JP5837699B2 - トルクセンサ - Google Patents

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Description

本発明は、例えば車両のパワーステアリング装置に適用され、運転者の操舵トルクを検出するトルクセンサに関する。
例えば自動車のパワーステアリング装置に適用される従来のトルクセンサとしては、以下の特許文献1に記載されたものが知られている。
概略を説明すれば、このトルクセンサは、トーションバーを介して相対回転可能に連結される2つの軸部材からなるステアリングシャフトのうち一方の軸部材の外周に結合され、周方向において複数の磁極を有する磁性部材と、前記2軸のうち他方の軸部材の外周に所定のホルダを介し連結される軟磁性体からなる一対の環状部材であって、それぞれ径方向内側に延設された複数の爪部を有し、軸方向において相互に対向するように配置される第1、第2ヨーク部材と、これら各ヨーク部材の周方向の一部の範囲に当該ヨーク部材間において(軸方向において)相互に対向するかたちで設けられ、両者間に磁界を発生させる一対の第1、第2集磁部材と、これら両集磁部材間に形成されるエアギャップ内に収容配置され、当該集磁部材間を通過する磁束を検出する磁気センサと、を備え、磁気センサにより検出される磁束(磁束密度)の変化に応じてステアリングシャフトへと入力されたトルクを検出するものである。
特開2004−309463号公報
ところで、前記トルクセンサでは、前記磁性部材が、マグネットリングたる円環状のマグネットと当該マグネットをステアリングシャフトに固定するためのマグネットホルダたるスリーブとから構成されていて、これらマグネットとスリーブとは、所定の樹脂材を介して結合される構成となっている。
しかしながら、前記樹脂材は温度変化に弱く、経年劣化の影響も大きいことから、例えば金属材よりも大きな線膨張係数に基づく熱膨張や、冷間時の収縮による破損により、マグネットを安定して固定できないという問題があった。
本発明は、かかる技術的課題に鑑みて案出されたものであって、マグネットの固定状態を安定して維持し得るトルクセンサを提供するものである。
本発明は、トーションバーにより接続された金属材からなる第1軸部材及び第2軸部材により構成された回転部材に発生したトルクを検出するトルクセンサであって、前記第1軸部材を包囲するように円環状ないし円弧状に形成されたスリーブ本体と、前記スリーブ本体に設けられ該スリーブ本体を前記第1軸部材に固定する固定部と、前記スリーブ本体に設けられ使用状態において鉛直方向上側に面する支持面を有する軸方向位置規制部と、前記スリーブ本体に設けられ前記回転部材の回転軸方向に向かって延設された径方向位置規制部とから構成される金属材からなるスリーブと、樹脂材と磁性材の複合材により前記第1軸部材を包囲する円環状に形成され、かつ、周方向に異なる磁極が交互に配置され、前記支持面上に配置されることによって前記回転部材の回転軸方向位置が規制されると共に、前記径方向位置規制部によってその径方向位置が規制されるマグネットと、前記マグネットと前記径方向位置規制部の双方に密着するかたちで設けられ、前記マグネットよりもヤング率の小さい樹脂材によって形成された充填材と、前記マグネットと対向するように配置された複数の第1爪部と、該各第1爪部同士を接続する第1円環部とを有し、前記第2軸部材と一体回転するように該第2軸部材に設けられた磁性材からなる第1ヨーク部材と、前記各第1爪部の周方向間に交互に並ぶかたちで前記マグネットと対向するように配置された複数の第2爪部と、該各第2爪部同士を接続する第2円環部と、を有し、前記第2軸部材と一体回転するように該第2軸部材に設けられた磁性材からなる第2ヨーク部材と、前記第1ヨーク部材と前記第2ヨーク部材との間に生ずる磁界の変化を検出するホール素子を有する磁気センサと、を備え、前記磁気センサの出力信号に基づいて前記回転部材に発生したトルクを検出することを特徴としている。
本発明によれば、金属材によって形成されたスリーブの支持面と径方向位置規制部とをもってマグネットの軸方向及び径方向の位置ずれが抑制可能となる結果、第1軸部材に対する当該マグネットの固定状態の安定した維持が図れる。
本発明に係るトルクセンサの適用対象たるパワーステアリング装置の構成を示す概略図である。 本発明に係るトルクセンサの第1実施形態を示し、図1に示す操舵系(第1ラック・ピニオン機構近傍)の縦断面図である。 図2に示すトルクセンサの斜視図である。 図3に示すトルクセンサの分解斜視図である。 図2のA−A線に沿う断面図である。 図5(a)に示すトルクセンサ近傍の要部拡大図である。 本発明に係るトルクセンサの第1実施形態を示し、図6に示す磁性部材の分解斜視図である。 図7に示す永久磁石とスリーブの組立体を表した斜視図である。 図8をB方向から見た矢視図である。 図7に示す組立体に充填材を充填してなる図6に示す磁性部材の斜視図である。 図6に示す磁性部材近傍の要部拡大図である。 図7に示す組立体の要部拡大平面図である。 本発明に係るトルクセンサの第1実施形態の第1変形例を表した図であって、図11の要部拡大図に相当する図である。 本発明に係るトルクセンサの第1実施形態の第2変形例を表した図であって、図11の要部拡大図に相当する図である。 本発明に係るトルクセンサの第1実施形態の第3変形例を表した図であって、図11に相当する磁性部材の要部拡大断面図である。 