JP5846583B2 - カーテンエアバッグ - Google Patents

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本発明は、車両の側面衝突時やロールオーバ(横転)時に、乗員保護を目的として車室内の側面部に沿って膨張展開するカーテンエアバッグに関するものである。
近年の車両には、安全装置としてエアバッグがほぼ標準装備されている。一般的なエアバッグは、センサで衝撃を検知し、これに伴ってインフレータ(ガス発生装置)からガスを発生させてそのガス圧で膨張展開する構成となっている。エアバッグのうちの一種であるカーテンエアバッグは、主にサイドドアの上方付近の壁部に設置されていて、サイドウィンドウに沿って膨張展開する。カーテンエアバッグを装備することで、車両が側面衝突からロールオーバに移行しても、乗員の頭部を保護し、かつ、乗員の車外への放出を抑えること(車外放出防止性能の向上)が可能になる。
カーテンエアバッグがその機能を好適に発揮するためには、サイドウィンドウに沿って迅速かつ精度よく膨張展開する必要がある。例えば特許文献1に記載のカーテンエアバッグは、膨張展開したカーテンエアバッグの位置を安定させるために、カーテンエアバッグの車両前端をストラップでピラーにつないでいる。
特開2009−202829号公報
カーテンエアバッグにもまた、他の車両用の部材と同じく、性能の向上およびコンパクト化が望まれている。カーテンエアバッグを、その性能を高めつつコンパクト化するためには、目標とする位置(主にサイドウィンドウ)に無駄なく膨張展開できるような構成にする必要がある。特に、膨張展開用のガスを迅速かつスムーズに全体へ送り、そして端部の角などの細かな部分まで十分に膨張展開させる必要がある。
本発明は、このような課題に鑑み、簡潔な構成で、特に後端を迅速かつ十分に膨張展開させることが可能なカーテンエアバッグを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかるカーテンエアバッグの代表的な構成は、車両室内の側面部上方に収納され、ガスを受給することで側面部に沿って膨張展開する、複数のチャンバを備える車両前後に長尺なカーテンエアバッグであって、当該カーテンエアバッグの後端上部に取り付けられてガスを供給するインフレータと、インフレータの取付位置から当該カーテンエアバッグの上縁に沿ってガスを案内するガスガイド部と、複数のチャンバのうち最も車両後方に位置するリアチャンバであって、ガスガイド部の下方に設けられ、その上部がガスガイド部と通じているリアチャンバと、ガスガイド部をガスから保護するようガスガイド部の内部に配置される筒状のインナチューブであって、インフレータの取付位置からリアチャンバの上方を通ってリアチャンバよりも車両前方へ延びるインナチューブと、ガスガイド部のインナチューブよりも車両前方の位置からリアチャンバへ向かって車両後方の斜め下方へ分岐し、車両後方へ向かって次第に径が広がるよう延びてリアチャンバにガスを案内するチューブ状チャンバと、ガスガイド部、チューブ状チャンバおよびリアチャンバによって囲われる非膨張部と、を備えることを特徴とする。
当該カーテンエアバッグでは、まず、インフレータが後端上部に配置されている。この位置への配置によって、インフレータをリアピラーの上部などの取付スペースの確保しやすい場所へ取り付けることが可能になっている。この構成であると、通常であればガスは車両後方から車両前方へと供給される。しかし、上記構成ではチューブ状チャンバを設けていて、これによってリアチャンバにはガスが車両前方から供給される。特に、チューブ状チャンバは、リアチャンバへ向かって径が次第に広くなっている。この構成によって、リアチャンバにはその後端の角の部分にまでガスを迅速かつスムーズに満たすことができ、リアチャンバを十分に膨張展開させることが可能になっている。
また上記構成では、ガスガイド部とチューブ状チャンバ、およびリアチャンバで非膨張部を設けることによって、ガス容量が削減されている。これによって、チューブ状チャンバおよびリアチャンバなどは、素早くガスが充満し、より迅速に膨張展開を完了させることが可能になっている。
ここで、上記のリアチャンバは、その上部がガスガイド部に通じている。しかし、この位置のガスガイド部の内部にはインナチューブが設けられているため、リアチャンバへはガスガイド部から直接的にはガスは供給されず、上述したようにチューブ状チャンバから供給される。リアチャンバの上部がガスガイド部に通じている理由は、ここにくびれまたは折れ目を生じさせないためである。この構成により、膨張展開後のリアチャンバはガスガイド部と連なって全体的により厚くなるため、乗員と早期に接触してその車外方向への移動量を減らすことが可能になり、加えて高い衝撃吸収力を発揮することも可能になる。
当該カーテンエアバッグは、複数のチャンバのうちチューブ状チャンバよりも車両前方に設けられたフロントチャンバと、チューブ状チャンバの下方であって、チューブ状チャンバ、フロントチャンバおよびリアチャンバに囲われる領域に張られる非膨張領域と、を有するとよい。この非膨張領域は、周囲の各チャンバが膨張展開することで張力が与えられる。この非膨張領域を有することで、当該カーテンエアバッグは、ガス容量を抑えつつも車両前後方向に広い範囲で乗員を保護することが可能になっている。
本発明によれば、簡潔な構成で、特に後端を迅速かつ十分に膨張展開させることが可能なカーテンエアバッグを提供することが可能となる。
本発明の実施形態にかかるカーテンエアバッグを例示した図である。 図1(a)のカーテンエアバッグの非膨張時における展開状態を例示した図である。 図2のリアチャンバの膨張展開後を例示した図である。 図3(a)のA−A断面図および対応する比較図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本発明の実施形態にかかるカーテンエアバッグを例示した図である。図1(a)はカーテンエアバッグ(以下、「エアバッグ100」と記載する。)の非展開時、図1(b)はエアバッグ100の展開時をそれぞれ例示する。以下、すべての実施形態を、図1(a)等のように車両102の右側面用のカーテンエアバッグとして説明するが、左側面用のカーテンエアバッグも同様の対称な構造を有する。
図1(a)に例示するように、エアバッグ100は、車両前後に長尺な形状であって、巻回された状態で、または折り畳まれた状態(図示省略)で、車両室内の側面部上方のルーフサイドレール104(図中、仮想線で例示する。)に取り付けられ、収納される。通常、ルーフサイドレール104はその上をルーフトリム(図示省略)が覆うため、収納されたエアバッグ100は車両室内からは視認不能である。
エアバッグ100はガス発生装置であるインフレータ106を備えている。エアバッグ100は、インフレータ106から供給されるガスの圧力により膨張して乗員を拘束する。図1(b)に例示するインフレータ106は、円筒形のいわゆるシリンダ型のものであって、エアバッグ100の後端上部に取り付けられている。この位置は、リアピラー108の上部に重なる位置である。リアピラー108は、インフレータ106の取付スペースが確保しやすく、取付時の作業効率も向上する。
図1(a)の状態において、車両102に側面衝突時やロールオーバ(横転)等が発生すると、まず車両102に備えられたセンサ(図示省略)が衝撃を感知し、これに起因してインフレータ106へ信号が発信される。すると、インフレータ106の内部のガス発生剤が燃焼してそこから生じたガスが、もしくは圧縮ガス、またはそれら両方のガスがエアバッグ100へ供給される。エアバッグ100は、インフレータ106からのガスを受給すると、図1(b)に例示するように、車室の側面部(サイドウィンドウ110等)に沿うように下方へ向かって膨張展開し、乗員の保護を行う。
図2は、図1(a)のカーテンエアバッグの非膨張時における展開状態を例示した図である。図2に例示するエアバッグ100は、本実施形態ではOPW(One-Piece Woven)を用いての紡織により形成されている。また他の例として、エアバッグ100は表面を構成する2枚の基布を重ねて縫製したり、その2枚の基布を接着したりすることでも形成可能である。これらの手法によって、ガスの流入によって膨張する膨張領域は、袋状に形成される。
エアバッグ100の上部には、車両102(図1(a)等参照)への取付け用の部位として、複数のタブ112が設けられている。タブ112は帯状に形成されていて、このタブ112にボルトを通すなどしてエアバッグ100はルーフサイドレール104に取り付けられる。また、エアバッグ100の車両前側には、ストラップ114が設けられている。このストラップ114は、エアバッグ100とフロントピラー116とをつなぐ部材であって、エアバッグ100の膨張展開時の揺動を抑え、展開挙動を安定させ、エアバッグ100に車両前後方向への張力を与える働きを有している。
ガスの流入の流れに沿って、エアバッグ100の各部位をさらに説明する。まず、インフレータ106の取付位置から車両前方へ向かって、ガスガイド部118が設けられている。ガスガイド部118は、ダクト状であり、エアバッグ100の上縁120に沿って設けられている。インフレータ106から供給されたガスは、まずこのガスガイド部118を通って、膨張領域の各所へ送られる。
本実施形態では、ガスガイド部118の内部におけるインフレータ106の取付位置の付近には、インナチューブ122が設けられている。インナチューブ122は、インフレータ106からのガスをフロントチャンバ126やリアチャンバ128等へその展開時においてバランス良く配分するために設けられている。仮に、インナチューブ122が無いと、展開時においてリアチャンバ128に先にガスが充填されて、フロントチャンバ126の展開が遅くなる場合がある。インナチューブ122は、布地を筒状に形成して縫製することで設置されていて、インフレータ106から供給されるガスを直接的に受け、ガスをガスガイド部118に沿って車両前方へと案内する。このインナチューブ122には、耐久性を向上させるために、所定の保護剤を塗布するなどをしてもよい。
