JP5885852B2 - 車載情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、他車両から取得した他車両情報に基づいて、自車両の運転者への注意喚起、または自車両の走行を制御する車載情報処理装置に関する。
従来、他車両と通信を行い、当該他車両の運転者のプロファイル、例えば運転免許証情報や事故履歴を取得して他車両が注意を払うべき車両であるか否かを判断し、判断の結果を表示装置に表示することによって自車両の運転者に対して注意を促す車両制御装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1では、他車両の運転者に固有の情報(静的情報)に基づいて他車両が注意を払うべき車両であるか否かを判断しており、一定の注意喚起の効果を奏していた。
特開2009−134334号公報
一般的に、車両内に運転者以外の同乗者が存在し、運転者が同乗者と会話などをしている場合は、通常の運転時に比べて運転者のタスク(作業)が増加し、運転中における認知や判断に要する時間が長くなる傾向にある。このように、車両内の状態によっては、その車両が注意を払うべき車両に該当する場合がある。
しかし、特許文献1では、同乗者の状態を含んだ他車両内の状態に基づいて、当該他車両が注意を払うべき車両であるか否かを判断していなかった。従って、自車両の運転者に対して他車両が注意を払うべき車両である旨の十分な注意喚起を行っているとはいえなかった。
本発明は、これらの問題を解決するためになされたものであり、自車両の運転者に対して十分な注意喚起を行うことが可能な車載情報処理装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明による車載情報処理装置は、自車両の周辺に存在する他車両の位置を検出する他車両位置検出部と、他車両位置検出部にて検出された他車両内の運転者以外の同乗者または同乗物の状態を示す他車両内情報を含む他車両情報を、通信によって他車両から取得する通信部と、通信部にて取得した他車両内情報に基づいて、自車両の運転者への注意喚起、または自車両の走行を制御する制御部とを備える。
本発明によると、自車両の周辺に存在する他車両の位置を検出する他車両位置検出部と、他車両位置検出部にて検出された他車両内の運転者以外の同乗者または同乗物の状態を示す他車両内情報を含む他車両情報を、通信によって他車両から取得する通信部と、通信部にて取得した他車両内情報に基づいて、自車両の運転者への注意喚起、または自車両の走行を制御する制御部とを備えるため、自車両の運転者に対して十分な注意喚起を行うことが可能となる。
この発明の目的、特徴、態様、および利点は、以下の詳細な説明と添付図面とによって、より明白となる。
本発明の実施の形態1による車載情報処理装置の適用例を示す図である。 本発明の実施の形態1による車載情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1による車載情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1による車載情報処理装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1による車載情報処理装置における表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1による車載情報処理装置における表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1による車載情報処理装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態4による車載情報処理装置における表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態4による車載情報処理装置における表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態5による運転者動的情報とレベルとの関係の一例を示す図である。 本発明の実施の形態5による運転者静的情報とレベルとの関係の一例を示す図である。 本発明の実施の形態5による同乗者の状態とレベルとの関係の一例を示す図である。 本発明の実施の形態5による積載物情報とレベルとの関係の一例を示す図である。 本発明の実施の形態5による車両位置と係数との関係の一例を示す図である。 本発明の実施の形態5による注意レベルと注意喚起との関係の一例を示す図である。 本発明の実施の形態6による車載情報処理装置における表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態6による車載情報処理装置における表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態6による車載情報処理装置における表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態6による車載情報処理装置における表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態6による車載情報処理装置における表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態7による車載情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。
本発明の実施の形態について、図面に基づいて以下に説明する。
<実施の形態1>
まず、本発明の実施の形態1による車載情報処理装置の構成について説明する。
図1は、本実施の形態1による車載情報処理装置100,200の適用例を示す図である。
図1に示すように、車両Aおよび車両Bは同一方向に走行しており、車両Cは対向車線を走行している。また、車両Aには車載情報処理装置100が搭載され、車両Bには車載情報処理装置200が搭載されており、車両Aと車両Bとは車々間通信によって通信可能となっている。
以下、本実施の形態1では、車載情報処理装置100は車両Bから送信された情報を受信する受信側の装置として説明する。また、車載情報処理装置200は車両Aに情報を送信する送信側の装置として説明する。