本発明に係るトルクセンサの第1実施形態の第4変形例を表した図であって、図11に相当する磁性部材の要部拡大断面図である。 本発明に係るトルクセンサの第2実施形態を示し、図1に示す操舵系(第1ラック・ピニオン機構近傍)の縦断面図である。 図17に示す磁性部材を表した図であって、(a)が分解斜視図、(b)が(a)に示す永久磁石とスリーブの組立体を表した斜視図である。 図17に示す磁性部材の断面図であって、(a)は図17に示す磁性部材近傍の要部拡大図、(b)は(a)のC−C線断面図である。 本発明の第2実施形態の第1変形例に係る磁性部材を表した図であって、(a)が分解斜視図、(b)が(a)に示す永久磁石とスリーブの組立体を表した斜視図である。 同変形例に係る磁性部材の断面図であって、(a)は図17に示す磁性部材近傍の要部拡大相当図、(b)は(a)のD−D線断面図である。 本発明の第2実施形態の第2変形例に係る磁性部材を表した図であって、(a)が分解斜視図、(b)が(a)に示す永久磁石とスリーブの組立体を表した斜視図である。 同変形例に係る磁性部材の断面図であって、(a)は図17に示す磁性部材近傍の要部拡大相当図、(b)は(a)のE−E線断面図である。
以下、本発明に係るトルクセンサの実施形態等につき、図面に基づいて詳述する。なお、下記の実施形態等では、このトルクセンサを、自動車のラック・ピニオン式電動パワーステアリング装置に適用したものを例に説明する。
〔第1実施形態〕
図1〜図12は、本発明に係るトルクセンサの第1実施形態を示す。まず、本発明に係るトルクセンサの適用対象たる電動パワーステアリング装置は、図1に示すように、一端側がステアリングホイールSWに連係される入力軸1(本発明に係る第2軸部材に相当)と、一端側が前記入力軸1にトーションバー2を介して相対回転可能に連結される第1出力軸3(本発明に係る第1軸部材に相当)とからなる操舵軸が車体幅方向の一方側に設けられる第1ラック・ピニオン機構RP1を介して図示外の転舵輪に連係されると共に、前記操舵軸の外周に配設されるトルクセンサTS1の出力信号に基づいてECU4により駆動制御される電動モータMに例えばウォームギヤなど所定の減速機構5を介して連係される第2出力軸6が車体幅方向の他方側に設けられる第2ラック・ピニオン機構RP2を介して前記図示外の転舵輪に連係されることによって構成されている。なお、前記操舵軸を構成する両軸1,3は、所定の磁性金属材料によって形成されている。
ここで、前記第1ラック・ピニオン機構RP1は、第1出力軸3の他端側に設けられるピニオン歯3aと、各端がタイロッド7,7を介してそれぞれ前記図示外の転舵輪に連係されるラックバー8の一端側に設けられる図示外の第1ラック歯とから構成され、第2ラック・ピニオン機構RP2は、第2出力軸6の先端部に連係される第2ピニオン歯6aと、前記ラックバー8の他端側に設けられる図示外の第2ラック歯とから構成されている。
そして、上述のような構成から、ステアリングホイールSWより入力軸1へと入力された操舵トルクに基づいてトーションバー2が捩れ変形し、この捩れ変形に伴い当該トーションバー2の復元時に生ずる回転トルクに基づいて回転する第1出力軸3の回転運動が前記第1ラック・ピニオン機構RP1を介してラックバー8の直線運動に変換されると共に、前記操舵トルクに基づいて電動モータMに生ずる操舵アシストトルクに基づいて回転する第2出力軸6の回転運動が前記第2ラック・ピニオン機構RP2を介してラックバー8の直線運動に変換されることで、前記電動モータMによる操舵補助を得つつ前記図示外の転舵輪の向きが変更されることとなる。
前記操舵軸は、特に図2に示すように、入力軸1の他端側と第2出力軸3の全体とが前記第1ラック・ピニオン機構RP1を収容する第1ギヤハウジング10の内部に収容される構成となっていて、当該第1ギヤハウジング10は、周方向に複数配置されるボルト9により締結される一対のハウジング構成部材である、第1出力軸3の全体を収容するほぼ円筒状のハウジング本体11と、このハウジング本体11の上端部である一端側開口部を閉塞するように設けられるハウジングカバー12と、から構成されている。
前記ハウジング本体11は、一端側が段差状に拡径されてなる大径部11aとして構成される一方、他端側が第2出力軸3の外径よりも若干大きい程度の比較的小径に形成されてなる小径部11bとして構成されていて、前記大径部11a内に収容される入力軸1の他端部と第2出力軸3の一端部とを突き合わせてなる両軸1,3の連結部の外周域に、前記トルクセンサTS1が配設されている。また、前記ハウジング本体11の小径部11bの両端部には一対の軸受BR1,BR2が配設されていて、該一対の軸受BR1,BR2により第2出力軸3が回転自在に支持されるようになっている。一方、ハウジングカバー12にも、軸方向中間部に形成される括れ部12aの内周に軸受BR3が配設されていて、該軸受BR3により入力軸1が回転自在に支持されるようになっている。
