリデータのデータ量および送信先の種類の組み合わせに対応付けて記憶する処理記憶部と、
指定された送信先への前記第1送信部によるファクシミリデータの送信が失敗したときに、当該ファクシミリデータのデータ量または送信先の種類に基づき、前記処理記憶部を参照して前記第2送信部による当該ファクシミリデータの送信が許可されているか否かを判断し、許可されている場合に当該ファクシミリデータを前記第2送信部に送信させる送信処理部と、
画像データのデータ量を減らす処理を行う画像変換部と、
を含み、
前記処理記憶部は、前記代替処理として、前記ファクシミリデータのデータ量を減らす処理を行った後のファクシミリデータを前記第2送信部により送信すること、または送信を行わずエラー通知することを記憶し、
前記送信処理部は、前記代替処理がファクシミリデータのデータ量を減らす処理を行い、処理後のファクシミリデータを前記第2送信部により送信することである場合、前記画像変換部にファクシミリデータのデータ量を減らす処理を行わせ、処理後のファクシミリデータを前記第2送信部に送信させる通信端末装置が提供される。
ここで、ファクシミリデータとは、スキャナ等で読み取られ送信用の画像データに変換されたものや、記憶装置に記憶されている画像データであり、画像データは電子メールに添付されたり、符号化圧縮変換されたりした後、送信される。
ここで、ファクシミリデータのデータ量は、たとえばファクシミリデータの解像度、カラーか白黒か等である。ファクシミリデータの送信先の種類は、たとえば送信先が国内にあるか海外にあるか等の存在地や地域性とすることができる。このように、ファクシミリデータのデータ量や送信先の種類を設定することにより、第2送信部でファクシミリデータを送信すると通信料金が高くなるような場合に、第2送信部によるファクシミリデータの送信を許可しないようにすることができる。また、送信先毎に個別に設定するのではなく、ファクシミリデータのデータ量や送信先の種類に応じた設定だけしておけばよいので、ユーザの利便性も高まる。
これにより、第2送信部でファクシミリデータを送信する場合であっても、通信料金が高くなるのを防ぐことができる。
なお、画像変換部は、通信端末装置外部に設けられた構成とすることもでき、その場合、送信処理部は、外部の画像変換部にデータ量を減らす処理を行わせることもできる。
本発明の通信端末装置において、前記処理記憶部は、前記第2送信部によるファクシミリデータの送信を許可するか否か、および前記第2送信部による当該ファクシミリデータの送信が許可されていない場合の代替処理を、ファクシミリデータが白黒画像か、カラー画像の通常モードか、およびカラー画像の詳細モードかに対応付けて記憶することができる。
本発明の通信端末装置において、前記処理記憶部は、前記ファクシミリデータがカラー画像であって、前記第2送信部による当該ファクシミリデータの送信が許可されていない場合、当該ファクシミリデータが詳細モードか通常モードかで、異なる代替処理を記憶することができる。
本発明の通信端末装置において、前記処理記憶部は、前記ファクシミリデータがカラー画像であって、前記第2送信部による当該ファクシミリデータの送信が許可されていない場合、当該ファクシミリデータが詳細モードの場合には代替処理として送信を行わずエラー通知することを記憶することができ、当該ファクシミリデータが通常モードの場合には前記ファクシミリデータのデータ量を減らす処理を行った後のファクシミリデータを前記第2送信部により送信することを記憶することができる。
本発明の通信端末装置において、前記処理記憶部は、前記ファクシミリデータがカラー画像であって、送信先が海外の場合に前記第2送信部による当該ファクシミリデータの送信を許可しないことを記憶することができる。
本発明の通信端末装置において、前記処理記憶部は、前記第2送信部によるファクシミリデータの送信を許可するか否か、および前記第2送信部による当該ファクシミリデータの送信が許可されていない場合の代替処理を、ファクシミリデータの送信先の存在地を示す情報に対応づけて記憶することができる。
本発明の通信端末装置において、前記第1送信部でファクシミリデータを送信するための第1種アドレス情報と、前記第2送信部でファクシミリデータを送信するための第2種アドレス情報とを対応付けて記憶するアドレス情報記憶部をさらに含むことができ、前記送信先の存在地を示す情報は、前記第2種アドレス情報の一部とすることができる。第2種アドレス情報は、ファクシミリ番号とすることができ、ファクシミリ番号の上位所定桁数の数字列等に基づき、ファクシミデータの送信先の存在地を判断するようにすることができる。
以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラム等の間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、公衆電話交換回線網経由およびインターケット経由でファクシミリデータを送信する場合のユーザの利便性を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