ガスガイド部118からのガスの送り先である膨張領域は、複数のチャンバ(小部屋)に区画されている。例えば本実施形態では、前部座席124a(図1(b)参照)の横の位置にはフロントチャンバ126が設けられている。また、各チャンバのうちの最も車両後方であって、後部座席124bの横の位置にはリアチャンバ128が配置されている。これら各チャンバによって、緊急時における各座席の乗員は拘束され、車両外放出などから保護される。
本実施形態では、リアチャンバ128が十分に膨張展開できるよう、その構成を工夫している。当該エアバッグ100では、ガスガイド部118からチューブ状チャンバ130が分岐していて、このチューブ状チャンバ130によって、リアチャンバ128には車両前方からガスが供給される。チューブ状チャンバ130は、ガスガイド部118のうち、インナチューブ122の車両前方の端部よりもさらに車両前方の位置から分岐し(分岐個所E1)、そこからリアチャンバ128へ向かって車両後方かつ斜め下方へと延びている。そして、リアチャンバ128の車両前側に通じている。このチューブ状チャンバ130は、車両前方側から車両後方側へ向かって、すなわちリアチャンバ128へ向かって次第に径が広くなっている。
チューブ状チャンバ130の上方には、非膨張部132が設けられている。この非膨張部132は、OPW(One-Piece Woven)により、または表裏の基布を縫合などすることによって形成された、非袋状で膨らまない部位である。非膨張部132は、ガスガイド部118、チューブ状チャンバ130およびリアチャンバ128によって囲われた領域となっている。この非膨張部132を設けることによって、ガス容量は削減されて無駄が省かれ、チューブ状チャンバ130およびリアチャンバ128などの必要な個所に素早くガスが充満する。したがって、リアチャンバ128等はより迅速に膨張展開を完了させることが可能になっている。
図3は、図2のリアチャンバ128の膨張展開後を例示した図である。図3(a)は本実施形態のエアバッグ100のリアチャンバ128付近を例示した図であり、図3(b)は比較例であるエアバッグ10のリアチャンバ20付近を例示した図である。図3(b)のエアバッグ10はチューブ状チャンバ130および非膨張部132が無い点において、図3(a)のエアバッグ100と異なっている。
図3(a)のエアバッグ100のリアチャンバ128へは、上述したように、チューブ状チャンバ130によって車両前方からガスが供給される。これによって、リアチャンバ128の後部の角134などにもスムーズに十分にガスを充満させ、リアチャンバ128は十分に膨張展開することが可能になっている。一方、図3(b)のエアバッグ10のリアチャンバ12にはチューブ状チャンバ130は無く、非膨張部132も無いので、リアチャンバ12が、エアバッグ10の車両前後の中心方向に縮み、後部の角14の付近が縮退している。また、エアバッグ10は、エアバッグ100に比べて非膨張部132が無くガス容量が大きいため、同じガス供給量(リットル/時間)であってもエアバッグ100に比べて膨張展開の完了が遅れる。これらの違いにより、図3(a)の本願発明のリアチャンバ128の後端L1は、図3(b)のリアチャンバ12の後端L2に比べて、より車両後方側へ膨張展開して、後部座席124b(図1参照)の乗員をより適切に保護することが可能になっている。
再び、図2を参照する。リアチャンバ128は、その上部がガスガイド部118に通じている。しかし、この位置のガスガイド部118の内部にはインナチューブ122が設けられているため、リアチャンバ128へはガスガイド部118から直接的にはガスは供給されず、上述したようにチューブ状チャンバ130から供給される。リアチャンバ128の上部がガスガイド部118に通じている理由は、ここにくびれまたは折れ目を生じさせないためである。
図4は、図3(a)のA−A断面図および対応する比較図である。図4(a)が図3(a)のA−A断面図である。そして、図4(b)には、図4(a)のエアバッグ100に対する比較例としてのエアバッグ20を例示している。このエアバッグ20は、ガスガイド部22とリアチャンバ24とが、縫製により区切られている(境界26)点で、図4(a)のエアバッグ100と異なっている。図4(b)に比べて、図4(a)の本実施形態のリアチャンバ128はガスガイド部118と連なって全体的により厚く膨張展開している。したがって、リアチャンバ128は、図4(b)のリアチャンバ24に比べて、乗員との距離が近くなり、乗員と早期に接触してその車外方向への移動量を減らすことが可能になる。また、厚みが厚いことで、高い衝撃吸収力を発揮することが可能になっている。さらには、図4(b)の境界26付近のようなくびれが無いため、乗員を受け止める際にも形状が崩れにくく、乗員を効率よく拘束することができる。