前記トルクセンサTS1は、図2〜図6に示すように、ほぼ筒状に構成され、第1出力軸3の一端部外周に取付固定されることで当該第1出力軸3と一体回転可能に設けられる磁性部材20と、いずれも軟磁性体によりほぼ円筒状に構成され、共に入力軸1の他端部外周に取付固定されることで当該入力軸1と一体回転可能に設けられ、一端側(図6中の下端部側)が前記磁性部材20の径方向において当該磁性部材20と対向し、かつ、相互に離間する(直接接続されない)ように設けられた一対の第1、第2ヨーク部材31,32と、これらヨーク部材31,32の他端側(図6中の上端部側)において当該両ヨーク部材31,32間に形成される径方向隙間に収容配置され、当該両ヨーク部材31,32の他端側へと漏洩した前記磁性部材20による磁界(磁束)を所定の範囲に集約するほぼ円環状に形成された一対の第1、第2集磁リング51,52と、これら両集磁リング51,52間に所定の隙間たるエアギャップを介して収容配置され、当該両集磁リング51,52の間を通過する前記磁束を検出する一対の磁気センサ60,60と、から主として構成されている。
前記磁性部材20は、図7、図10、図11に示すように、樹脂材料と磁性材料の複合材料によって円環状に形成されたマグネットである永久磁石21と、金属材料によりほぼ円筒状に形成され、前記永久磁石21を第1出力軸3へと固定するスリーブ23と、が当該両者21,22間に充填される樹脂材料からなる充填材22によって一体にモールド成形されたものであり、第1出力軸3の一端部外周に段差状に拡径形成された大径部3bに外嵌させたスリーブ23の固定部であるテーパ状先端部23aを周方向に沿ってレーザ溶接することにより、当該スリーブ23を介して第1出力軸3の外周に固定されている。
より具体的には、前記永久磁石21は、周方向に異なる磁極(N極、S極)が交互に複数(本実施形態では各8極ずつ全16極)配置されてなるもので、その外周面21aは平坦状に構成されている一方、その内周面21bには、周方向90度の等間隔位置に、軸方向に沿って貫通する断面ほぼ矩形凹状に構成された4つの係合溝24が切欠形成されている。
なお、この永久磁石21の内径は、少なくとも当該永久磁石21の冷間収縮量よりも大きく設定されていて、この永久磁石21の冷間収縮時に第1出力軸3と圧接することによって生ずる内部応力に基づいた当該永久磁石21の磁界特性の変化が回避可能となっている。
前記スリーブ23は、例えばステンレスやアルミニウムといった非磁性金属材料をもって薄肉に成型されてなるもので、前記大径部3bに嵌合可能に設けられた円筒状のスリーブ本体25と、このスリーブ本体25の基端(永久磁石21と近接する側の端部)から径方向に沿ってそれぞれ独立して延設されることによって久磁石21の支持に供する4つの支持面26aを有する軸方向位置規制部としてのフランジである支持部26と、これら各支持部26の周方向間に軸方向に沿って延設され、それぞれ永久磁石21の各係合溝24に係合することによって永久磁石21の径方向の位置ずれ規制に供する径方向位置規制部である4つの係合突起27と、から構成されている。
ここで、前記各支持部26は、それぞれ周方向に沿って比較的大きな周方向幅に設定されると共に、永久磁石21と同等の径方向幅に設定され、かかる所定の寸法構成をもって、永久磁石21の安定した支持が可能となっている。
前記各係合突起27は、各支持部26の周方向間ほぼ中間位置において隣接する支持部26との間に所定の周方向隙間C1(図12参照)を空けるかたちで配置され、かつ、縦断面ほぼL字状となるようにスリーブ本体25の基端から径方向外側へオフセットするかたちで立設されたものであり、当該スリーブ本体25の基端から径方向外側へ水平状に延出することで後記の係合部29を弾性変形可能に支持する弾性基部28と、該弾性基部28の先端より曲折状に立設され、各係合溝24に嵌挿されることによって当該各係合溝24との係合に供する係合部29と、から構成されている。なお、これら各係合突起27は、前述のような薄肉金属材料によって形成されていることで、前記弾性基部28の基端部を支点として比較的容易に弾性変形可能となっている。
また、前記各係合突起27と前記各係合溝24の寸法関係としては、図12に示すように、径方向においては、これら両者24,27の間に所定の径方向隙間C2が形成される設定となっている。すなわち、この径方向隙間C2は、少なくとも永久磁石21の冷間収縮量よりも大きく設定され、これによって、永久磁石21の冷間収縮時に係合突起27と圧接することによって生ずる内部応力に基づいた磁界特性変化を回避することが可能となっている。なお、この際、当該各係合突起27は、上述したような良好な弾性特性を有していることから、たとえ上記径方向隙間C2が小さく、永久磁石21の冷間収縮によって当該各係合突起27に押圧力が作用してしまう場合であっても、当該押圧力は上記弾性特性により低減され、永久磁石21に生ずる内部応力の抑制が図れることとなる。
さらに、周方向においても、前記各係合突起27と前記各係合溝24との間には、一対の周方向隙間C3,C3が形成される設定となっている。すなわち、この周方向隙間C3,C3についても、永久磁石21の冷間収縮量より大きく設定され、これによって、上記径方向隙間C2の場合と同様、永久磁石21の内部応力に基づいた磁界特性の変化が回避可能となっている。
また、本実施形態では、16の磁極数を有する永久磁石21に対して4つの係合突起27を周方向に等間隔に配置する構成、すなわちN、S4つの磁極間に1つの係合突起27を配置する構成となっていることから、永久磁石21における各係合突起27の影響の均一化が図られ、磁界がアンバランスとなってしまう不具合についても回避可能となっている。
前記充填材22は、永久磁石21よりもヤング率の小さい所定の樹脂材料によって形成されるもので、図10、図11に示すように、永久磁石21の内周面側及び上下面側のほぼ全体を被覆するような内周被覆部22a、上方被覆部22b及び下方被覆部22cからなる縦断面コ字形状を成すように充填(形成)され、前記両周方向隙間C1,C3を含めて永久磁石21と係合突起27とに跨るように、当該両者21,27間の凹凸を埋め、かつ、当該両者21,27に密着するかたちで設けられる。