本発明の通信端末装置は、たとえば、インターネットやLAN等のネットワークに接続されたインターネットファクシミリ装置やMFP(Multi Functional Peripheral)等とすることができる。以下、通信端末装置がインターネットファクシミリ装置である場合を例として説明する。なお、以下に示す各図において、本発明の本質に関わらない部分の構成は省略する。
(第1の実施の形態)
図1は、本実施の形態のインターネットファクシミリ装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
インターネットファクシミリ装置100は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等からなる制御部10と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)14と、画像メモリ16と、スキャナ17と、プリンタ18と、ネットワークインタフェース(図中、「ネットワークI/F」と示す)20と、NCU(Network Control Unit)22と、モデム24と、CODEC(Coder and Decoder:符号化復号器)26と、操作部28と、表示部30と、これらを接続するバス32とを含む。
制御部10は、インターネットファクシミリ装置100の各要素にバス32を介して接続され、各要素とともに、装置全体を制御する。NCU22は、公衆電話交換回線網(図中、「PSTN(Public Switched Telephone Networks)」と示す)3に接続される電話回線とインターネットファクシミリ装置100との接続を制御する。また、NCU22は、通信相手の電話番号(またはファクシミリ番号)のダイヤル信号を送出したり着信を検出する。モデム24は、音声信号とデジタルデータとの間の変復調を行う。
スキャナ17は、原稿の画像を読み取り画像データを生成し、それを画像メモリ16に記憶する。スキャナ17は、たとえば、CCDイメージセンサ等を含む。CODEC26は、画像メモリ16に記憶された画像データを符号化したり、受信した画像データを復号して画像メモリ16に記憶する。プリンタ18は、画像データを用紙に印字出力する。
操作部28は、たとえば、キーボード、シートキー、ボタン、スイッチ、タッチパネル、マウス等を含み、インターネットファクシミリ装置100の操作指示や入力を行う。操作部28は、たとえば、ファックスやコピーの開始等を指示するスタートキー、電話番号やファクシミリ番号等を入力するためのテンキー等を含む。表示部30は、たとえば、操作部28の操作により入力された電話番号やファクシミリ番号、プリンタ18のトナー残量等の各種情報、アドレス帳、操作指示画面等を表示する。表示部30は、たとえば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ、液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)、LED(Light Emitting Diode)表示器等により構成することができる。
ROM12は、インターネットファクシミリ装置100全体の動作を制御するためのプログラム等が記録される。RAM14は、制御部10による制御に必要なデータおよび制御動作時に一時記憶が必要なデータ等を記憶する。なお、本実施の形態において、インターネットファクシミリ装置100の起動時には、ROM12に記憶されているプログラムは、一旦、RAM14にロードされてから、RAM14上で制御部10により実行される。画像メモリ16は、スキャナ17が読み取った画像データやインターネットファクシミリ装置100が外部から受信した画像データを記憶する。
ネットワークインタフェース20は、ネットワーク1を介したインターネットファクシミリ装置100と他のファクシミリ端末等との通信を制御する。本実施の形態において、ネットワーク1は、インターネットである。
図2は、本実施の形態におけるインターネットファクシミリ装置100の構成の一例を示す機能ブロック図である。
図2は、ハードウェア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。
図2に示したインターネットファクシミリ装置100の各構成要素は、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされた本図の構成要素を実現するプログラム、そのプログラムを格納するハードディスク等の記憶ユニット、ネットワーク接続用インタフェースを中心にハードウェアとソフトウェアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。
