JP5861700B2 - 延伸セルロースエステルフィルム、及びその製造方法 - Google Patents
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Description
セルロースエステルフィルムを広幅化、薄膜化しようとして高温で高倍率に延伸すると、特に1.6mを越えるような広幅なフィルムを生産する場合、高倍率の延伸によりフィルム各部のセルロース配向に乱れが生じやすく、高速搬送すると耳切り故障が発生したり、ひどい場合は破断することが分かった。また、光学特性で重要な面内方向のリターデーション値Roのフィルム各部におけるばらつきが大きくなったりして、生産性、光学特性に問題があり、改善が要望されていた。
3.前記延伸セルロースエステルフィルムの幅が2〜3mの範囲内であり、フィルムの最大膜厚が30〜70μmの範囲内であることを特徴とする第1項又は第2項に記載の延伸セルロースエステルフィルム。
ここで、上記A面とはフィルムドープを製膜するためにベルト又はドラム上に流延した時に、ベルト面又はドラム面に接する側と反対側の面をいう。
5.前記端部の表面温度を調整するのに少なくとも一対の端部冷風発生部分を設け、該端部冷風発生部分より、前記中央部の温度に比べ10〜50℃の範囲内で低い温度の冷風を前記端部に吹き付けながら延伸処理することを特徴とする第4項に記載の延伸セルロースエステルフィルムの製造方法。
ここで、上記A面とはフィルムドープを製膜するためにベルト又はドラム上に流延した時に、ベルト面又はドラム面に接する側と反対側の面をいう。
本発明でいう懸垂曲線とは、一つの頂点を持ち頂点における法線を軸として線対称である曲線をいう。
ここで、該延伸セルロースエステルフィルムの製品幅をxとした時に、aは−x/2≦a≦x/2の範囲で変化する。
式中、aは−x/2≦a≦x/2(m)、bは3.0×105≦b≦7.0×105の範囲である。本発明では、A面の幅手方向に対する断面形状の一部が上記式(2)で表される時に懸垂曲線で表されると判断する。
本発明においては、セルロースエステル、及びその他の添加剤を含有するドープを支持体上に流延(流延工程)した後、支持体から剥離し(剥離工程)、続いて、剥離したウェブを延伸(延伸工程)し、乾燥(後乾燥工程)し、フィルムをローラに巻取る(巻取工程)工程を経て、延伸セルロースエステルフィルムを製造する。
本発明の延伸セルロースエステルフィルムの流延工程は、濾過したドープを加圧型定量ギヤポンプを通して加圧ダイに送液し、流延位置において、金属支持体上に加圧ダイからドープを流延することが好ましい。A面表面の幅手方向に対する断面(膜厚)を本発明のように懸垂曲線で表されるようにするためには、流延幅手方向で流量を変化し易い加圧ダイが好ましい。加圧ダイには、コートハンガーダイやTダイ等があるが、いずれも好ましく用いられ、製膜速度を上げるために加圧ダイを金属支持体上に2基以上設け、ドープ量を分割して重層してもよい。
テンター4の機構の例を図3に示す。図3に示すように、テンター4は、ハウジング10の左右両側部において、多数のクリップ11がチェーン状態につながれており、これらのクリップ11が1つの輪になってレール12上を走行することで、未延伸セルロースエステルフィルムFoが把持搬送されるようになっている。各クリップ11は、図示は省略したが、揺動自在な押さえアームを備えていて、テンター4の左右両側において、受け台上の未延伸セルロースエステルフィルムFoの幅手方向両端部が、テンター4の押さえアームの曲面形先端部と受け台とで挟まれ(クリップされ)て、延伸させられながら一緒に搬送されると同時に、乾燥される。
端部と中央部のフィルム表面温度は、接触式ハンディー温度計(ANRITSU DIGITAL THREMOMETER HA−100K)を用いて測定することができる。具体的には搬送されているフィルムの延伸処理を開始する点aにおける幅手方向に対し各々5点を測定し、平均値をその部位のフィルム温度とすることができる。
本発明の延伸セルロースエステルフィルムに用いるセルロースエステルは、セルロースエステル全体の平均アセチル基置換度が2.8〜2.95の範囲内である。平均アセチル基置換度はより好ましくは、2.85〜2.95の範囲内である。セルロースエステルのアセチル基置換度の測定方法はASTM−D817−96に準じて測定することができる。
カラム:Shodex K806、K805、K803G(昭和電工(株)製を3本接続して使用した)
