JP4615320B2 - 画像形成装置および制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ、印刷機等に用いられる電子写真方式の画像形成装置およびその制御方法に関し、特に記録紙上のトナー像を圧力や熱を用いて定着する定着装置およびその制御方法に関する。
複写機、ファクシミリ、プリンタ、印刷機等の画像形成装置には、紙などの記録媒体上に転写されて担持されている未定着画像を定着して複写物や印刷出力とすることがある。
定着に用いられる装置には一対のローラを対峙させて配置し、一方のローラを加熱ローラとして用い、他方のローラを記録媒体の加圧ローラとして用いる構成がある。この構成では加熱ローラと加圧ローラとの間のニップ部に記録媒体を挟持させて搬送しながら加熱ローラからの熱により、未定着画像を融着させて定着する。
定着に用いられる装置として上述した構成とは別に、ローラとベルトを組み合わせた構成がある。この構成では加熱ローラに代えて、一対のローラに掛け回されたベルトを用い、上記ローラのひとつには加圧ローラが対峙させてある。
一対のローラのうちで、加圧ローラと対峙する側のローラと協働してベルトを駆動するローラにはベルトの裏面側から加熱するための熱源が設けられ、加圧ローラにもベルトの表面を加熱するための熱源が設けられている。ベルトはローラに比べて体積が小さく、熱容量が小さいので短時間の温度上昇が可能であり、上述した加熱ローラおよび加圧ローラのみを用いた構成に比べて始動時での温度立ち上がりが早いという利点がある。しかも、加圧ローラで熱源を加えることによりベルトの表裏両面で温度立ち上がりが早められる。
ベルトの構成として各ローラが熱伝導率の高いアルミニウムが用いられる場合、ステンレスをローラ表面に接触する基体とし、その表面にシリコンゴムあるいはフッ素系樹脂からなる離型層からなるベルト体を配置した2層構造がある。
定着部材の温度は、温度検知手段により検知し目標温度を維持するようヒータを加熱制御することで達成することは公知である。
しかしながら、定着する記録媒体は保存環境に影響を受け温度は一定ではない。記録媒体の定着進入時の温度により、必要熱量が変化するために、外部環境を検知して、定着温度を制御することが多々提案されており、特許文献1も一例である。
特許文献1によると、画像形成装置室内に設けた温度センサを、定着ユニットの発熱の影響を受けにくい位置に配設しているが、Jobにより機内温度が上昇し温度変化するので、正確に環境温度を検知できないので、このセンサの値をJob開始後は用いないとしている。待機時は、環境温度検知に基づいて、定着温度を補正するとしている。また、センサに具体的位置は開示されていない。
また、電源投入初期あるいはJob初期の温度のままで、Job中も環境検知による定着温度補正をしないと、給紙前の転写紙は温度が変わらなくとも、定着ユニット周囲、搬送路の温度上昇により、定着進入時の転写紙に対する熱量は過剰となり、定着後のカールと言う問題が発生した。カールにより、フィニッシャでの綴じぬけや綴じズレを招く。
特開平10−39672号公報
そこで、本発明で上記不具合に鑑み、定着性が良好でかつ転写紙カールのない、画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための手段として、本発明は以下の特徴を有している。
本発明の画像形成装置では、記録媒体上に形成された未定着画像を少なくとも2つ以上の定着部材で形成された定着ニップ部を通過させて加熱、加圧することにより定着させる画像形成装置であって、前記定着部材のうち少なくとも1つを目標温度に制御することを可能とする構成を有し、かつ、定着の熱影響が大きい位置に第1の温度検知手段、定着ニップ上流の給紙搬送経路の熱影響が小さい位置に第2の温度検出手段とを設け、第1の温度検出手段により取得した温度 と第2の温度検出手段により取得した温度との差分ΔTに基づいて定着目標温度を変化させる画像形成装置において、前記画像形成装置内が温まっていないと判断される温度よりもΔTが小さいときは、前記定着目標温度が高くなるように制御し、前記画像形成装置内の温度が上昇してΔTが大きくなったときは、ΔTの値に応じて定着温度を下げるように制御し、前記定着目標温度の温度変化量は、未定着画像を担持する記録媒体のサイズに応じて変更することを特徴とする。