インターネットファクシミリ装置100は、指示受付部102、画像データ取得部104、送信処理部106、送信データ生成部108、画像変換部110、第1送信部112、第2送信部114、出力部116、アドレス情報記憶部120、処理記憶部122、画像データ記憶部124、および送信データ記憶部126を含む。
第1送信部112は、ファクシミリデータをネットワーク1経由で送信する。第1送信部112は、メールアドレスやIP電話番号で指定された送信先に、ファクシミリデータを送信する。具体的には、たとえば、第1送信部112は、メールアドレスに基づき、送信先のIPアドレスをDNS(Domain Name System)を介して取得し、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)等のプロトコルを使用してファクシミリデータをネットワーク1経由で送信先に送信する。また、たとえば、第1送信部112は、IP電話番号に基づき、SIP(Session Initiation Protocol)等の所定のプロトコルを使用してファクシミリデータをネットワーク1経由で送信先に送信する。第1送信部112は、図1の制御部10およびネットワークインタフェース20により構成することができる。
第2送信部114は、G3やG4などのファクシミリ通信プロトコルを利用して、ファクシミリデータをPSTN3経由で送信する。第2送信部114は、ファクシミリ番号で指定された送信先に、ファクシミリデータを送信する。第2送信部114は、図1の制御部10、NCU22およびモデム24により構成することができる。
指示受付部102は、インターネットファクシミリ装置100の操作パネル上に設けられた操作ボタン等から入力されるユーザの指示を受け付ける。たとえば、指示受付部102は、ユーザから、ファクシミリデータの送信先のアドレス情報の指定とともに、ファクシミリデータの送信指示を受け付ける。
出力部116は、各種データを出力することができる。出力部116は、たとえば表示部30(図1)に必要な情報を表示させたり、印刷処理部(不図示)にデータを出力して印刷処理を行わせる。
画像データ取得部104は、画像データを取得する。たとえば、画像データ取得部104は、図1のスキャナ17により読み取られた原稿に基づき生成された画像データを取得する。また、画像データ取得部104は、ネットワークを介して接続された他の端末から画像データを取得することもできる。画像データ取得部104は、取得した画像データを画像データ記憶部124に記憶する。画像データ記憶部124は、図1の画像メモリ16により構成することができる。
アドレス情報記憶部120は、送信先毎に、送信先名称と、第1送信部112でファクシミリデータを送信するための第1種アドレス情報と、第2送信部114でファクシミリデータを送信するための第2種アドレス情報とを対応付けて記憶する。ここで、第1種アドレス情報は、メールアドレスやIP電話番号とすることができる。第2種アドレス情報は、ファクシミリ番号とすることができる。以下、本実施の形態において、第1種アドレス情報がメールアドレスの場合を例として説明する。
図3は、アドレス情報記憶部120の内部構成の一例を示す図である。アドレス情報記憶部120は、送信先名称覧、メールアドレス覧およびファクシミリ番号欄を含む。
図2に戻り、送信データ生成部108は、画像データ記憶部124に記憶された画像データを送信データに変換する。送信データ生成部108は、ファクシミリデータが第1送信部112および第2送信部114のいずれにより送信されるかに応じて、対応する送信データを生成する。送信データ生成部108は、たとえば画像データ記憶部124に記憶された画像データを電子メールに添付する処理を行ったり、符号化圧縮変換したりする。送信データ生成部108は、生成した送信データを送信データ記憶部126に記憶する。
画像変換部110は、画像データ記憶部124に記憶された画像データまたは送信データ記憶部126のデータ量を減らす処理を行う。
送信処理部106は、指示受付部102が受け付けたユーザからの指示等に基づき、第1送信部112および第2送信部114によるファクシミリデータの送信を制御する。送信処理部106は、ユーザからの指示等に基づき、第1送信部112および第2送信部114のいずれによりファクシミリデータを送信するかを決定する。送信処理部106は、送信データ記憶部126から送信データを読み出し、第1送信部112または第2送信部114に当該送信データをファクシミリデータとして送信させる。また、送信処理部106は、第1送信部112や第2送信部114によるファクシミリ送信が正常に終了したか否かを検出する。
本実施の形態において、送信処理部106は、指定された送信先への第1送信部112によるファクシミリデータの送信が失敗したときに、第2送信部114による当該ファクシミリデータの送信が許可されているか否かを判断し、許可されている場合に当該ファクシミリデータを第2送信部114に送信させる。