図2は、車載情報処理装置100の構成の一例を示すブロック図である。なお、以下の図2の説明では、自車両を車両Aとし、他車両を車両Bとして説明する。
図2に示すように、車載情報処理装置100は、他車両位置検出部101と、通信部102と、GUI(Graphical User Interface)部103と、注意レベル算出部104と、地図DB(Data Base)105と、車内センサI/F(interface)部106と、制御部107とを備えている。
他車両位置検出部101は、超音波センサ108および画像センサ109と接続されている。他車両位置検出部101は、超音波センサ108または画像センサ109による検出結果に基づいて、自車両(車両A)の周辺に存在する他車両(車両B)の相対的な位置を検出する。画像センサ109としては、例えばカメラがある。
通信部102は、車両Bと車々間通信を行い、当該車両Bから他車両情報を取得する。ここで、他車両情報とは他車両(車両B)に関する情報の全てを含む情報のことである。通信手段としては、無線LAN(Local Area Network)、UWB(Ultra Wide Band)、または光通信など任意の手段であってよい。
GUI部103は、タッチパネル110、液晶モニタ111(表示部)、およびスピーカ112と接続されている。GUI部103は、タッチパネル110を介して取得した運転者の操作情報を制御部107に入力する。また、制御部107から入力された表示情報を液晶モニタ111に出力し、制御部107から入力された音声情報をスピーカ112に出力する。
注意レベル算出部104は、通信部102を介して車両Bから取得した他車両情報に基づいて、当該車両Bに対する注意レベルを算出する。ここで、注意レベルとは、車両Aの運転手が車両Bに対して注意すべき程度(注意を払う程度)のことをいい、注意レベル算出部104では少なくとも2つ(2段階)以上の注意レベルが算出される。
地図DB105は、地図データを格納している。
車内センサI/F部106は、車内LAN119を介してGPS(Global Positioning System)113、車速パルス114、ジャイロセンサ115、車両制御装置116、エンジン制御装置117、ボディ系制御装置118などに接続されている。制御部107は、車内LAN119および車内センサI/F部106を介して各種情報を受け取ったり、指示したりすることが可能である。
GPS113、車速パルス114、およびジャイロセンサ115の各々で取得された情報は、車内センサI/F部106を介して制御部107に入力され、制御部107にて自車両位置が検出される。すなわち、制御部107は、自車両位置を検出する機能を有している。
車両制御装置116は、ブレーキペダル、アクセルペダル、またはハンドルからの運転者による操作を入力し、自車両の走行を制御する。例えば、エンジン回転数、ブレーキ系装置などを制御して自車両の速度を制御したり、シャフトの姿勢などを制御して自車両の進行方向を制御したりする。また、オートクルーズなどの半自動運転の機能も制御する。
エンジン制御装置117は、燃料制御や点火時期制御を行う。
ボディ系制御装置118は、自車両において走行に直接関わらない動作を制御する。例えば、ワイパーの駆動、灯火情報の伝達、ウィンカーの点灯、ドアの開閉、窓の開閉などを制御する。
制御部107は、車載情報処理装置100の各構成部の制御を行う。
図3は、車載情報処理装置200の構成の一例を示すブロック図である。なお、以下の図3の説明では、自車両を車両Bとし、他車両を車両Aとして説明する。
図3に示すように、車載情報処理装置200は、車内状態検出部201と、通信部202と、GUI部203と、運転者動的状態検出部204と、地図DB205と、位置検出部206と、運転者静的情報取得部207と、制御部208とを備えている。
車内状態検出部201は、車内検出センサ209と接続されており、車内検出センサ209による検出結果に基づいて車両B内の状態を検出し、例えば同乗者の有無や、同乗者の状態、または同乗物の状態を検出する。車内検出センサ209としては、例えば画像センサであるカメラ、同乗者が座席に座っているか否かを検出するために各座席に設けられた圧力センサ、または車両B内の音声を取得するマイクなどがある。車内状態検出部201にて検出された車両B内の状態を示す情報を自車両内情報とし、当該自車両内情報を自車両情報に含めて通信部202によって車両Aに送信することができる。なお、本実施の形態1では、同乗者とは運転者以外に車両内に存在する者のことをいい、同乗物とは車両内に存在する積載物または動物(ペット)を含む物のことをいうものとする。
通信部202は、車両Aと車々間通信を行い、当該車両Aに自車両情報を送信する。ここで、自車両情報とは他車両(車両A)に送信する自車両(車両B)に関する情報の全てを含む情報のことであり、図2の通信部102が取得する他車両情報に相当する。通信手段としては、無線LAN、UWB、または光通信など任意の手段であってよい。
GUI部203は、タッチパネル210、液晶モニタ211と接続されている。GUI部203は、タッチパネル210を介して取得した運転者の操作情報を制御部208に入力する。また、制御部208から入力された表示情報を液晶モニタ211に出力する。
運転者動的状態検出部204は、車両Bの運転者の現在の活動状態を検出する。運転者動的状態検出部204にて検出された運転者の現在の活動状態を示す情報を運転者動的情報とし、当該運転者動的情報を自車両情報に含めて通信部202によって車両Aに送信することができる。
地図DB205は、地図データを格納している。
位置検出部206は、GPS212および車速パルス213と接続されている。位置検出部206は、GPS212および車速パルス213の各々で取得された情報に基づいて自車両の位置を検出する。
運転者静的情報取得部207は、車両Bの運転者に固有の情報である運転者静的情報を取得する。運転者静的情報としては、例えば、運転者標識表示に関する情報(初心者、高齢者などの情報)、運転免許証情報、または事故履歴情報などがある。運転者静的情報取得部207にて取得された運転者静的情報は、自車両情報に含めて通信部202によって車両Aに送信することができる。
制御部208は、車載情報処理装置200の各構成部の制御を行う。
H/F(Hands Free:ハンズフリー)装置214は、H/F通話(ハンズフリー通話)を行うための装置であり、制御部208に接続されている。