具体的には、図7に示すような状態から各係合部29を各係合溝24に係合させるように永久磁石21をスリーブ本体25の支持部26上に載置した後、この組立体21a(図8参照)を図示外の成形型内にセットし、当該成型型内へと充填材22を充填した後、これを冷却固化させることで、図10のように前記組立体21aが充填材22により鋳包まれてなる前記磁性部材20が成型される。なお、この充填材22によってモールド成形された磁性部材20頂部の充填材22正面に各係合溝24に対応するように設けられる4つの凹部30は、前記成形型内において前記各係合溝24を介して前記組立体21aを位置決め固定することによって形成されるものである。
前記第1ヨーク部材31は、図2〜図6に示すように、一端側が比較的大径かつ他端側が比較的小径となる縦断面クランク状に形成されたものであって、一端側において径方向外側に拡径するような縦断面ほぼ逆さL字状となるように、かつ、磁性部材20の外周域において所定の周方向間隔を空けるかたちで前記操舵軸(回転軸Z)の同心円上に並ぶように形成された複数の第1爪部41と、他端側において前記回転軸Zの周方向に沿って連続するような円環状に形成され、前記各第1爪部41の基部に接続されることで当該各第1爪部41同士を相互に接続する第1円環部43と、によって構成されている。
前記第2ヨーク部材32は、一端側が比較的小径かつ他端側が比較的大径となる縦断面クランク状に形成されたものであって、一端側において径方向内側に縮径するような縦断面ほぼ逆さL字状となるように、かつ、磁性部材20の外周域において前記回転軸Zの同心円上であって前記各第1爪部41の周方向間に当該各第1爪部41と同一円周上に交互に並ぶように所定の周方向間隔を空けるかたちで形成された複数の第2爪部42と、他端側において前記回転軸Zの周方向に沿って連続するような円環状に形成され、前記各第2爪部42の基部に接続されることで当該各第2爪部42同士を相互に接続する第2円環部44と、によって構成されている。
そして、かかる第1ヨーク部材31と第2ヨーク部材32とは、前記各第1爪部41と前記各第2爪部42とが同一円周上に交互に整列するように、かつ、第1円環部43の外周側にて第2円環部44が離間対向するように配置された状態で、隣接する前記各爪部41,42同士が前記磁性部材20と同様の樹脂材料からなる絶縁部33を介して結合されると共に、当該絶縁部33を介して第1円環部43の内周側に所定の金属材料によりほぼ円筒状に形成されてなるスリーブ34が結合され、かかるスリーブ34を介して入力軸1の外周に固定されている。この際の具体的な固定手段としては、前記磁性部材20と同様、入力軸1の他端部外周に段差状に拡径形成された大径部1aに外嵌させたスリーブ34のテーパ状先端部34aを周方向に沿ってレーザ溶接することにより、前記スリーブ34を介して第1出力軸3の外周に固定されている。
また、前記第1、第2爪部41,42は、それぞれ、前記回転軸Zの軸方向に沿って延設されて径方向において永久磁石21と対向する第1、第2軸方向延出部41a,42aと、該各軸方向延出部41a,42aから曲折するように前記回転軸Zの径方向に沿って延設された第1、第2径方向延出部41b,42bと、から構成されている。そして、前記両軸方向延出部41a,42aは、少なくとも永久磁石21の軸方向長さよりも大きな軸方向長さに設定されていて、当該両軸方向延出部41a,42aにより永久磁石21が径方向外側から完全に包囲される構成となっている。
前記第1、第2集磁リング51,52は、いずれも、周方向有端となる円弧状であって、かつ、180度を超える周方向範囲をもって前記回転軸Zを包囲するように構成されると共に、第1集磁リング51を内周側、第2集磁リング52を外周側として当該両集磁リング51,52が径方向において相互に重合するように配置され、周方向の一部に対向形成された後述の第1、第2平坦部51a,52aによって形成される径方向隙間に前記一対の磁気センサ60,60が収容配置されるようになっている。
すなわち、前記第1集磁リング51は、320度程度の周方向広範囲を包囲するほぼ円環状に形成されると共に、周方向に切断されてなる第1切欠部51bの反対側(点対称となる位置)に、当該位置における所定の周方向範囲を横断面ほぼ矩形状となるように径方向外側へと突出させてなる第1平坦部51aが設けられている一方、前記第2集磁リング52は、前記第1集磁リング51よりも狭い290度程度の周方向範囲を包囲するようなほぼ円環状に形成されると共に、周方向に切断されてなる第2切欠部52bの反対側(点対称となる位置)に、当該位置における所定の周方向範囲を平坦状となるよう径方向内側へと押圧してなる第2平坦部52aが設けられている。
ここで、上述のように、第1、第2集磁リング51,52同士は、内周側に配置される第1集磁リング51に係る第1切欠部51bの周方向範囲が狭く、外周側に配置される第2集磁リング52に係る第2切欠部52bの周方向範囲が広くなるように形成されることで、これら両集磁リング51,52の周長がほぼ等しくなるように構成されていて、これによって、当該両集磁リング51,52間の磁路抵抗が均一化されている。
