JP5721881B2 - 撮像レンズおよび撮像装置、ならびに携帯端末機器 - Google Patents

撮像レンズおよび撮像装置、ならびに携帯端末機器 Download PDF

Info

Publication number
JP5721881B2
JP5721881B2 JP2014088901A JP2014088901A JP5721881B2 JP 5721881 B2 JP5721881 B2 JP 5721881B2 JP 2014088901 A JP2014088901 A JP 2014088901A JP 2014088901 A JP2014088901 A JP 2014088901A JP 5721881 B2 JP5721881 B2 JP 5721881B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
imaging
image
optical axis
vicinity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014088901A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014142665A (ja
Inventor
義和 篠原
義和 篠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2014088901A priority Critical patent/JP5721881B2/ja
Publication of JP2014142665A publication Critical patent/JP2014142665A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5721881B2 publication Critical patent/JP5721881B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Lenses (AREA)

Description

本発明は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子上に被写体の光学像を結像させる撮像レンズ、およびその撮像レンズを搭載して撮影を行うデジタルスチルカメラ等の撮像装置、ならびにカメラ付き携帯電話機や情報携帯端末(PDA:Personal Digital Assistance)等の携帯端末機器に関する。
近年、パーソナルコンピュータの一般家庭等への普及に伴い、撮影した風景や人物像等の画像情報をパーソナルコンピュータに入力することができるデジタルスチルカメラが急速に普及している。また、携帯電話に画像入力用のカメラモジュールが搭載されることも多くなっている。このような撮像機能を有する機器には、CCDやCMOSなどの撮像素子が用いられている。近年、これらの撮像素子のコンパクト化が進み、撮像機器全体ならびにそれに搭載される撮像レンズにも、コンパクト性が要求されている。また同時に、撮像素子の高画素化も進んでおり、撮像レンズの高解像、高性能化が要求されている。このような要求を満足するために、従来では、全体として4枚のレンズを用いた構成の撮像レンズが開発されているが、より高解像、高性能化を図るために最近ではレンズ枚数を増やす傾向にある。
特許第3788133号公報 特開2007−264180号公報 特開2007−279282号公報
特許文献1ないし3には、レンズ枚数を5枚にして高性能化を図った撮像レンズが開示されているが、近年ではこれらに記載の撮像レンズよりもさらなる高解像性能が要求されている。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、高解像性能を得ることができる撮像レンズおよび撮像装置、ならびに携帯端末機器を提供することにある。
本発明による撮像レンズは、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有する第2レンズと、像側の面が凸形状で正の屈折力を有する第3レンズと、光軸近傍において正の屈折力を有する第4レンズと、光軸近傍において負の屈折力を有する第5レンズとからなる。そして、第2レンズの物体側の面が、光軸近傍において凹形状であり、第5レンズの像側の面が、光軸近傍において凹形状であり、周辺に向かうに従い負の屈折力が光軸近傍に比べて弱くなる領域を有するものである。さらに、本発明による撮像レンズは、以下の条件式を満足するものである。ただし、f1は第1レンズの焦点距離、f2は第2レンズの焦点距離、f3は第3レンズの焦点距離、fは全系の焦点距離とする。
1.0<f/f1<1.4 ……(1A)
f1<|f2|<f3 ……(2)