AV(Audio Visual)装置215は、ラジオや音楽など、音声または映像を再生するための装置であり、制御部208に接続されている。
次に、車内状態検出部201が検出する自車両内情報について説明する。
車内状態検出部201が検出する自車両内情報には、同乗者に固有の情報である同乗者静的情報と、同乗者の現在の活動状態を示す同乗者動的情報と、車両内に存在する積載物の積載状態を示す積載物情報とが含まれる。
同乗者静的情報は、例えば、同乗者の有無の情報、同乗者の着席位置の情報、または同乗者の属性の情報を含んでいる。また、同乗者の属性としては、同乗者の年齢、性別、またはハンディキャップの有無を含んでいる。同乗者の属性または着席位置は、画像認識によって取得するようにしてもよい。
同乗者動的情報は、同乗者が運転者と会話中であることを示す情報、同乗者が1人ではしゃいでいることを示す情報、または同乗者である乳児(赤ん坊)が泣いていることを示す情報を含んでいる。同乗者動的情報は、画像処理や音声認識処理によって取得するようにしてもよい。
積載物情報は、車両内の積載物の積載状態を示す情報であり、カメラによる画像処理によって取得するようにしてもよい。
上記の他に、車両内に存在するペットなどの動物の状態を示す情報を自車両内情報に含めるようにしてもよい。
次に、本実施の形態1による車載情報処理装置100,200の動作について説明する。以下では、車両Aに搭載された車載情報処理装置100と、車両Bに搭載された車載情報処理装置200とが車々間通信を行う場合について説明する。
図4は、車載情報処理装置100の動作の一例を示すフローチャートである。
ステップS41において、制御部107は、GPS113、車速パルス114、およびジャイロセンサ115が取得した情報に基づいて、自車両である車両Aの現在位置を検出する。次いで、制御部107は、車両Aの位置検出結果と、地図DB105に格納された地図データとに基づいて、地図上に自車両位置(車両Aの位置)を表示する画像データを生成する。生成した画像データは、GUI部103を介して液晶モニタ111に入力され、液晶モニタ111にて画像が表示される。
ステップS42において、車両A周辺の他車両である車両Bを検出したか否かを判断する。車両Bを検出した場合はステップS43に移行する。一方、車両Bを検出していない場合はステップS46に移行する。車両Bは、超音波センサ108あるいは画像センサ109による情報に基づいて、他車両位置検出部101にて検出される。
ステップS43において、通信部102は、車々間通信によって車両Bの他車両内情報を含む他車両情報を取得する。他車両情報は、所定のタイミング(例えば、0.1秒)ごとに取得される。なお、車両Aは、車両Bに対して通信要求を行った後に当該車両Bから他車両情報を取得するようにしてもよい。また、車両Bが常に他車両情報を発信している場合は、車両Aが車両Bから発信された他車両情報を取得するようにしてもよい。
ステップS44において、注意レベル算出部104は、他車両情報に含まれる車両Bの他車両内情報に基づいて注意レベルを算出する。なお、本実施の形態1では、注意レベル算出部104は「注意が必要か否か」の2つ(2段階)の注意レベルを算出するものとする。
次いで、制御部107は、注意レベル算出部104にて算出された注意レベルに基づいて、地図上における車両Bの表示方法を決定する。
ステップS45において、制御部107は、ステップS44にて決定された表示方法で表示するように、画像データをGUI部103を介して液晶モニタ111に出力する。液晶モニタ111は、制御部107から入力された画像データに基づいて、地図上に車両Bを表示する。
ステップS46において、車両Aの運転が終了したか否かを判断する。車両Aの運転が終了した場合は処理を終了する。一方、車両Aの運転が終了していない場合はステップS41に移行する。
図5は、車両Bに対する注意が不要である場合における、車両Aでの表示の一例を示す図である。
注意レベル算出部104は、車両Bから取得した他車両情報に含まれる他車両内情報に基づいて注意レベルを算出する。そして、制御部107が、注意レベル算出部104にて算出された注意レベルに基づいて車両Bに対する注意は不要である(すなわち、車両B内の状態が良好である)と判断した場合は、当該判断結果を反映した車両Bが液晶モニタ111に表示される。例えば、図5に示すように、車両Bは白抜きの三角形で表示される。
上記より、車両Aの運転者は、車両Bが注意を要する車両でないことを容易に視認することができる。
図6は、車両Bに対する注意が必要である場合における、車両Aでの表示の一例を示す図である。
注意レベル算出部104は、車両Bから取得した他車両情報に含まれる他車両内情報に基づいて注意レベルを算出する。そして、制御部107が、注意レベル算出部104にて算出された注意レベルに基づいて車両Bに対する注意が必要である(すなわち、車両B内の状態に注意する必要がある)と判断した場合は、当該判断結果を反映した車両Bが液晶モニタ111に表示される。例えば、図6に示すように、車両Bは車両Aとは異なる色(図6では異なるハッチング)で塗りつぶして表示される。
上記より、車両Aの運転者は、車両Bが注意を要する車両であることを容易に視認することができる。
図7は、車載情報処理装置200の動作の一例を示すフローチャートである。
ステップS71において、制御部208は、GPS212および車速パルス213が取得した情報に基づいて、自車両である車両Bの現在位置を検出する。次いで、制御部208は、車両Bの位置検出結果と、地図DB205に格納された地図データとに基づいて、地図上に自車両位置(車両Bの位置)を表示する画像データを生成する。生成した画像データは、GUI部203を介して液晶モニタ211に入力され、液晶モニタ211にて画像が表示される。
ステップS72において、車内状態検出部201は、車両B内の状態を検出する。
ステップS73において、制御部208は、通信部202を介して他車両である車両Aから通信要求があるか否かの判断を行う。車両Aから通信要求がある場合はステップS74に移行する。一方、車両Aから通信要求がない場合はステップS75に移行する。すなわち、制御部208は、車両Aから通信要求があった場合において、自車両情報を車両Aに送信するよう通信部202を制御する。
