JP5810580B2 - 車両および車両用制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、回転電機と内燃機関とが搭載された車両の制御に関する。
近年、環境問題対策の1つとして、モータジェネレータとエンジンとを搭載したハイブリッド車両が注目されている。
特開2007−216833号公報(特許文献1)には、ハイブリッド車両が高速走行中に、エンジン停止信号が制御装置に入力された場合であっても走行用二次電池の過放電を防止し、走行用二次電池の寿命の低下を低減する技術が開示される。
特開2007−216833号公報
ところで、ハイブリッド車両が高速走行しているときにエンジンが停止した場合には、駆動輪に機械的に連結されたトランスミッション内の回転部品が過回転状態となる場合がある。そのため、それらの回転部品の潤滑を適切に行なう必要がある。上述した公報には、このような問題について何ら開示されていない。
本発明の目的は、高速走行中にエンジンの停止指示を受けた場合でもトランスミッション内の回転部品の潤滑を適切に行なう車両および車両用制御方法を提供することである。
この発明のある局面に係る車両は、駆動輪と、内燃機関と、駆動輪と内燃機関との間で動力伝達を行なうための動力伝達装置と、動力伝達装置内で作動油を循環させるための電動オイルポンプと、車両のシステムの停止指示を運転者から受けるための入力部と、車両が高車速領域で走行しているときに停止指示を入力部に受けた場合には、車両が高車速領域よりも低速の低車速領域で走行しているときに停止指示を入力部に受けた場合よりも電動オイルポンプの作動量が増加するように電動オイルポンプを制御するための制御部とを含む。
好ましくは、車両は、第1回転電機と、駆動輪を回転させるための駆動軸と、駆動軸に動力を伝達するための第2回転電機とをさらに含む。動力伝達装置は、駆動軸、内燃機関の出力軸および第1回転電機の回転軸の三要素の各々を機械的に連結し、三要素のうちのいずれか一つを反力要素とすることによって、他の2つの要素間での動力伝達を可能とする。
この発明の他の局面に係る車両用制御方法は、駆動輪と、内燃機関と、駆動輪と内燃機関との間で動力伝達を行なうための動力伝達装置と、動力伝達装置内で作動油を循環させるための電動オイルポンプとを搭載した車両に用いられる車両用制御方法である。この車両用制御方法は、車両のシステムの停止指示を運転者から受けたか否かを判定するステップと、車両が高車速領域で走行しているときに停止指示を受けた場合には、車両が高車速領域よりも低速の低車速領域で走行しているときに停止指示を受けた場合よりも電動オイルポンプの作動量が増加するように電動オイルポンプを制御するステップとを含む。
本発明によると、高車速領域で走行しているときに車両のシステムの停止指示を受けた場合には、低車速領域での走行中に停止指示を受けた場合よりも電動オイルポンプの作動量が増加するように電動オイルポンプを制御する。これによって、高車速領域で過回転状態となる動力伝達装置内の回転部品の潤滑を適切に行なうことができる。そのため、動力伝達装置内の回転部品の焼付け等を防止して、耐久性の悪化を抑制することができる。したがって、高速走行中にエンジンの停止指示を受けた場合でもトランスミッション内の回転部品の潤滑を適切に行なう車両および車両用制御方法を提供することができる。
本実施の形態に係る車両の全体ブロック図である。 本実施の形態に係る車両の動作を説明するための共線図である。 本実施の形態に係る車両に搭載されたECUの機能ブロック図である。 車速とポンプ作動量との関係を示す図である。 本実施の形態に係る車両に搭載されたECUで実行されるプログラムのフローチャートを示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態は、説明される。以下の説明では、同一の部品には同一の符号が付されている。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返されない。
図1を参照して、本実施の形態に係る車両1の全体ブロック図が説明される。車両1は、エンジン10と、トランスミッション46と、PCU(Power Control Unit)60と、バッテリ70と、駆動輪80と、スタートスイッチ150と、ECU(Electronic Control Unit)200とを含む。
トランスミッション46は、駆動軸16と、第1モータジェネレータ(以下、第1MGと記載する)20と、第2モータジェネレータ(以下、第2MGと記載する)30と、動力分割装置40と、減速機58と、電動オイルポンプ48と、ドライブシャフト82とを含む。
この車両1は、エンジン10および第2MG30の少なくとも一方から出力される駆動力によって走行する。エンジン10が発生する動力は、動力分割装置40によって2経路に分割される。2経路のうちの一方の経路は減速機58を介して駆動輪80へ伝達される経路であり、他方の経路は第1MG20へ伝達される経路である。
第1MG20および第2MG30は、たとえば、三相交流回転電機である。第1MG20および第2MG30は、PCU60によって駆動される。
第1MG20は、動力分割装置40によって分割されたエンジン10の動力を用いて発電してPCU60を経由してバッテリ70を充電するジェネレータとしての機能を有する。また、第1MG20は、バッテリ70からの電力を受けてエンジン10の出力軸であるクランク軸を回転させる。これによって、第1MG20は、エンジン10を始動するスタータとしての機能を有する。
第2MG30は、バッテリ70に蓄えられた電力および第1MG20により発電された電力の少なくともいずれか一方を用いて駆動輪80に駆動力を与える駆動用モータとしての機能を有する。また、第2MG30は、回生制動によって発電された電力を用いてPCU60を経由してバッテリ70を充電するためのジェネレータとしての機能を有する。
エンジン10は、たとえば、ガソリンエンジンやディーゼルエンジン等の内燃機関である。エンジン10は、複数の気筒102と、複数の気筒102の各々に燃料を供給する燃料噴射装置104とを含む。燃料噴射装置104は、ECU200からの制御信号S1に基づいて、各気筒に対して適切な時期に適切な量の燃料を噴射したり、各気筒に対する燃料の噴射を停止したりする。
さらに、エンジン10には、エンジン10のクランク軸の回転速度(以下、エンジン回転速度と記載する)Neを検出するためのエンジン回転速度センサ11が設けられる。エンジン回転速度センサ11は、検出されたエンジン回転速度Neを示す信号をECU200に送信する。
動力分割装置40は、駆動輪80を回転させるための駆動軸16、エンジン10の出力軸および第1MG20の回転軸の三要素の各々を機械的に連結する。動力分割装置40は、上述の三要素のうちのいずれか一つを反力要素とすることによって、他の2つの要素間での動力の伝達を可能とする。第2MG30の回転軸は、駆動軸16を回転させるために、駆動軸16に連結される。
動力分割装置40は、サンギヤ50と、ピニオンギヤ52と、キャリア54と、リングギヤ56とを含む遊星歯車機構である。ピニオンギヤ52は、サンギヤ50およびリングギヤ56の各々と噛み合う。キャリア54は、ピニオンギヤ52を自転可能に支持するとともに、エンジン10のクランク軸に連結される。サンギヤ50は、第1MG20の回転軸に連結される。リングギヤ56は、駆動軸16を介在して第2MG30の回転軸および減速機58に連結される。
減速機58は、動力分割装置40や第2MG30からの動力をドライブシャフト82を経由して駆動輪80に伝達する。また、減速機58は、駆動輪80が受けた路面からの反力を動力分割装置40や第2MG30に伝達する。
電動オイルポンプ48は、ECU200からの制御信号S3に基づいてトランスミッション46内に作動油を吐出する。ECU200は、たとえば、車両1のシステムの起動指示を受けた場合に電動オイルポンプ48を作動させる。また、ECU200は、停車中に車両1のシステムの停止指示を受けた場合に、電動オイルポンプ48を停止させる。本実施の形態において、ECU200は、車両1のシステムの停止指示を受けた場合でも、車両1が走行中であるときには、電動オイルポンプ48の作動を継続する。トランスミッション46内には、作動油の貯留部(図示せず)が設けられる。
電動オイルポンプ48は、貯留部から作動油を吸引して、トランスミッション46内に作動油を吐出する。トランスミッション46内に吐出された作動油は、回転シャフトに形成された油路や、トランスミッション46内に形成された油路を流通する。油路を流通する作動油は、トランスミッション46内に設けられるギヤ、回転シャフト、第1MG20および第2MG30等の回転部品に供給される。
これによって、シャフト、第1MG20および第2MG30の回転を潤滑にしたり、あるいは、第1MG20および第2MG30を冷却したりする。回転部品に供給された作動油は、貯留部に循環する。なお、トランスミッション46は、電動オイルポンプ48に加えて、エンジン10を動力源とする機械式のオイルポンプをさらに含むようにしてもよい。
PCU60は、バッテリ70に蓄えられた直流電力を第1MG20および第2MG30を駆動するための交流電力に変換する。PCU60は、ECU200からの制御信号S2に基づいて制御されるコンバータおよびインバータ(いずれも図示せず)を含む。コンバータは、バッテリ70から受けた直流電力の電圧を昇圧してインバータに出力する。インバータは、コンバータが出力した直流電力を交流電力に変換して第1MG20および/または第2MG30に出力する。これにより、バッテリ70に蓄えられた電力を用いて第1MG20および/または第2MG30が駆動される。また、インバータは、第1MG20および/または第2MG30によって発電される交流電力を直流電力に変換してコンバータに出力する。コンバータは、インバータが出力した直流電力の電圧を降圧してバッテリ70へ出力する。これにより、第1MG20および/または第2MG30により発電された電力を用いてバッテリ70が充電される。なお、コンバータは、省略してもよい。
バッテリ70は、蓄電装置であり、再充電可能な直流電源である。バッテリ70としては、たとえば、ニッケル水素やリチウムイオン等の二次電池が用いられる。バッテリ70の電圧は、たとえば200V程度である。バッテリ70は、上述したように第1MG20および/または第2MG30により発電された電力を用いて充電される他、外部電源(図示せず)から供給される電力を用いて充電されてもよい。なお、バッテリ70は、二次電池に限らず、直流電圧を生成できるもの、たとえば、キャパシタ、太陽電池、燃料電池等であってもよい。
バッテリ70には、バッテリ70の電池温度TBを検出するための電池温度センサ156と、バッテリ70の電流IBを検出するための電流センサ158と、バッテリ70の電圧VBを検出するための電圧センサ160とが設けられる。
電池温度センサ156は、電池温度TBを示す信号をECU200に送信する。電流センサ158は、電流IBを示す信号をECU200に送信する。電圧センサ160は、電圧VBを示す信号をECU200に送信する。
スタートスイッチ150は、たとえば、プッシュ式スイッチである。スタートスイッチ150は、キーをキーシリンダに差し込んで所定の位置まで回転させるものであってもよい。スタートスイッチ150は、ECU200に接続される。運転者がスタートスイッチ150を操作することに応じて、スタートスイッチ150は、信号STをECU200に送信する。
ECU200は、たとえば、車両1のシステムが停止状態である場合に信号STを受信した場合に、起動指示を受けたと判断して、車両1のシステムを停止状態から起動状態に移行させる。また、ECU200は、車両1のシステムが起動状態である場合に信号STを受信した場合に、停止指示を受けたと判断して、車両1のシステムを起動状態から停止状態に移行させる。以下の説明において、車両1のシステムが起動状態である場合に運転者がスタートスイッチ150を操作することをIGオフ操作といい、車両1のシステムが停止状態である場合に運転者がスタートスイッチ150を操作することをIGオン操作という。また、車両1のシステムが起動状態に移行した場合には、車両1が走行するために必要な複数の機器に電力が供給されるなどして、複数の機器は作動可能な状態となる。一方、車両1のシステムが停止状態に移行した場合には、車両1が走行するために必要な複数の機器のうちの一部への電力の供給が停止されるなどして、一部の機器が作動停止状態となる。
第1レゾルバ12は、第1MG20に設けられる。第1レゾルバ12は、第1MG20の回転速度Nm1を検出する。第1レゾルバ12は、検出された回転速度Nm1を示す信号をECU200に送信する。
第2レゾルバ13は、第2MG30に設けられる。第2レゾルバ13は、第2MG30の回転速度Nm2を検出する。第2レゾルバ13は、検出された回転速度Nm2を示す信号をECU200に送信する。
車輪速センサ14は、駆動輪80の回転速度Nwを検出する。車輪速センサ14は、検出された回転速度Nwを示す信号をECU200に送信する。ECU200は、受信した回転速度Nwに基づいて車速Vを算出する。なお、ECU200は、回転速度Nwに代えて第2MG30の回転速度Nm2に基づいて車速Vを算出するようにしてもよい。
ECU200は、エンジン10を制御するための制御信号S1を生成し、その生成した制御信号S1をエンジン10へ出力する。また、ECU200は、PCU60を制御するための制御信号S2を生成し、その生成した制御信号S2をPCU60へ出力する。さらに、ECU200は、電動オイルポンプ48を制御するための制御信号S3を生成し、その生成した制御信号S3を電動オイルポンプ48へ出力する。
ECU200は、エンジン10およびPCU60等を制御することによって車両1が最も効率よく運行できるようにハイブリッドシステム全体、すなわち、バッテリ70の充放電状態、エンジン10、第1MG20および第2MG30の動作状態を制御する。
ECU200は、運転席に設けられたアクセルペダル(図示せず)の踏込み量に対応する要求駆動力を算出する。ECU200は、算出された要求駆動力に応じて、第1MG20および第2MG30のトルクと、エンジン10の出力とを制御する。
上述したような構成を有する車両1においては、発進時や低速走行時等であってエンジン10の効率が悪い場合には、第2MG30のみによる走行が行なわれる。また、通常走行時には、たとえば動力分割装置40によりエンジン10の動力が2経路の動力に分けられる。一方の動力で駆動輪80が直接的に駆動される。他方の動力で第1MG20を駆動して発電が行なわれる。このとき、ECU200は、発電された電力を用いて第2MG30を駆動させる。このように第2MG30を駆動させることにより駆動輪80の駆動補助が行なわれる。
車両1の減速時には、駆動輪80の回転に従動する第2MG30がジェネレータとして機能して回生制動が行なわれる。回生制動によって回収した電力は、バッテリ70に蓄えられる。なお、ECU200は、蓄電装置の残容量(以下の説明においては、SOC(State of Charge)と記載する)が低下し、充電が特に必要な場合には、エンジン10の出力を増加させて第1MG20による発電量を増加させる。これにより、バッテリ70のSOCが増加させられる。また、ECU200は、低速走行時でも必要に応じてエンジン10からの駆動力を増加させる制御を行なう場合もある。たとえば、上述のようにバッテリ70の充電が必要な場合や、エアコン等の補機が駆動される場合や、エンジン10の冷却水の温度を所定温度まで上げる場合等である。
ECU200は、バッテリ70の充電量および放電量を制御する際に、電池温度TBおよび現在のSOCに基づいて、バッテリ70の充電時に許容される入力電力(以下の説明においては、「充電電力上限値Win」と記載する)およびバッテリ70の放電時に許容される出力電力(以下の説明においては、「放電電力上限値Wout」と記載する)を設定する。たとえば、現在のSOCが低下すると、放電電力上限値Woutは徐々に低く設定される。一方、現在のSOCが高くなると、充電電力上限値Winは徐々に低下するように設定される。
また、バッテリ70として用いられる二次電池は、低温時に内部抵抗が上昇する温度依存性を有する。また、高温時には、さらなる発熱によって温度が過上昇することを防止する必要がある。このため、電池温度TBの低温時および高温時には、放電電力上限値Woutおよび充電電力上限値Winの各々を低下させることが好ましい。ECU200は、電池温度TBおよび現在SOCに応じて、たとえば、マップ等を用いることによって、充電電力上限値Winおよび放電電力上限値Woutを設定する。
上述した構成を有する車両1において、高速走行中にIGオフ操作が行なわれてエンジン10が停止した場合には、駆動輪80に機械的に連結されたトランスミッション46内の回転部品(たとえば、第1MG20)が過回転状態となる場合がある。例えば、図2の共線図に記載された実線に示すように、車両1が高速走行している場合を想定する。
なお、図2に示す共線図の三本の縦軸のうちの左側の縦軸がサンギヤ50の回転速度、すなわち、第1MG20の回転速度Nm1を示す。また、図2に示す共線図の中央の縦軸がキャリア54の回転速度、すなわち、エンジン回転速度Neを示す。また、図2に示す共線図の右側の縦軸がリングギヤ56の回転速度、すなわち、第2MG30の回転速度Nm2を示す。なお、図2の共線図の各縦軸の矢印の方向が正回転方向を示し、矢印の方向と逆方向が負回転方向を示す。
車両1の走行時においては、第1MG20の回転速度Nm1と、エンジン回転速度Neと、第2MG30の回転速度Nm2とは、図2の共線図上で1本の直線で結ばれる関係を維持するように各要素の回転速度Nm1,Ne,Nm2が変化する。
図2の実線に示すように、第1MG20の回転速度Nm1がNm1(0)であって、エンジン回転速度NeがNe(0)であって、かつ、第2MG30の回転速度Nm2がNm2(0)であるとする。
車両1の高速走行中にIGオフ操作がされた場合に、エンジン10の回転が停止した場合には、車両1は、図2の破線に示す状態となる。すなわち、第1MG20の回転速度Nm1は、Nm1(0)からNm1(1)に回転速度が負方向に増加する。その結果、第1MG20の回転速度Nm1が過回転状態になる場合がある。そのため、トランスミッション46内の回転部品の潤滑を適切に行なう必要がある。
そこで、本実施の形態においては、ECU200が車両1が高車速領域で走行しているときにスタートスイッチ150に停止指示を受けた場合には、車両1が高車速領域よりも低速の低車速領域で走行しているときにスタートスイッチ150に停止指示を受けた場合よりも電動オイルポンプ48の作動量が増加するように電動オイルポンプ48を制御する点に特徴を有する。
図3に、本実施の形態に係る車両1に搭載されたECU200の機能ブロック図を示す。ECU200は、操作判定部202と、走行判定部204と、エンジン停止判定部206と、ポンプ制御部208とを含む。
操作判定部202は、IGオフ操作がされたか否かを判定する。操作判定部202は、車両1のシステムが起動状態である場合にスタートスイッチ150から信号STを受信した場合に、IGオフ操作がされた(停止指示を受けた)と判定する。なお、操作判定部202は、たとえば、IGオフ操作がされた場合にIGオフ判定フラグをオンするようにしてもよい。
走行判定部204は、車両1が高車速領域で走行しているか否かを判定する。走行判定部204は、車速Vが所定車速V(0)よりも高い場合に、車両1が高車速領域で走行していると判定する。なお、走行判定部204は、たとえば、車両1が高車速領域で走行していると判定した場合に走行判定フラグをオンするようにしてもよい。所定車速V(0)は、車両1の走行中にエンジン10の回転が停止した場合に、第1MG20が過回転状態となる(第1MG20の回転速度Nm1がしきい値Nm(1)以上となる状態)ときの車両1の速度である。
エンジン停止判定部206は、操作判定部202によってIGオフ操作がされたと判定され、かつ、走行判定部204によって車両1が高車速領域で走行していると判定された場合に、エンジン10が停止状態であるか否かを判定する。エンジン停止判定部206は、フューエルカット制御が実行されている場合にエンジン10が停止状態であると判定してもよい。あるいは、エンジン停止判定部206は、エンジン10の回転速度Neがしきい値Ne(1)以下である場合にエンジン10が停止状態であると判定してもよい。
なお、しきい値Ne(1)は、エンジン10が停止状態であるか否かを判定するための値であって、たとえば、ゼロであってもよいし、エンジン10の自立運転ができない回転速度の範囲内の値であってもよい。
なお、エンジン停止判定部206は、たとえば、IGオフ判定フラグおよび走行判定フラグがいずれもオン状態である場合に、エンジン10が停止状態であるか否かを判定し、エンジン10が停止状態である場合に、停止判定フラグをオンするようにしてもよい。
ポンプ制御部208は、エンジン停止判定部206によってエンジン10が停止状態であると判定された場合に、電動オイルポンプ48の作動量が車両1が上述の高車速領域よりも低速の低車速領域(すなわち、所定車速V(0)以下の領域)での走行中に車両1のシステムの停止指示を受けた場合の電動オイルポンプ48の作動量よりも増加するように電動オイルポンプ48を制御する。
ポンプ制御部208は、たとえば、図4に示すようなマップにしたがって電動オイルポンプ48を制御するようにしてもよい。図4の縦軸は、電動オイルポンプ48の作動量を示し、図4の横軸は、車速Vを示す。図4に示すように、車速Vが所定車速V(0)以下の場合には、電動オイルポンプ48の作動量は、P(0)である。車速Vが所定車速V(0)よりも大きい場合には、電動オイルポンプ48の作動量は、P(0)よりも大きいP(1)である。本実施の形態においては、所定車速V(0)を境界値として電動オイルポンプ48の作動量をP(0)からP(1)にステップ的に変化するとして説明したが、たとえば、車速Vが増加するほど電動オイルポンプ48の作動量が単調増加するようにしてもよい。あるいは、車速Vが増加するほど電動オイルポンプ48の作動量が比例増加するようにしてもよい。
なお、ポンプ制御部208は、たとえば、停止判定フラグがオン状態である場合には、低車速領域での走行中に車両1のシステムの停止指示を受けたときの作動量よりも増加するように電動オイルポンプ48を制御してもよい。
本実施の形態において、操作判定部202と、走行判定部204と、エンジン停止判定部206と、ポンプ制御部208とは、いずれもECU200のCPUがメモリに記憶されたプログラムを実行することにより実現される、ソフトウェアとして機能するものとして説明するが、ハードウェアにより実現されるようにしてもよい。なお、このようなプログラムは記憶媒体に記録されて車両に搭載される。
図5を参照して、本実施の形態に係る車両1に搭載されたECU200で実行されるプログラムの制御構造について説明する。
ステップ(以下、ステップをSと記載する)100にて、ECU200は、IGオフ操作がされたか否かを判定する。IGオフ操作がされた場合(S100にてYES)、処理はS102に移される。もしそうでない場合(S100にてNO)、処理はS100に戻される。
S102にて、ECU200は、車両1が高車速領域の車速で走行しているか否かを判定する。ECU200は、車両1の車速Vが所定車速V(0)よりも高い場合に、車両1が高車速領域の車速で走行していると判定する。車両1が高車速領域の車速で走行している場合(S102にてYES)、処理はS104に移される。もしそうでない場合(S102にてNO)、処理はS100に戻される。
S104にて、ECU200は、エンジン10が停止状態であるか否かを判定する。なお、エンジン10が停止状態であるか否かの判定方法については上述したとおりであるため、その詳細な説明は繰り返さない。エンジン10が停止状態である場合(S104にてYES)、処理はS106に移される。もしそうでない場合(S104にてNO)、処理はS104に戻される。
S106にて、ECU200は、たとえば、図4で示したマップを用いることによって低車速領域でシステムの停止指示を受けた場合よりも作動量が増加するように電動オイルポンプ48を制御する。
以上のような構造およびフローチャートに基づく本実施の形態に係る車両1に搭載されたECU200の動作について説明する。
たとえば、車両1のシステムが起動した状態で所定車速V(0)よりも高い高車速領域で走行している場合を想定する。運転者がスタートスイッチ150を押すなどしてIGオフ操作が行なわれた場合には、ECU200は、停止指示を受けたと判定する(S100にてYES)。車両1は、高車速領域の車速で走行しているため(S104にてYES)、エンジン10が停止状態であるか否かを判定する(S106)。
スタートスイッチ150を押すなどして操作された後に、エンジン10に対するフューエルカット制御が実行されるなどして、エンジン回転速度Neが低下したとき(S106にてYES)、ECU200は、低車速領域での走行中にシステムの停止指示を受けた場合の電動オイルポンプ48の作動量よりも増加するように電動オイルポンプ48を制御する。そのため、高車速領域で走行している場合にトランスミッション46内に吐出される作動油の量を増加することによって、トランスミッション46内の回転部品の回転を潤滑することができる。
以上のようにして、本実施の形態に係る車両によると、高車速領域で走行しているときに車両1のシステムの停止指示を受けた場合には、低車速領域での走行中に停止指示を受けた場合よりも電動オイルポンプ48の作動量が増加するように電動オイルポンプ48を制御する。これによって、高車速領域で過回転状態となるトランスミッション46内の回転部品の潤滑を適切に行なうことができる。そのため、トランスミッション46内の回転部品の焼付け等を防止して、耐久性の悪化を抑制することができる。したがって、高速走行中にエンジンの停止指示を受けた場合でもトランスミッション内の回転部品の潤滑を適切に行なう車両および車両用制御方法を提供することができる。
また、本実施の形態においては、エンジン10が停止状態であると判定された場合に、電動オイルポンプ48の作動量の増加制御を実行するとして説明したが、たとえば、車両1の高車速領域でIGオフ操作がされた場合に、電動オイルポンプ48の作動量の増加制御を実行してもよい。
あるいは、トランスミッション46内にエンジン10を動力源とする機械式オイルポンプが設けられる場合には、IGオフ操作がされた時点からの機械式オイルポンプの作動油の吐出量の減少を電動オイルポンプ48の作動量の増加によって補うようにしてもよい。
たとえば、ECU200は、エンジン回転速度Neから機械式オイルポンプの作動油の吐出量の減少量を推定し、推定された機械式オイルポンプの減少量の分を補う作動量となるように電動オイルポンプ48を制御してもよい。
なお、図1では、駆動輪80を前輪とする車両1を一例として示したが、特にこのような駆動方式に限定されるものではない。たとえば、車両1は、後輪を駆動輪とするものであってもよい。あるいは、車両1は、図1の第1MG20および第2MG30のいずれか一方が省略された車両であってもよい。または、車両1は、図1の第2MG30が前輪の駆動軸16に代えて、後輪を駆動するための駆動軸に連結される車両であってもよい。また、駆動軸16と減速機58との間あるいは駆動軸16と第2MG30との間に変速機構が設けられてもよい。
あるいは、車両1は、第2MG30を省略し、第1MG20の回転軸をエンジン10の出力軸に直結させ、動力分割装置40に代えて、クラッチを有する変速機を含む構成としてもよい。さらに、車両1は、エンジン10のみを動力源とする車両であってもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 車両、10 エンジン、11 エンジン回転速度センサ、12 第1レゾルバ、13 第2レゾルバ、14 車輪速センサ、16 駆動軸、20 第1MG、30 第2MG、40 動力分割装置、46 トランスミッション、48 電動オイルポンプ、50 サンギヤ、52 ピニオンギヤ、54 キャリア、56 リングギヤ、58 減速機、60 PCU、70 バッテリ、80 駆動輪、82 ドライブシャフト、102 気筒、104 燃料噴射装置、150 スタートスイッチ、156 電池温度センサ、158 電流センサ、160 電圧センサ、200 ECU、202 操作判定部、204 走行判定部、206 エンジン停止判定部、208 ポンプ制御部。

Claims (4)

  1. 駆動輪と、
    内燃機関と、
    前記駆動輪と前記内燃機関との間で動力伝達を行なうための動力伝達装置と、
    前記動力伝達装置内で作動油を循環させるための電動オイルポンプと、
    車両のシステムの停止指示を運転者から受けるための入力部と、
    前記車両が高車速領域で走行しているときに前記停止指示を前記入力部に受けた場合には、前記車両が前記高車速領域よりも低速の低車速領域で走行しているときに前記停止指示を前記入力部に受けた場合よりも前記電動オイルポンプの作動量が増加するように前記電動オイルポンプを制御するための制御部とを含み、
    前記制御部は、前記車両が停止しているときに前記停止指示を前記入力部に受けた場合には、前記電動オイルポンプを停止させる、車両。
  2. 前記車両は、第1回転電機をさらに含み、
    前記動力伝達装置は、前記駆動輪と前記内燃機関との間に加えて、前記内燃機関と前記第1回転電機との間および前記駆動輪と前記第1回転電機との間で動力伝達を行ない、
    前記高車速領域は、前記車両の速度がしきい値よりも高い領域であって、
    前記低車速領域は、前記車両の速度が前記しきい値よりも低い領域であって、
    前記しきい値は、前記車両の走行中に前記内燃機関の回転が停止した場合に、前記第1回転電機が過回転状態となるときの前記車両の速度である、請求項1に記載の車両。
  3. 前記車両は、
    第1回転電機と、
    前記駆動輪を回転させるための駆動軸と、
    前記駆動軸に動力を伝達するための第2回転電機とをさらに含み、
    前記動力伝達装置は、前記駆動軸、前記内燃機関の出力軸および前記第1回転電機の回転軸の三要素の各々を機械的に連結し、前記三要素のうちのいずれか一つを反力要素とすることによって、他の2つの要素間での動力伝達を可能とする、請求項1または2に記載の車両。
  4. 駆動輪と、内燃機関と、前記駆動輪と前記内燃機関との間で動力伝達を行なうための動力伝達装置と、前記動力伝達装置内で作動油を循環させるための電動オイルポンプとを搭載した車両に用いられる車両用制御方法であって、
    前記車両のシステムの停止指示を運転者から受けたか否かを判定するステップと、
    前記車両が高車速領域で走行しているときに前記停止指示を受けた場合には、前記車両が前記高車速領域よりも低速の低車速領域で走行しているときに前記停止指示を受けた場合よりも前記電動オイルポンプの作動量が増加するように前記電動オイルポンプを制御するステップと
    前記車両が停止しているときに前記停止指示を受けた場合には、前記電動オイルポンプを停止させるステップとを含む、車両用制御方法。
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