本発明による撮像レンズでは、全体として5枚のレンズ構成とし、従来の4枚構成の撮像レンズに比べてレンズ枚数を増やし、かつ各レンズの構成の最適化を図ったことで、高画素化に対応した高解像性能のレンズ系が得られる。
そして、さらに、次の好ましい構成を適宜採用して満足することで、より高性能化を図りやすくなる。
本発明による撮像レンズは、以下の件式を満足していることが好ましい。ただし、νd2は第2レンズのd線に関するアッベ数とする。
νd2<35 ……(3)
また、本発明による撮像レンズにおいて、第1レンズの物体側の面は光軸近傍において物体側に凸形状であり、第4レンズの像側の面は光軸近傍において像側に凸形状であることが好ましい。
本発明による撮像レンズにおいて、第1レンズ、第2レンズ、第3レンズ、第4レンズ、および第5レンズはすべて、両面が非球面形状であることが好ましい。
特に、第4レンズの像側の面形状は、以下の式を満足するような非球面形状とされていることが好ましい。
ha<0.7hmax ……(4)
ここで、レンズの面頂点位置から任意の高さhにおける非球面形状が所定の非球面式で表され、その非球面式の1階微分値が高さhでのレンズ面の傾きを表し、2階微分値がレンズ面の傾きの変位を表すとき、光軸近傍からの2階微分値の符号が入れ替わる最低の高さをhaとする。また、最大有効半径での高さをhmax、最大有効半径の7割の高さを0.7hmaxとする。
本発明による撮像装置は、本発明による撮像レンズと、この撮像レンズによって形成された光学像に応じた撮像信号を出力する撮像素子とを備えたものである。
本発明による携帯端末機器は、本発明による撮像装置と、その撮像装置によって撮像された画像を表示する表示手段とを備えたものである。
本発明による撮像装置または携帯端末機器では、本発明の撮像レンズによって得られた高解像の光学像に基づいて高解像の撮像信号が得られる。
本発明の撮像レンズによれば、全体として5枚というレンズ構成において、各レンズの形状等を適切に最適化するようにしたので、高解像性能を得ることができる。
また、本発明の撮像装置または携帯端末機器によれば、上記本発明の高解像性能の撮像レンズによって形成された光学像に応じた撮像信号を出力するようにしたので、高解像の撮影画像を得ることができる。
本発明の一実施の形態に係る撮像レンズの第1の構成例を示すものであり、実施例1に対応するレンズ断面図である。 撮像レンズの第2の構成例を示すものであり、実施例2に対応するレンズ断面図である。 撮像レンズの第3の構成例を示すものであり、実施例3に対応するレンズ断面図である。 撮像レンズの第4の構成例を示すものであり、実施例4に対応するレンズ断面図である。 撮像レンズの第5の構成例を示すものであり、実施例5に対応するレンズ断面図である。 撮像レンズの第6の構成例を示すものであり、実施例6に対応するレンズ断面図である。 実施例1に係る撮像レンズにおける第4レンズの像側の非球面形状を表す式についての微分値を表す特性図である。 実施例2に係る撮像レンズにおける第4レンズの像側の非球面形状を表す式についての微分値を表す特性図である。 実施例3に係る撮像レンズにおける第4レンズの像側の非球面形状を表す式についての微分値を表す特性図である。 実施例4に係る撮像レンズにおける第4レンズの像側の非球面形状を表す式についての微分値を表す特性図である。 実施例5に係る撮像レンズにおける第4レンズの像側の非球面形状を表す式についての微分値を表す特性図である。 実施例6に係る撮像レンズにおける第4レンズの像側の非球面形状を表す式についての微分値を表す特性図である。 実施例1に係る撮像レンズの諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーションを示す。 実施例2に係る撮像レンズの諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーションを示す。 実施例3に係る撮像レンズの諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーションを示す。 実施例4に係る撮像レンズの諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーションを示す。 実施例5に係る撮像レンズの諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーションを示す。 実施例6に係る撮像レンズの諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーションを示す。 非球面形状についての説明図である。 本発明の一実施の形態に係る携帯端末機器としてのカメラ付き携帯電話機の一構成例を示す外観図である。 