JP5892457B2 - 定着装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真技術を利用した複写機やプリンタなどの画像形成装置に関し、特に、温度検知手段の検知結果に基づいて定着温度を制御する定着装置及び画像形成装置に関する。
従来から、複写機、プリンタ等の画像形成装置では、定着装置における定着部材(加熱手段)の温度を狙いの温度に維持して安定した定着性を確保するようにしている。すなわち、温度検知手段によって検知した定着部材の温度に基づいて、定着部材を加熱するヒータを制御する技術が知られている。このため、温度制御することにより画像異常をある程度抑制することが可能である。
ところで、ホットオフセットにならないが用紙に与える熱量が多い時、用紙の波打ちや水滴画像などの画像異常が発生する。水滴画像は、用紙に含まれる水分が蒸発して一旦画像形成装置内に付着し、留まる。この状態で次の用紙が印刷されると、装置内に付着した水分がトナーを紙に定着する前の用紙画像に付着し、水滴が未定着トナーと共に移動することで、画像抜けや画像乱れなどの水滴画像の画像異常を起こす原因になる。特に、熱容量が大きいローラを用いると顕著に現れる。
そこで、このように、水滴による問題を解決するために、特許文献1に記載のものが提案されている。特許文献1は、用紙の水分が蒸発し、水蒸気が付きやすい定着部材周辺の用紙搬送部に対して、吸湿特性を有する部材を設けることで定着部材周辺に水滴が発生するのを防止している。
特許文献2のように画像を印刷する前に用紙を通紙して、この用紙に水滴を付着させるようするものがある。すなわち、この特許文献2に記載のものは、白紙を通紙搬送することで、画像形成装置内に発生した水滴等をこの用紙にて取り除くようにしている。これによって、それ以降に印刷時に水滴が発生しにくい環境となるようにしている。
また、装置内に水滴が発生することを防止するものとして特許文献3に記載のものがある。この特許文献3に記載のものは、画像形成装置の設置場所の温度および湿度を測定する環境温度湿度測定部と、画像形成装置の内部の温度を測定する機内温度測定部とを備える。そして、環境温度湿度測定部で測定された温度・湿度と、機内温度測定部で測定された温度とから、温度調整部であるヒータやファンの駆動を制御するものである。
前記特許文献1に記載のものでは、定着装置周辺の用紙搬送路部材に適用すると吸湿特性を有する部材の配置範囲が広くなる。この吸湿特性を有する部材は特殊な素材を使用するためコスト高となる。さらに発生するすべての水分を吸収することは難しく、画像異常を防止することは困難である。
前記特許文献2に記載のものでは、画像を印刷しない用紙に、水滴を付着させるものであるため、画像が印刷されない通紙を生じさせることになる。このようにすることによって、その後の用紙に水滴を付着させるようにしている。しかしながら、画像が印刷されない用紙を通紙することは、用紙の無駄になり、環境負荷を増大させる問題がある。しかも、水滴発生には、様々な条件がある。このため、このような様々な条件を想定しないと、画像が印刷されない紙の枚数が増えることになる。さらに、水滴発生を予測するために、機内の温度・湿度をモニタしたり、発生元である用紙の温度・水分量のチェックなど多くのセンサを必要とする。このため、コストアップにつながることになっていた。
前記特許文献3に記載のものでは、環境温度湿度測定部と機内温度測定部とを設ける必要があり、しかも、これらのデータ等に基づいて制御する必要があって、装置全体が複雑化し、このため、コストアップを招いていた。
ところで、用紙の波打ちについては、用紙の水分が定着の熱と圧力により蒸発して用紙のコシがなくなり、通常用紙が通過する搬送路を通らず、用紙挙動が変化することによりガイドに衝突し、用紙に負荷が掛かることで発生する。このため、余裕をもって用紙搬送路を配置する必要がある。しかしながら、このように、余裕を持たせば、画像形成装置の大型化を招くことになる。
次に、図7から図9を用いて用紙変形がおこる理由について述べる。印字モードにおいては、用紙の搬送速度を遅くしてゆっくりと熱を用紙に与えて定着させる高画質モードがある。
