JP5863630B2 - 車載電装部品の配置構造 - Google Patents
車載電装部品の配置構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5863630B2 JP5863630B2 JP2012271154A JP2012271154A JP5863630B2 JP 5863630 B2 JP5863630 B2 JP 5863630B2 JP 2012271154 A JP2012271154 A JP 2012271154A JP 2012271154 A JP2012271154 A JP 2012271154A JP 5863630 B2 JP5863630 B2 JP 5863630B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- electrical component
- wall portion
- storage box
- side wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
Description
ECU等の電装部品自体のコストアップや大型化を招くことなく、電装部品に防止対策を施すことができる技術が望まれる。
請求項5に係る発明では、縦壁部は、上縦壁部と、この上縦壁部の前面よりも車両前方側に位置する下縦壁部とからなり、上縦壁部の前面と下縦壁部の前面の境界に係合孔部が開けられることを特徴とする。
また、収納ボックスは、外側へ向けて延びるように蓋部材を支持する支持部が形成され、この支持部は庇部である。すなわち、庇部の一部を支持部として利用したので、収納ボックスの構造を簡便なものにすることができる。
図1に示すように、スクータ型車両10は、車体フレーム11の前部に前輪13が操向自在に支持され、車体フレーム11の後部に後輪14を含むパワーユニット15が揺動自在に支持される、いわゆる、ユニットスイング式の車両である。パワーユニット15と車体フレーム11の間には、リヤクッションユニット16が渡されている。
図2に示すように、ヘルメットHe等の物品を収納することができる収納部70は、上方へ開口し物品を出し入れする開口71を有する収納ボックス61と、開口71を開閉可能に塞ぐ蓋部材74とからなる。収納ボックス61の前端に、蓋部材74の開閉の支点となるヒンジ部73が配置される。すなわち、蓋部材74は、収納ボックス61にヒンジ部73を介して回動可能に支持される。蓋部材74は、開口71を塞ぐ部材であるが、シート41で蓋部材74を兼ねさせた。
図4に示すように、収納ボックス61の車両前方に臨む側にて、収納ボックス61の側壁部82から車両前方に水平に庇部101が延びている。この庇部101で、庇部101の下方に配置される車載電装部品100を上から覆うようにした。車載電装部品100は、その下面に電装線99を連結したカプラ98が着脱可能に接続される。
車載電装部品100は、側壁部82と、この側壁部82の前方にて側壁部82と離間して配置される縦壁部104とに挟まれることで支持される。縦壁部104は、上縦壁部113と、この上縦壁部113の前面113aよりも車両前方側に位置する下縦壁部114とからなり、上縦壁部113の前面113aと下縦壁部114の前面114aの境界に係合孔部108が開けられる。下縦壁部114の上面に肩部115が形成され、この肩部115に係合突部107の下面107bを当接させ、側壁部82の外面82aと上縦壁部113の内面113bと、下縦壁部114の肩部115とで電装部品100を支持するようにした。
図5にて、車載電装部品100は、収納ボックス61を構成する側壁部82と庇部101とによって形成される空間109内に収容される。すなわち、収納ボックス61に、車載電装部品100を収納する空間109を一体に設けたので、簡単な構成で、車載電装部品100に水はかかり難くなる。電装部品100に水がかかり難くなるので、電装部品100そのものに付加的な防水対策を施すことが不要になる。結果、電装部品100のコストアップや大型化を招くことなく、電装部品100に防水対策を施すことができる。
図7に示すように、収納ボックス61の車両前方に臨む側に庇部101が車両前方へ水平に延設され、この庇部101の直下で側壁部82に接触させるように車載電装部品100を配置し、この車載電装部品100に車両前方から下端にフック状のストッパ部121を有する板状のカバー部材43を合わせるように取付けた。その際、ストッパ部121が車載電装部品100の下面に当接するため、車載電装部品100の脱落は阻止される。車載電装部品100と側壁部82の間、及び車載電装部品100とカバー部材43の間には、スポンジ122、122が介在され、収納ボックス61に生じた振動が車載電装部品100に伝達されることを防止する。
図9に示すように、収納ボックス61の車両後方に臨む側にてシール部83を含む庇部101が後方へ延ばされ、この庇部101の後端から下方へ側壁部82と離間しながら下方へ延びる後縦壁部104が設けられ、側壁部82と庇部101と後縦壁部104とで囲われる空間109に、車載電装部品100が収容される。車載電装部品100の周囲と側壁部82、庇部101及び縦壁部104の間には、上下のスポンジ122が介在され、収納ボックス61に生じた振動が車載電装部品100に伝達されることを防止する。
図10に示すように、収納ボックス61の車両後方に臨む側に庇部101が車両後方へ水平に延設され、この庇部101の直下で側壁部82に接触させるように車載電装部品100を配置し、この車載電装部品100に車両後方から下端にフック状のストッパ部121を有する板状のカバー部材43を合わせるように取付けた。その際、ストッパ部121が車載電装部品100の下面に当接しているため、車載電装部品100の脱落は阻止される。車載電装部品100と側壁部82の間、及び車載電装部品100とカバー部材43の間には、スポンジ122が介在され、収納ボックス61に生じた振動が車載電装部品100に伝達されることを防止する。その他の構造及び作用については、前述した変形例1と大きく変わるところはなく説明を省略する。