ステップS74において、車内状態検出部201にて検出した車両B内の状態を示す情報を自車両内情報とし、当該自車両内情報を自車両情報に含めて通信部202から車両Aに送信する。なお、ステップS74にて送信される自車両情報および自車両内情報は、図4のステップS43にて取得される他車両情報および他車両内情報に相当する。
ステップS75において、車両Bの運転が終了したか否かを判断する。車両Bの運転が終了した場合は処理を終了する。一方、車両Bの運転が終了していない場合はステップS71に移行する。
以上のことから、本実施の形態1によれば、他車両内の状態に基づいて当該他車両の表示方法を変えることによって、他車両が注意すべき車両か否かを容易に判断することができるため、自車両の運転者に対して十分な注意喚起を行うことが可能となる。
<変形例1>
本実施の形態1では、図4のステップS44において、注意レベル算出部104にて算出された注意レベルに基づいて当該他車両の表示方法を決定することについて説明したが、これに限るものではない。
例えば、注意レベルに基づいて、自車両の走行を制御するようにしてもよい。具体的には、制御部107は、他車両の運転者の動的状態に基づいてオートクルーズなどの半自動運転を制御する車両制御装置116を制御する。車両制御装置116は、制御部107による制御に基づいて、他車両に対する注意が必要な場合は車間距離を長くし、他車両に対する注意が不要の場合は車間距離を通常の長さとなるようにする。
また、前方追突警報装置が装着されている場合は、注意レベルが高いときには通常よりも早めの警報を運転者に報知するようにしても良い。
また、他の例として、注意レベルに基づいて、自車両の運転者に対して音声などによる警報を出力してもよい。具体的には、制御部107は、注意レベルに基づいて、他車両に対する注意が必要な場合は警報をスピーカ112から出力するよう制御する。
上記より、注意レベルに基づいて自車両の走行制御や警報を出力することによって、実施の形態1と同様に自車両の運転者に対して十分な注意喚起を行うことが可能となる。
<変形例2>
本実施の形態1では、車両Aの車載情報処理装置100に備えられた注意レベル算出部104にて注意レベルを算出することについて説明したが、これに限るものではない。
例えば、車両Bの車載情報処理装置200に注意レベル算出部(図示せず)を備え、当該注意レベル算出部にて注意レベルを算出するようにしてもよい。この場合、車両Bは、算出した注意レベルの情報を自車両情報に含めて車両Aに送信する。車両Aでは、車両Bから取得した注意レベルの情報に基づいて、車両Aの運転者への注意喚起または車両Aの走行が制御される。
上記より、車両Bにて注意レベルを算出することによって、実施の形態1と同様の効果が得られる。
<変形例3>
本実施の形態1において、車両Bの同乗者に関する情報は、予め設定して記憶しておいてもよい。
例えば、同乗者の年齢などの属性や着席位置に関する情報を、タッチパネル210などの入力手段を介して予め設定した上で記憶しておき、発車時に記憶した設定を選択するようにしてもよい。
また、上記の情報を車両Bの発車時に設定するようにしてもよい。
また、予め設定した同乗者の年齢などの属性や着席位置を複数パターン用意(記憶)しておき、発車時に該当パターンを選択するようにしてもよい。
上記より、同乗者の年齢などの属性や着席位置に関する情報は、予め記憶され選択可能であるため、車内検出センサ209で同乗者の属性や着席位置を検出する必要がなくなる。
なお、上記の同乗者に関する情報は、車載情報処理装置200からの問い合わせを受けたときに予め通信端末に登録している通信端末の持ち主である同乗者の情報を自動的に車載情報処理装置200に返答する形式であってもよい。この場合、同乗者の手間を省くことができる。また、着席位置は通信端末と座席付近に設置された車内通信装置が自動的に検出しても良い。また、FeliCa(登録商標)のように通信端末を座席付近に設置された読み取り装置にタッチすることで通信端末の持ち主である同乗者の位置を車両側、または、通信端末が検出するようにしても良い。
<変形例4>
本実施の形態1において、車両Bの同乗者に関する情報は、当該同乗者が所持する通信端末(例えば、スマートフォン)から設定可能にしてもよい。
例えば、同乗者に関する情報を入力するための入力インタフェース(情報入力プログラム)を外部のサーバから通信端末に取得(ダウンロード)し、取得した入力インタフェースを用いて同乗者に関する情報(年齢などの属性や着席位置の情報)を入力して設定する。設定した情報は、通信端末から車載情報処理装置200に送信される。
なお、上記の同乗者に関する情報は、車載情報処理装置200からの問い合わせに返答する形式であってもよい。
上記より、同乗者の年齢などの属性や着席位置に関する情報は、同乗者が所持する通信端末との通信によって取得されるため、車内検出センサ209で同乗者の属性や着席位置を検出する必要がなくなる。
<変形例5>
本実施の形態1では、超音波センサ108や画像センサ109を用いて他車両位置検出部101にて他車両の位置を検出することについて説明したが、他車両の位置の検出方法はこれに限るものではない。例えば、実施の形態1のように他車両の位置を検出することに加えて、画像センサ109による画像処理で他車両の固有情報である車両ナンバーを認識し、通信部102を介して受信した他車両情報に含まれる当該他車両の車両ナンバー情報を取得する。そして、画像センサ109で認識した車両ナンバーと、通信部102を介して取得した車両ナンバー情報とを照合することによって他車両を特定するようにしてもよい。
上記より、他車両の位置を、他車両位置検出部101に接続された画像センサ109にて検出された他車両の位置情報と、他車両から取得した他車両情報に含まれる他車両の固有情報とに基づいて特定することによって、他車両が複数存在する場合において、各他車両と各他車両の位置とをそれぞれ特定することができる。
<実施の形態2>
本発明の実施の形態2では、他車両から当該他車両の位置情報を取得する場合について説明する。なお、本実施の形態2の車載情報処理装置100は、実施の形態1の車載情報処理装置100(図2参照)が備えている他車両位置検出部101、超音波センサ108、および画像センサ109を備えていない。その他の構成および動作は、実施の形態1と同様であるため、ここでは説明を省略する。