処理記憶部122は、第1送信部112によるファクシミリデータの送信が失敗したときに、第2送信部114による当該ファクシミリデータの送信を許可するか否かを、ファクシミリデータのデータ量または送信先の種類に対応付けて記憶する。データ量とは、たとえば、ファクシミリデータの解像度やカラー画像か白黒か等である。送信先の種類とは、たとえば、ファクシミリデータの送信先が国内か海外か等の送信先の存在地や地域性である。
送信処理部106は、処理記憶部122を参照して、第2送信部114によるファクシミリデータの送信が許可されているか否かを判断する。送信処理部106は、処理記憶部122を参照して、第2送信部114によるファクシミリデータの送信が許可されている場合は、さらにアドレス情報記憶部120を参照し、指定された送信先に対応するファクシミリ番号を取得する。送信処理部106は、第2送信部114にこのファクシミリ番号を通知し、ファクシミリデータを送信させる。
また、処理記憶部122は、第2送信部114による当該ファクシミリデータの送信が許可されていない場合、代替処理を対応付けて記憶する。代替処理は、たとえば、ファクシミリデータのデータ量を減らす処理を行い、処理後のファクシミリデータを第2送信部114により送信することとすることができる。たとえば、カラーのファクシミリデータの第1送信部112による送信が失敗した場合の代替処理として、カラー画像を白黒画像に変換した後に、その白黒画像を第2送信部114により送信させることができる。また、代替処理として、送信処理を終了して、出力部116によりエラー通知を行わせることもできる。出力部116は、エラーメッセージを表示部30に表示したり、印刷処理部により印刷させたりすることができる。また、この場合、出力部116は、送信失敗時の送信先として、予め登録しておいたメールアドレスにエラー通知を送信することもできる。
図4は、処理記憶部122の内部構成の一例を示す図である。
処理記憶部122は、データ量覧、送信先の種類覧、送信可否覧および代替処理覧を含む。ここで、たとえばファクシミリデータが白黒のとき、送信先の種類に関わらず、第2送信部114により送信可能となっている。たとえば、ファクシミリデータがカラーで通常モードのとき、送信先が国内の場合は、第2送信部114により送信可能となっている。一方このとき、送信先が海外の場合は、第2送信部114による送信は不可となっている。ここで、代替処理として、白黒変換後に第2送信部114により送信可能と記憶されている。また、たとえば、ファクシミリデータがカラーで精細モードのとき、送信先が国内の場合は、第2送信部114により送信可能となっている。一方このとき、送信先が海外の場合は、第2送信部114による送信は不可となっている。ここで、代替処理としてエラー通知と記憶されている。
なお、ここでは、「国内」や「海外」と記載しているが、送信先の種類覧には、たとえば第2種アドレス情報、すなわちファクシミリ番号の一部を記憶しておくことができる。たとえば、送信先の種類覧には、ファクシミリ番号の上位所定桁数を記憶しておくことができる。たとえば、図中「海外」と記載している箇所に、「1」等の海外の国番号や、その番号の規則を示す数式を記憶しておくことができる。また、図中「国内」と記載している箇所に、「03」や「06」等の市外局番やその番号の規則を示す数式を記憶しておくことができる。
図4に示したような処理記憶部122の設定は、ユーザが予め指示受付部102から行うことができる。たとえば、ファクシミリデータが白黒の場合は、データ量が小さいため、海外であっても通信料金がそれほど高くならないため、送信先の存在地の種類に関わらず、第2送信部114による再送信を可能とすることができる。また、たとえばファクシミリデータがカラーの詳細モードの場合、ユーザが詳細モードのデータを送信することを希望しているのであるから、それを白黒に変換してまで再送信する必要性が高くないことがある。白黒のデータであっても、第2送信部114により海外にファクシミリデータを送信する際には通信料金がある程度かかることになる。そのため、必要性が高くない処理については行わないように設定しておくことができる。
図2に戻り、送信処理部106は、代替処理として、画像を変換した後に第2送信部114により送信可能と設定されていた場合、画像変換部110に対応する画像データの変換を行わせる。なお、送信処理部106は、予め処理記憶部122を参照しておき、第1送信部112によるファクシミリデータの送信失敗を検出する前に、画像変換部110に画像データの変換を行わせておくこともできる。
次に、本実施の形態におけるインターネットファクシミリ装置100の動作を説明する。図5は、本実施の形態のインターネットファクシミリ装置100の動作の一例を示すフローチャートである。以下、図1から図4も適宜参照して説明する。