高画質モードでは、印字設定温度が待機設定温度(通常待機設定温度)よりも低くなる。例えば、印字設定温度を155℃とすれば、待機設定温度(通常待機設定温度)は170℃である。すなわち、図7に示すように、目標温度を、待機動作中の待機設定温度T0と、印字動作中の印字設定温度T1とし、各動作中に、各目標温度となるように運転する。図7におけるTは、定着部材の測定温度波形である。
図7に示す設定温度に基づく運転を行った場合、待機状態から高画質モードの印字状態に移ると、印字設定温度よりも高い温度のまま印字が開始される。そのため、熱量過多となって、必要以上の熱が用紙に加えられ、用紙に含まれる水分が蒸発する。このため、用紙の剛性が低下することになり、用紙ガイドに衝突して用紙に負荷がかかることで用紙の変形が起こる。
図8は用紙に波打ちや画像異常が起こらない場合を示している。この画像形成装置は、加圧ローラ61と定着ローラ63とを有する定着装置を備え、この定着装置の下流側に、定着出口ガイド41が配設され、用紙排紙手段(一対の用紙排紙ローラ45,45)と、この定着出口ガイド41との間に、揺動ガイド42とこの揺動ガイド42に対向する搬送ガイド43とが配置されている。
この図8に示す画像形成装置において、通常、用紙69の剛性が低下していないと、用紙69は定着ニップを出た後、搬送ガイド43、揺動ガイド42に案内されて用紙排紙ローラ45,45まで送られる。このため、用紙に波打ちや画像異常が起こらない。
これに対して、図9に示すように、用紙69の剛性が低下していれば、用紙69が定着ニップを出た後、加圧ローラ側にバックカールして排出されることがある。このような場合、定着出口ガイド41と揺動ガイド42に激突し、さらに用紙排紙ローラ45、45に引張られる。これによって、用紙が屈曲して波打ちや画像異常が発生する。
なお、従来には、あらかじめ用紙の水分を整えるために除湿ヒータを用紙カセットに設ける方法が採用されている場合がある。しかしながら、用紙カセットに除湿ヒータを配置する場合、除湿ヒータを配置する部位を確保する必要があり、大型化を招いたり、除湿ヒータを稼動するための電気代を必要として、コスト高となっていた。
本発明は、斯かる事情に鑑み、大型化せずかつコストアップすることなく、水滴画像や用紙の波打ちを防止することが可能な定着装置および画像形成装置を提供しようとするものである。
本発明の定着装置は、熱源を備えた定着部材と、定着部材と圧接する加圧部材とを備え、未定着トナー画像を担持した転写材を定着部材と加圧部材とで形成されるニップを通過させることにより、転写材上のトナー画像を定着する定着装置において、定着部材の温度を検知する温度検知手段と、この温度検知手段にて検知された温度に基づいて定着部材の温度を目標温度に制御する温度制御手段とを備え、前記目標温度は印字設定温度と通常待機設定温度とがあり、印字設定温度が待機設定温度より低いモードの場合に、印字開始前に所定時間だけ、加圧ローラの定着ベルトを介した定着ローラへの圧接状態を解除した状態での空転運転を行い、前記モードでの印字後に、前記通常待機設定温度よりも低い待機設定温度に基づく待機モードにて待機動作を行い、前記待機モードの待機動作は、前記通常待機設定温度での印字である通常印字要求がくるまで行い、所定時間経過しても次の印字命令がない場合には、前記待機モードでの待機温度から通常待機設定温度に戻すものである。
本発明の定着装置によれば、温度検知手段にて定着部材の温度を検知し、温度制御手段にて、この検知温度と目標温度とを比較して、温度制御手段にて、定着部材の温度を目標温度に近づける運転を行うことになる。しかも、印字設定温度が待機設定温度より低い場合(高画質な画像を印字する場合、用紙の搬送速度を遅くしてゆっくり熱を用紙に与えて定着させるモード(高画質モード)とし、この場合に、印字設定温度が低く待機と印字の設定温度差が大きくなる)には、印字開始前に所定時間だけ定着部材の空転運転を行うことになる。
すなわち、空転運転を行っている間に、待機状態である高温状態から印字設定温度の低温状態にするこができる。これによって、高画質の印字動作(運転)を安定して行うことができる。このため、高温での印字動作を回避することができる。これによって、転写材(用紙)に必要以上の熱が加えられず、用紙の剛性の低下を防止できる。また、用紙に含まれる水分の蒸発による装置内の水分の付着を回避することができる。