そして、前記第1、第2集磁リング51,52は、前記磁性部材20や前記両ヨーク部材31,32と同様の樹脂材料からなる絶縁部53を介して相互に連結され、少なくともその軸方向領域の一部が前記両円環部43,44内にて当該両円環部43,44と径方向に重合するように、前記絶縁部53を介して所定の固定手段(例えばボルトによる締結)によりハウジング本体11の大径部11aに取付固定されている。
前記一対の磁気センサ60,60は、いずれも、前記第1、第2集磁リング51,52間の径方向隙間に収容配置され、その内部に収容されるホール素子により当該両集磁リング51,52(前記両平坦部51a,52a)間を通過する磁界(磁束)を検出するホールICである検出部61と、この検出部61を前記トルクセンサTS1の上方に配置される制御基板63(図2参照)に接続するための接続端子62と、から構成されている。すなわち、この磁気センサ60,60自体は、それぞれ、前記各接続端子62,62を介して制御基板63に接続されることによって固定され、前記両集磁リング51,52間の径方向隙間内では当該各集磁リング51,52(前記各平坦部51a,52a)との間に前記所定のエアギャップを隔てるかたちで収容配置されている。そして、当該両磁気センサ60,60は、前記ホール素子によるホール効果を利用することで前記各検出部61,61により前記両集磁リング51,52間を通過する磁束密度を検出し、当該磁束密度に応じて変化する前記各検出部61,61からの出力信号をもって制御基板63におけるトルク演算に供される。
なお、前記制御基板63は、図2に示すように、ハウジング本体11の大径部11a側方に貫通形成された窓孔11cを通じて当該ハウジング本体11内へと引き込まれるボードtoボードコネクタ64を介してECU4(図1参照)に接続されている。
以下、本実施形態に係る前記トルクセンサTS1の作用及びこれに伴う効果について、図1〜図6に基づいて説明する。
前記トルクセンサTS1においては、入力軸1(前記両軸1,3間)に操舵トルクが作用しておらず前記操舵軸が中立状態にあるときは、永久磁石21の各極境界が第1、第2爪部41,42の周方向のちょうど中間位置に位置することとなり、当該永久磁石21の前記各爪部41,42に対する磁路抵抗は等しくなる。その結果、当該永久磁石21に発生した磁界は第1、第2爪部42との間で短絡して前記各円環部43,44へと漏洩することはないため、当該磁界の磁束が前記各磁気センサ60,60によって検出されることはない。
続いて、ステアリングホイールSWが操舵されて入力軸1(前記両軸1,3間)に操舵トルクが作用した場合には、永久磁石21の各極境界が第1、第2爪部41,42の周方向一方側に偏倚することとなって、永久磁石21の前記各爪部41,42に対する磁路抵抗のうち前記極境界が偏倚した周方向一方側の磁路抵抗が大きくなる。これによって、当該永久磁石21に発生した磁界は、前記各円環部43,44へと漏洩し、当該各円環部43,44を渡って隣接する磁極へと流れることとなる。この結果、前記各集磁リング51,52間には一方側から他方側に磁束が通過することとなって、当該磁束密度が前記各磁気センサ60,60によって検出され、当該各磁気センサ60,60の出力信号により演算される操舵トルクに基づき、ECU4にて電動モータMによる操舵アシストトルクが演算される。なお、この際、前記各集磁リング51,52間を通過する磁束の方向をもって、操舵方向及びこれに基づいて付与される前記操舵アシストトルクの付与方向が特定されることとなる。
以上のように、本実施形態に係るトルクセンサTS1によれば、金属材からなるスリーブ23の支持部26及び係合突起27、さらには第1ヨーク部材31の爪部41(径方向延出部41b)をもって、たとえ充填材22が経年劣化したり、温度変化によって破損したりしてしまった場合でも、永久磁石21の軸・径方向、さらには周方向(回転方向)の位置ずれを規制することが可能となる。
すなわち、本実施形態の場合、永久磁石21が各支持部26上に載置されることにより、当該各支持部26が永久磁石21の鉛直下方移動のストッパーとして機能することとなる結果、充填材22の劣化時等における永久磁石21の鉛直下方側の移動規制を図ることができる。
しかも、この際、前記各支持部26はスリーブ本体25に対して径方向外側に延出するように設けられているため、これに載置される永久磁石21の外径を大きく設定することが可能となって、トルクセンサTS1の感度の向上にも供される。
さらに、各係合突起27を各係合溝24に係合させることにより、当該両者24,27の係合をもって、当該両者24,27間の径方向の相対移動が規制されると共に、当該両者24,27間の周方向の相対移動(相対回転)が規制されることとなる結果、充填材22の劣化時等における永久磁石21の周・径両方向の移動規制を図ることもできる。
なお、この際、スリーブ23側に各係合突起27が設けられ、永久磁石21側に各係合溝24が設けられていることで、永久磁石21側に係合突起を配置する場合と比べて、当該係合突起の破損を抑制することが可能となり、トルクセンサTS1の耐久性の向上にも供される。
加えて、磁性部材20の鉛直上方に比較的近接するかたちで第1ヨーク部材31が配置されることにより、当該第1ヨーク部材31の径方向延出部41bが永久磁石21の鉛直上方移動のストッパーとして機能することとなる結果、充填材22の劣化時等における永久磁石21の鉛直上方側への移動規制を図ることもできる。