指示受付部102が、メールアドレスの指定を受け付けるとともに、ファクシミリデータ送信の開始指示を受け付けると(S100のYES、S102のYES)、送信処理部106は、アドレス情報記憶部120を参照して、その電子メールに対応するファクシミリ番号が記憶されているか否かを判断する(S104)。対応するファクシミリ番号が記憶されている場合(S104のYES)、送信処理部106は、メールアドレスとファクシミリ番号とを対応づけて、一次記憶領域に保持しておく(S106)。なお、この処理は、第1送信部112によるファクシミリデータの送信処理が失敗した後に行うこともできる。
つづいて、送信処理部106は、第1送信部112によりネットワーク1経由でファクシミリデータを送信させる(S108)。送信処理部106は、第1送信部112による送信にエラーがなかったか否かを判断する(S110)。エラーが生じた場合(S110YES)、送信処理部106は、処理記憶部122を参照して、ファクシミリデータのデータ量、および送信先の種類に基づき、第2送信部114によるファクシミリデータの送信が許可されているか否かを判断する(S112)。第2送信部114によるファクシミリデータの送信が許可されている場合(S112のYES)、第2送信部114により、PSTN3経由でファクシミリデータを送信先に送信させる(S114)。
一方、ステップS112で、第2送信部114によるファクシミリデータの送信が許可されていない場合(S112のNO)、送信処理部106は、処理記憶部122を参照して、ファクシミリデータの画像を変換した後に変換後のデータを第2送信部114により送信可能か否かを判断する(S118)。画像変換後に送信可能な場合(S118のYES)、送信処理部106は、画像変換部110に画像変換を行わせる(S120)。その後、送信処理部106は、変換後のファクシミリデータを第2送信部114に送信させる(S114)。送信処理部106は、処理記憶部122の設定に従って、以上の動作を行う。
また、ステップS118で、画像変換後にも第2送信部114による送信が許可されていない場合(S118のNO)、送信処理部106は、出力部116にエラー通知を行わせる(S122)。
ステップS114の後、送信処理部106は、第2送信部114によるファクシミリデータの送信にエラーがなかったか否かを判断し(S116)、エラーがあった場合(S116のYES)、ステップS122に進み、エラー通知を行う。ステップS116でエラーがなかった場合(S116のNO)、処理を終了する。また、ステップS110でエラーがなかった場合(S110のNO)も処理を終了する。
ステップS112で、たとえば送信先が図3に示した「B」の場合、送信処理部106は、送信先「B」のファクシミリ番号「1−***−***−1111」の最初の「1」から、この送信先が海外にあることを把握することができる。このとき、ファクシミリデータが白黒であれば、処理記憶部122の設定に従い(図4参照)、第2送信部114によるファクシミリデータの送信が許可されていると判断する(S112のYES)。一方、ファクシミリデータがカラー通常またはカラー詳細の場合は、第2送信部114によるファクシミリデータの送信が許可されていないと判断する(S112のNO)。また、ファクシミリデータがカラー通常の場合、送信処理部106は、ステップS118で、画像変換後に第2送信部114によるファクシミリデータの送信が可能であると判断する(S118のYES)。ファクシミリデータがカラー詳細の場合、送信処理部106は、ステップS118で、第2送信部114によるファクシミリデータの送信が不可であると判断し(S118のNO)、エラー通知を行う(S122)。
以上、本実施の形態におけるインターネットファクシミリ装置100によれば、公衆電話交換回線網経由およびインターケット経由でファクシミリデータを送信する場合のユーザの利便性を高めることができる。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
以上の実施の形態において、インターネットファクシミリ装置100は、ファクシミリ、プリンタ、コピー、スキャン機能等を統合したネットワーク複合機とすることができる。インターネットファクシミリ装置100は、MFP(Multi Functional Peripheral)等とすることができる。
また、本発明の通信端末装置は、プリンタ、コピー、スキャン機能等を有しない装置とすることもできる。このような場合でも、上述したのと同様の効果が得られる。
また、以上の実施の形態において、たとえば図4に示したように、第2送信部114によるファクシミリデータの送信可否をデータ量およびデータの送信先の種類の両方に対応付けて設定する例を示したが、これらの一方のみに対応付けた構成とすることもできる。
