JP5665705B2 - 鞍乗り型車両のモバイル端末支持構造 - Google Patents
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Description
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、モバイル端末を、シート下のスペースを確保しながら収納品の出し入れが容易な形態で、鞍乗り型車両のシートの下方にコンパクトに収納できるようにすることを目的とする。
この構成によれば、開閉可能な乗車用のシートの下方で燃料タンクの上方に、モバイル端末を支持するモバイル端末支持部が設けられたため、シートと燃料タンクとの間のデッドスペースを利用して、モバイル端末を、シート下のスペースを確保しながら収納品の出し入れが容易な形態で、鞍乗り型車両のシートの下方にコンパクトに収納することができる。モバイル端末支持部は、シートの下方の燃料タンクを覆うタンクカバーに形成されるため、タンクカバーを利用して簡単な構造でモバイル端末支持部を設けることができる。また、シール部によって、モバイル端末を水や塵埃等から保護できる。
この場合、モバイル端末支持部は、モバイル端末をその厚み方向を上下に向けて支持するため、モバイル端末を鞍乗り型車両の上下方向にコンパクトに収納できる。
さらにまた、前記モバイル端末支持部(270,370)は、前記モバイル端末(110)をその長手方向を上下に向けて支持する構成であっても良い。
この場合、モバイル端末支持部は、モバイル端末をその長手方向を上下に向けて支持するため、モバイル端末を鞍乗り型車両の前後方向及び幅方向にコンパクトに収納できる。
この場合、モバイル端末支持部は、シートによって塞がれる収納ボックスに一体に形成されるため、収納ボックスを利用して簡単な構造でモバイル端末支持部を設けることができる。
この場合、シートのクッションによってモバイル端末を押圧して支持するため、車両からモバイル端末に伝わる振動を低減できる。
さらに、車両のバッテリに接続された前記モバイル端末(110)の電源供給線(100)は、前記シートキャッチ部(46)及び前記燃料タンク(28)の近傍の燃料受け部(73)に届かない長さで設けられる構成としても良い。
この場合、モバイル端末の電源供給線は、シートキャッチ部及び燃料タンクの近傍の燃料受け部に届かない長さで設けられるため、電源供給線がシートキャッチ部に挟まったり、燃料受け部に接触して汚れたりすることを防止できる。
この場合、モバイル端末の充電を制御する充電ユニットは、収納ボックスの下部に形成される電装品収納部に収納されるため、充電ユニットからシート下のモバイル端末支持部まで延びる電源供給線の長さを短くできる。
また、前記電装品収納部(95)には、前記バッテリ(96)と前記充電ユニット(98)に接続されるECU(97)とが収納され、前記電装品収納部(95)の後下方に車両のエンジン(E)が配置される構成としても良い。
この場合、電装品収納部に、バッテリ、充電ユニット及びECUがまとめて収納されるため、メンテナンス性が向上する上、電装品収納部の後方のエンジンにバッテリやECUから延びる各種ハーネス類を短くできる。
また、モバイル端末支持部は、シートに荷重が作用した際のシートの変形が小さいシート荷重受け部の近傍に設けられるため、シートの変形がモバイル端末支持部に影響することを防止できる。このため、モバイル端末支持部のクリアランスを小さくしてモバイル端末支持部を小型にでき、モバイル端末をシートの下方にコンパクトに収納できる。
さらに、モバイル端末支持部は、モバイル端末をその厚み方向を上下に向けて支持するため、モバイル端末を鞍乗り型車両の上下方向にコンパクトに収納できる。
また、モバイル端末支持部は、モバイル端末をその長手方向を上下に向けて支持するため、モバイル端末を鞍乗り型車両の前後方向及び幅方向にコンパクトに収納できる。
また、モバイル端末支持部は、シートの下方のタンクカバーに一体に形成されるため、タンクカバーを利用して簡単な構造でモバイル端末支持部を設けることができる。
また、シートのクッションによってモバイル端末を押圧して支持するため、車両からモバイル端末に伝わる振動を低減できる。
さらに、モバイル端末の電源供給線は、シート荷重受け部及び燃料タンクの近傍の燃料受け部に届かない長さで設けられるため、電源供給線が荷重受け部に挟まったり、燃料受け部に接触して汚れたりすることを防止できる。
また、モバイル端末支持部は、シートと車体との間をシールするシール部の内側に設けられるため、モバイル端末を水や塵埃等から保護できる。
また、電装品収納部に、バッテリ、充電ユニット及びECUがまとめて収納されるため、メンテナンス性が向上する上、電装品収納部の後方のエンジンにバッテリやECUから延びる各種ハーネス類を短くできる。