本発明の画像形成装置では、さらに、前記画像形成装置は、未定着画像を担持する記録媒体の紙種または紙厚に応じて、前記温度変化量を変更することを特徴とする。
本発明の画像形成装置では、さらに、前記画像形成装置は、記録媒体を供給する給紙元に応じて前記温度変化量を変更することを特徴とする。
本発明の画像形成装置では、さらに、前記画像形成装置は、記録媒体を排出する排紙先に応じて、前記温度補正を変更することを特徴とする。
本発明の画像形成装置では、さらに、前記画像形成装置の電源投入時、もしくは復帰動作時、前記温度補正を所定の時間行わず、所定の時間経過後から前記温度補正を行うことを特徴とする。
本発明の画像形成装置では、さらに、前記画像形成装置の電源投入時、もしくは復帰動作時、前記定着部材で検知した温度が所定の温度以下であるときは前記温度補正を所定の時間行わず、所定の時間経過後から前記温度補正を行うことを特徴とする。
本発明の画像形成装置では、さらに、前記画像形成装置は、記録媒体を搬送するための無端の定着ベルトと、前記定着ベルトを巻きかけられた加熱ローラ及び定着ローラと、前記定着ベルトを介して前記定着ローラに対向して配置される加圧ローラとを具備し、前記記録媒体の搬送部材が前記定着ベルト及び/又は前記加圧ローラであることを特徴とする。
本発明の制御方法では、記録媒体上に形成された未定着画像を少なくとも2つ以上の定着部材で形成された定着ニップ部を通過させて加熱、加圧することにより定着させる画像形成方法であって、前記定着部材のうち少なくとも1つを目標温度に制御することを可能とする構成を有し、かつ、定着の熱影響が大きい位置に第1の温度検知手段、定着ニップ上流の給紙搬送経路の熱影響が小さい位置に第2の温度検出手段とを設け、第1の温度検出手段により取得した温度 と第2の温度検出手段により取得した温度との差分ΔTに基づいて定着目標温度を変化させる制御方法において、前記画像形成装置内が温まっていないと判断される温度よりもΔTが小さいときは、前記定着目標温度が高くなるように制御し、前記画像形成装置内の温度が上昇してΔTが大きくなったときは、ΔTの値に応じて定着温度を下げるように制御し、前記定着目標温度の温度変化量は、未定着画像を担持する記録媒体のサイズに応じて変更することを特徴とする。
本発明の制御方法では、さらに、前記制御方法は、未定着画像を担持する記録媒体の紙種または紙厚に応じて、前記温度変化量を変更することを特徴とする。
本発明の制御方法では、さらに、前記制御方法は、記録媒体を供給する給紙元に応じて前記温度変化量を変更することを特徴とする。
本発明の制御方法では、さらに、前記制御方法は、記録媒体を排出する排紙先に応じて、前記温度補正を変更することを特徴とする。
本発明の制御方法では、さらに、前記制御方法は、画像形成装置の電源投入時、もしくは復帰動作時、前記温度補正を所定の時間行わず、所定の時間経過後から前記温度補正を行うことを特徴とする。
本発明の制御方法では、さらに、前記制御方法は、画像形成装置の電源投入時、もしくは復帰動作時、前記定着部材で検知した温度が所定の温度以下であるときは前記温度補正を所定の時間行わず、所定の時間経過後から前記温度補正を行うことを特徴とする。
本発明の制御方法では、さらに、前記制御方法は、記録媒体を搬送するための無端の定着ベルトと、前記定着ベルトを巻きかけられた加熱ローラ及び定着ローラと、前記定着ベルトを介して前記定着ローラに対向して配置される加圧ローラとを具備し、前記記録媒体の搬送部材が前記定着ベルト及び/又は前記加圧ローラであることを特徴とする。
本発明は画像形成装置内の複数のセンサにより検出した温度を対比して、その結果をもとに目標制御温度を補正するものである。複数のセンサの差分温度を用いて目標制御温度を補正するものであり、これにより画像形成装置内の温度上昇を検出することができ