カラム温度:25℃
試料濃度:0.1質量%
検出器:RI Model 504(GLサイエンス社製)
ポンプ:L6000(日立製作所(株)製)
流量:1.0ml/min
校正曲線:標準ポリスチレンSTK standard ポリスチレン(東ソー(株)製)Mw=1000000〜500迄の13サンプルによる校正曲線を使用した。13サンプルは、ほぼ等間隔に用いることが好ましい。
本発明の延伸セルロースエステルフィルムは、延伸時での破断がなく、本発明の効果を得る上で必要に応じて適量の可塑剤を含有することが好ましい。可塑剤は特に限定されないが、好ましくは、多価アルコールエステル系可塑剤、多価カルボン酸エステル系可塑剤、グリコレート系可塑剤、フタル酸エステル系可塑剤、脂肪酸エステル系可塑剤及び、ポリエステル系可塑剤、及びアクリル系可塑剤等から選択される。
(式中、R1はn価の有機基、nは2以上の正の整数を表す。)
好ましい多価アルコールの例としては、例えば以下のようなものを挙げることができるが、本発明はこれらに限定されるものではない。アドニトール、アラビトール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジオール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、ジブチレングリコール、1,2,4−ブタントリオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ヘキサントリオール、ガラクチトール、マンニトール、3−メチルペンタン−1,3,5−トリオール、ピナコール、ソルビトール、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタン、キシリトール、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトールなどを挙げることができる。中でも、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトールが好ましい。
(ただし、R2は(m+n)価の有機基、mは2以上の正の整数、nは0以上の整数、COOH基はカルボキシ基、OH基はアルコール性又はフェノール性ヒドロキシ基を表す)
好ましい多価カルボン酸の例としては、例えば以下のようなものを挙げることができるが、本発明はこれらに限定されるものではない。トリメリット酸、トリメシン酸、ピロメリット酸のような3価以上の芳香族多価カルボン酸又はその誘導体、コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、シュウ酸、フマル酸、マレイン酸、テトラヒドロフタル酸のような脂肪族多価カルボン酸、酒石酸、タルトロン酸、リンゴ酸、クエン酸のようなオキシ多価カルボン酸などを好ましく用いることができる。特にオキシ多価カルボン酸を用いることが、保留性向上などの点で好ましい。
酸価とは、試料1g中に含まれる酸(試料中に存在するカルボキシ基)を中和するために必要な水酸化カリウムのミリグラム数をいう。酸価はJIS K0070に準拠して測定したものである。
本発明の延伸セルロースエステルフィルムは、下記一般式(3)で表される糖エステル化合物(本発明では、セルロースエステル以外の糖エステル化合物を、糖エステル化合物と呼称する。)を含有することが、延伸によるヘイズを防ぎ、均一な位相差発現を促す上で好ましい。
本発明に用いられる一般式(3)で表される化合物の平均置換度は3.0〜6.5であることが、延伸処理においてヘイズ上昇を抑制し、均一な位相差を発現する上でも有効である。平均置換度はより好ましくは4.5〜6.5の範囲である。
1)LC部
装置:日本分光(株)製カラムオーブン(JASCO CO−965)、ディテクター(JASCO UV−970−240nm)、ポンプ(JASCO PU−980)、デガッサ−(JASCO DG−980−50)
カラム:Inertsil ODS−3 粒子径5μm 4.6×250mm(ジーエルサイエンス(株)製)
カラム温度:40℃
流速:1ml/min
移動相:THF(1%酢酸):H2O(50:50)
注入量:3μl
2)MS部
装置:LCQ DECA(Thermo Quest(株)製)
イオン化法:エレクトロスプレーイオン化(ESI)法
Spray Voltage:5kV
Capillary温度:180℃