なお、以下の実施形態では、モバイル端末として携帯電話を例に説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、モバイル端末は、携帯型ナビゲーション装置やPDA(Personal Digital Assistants)であっても良い。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る自動二輪車の左側面図である。
図1に示すように、スクーター型の自動二輪車1(鞍乗り型車両)の車体フレームFは、前輪WFを懸架した一対のフロントフォーク11を操向可能に支承するヘッドパイプ13と、ヘッドパイプ13に前端部が結合されるメインフレーム14と、メインフレーム14の後部に車幅方向に延びて設けられるクロスパイプ15と、クロスパイプ15の両端部に前端部がそれぞれ連設される左右一対のリヤフレーム16,16(紙面手前側のリヤフレーム16のみ示す)とを備えて構成される。バー状の操向ハンドル12は、フロントフォーク11の上部に連結されている。
各リヤフレーム16は、クロスパイプ15から後上がりに傾斜して上方に延びる立ち上がりフレーム部16aと、立ち上がりフレーム部16aの後端から後方に延びるシートレール部16bとを一体に有し、単一のパイプが屈曲成形されて成る。左右のシートレール部16b,16bの前部及び後部の間には、車幅方向に延びる前側クロスパイプ16c及び後側クロスパイプ16dがそれぞれ掛け渡されている。
左側のリヤフレーム16に設けられた支持板18とパワーユニットPの後部との間には、リヤクッションユニット19が設けられる。
エンジンEの点火装置93は、シリンダヘッド20の前部に設けられている。エンジンEには、エンジンEの回転数を検出する回転数センサ92が設けられるとともに、エンジンEの後部の右側部には、エンジンEの回転によって発電するジェネレーター94が設けられている。
収納ボックス50の後方には、燃料タンク28がリヤフレーム16,16の間に支持されている。
燃料タンク28の下方には、後輪WRの上方を覆うリヤフェンダー41が設けられている。
運転者が自動二輪車1の電源のON/OFFを切り替えるイグニッションスイッチ装置90は、センターカウル32の上部に設けられている。
図2及び図3に示すように、燃料タンク28は、略直方体のタンクであり、乗車用シート60の後部の下方でリヤフェンダー41(図1)の上方に配置されている。燃料タンク28は、その上部の前面及び後面から略水平に延びるフランジ部28a,28aを有し、前側クロスパイプ16cと後側クロスパイプ16dとの間に配置されて、各フランジ部28a,28aが前側クロスパイプ16c及び後側クロスパイプ16dの上面に当接することで車体フレームFに支持されている。また、燃料タンク28の上面の中央には、給油口を開閉自在に塞ぐタンクキャップ28bが設けられている。
乗車用シート60は、運転者が着座する前シート部60aと、同乗者が着座する後シート部60bとを有している。
また、後シート部60bのシート底板62には、乗車用シート60を収納ボックス50に閉状態にロックするシートロック機構のフック部(不図示)が下方に突出して設けられている。
ヒンジ部29は、シート底板62の前端と収納ボックス50の前部の側壁部52の上部との間に設けられている。
充電ユニット98と携帯電話110とを接続する充電コード100(電源供給線)は、電装品収納部95の後壁部の孔部に設けられたグロメット95bを介して収納ボックス50の外側に導出され、収納ボックス50の下面に沿うように後方へ延び、その後、後部収納部54に形成された孔部57から収納ボックス50の後部に導入される。
図4に示すように、ECU97は、イグニッションスイッチ装置90、スロットル開度センサ91、回転数センサ92、点火装置93、バッテリ96、及び、充電ユニット98にハーネス等によって接続されており、ECU97は、スロットル開度センサ91及び回転数センサ92の検出値に基づいて、点火装置93の動作を制御し、エンジンEを制御する。
充電ユニット98は、バッテリ96に接続され、バッテリ96の電力によって携帯電話110に充電する装置である。充電ユニット98は、充電コード100が接続されるユニット側コネクタ98aと、ユニット側コネクタ98aに接続され、充電コード100を介して携帯電話110と通信を行う通信部98bと、携帯電話110への充電の制御を行う充電制御部98cと、バッテリ96からの電力を供給する電力供給部98dと、電力供給部98dからの電力を携帯電話110の仕様に対応した電力に変換するとともに、ユニット側コネクタ98aに接続される電力変換部98eとを有している。