目的である定着装置全体、もしくは画像形成装置全体が温まってきたときの熱量増加を予測することができ、最適な温度補正を行うことが可能となる。
また、外気の湿度を考慮することにより、定着に影響を与える含水分の影響を考慮した温度補正が可能となる。この発明と低熱容量のベルトによる定着を組み合わせることにより、省エネルギー化と安定した定着を実現するものである。
以下、本発明の実施形態について図表を用いて説明する。
図1は、本発明実施例による定着装置を適用した画像形成装置の一つを示す図であり、同図に示す画像形成装置は、フルカラー画像を形成可能な複写機あるいはプリンタとして用いられる。画像形成装置には、この他に、受信した画像信号に基づき上述した複写機およびプリンタと同様な画像形成処理が可能なファクシミリ装置がある。なお、画像形成装置には、上述したカラー画像を対象とするだけでなく、単一色の画像を対象とする装置も勿論含まれる。図1に示す画像形成装置20は、色分解毎の画像を同一の中間転写体に順次転写し、紙などのシート状の記録媒体に対して中間転写体上に重畳された画像を一括転写する方式が用いられている。
図1において、画像形成装置20は、次に挙げる各装置を備えている。原稿画像に応じた各色毎の画像を形成する作像装置21C、21Y、21M、21BKと、各作像装置21C、21Y、21M、21BKに対向して配置された転写装置22と、各作像装置21C、21Y、21M、21BKと転写装置22とが対向する転写領域に各種シート状媒体を供給するシート状媒体供給手段としての手差しトレイ23、給紙カセット24、24と、手差しトレイ23、給紙カセット24、24から搬送されてきたシート状媒体を作像装置21C、21Y、21M、21BKによる作像のタイミングに合わせて供給するレジストローラ30と、転写領域において転写後のシート状媒体の定着を行う定着装置1とが備えられている。
画像形成装置20は、一般にコピー等に用いられる普通紙(以下単に普通紙という)と、OHPシートや、カード、ハガキ、90K紙、といった坪量約100g/m相当以上の厚紙や、封筒等の、用紙よりも熱容量が大きないわゆる特殊シート(以下単に特殊シートという)との何れをもシート状媒体として用いることが可能である。
各作像装置21C、21Y、21M、21BKは、それぞれシアン、イエロー、マゼンタ、ブラックの各色の現像を行うものであり、用いるトナーの色が異なるが、その構成が同様であるから、作像装置21Cの構成を各作像像装置21C、21Y、21M、21BKの代表として説明する。作像装置21Cは、静電潜像担持体としての感光体ドラム25C、感光体ドラム25Cの回転方向である、図中、時計方向の回転に沿って順に配置されている帯電装置27C、現像装置26C、クリーニング装置28Cを有し、帯電装置27Cと現像装置26Cとの間で書き込み装置29からの露光光を受ける周知の構成が用いられる。静電潜像担持体としては、ドラム状の他に、ベルト状とする場合もある。
図2において定着装置1は、トナーを定着されるシート状媒体を搬送するための無端状の定着ベルト2と、定着ベルト2を張架される加熱ローラ3及び定着ローラ4と、定着ベルト2を介して定着ローラ4に対向して配置される加圧ローラ5と、加熱ローラ3、加圧ローラ5の内部に備えられたヒータ6、7と定着ベルト2、加圧ローラ5に対向して配置されそれぞれの温度を検知する温度検知手段としてベルト側サーミスタ13、加圧側サーミスタ14をそれぞれ備えている。
定着ベルト2は、バネなどの図示しない弾性体により定着ベルト2内側からテンションローラ120を付勢されることにより、定着ベルト2に適当な所定の張力を与えるようになっている。
定着ローラ4は、芯金9と、この芯金9を被覆する耐熱多孔質層の弾性体層10とを有する。定着ローラ4は、バネなどの図示しない弾性体により加圧ローラ5に圧接する向きに付勢されている。符号12は定着されるシート状媒体Pを第1の定着部に向けて案内されるガイドを示している。
微量塗布ローラ121はバネなどの図示しない弾性体により加圧ローラに当接され、定着ベルト2とトナーとの離型性向上を目的として、微量のシリコンオイルを定着ベルト2及び加圧ローラ5表面に塗布している。また微量塗布ローラ21表面のトナー固着防止を目的として微量オイル塗布ローラ121表面にクリーニングローラ122が当接させている。
