JP5827979B2 - 車体前部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、フロントバルクヘッドのロアビームから足払いプレートが車体前方に向けて張り出され、足払いプレートで衝撃荷重を支える車体前部構造に関する。
車体前部構造のなかには、フロントバルクヘッドがアッパビーム、ロアビームおよび左右のステイで略矩形枠体に形成され、ロアビームの前壁部に足払いプレートが設けられ、足払いプレートがバンパフェイスで車体前方から覆われているものが知られている。ロアビームの前壁部に足払いプレートを設けることにより、ロアビームの前壁部から足払いプレートが車体前方に向けて張り出される。
さらに、足払いプレートの左右の端部がロアビームから車幅方向外側に張り出され、張り出された部位の内面がロアビームの側部に当接されている。
これにより、車両の走行中に、車体の前方や斜め前方から障害物が衝突した場合に、障害物が車体下部に巻き込まれることを足払いプレートで防止して障害物を保護することが可能である(例えば、特許文献1参照。)。
特許第4797726号公報
しかし、特許文献1の足払いプレートはロアビームの前壁部に設けられている。よって、足払いプレートのメンテナンス(保守)をおこなう際に、車体からバンパフェイスを外した後、足払いプレートを外す必要がある。加えて、メンテナンス後の足払いプレートをロアビームの前壁部に取り付けた後、車体にバンパフェイスを取り付ける必要がある。
このため、足払いプレートのメンテナンスに手間がかかり、この観点から改良の余地が残されていた。
本発明は、車体の前方や斜め前方から入力した衝撃荷重を足払いプレートで支えることができ、かつ、足払いプレートのメンテナンス性を向上させることができる車体前部構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、フロントバルクヘッドのロアビームから足払いプレートが車体前方に向けて張り出され、前記足払いプレートで衝撃荷重を支える車体前部構造において、前記ロアビームは、車幅方向に延出され、車体前方に臨む前壁と、該前壁の下端部から車体後方に向けて張り出された底部と、該底部の車幅方向外側の端部から車幅方向外側に向けて上り勾配に張り出された傾斜側壁と、を有し、前記足払いプレートは、前記ロアビームの前記前壁に対峙するプレート後壁と、該プレート後壁の車幅方向外側に設けられ、前記傾斜側壁に対峙するように傾斜状に形成されたプレート傾斜側壁と、前記プレート後壁の下端から車体後方に略水平に張り出されることにより前記底部に対峙するプレート支持部と、前記プレート傾斜側壁に車幅方向内側の内端部が連結され、前記ロアビームより車幅方向外側に張り出されたサイド足払い部と、該サイド足払い部において前記プレート傾斜側壁の車幅方向外側近傍に設けられ、前記内端部から前記サイド足払い部の前縁まで延びる傾斜リブと、を有し、前記前壁に前記プレート後壁を対峙させた状態において、前記底部に前記プレート支持部が下方から取り付けられ、かつ、前記傾斜側壁に前記プレート傾斜側壁が下方から取り付けられることを特徴とする。
請求項2は、前記足払いプレートは、前記プレート後壁を後部に含み、上方に膨出する膨出部と、該膨出部の前下端部から車体前方に向けて張り出された中央底部と、該中央底部の前端部に設けられた当接部と、を有し、該当接部は、前記中央底部の前端部から上方に向けて張り出された立上壁と、該立上壁の上端部から車体前方に向けて張り出された張出部と、該張出部の下面から下方に格子状に張り出された格子リブと、を有することを特徴とする。
請求項は、前記足払いプレートの上方にバンパビームが設けられ、該バンパビームに衝撃荷重を吸収可能なセーフティプレートが設けられることにより前記足払いプレートの上方に配置され、前記サイド足払い部は、後端部に設けられ、かつ、車体後方に向けて開口する開口凹部を有し、該開口凹部を回避した位置に前記セーフティプレートが配置されることを特徴とする。
請求項は、前記足払いプレートの前縁は、車幅方向の全域において、前記セーフティプレートの前縁と同じ曲率で湾曲状に形成されたことを特徴とする。
請求項は、前記足払いプレートは、前記プレート傾斜側壁から前記傾斜リブに交差するように延出された補強リブを有し、該補強リブおよび前記傾斜リブで前記プレート傾斜側壁を囲むことを特徴とする。
請求項1に係る発明では、ロアビームの前壁にプレート後壁を対峙させた状態において、ロアビームの底部にプレート支持部を取り付けた。よって、車体の前方から足払いプレートに入力した衝撃荷重を、プレート後壁を経てロアビームの前壁で支えることができる。
これにより、ロアビームの前壁でプレート後壁が保持され、車体の前方から入力した衝撃荷重を足払いプレートで支えることができる。
さらに、ロアビームの傾斜側壁にプレート傾斜側壁を取り付けた。よって、車体の斜め前方から足払いプレートに入力した衝撃荷重を、プレート傾斜側壁を経てロアビームの傾斜側壁で支えることができる。
これにより、ロアビームの傾斜側壁でプレート傾斜側壁が保持され、車体の斜め前方から入力した衝撃荷重を足払いプレートで支えることができる。
このように、ロアビームの前壁にプレート後壁を対峙させ、さらに、ロアビームの傾斜側壁にプレート傾斜側壁を取り付けることにより、車体の前方や斜め前方から入力した衝撃荷重を足払いプレートで支えることができる。
これにより、車両の走行中に、車体の前方や斜め前方から障害物が衝突した場合に、障害物が車体下部に巻き込まれることを足払いプレートで防止して障害物を保護できる。
また、ロアビームの底部にプレート支持部を下方から取り付け可能とした。さらに、傾斜側壁にプレート傾斜側壁を下方から取り付け可能とした。
ここで、傾斜側壁にプレート傾斜側壁を当接させることにより、傾斜側壁にプレート傾斜側壁を下方から容易に取り付けることができる。
これにより、バンパフェイスを取り外すことなく、足払いプレートをロアビーム(すなわち、車体)の下方から着脱できるので、足払いプレートのメンテナンス性を向上させることができる。
さらに、請求項1に係る発明では、プレート傾斜側壁にサイド足払い部の内端部を連結し、サイド足払い部をロアビームより車幅方向外側に張り出した。このサイド足払い部においてプレート傾斜側壁の車幅方向外側近傍に傾斜リブを設け、傾斜リブをサイド足払い部の内端部から前縁まで延ばした。さらに、プレート傾斜側壁をロアビームの傾斜側壁に下方から取り付けた。
よって、サイド足払い部に入力した衝撃荷重を、傾斜リブを経てプレート傾斜側壁に伝え、衝撃荷重をプレート傾斜側壁(すなわち、サイド足払い部)で支えることができる。これにより、ロアビームより車幅方向外側において、障害物が車体下部に巻き込まれることをサイド足払い部で防止できる。
請求項2に係る発明では、膨出部および当接部間に中央底部を設けた。中央底部を膨出部の前下端部から車体前方に向けて張り出し、中央底部の前端部から当接部の立上壁を上方に向けて立ち上げた。
これにより、中央底部を低位置に配置できるので、付属部品(例えば、ラジエータ、コンデンサや送風用のダクト部品)を配置する空間を確保することができる。
さらに、中央底部に補強用のリブを設けないようにした。よって、中央底部の剛性を過度に高めないようにできる。
すなわち、中央底部は、障害物の車体下部への巻込みを防止する軽荷重に対して反力の発生が可能で、かつ、軽荷重を超えた荷重に対して反力が発生しないように(すなわち、変形するように)剛性が設定されている。
請求項に係る発明では、足払いプレートにサイド足払い部を備え、サイド足払い部の後端部に開口凹部を形成した。さらに、開口凹部を回避した位置にセーフティプレートを配置した。
これにより、開口凹部で形成された空間に付属部品を配置することができる。
さらに、足払いプレートの上方にセーフティプレートを配置することにより、セーフティプレートで衝撃荷重を好適に吸収して障害物を一層良好に保護することができる。
請求項に係る発明では、足払いプレートの前縁を、車幅方向の全域において、セーフティプレートの前縁と同じ曲率で湾曲状に形成した。
これにより、足払いプレートの車幅方向全域において、足払いプレートおよびセーフティプレートの2部材で障害物を保護できるので、障害物保護性能を高めることができる。
請求項に係る発明では、プレート傾斜側壁から傾斜リブに交差するように補強リブを延出し、補強リブおよび傾斜リブでプレート傾斜側壁を囲むようにした。よって、車体の斜め前方から傾斜リブに入力した衝撃荷重をプレート傾斜側壁に効率よく伝えることができる。
これにより、ロアビームより車幅方向外側において、障害物が車体下部に巻き込まれることをサイド足払い部で一層良好に防止できる。
本発明に係る車体前部構造を示す斜視図である。 図1の車体前部構造を示す側面図である。 図1の車体前部構造を車体前上方から見た状態を示す斜視図である。 図3の足払いプレートをフロントバルクヘッドから分解した状態を示す分解斜視図である。 (a)は図4の5a−5a線断面図、(b)は図4の5b−5b線断面図である。 図3の足払いプレートを下方から見た状態を示す底面図である。 図6の7部拡大図である。 図3の8−8線断面図である。 本発明に係る足払いプレートを車体後下方から見た状態を示す斜視図である。 図9の足払いプレートを示す分解斜視図である。 図3の11−11線断面図である。 本発明に係る足払いプレートを組み付ける例を説明する図である。 本発明に係る足払いプレートの中央足払い部で衝撃荷重を支える例を説明する図である。 本発明に係る足払いプレートの左側足払い部で衝撃荷重を支える例を説明する図である。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前(Fr)」、「後(Rr)」、「左(L)」、「右(R)」は運転者から見た方向にしたがう。
実施例に係る車体前部構造10について説明する。なお、図1においては構成の理解を容易にするために足払いプレート18を除去した状態を示す。
図1、図2に示すように、車体前部構造10は、車体の左右側に設けられた左右のフロントサイドフレーム12と、左右のフロントサイドフレーム12間に設けられたフロントバルクヘッド13と、左右のフロントサイドフレーム12の車幅方向外側に設けられた左右のアッパメンバ14とを備えている。
さらに、車体前部構造10は、左右のフロントサイドフレーム12の前端部12aに架け渡されたバンパビーム16と、バンパビーム16に設けられたセーフティプレート17と、フロントバルクヘッド13のロアビーム23に設けられた足払いプレート18とを備えている。
セーフティプレート17および足払いプレート18の車体前方にバンパフェイス19が設けられている。
足払いプレート18の上方にバンパビーム16が設けられている。バンパビーム16にセーフティプレート17が設けられる。よって、セーフティプレート17は足払いプレート18の上方に配置されている。
セーフティプレート17は、車体の前方や斜め前方から障害物が衝突した場合に、車体の前方や斜めから入力した衝撃荷重を吸収可能に形成されている。
図3に示すように、セーフティプレート17は、バンパビーム16の車幅方向中央から車体前方に向けて突出された中央セーフティ部25と、中央セーフティ部25の車幅方向左側に設けられた左側セーフティ部26と、中央セーフティ部25の車幅方向右側に設けられた右側セーフティ部27とを備えている。
中央セーフティ部25の前縁25a、左側セーフティ部26の前縁26aおよび右側セーフティ部27の前縁27aは、同じ曲率で湾曲状に形成されている。すなわち、セーフティプレート17の前縁17aは、セーフティプレート17の車幅方向全域E1において同じ曲率で湾曲状に形成されている。
フロントバルクヘッド13は、左フロントサイドフレーム12の前端部12aに設けられた左ステイ21と、右フロントサイドフレーム12の前端部12aに設けられた右ステイ21と、左ステイ21の上端部21aおよび右ステイ21の上端部21aに架け渡されたアッパビーム22と、左ステイ21の下端部21bおよび右ステイ21の下端部21bに架け渡されたロアビーム23とを備えている。
図4、図5に示すように、ロアビーム23は、車幅方向に延出され、左端部23aが左ステイ21の下端部21bに設けられ、右端部23bが右ステイ21の下端部21b(図3参照)に設けられている。
ロアビーム23は、断面略矩形枠状を形成する前壁31、後壁32、上部33および底部34を有し、さらに、左端部23aを塞ぐ左傾斜側壁(傾斜側壁)35と、右端部23bを塞ぐ右傾斜側壁(傾斜側壁)36(図3参照)とを有する。
前壁31は、車幅方向に延出されて車体前方に臨むように略鉛直に配置されている。
後壁32は、前壁31の車体後方に所定間隔をおいて設けられ、車体後方に臨むように略鉛直に配置されている。
上部33は、前壁31の上端部31aおよび後壁32の上端部32aに設けられ、略水平に配置されている。
底部34は、前壁31の下端部31bから後壁32の下端部32bまで車体後方に向けて張り出され、略水平に配置されている。底部34に複数の取付孔38が車幅方向に所定間隔をおいて形成されている。
底部34の内面34aに溶接ナット39が溶接されることにより、溶接ナット39が取付孔38と同軸上に設けられている。
複数の取付孔38および複数の溶接ナット39を用いて底部34に足払いプレート18が取り付けられる(締結される)。
左傾斜側壁35は、底部34の車幅方向外側の左端部(端部)34bから車幅方向外側に向けて上り勾配に張り出されている。左傾斜側壁35に取付孔41が形成されている。
左傾斜側壁35の内面35aに溶接ナット42が溶接されることにより、溶接ナット42が取付孔41と同軸上に設けられている。取付孔41および溶接ナット42を用いて左傾斜側壁35に足払いプレート18が取り付けられる(締結される)。
右傾斜側壁36(図3参照)は、左傾斜側壁35と左右対称の部位であり、詳しい説明を省略する。
ロアビーム23に底部34、左傾斜側壁35および右傾斜側壁36を形成することにより、底部34、左傾斜側壁35および右傾斜側壁36でロアビーム23が正面視逆台形(舟形)に形成されている。
図6、図7に示すように、足払いプレート18は、ロアビーム23の左右の傾斜側壁35,36(図3参照)間に設けられた中央足払い部45と、中央足払い部45の左端部45aから車幅方向左側に張り出された左側足払い部(サイド足払い部)46と、中央足払い部45の右端部45bから車幅方向右側に張り出された右側足払い部(サイド足払い部)47とを備えている。
さらに、足払いプレート18は、左側足払い部46において中央足払い部45(左プレート傾斜側壁62)の車幅方向外側近傍に設けられた左傾斜リブ(傾斜リブ)48と、右側足払い部47において中央足払い部45(右プレート傾斜側壁63)の車幅方向外側近傍に設けられた右傾斜リブ(傾斜リブ)51と、左プレート傾斜側壁62から左傾斜リブ48に交差するように延出された左補強リブ(補強リブ)49と、右プレート傾斜側壁63から右傾斜リブ51に交差するように延出された右補強リブ(補強リブ)52とを有する。
フロントバルクヘッド13のロアビーム23から足払いプレート18が車体前方に向けて張り出される。これにより、足払いプレート18で車体の前方や斜め前方から入力した衝撃荷重を支えることができる。
足払いプレート18は、略左右対称の部材であり、以下左側の部材について説明して右側の部材の説明を省略する。
図7、図8に示すように、中央足払い部45は、ロアビーム23に取り付けられる取付ベース55と、取付ベース55の車体前方に設けられた複数の膨出部56と、複数の膨出部56の車体前方に設けられた中央底部57と、中央底部57の車体前方に設けられた当接部58とを有する。
取付ベース55は、底部34に対峙するプレート支持部61と、左傾斜側壁35に対峙するように傾斜状に形成された左プレート傾斜側壁(プレート傾斜側壁)62と、右傾斜側壁36に対峙するように傾斜状に形成された右プレート傾斜側壁(プレート傾斜側壁)63(図6参照)とを有する。
プレート支持部61は、膨出部56(プレート後壁72)の下端72aから車体後方に略水平に張り出されることにより底部34に対峙するように配置される。
このプレート支持部61は、底部34に沿って帯状に延出され、底部34の取付孔38に対して同軸上に貫通孔65が車幅方向に所定間隔をおいて形成されている。
図9、図10に示すように、左プレート傾斜側壁62は、プレート支持部61の車幅方向外側の左端部(端部)61aに設けられ、左傾斜側壁35に対峙するように傾斜状に形成されている(図4も参照)。すなわち、左プレート傾斜側壁62は、膨出部56(プレート後壁72)の車幅方向外側に設けられている。
この左プレート傾斜側壁62は、左傾斜側壁35の取付孔41に対して同軸上に貫通孔66が形成されている。
図6に示す右プレート傾斜側壁63は、左プレート傾斜側壁62と左右対称の部位である。
図9、図10に戻って、取付ベース55は、プレート支持部61、左プレート傾斜側壁62および右プレート傾斜側壁63(図6参照)で正面視逆台形(舟形)に形成されている。
ここで、ロアビーム23は、底部34、左傾斜側壁35および右傾斜側壁36(図3参照)で正面視逆台形(舟形)に形成されている。よって、ロアビーム23に取付ベース55を下方から容易に嵌合させる(嵌め込ませる)ことができる。
この状態において、図8に示すように、底部34にプレート支持部61が当接される。また、左傾斜側壁35に左プレート傾斜側壁62が当接され、右傾斜側壁36(図3参照)に右プレート傾斜側壁63(図6参照)が当接される。
プレート支持部61の貫通孔65および底部34の取付孔38にボルト67が差し込まれ、ねじ部67aが溶接ナット39にねじ結合されることにより、プレート支持部61が底部34に取り付けられる(締結される)。
すなわち、前壁31に膨出部56(プレート後壁72)を対峙させた状態において、底部34にプレート支持部61が下方から取り付けられる。
また、図11に示すように、左プレート傾斜側壁62の貫通孔66および左傾斜側壁35の取付孔41にボルト68が差し込まれる。ボルト68のねじ部68aが溶接ナット42にねじ結合されることにより、左プレート傾斜側壁62が左傾斜側壁35に取り付けられる(締結される)。
よって、車体の斜め前方から足払いプレート18に入力した衝撃荷重を、左プレート傾斜側壁62を経てロアビーム23の左傾斜側壁35で支えることができる。
これにより、ロアビーム23の左傾斜側壁35で左プレート傾斜側壁62が保持され、車体の斜め前方から入力した衝撃荷重を足払いプレート18で支えることができる。
同様に、図6に示すように、右プレート傾斜側壁63の貫通孔および右傾斜側壁36(図3参照)の取付孔にボルト69が差し込まれ、ねじ部が溶接ナットにねじ結合されることにより、右プレート傾斜側壁63が右傾斜側壁36に取り付けられる(締結される)。
すなわち、左傾斜側壁35に左プレート傾斜側壁62が下方から取り付けられ、右傾斜側壁36に右プレート傾斜側壁63が下方から取り付けられる。
図10に示すように、ロアビーム23の底部34にプレート支持部61を下方から取り付け可能とした。さらに、左傾斜側壁35に左プレート傾斜側壁62を下方から取り付け可能とし、右傾斜側壁36(図3参照)に右プレート傾斜側壁63(図6参照)を下方から取り付け可能とした。
ここで、左傾斜側壁35に左プレート傾斜側壁62を下方から当接させ、右傾斜側壁36に右プレート傾斜側壁63を下方から当接させることにより、左傾斜側壁35および右傾斜側壁36に左プレート傾斜側壁62および右プレート傾斜側壁63を下方から容易に取り付けることができる。
図7、図8に示すように、複数の膨出部56は、取付ベース55(プレート支持部61)の前端部61bに沿って車幅方向に間隔をおいて設けられている(図3、図6も参照)。膨出部56は、プレート支持部61の車体前方に設けられ、プレート支持部61の上方に膨出されることにより断面逆U字状に形成されている。
この膨出部56は、プレート支持部61の前端部61bからプレート後壁72が立ち上げられている。プレート後壁72は、プレート支持部61の前端部61bから上向きに立ち上げられることによりロアビーム23の前壁31に対峙するように配置される。
ロアビーム23の前壁31にプレート後壁72を対峙させた状態において、ロアビーム23の底部34にプレート支持部61が取り付けられる。
よって、車体の前方から足払いプレート18に入力した衝撃荷重を、プレート後壁72を経てロアビーム23の前壁31で支えることができる。
これにより、ロアビーム23の前壁31でプレート後壁72が保持され、車体の前方から入力した衝撃荷重を足払いプレート18で支えることができる。
複数の膨出部56の車体前方に中央底部57が設けられている。
中央底部57は、膨出部56の前下端部56aから車体前方に向けて張り出されている。
中央底部57の車体前方に当接部58が設けられている。
当接部58は、中央底部57の前端部57aから上方に向けて張り出された立上壁74と、立上壁74の上端部74aから車体前方に向けて張り出された張出部75と、張出部75の下面75aから下方に格子状に張り出された格子リブ76とを有する。
膨出部56および当接部58間に中央底部57が設けられている。中央底部57が膨出部56の前下端部56aから車体前方に向けて張り出されている。さらに、中央底部57の前端部57aから当接部58の立上壁74が上方に向けて立ち上げられている。
これにより、中央底部57を低位置P1に配置できるので、付属部品(例えば、ラジエータ、コンデンサや送風用のダクト部品)を配置する空間を確保することができる。
さらに、中央底部57に補強用のリブを設けないようにした。よって、中央底部57の剛性を過度に高めないようにできる。
すなわち、中央底部57は、障害物の車体下部への巻込みを防止する軽荷重に対して反力の発生が可能で、かつ、軽荷重を超えた荷重に対して反力が発生しないように(すなわち、変形するように)剛性が設定されている。
ロアビーム23より車幅方向左側(車幅方向外側)に左側足払い部46が張り出されている。左側足払い部46は、車幅方向内側の内端部46aが左プレート傾斜側壁62に連結されている。この左側足払い部46は、後端部46bに設けられた開口凹部78を有する。開口凹部78は、車体後方に向けて開口するように凹状に形成されている。
開口凹部78を回避した位置にセーフティプレート17が配置される。開口凹部78で形成された空間79に付属部品を配置することができる。
さらに、図2に示すように、足払いプレート18の上方にセーフティプレート17を配置することにより、セーフティプレート17で衝撃荷重を好適に吸収して障害物85を良好に保護することができる。
図3、図6に示すように、足払いプレート18の前縁18aは、車幅方向の全域(車幅方向全域)E2において、セーフティプレート17の前縁17aと同じ曲率で湾曲状に形成されている。
足払いプレート18の車幅方向全域E2は、セーフティプレート17の車幅方向全域E1と略同じ大きさに設定されている。
これにより、足払いプレート18の車幅方向全域E2において、足払いプレート18およびセーフティプレート17の2部材で障害物85(図2参照)を保護できるので、障害物保護性能を高めることができる。
図7、図9に示すように、左側足払い部46に左傾斜リブ48が設けられている。
左傾斜リブ48は、車幅方向内側の内端部46a(左プレート傾斜側壁62の車幅方向外側近傍)から左側足払い部46の前縁46cまで放射状に延出されている。
よって、左側足払い部46に入力した衝撃荷重を、左傾斜リブ48を経て左プレート傾斜側壁62に伝えることができる。衝撃荷重を左プレート傾斜側壁62(すなわち、左側足払い部46)で支えることができる。
これにより、ロアビーム23より車幅方向外側において、障害物85(図2参照)が車体下部に巻き込まれることを左側足払い部46で防止できる。
図6に示すように、右側足払い部47に右傾斜リブ51が設けられている。
右傾斜リブ51は、左傾斜リブ48と左右対称の部位である。
図7、図9に戻って、左プレート傾斜側壁62から左傾斜リブ48に交差するように左補強リブ49が延出されている。左補強リブ49および左傾斜リブ48で左プレート傾斜側壁62が囲まれている。よって、車体の斜め前方から左傾斜リブ48に入力した衝撃荷重を左プレート傾斜側壁62に効率よく伝えることができる。
これにより、ロアビーム23より車幅方向外側において、障害物85(図2参照)が車体下部に巻き込まれることを左側足払い部46で良好に防止できる。
図6に示す右補強リブ52は、左補強リブ49と左右対称の部位である。
つぎに、ロアビーム23の底部34に足払いプレート18を組み付ける例を図12に基づいて説明する。なお、ロアビーム23や足払いプレート18は略左右対称の部材であり、左側の部材について説明して右側の部材の説明を省略する。
図12に示すように、ロアビーム23の底部34にプレート支持部61を矢印Aの如く下方から当接する。同時に、左傾斜側壁35に左プレート傾斜側壁62を矢印Bの如く下方から当接する。
ボルト67を下方から溶接ナット39に矢印Cの如くねじ結合することにより、プレート支持部61が底部34に締結される。ボルト68を斜め下方から溶接ナット42に矢印Dの如くねじ結合することにより、左プレート傾斜側壁62が左傾斜側壁35に締結される。
これにより、バンパフェイス19(図2参照)を取り外すことなく、足払いプレート18をロアビーム23(すなわち、車体)の下方から着脱できるので、足払いプレート18のメンテナンス性を向上させることができる。
ついで、足払いプレート18で衝撃荷重を支える例を図13、図14に基づいて説明する。なお、足払いプレート18は略左右対称の部材であり、左側の部材について説明して右側の部材の説明を省略する。
図13(a),(b)に示すように、ロアビーム23の前壁31にプレート後壁72を対峙させた状態において、ロアビーム23の底部34にプレート支持部61を取り付けた。よって、車体の前方から足払いプレート18(中央足払い部45)に入力した衝撃荷重F1を、プレート後壁72を経てロアビーム23の前壁31で支えることができる。
これにより、ロアビーム23の前壁31でプレート後壁72が保持され、車体の前方から入力した衝撃荷重F1を足払いプレート18で支えることができる。
図13(a)、図14に示すように、ロアビーム23の左傾斜側壁35に左プレート傾斜側壁62を取り付けた。よって、車体の斜め前方から足払いプレート18(左側足払い部46)に入力した衝撃荷重F2を、左プレート傾斜側壁62を経てロアビーム23の左傾斜側壁35で支えることができる。
これにより、ロアビーム23の左傾斜側壁35で左プレート傾斜側壁62が保持され、車体の斜め前方から入力した衝撃荷重F2を足払いプレート18で支えることができる。
図13、図14に示すように、ロアビーム23の前壁31にプレート後壁72を対峙させ、さらに、ロアビーム23の左傾斜側壁35に左プレート傾斜側壁62を取り付けることにより、車体の前方から入力した衝撃荷重F1や斜め前方から入力した衝撃荷重F2を足払いプレート18で支えることができる。
これにより、車両の走行中に、車体の前方や斜め前方から障害物85(図2参照)が衝突した場合に、障害物85が車体下部に巻き込まれることを足払いプレート18で防止して障害物85を保護できる。
なお、本発明に係る車体前部構造は、前述した実施例に限定されるものではなく適宜変更、改良などが可能である。
例えば、前記実施例で示した車体前部構造、フロントバルクヘッド、バンパビーム、セーフティプレート、足払いプレート、ロアビーム、前壁、底部、左右の傾斜側壁、左側足払い部、右側足払い部、左右の傾斜リブ、左右の補強リブ、膨出部、中央底部、当接部、プレート支持部、左右のプレート傾斜側壁、プレート後壁、立上壁、張出部、格子リブおよび開口凹部などの形状や構成は例示したものに限定するものではなく適宜変更が可能である。
本発明は、フロントバルクヘッドのロアビームから足払いプレートが車体前方に向けて張り出された車体前部構造を備えた自動車への適用に好適である。
10…車体前部構造、13…フロントバルクヘッド、16…バンパビーム、17…セーフティプレート、17a…セーフティプレートの前縁、18…足払いプレート、18a…足払いプレートの前縁、23…ロアビーム、31…前壁、31b…前壁の下端部、34…底部、34b…底部の車幅方向外側の左端部(端部)、35…左傾斜側壁(傾斜側壁)、36…右傾斜側壁(傾斜側壁)、46…左側足払い部(サイド足払い部)、46a…左側足払い部の内端部、46b…左側足払い部の後端部、46c…左側足払い部の前縁、47…右側足払い部(サイド足払い部)、48…左傾斜リブ(傾斜リブ)、49…左補強リブ(補強リブ)、51…右傾斜リブ(傾斜リブ)、52…右補強リブ(補強リブ)、56…膨出部、56a…膨出部の前下端部、57…中央底部、57a…中央底部の前端部、58…当接部、61…プレート支持部、62…左プレート傾斜側壁(プレート傾斜側壁)、63…右プレート傾斜側壁(プレート傾斜側壁)、72…プレート後壁、74…立上壁、74a…立上壁の上端部、75…張出部、75a…張出部の下面、76…格子リブ、78…開口凹部、F1,F2…衝撃荷重。

Claims (5)

  1. フロントバルクヘッドのロアビームから足払いプレートが車体前方に向けて張り出され、前記足払いプレートで衝撃荷重を支える車体前部構造において、
    前記ロアビームは、
    車幅方向に延出され、車体前方に臨む前壁と、
    該前壁の下端部から車体後方に向けて張り出された底部と、
    該底部の車幅方向外側の端部から車幅方向外側に向けて上り勾配に張り出された傾斜側壁と、を有し、
    前記足払いプレートは、
    前記ロアビームの前記前壁に対峙するプレート後壁と、
    該プレート後壁の車幅方向外側に設けられ、前記傾斜側壁に対峙するように傾斜状に形成されたプレート傾斜側壁と、
    前記プレート後壁の下端から車体後方に略水平に張り出されることにより前記底部に対峙するプレート支持部と
    前記プレート傾斜側壁に車幅方向内側の内端部が連結され、前記ロアビームより車幅方向外側に張り出されたサイド足払い部と、
    該サイド足払い部において前記プレート傾斜側壁の車幅方向外側近傍に設けられ、前記内端部から前記サイド足払い部の前縁まで延びる傾斜リブと、を有し、
    前記前壁に前記プレート後壁を対峙させた状態において、前記底部に前記プレート支持部が下方から取り付けられ、
    かつ、前記傾斜側壁に前記プレート傾斜側壁が下方から取り付けられることを特徴とする車体前部構造。
  2. 前記足払いプレートは、
    前記プレート後壁を後部に含み、上方に膨出する膨出部と、
    該膨出部の前下端部から車体前方に向けて張り出された中央底部と、
    該中央底部の前端部に設けられた当接部と、を有し、
    該当接部は、
    前記中央底部の前端部から上方に向けて張り出された立上壁と、
    該立上壁の上端部から車体前方に向けて張り出された張出部と、
    該張出部の下面から下方に格子状に張り出された格子リブと、
    を有することを特徴とする請求項1記載の車体前部構造。
  3. 前記足払いプレートの上方にバンパビームが設けられ、該バンパビームに衝撃荷重を吸収可能なセーフティプレートが設けられることにより前記足払いプレートの上方に配置され、
    前記サイド足払い部は、
    後端部に設けられ、かつ、車体後方に向けて開口する開口凹部を有し、
    該開口凹部を回避した位置に前記セーフティプレートが配置されることを特徴とする請求項1または請求項2記載の車体前部構造。
  4. 前記足払いプレートの前縁は、車幅方向の全域において、前記セーフティプレートの前縁と同じ曲率で湾曲状に形成されたことを特徴とする請求項記載の車体前部構造。
  5. 前記足払いプレートは、
    前記プレート傾斜側壁から前記傾斜リブに交差するように延出された補強リブを有し、
    該補強リブおよび前記傾斜リブで前記プレート傾斜側壁を囲むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の車体前部構造。
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