ところで、前記のように高画質モードに印字を行う場合に、印字運転後、直ちに元の待機温度(通常待機設定温度)に戻すものであれば、この通常待機設定温度にまで上げた後、空転運転をおこなって温度を下げる必要がある。このため、本発明では、印字運転後、直ちに元の待機温度(通常待機設定温度)に戻すようにせずに、通常待機設定温度とは相違する待機設定温度に基づく待機動作を行うものである。これによって、無駄な温度上昇を回避することができる。
前記定着部材の空転運転は、印字設定温度より高い空転目標温度まで行うようにするのが好ましい。これによって、空転時間の短縮化を図ることができる。
印字設定温度が待機設定温度より低い場合に、前記定着速度を変化させて、転写材に熱を加えるモードを有するものが好ましい。これによって、高画質モードや通常印字モードになめらかに対応できる。
前記温度検知手段にサーミスタを用いることができる。サーミスタは、金属酸化物や半導体などの電気抵抗が温度で変化することを利用して温度を測るために用いられる温度センサである。小型で安価であり、応答性がよい。温度上昇と共に抵抗値が減少するサーミスタをNTCといい、温度上昇と共に抵抗値が増大するサーミスタをPTCという。
通常待機設定温度とは相違する待機設定温度が、前記通常待機設定温度よりも低い場合であっても、空転目標温度と同じ設定温度であっても、前記通常待機設定温度よりも低く、かつ印字設定温度よりも低い場合であっても、前記通常待機設定温度よりも低く、かつ印字設定温度よりも高い場合であってもよい。
本発明の画像形成装置は、前記定着装置を備えたものである。本発明の画像形成装置によれば、定着部材の温度を目標温度に近づける運転を行うことができる。しかも、高温での印字動作を回避することができる。これによって、用紙に必要以上の熱が加えられず、用紙の剛性の低下を防止でき、用紙ガイド等への衝突による用紙の変形を防止できる。また、用紙に含まれる水分の蒸発による装置内の水分の付着を回避することができる。さらには、無駄な温度上昇を回避することができる。
前記定着装置の下流側に設けられる排紙手段と、この排紙手段と定着装置との間に用紙を案内するガイド手段とを備えたものが好まし転写材を搬送することができる。
本発明の定着装置では、用紙に必要以上の熱が加えられず、用紙の剛性の低下を防止でき、用紙ガイド等への衝突による用紙の変形を防止できる。このため、用紙が屈曲して用紙の波打ちや画像異常が発生することを防止できる。また、用紙に含まれる水分の蒸発による装置内の水分の付着を回避することができ、水滴が未定着トナーと共に移動することで、画像抜けや画像乱れ等の水滴画像の画像異常を防止できる。
しかも、無駄な温度上昇を回避することができ、省エネ化及び運転能率の向上を図ることができる。特に、定着部材の空転運転を、印字設定温度より高い空転目標温度まで行うようにすることによって、空転時間の短縮化を図ることができ、効率のよい印字動作が可能となる。
転写材(用紙)に熱を加えるモードを有するものでは、高画質モードや通常印字モードになめらかに対応でき、ユーザが希望する運転を安定して行うことができる。
前記温度検知手段にサーミスタを用いれば、小型で安価であり、応答性がよいというサーミスタの特性を生かすことができる。
高画質待機モードの設定温度を高画質印字設定温度と通常待機温度との間に設定することで、再び高画質印字の要求がきても通常待機温度よりも低い温度であるために空転時間を少なくすることができる。さらに、空転目標温度と同じ設定温度にすれば、空転を最小に抑えることができる。また、通常印字要求がきても高画質印字設定温度よりも高い温度に高画質待機温度が設定されていることで、通常印字設定温度まで短時間で到達できるため、印刷時間を短縮できる。
本発明の画像形成装置では、波打ちや画像異常が発生することを防止できると共に、画像抜けや画像乱れ等の水滴画像の画像異常を防止でき、高精度の印字を行うことができる。しかも、省エネ化及び効率的な運転が可能となって、低コスト化を達成できる。
ガイド手段を設けたものでは、定着装置から排紙手段へ安定して用紙を搬送することができ、用紙の波打ちや画像異常の発生を有効に防止できる。