また、永久磁石21とスリーブ23の接続を充填材22によって行ったことにより、当該充填材22をもって前記両者21,23間のヤング率の差を吸収できることは勿論、特に本実施形態では、当該充填材22に永久磁石21よりもヤング率の小さい樹脂材を採用すると共に、当該充填材22を永久磁石21とスリーブ23とに跨るかたちでこれら両者21,23を包むように充填する構成としたことにより、当該充填材22の温度変化に伴う膨張・収縮をもって、永久磁石21とスリーブ23との結合力を高めることが可能となる。
具体的には、充填材22が永久磁石21とスリーブ23との間に形成される隙間、例えば前記径方向隙間C2や前記各周方向隙間C1,C3に充填されることで、高温時には、充填材22が前記各隙間C1,C2,C3内で永久磁石21よりも大きく熱膨張することによって、当該充填材22が前記両者21,23間で突っ張るように当該両者21,23に対しさらに密着することとなる結果、これら永久磁石21とスリーブ23との結合力が高められることとなる。
一方、低温時には、充填材22が永久磁石21よりも小さく収縮することによって、永久磁石21を外側から被覆している前記各被覆部22a,22b,22cが永久磁石21とスリーブ23とを外側から押さえ込むように当該両者21,23に対しさらに密着することとなる結果、かかる低温時においても、これら永久磁石21とスリーブ23との結合力が高められることとなる。特に、前記上方被覆部22bと下方被覆部22cの冷間収縮によって、前記両者21,23を挟み込むように作用することになるため、永久磁石21の軸方向位置をより安定して維持することができる。
また、本実施形態では、各係合溝24が永久磁石21の内周部に配置され、第1、第2ヨーク部材31,32の各爪部41,42が永久磁石21の外周側に配置される構成となっていることで、各係合溝24によって磁界特性が変化してしまう不都合の抑制も図れる。
さらに、スリーブ23については非磁性材料によって形成したことで、永久磁石21の磁界によってスリーブ23が磁化されることがなく、当該スリーブ23を設けたことによって磁界特性が変化してしまうおそれもない。
加えて、本実施形態では、磁性部材20(永久磁石21)が固定される第1出力軸3が磁性材料によって形成されたものであることから、永久磁石21の内周側にも磁性体が配置されることとなり、当該永久磁石21のパーミアンス係数の向上にも供される。一方で、トルク検出に供する第1、第2爪部41,42については磁性体である第1出力軸3に対し遠く離間する永久磁石21の外周側に配置されていることから、第1出力軸3が磁性材料で形成されることによるトルク検出精度への影響も最小限に抑えられる。
図13は、本発明に係るトルクセンサの前記第1実施形態の第1変形例を示し、前記各係合突起27の径方向オフセット量を拡大したものである。
すなわち、本変形例では、前記各係合溝24が永久磁石21の径方向中間部に下方から角穴状に穿設され、永久磁石21の内外周面21a,21bが共に平坦状に形成されている。
よって、本変形例の場合も、前記各係合溝24やこれに係合する前記各係合突起27が永久磁石21の外周面21aに臨んで第1、第2ヨーク部材31,32の爪部41,42と対向してしまうこともないことから、加工作業性の面では前記第1実施形態に劣るものの、当該第1実施形態と同様の作用効果が奏せられる。
また、特に、本実施例では、前記各係合溝24が袋状に形成されていることによって、前記径方向隙間C2及び周方向隙間C3内における前記熱膨張効果が高められ、高温時における永久磁石21とスリーブ23の結合力のさらなる向上が図れる。
図14は、本発明に係るトルクセンサの前記第1実施形態の第2変形例を示し、前記各係合突起27の径方向オフセット量を前記第1変形例よりもさらに拡大したものである。
すなわち、本変形例では、前記永久磁石21の外周面21aに前記各係合溝24が穿設されていて、前記各弾性基部28を延長することによって、前記各係合部29が永久磁石21の内周側から当該各係合溝24内へ嵌挿される構成となっている。
したがって、本変形例の場合でも、前記各係合溝24やこれに係合する前記各係合突起27が永久磁石21の外周面21aに臨んで第1、第2ヨーク部材31,32の爪部41,42と対向してしまうことによる磁界への影響を除き、前記第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
図15は、本発明に係るトルクセンサの第1実施形態の第3変形例を示し、前記第1実施形態における充填材22の構成を変更したものである。
すなわち、前記充填材22によって永久磁石21の内周側を被覆するように構成した前記第1実施形態に対し、本実施形態では、充填材22によって永久磁石21の外周側を被覆する構成としたものであり、当該充填材22を、上方被覆部22b及び下方被覆部22cと外周被覆部22dによって構成したものである。
このように、永久磁石21の外周側に充填材22を配置する場合であっても、前記第1実施形態と同様の作用効果が奏せられる。
図16は、本発明に係るトルクセンサの第1実施形態の第4変形例を示し、前記第1実施形態における充填材22の構成を変更したものである。
すなわち、本実施形態では、前記第1実施形態における充填材22の上方被覆部22bを廃止し、その代わりに、永久磁石21の内周面21bに周方向に沿う一連の周方向溝21cを切欠形成し、当該周方向溝21cを含めて充填材22を充填することで内周被覆部22aとして構成したものである。