さらに再び、図2を参照する。本実施形態では、チューブ状チャンバ130の下方であって、チューブ状チャンバ130、フロントチャンバ126およびリアチャンバ128に囲われる領域に、非膨張領域136が設けられている。非膨張領域136は、OPW(One-Piece Woven)または基布の縫合などによって形成された膨らまない部位である。
非膨張領域136を囲う各チャンバは、ガスの流入によって厚みが増す。このとき、車幅方向へは形状が拡大し、車両上下方向や車両前後方向へは形状が収縮する。この収縮と、エアバッグ100の前方に設けられたストラップ114によって、非膨張領域136は引っ張られ、張力が与えられて張る。このような非膨張領域136を有することで、当該エアバッグ100は、ガス容量を抑えつつ、車両前後方向のより広い範囲で乗員を適切に保護することが可能になっている。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、以上に述べた実施形態は、本発明の好ましい例であって、これ以外の実施態様も、各種の方法で実施または遂行できる。特に本願明細書中に限定される主旨の記載がない限り、この発明は、添付図面に示した詳細な部品の形状、大きさ、および構成配置等に制約されるものではない。また、本願明細書の中に用いられた表現および用語は、説明を目的としたもので、特に限定される主旨の記載がない限り、それに限定されるものではない。
したがって、当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
また、上記実施形態においては本発明にかかるカーテンエアバッグを自動車に適用した例を説明したが、自動車以外にも航空機や船舶などに適用することも可能であり、同様の作用効果を得ることができる。
本発明は、車両の側面衝突時やロールオーバ(横転)時に、乗員保護を目的として車室内の側面部に沿って膨張展開するカーテンエアバッグに利用することができる。
E1 …分岐個所、L1・L2 …リアチャンバの後端、10・20 …比較例のエアバッグ、12・24 …比較例のリアチャンバ、14 …比較例のリアチャンバの角、22 …比較例のガスガイド部、26 …ガスガイド部とリアチャンバとの境界、100 …エアバッグ、102 …車両、104 …ルーフサイドレール、106 …インフレータ、108 …リアピラー、110 …サイドウィンドウ、112 …タブ、114 …ストラップ、116 …フロントピラー、118 …ガスガイド部、120 …上縁、122 …インナチューブ、124a …前部座席、124b …後部座席、126 …フロントチャンバ、128 …リアチャンバ、130 …チューブ状チャンバ、132 …非膨張部、134 …リアチャンバの角、136 …非膨張領域

Claims (2)

  1. 車両室内の側面部上方に収納され、ガスを受給することで該側面部に沿って膨張展開する、複数のチャンバを備える車両前後に長尺なカーテンエアバッグであって、
    当該カーテンエアバッグの後端上部に取り付けられて前記ガスを供給するインフレータと、
    前記インフレータの取付位置から当該カーテンエアバッグの上縁に沿って前記ガスを案内するガスガイド部と、
    前記複数のチャンバのうち最も車両後方に位置するリアチャンバであって、前記ガスガイド部の下方に設けられ、その上部が該ガスガイド部と区切られることなく通じているリアチャンバと、
    前記ガスガイド部を前記ガスから保護するよう該ガスガイド部の内部に配置される筒状のインナチューブであって、前記インフレータの取付位置から前記リアチャンバの上方を通って該リアチャンバよりも車両前方へ延びるインナチューブと、
    前記ガスガイド部のうち前記インナチューブの車両前方の端部よりもさらに車両前方の位置から前記リアチャンバへ向かって車両後方の斜め下方へ分岐し、車両後方へ向かって次第に径が広がるよう延びて該リアチャンバにガスを案内するチューブ状チャンバと、
    前記ガスガイド部、チューブ状チャンバおよびリアチャンバによって囲われる非膨張部と、を備え
    前記インナチューブの車両前方の端部が前記非膨張部の上方に位置することを特徴とするカーテンエアバッグ。
  2. 前記複数のチャンバのうち前記チューブ状チャンバよりも車両前方に設けられたフロントチャンバと、
    前記チューブ状チャンバの下方であって、該チューブ状チャンバ、前記フロントチャンバおよび前記リアチャンバに囲われる領域に張られる非膨張領域と、をさらに有することを特徴とする請求項1に記載のカーテンエアバッグ。
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