本発明の実施の形態におけるインターネットファクシミリ装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態におけるインターネットファクシミリ装置を示す機能ブロック図である。 アドレス情報記憶部の内部構成の一例を示す図である。 処理記憶部の内部構成の一例を示す図である。 本実施の形態におけるインターネットファクシミリ装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 ネットワーク
3 PSTN
10 制御部
12 ROM
14 RAM
16 画像メモリ
17 スキャナ
18 プリンタ
20 ネットワークインタフェース
22 NCU
24 モデム
26 CODEC
28 操作部
30 表示部
32 バス
100 インターネットファクシミリ装置
102 指示受付部
104 画像データ取得部
106 送信処理部
108 送信データ生成部
110 画像変換部
112 第1送信部
114 第2送信部
116 出力部
120 アドレス情報記憶部
122 処理記憶部
124 画像データ記憶部
126 送信データ記憶部

Claims (7)

  1. ファクシミリデータをインターネット経由で送信する第1送信部と、
    ファクシミリデータを公衆電話交換回線網経由で送信する第2送信部と、
    前記第1送信部によるファクシミリデータの送信が失敗したときに、前記第2送信部による当該ファクシミリデータの送信を許可するか否か、および前記第2送信部による当該ファクシミリデータの送信が許可されていない場合の代替処理を、ファクシミリデータのデータ量および送信先の種類の組み合わせに対応付けて記憶する処理記憶部と、
    指定された送信先への前記第1送信部によるファクシミリデータの送信が失敗したときに、当該ファクシミリデータのデータ量または送信先の種類に基づき、前記処理記憶部を参照して前記第2送信部による当該ファクシミリデータの送信が許可されているか否かを判断し、許可されている場合に当該ファクシミリデータを前記第2送信部に送信させる送信処理部と、
    画像データのデータ量を減らす処理を行う画像変換部と、
    を含み、
    前記処理記憶部は、前記代替処理として、前記ファクシミリデータのデータ量を減らす処理を行った後のファクシミリデータを前記第2送信部により送信すること、または送信を行わずエラー通知することを記憶し、
    前記送信処理部は、前記代替処理がファクシミリデータのデータ量を減らす処理を行い、処理後のファクシミリデータを前記第2送信部により送信することである場合、前記画像変換部にファクシミリデータのデータ量を減らす処理を行わせ、処理後のファクシミリデータを前記第2送信部に送信させる通信端末装置。
  2. 請求項1に記載の通信端末装置において、
    前記処理記憶部は、前記第2送信部によるファクシミリデータの送信を許可するか否か、および前記第2送信部による当該ファクシミリデータの送信が許可されていない場合の前記代替処理を、ファクシミリデータが白黒画像か、カラー画像の通常モードか、およびカラー画像の詳細モードかに対応付けて記憶する通信端末装置。
  3. 請求項1または2に記載の通信端末装置において、
    前記処理記憶部は、前記ファクシミリデータがカラー画像であって、前記第2送信部による当該ファクシミリデータの送信が許可されていない場合、当該ファクシミリデータが詳細モードか通常モードかで、異なる代替処理を記憶する通信端末装置。
  4. 請求項3に記載の通信端末装置において、
    前記処理記憶部は、前記ファクシミリデータがカラー画像であって、前記第2送信部による当該ファクシミリデータの送信が許可されていない場合、当該ファクシミリデータが詳細モードの場合には代替処理として送信を行わずエラー通知することを記憶し、当該ファクシミリデータが通常モードの場合には前記ファクシミリデータのデータ量を減らす処理を行った後のファクシミリデータを前記第2送信部により送信することを記憶する通信端末装置。
  5. 請求項3または4に記載の通信端末装置において、
    前記処理記憶部は、前記ファクシミリデータがカラー画像であって、送信先が海外の場合に前記第2送信部による当該ファクシミリデータの送信を許可しないことを記憶する通信端末装置。
  6. 請求項1から5いずれかに記載の通信端末装置において、
    前記処理記憶部は、前記第2送信部によるファクシミリデータの送信を許可するか否か、および前記第2送信部による当該ファクシミリデータの送信が許可されていない場合の代替処理を、ファクシミリデータの送信先の存在地を示す情報に対応づけて記憶する通信端末装置。
  7. 請求項6に記載の通信端末装置において、
    前記第1送信部でファクシミリデータを送信するための第1種アドレス情報と、前記第2送信部でファクシミリデータを送信するための第2種アドレス情報とを対応付けて記憶するアドレス情報記憶部をさらに含み、
    前記送信先の存在地を示す情報は、前記第2種アドレス情報の一部である通信端末装置。
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