本発明の定着装置の簡略図である。 前記図1に示す定着装置を用いた画像形成装置の全体構成図である。 前記図1に示す定着装置の構成を示すブロック図である。 前記図2に示す画像形成装置の要部簡略図である。 用紙に波打ちや画像異常が発生する状態を示す要部簡略図である。 本発明の定着装置の第1の温度波形を示すグラフ図である。 本発明の定着装置の第2の温度波形を示すグラフ図である。 比較例の温度波形を示すグラフ図である。 従来の定着装置の温度波形を示すグラフ図である。
以下、図に示す実施例による本発明を実施するための形態を説明する。
図2は、本発明に係る画像形成装置の実施の一形態を示す概略構成図である。
装置中央部に転写ベルト装置18が配置されており、転写ベルト装置18の上面には、感光体19と帯電ローラ20と現像ローラ21が一体となりトナーを封入した作像装置22K、22Y、22M、22Cが配置されている。
作像装置22K、22Y、22M、22Cの上方には露光手段23が配置され、転写ベルトの下流(図の左方)には定着装置15と用紙排出手段24が配置されている。電子写真装置下部には、転写材としての用紙9を溜めておく用紙保持手段16と、用紙保持手段16の用紙9を送出する用紙供給手段17が配置されている。
このような構成において、帯電ローラ20は各作像装置22K〜22Cごとに感光体19の表面を一様に帯電させる。次にパソコン、イメージスキャナなどによる画像、文字の情報を露光手段23によりドット単位で露光が行われ、感光体19の表面に静電潜像を形成させる。その後、静電潜像は、現像ローラ21によりトナーが供給、現像されることでそれぞれの感光体上にトナー像として可視化される。
一方、そのトナー像形成にあわせて、用紙9が用紙供給手段17によって用紙保持手段16から転写ベルト装置18に搬送される。そして、各作像装置の感光体19と順次接触することで、各感光体19上に形成された各色のトナー像が用紙9に転写される。これによって、用紙9上で4色のカラートナー像が形成される。トナー像を転写された用紙9は、転写ベルト装置18から定着装置15に運ばれ、トナー像を用紙9に定着し、用紙排出装置23にて排出される。
次に、本発明の電子写真装置における定着装置について説明する。定着装置は、図1に示すように、加熱手段52(熱源)を備えた定着部材46(定着ベルト2内に定着ローラ3と加熱ローラ4を備えたもの)と、定着部材46と圧接する加圧部材47(加圧ローラ1)とを備えたものである。すなわち、定着ベルト2を介して定着ローラ3に対して加圧ローラ1が加圧されてニップNが形成される。
加圧ローラ1は、例えば、厚さが4.5mmで直径が23mmとされた炭素鋼からなる芯金1aと、この芯金1aを被覆する被覆層1bとからなる。被覆層1bは、肉厚が3.5mmのシリコンゴム層と、このシリコンゴム層を被覆する離型層とからなる。離型層は例えば肉厚が30μmのPFA(四弗化エチレンパーフルオロアルキルエーテル共集合)からなる。加圧ローラ1は、用紙9を定着ベルト2に押し付け、図示省略の駆動機構により、矢印aの方向に回転する。これによって、定着ベルト2が従動回転する。
定着ベルト2は、例えばポリイミド基材と弾性層と離型層との3層構造体である。ポリイミド基材は、厚さ70μmで、外径φ45mmの無端状の基材である。弾性層は、トナー画像の画質向上と画質安定化するためにこのポリイミド基材の表面に形成され、例えば厚さ150μmのシリコンゴムからなる。離型層は、トナーとの離型性を確保するため弾性層上に設けられ、厚さ30μmのPFA(四弗化エチレンパーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)からなる。
定着ローラ3は、定着ベルト2を介して、加圧ローラ1に相対面して配置され、用紙9に形成されたトナー像10を定着させるための前記ニップNを形成する。なお、ニップNの上流側には入口ガイド7が配置され、ニップNの下流側には出口ガイド8が配置されている。
加熱ローラ4は、例えば、アルミニウム又は鉄等からなる中空体からなり、定着ベルト2を回転可能に支持するように配置されている。また、定着ベルト2が加熱ローラ4に少なくとも100°巻きつくことで、定着ベルト2を安定して搬送できる。加熱ローラ4の内部には、熱源(加熱手段52)を構成する例えばハロゲンヒータ5が配置されている。