自車両(以下、車両Aとする)では、他車両(以下、車両Bとする)に対して車々間通信によって通信要求を出して車両Bから応答があれば(すなわち、車両Bとの通信が可能であれば)、当該車両Bが存在しているものとする。その後、車両Bから当該車両Bの位置情報を車々間通信によって取得する。
以上のことから、本実施の形態2によれば、実施の形態1の車載情報処理装置100が備えている他車両位置検出部101、超音波センサ108、および画像センサ109を備えていないため、実施の形態1よりも構成を簡易にすることができる。また、他車両における当該他車両の位置検出方法は任意であるが、準天頂衛星を利用した他車両の位置検出方法を採用した場合は、位置検出精度が良いため特に有効である。
<実施の形態3>
本発明の実施の形態3では、自車両(以下、車両Aとする)と他車両(以下、車両Bとする)との間における通信を、車々間通信以外の所定の通信網で行う場合について説明する。なお、本実施の形態3では、車々間通信を行わないこと以外の構成および動作は、実施の形態1,2と同様であるため、ここでは説明を省略する。
例えば、車両Aと車両Bとは、携帯電話等の広域通信網を介して通信を行うようにしてもよい。
また、DSRC(Dedicated Short Range Communications)(登録商標)や、無線LANによる路車間通信を介して通信を行うようにしてもよい。
また、車両Aが車両Bの位置情報を取得する際には、路側に設置された車両を検出するための装置から取得するようにしてもよい。
以上のことから、本実施の形態3によれば、車両Aの通信部102は、所定の通信網を介して車両Bから他車両情報を取得することができ、実施の形態1,2と同様の効果が得られる。
<実施の形態4>
本発明の実施の形態4では、複数の車線(走行道路)が存在する道路を走行する自車両位置および他車両位置の検出について説明する。その他の構成および動作は、実施の形態1〜3と同様であるため、ここでは説明を省略する。
図8は、複数の車線が存在する道路を走行する場合における、自車両(車両A)での表示の一例を示す図である。なお、車両B,C,Dは他車両を示している。
各車両A〜Dの位置の検出方法としては、各車両A〜Dに設けられた地図DB(例えば、地図DB105,205)の地図情報に含まれる車線情報と、各車両A〜Dに設けられたカメラ(例えば、車両Aに設けられた画像センサ109)などによる白線認識の情報とに基づいて、車両がどの車線を走行しているのかを検出することができる。
また、他の検出方法としては、各車両A〜Dに設けられた地図DB(例えば、地図DB105,205)の地図情報に含まれる車線情報と、各車両A〜Dにおける準天頂衛星を利用した自車両の位置情報とに基づいて、車両がどの車線を走行しているのかを検出することができる。
図8において、車両Aは、車両B〜Dが走行する車線および位置の情報を当該車両B〜Dから取得する。すなわち、車両B〜Dの位置は、他車両情報に含まれる車両B〜Dの位置情報または走行道路を特定する情報に基づいて特定される。そして、取得した車両B〜Dが走行する車線および位置の情報と、車両Aが走行する車線および位置の情報とに基づいて、車両Aに対して車両B〜Dがどの位置を走行しているのか判断することができる。
また、図9(a)〜(d)は各車両に表示される各自車両の位置表示を示しているが、通信を行うことにより車両Aに各車両A〜Dがどの車線を走行しているのかを自車両(車両A)を基本として他車両(車両B〜D)の位置を表示し、運転者に対して視認し易くするようにしてもよい。このとき、他車両が注意すべき状態か否かにより他車両の表示内容を変えて表示をする。
以上のことから、本実施の形態4によれば、車両B〜Dの位置は、各車両B〜Dから取得される他車両情報に含まれる車両B〜Dの位置情報または走行道路を特定する情報に基づいて特定されるため、車両Aに対して車両B〜Dがどの位置を走行しているのか判断することができ、当該判断に基づいて自車両の運転者に対して注意喚起を行うことが可能となる。
<実施の形態5>
本発明の実施の形態5では、車載情報処理装置100が備える注意レベル算出部104による注意レベルの算出について説明する。注意レベル算出部104は、実施の形態1では他車両(以下、車両Bとする)の他車両内情報に基づいて2つ(2段階)の注意レベルを算出したが、本実施の形態5では車両Bの運転者動的情報、運転者静的情報、他車両内情報、および位置情報に基づいて複数(複数段階)の注意レベルを算出する。その他の構成および動作は、実施の形態1〜4と同様であるため、ここでは説明を省略する。
一般的に、例えば車両内に設置された機器(例えば、図3のAV装置215)を操作するに当たり、運転者が若年者、高齢者、または運転初心者では、それぞれのタスク(作業)の量が異なる。本実施の形態5では、このような他車両における運転者の状態を示す情報を取得することによって、注意レベル算出部104がより詳細な注意レベルを算出することができる。
運転者動的情報、運転者静的情報、他車両内情報、および位置情報には、各情報の状態に応じて予め定められたレベルまたは係数が設定されている。以下、図10〜14を用いて、各情報の状態に応じて設定されるレベルについて説明する。
図10は、運転者動的情報とレベルとの関係の一例を示す図である。
図10に示すように、車両Bの運転者の活動状態(動的状態)に応じてレベルL1が設定されている。
ここで、「大音量音楽時」とは、運転者が大音量で音楽を聞いている状態のことをいう。また、「覚醒低下時」とは、例えば運転者が眠気を感じている状態のことをいう。
図11は、運転者静的情報とレベルとの関係の一例を示す図である。
図11に示すように、車両Bの運転者に固有の情報に応じてレベルL2が設定されている。
ここで、「ゴールド免許」とは、優良運転者(運転免許証の有効期限が満了する日の前5年間、無事故・無違反)に対して発行される自動車の運転免許証のことをいい、運転免許証の色が金色(ゴールド)のことをいう。
また、「通常免許」とは、優良運転者以外の運転者に対して発行される自動車の運転免許証のことをいい、運転免許証の色が緑色(グリーン)または青色(ブルー)のことをいう。
また、「運転者標識表示車両」とは、特に運転者の状態を標識表示している車両のことをいい、例えば、初心運転者標識(初心者マーク)、高齢運転者標識(高齢運転者マーク)、身体障害者標識(身体障害者マーク)、または聴覚障害者標識(聴覚障害者マーク)を表示している車両のことをいう。
図12は、同乗者の状態とペットの状態を含めたレベルとの関係の一例を示す図である。