Vaporizer温度:450℃
本発明の延伸セルロースエステルフィルムは、上記糖エステル化合物を、1〜20質量%の範囲内で、特に3〜15質量%の範囲内で含むことが好ましい。この範囲内であれば、リターデーションの安定化という本発明の優れた効果を呈すると共に、原反保管中におけるブリードアウトなどもなく好ましい。
本発明の延伸セルロースエステルフィルムは、下記一般式(4)で表されるポリエステル系化合物を含有することが、延伸によるヘイズを防ぎ、破断等を抑制する上で好ましい。
(式中、Bはベンゼンモノカルボン酸残基、Gは炭素数2〜12のアルキレングリコール残基又は炭素数6〜12のアリールグリコール残基又は炭素数が4〜12のオキシアルキレングリコール残基、Aは炭素数4〜12のアルキレンジカルボン酸残基又は炭素数6〜12のアリールジカルボン酸残基を表し、またnは1以上の整数を表す。)
一般式(4)中、Bで示されるベンゼンモノカルボン酸残基とGで示されるアルキレングリコール残基又はオキシアルキレングリコール残基又はアリールグリコール残基、Aで示されるアルキレンジカルボン酸残基又はアリールジカルボン酸残基とから構成されるものであり、通常のポリエステル系可塑剤と同様の反応により得られる。
反応容器にフタル酸410部、安息香酸610部、ジプロピレングリコール737部、及び触媒としてテトライソプロピルチタネート0.40部を一括して仕込み窒素気流中で攪拌下、還流凝縮器を付して過剰の1価アルコールを還流させながら、酸価が2以下になるまで130〜250℃の範囲内で加熱を続け生成する水を連続的に除去した。次いで200〜230℃の範囲内で1.33×104Pa〜最終的に4×102Pa以下の減圧下、留出分を除去し、この後濾過して次の性状を有する芳香族末端エステル系可塑剤を得た。
酸価 ;0.2
〈サンプルNo.2(芳香族末端エステルサンプル)〉
反応容器に、フタル酸410部、安息香酸610部、エチレングリコール341部、及び触媒としてテトライソプロピルチタネート0.35部を用いる以外はサンプルNo.1と全く同様にして次の性状を有する芳香族末端エステルを得た。
酸価 ;0.1
〈サンプルNo.3(芳香族末端エステルサンプル)〉
反応容器に、フタル酸410部、安息香酸610部、1,2−プロパンジオール418部、及び触媒としてテトライソプロピルチタネート0.35部を用いる以外はサンプルNo.1と全く同様にして次の性状を有する芳香族末端エステルを得た。
酸価 ;0.05
〈サンプルNo.4(芳香族末端エステルサンプル)〉
反応容器に、フタル酸410部、安息香酸610部、1,3−プロパンジオール418部、及び触媒としてテトライソプロピルチタネート0.35部を用いる以外はサンプルNo.1と全く同様にして次の性状を有する芳香族末端エステルを得た。
酸価 ;0.05
以下に、芳香族末端エステル系可塑剤の具体的化合物を示すが、本発明はこれに限定されない。
本発明の延伸セルロースエステルフィルムは、紫外線吸収剤を含有することもできる。紫外線吸収剤は400nm以下の紫外線を吸収することで、耐久性を向上させることを目的としており、特に波長370nmでの透過率が10%以下であることが好ましく、より好ましくは5%以下、更に好ましくは2%以下である。
UV−2:2−(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ−tert−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール
UV−3:2−(2′−ヒドロキシ−3′−tert−ブチル−5′−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール
UV−4:2−(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ−tert−ブチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール
UV−5:2−(2′−ヒドロキシ−3′−(3″,4″,5″,6″−テトラヒドロフタルイミドメチル)−5′−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール
UV−6:2,2−メチレンビス(4−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)−6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)フェノール)