次に図3は前記定着装置の制御部の簡略ブロック図を示している。制御部は、定着部材46の温度を検知する温度検知手段53と、この温度検知手段53にて検知された温度に基づいて定着部材46の温度を目標温度に制御する温度制御手段54とを備える。温度検知手段53は、図1に示すように、定着ベルト2を介して加熱ローラ4の温度を検出する温度検出サーミスタ6にて構成される。すなわち、このハロゲンヒータ5は、ハーネス等の配線を介して図示省略の制御基盤に接続される。ハロゲンヒータ5を制御することによって、定着部材46の温度を調整して、用紙9にトナーを定着させるための必要な熱エネルギーを供給することができる。
サーミスタ6は、金属酸化物や半導体などの電気抵抗が温度で変化することを利用して温度を測るために用いられる温度センサである。小型で安価であり、応答性がよい。温度上昇と共に抵抗値が減少するサーミスタをNTCといい、温度上昇と共に抵抗値が増大するサーミスタをPTCという。また、温度制御手段54は例えばマイクロコンピュータ等にて構成される。
温度制御手段54にて温度制御する場合、本発明では、予め、目標温度である印字設定温度と通常待機設定温度とを設定手段55にて設定する。ここで、印字設定温度とは、印字動作時の目標温度であり、通常待機設定温度とは、印字動作前の待機動作状態の目標温度である。
ところで、加圧ローラ1を回転させることによって、定着ベルト2が従動回転するものである。このため、加圧ローラ1の回転速度を変更することによって、定着速度を変化させることができる。また、加圧ローラ1の定着ベルト2を介した定着ローラ3への圧接状態を解除すれば、この定着装置がいわゆる空転状態となる。
次に図4を用いて本発明の定着装置の印字動作を説明する。本発明では、待機動作(状態)から印字動作(状態)に入る前に、所定時間だけ前記空転運転を行うものである。
すなわち、目標温度である印字設定温度T1と通常待機設定温度T0とを設定手段55にて設定する。通常待機設定温度T0は、普通紙(坪量が所定の範囲(66〜74g/m2)の用紙)にモノクロ印字をする場合の印字設定温度T1に合わせて(応じて)設定されている。このため、T0>T1とする。例えば、T0を170℃とし、T1を155℃とする。印字設定温度は、用紙の厚さ(坪量)や、ユーザーによるモード選択(例えば、高画質モードか非高画質モードかの選択、他にはモノクロ印字かカラー印字かの選択もこれに相当する)、印字速度に基づいて変更されるようになっている。例えば、用紙の厚さが厚いほど温度を高くし、薄いほど低くするようにしている。そして、待機動作から印字動作に入るが、この印字動作においては、まず所定時間だけ空転運転を行うことになる。このように空転運転を行えば、図4に示す温度検出手段53による測定温度波形Tからわかるように、待機動作後の空転動作になって測定温度が低下し、空転終了後に印字動作に入れば、その測定温度がほぼ印字目標温度になる。
印字動作終了後は、目標温度をこの印字目標温度T1よりも低い高画質待機温度T3とする。すなわち、T1>T3とする。このように、高画質モードで印字した後すぐに通常の待機状態とするのではなく、高画質待機モード(通常待機設定温度とは相違する待機設定温度での運転モード)を設け、次の通常印字要求がくるまでこの高画質待機モードで待機するものである。ところで、高画質モードを2度印字しようとした場合(例えば、内容を修正して再び印字し直す場合)、図6に示すように、一度待機温度まで上げた後にまた空転運転させるようにすれば、高画質モードの目標温度まで温度を下げて印字を行うことになって、無駄な温度調整(温度の上げ下げ)を行うことになる。すなわち、温度を上げて下げるのに無駄なエネルギーを使用することになり、余分に電気を消費し、電気代アップや環境にもよくない結果となる。さらに、温度を上げて下げるため、無駄な時間を必要とし、使い勝手の悪い装置となる。
このため、本発明では、図4に示すように、次の通常印字要求がくるまでこの高画質待機モードで待機することによって、無駄な温度の上げ下げを行わなくてもよいように設定した。なお、この図4において、印字終了後に高画質待機温度T3で待機し、所定時間経過しても次の印字命令がない場合には、この待機温度T3から通常待機設定温度T0に戻す。
