JP5882106B2 - 定量シリンジ型噴出器 - Google Patents

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Description

本発明は、フランジ部を有するシリンジと、当該シリンジ内に押し込み可能なプランジャとを備える定量シリンジ型噴出器であって、プランジャの押し込みを段階的に行うための技術に関するものである。
シリンジ型噴出器には、例えば、シリンジ内にプランジャを押し込んで薬液などの内容物を取り出すものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−213612号公報
しかしながら、従来のシリンジ型噴出器は、シリンジ内にプランジャを押し込むにすぎないため、内容物を小分けして噴出することが困難であった。
本発明の目的とするところは、内容物を小分けして噴出することができる、新規な定量シリンジ型噴出器を提供することにある。
本発明は、フランジ部を有するシリンジと、当該シリンジ内に押し込み可能なプランジャとを備える定量シリンジ型噴出器であって、
プランジャは、先端にピストンを有する第1シャフト部材と、当該第1シャフト部材の後端に配置される第2シャフト部材とを有し、
第1シャフト部材は、後方に向かって伸びる少なくとも1つの弾性片が一体に設けられているとともに、当該弾性片に、シリンジの後端開口部から進入して当該シリンジの内周面を摺動可能な摺動突起と、シリンジの後端に係止される係止突起とが設けられており、第2シャフト部材は、弾性片の自由端を押圧する端面を有し、当該端面からの押圧によって弾性片の自由端をシリンジとの間で拘束することで当該弾性片に摺動突起を起点にした撓み変形を生じさせて前記係止突起を前記シリンジの後端に係止させ、前記押圧の緩和によって、当該撓み変形の摺動突起を起点にした復元力によって係止突起の係止を解除するものであり、係止突起の係止の解除によって、プランジャをシリンジ内に更に押し込み可能であることを特徴とするものである。
前記第1シャフト部材には、前記第2シャフト部材を受け入れる空間と、該第2シャフト部材を抜け止め保持する係止部とが設けられ、前記空間は、前記押圧及び前記押圧の緩和の際に、前記第2シャフト部材が前記第1シャフト部材内で移動可能となるように形成することができる。
加えて、弾性片の自由端に段差を設け、当該段差の底面を、第2シャフト部材からの受圧面に形成するとともに、当該段差の側面を弾性片の自由端側を逃がすテーパ面に形成することができる。また、弾性片の自由端にテーパをつけることもできる。さらに、第2シャフト部材には、第1シャフト部材に対応するテーパ面を形成することができる。本発明によれば、シリンジの先端部には、噴霧ノズルを設けることができる。
本発明では、第2シャフト部材を押し込むと、弾性片に設けた摺動突起がシリンジの後端開口部から進入して当該シリンジの内周面を摺動するとともに、第1シャフト部材に設けた弾性片の自由端の動きがシリンジとの間で拘束されることで、当該弾性片に摺動突起を起点にした撓み変形が生じる。このため、弾性片に設けた係止突起がシリンジの後端に係止されるまで、1回目の噴出が可能になる。
次いで、第2シャフト部材の押し込みを緩めると、上記撓み変形の摺動突起を起点にした復元力によって弾性片の自由端側が摺動突起を起点に復元する。このとき、弾性片の固定端側は摺動突起を起点に内側に変形したままであるから、当該弾性片の自由端側は、摺動突起を起点に内側に変形した固定端側と整列するように斜め内向きに復元する。このため、係止突起も弾性片の自由端側に追従するように斜め内向きに変位することで、当該係止突起の係止が解除される。これにより、再びプランジャを押し込めば、2回目の噴出が可能になる。
従って、本発明によれば、内容物を小分けして取り出すことができる。加えて、本発明では、第2シャフト部材の押し込みを緩めるだけで、2回目の噴出が可能になるため、2回目の噴出を行うときに持ち替える必要がない。このため、使用者は、内容物の小分けを片手操作で行うことができる。
本発明の第一の実施形態である点鼻薬噴霧器であって、その操作前の初期状態を一部断面で示す側面図およびその一部拡大図である。 同実施形態にあって、第1シャフト部材と第2シャフト部材との連結部分を模式的に示した斜視図である。 同実施形態にあって、1回目の噴出が完了した状態を一部断面で示す側面図である。 同実施形態にあって、2回目の噴出を開始するためにプランジャの押し込みを緩めた状態を一部断面で示す側面図である。 同実施形態にあって、2回目の噴出が開始した直後の状態を一部断面で示す側面図である。 同実施形態にあって、2回目の噴出が完了した状態を一部断面で示す側面図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態である点鼻薬噴霧器1を詳細に説明する。