図12に示すように、本実施の形態5では、車両B内の状態は同乗者またはペットの状態であるものとし、同乗者またはペットの状態に応じてレベルL3が設定されている。
図13は、積載物情報とレベルとの関係の一例を示す図である。
図13に示すように、積載物の状態に応じてレベルL4が設定されている。
ここで、「所定以上」とは積載物が所定の高さ以上に積載されていることを示し、「所定以下」とは積載物が所定の高さ以下に積載されていることを示している。例えば、積載物が所定の高さ以上に積載されている場合は、運転者がバックミラー等で後方を目視し難くなる。
図14は、車両Bの車両位置と係数Rとの関係の一例を示す図である。
図14に示すように、車両Bの車両位置に応じて係数Rが設定されている。
次に、注意レベル算出部104による注意レベルの算出について説明する。
注意レベル算出部104は、通信部102を介して他車両情報に含まれる車両Bの運転者動的情報、運転者静的情報、他車両内情報、および位置情報を取得し(図4のステップS43参照)、取得した各情報に対応する各レベルL1〜L4および係数Rに基づいて、以下の式(1)に従って注意レベルを算出する。
注意レベルL=(動的特性+静的特性+車両内情報+積載物情報)×リスク係数
=(L1+L2+L3+L4)×R ・・・(1)
制御部107は、式(1)に従って算出された注意レベルに基づいて、運転者に対する注意喚起の制御や半自動運転の制御(車間距離の制御)を行う。
図15は、注意レベルLと注意喚起方法との関係の一例を示す図である。
図15に示すように、制御部107は、注意レベル算出部104にて算出された複数の注意レベルLに応じた注意喚起を行う。
ここで、「表示」欄は、液晶モニタ111の地図上における車両Bの表示例を示している。
また、「音声」欄は、スピーカ112から出力される音声の一例を示している。
以上のことから、本実施の形態5によれば、他車両(車両B)の運転者動的情報、運転者静的情報、他車両内情報、および位置情報に基づいて複数の注意レベルを算出しているため、制御部107は他車両の状態(注意レベル)に応じた適切な注意喚起や半自動運転の制御を行うことができる。例えば、他車両の運転者が覚醒低下時である場合は当該他車両に対する注意が必要となるため、自車両の運転者に対してより注意を促すような喚起を行うことができる。
<実施の形態6>
本発明の実施の形態6では、自車両(以下、車両Aとする)と通信可能な他車両(以下、車両Bとする)と、車両Aと通信不可能な他車両(以下、車両Cとする)とが混在する場合について、図16〜20を用いて説明する。なお、構成および動作は、実施の形態1〜5と同様であるため、ここでは説明を省略する。
図16は、車両Aでの表示の一例を示す図である。
図16に示すように、車両Aの前を車両Bが走行し、車両Aの後を車両Cが走行している。車両Aと車両Bとは車々間通信が確立されている(通信可能である)ため、車両Aおよび車両Bにはアンテナ(車両Aおよび車両Bに付加された下向きの三角形)が表示されている。なお、車両Bは、例えば、図15に示す注意レベルLに応じて表示が変更されるようにしてもよい。
一方、車両Aと車両Cとは車々間通信が確立されていない(通信不能である)ため、車両Cにはアンテナが表示されていない。なお、車両Cは、例えば、式(1)においてL1+L2+L3+L4=2.5とし、前方の存在する場合は、図14に示すようにリスク係数R=1.0を掛け、図15に示す注意レベルL=2相当の表示を行う。
図17では、車両Aと車両Bとが破線の矢印で繋ぐように表示されている。その他の表示は、図16と同様である。
図17に示すような表示を行なうことによって、運転者は車両Aと車両Bとの通信が確立されていることを視認し易くなる。
また、通信可能な端末を備えているが通信が確立できていない状態にあるときには図16のような表示、通信が確立して情報を入力できる状態にあるときには図17のような表示にしても良い。
また、図16ではLの値によって表示内容を決定したが、L1、L2、L3、L4それぞれの状態を表現するようにしても良い。例えば、運転者の状態を三角表示の色を変更することで表示し、同乗者や同乗物の状態により三角表示の立体表示にするようにしても良い。
図18は、車両Aでの表示の他の一例を示す図である。
図18に示すように、車両Aの前を車両Bが走行し、車両Aの後を車両Cが走行している。また、車両Aと車両Bとは車々間通信が確立されている(通信可能である)。このとき、車両Bに対しては注意が不要な状態となっている。
一方、車両Aと車両Cとは車々間通信が確立されていない(通信不能である)ため、車両Cはやや立体的に表示される。
図18に示す状態から車両Bに対する注意が必要な状態になると、図19に示すように、車両Bは車両Cよりも立体的に表示される。
図19に示すような表示を行なうことによって、車両Aの運転者は、車両Bが注意すべき車両であることを視認し易くなる。
図20は、車両Aでの表示の他の一例を示す図である。
図20に示すように、車両Aには黒塗りの四角形が表示されており、車両B,Cには白抜きの四角形が表示されている。これは、車両Aと車両B,Cとが車々間通信可能であることを示している。また、車両Cには初心運転者標識(初心者マーク)が表示されている。
一方、車両Dには四角形が表示されていない。これは、車両Dが車々間通信不可能であることを示している。また、車両Dには高齢運転者標識(高齢者マーク)が表示されている。
なお、車両Cの初心運転者標識(初心者マーク)や、車両Dの高齢運転者標識(高齢者マーク)は、車両Aに設けられた画像センサ109によって取得することができる。また、車々間通信可能であることを区別して表示することができれば、四角形に限らず任意の形状としてもよい。
以上のことから、本実施の形態6によれば、制御部107は車両Cと通信できない場合と、車両Bと通信できた場合における他車両内情報とに応じて、液晶モニタ111での車両B,Cに関する表示を異ならせるように液晶モニタ111を制御するため、車両Aの運転者は他車両の状態を視認し易くなる。従って、運転者に対して十分な注意喚起を行うことができる。また、制御部107は車両Cと通信できない場合と、車両Bと通信できた場合における他車両内情報とに応じて、車両Aの走行を制御することもできる。
<実施の形態7>