UV−7:2−(2′−ヒドロキシ−3′−tert−ブチル−5′−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール
UV−8:2−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−6−(直鎖及び側鎖ドデシル)−4−メチルフェノール(TINUVIN171)
UV−9:オクチル−3−〔3−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−5−(クロロ−2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)フェニル〕プロピオネートと2−エチルヘキシル−3−〔3−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−5−(5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)フェニル〕プロピオネートの混合物(TINUVIN109)
以下にベンゾフェノン系紫外線吸収剤の具体例を示すが、本発明はこれらに限定されない。
UV−11:2,2′−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン
UV−12:2−ヒドロキシ−4−メトキシ−5−スルホベンゾフェノン
UV−13:ビス(2−メトキシ−4−ヒドロキシ−5−ベンゾイルフェニルメタン)
この他、1,3,5−トリアジン環を有する化合物等の円盤状化合物も紫外線吸収剤として好ましく用いられる。
本発明の延伸セルロースエステルフィルムは、微粒子を含有することが算術平均粗さ(Ra)を調整して滑り性を向上してツレ等の搬送不良を解消する観点で好ましい。
本発明の延伸セルロースエステルフィルムには、色味調整のため染料を添加することもできる。例えば、フィルムの黄色味を抑えるために青色染料を添加してもよい。好ましい染料としてはアンスラキノン系染料が挙げられる。
次に、本発明の延伸セルロースエステルフィルムの製造方法について、前記ダイスによる流量制御を行う流延工程、及び延伸処理工程以外について説明する。
なお、Mはウェブ又はフィルムを製造中又は製造後の任意の時点で採取した試料の質量で、NはMを115℃で1時間の加熱後の質量である。
(屈折率制御)
本発明の延伸セルロースエステルフィルムは、延伸によってリターデーションを調整することも重要な操作である。本発明の延伸セルロースエステルフィルムは、下記式で表される面内方向のリターデーション値Roが0〜20nmの範囲内であり、厚さ方向のリターデーション値Rtが−100〜100nmの範囲内であることが好ましく、より好ましくはRo≦5nm、−30nm≦Rt≦30nmの範囲であることが好ましい。
式(ii) Rt=((nx+ny)/2−nz)×d
(式中、nxはフィルム面内の遅相軸方向の屈折率、nyはフィルム面内の進相軸方向の屈折率、nzはフィルムの厚さ方向の屈折率、dはフィルムの厚さ(nm)を表す。)
上記屈折率は、例えばKOBRA−WR(王子計測機器(株))を用いて、23℃、55%RHの環境下で、波長が590nmで求めることができる。
本発明の延伸セルロースエステルフィルムの透湿度は、40℃、90%RHで10〜1200g/m2・24hの範囲内が好ましく、更に20〜1000g/m2・24hの範囲内が好ましく、20〜850g/m2・24hの範囲内が特に好ましい。透湿度はJIS Z 0208に記載の方法に従い測定することができる。
本発明の延伸セルロースエステルフィルムを用いた偏光板、更に該偏光板を用いた液晶表示装置について説明する。
前記偏光板を表示装置に組み込むことによって、種々の視認性に優れた液晶表示装置を作製することができる。液晶表示装置としては、反射型、透過型、半透過型液晶表示装置又は、TN型、STN型、OCB型、VA型、IPS型、ECB型等の各種駆動方式の液晶表示装置、特にVA型(MVA型、PVA型)の液晶表示装置で好ましく適用される。
<延伸セルロースエステルフィルム1の作製>
〈微粒子分散液1〉
微粒子(アエロジル R812V 日本アエロジル(株)製)11質量部
エタノール 89質量部
以上をディゾルバーで50分間攪拌混合した後、マントンゴーリンで分散を行った。