かかる構成によっても、永久磁石21の安定保持の点で前記第1実施形態と同様の作用効果が奏せられることは勿論、温度変化に伴う充填材22の膨張・収縮の観点でも、高温時には、前記周方向溝21c内にて充填材22が熱膨張することによって前記永久磁石21とスリーブ23の結合力向上が図れる一方、低温時には、前記周方向溝21c内に充填される溝内充填部22eと下方被覆部22cの冷間収縮作用による前記永久磁石21とスリーブ23の結合力向上が図れることとなる。
〔第2実施形態〕
図17〜図19は、本発明に係るトルクセンサの第2実施形態を示している。なお、本実施形態においても、トルクセンサ及びこれが適用される電動パワーステアリング装置の基本構成については前記第1実施形態と同様であるため、前記第1実施形態と同様の構成については同一の符号を付すことにより、具体的な説明については省略する。
本実施形態に係るトルクセンサの適用対象であるパワーステアリング装置は、前記第1実施形態と異なり、前記軸受BR1がボールベアリングによって構成されると共に、当該軸受BR1がハウジング本体11の大径部11aの内周に螺着されるロックナット14によって固定され、このロックナット14の内周側に本実施形態に係るトルクセンサTS2を収容配置してなるものである。
そして、前記トルクセンサTS2は、前記第1実施形態に係るトルクセンサTS1とは反対に、前記スリーブ23における支持部26及び係合突起27が共にスリーブ本体25の基端から径方向内側へと向かって延設され、前記永久磁石21がスリーブ本体25よりも小径に構成されている。
すなわち、本実施形態に係る支持部26は、径方向内側に向かって段差状に縮径するかたちで構成されてなるもので、スリーブ本体25の基端から径方向内側に向かって延設され、大径部3bの端面と当接する第1支持部71と、該第1支持部71から鉛直方向上側へと向かって立設された基部72と、該基部72の先端から径方向内側に延設され、永久磁石21を直接支持するフランジとしての第2支持部73と、によって構成され、前記第2支持部73の上面に構成される平坦状の支持面73a上に永久磁石21が載置されるようになっている。
したがって、本実施形態によれば、前記スリーブ23における支持部26をスリーブ本体25の基端から径方向内側に向かって延出させる構成としたことで、トルクセンサTS2としての径方向寸法の小型化を図ることができ、前記パワーステアリング装置など当該トルクセンサTS2の適用対象に対する搭載性の向上や当該適用対象自体の小型化等に供される。
また、前記支持部26については、基部72によって永久磁石21の支持部(第2支持部73)をスリーブ本体25から底上げするかたちで構成したため、かかる底上げによって、前記樹脂材22の下方被覆部22cを、永久磁石21とスリーブ本体25の間となる第2支持部73の下側にも回り込ませることが可能となる。このように、軸方向において樹脂材22の一部を第2支持部73に係止させることで、永久磁石21とスリーブ23とをより強固に結合でき、永久磁石21の保持性の向上も図れる。
図20、図21は本発明に係るトルクセンサの前記第2実施形態の第1変形例を示したものであり、前記第2実施形態における各係合突起27を廃止し、該各係合突起27の機能を各支持部26に包摂させたものである。
すなわち、本変形例では、前記各支持部26において、基部72が第2支持部73と一体に構成されると共に、該第2支持部73が基端側に向かって漸次拡径するほぼ円錐テーパ状に形成されている。そして、かかる第2支持部73の構成に伴い、前記永久磁石21の下端部内周縁に、各第2支持部73の高さ寸法よりも浅く形成され、かつ、該各第2支持部26が係合可能に構成された各係合溝24が切欠形成されている。
このように、前記各第2支持部73を円錐テーパ状に構成したことで、該各第2支持部73の外側面により構成される各支持面73aをもって、スリーブ23に対する永久磁石21の軸方向(鉛直下方)及び径方向の相対移動が規制可能になると共に、当該第2支持部73の周方向側面をもって、スリーブ23に対する永久磁石21の周方向の相対移動が規制可能になる。これによって、スリーブ23の構成の簡素化が図れ、第2実施形態の作用効果に加え、トルクセンサTS2の生産性向上やコスト低減にも供される。
さらに、前記各第2支持部73が円錐テーパ状に形成されていることにより、充填材22の劣化時等には、当該円錐テーパ状の支持面73aにより永久磁石21をセンタリング(調芯)することが可能となって、該永久磁石21の同軸性を確保することもできる。
図22、図23は本発明に係るトルクセンサの前記第2実施形態の第2変形例を示したものであり、前記第2実施形態における各係合突起27を廃止し、該各係合突起27の機能を各支持部26に包摂させたものである。
すなわち、本変形例では、前記各係合突起27を一体化してなる支持部26を、永久磁石21の下端面の径方向中間部に周方向に沿って円弧状に切欠形成した凹状の係合溝24に係合させることによって構成したものである。
このように、永久磁石21の下端面に前記凹状の各係合溝24を設け、これら各係合溝24に各第2支持部73を係合させることによっても、当該下端側に配置される第2支持部73の支持面73aをもって、スリーブ23に対する永久磁石21の鉛直下方側の相対移動が規制可能になると共に、当該第2支持部73の凹状の係合溝24内への係合をもって、スリーブ23に対する永久磁石21の径方向及び周方向の相対移動が規制可能になる。したがって、本変形例によっても、前記第1変形例と同様に、スリーブ23の構成の簡素化によるトルクセンサTS2生産性向上及びコスト低減を図ることができる。