以下、本温度補正制御についてブラック単色のプリント要求がきた場合を例に説明する。その他のフルカラーモードなどの場合も同様に温度補正実施の有無を判断し、それぞれに対応した温度補正量で制御を行う。
プリント要求が制御部に送られてから定着スタートまでの流れを図3のフローチャートを用いて説明する。プリント要求が制御部に送られた時、その時の温度センサ31、32の出力値T1、T2を取得する。つづいて先に取得した温度T1、T2の差分ΔTを ΔT=T1−T2により取得する。
ΔTの温度と任意に設定できるしきい値温度(本実施例では5℃とする)との大小関係を比較し、ΔT<5℃の時は画像形成装置内は温まっておらず温度補正が必要ないと判断し、目標制御温度Tcont=170℃のまま定着をスタートする。
ΔT≧5℃の時はつづいて、先に任意の値に設定することが可能なしきい値ThとT2を比較する。この比較判断結果により目標制御温度に対する補正量を変更する。T2は画像形成装置の外気側に設置されており、ほぼ外気温度と考えることができる。そのためT2がTh(本実施例では34℃)よりも高い場合には転写紙が十分に温まっていると考えられ、定着温度を大きく下げる必要があり、またT2がThよりも低い場合には目標制御温度をあまり大きく補正する必要がないと判断する。
つづいてΔTの温度と任意に設定できるしきい値温度(本実施例では10℃とする)との大小関係を比較し、T2<ThかつΔT<10℃の時は補正量Ta、T2<ThかつΔT>10℃の時は補正量Tb、T2>ThかつΔT<10℃の時は補正量Tc、T2>ThかつΔT>10℃の時は補正量Tdで温度補正を行う。例えばT2<ThかつΔT<10℃の時は(170℃−Ta)℃に目標温度制御を変更して定着をスタートする。この判断はプリント要求が終了してまた次のプリント要求がきた場合には再度行う。それによって、プリント要求がきた時点での画像形成装置内の温度上昇を加味した最適定着熱量に設定することが可能となる。
本発明では、補正量Tx(xはa,b,c,d)を紙サイズごとに変更する。小サイズのほうが、端部ヒータを設けていない定着装置では、軸方向端部温度上昇などによりカールし易いため温度補正量を多くしている(表1、2)。紙サイズは面積を計算してもよいし、搬送方向の長さ、または、搬送方向と垂直方向の長さとしてもよい。記録媒体のサイズに応じて温度補正を行うことでより安定した画像を提供することができる。
本発明では紙種、紙厚によって補正量を変更する。紙厚は100g/mまでを、普通紙と同じ生産性とするため同一速度で、定着するため熱量不足になり易く、本補正を行うと余裕がなくなる。厚手の紙はカールし難いので補正は行わないことが有効である。記録媒体の紙種、紙厚に応じた温度補正を行うことでより安定した画像を提供することができる。
本発明では給紙元により、補正量を変更する。たとえば手差しトレイの紙は本体よりも環境に順応しており、本体トレイとは異なる補正が必要で、低温時は手差からは補正せずに、本体トレイからは5度下げるようにするとよい。記録媒体の給紙元に応じた温度補正を行うことでより安定した画像を提供することができる。
本発明では排紙先により、補正量を変更する。本体排紙はカールには余裕があるので、定着性を重視し補正をOFFしたり、フィニッシャに排紙時はカール余裕度がないため、補正量を大きく、すればよい(表3)。排出先によって、記録媒体が搬送される経路および距離が異なるため、画像形成装置から受ける熱量、およびその他の影響(ストレス)が変化し、それに応じた温度補正を行うことでより安定した画像を提供することができる。
次に本補正の除外についての発明を説明する。