図11に示すように、収納ボックス61の車両斜め前方を臨む位置に、物品を出し入れする開口71とは別に、サービスマニュアル(図12、符号131)等の物品を収納可能な第2の開口132及びこの第2の開口132から下方に延びているスペース133が形成される。
図13に示すように、側壁部82の高さ方向中間部から外方に縦壁部104を支持する中間壁134が形成され、この中間壁134の下方にて、側壁部82と中間壁134と縦壁部104で囲まれた部分に車載電装部品100が収納可能なスペース133が形成される。図12と異なる点は、中間壁134の上方に延びている側壁部82を省くことで第2のスペースを省略した点にあり、その他、大きく異なるところはなく説明を省略する。
Claims (5)
- 底部(81)及びこの底部(81)の周縁から上方に延びる側壁部(82)を有し車体外装部品(40)に覆われる収納ボックス(61)と、この収納ボックス(61)の開口(71)を塞ぐ蓋部材(74)とからなり物品を収納する収納部(70)を車両(10)に備え、この車両(10)に車載電装部品(100)が搭載されている車載電装部品の配置構造において、
前記収納ボックス(61)は、前記開口(71)の周縁部から外側へ一体に延びる庇部(101)と、この庇部(101)から前記側壁部(82)と離間しながら下方へ延びる縦壁部(104)とを備え、
前記車載電装部品(100)は、前記側壁部(82)と、前記庇部(101)と、前記縦壁部(104)とによって形成される空間内に収容され、
前記蓋部材(74)は、前記収納ボックス(61)に回動可能に支持されるものであって、
前記収納ボックス(61)には、前記蓋部材(74)を回動可能に支持する支持部(76)が外側へ向けて延びるように形成され、
前記支持部(76)は、先端にヒンジ軸(77)を有する前記庇部(101)であり、 前記支持部(76)の両端と前記側壁部(82)の間に、前記車載電装部品(100)を覆うように左右の庇側壁(105L、105R)が渡されることを特徴とする車載電装部品の配置構造。 - 前記収納ボックス(61)は、前記側壁部(82)の上縁から外側へ向けて張り出すように設けられ前記蓋部材(74)と接触することで前記収納ボックス(61)と前記蓋部材(74)の間をシールするシール部(83)を備え、
前記庇部(101)は、前記シール部(83)から外側へ延びるように形成されることを特徴とする請求項1記載の車載電装部品の配置構造。 - 前記車載電装部品(100)は、前記側壁部(82)と前記縦壁部(104)とに挟まれることで支持されることを特徴とする請求項1〜2のいずれか1項記載の車載電装部品の配置構造。
- 前記車載電装部品(100)は、前記シール部(83)の下方に配置されることを特徴とする請求項2記載の車載電装部品の配置構造。
- 前記縦壁部(104)は、上縦壁部(113)と、この上縦壁部(113)の前面(113a)よりも車両前方側に位置する下縦壁部(114)とからなり、上縦壁部(113)の前面(113a)と下縦壁部(114)の前面(114a)の境界に係合孔部(108)が開けられることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の車載電装部品の配置構造。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012271154A JP5863630B2 (ja) | 2012-12-12 | 2012-12-12 | 車載電装部品の配置構造 |
CN201320628460.XU CN203473082U (zh) | 2012-12-12 | 2013-10-10 | 车载电装部件的配置构造 |
ITTO20130908 ITTO20130908A1 (it) | 2012-12-12 | 2013-11-08 | Struttura per la sistemazione di un componente elettrico montato su un veicolo. |
BR102013031622A BR102013031622A2 (pt) | 2012-12-12 | 2013-12-09 | Estrutura de disposição de componente elétrico montado em veículo |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012271154A JP5863630B2 (ja) | 2012-12-12 | 2012-12-12 | 車載電装部品の配置構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014113971A JP2014113971A (ja) | 2014-06-26 |
JP5863630B2 true JP5863630B2 (ja) | 2016-02-16 |
Family
ID=50221465
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012271154A Active JP5863630B2 (ja) | 2012-12-12 | 2012-12-12 | 車載電装部品の配置構造 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5863630B2 (ja) |
CN (1) | CN203473082U (ja) |
BR (1) | BR102013031622A2 (ja) |
IT (1) | ITTO20130908A1 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
MY190249A (en) * | 2016-03-08 | 2022-04-08 | Honda Motor Co Ltd | Electrical component housing structure |
CN111902334A (zh) * | 2018-04-02 | 2020-11-06 | 本田技研工业株式会社 | 鞍乘型车辆 |