本発明の実施の形態7では、車載情報処理装置が、自車両情報を送信する送信側の機能と、他車両から送信されてきた他車両情報を受信する受信側の機能との両方の機能を有する場合について説明する。
図21は、本実施の形態7による車載情報処理装置300の構成の一例を示す図である。
図21に示すように、車載情報処理装置300は、図2に示す車載情報処理装置100と、図3に示す車載情報処理装置200とを組み合わせた構成となっている。また、車載情報処理装置300の構成および動作は、実施の形態1〜6の車載情報処理装置100,200と同様であるため、ここでは説明を省略する。
以上のことから、本実施の形態7によれば、車載情報処理装置300は送信側の機能と受信側の機能とを有しているため、車載情報処理装置300を搭載した車両同士では、互いの運転者が注意し合うことが可能となる。
なお、図2において、制御部107は、GPS113、車速パルス114、およびジャイロセンサ115の各々で取得された情報に基づいて自車両位置を検出するものとして説明したが、車内センサI/F部106が自車両位置を検出する機能を有するようにしてもよい。
実施の形態1では、超音波センサ108や画像センサ109を用いて自車両周辺に存在する他車両の相対的な位置を検出することについて説明したが、他車両の位置検出方法はこれに限るものではない。例えば、超音波センサ108や画像センサ109による検出結果に、自車両のGPS113による位置情報を加味することによって、他車両の絶対的な位置を検出することができる。
実施の形態1において、図4では他車両として車両Bを一台検出する場合について説明したが、複数の他車両を検出するようにしてもよい。例えば、図4のステップS42にて複数の他車両を検出する場合において、図14に示すような自車両に対する他車両の位置に応じた係数Rに基づいて、検出の優先順位を決定してもよい。具体的には、自車両の前後に走行中の他車両が存在する場合において、先に自車両の前方に存在する他車両を検出して当該他車両の他車両情報を取得し、次いで自車両の後方に存在する他車両を検出して当該他車両の他車両情報を取得する。すなわち、図14に示す係数Rの値が大きい車両から順に検出するようにしてもよい。また、上記に関わらず、ユーザが任意に優先順位を設定してもよく、ユーザが任意にどの位置に存在する車両を優先して検出するのかを設定してもよい。さらに、注意レベル算出部104にて算出された注意レベルに基づいて(例えば、注意レベルが高いものから順に)優先順位を設定してもよい。なお、半自動運転の制御(走行制御)についても上記と同様に優先順位を設定してもよい。
図6では、車両Bに対する注意が必要である場合の表示の一例として車両Bを塗りつぶして表示したが、これに限るものではない。例えば、立体的に表示したり、大きく表示したりするようにしてもよい。
実施の形態5において、自車両(車両A)は他車両(車両B)から運転者静的情報を取得しているが、当該運転者静的情報を一度取得すれば、以後は取得しないようにしてもよい。
実施の形態5において、注意レベルの算出は式(1)に限らない。例えば、自車両(車両A)の運転者が任意に設定できるようにしてもよい。
実施の形態5において、注意レベル算出部104は、他車両(車両B)の運転者動的情報、運転者静的情報、他車両内情報、および位置情報に基づいて注意レベルを算出したが、運転者動的情報、運転者静的情報、他車両内情報、または位置情報のうちの任意の情報を組み合わせて注意レベルを算出するようにしてもよい。また、同乗者の着席位置を考慮して注意レベルを算出してもよい。また、算出した注意レベルは、図15に示すような3つ以上の複数段階であってもよく、実施の形態1のような2段階であってもよい。
図11では、運転者静的情報としてゴールド免許、通常免許、または運転者標識車両を挙げたが、これらの情報は日本での交通規則に基づいて説明したものである。日本以外の国においては、図11に示す情報に相当する情報に応じたレベルL2が設定されるものとする。
図10〜14において、レベルL1〜L4または係数Rの値は任意の値であってもよい。例えば、自車両(車両A)の運転者が任意に設定できるようにしてもよい。
図15において、注意喚起方法は任意に変更可能である。例えば、自車両(車両A)の運転者が任意に設定できるようにしてもよい。また、図15では他車両の表示例を示しているが、色・色の濃さ・形状・立体の程度はいかなるものであってもよい。例えば、他車両を示す形状の横または中に、注意レベルLを示す数字を表示するようにしてもよい。すなわち、注意レベルLに応じて異なる表示となればよい。
実施の形態6では、通信手段として車々間通信を一例に説明したが、他の通信手段(例えば、実施の形態3参照)であってもよい。
各実施の形態1〜7では、注意レベル算出部104にて算出された注意レベルに基づいて、自車両の運転者に対する注意喚起や走行の制御(車間距離の制御)を行ったが、衝突警報を報知するようにしてもよい。例えば、超音波センサ108で他車両との車間距離を検出し、当該車間距離が予め定められた距離以下になった場合に警報を液晶モニタ111やスピーカ112から報知するようにしてもよい。このとき、警報を報知するしきい値となる車間距離は、注意レベルによって変えてもよい。例えば、注意レベルの値が大きい場合は、車間距離を大きくするようにしてもよい。また、通信不可能な他車両が存在する場合は、車間距離を大きくするようにしてもよい。
図20では、運転者標識を表示しているが、これに限るものではない。例えば、車両内に乳児(赤ん坊)、ペット、病人、またはハンディキャップを有する人が存在する場合は、車内に乳児がいる旨のマークなどを表示するようにしてもよい。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
この発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての態様において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