次に、図5では、前記図4と同様、空転運転後に高画質印字モードの印字を行う。その後、通常待機温度と高画質印字設定温度との間に設定された高画質待機温度に基づく高画質待機モードの運転となる。すなわち、この高画質待機温度をT4とした場合、T1<T4となる。つまり、高画質印字モードの印字後に、通常待機設定温度とは相違する待機設定温度(印字設定温度よりも高く、通常待機温度よりも低い温度)に基づく待機動作を行う。なお、この図5において、印字終了後に高画質待機温度T4で待機し、所定時間経過しても次の印字命令がない場合には、この待機温度T4から通常待機設定温度T0に戻す。
このように制御することによって、再び高画質印字の要求がきても通常待機温度よりも低い温度であるために空転時間を少なくすることができる。さらに、空転目標温度と同じ設定温度にすれば、空転を最小に抑えることができる。また、通常印字要求がきても高画質印字設定温度よりも高い温度に高画質待機温度が設定されていることで、通常印字設定温度まで短時間で到達できるため、印刷時間を短縮できる。
本発明の定着装置では、温度検知手段53にて定着部材46の温度を検知し、温度制御手段54にて、この検知温度と目標温度とを比較して、温度制御手段54にて、定着部材46の温度を目標温度に近づける運転を行うことになる。しかも、印字設定温度が待機設定温度より低い場合(高画質な画像を印字する場合、用紙9の搬送速度を遅くしてゆっくり熱を用紙9に与えて定着させるモード(高画質モード)とし、この場合に、印字設定温度が低く待機と印字の設定温度差が大きくなる)には、印字開始前に所定時間だけ定着部材の空転運転を行うことになる。これは、待機状態から印字を開始すれば、印字設定温度よりも高温度(印字設定温度よりも高い温度)で印字が開始される。
このため、印字開始前に所定時間だけ空転運転を行うことによって、高温での印字動作を回避することができる。これによって、用紙9に必要以上の熱が加えられず、用紙9の剛性の低下を防止でき、用紙ガイド(ガイド手段)等への衝突による用紙9の変形を防止でき、用紙9が屈曲して用紙9の波打ちや画像異常が発生することを防止できる。また、用紙9に含まれる水分の蒸発による装置内の水分の付着を回避することができ、水滴が未定着トナーと共に移動することで、画像抜けや画像乱れ等の水滴画像の画像異常を防止できる。
また、本発明では、印字運転後、通常待機設定温度とは相違する待機設定温度に基づく待機動作を行うものである。これによって、無駄な温度上昇を回避することができ、省エネ化及び運転能率の向上を図ることができる。特に、定着部材の空転運転を、印字設定温度より高い空転目標温度まで行うようにすることによって、空転時間の短縮化を図ることができ、効率のよい印字動作が可能となる。
前記定着部材46の空転運転は、印字設定温度より高い空転目標温度まで行うようにするのが好ましい。これによって、空転時間の短縮化を図ることができる。
印字設定温度が待機設定温度より低い場合に、前記定着速度を変化さて、用紙9に熱を加えるモードを有するものが好ましい。これによって、高画質モードや通常印字モードになめらかに対応でき、ユーザが希望する運転を安定して行うことができる。
また、この実施例では、加熱ローラ4上に温度検知手段53を配置しているので、用紙9との接触をさけることができる。このため、破損、故障を減少でき、温度検知手段53を定着ベルト2に確実に接触させることができ、接触ふらつき等による温度誤差を小さくし画質を安定させることができる。そして、温度検知手段53にサーミスタを用いれば、小型で安価であり、応答性がよいというサーミスタの特性を生かすことができる。
本発明の画像形成装置では、波打ちや画像異常が発生することを防止できると共に、画像抜けや画像乱れ等の水滴画像の画像異常を防止でき、高精度の印字を行うことができる。しかも、省エネ化及び効率的な運転が可能となって、低コスト化を達成できる。
ところで、図2に示す画像形成装置において、図示省略しているが、定着装置15と、この下流側に設けられる排紙手段24との間に、図8や図9に示すように、定着出口ガイド41と、揺動ガイド42と搬送ガイド43等を備えたガイド手段60を設けるのが好ましい。このように、ガイド手段60を設けたものでは、定着装置から排紙手段へ安定して用紙9を搬送することができ、用紙9の波打ちや画像異常の発生を有効に防止できる。
なお、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加え得ることは勿論である。本発明に係る画像形成装置は、電子写真複写機、レーザービームプリンタ、ファクシミリ装置等がある。
図4や図5に示す空転運転時間としては、温度検出手段による測定温度が、予め設定した印字設定温度になるかこの印字設定温度に近似する温度になればよいので、任意に設定できる。また、図4における高画質待機温度(高画質モード待機動作の基準設定温度)として、一度待機温度まで上げた後に空転運転を行って温度を下げる運転を行う必要が無い程度の温度内において種々変更できる。さらに、図5における高画質待機温度(高画質モード待機動作の基準設定温度)としても、再度高画質印字の要求がきても、空転時間を少なくできる範囲で種々変更できる。
24 用紙排出手段
46 定着部材
47 加圧部材
53 温度検知手段
54 温度制御手段
60 ガイド手段
N ニップ
特開2003−43836号公報 特開2008−46576号公報 特開2005−181779号公報

Claims (9)

  1. 熱源を備えた定着部材と、定着部材と圧接する加圧部材とを備え、未定着トナー画像を担持した転写材を定着部材と加圧部材とで形成されるニップを通過させることにより、転写材上のトナー画像を定着する定着装置において、
    定着部材の温度を検知する温度検知手段と、この温度検知手段にて検知された温度に基づいて定着部材の温度を目標温度に制御する温度制御手段とを備え、前記目標温度は印字設定温度と通常待機設定温度とがあり、印字設定温度が待機設定温度より低いモードの場合に、印字開始前に所定時間だけ、加圧ローラの定着ベルトを介した定着ローラへの圧接状態を解除した状態での空転運転を行い、前記モードでの印字後に、前記通常待機設定温度よりも低い待機設定温度に基づく待機モードにて待機動作を行い、前記待機モードの待機動作は、前記通常待機設定温度での印字である通常印字要求がくるまで行い、所定時間経過しても次の印字命令がない場合には、前記待機モードでの待機温度から通常待機設定温度に戻すことを特徴とする定着装置。
  2. 前記空転運転は、印字設定温度より高い空転目標温度まで行うことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 印字設定温度が待機設定温度より低い場合に、前記定着部材の回転速度を変化させて、転写材に熱を加えるモードを有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の定着装置。
  4. 前記温度検知手段にサーミスタが用いられることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の定着装置。
  5. 通常待機設定温度とは相違する待機設定温度が、空転目標温度と同じ設定温度であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の定着装置。
  6. 通常待機設定温度とは相違する待機設定温度が、前記通常待機設定温度よりも低く、かつ印字設定温度よりも低いことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の定着装置。
  7. 通常待機設定温度とは相違する待機設定温度が、前記通常待機設定温度よりも低く、かつ印字設定温度よりも高いことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の定着装置。
  8. 前記請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  9. 前記定着装置の下流側に設けられる排紙手段と、この排紙手段と定着装置との間に転写材を案内するガイド手段とを備えたことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
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