JP2023130859A (ja) * | 2022-03-08 | 2023-09-21 | ヤマハ発動機株式会社 | スクータ型電動車両 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6283268A (ja) * | 1985-10-09 | 1987-04-16 | ヤマハ発動機株式会社 | スク−タ型車輛の物入れ装置 |
JP2590092B2 (ja) * | 1987-03-31 | 1997-03-12 | 本田技研工業 株式会社 | 自動二輪車の物入れ装置 |
JP4095086B2 (ja) * | 2003-03-06 | 2008-06-04 | ヤマハ発動機株式会社 | 鞍乗型車両 |
JP4548724B2 (ja) * | 2005-02-22 | 2010-09-22 | 本田技研工業株式会社 | 電装品配置構造 |
BRPI0806636A2 (pt) * | 2007-01-19 | 2011-09-06 | Tvs Motor Co Ltd | caixa de utilidade |
JP5145196B2 (ja) * | 2008-11-14 | 2013-02-13 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車 |
JP5371652B2 (ja) * | 2009-09-16 | 2013-12-18 | 川崎重工業株式会社 | 車両用開閉蓋のロックシステム |
-
2012
- 2012-12-12 JP JP2012271154A patent/JP5863630B2/ja active Active
-
2013
- 2013-10-10 CN CN201320628460.XU patent/CN203473082U/zh not_active Expired - Fee Related
- 2013-11-08 IT ITTO20130908 patent/ITTO20130908A1/it unknown
- 2013-12-09 BR BR102013031622A patent/BR102013031622A2/pt active Search and Examination
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
BR102013031622A2 (pt) | 2014-09-02 |
JP2014113971A (ja) | 2014-06-26 |
CN203473082U (zh) | 2014-03-12 |
ITTO20130908A1 (it) | 2014-06-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5627154B2 (ja) | 鞍乗型電動車両 | |
US9434436B1 (en) | Rear structure for saddle-ride type vehicle | |
JP2002225765A (ja) | 自動二輪車の収納ボックス構造 | |
JP2014189104A (ja) | 自動二輪車 | |
JP5863630B2 (ja) | 車載電装部品の配置構造 | |
JP6086887B2 (ja) | 鞍乗型車両の車体前部構造 | |
WO2011065424A1 (ja) | 自動二輪車のシート支持構造 | |
US7735892B2 (en) | Front portion structure of vehicle | |
JP5499666B2 (ja) | 自動二輪車の物品収納箱 | |
JP6387737B2 (ja) | 鞍乗型車両の電装部品の取付構造 | |
JP6756031B2 (ja) | 鞍乗り型車両のバッテリ配置構造 | |
JP6063648B2 (ja) | 電装品取付構造 | |
JP5588701B2 (ja) | 鞍乗り型車両のカバー構造 | |
JP6138514B2 (ja) | 鞍乗り型車両の車体番号確認構造 | |
JP4396369B2 (ja) | 自動二輪車の収納ボックス構造 | |
JP5665705B2 (ja) | 鞍乗り型車両のモバイル端末支持構造 | |
JP6270893B2 (ja) | 自動二輪車 | |
JP6487886B2 (ja) | 鞍乗り型車両における収納ボックス構造 | |
JP7355856B2 (ja) | 制御装置の配置構造 | |
JP6108986B2 (ja) | 鞍乗型車両の収納ボックス構造 | |
JP6072553B2 (ja) | 鞍乗型車両のバッテリ配置構造 | |
JP6083816B2 (ja) | 自動二輪車用車体カバーの前部構造 | |
JP2016101841A (ja) | 鞍乗型車両のバッテリ収納構造 | |
JP2013212749A (ja) | スクータ型車両 | |
JP5597601B2 (ja) | 鞍乗り型車両 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141127 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150417 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150519 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150714 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151201 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151222 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5863630 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |