JP5834372B2 - Fe−Cu−C系焼結材料の製造方法 - Google Patents

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この発明は、高価な合金元素の使用を極力抑えて焼結後の硬度・強度を高めた生産性にも優れるFe−Cu−C系焼結材料の製造方法に関する。
Fe−Cu−C系の焼結材料は、粉末の成形、焼結、サイジングの工程を経た後に熱処理を行なって硬度及び強度を高める方法が通常採られている。
Ni、Mo、Co、Mn、Crなどの合金元素を添加して焼入れ性を向上させて硬度や強度を高めることもなされている。例えば、Fe−6Ni−1Cu−0.5Mo−0.55Cの組成の焼結材料は、一般的な焼結炉の冷却速度でマルテンサイト組織を得られると言われている。
また、下記特許文献1に開示されるようなセラミックス含有のFe−Cu−C系焼結材料も提案されている。
特開平11−131108号公報
Fe−Cu−C系焼結材料の高硬度化のために従来添加されている合金元素は高価である。従って、その高価な合金元素を極力使用せずに材料の硬度を高めることが望まれる。
でき得るならば、サイジング後の熱処理工程も省略することも望まれる。そこで、流れ作業での焼結が行なえる従来のベルト焼結炉を使用し、その炉による焼結の終段においてシンターハードニングを実施することを検討した。
ところが、ベルト焼結炉は、強制冷却装置を採用しても冷却速度がせいぜい0.5〜1.0℃/sec程度であり、このような速度では満足できる硬度、強度改善の効果を期待できない。
なお、バッチ式焼結炉を用いれば、焼結温度に加熱した材料を冷却液に浸漬してマルテンサイト相を生じさせることができるが、このバッチ式焼結炉では生産性が高まらない。
また、鉄系焼結材料は、焼結後にスチーム処理を行って鉄の酸化被膜を生じさせる方法で表面の硬度を高めることができるが、この方法では、強度を高めることができない。
この発明は、かかる現状技術に鑑みてなされたものであって、高価な合金元素の使用を極力抑えながら生産性に優れた方法でFe−Cu−C系焼結材料の硬度・強度を高めることを課題としている。
上記の課題を解決するため、原料粉末を加圧成形して得られた成形体の焼結をローラハース炉を使用して行い、炉内において焼結温度に加熱した後に830℃〜900℃まで冷却し、その後、2.5℃/sec〜4.0℃/secの速度で急冷するCuの含有率が0より多くて3.0wt%以下、Cの含有率が0.2〜1.0wt%、残Feの組成のFe−Cu−C系焼結材料の製造方法を提供する。
その方法で得られる焼結材料は、フェライトと、パーライト中のセメンタイト相の析出間隔が500nm以下の微細パーライトとが混在した組織を有する。
この発明のFe−Cu−C系焼結材料の製造方法によれば、優れた生産性を確保しながら得られるFe−Cu−C系焼結材料の硬度を高めることができる。
ローラハース炉の一例を示す断面図である。 図1のローラハース炉の平面図である。 ローラハース炉の炉内各部でのワーク温度の変動状況を示す図である。 この発明の方法で製造された焼結材料の組織写真である。 0.5℃/secの速度で冷却した通常材の組織写真である。 この発明の方法で製造された焼結材料と通常材の硬さの評価試験結果を示す図である。 この発明の方法で製造された焼結材料と通常材の圧環強度の評価試験結果を示す図である。 この発明の方法で製造された焼結材料と通常材の摩耗試験結果示す図である。
以下、この発明のFe−Cu−C系焼結材料の製造方法の実施の形態を、添付図面の図1〜図8に基づいて説明する。
この発明のFe−Cu−C系焼結材料の製造方法では、原料粉末を加圧成形して得られた成形体の焼結を、ローラハース炉(連続焼結炉)を使用して行う。
そのローラハース炉を用いて原料粉末の成形体を焼結温度に加熱した後、830℃〜900℃まで冷却し、その後、2.5℃/sec〜4.0℃/secの速度で急冷する方法を採る。
その方法の実施に用いるローラハース炉の一形態を図1及び図2に示す。このローラハース炉は、脱ガスゾーン1、予熱ゾーン2、加熱ゾーン3、冷却ゾーン4を順番に連ならせて構成されている。5は排ガス燃焼炉であり、脱ガスゾーン1において発生した排ガスがこの排ガス燃焼炉5に導入されて処理される。
加熱ゾーン3は、焼結室3aとその焼結室3aの後方に配置された徐冷室3bとからなる。
また、冷却ゾーン4は、急冷室4a、冷却室4bを組み合わせたものになっている。急冷室4aと冷却室4bにおける冷却は窒素ガスを用いて行われる。