メチレンクロライドを入れた溶解タンクに十分攪拌しながら、微粒子分散液1をゆっくりと添加した。更に、二次粒子の粒径が所定の大きさとなるようにアトライターにて分散を行った。これを日本精線(株)製のファインメットNFで濾過し、微粒子添加液1を調製した。
微粒子分散液1 5質量部
下記組成の主ドープを調製した。まず加圧溶解タンクにメチレンクロライドとエタノールを添加した。溶剤の入った加圧溶解タンクにアセチル基置換度2.60のセルロースアセテートを攪拌しながら投入した。これを加熱し、攪拌しながら、完全に溶解し。これを安積濾紙(株)製の安積濾紙No.244を使用して濾過し、主ドープを調製した。
メチレンクロライド 550質量部
エタノール 40質量部
セルロースアセテート(アセチル基置換度2.60、重量平均分子量260000)
100質量部
トリフェニルホスフェート 10質量部
エチルフタリルエチルグリコレート 5質量部
微粒子添加液1 5質量部
チヌビン928(BASFジャパン社製) 2.6質量部
以上を密閉容器に投入し、攪拌しながら溶解してドープを調製した。次いで、無端ベルト流延装置を用い、ドープを温度33℃、1600mm幅でステンレスベルト支持体上に均一な膜厚になるように流延した。ステンレスベルトの温度は30℃に制御した。
延伸セルロースエステルフィルム1の作製において、ドープを温度33℃、2400mm幅でステンレスベルト支持体上に均一な膜厚になるように流延し、仕上がりフィルム幅を2300mmにした以外は同様にして、延伸セルロースエステルフィルム2を作製した。
延伸セルロースエステルフィルム2の作製において、ダイスの口金のスリット間隙をステンレスベルト支持体上にドープを流延した場合、膜厚が懸垂曲線に近似するように端部に比べて中央部が厚くなるように流延した以外は同様にして、延伸セルロースエステルフィルム3を作製した。
主ドープの組成を以下のように変更した。
メチレンクロライド 550質量部
エタノール 40質量部
セルロースアセテート(アセチル基置換度2.85、重量平均分子量270000)
100質量部
糖エステル系可塑剤(例示化合物1−7) 8質量部
芳香族末端エステル系可塑剤(例示化合物2−16) 5質量部
微粒子添加液1 5質量部
チヌビン928(BASFジャパン社製) 2.6質量部
延伸セルロースエステルフィルム3の作製と同様にダイスの口金のスリット間隙をステンレスベルト支持体上にドープを流延した場合、膜厚が懸垂曲線に近似するように端部に比べて中央部が厚くなるように流延し、表2の条件で延伸セルロースエステルフィルム4を作製した。
延伸セルロースエステルフィルム4の作製において、表2記載の条件になるように中央部、端部の膜厚をダイスの口金のスリット間隙を変えることで調整した以外は同様にして延伸セルロースエステルフィルム5及び6を作製した。
延伸セルロースエステルフィルム4の作製において、剥離した未延伸セルロースアセテートフィルムを、図2で示すテンターを用いてハウジング10の温度を調整して、フィルム表面の延伸温度を170℃になるように調整し、更に図5で示す位置に端部冷風発生部分G1を設置して、フィルム端部表面の延伸温度が155℃になるように温度調整しながら45%幅手方向に延伸し、延伸セルロースエステルフィルム7を作製した。
延伸セルロースエステルフィルム7の作製において、セルロースエステルアセチル基置換度、フィルム最大膜厚、フィルム末端膜厚、仕上がり幅、延伸温度を表2のように変化させた以外は同様にして、延伸セルロースエステルフィルム8〜12を作製した。
延伸セルロースエステルフィルム9の作製において、図5で示す端部冷風発生部分G1を中央部のみに設置して、中央部の温度を端部よりも30℃低くなるようにして延伸した以外は同様にして延伸セルロースエステルフィルム13を作製した。
作製した延伸セルロースエステルフィルム1〜13について、以下の評価を実施した。
端部の算術平均粗さ(Ra)の平均値は、フィルム端部(図3のエリアH)について長手方向に10点選択し、各々算術平均粗さ(Ra)を測定しその平均値を求めた。
高速搬送時におけるスリット適性を、基準条件でのフィルム搬送速度に対して、1.3倍の搬送速度の高速条件で行い以下の基準で評価した。
○:高速搬送させたときに耳切り不良がほとんど発生しない
△:高速搬送させたときに耳切り不良が頻繁に発生する
×:高速搬送させたときに耳切り不良が頻繁し破断する
実用上の許容範囲は○以上である。
作製した延伸セルロースエステルフィルムの端部と中央部からサンプルを各々10点ずつ採取し、KOBRA−WR(王子計測機器(株))を用いて、23℃、55%RHの環境下で、波長が590nmで面内方向のリターデーション値Roを測定し、中央部及び端部のリターデーション値Roの平均値を各々求めた。次いで、その差を下記評価基準で評価した。
(式中、nxはフィルム面内の遅相軸方向の屈折率、nyはフィルム面内の進相軸方向の屈折率、dはフィルムの厚さ(nm)を表す。)
A:(中央部〜端部)の差が0.5nm未満
B:(中央部〜端部)の差が0.5nm以上1.0nm未満
C:(中央部〜端部)の差が1.0nm以上2.0nm未満
D:(中央部〜端部)の差が2.0nm以上
実用上の許容範囲はB以上である。
〈偏光板の作製〉
上記作製した延伸セルロースエステルフィルム1〜13を、40℃の2.5mol/L水酸化ナトリウム水溶液で60秒間アルカリ処理し、3分間水洗して鹸化処理し、アルカリ処理フィルムを得た。
視野角測定を行う液晶パネルを以下のようにして作製し、液晶表示装置としての特性を評価した。
B B面
Mh 最大膜厚
Lh 末端膜厚
K 懸垂曲線
W、Fo 未延伸セルロースエステルフィルム(ウェブ)
F 延伸セルロースエステルフィルム
1 ステンレス鋼製エンドレスベルト(支持体)
3 剥離ローラ
4 テンター
5 乾燥装置
6 搬送ローラ
8 巻取ローラ
10 ハウジング
11 クリップ
12 レール
G1、G2 端部冷風発生部分
Claims (6)
- アセチル基置換度が2.8〜2.95の範囲内であるセルロースエステルを含有する延伸セルロースエステルフィルムであって、該延伸セルロースエステルフィルムの一方の表面の幅手方向における断面形状の一部が懸垂曲線で表され、膜厚差h(フィルム最大膜厚−フィルム末端膜厚)が1.0〜4.0μmの範囲であることを特徴とする延伸セルロースエステルフィルム。
- 前記延伸セルロースエステルフィルムの一方の表面における中央部の算術平均粗さ(Ra)の平均値が2.2〜3.5nmの範囲内であり、該延伸セルロースエステルフィルムの一方の表面における端部の算術平均粗さ(Ra)の平均値よりも0.3〜1.0nm高いことを特徴とする請求項1に記載の延伸セルロースエステルフィルム。
ここで上記端部とは、延伸セルロースエステルフィルムの全幅をLとした時、該フィルムの端〜L×0.05の部分をいい、中央部とは、延伸セルロースエステルフィルムの全幅をLとした時、フィルムの中心部から幅手方向に±L×0.1の部分をいう。 - 前記延伸セルロースエステルフィルムの幅が2〜3mの範囲内であり、フィルムの最大膜厚が30〜70μmの範囲内であることを特徴とする請求項1又は2に記載の延伸セルロースエステルフィルム。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の延伸セルロースエステルフィルムの製造方法であって、該延伸セルロースエステルフィルムを形成するドープを、フィルムA面の幅手方向における断面形状の一部が懸垂曲線で表されるようにベルト又はドラム上に流延してウェブを形成し、剥離後該ウェブA面における端部の表面温度を中央部の表面温度に比べ、10〜50℃の範囲内で低くしながら延伸処理することを特徴とする延伸セルロースエステルフィルムの製造方法。
ここで、上記A面とはフィルムドープを製膜するためにベルト又はドラム上に流延した時に、ベルト面又はドラム面に接する側と反対側の面をいう。
ここで上記端部とは、未延伸セルロースエステルフィルムの全幅をLoとした時、該フィルムの端〜Lo×0.05の部分をいい、中央部とは、未延伸セルロースエステルフィルムの全幅をLoとした時、フィルムの中心部から幅手方向に±Lo×0.1の部分をいう。 - 前記端部の表面温度を調整するのに少なくとも一対の端部冷風発生部分を設け、該端部冷風発生部分より、前記中央部の温度に比べ10〜50℃の範囲内で低い温度の冷風を前記端部に吹き付けながら延伸処理することを特徴とする請求項4に記載の延伸セルロースエステルフィルムの製造方法。
- 前記延伸処理を行う時の雰囲気温度が160〜190℃の範囲内であり、かつ25〜100%の範囲内の延伸倍率でフィルム幅手方向に延伸することを特徴とする請求項4又は5に記載の延伸セルロースエステルフィルムの製造方法。
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