本発明は前記実施形態等の構成に限定されるものではなく、例えば本発明の特徴とは直接関係しない前記各ヨーク部材31,32や前記各集磁リング51,52等の具体的構成は勿論、本発明の特徴となる前記永久磁石21や前記スリーブ23といった構成の具体的構成についても、前述した本発明の作用効果を奏し得るような形態であればあらゆる態様を採ることができ、適用するトルクセンサの仕様等に応じて自由に変更可能である。
1…入力軸(第1軸部材)
2…トーションバー
3…第1出力軸(第2軸部材)
20…磁性部材
21…永久磁石(マグネット)
22…充填材
23…スリーブ
23a…テーパ状先端部(固定部)
25…スリーブ本体
26…支持部(軸方向位置規制部)
26a…支持面
27…係合突起(径方向位置規制部)
31…第1ヨーク部材
32…第2ヨーク部材
41…第1爪部
42…第2爪部
43…第1円環部
44…第2円環部
60…磁気センサ
TS1,TS2…トルクセンサ
Z…回転軸(回転部材の回転軸)

Claims (11)

  1. トーションバーにより接続された金属材からなる第1軸部材及び第2軸部材により構成された回転部材に発生したトルクを検出するトルクセンサであって、
    前記第1軸部材を包囲するように円環状ないし円弧状に形成されたスリーブ本体と、前記スリーブ本体に設けられ該スリーブ本体を前記第1軸部材に固定する固定部と、前記スリーブ本体の径方向内側へと向かって延設されたフランジ部によって構成され、使用状態において鉛直方向上側に面する支持面を有する軸方向位置規制部と、前記スリーブ本体に設けられ前記回転部材の回転軸方向に延設された径方向位置規制部とから構成される金属材からなるスリーブと、
    樹脂材と磁性材の複合材により前記第1軸部材を包囲する円環状に形成され、かつ、周方向に異なる磁極が交互に配置され、前記支持面上に配置されることによって前記回転部材の回転軸方向位置が規制されると共に、前記径方向位置規制部によってその径方向位置が規制されるマグネットと、
    前記マグネットと前記径方向位置規制部の双方に密着するかたちで設けられ、前記マグネットよりもヤング率の小さい樹脂材によって形成された充填材と、
    前記マグネットと対向するように配置された複数の第1爪部と、該各第1爪部同士を接続する第1円環部とを有し、前記第2軸部材と一体回転するように該第2軸部材に設けられた磁性材からなる第1ヨーク部材と、
    前記各第1爪部の周方向間に交互に並ぶかたちで前記マグネットと対向するように配置された複数の第2爪部と、該各第2爪部同士を接続する第2円環部と、を有し、前記第2軸部材と一体回転するように該第2軸部材に設けられた磁性材からなる第2ヨーク部材と、
    前記第1ヨーク部材と前記第2ヨーク部材との間に生ずる磁界の変化を検出するホール素子を有する磁気センサと、
    を備え、
    前記磁気センサの出力信号に基づいて前記回転部材に発生したトルクを検出することを特徴とするトルクセンサ。
  2. 前記軸方向位置規制部は、前記スリーブ本体から鉛直方向上側へと延出するように設けられた基部を有し、
    前記支持面は、前記基部より径方向内側に向かって延設され、
    前記充填材は、前記スリーブ本体と前記マグネットとの間に充填されることを特徴とする請求項1に記載のトルクセンサ。
  3. 前記マグネットは、その表面に開口する凹状の係合部を有し、
    前記径方向位置規制部は、前記係合部と係合し、
    前記樹脂材は、前記径方向位置規制部を包囲すると共に前記係合部内に充填されることを特徴とする請求項1に記載のトルクセンサ。
  4. 前記係合部は、前記マグネットの内周側に設けられ、
    前記径方向位置規制部と前記係合部の間には所定の径方向隙間が設けられ、
    前記径方向隙間は、前記マグネットの冷却に伴う収縮時にも前記径方向位置規制部からの押圧による内部応力が発生しない程度に設定されていることを特徴とする請求項3に記載のトルクセンサ。
  5. 前記径方向位置規制部は、弾性特性を有することを特徴とする請求項に記載のトルクセンサ。
  6. 前記充填材は、前記スリーブと前記マグネットの間に形成される隙間に充填されることを特徴とする請求項1に記載のトルクセンサ。
  7. 前記径方向位置規制部は、前記マグネットの径方向内側に配置され、
    前記充填材は、前記マグネットと前記径方向位置規制部の径方向内側に設けられることを特徴とする請求項に記載のトルクセンサ。
  8. 前記充填材は、ほぼコ字形状の断面を有し、該コ字形状の断面との間で前記スリーブと前記マグネットとを挟持するように設けられることを特徴とする請求項に記載のトルクセンサ。
  9. 前記スリーブは、非磁性材によって形成されていることを特徴とする請求項1に記載のトルクセンサ。
  10. 前記フランジ部は、前記径方向位置規制部の周方向両側に所定距離だけ離間して配置され、
    前記充填材は、前記径方向位置規制部を周方向に跨ぐように、該径方向位置規制部の周方向両側に設けられる前記フランジ部との間に充填されることを特徴とする請求項1に記載のトルクセンサ。
  11. 前記径方向位置規制部は、周方向において等間隔に複数設けられることを特徴とする請求項1に記載のトルクセンサ。
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