近年の省エネの設計思想から、使用しないとき(放置されている)は、ある時間をもって、低電力モード(=本実施例の装置では、熱容量の大きい加圧ローラ温度を通常待機温度より40度程度下げる)から、さらに放置後はスリープモード(定着ヒータはOFFするが、CPUは生きているモード)に移行する。この場合、温度検知手段1は、温度が高く、温度検知手段2は低いという状態、つまり補正実行という状態になった(図4、5)。しかし、定着としては、冷えているので補正は好ましくない。つまり、定着ユニットが部材表面のみでなく、芯金等温度検知していないものも暖まる以前に補正をONすると定着不良となることがわかった。温度検知手段1の温度が放置時も、ある程度の時間オーバーシュートにより高くなるためである。本発明では、この不具合のために、除外時間を設けたものである。
本発明では、さらに、電源投入、トナーエンドやジャムリカバリーのエラー復帰、低電力モード復帰時にはウオームアップ制御をするが、そのさいに加圧ローラ温度を検知して、しきい値で定着の状態を判断して補正判断の制御に移行する/しないを決める(図3フロー中、「加圧60℃の項」)。
定着ユニット全体が低い温度である状態では定着性が十分ではなく、定着ユニット全体が温まり十分な定着性を得ることが可能となるまでには、冷えた状態からの復帰時間が必要である。本発明により、ある所定の時間上記温度補正を行わない除外時間を設けたことで精度良い補正が可能で、安定した画像を提供することができる。
本発明では、補正のしきい値、除外時間を、電源投入時の温度によって変化させているので、より精度の高い補正を行うことができ、精度よい補正が可能で安定した画像を提供することができる。
本発明によればベルト定着方式としているので、立ち上がり時間短縮が図れる。
Figure 0004615320
Figure 0004615320
Figure 0004615320
本発明に係る画像形成装置の一実施例を示す概略構成図である。 本発明に係る定着ユニットの一実施例を示す概略構成図である。 本発明の画像形成装置における電源ONから定着スタートまでの制御フロー図である。 本発明の画像形成装置を早朝より2.5H放置した際の定着装置の温度・圧力条件の推移を示す図である。 本発明の画像形成装置を早朝より2.5H放置した際の温度センサの出力値の推移を示す図である。
符号の説明
1 定着装置
2 定着ベルト
3 加熱ローラ
4 定着ローラ
5 加圧ローラ
6、7 ヒータ
9 芯金
10 断熱体層
12 ガイド
13 ベルト側サーミスタ
14 加圧側サーミスタ
20 画像形成装置
21 作像装置
22 転写装置
23 手差しトレー
24 給紙カセット
25 感光体ドラム
26 現像装置
27 帯電装置
28クリーニング装置
29 書込み装置
30 レジストローラ
31 温度センサ
32 温度センサ
33 湿度センサ
120 テンションローラ
121 微量オイル塗布ローラ
122 クリーニングローラ
P シート状媒体

Claims (14)

  1. 記録媒体上に形成された未定着画像を少なくとも2つ以上の定着部材で形成された定着ニップ部を通過させて加熱、加圧することにより定着させる画像形成装置であって、前記定着部材のうち少なくとも1つを目標温度に制御することを可能とする構成を有し、かつ、定着の熱影響が大きい位置に第1の温度検知手段、定着ニップ上流の給紙搬送経路の熱影響が小さい位置に第2の温度検出手段とを設け、第1の温度検出手段により取得した温度 と第2の温度検出手段により取得した温度との差分ΔTに基づいて定着目標温度を変化させる画像形成装置において、
    前記画像形成装置内が温まっていないと判断される温度よりもΔTが小さいときは、前記定着目標温度が高くなるように制御し、
    前記画像形成装置内の温度が上昇してΔTが大きくなったときは、ΔTの値に応じて定着温度を下げるように制御し、
    前記定着目標温度の温度変化量は、未定着画像を担持する記録媒体のサイズに応じて変更する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記画像形成装置は、未定着画像を担持する記録媒体の紙種または紙厚に応じて、前記温度変化量を変更する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像形成装置において、