設備の最後段の6は、窒素ガスと大気を置換する置換室である。この置換室6は、炉内に大気が流入するのを防止する目的で設けられている。
各ゾーンの内部には、動力駆動の送りローラ7が設けられており、その送りローラ7によってワークを収容したトレイTが炉の上流から下流に向けて搬送される。
徐冷室3bの入口と出口には、焼結室3aとの間及び冷却ゾーン4との間を開閉可能に仕切る扉8、9がそれぞれ設けられている。また、急冷室4aの入口と出口にも出入り口を開閉する扉10,11が設けられ、さらに、置換室6の入口部と出口部にも出入り口を開閉する扉12,13が設けられている。
冷却室4bの入口は急冷室4aの出口に、また、冷却室4bの出口は置換室6の入口にそれぞれ連なっており、従って、冷却室4bの出入り口も、急冷室4aの出口の扉11と置換室6の入口の扉12によって開閉されるようになっている。
焼結炉の内部に設けた送りローラ7は、速度調整が可能な可変ローラである。冷却ゾーン4の内部に設けられた送りローラ7の搬送速度は、加熱ゾーン3における搬送速度よりも大に設定されている。
図1の14はヒータ、図2の15は急冷室用の冷却ファン、図1の16はガスクーラ、17は冷却室用の冷却ファン、18は搬送コンベヤである。
例示の炉では、徐冷室出口の扉9から急冷室入口の扉10までの区間を高速で搬送することでワークの温度低下の抑制と、急冷室の温度上昇の防止を図っている。2℃/sec以上の冷却速度を得るための急冷室4aから急冷室4a以降の長手方向中間点までの搬送速度は、徐冷室3bや急冷室4aの長さ、徐冷室3bと急冷室4a間の長さ、急冷室4aにおける冷却能力などによって変動する。
排ガス燃焼炉5の入口から徐冷室3bまでの区間に設けられる送りローラ7の搬送速度は、同一に設定されている。
この発明の方法で製造する焼結材料は、Cuの含有率が3.0wt%以下(0は除く)〜、Cの含有率が0.2〜1.0wt%、残Feの組成とする。
その組成の原料粉末で形成された成形体(ワーク)を収容したトレイTを搬送ローラ7に載せてローラハース炉内に導入し、脱ガスゾーン1での脱ガス処理後に予熱ゾーン2を通過させてここでワークを700℃〜900℃程度に加熱する。
その後、トレイTを焼結室3aに導入してここでワークを焼結に必要な温度、例えば、1130℃程度の温度になるまで加熱し、その温度を所定時間保持して焼結を進める。
焼結を終えたワークはトレイTとともに徐冷室3bに導入してここで830〜900℃の変態点直上まで冷却し、急冷室4aの入口の扉10が開かれるまで、その温度を保持して待機させる。このとき、扉8、9は閉じられている。
先行するトレイTが急冷室4aでの冷却処理を終えて冷却室4bに送り出されると、扉11が閉じられ、扉9,10が開かれて徐冷室3bから急冷室4aにトレイTが送り込まれる。ここでの搬送速度は温度低下が焼入れに影響の無い小さな範囲に抑えられように設定される。
急冷室4a内ではトレイT内のワークに対して窒素ガスが吹きつけられ、それによって焼結後のワークが急速に冷却されて焼入れされる。その冷却は、2℃/sec以上の速度でなされる。冷却速度の上限は特に無いが、現状設備では4℃/sec程度が限界である。
急冷室4aを通過したワークは、トレイTとともに冷却室4bに移されて300℃を下回る温度になるまで冷却され、さらに、冷却室4bから置換室6に向けて搬送され、その間に酸化が起きない温度(200℃以下、より好ましくは150℃以下)まで冷却されて出炉する。
かかる方法における炉内各部でのワーク温度の変動状況を図3に示す。この図3は、急冷室4aでの冷却速度を3℃/secに設定したときの温度変化状況を示したものである。
この発明の方法によれば、焼結後の急冷によって、フェライトと、パーライト中のセメンタイト相の析出間隔が500nm以下の微細パーライトとが混在した組織を有する焼結材料が得られる。合金元素であるCu及びCの添加量の割りに冷却速度が小さいため、マルテンサイトは形成されない。
試作材料の組織を観察した結果、パーライト中のセメンタイト相の析出間隔が500nm以下であったので、これを微細パーライトと定義した。
その材料の光学顕微鏡による組織写真を図4に示す。また、比較のために、フェライトとパーライトで構成されるFe−Cu−C系焼結材料(通常材)の光学顕微鏡による組織写真を図5に示す。図4のSHは、急冷によりシンターハードニング実施品を示す(以下も同様)。
図4、図5の組織は、どちらもフェライトとパーライトで構成されている。図5の通常材では、パーライト部分がフェライトとセメンタイトの2相で構成されているのが顕微鏡写真で確認できる。
一方、図4の材料は、パーライト中のフェライト相とセメンタイト相の間隔が微細であるため、暗い灰色として観察される。
シンターハードニングでの冷却速度0.5℃/secの条件で製造される従来の同一組成の焼結材料(通常材)は、パーライト中のセメンタイト相の析出間隔が500nm〜数μmであるのに対し、この発明で言う微細パーライトはパーライト中のセメンタイト相の析出間隔が極めて小さい。
冷却速度の上昇によってセメンタイト(FeC)、フェライト(Fe)の核生成頻度が上昇し、その結果、それら2相の間隔が狭くなり、微細パーライトが形成される。そのセメンタイト相の析出間隔が狭い微細パーライトは、硬度が高く、焼結材の硬度、強度、耐摩耗性が改善される。
Fe−2wt%Cu−0.8wt%Cの組成の原料粉末を使用して密度6.6g/cm、6.8g/cm、及び7.0g/cmの粉末の成形体を作り、これをローラハース炉を使用して1130℃、20分加熱の条件で焼結した。
そして、その焼結工程において徐冷室での冷却後に急冷室において冷却速度3℃/secで急冷するシンターハードニング(SH)処理を行った。
次に、こうして作られた焼結材料の硬度、強度、耐摩耗性を評価した。その結果、密度6.8g/cmの材料については硬さが75HRB以上、外径:φ34mm、内径:φ20.2mm、厚み:10mmの試験片のJIS Z 2507に準じた試験における圧環強度が900MPa以上の測定値が得られた。図4の写真は、その6.8g/cmの焼結材料の組織である。
密度6.6g/cmの焼結材料の硬さは75HRB程度、密度6.8g/cmの焼結材料の硬さは77HRB程度、密度7.0g/cmの焼結材料の硬さは85HRBに近い値が得られた。その硬さの測定結果を通常材の硬さと比較して図6に示す。
材料の硬さは、JIS G 0202に規定されたロックウェル試験によって求めた。
また、密度6.8g/cmの材料の圧環強度の測定結果を、通常材の圧環強度と比較して図7に示す。
この圧環強度は、JIS Z 2507に準じた圧環強度試験を行なって求めた。その圧環強度試験は、外径:φ34mm、内径:φ20.2mm、厚み:10mmの試験片を試験機{(株)東京試験機製作所製}に径方向に圧力を受けるようにセットし、下記の試験条件にて実施した。
試験条件:最大荷重を40kNに設定し、1.0[FS/min]の定速試験力制御にて加圧。
さらに、摩耗試験による摩耗量の測定結果を、通常材の摩耗量と比較して図8に示す。この試験も密度6.8g/cmの焼結材を使用して行った。
この摩耗試験は、大越式摩耗試験機{(株)東京試験機製作所製}を使用して行った。
試験条件は、 相手材:SCM435
摩擦速度:3.81m/sec
摩擦距離:200m
最終荷重:6.3kg
この条件で試験を行なった後に、試料の摩耗量を下記の近似式(1)を用いて摩耗による損失体積を求めて評価した。
摩耗量Wmm=B×b÷(12r)・・・・・式(1)
ここに B:相手材厚み(3mm)
r:相手材半径(15mm)
b:摩耗幅(実測値)
図6の試験結果からわかるように、この発明の方法で製造されたFe−Cu−C系焼結材料は、通常材に比べて10ポイント程度硬さが増している。
また、図7からわかるように、圧環強度は、通常材が800MPa強であるのに対し、この発明の方法で製造された焼結材料は950MPa以上となっており、通常材に比べて
摩耗量も図8の通りに減少している。
1 脱ガスゾーン
2 予熱ゾーン
3 加熱ゾーン
3a 焼結室
3b 徐冷室
4 冷却ゾーン
4a 急冷室
4b 冷却室
5 排ガス燃焼炉
6 置換室
7 送りローラ
8〜13 扉
14 ヒータ
15、17 冷却ファン
16 ガスクーラ
18 搬送コンベヤ
T トレイ

Claims (1)

  1. Cuの含有率が0より多くて3.0wt%以下、Cの含有率が0.2〜1.0wt%、残Feの組成のFe−Cu−C系焼結材料の製造方法であって、原料粉末を加圧成形して得られた成形体の焼結をローラハース炉を使用して行い、炉内において焼結温度に加熱した後に前記焼結材料の変態点直上の温度である830℃〜900℃まで冷却し、その後、2.5℃/sec〜4.0℃/secの速度で急冷して焼入れを行うFe−Cu−C系焼結材料の製造方法。
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