図4及び図5に示すように、まず、充電制御部98cは、ECU97からの信号に基づいて、イグニッションスイッチ装置90がONであるか否かを判別する(ステップS1)。イグニッションスイッチ装置90がONではないと判別された場合(ステップS1:No)、充電制御部98cは、携帯電話110の充電をせずに充電の処理を終了する。
イグニッションスイッチ装置90がONであると判別された場合(ステップS1:Yes)、充電制御部98cは、通信部98bからの信号に基づき、携帯電話110が充電コード100を介して充電ユニット98に接続されているか否かを判別する(ステップS2)。
本第1の実施の形態では、携帯電話110が充電ユニット98に接続された状態で長期に亘って放置されたとしても、運転者の意思で操作されるイグニッションスイッチ装置90がONでなければ充電されないため、バッテリ96の過放電を防止できる。
タンクカバー部55は、後部収納部54の後部の上部から後方に延びる板状のカバーであり、乗車用シート60の下方で燃料タンク28を上方から覆って後側クロスパイプ16dの上方まで延びている。
キャップ用開口部71の周縁部には、キャップ用開口部71の内径部から離れた位置でキャップ用開口部71を囲うように立設された環状の壁部72aが形成されており、これにより、キャップ用開口部71の周縁部には、段状の燃料受け部73が構成されている。給油時等にキャップ用開口部71の近傍に垂れた燃料は、燃料受け部73によって受けられ、垂れた燃料が燃料受け部73よりも外側に広がらないようになっている。
各モバイル端末支持部70は、携帯電話110の周囲を囲う支持壁75をタンクカバー部55の上面に立設することで設けられている。支持壁75は、携帯電話110の左右に設けられて前後に延びる側壁部75a,75bと、携帯電話110の後方に位置する後壁部75cと、携帯電話110の前方に位置する前壁部75dとを有している。シートキャッチ部46の左右に隣接する側壁部75b,75bは、シートキャッチ部46の前方で車幅方向に延びる連結壁部76によって連結されている。
側壁部75a,75b、後壁部75c、及び、連結壁部76は、収納ボックス50の上縁部52aの後部を構成しており、側壁部75a,75b、後壁部75c、及び、連結壁部76の上面には、シール部材52bが設けられている。すなわち、モバイル端末支持部70は、シール部材52bの内側の収納ボックス50の内部に設けられている。
また、携帯電話110は、乗車用シート60の下方で燃料タンク28の上方に位置するデッドスペースに設けられるモバイル端末支持部70に支持されるため、携帯電話110をモバイル端末支持部70に着脱する際に、ヘルメットH等の収納品を移動させる必要がなく、容易に携帯電話110を着脱することができる。また、収納品を出し入れする際に、携帯電話110をモバイル端末支持部70から取り外す必要もない。このため、乗車用シート60の下のスペースを十分に確保できるとともに、携帯電話110や収納品の出し入れが容易である。
さらに、モバイル端末支持部70は、シートキャッチ部46等のシート荷重受け部の近傍に設けられているため、乗員や荷物等の荷重が乗車用シート60に作用した際の撓み量は、モバイル端末支持部70の近傍のシート底板62やクッション部61では小さくなる。これにより、シート底板62とモバイル端末支持部70との間のクリアランスを小さく設定できるため、モバイル端末支持部70をコンパクトに構成することができる。
また、乗車用シート60を車体側にロックするシートキャッチ部46によって、乗車用シート60の変形がモバイル端末支持部70,70に影響することを防止できるため、簡単な構造で、携帯電話110を乗車用シート60の下方にコンパクトに収納できる。
さらにまた、モバイル端末支持部70,70は、乗車用シート60によって塞がれる収納ボックス50に一体に形成されるため、収納ボックス50を成形する際にモバイル端末支持部70,70を形成することができ、簡単な構造でモバイル端末支持部70,70を設けることができる。
さらに、携帯電話110の充電コード100,100は、シートキャッチ部46及び燃料タンク28の上方の燃料受け部73に届かない長さで設けられるため、充電コード100,100がシートキャッチ部46に挟まったり、燃料受け部73に接触して汚れたりすることを防止できる。
また、モバイル端末支持部70,70は、乗車用シート60と車体側の収納ボックス50との間をシールするシール部材52bの内側に設けられるため、携帯電話110を水や塵埃等から保護できる。さらに、モバイル端末支持部70,70に専用のシール部材を設ける必要がないため、構造を簡単にできる。
また、電装品収納部95に、バッテリ96、充電ユニット98及びECU97がまとめて収納されるため、メンテナンス性が向上する上、電装品収納部95の後方のエンジンEにバッテリ96やECU97から延びる各種ハーネス類を短くできる。
上記の第1の実施の形態では、シートキャッチ部46は、乗車用シート60に作用する荷重を受けるシート荷重受け部であるものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、収納ボックス50の上縁部52aや荷重受け部56は、乗車用シート60の荷重を受けるシート荷重受け部であり、上縁部52aの近傍では、乗車用シート60の変形が小さくなっている。このため、シートキャッチ部46の近傍でなくとも、上縁部52aや荷重受け部56の近傍にモバイル端末支持部70を設けることで、乗車用シート60の変形が小さい場所に携帯電話110を収納できる。
また、上記の第1の実施の形態では、シートキャッチ部46は、リヤフレーム16,16から延ばされた金属製のフレーム部材に固定されるものとして説明したが、これに限らず、シートキャッチ部は、例えば、上縁部52aの近傍で収納ボックス50に固定されても良い。
また、上記の第1の実施の形態では、モバイル端末支持部70,70は、収納ボックス50と一体のタンクカバー部55に設けられるものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、収納ボックス50の後方に収納ボックス50と別体で設けたタンクカバーにモバイル端末支持部を設けても良い。
以下、図6及び図7を参照して、本発明を適用した第2の実施の形態について説明する。この第2の実施の形態において、上記第1の実施の形態と同様に構成される部分については、同符号を付して説明を省略する。
上記第1の実施の形態では、モバイル端末支持部70,70は、携帯電話110をその厚み方向を上下に向けて支持するものとして説明したが、本第2の実施の形態では、携帯電話110がその長手方向を上下に向けて支持される点が、上記第1の実施の形態と異なっている。
図6及び図7に示すように、乗車用シート260(シール部)は、クッション部61と、クッション部61を下方から支持する樹脂製のシート底板262と、シート表皮63とを備えて構成される。
後シート部60bのシート底板262には、シート底板262を貫通する開口262aが形成されており、この開口262aからは、クッション部61の下面から下方に突出するクッション突出部261aが、収納ボックス250内に向けて突出している。
また、後シート部60bのシート底板262には、シートロック機構のフック部(不図示)が下方に突出して設けられている。
収納ボックス250の側壁部52の上縁部252aの近傍には、シート底板262の下面に当接して乗車用シート260の荷重を受ける荷重受け部56が設けられている。上縁部252aには、上面50aの開口を囲うように設けられるゴム製のシール部材252b(シール部)が設けられている。
タンクカバー部255は、後部収納部54の後部の上部から後方に延びる板状のカバーであり、乗車用シート260の下方で燃料タンク28を上方から覆って後側クロスパイプ16dの上方まで延びている。タンクカバー部255は、板状の携帯電話110を支持するモバイル端末支持部270,270と、キャップ用開口部71と、シートキャッチ用開口部72とを有している。
後壁部254aは、収納ボックス250の上縁部252aの後部を構成しており、後壁部254aの上面には、シール部材252bが設けられている。すなわち、モバイル端末支持部270,270は、シール部材252bの内側の収納ボックス250の内部に設けられているため、携帯電話110を雨や塵埃から保護できる。
さらに、モバイル端末支持部270は、乗車用シート60の撓み量が小さくなるシートキャッチ部46の近傍に設けられているため、シート底板262とモバイル端末支持部270との間のクリアランスを小さく設定でき、モバイル端末支持部270をコンパクトに構成することができる。
以下、図8及び図9を参照して、本発明を適用した第3の実施の形態について説明する。この第3の実施の形態において、上記第2の実施の形態と同様に構成される部分については、同符号を付して説明を省略する。
本第3の実施の形態では、収納ボックス350と別体のタンクカバー355にモバイル端末支持部370,370が設けられる点が、上記第2の実施の形態と異なっている。
図8及び図9に示すように、収納ボックス350は、底面51と、側壁部52とを有している。収納ボックス350は、メイン収納部53と、メイン収納部53の後部の上部から燃料タンク28の前方まで延びる後部収納部354とを有している。メイン収納部53及び後部収納部354の側壁部52の上縁部352aの近傍には、荷重受け部56が設けられている。上縁部352aには、上面50aの開口を囲うように設けられるゴム製のシール部材352bが設けられている。
28 燃料タンク
46 シートキャッチ部(シート荷重受け部)
50,250 収納ボックス
52b,252b,372 シール部材(シール部)
60,260 乗車用シート(シート)
61 クッション部(クッション)
70,270,370 モバイル端末支持部
73 燃料受け部
95 電装品収納部
96 バッテリ
97 ECU
98 充電ユニット
100 充電コード(電源供給線)
110 携帯電話(モバイル端末)
355 タンクカバー
E エンジン
Claims (8)
- 開閉可能な乗車用のシート(60,260)の下方にモバイル端末(110)を支持する鞍乗り型車両のモバイル端末支持構造において、
前記シート(60,260)の下方に燃料タンク(28)が設けられ、前記シート(60,260)の下方で前記燃料タンク(28)の上方に、前記燃料タンク(28)を上方から覆うタンクカバー(55,255,355)が設けられ、前記モバイル端末(110)を支持するモバイル端末支持部(70,270,370)が前記タンクカバー(55,255,355)に設けられ、
前記モバイル端末支持部(70,270,370)は、前記タンクカバー(55,255,355)の上面から立設されて前記モバイル端末(110)を囲うように設けられるとともに前記シート(60,260)を受け、前記モバイル端末支持部(70,270,370)の上縁部には、前記シート(60,260)との間をシールするシール部材(52b,252b,372)が設けられ、前記モバイル端末(110)は、前記モバイル端末支持部(70,270,370)と前記シート(60,260)とに挟まれて支持され、
前記モバイル端末支持部(70,270,370)は、前記シート(60,260)の荷重を受けるとともに前記シート(60,260)を車体側にロックするシートキャッチ部(46)の近傍に配置され、
前記モバイル端末支持部(70,270,370)には、電源供給線(100)が導入されていることを特徴とする鞍乗り型車両のモバイル端末支持構造。 - 前記モバイル端末支持部(70)は、前記モバイル端末(110)をその厚み方向を上下に向けて支持することを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両のモバイル端末支持構造。
- 前記モバイル端末支持部(270,370)は、前記モバイル端末(110)をその長手方向を上下に向けて支持することを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両のモバイル端末支持構造。
- 前記シート(60,260)の下方には、当該シート(60,260)によって塞がれる収納ボックス(50,250)が設けられ、前記モバイル端末支持部(70,270)は前記収納ボックス(50,250)に一体に形成されることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の鞍乗り型車両のモバイル端末支持構造。
- 前記モバイル端末(110)は、前記シート(60,260)のクッション(61)によって押圧されて支持されることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の鞍乗り型車両のモバイル端末支持構造。
- 車両のバッテリに接続された前記モバイル端末(110)の電源供給線(100)は、前記シートキャッチ部(46)及び前記燃料タンク(28)の近傍の燃料受け部(73)に届かない長さで設けられることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の鞍乗り型車両のモバイル端末支持構造。
- 前記モバイル端末(110)は、車両のバッテリ(96)に接続された電源供給線(100)に充電可能に接続されるものであって、前記モバイル端末(110)の充電を制御する充電ユニット(98)は、前記収納ボックス(50,250)の下部に形成される電装品収納部(95)に収納されることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の鞍乗り型車両のモバイル端末支持構造。
- 前記電装品収納部(95)には、前記バッテリ(96)と前記充電ユニット(98)に接続されるECU(97)とが収納され、前記電装品収納部(95)の後下方に車両のエンジン(E)が配置されることを特徴とする請求項7記載の鞍乗り型車両のモバイル端末支持構造。
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