    前記画像形成装置は、記録媒体を供給する給紙元に応じて前記温度変化量を変更する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記画像形成装置は、記録媒体を排出する排紙先に応じて、前記温度補正を変更する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記画像形成装置の電源投入時、もしくは復帰動作時、前記温度補正を所定の時間行わず、所定の時間経過後から前記温度補正を行う
    ことを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記画像形成装置の電源投入時、もしくは復帰動作時、前記定着部材で検知した温度が所定の温度以下であるときは前記温度補正を所定の時間行わず、所定の時間経過後から前記温度補正を行う
    ことを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記画像形成装置は、記録媒体を搬送するための無端の定着ベルトと、前記定着ベルトを巻きかけられた加熱ローラ及び定着ローラと、前記定着ベルトを介して前記定着ローラに対向して配置される加圧ローラとを具備し、前記記録媒体の搬送部材が前記定着ベルト及び/又は前記加圧ローラである
    ことを特徴とする画像形成装置。
  8. 記録媒体上に形成された未定着画像を少なくとも2つ以上の定着部材で形成された定着ニップ部を通過させて加熱、加圧することにより定着させる画像形成方法であって、前記定着部材のうち少なくとも1つを目標温度に制御することを可能とする構成を有し、かつ、定着の熱影響が大きい位置に第1の温度検知手段、定着ニップ上流の給紙搬送経路の熱影響が小さい位置に第2の温度検出手段とを設け、第1の温度検出手段により取得した温度 と第2の温度検出手段により取得した温度との差分ΔTに基づいて定着目標温度を変化させる制御方法において、
    前記画像形成装置内が温まっていないと判断される温度よりもΔTが小さいときは、前記定着目標温度が高くなるように制御し、
    前記画像形成装置内の温度が上昇してΔTが大きくなったときは、ΔTの値に応じて定着温度を下げるように制御し、
    前記定着目標温度の温度変化量は、未定着画像を担持する記録媒体のサイズに応じて変更する
    ことを特徴とする制御方法。
  9. 請求項8に記載の制御方法において、
    前記制御方法は、未定着画像を担持する記録媒体の紙種または紙厚に応じて、前記温度変化量を変更する
    ことを特徴とする制御方法。
  10. 請求項8または9に記載の制御方法において、
    前記制御方法は、記録媒体を供給する給紙元に応じて前記温度変化量を変更する
    ことを特徴とする制御方法。
  11. 請求項8ないし10のいずれかに記載の制御方法において、
    前記制御方法は、記録媒体を排出する排紙先に応じて、前記温度補正を変更する
    ことを特徴とする制御方法。
  12. 請求項8ないし11のいずれかに記載の制御方法において、
    前記制御方法は、画像形成装置の電源投入時、もしくは復帰動作時、前記温度補正を所定の時間行わず、所定の時間経過後から前記温度補正を行う
    ことを特徴とする制御方法。
  13. 請求項ないし12のいずれかに記載の制御方法において、
    前記制御方法は、画像形成装置の電源投入時、もしくは復帰動作時、前記定着部材で検知した温度が所定の温度以下であるときは前記温度補正を所定の時間行わず、所定の時間経過後から前記温度補正を行う
    ことを特徴とする制御方法。
  14. 請求項ないし13のいずれかに記載の制御方法において、
    前記制御方法は、記録媒体を搬送するための無端の定着ベルトと、前記定着ベルトを巻きかけられた加熱ローラ及び定着ローラと、前記定着ベルトを介して前記定着ローラに対向して配置される加圧ローラとを具備し、前記記録媒体の搬送部材が前記定着ベルト及び/又は前記加圧ローラである
    ことを特徴とする制御方法。
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