100 車載情報処理装置、101 他車両位置検出部、102 通信部、103 GUI部、104 注意レベル算出部、105 地図DB、106 車内センサI/F部、107 制御部、108 超音波センサ、109 画像センサ、110 タッチパネル、111 液晶モニタ、112 スピーカ、113 GPS、114 車速パルス、115 ジャイロセンサ、116 車両制御装置、117 エンジン制御装置、118 ボディ系制御装置、119 車内LAN、200 車載情報処理装置、201 車内状態検出部、202 通信部、203 GUI部、204 運転者動的状態検出部、205 地図DB、206 位置検出部、207 運転者静的情報取得部、208 制御部、209 車内検出センサ、210 タッチパネル、211 液晶モニタ、212 GPS、213 車速パルス、214 H/F装置、215 AV装置、300 車載情報処理装置、301 車内状態検出部、302 他車両位置検出部、303 通信部、304 GUI部、305 運転者動的状態検出部、306 注意レベル算出部、307 地図DB、308 車内センサI/F部、309 運転者静的情報取得部、310 制御部、311 車内検出センサ、312 超音波センサ、313 画像センサ、314 タッチパネル、315 液晶モニタ、316 スピーカ、317 GPS、318 車速パルス、319 ジャイロセンサ、320 車両制御装置、321 エンジン制御装置、322 ボディ系制御装置、323 車内LAN、324 H/F装置、325 AV装置。

Claims (20)

  1. 自車両の周辺に存在する他車両の位置を検出する他車両位置検出部と、
    前記他車両位置検出部にて検出された前記他車両内の運転者以外の同乗者または同乗物の状態を示す他車両内情報を含む他車両情報を、通信によって前記他車両から取得する通信部と、
    前記通信部にて取得した前記他車両内情報に基づいて、前記自車両の運転者への注意喚起、または前記自車両の走行を制御する制御部と、
    を備える、車載情報処理装置。
  2. 前記他車両内情報は、同乗者に固有の情報である同乗者静的情報を含むことを特徴とする、請求項1に記載の車載情報処理装置。
  3. 前記同乗者静的情報は、前記同乗者の有無の情報、前記同乗者の着席位置の情報、または前記同乗者の属性の情報を含むことを特徴とする、請求項2に記載の車載情報処理装置。
  4. 前記同乗者の属性は、前記同乗者の年齢、性別、またはハンディキャップの有無であることを特徴とする、請求項3に記載の車載情報処理装置。
  5. 前記同乗者の属性は、前記同乗者が所持する通信端末との通信によって取得されることを特徴とする、請求項3または4に記載の車載情報処理装置。
  6. 前記他車両情報は、前記同乗者の現在の活動状態を示す同乗者動的情報を含むことを特徴とする、請求項1から5のいずれか1項に記載の車載情報処理装置。
  7. 前記同乗者動的情報は、前記同乗者が前記他車両の運転者と会話中であることを示す情報、前記同乗者が1人ではしゃいでいることを示す情報、または前記同乗者である乳児が泣いていることを示す情報を含むことを特徴とする、請求項6に記載の車載情報処理装置。
  8. 前記他車両の位置は、前記他車両位置検出部にて検出された前記他車両の位置情報と、前記他車両から取得した前記他車両情報に含まれる前記他車両の固有情報とに基づいて特定されることを特徴とする、請求項1から7のいずれか1項に記載の車載情報処理装置。
  9. 前記他車両の位置は、前記他車両情報に含まれる前記他車両の位置情報または走行道路を特定する情報に基づいて特定されることを特徴とする、請求項1から7のいずれか1項に記載の車載情報処理装置。
  10. 表示部をさらに備え、
    前記制御部は、前記他車両と通信できない場合と、前記他車両と通信できた場合における前記他車両内情報とに応じて、前記表示部での前記他車両に関する表示を異ならせるよう前記表示部を制御することを特徴とする、請求項1から9のいずれか1項に記載の車載情報処理装置。
  11. 前記制御部は、前記他車両と通信できない場合と、前記他車両と通信できた場合における前記他車両内情報とに応じて、前記自車両の走行を制御することを特徴とする、請求項1から10のいずれか1項に記載の車載情報処理装置。
  12. 前記他車両情報は、前記他車両の運転者に固有の情報である運転者静的情報、または前記他車両の運転者の現在の活動状態を示す運転者動的情報を含むことを特徴とする、請求項1から11のいずれか1項に記載の車載情報処理装置。
  13. 前記同乗物は、前記他車両の積載物であって、
    前記他車両内情報は、前記積載物の積載状態を示す積載物情報を含むことを特徴とする、請求項1から12のいずれか1項に記載の車載情報処理装置。
  14. 前記同乗物は、前記他車両内のペットであって、
    前記他車両内情報は、前記ペットの現在の活動状態を示すペット情報を含むことを特徴とする、請求項1から13のいずれか1項に記載の車載情報処理装置。
  15. 前記他車両情報に基づいて前記他車両に対する注意レベルを算出する注意レベル算出部をさらに備え、
    前記制御部は、前記注意レベル算出部にて算出された前記注意レベルに基づいて、前記自車両の運転者への注意喚起、または前記自車両の走行を制御することを特徴とする、請求項1から14のいずれか1項に記載の車載情報処理装置。
  16. 前記制御部は、前記通信部にて取得した前記他車両内情報と、前記他車両位置検出部により得られた前記自車両と前記他車両との位置関係とに基づいて、前記自車両の運転者への注意喚起、または前記自車両の走行を制御することを特徴とする、請求項1に記載の車載情報処理装置。
  17. 自車両内の状態を検出する車内状態検出部と、
    前記車内状態検出部にて検出された前記自車両内の運転者以外の同乗者または同乗物の状態を示す情報を自車両内情報とし、当該自車両内情報を含む自車両情報を通信によって他車両に送信する通信部と、
    前記通信部を制御する制御部と、
    を備える、車載情報処理装置。
  18. 前記制御部は、前記他車両から通信要求があった場合において、前記自車両情報を前記他車両に送信するよう前記通信部を制御することを特徴とする、請求項17に記載の車載情報処理装置。
  19. 前記自車両内情報は、前記自車両の同乗者に固有の情報である同乗者静的情報、または前記自車両の同乗者の現在の活動状態を示す同乗者動的情報を含むことを特徴とする、請求項17または18に記載の車載情報処理装置。
  20. 前記自車両内情報は、前記自車両の積載物の積載状態を示す積載情報を含むことを特徴とする、請求項17から19のいずれか1項に記載の車載情報処理装置。
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