図1中、符号2は、内容物としての点鼻薬Cを充填可能な定量シリンジである。シリンジ2は、中空の胴部2aを有し、この胴部2aには、肩部2bを介して先端部2cが一体に繋がる。先端部2cは、胴部2aよりも小径としてなる。また、胴部2aには、先端部2cと対向する後端部に、フランジ部2dが、その後端をシリンジ2の後端2eを一致するように、一体に設けられている。
符号3は、シリンジ2内に収納されるプランジャである。プランジャ3は、第1シャフト部材3aと、この第1シャフト部材3aの後方に配置される第2シャフト部材3bとを有する。
第1シャフト部材3aは、シリンジ2に収納される先端部にピストン4が設けられている。ピストン4は、例えば、ゴムなどの弾性材料からなり、シリンジ胴部2aの内周面2fに摺動可能に保持されている。
シリンジ2とピストン4との間には空間R1が形成されている。空間R1には、点鼻薬Cが充填される。空間R1に充填された点鼻薬Cは、プランジャ3の押し込みによって、先端部2cに形成した貫通孔A1に圧送される。
また、第1シャフト部材3aは、後方に向かって伸びる4つの弾性片3a1が一体に設けられている(図中、符号は1つのみに例示)。弾性片3a1には、摺動突起3a2と係止突起3a3とが設けられている。摺動突起3a2と係止突起3a3は、摺動突起3a2、係止突起3a3の順で、軸線Oに沿って後方に向かって間隔を置いて設けられている。摺動突起3a2は、先端に向かって先細りに傾斜する傾斜面3f0を有する。これにより、摺動突起3a2は、シリンジ2の後端開口部A2から進入して、シリンジ2の内周面2fを摺動するため、プランジャ3の押し込みを許容する。また、係止突起3a3は、後述のように、シリンジの後端2eに引っ掛かってプランジャ3の押し込みを阻止する。
本形態では、第1シャフト部材3aは、図2に示すように、ピストン4を固定する基部3a4を有し、弾性片3a1はそれぞれ、リング部3a5を介して基部3a4に連結されている。基部3a4は、例えば、本形態のように、2つの対向する側壁に横壁を掛け渡したH字形断面形状のものを採用することができる。これにより、弾性片3a1は、リング部3a5との連結端を固定端3e0として、その自由端側を変形および復元可能に撓み変形させることができる。
また、本形態では、係止突起3a3は、弾性片3a1の自由端側の部分に一体に形成されている。これにより、本形態では、係止突起3a3の後端面3e1は、弾性片3a1の自由端として構成される。また本形態では、係止突起3a3に形成された後端面(以下、「係止突起側自由端」)3e1は、図1の拡大図に示すように、外向きに角度θで減少するテーパがつけられている。なお、θの値は、点鼻薬噴出器の大きさ等に応じて、適宜変更することができる。
加えて、本形態では、図2に示すように、弾性片3a1の自由端に段差Dが設けられている。段差Dも、弾性片3a1の自由端として構成されるとともに、弾性片3a1の内周面側に形成されている。また本形態では、図1の拡大図に示すように、段差Dの底面(以下、「段差底面側自由端」)3e2は、第2シャフト部材3bと接触するとともに当該第2シャフト部材3bに押圧される受圧面として形成されている。また、この段差底面側自由端3e2に繋がる段差Dの側面(以下、「段差側面側自由端」)3e3は、外向きに拡大するテーパ面として形成されている。
一方、第2シャフト部材3bは、図1に示すように、使用者がプランジャ3を押し込むための押圧部3b1を有する本体部3b2を有する。同図の拡大図で示すように、本体部3b2の先端側の端面3f1は、第1シャフト部材の段差底面側自由端3e2を押圧する押圧面(以下、「押圧端面3f1」)として形成されている。押圧端面3f1は、第2シャフト部材3bを押し込むことで、第1シャフト部材の段差底面側自由端3e2を押圧し、プランジャ3全体としての押し込みを生じさせる。また、本体部3b2には、弾性片3a1の段差側面側自由端3e3に対応するテーパ面3f2が形成されている。本形態では、テーパ面3f2は、段差側面側自由端3e3とほぼ等しい角度のテーパ面であって、互いの間には隙間Gが形成されている。
加えて、本体部3b2にはピン部3b3が一体に繋がる。ピン部3b3は、本体部3b2よりも小径である。ピン部3b3の先端には、ピン部3b3よりも大径のヘッド3b4が一体に形成されている。一方、基部3a4とリング部a5との間には空間Sが形成されている。空間Sは、例えば、図2に示すように、基部3a4の横壁の一部を開口して形成する。空間Sには、リング部a5に形成した貫通孔A3を通して、ヘッド3b4を収納することができる。また貫通孔A3は、同図に示すように、リング部a5に形成した環状のテーパ面3f5で構成されている。環状テーパ面3f5は、先端に向かって縮径する。これにより、貫通孔A3の最小径よりも大径のヘッド3b4を空間Sに挿入できるとともに、環状テーパ面3f5を形成した貫通孔A3周りの縁部を、ヘッド3b4を抜け止め保持する係止部として機能させることができる。
空間Sは、ヘッド3b4を軸線Oに沿って前後に移動させることができる遊びを有する。これにより、第1シャフト部材3aと第2シャフト部材3bを、互いに軸線Oに沿って移動可能に連結することができる。
図1中、符号5は、シリンジ先端部2cに装着されるノズルである。ノズル5は、噴霧チップ6を内蔵し、貫通孔A1を通って圧送された点鼻薬Cを噴出孔A4より噴霧させることができる。
ここで、本実施形態の使用方法を説明する。
使用者は先ず、図1に示す状態でノズル5を一方の鼻の穴に挿入した後、第2シャフト部材3bを押し込む。すると、同拡大図に示すように、本体部3b2の押圧端面3f1が第1シャフト部材3aの段差底面側自由端3e2を押圧するため、第1シャフト部材3aも第2シャフト部材3bとともに押し込まれる。このとき、第2シャフト部材3bの摺動突起3a2は、先端に向かって先細りする傾斜面3foを有しているため、シリンジ後端開口部A2からシリンジ2内に進入することができる。
また、第2シャフト部材3bの押圧端面3f1は、弾性片3a1の段差底面側自由端3e2に接触して押圧する。このため、弾性片3a1の自由端の動きは、シリンジ2との間で拘束される。その結果、弾性片3a1には、図3に示すように、摺動突起3a2を起点にした撓み変形が生じ、当該摺動突起3a2は、シリンジの内周面2fを摺動することで、プランジャ3の押し込みを許容することができる。これにより、同図に示すように、弾性片3a1に設けた係止突起3a3がシリンジの後端2eに接触するまで、噴出孔A4から点鼻薬Cを鼻の穴に一定量噴出することができる。
弾性片3a1に設けた係止突起3a3がシリンジ2の後端2eに接触すると、プランジャ3を押し込むことができなくなるので、空間R2に点鼻薬Cを残した状態で1回目の噴霧は終了する。なお、空間R2の容量は、使用目的に応じて適宜選択できるが、例えば、空間R1の容量の半分とする。
次いで、第2シャフト部材3bの押し込みを緩めると、図4に示すように、上記撓み変形の復元力によって、弾性片3a1の自由端側が摺動突起3a2を起点に復元する。このとき、弾性片3a1の固定端3e0側は摺動突起3a2を起点に内側に変形したままであるから、弾性片3a1の自由端側は、同図に示すように、摺動突起3a2を起点に内側に変形した固定端3e0側と整列するように斜め内向きに復元する。このため、係止突起3a3も弾性片3a1の自由端側に追従するように斜め内向きに変位することで、当該係止突起3a3の係止状態が同図に示すように解除される。
特に、本実施形態では、図3の拡大図に示すように、弾性片3a1の自由端に段差Dを設け、この段差底面側自由端3e2を、第2シャフト部材3bからの受圧面に形成するとともに、段差側面側自由端3e3を弾性片3aの自由端側を逃がすテーパ面に形成したことで、第2シャフト部材3bの押し戻しを円滑に行うことができる。加えて、本形態では、第2シャフト部材3bに、第1シャフト部材3aに対応するテーパ面3fが形成されているため、第2シャフト部材3aの押し戻しをより円滑に行うことができる。
これにより、第2シャフト部材3bの押し込みを緩めた後、再び第2シャフト部材3bを押し込めば、2回目の噴出が可能になる。本形態では、第2シャフト部材3bが押し戻された後、第2シャフト部材3bを押し込めば、図5に示すように、第2シャフト部材3bの押圧端面3f1は、係止突起3a3に接触させることができる。このため、弾性片3a1が摺動突起3a2を起点に復元することで、第1シャフト部材3aを押し込むことができる。
特に、本実施形態では、係止突起側自由端3e1にテーパをつけたため、弾性片3a1の自由端側が摺動突起3a2を起点に復元しても、第2シャフト部材3bの押圧端面3f1と平行に近い状態で接触できるので、第1シャフト部材3aの押し込みを円滑に行うことができる。
従って、図4に示すように、第2シャフト部材3bの押し込みを緩めて第2シャフト部材3bが押し戻された後、他方の鼻の穴にノズル6を挿入して、図5に示すように、第2シャフト部材3bを押し込めば、図6に示すように、噴出孔A4から空間R2内に残った点鼻薬Cを鼻の穴に噴出することができる。
上述のように、本実施形態によれば、点鼻薬Cを小分けして噴霧することができる。加えて、本実施形態では、第2シャフト部材3bの押し込みを緩めると、2回目の噴出が可能になるため、2回目の噴出を行うときに持ち替える必要がない。このため、使用者は、内容物の小分けを片手操作で行うことができる。
上述したところは、本発明の様々な実施形態であるが、本発明に従えば、様々な変更が可能となる。例えば、弾性片3a1は、少なくとも1箇所に設けることができるが、プランジャ3を確実に停止させて正確な小分けを実現する場合には、本形態のように複数設けることが好ましい。特に、本形態のように、偶数個で配置すれば、軸線O周りのバランスが安定するため、良好な操作が実現できる。上述の実施形態では、シリンジ型噴出器を噴霧器として説明したが、本発明に従えば、泡として噴出させ、または、通常の液体として噴出させるなど、内容物を様々な形態で噴出させることができる。
本発明は、フランジ部を有するシリンジと、当該シリンジ内に押し込み可能なプランジャとを備えるシリンジ型噴出器であれば、様々な形態のものに採用することができる。内容物も、点鼻薬に限定されることなく、様々なものを採用することができる。
1 点鼻薬噴霧器(シリンジ型噴出器)
2 シリンジ
2a 胴部
2b 肩部
2c 先端部
2d フランジ部
3 プランジャ
3a 第1シャフト部材
3a1 弾性片
3a2 傾斜突起
3a3 係止突起
3a4 基部
3a5 リング部
3b 第2シャフト部材
3b1 押圧部
3b2 大径部
3b3 ピン
3b4 ヘッド
3e0 弾性片の固定端
3e1 係止突起側自由端
3e2 段差底面側自由端
3e3 段差側面側自由端
3f1 押圧端面
3f2 テーパ面
3b3 ピン
3b4 ヘッド
4 ピストン
5 ノズル
4a 補助フランジ部
6 噴霧チップ
A1 先端貫通孔
A2 後端開口部
A3 空間貫通孔
A4 ノズル噴出孔
C 点鼻薬(内容物)
D 段差(自由端)
G 隙間
R 充填空間
S 遊び空間

Claims (6)

  1. フランジ部を有するシリンジと、当該シリンジ内に押し込み可能なプランジャとを備える定量シリンジ型噴出器であって、
    プランジャは、先端にピストンを有する第1シャフト部材と、当該第1シャフト部材の後端に配置される第2シャフト部材とを有し、
    第1シャフト部材は、後方に向かって伸びる少なくとも1つの弾性片が一体に設けられているとともに、当該弾性片に、シリンジの後端開口部から進入して当該シリンジの内周面を摺動可能な摺動突起と、シリンジの後端に係止される係止突起とが設けられており、
    第2シャフト部材は、弾性片の自由端を押圧する端面を有し、当該端面からの押圧によって弾性片の自由端をシリンジとの間で拘束することで当該弾性片に摺動突起を起点にした撓み変形を生じさせて前記係止突起を前記シリンジの後端に係止させ、前記押圧の緩和によって、当該撓み変形の摺動突起を起点にした復元力によって係止突起の係止を解除するものであり、
    係止突起の係止の解除によって、プランジャをシリンジ内に更に押し込み可能であることを特徴とする定量シリンジ型噴出器。
  2. 請求項1において、前記第1シャフト部材には、前記第2シャフト部材を受け入れる空間と、該第2シャフト部材を抜け止め保持する係止部とが設けられ、前記空間は、前記押圧及び前記押圧の緩和の際に、前記第2シャフト部材が前記第1シャフト部材内で移動可能となるように形成されていることを特徴とする定量シリンジ型噴出器。
  3. 請求項1又は2において、弾性片の自由端に段差を設け、当該段差の底面を、第2シャフト部材からの受圧面に形成するとともに、当該段差の側面を弾性片の自由端側を逃がすテーパ面に形成したことを特徴とする定量シリンジ型噴出器。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項において、弾性片の自由端にテーパをつけたことを特徴とする定量シリンジ型噴出器。
  5. 請求項4において、第2シャフト部材に、第1シャフト部材に対応するテーパ面が形成されていることを特徴とする定量シリンジ型噴出器。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項において、シリンジの先端部に噴霧ノズルを設けたことを特徴とする定量シリンジ型噴出器。
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