本発明の一実施の形態に係る撮像装置としてのカメラモジュールの一構成例を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る撮像レンズの第1の構成例を示している。この構成例は、後述の第1の数値実施例のレンズ構成に対応している。同様にして、後述の第2ないし第6の数値実施例のレンズ構成に対応する第2ないし第6の構成例の断面構成を、図2〜図6に示す。図1〜図6において、符号Riは、絞りStも含めて最も物体側の構成要素の面を1番目として、像側(結像側)に向かうに従い順次増加するようにして符号を付したi番目の面の曲率半径を示す。符号Diは、i番目の面とi+1番目の面との光軸Z1上の面間隔を示す。なお、各構成例共に基本的な構成は同じなので、以下では図1に示した第1の構成例を基本にして説明する。
図20(A),(B)は、本実施の形態に係る携帯端末機器の一例として、カメラ付き携帯電話機を示している。また図21は、本実施の形態に係る撮像装置としてのカメラモジュールの一構成例を示している。図20(A),(B)に示したカメラ付き携帯電話機は、上部筐体2Aと下部筐体2Bとを備え、両者が図20(A)の矢印方向に回動自在に構成されている。下部筐体2Bには、操作キー21などが設けられている。上部筐体2Aには、カメラ部1(図20(B))および表示部(表示手段)22(図20(A))などが設けられている。表示部22は、LCD(液晶パネル)やEL(Electro-Luminescence)パネルなどの表示パネルによって構成されている。表示部22は、折りたたみ時に内面となる側に配置されている。この表示部22には、電話機能に関する各種メニュー表示のほか、カメラ部1によって撮影された画像などを表示することが可能となっている。カメラ部1は、例えば上部筐体2Aの裏面側に配置されている。ただし、カメラ部1を設ける位置は、これに限定されない。
カメラ部1は、例えば図21に示したようなカメラモジュールを有している。このカメラモジュールは、図21に示したように、撮像レンズ20が収納される鏡筒3と、鏡筒3を支持する支持基板4と、支持基板4上において撮像レンズ20の結像面に対応する位置に設けられた撮像素子(図示せず)とを備えている。このカメラモジュールはまた、支持基板4上の撮像素子に電気的に接続されたフレキシブル基板5と、フレキシブル基板5に電気的に接続されると共に、電話機本体側の信号処理回路に接続可能に構成された外部接続端子6とを備えている。これらの構成要素は、一体的に構成されている。
カメラ部1では、撮像レンズ20によって形成された光学像が撮像素子によって電気的な撮像信号に変換され、その撮像信号が、機器本体側の信号処理回路に出力される。このようなカメラ付き携帯電話機における撮像レンズ20として、本実施の形態に係る撮像レンズを用いることで、収差補正の十分なされた高解像の撮像信号が得られる。電話機本体側では、その撮像信号に基づいて高解像の画像を生成することができる。
なお、本実施の形態に係る撮像レンズは、CCDやCMOS等の撮像素子を用いた各種撮像装置または携帯端末機器に適用可能である。本実施の形態に係る撮像装置または携帯端末機器は、カメラ付き携帯電話機に限らず、例えばデジタルスチルカメラやPDA等であっても良い。また、本実施の形態に係る撮像レンズは特に、画素数が2メガピクセル以上で、画素ピッチが3μm以下である小型で高画素の撮像素子を備えた撮像装置または携帯端末機器に好適に用いることができる。
この撮像レンズは、光軸Z1に沿って物体側から順に、第1レンズG1と、第2レンズG2と、第3レンズG3と、第4レンズG4と、第5レンズG5とを備えている。光学的な開口絞りStは、第1レンズG1の前側、より詳しくは、光軸Z1上において第1レンズG1の像側の面よりも物体側に配置されている。
この撮像レンズの結像面Simgには、CCD等の撮像素子が配置される。第5レンズG5と撮像素子との間には、レンズを装着するカメラ側の構成に応じて、種々の光学部材GCが配置されていても良い。例えば撮像面保護用のカバーガラスや赤外線カットフィルタなどの平板状の光学部材が配置されていても良い。この場合、光学部材GCとして例えば平板状のカバーガラスに、赤外線カットフィルタやNDフィルタ等のフィルタ効果のあるコートが施されたものを使用しても良い。また、この撮像レンズにおいて、第1レンズG1ないし第5レンズG5のすべて、または少なくとも1つのレンズ面に赤外線カットフィルタやNDフィルタ等のフィルタ効果のあるコートや、反射防止のコートが施されていても良い。
第1レンズG1は正の屈折力を有している。第1レンズG1は、例えば光軸近傍において物体側の面が物体側に凸形状の正レンズ、例えば光軸近傍において両凸レンズとなっている。ただし、図6の第6の構成例のように、第1レンズG1が正のメニスカスレンズであっても良い。
第2レンズG2は負の屈折力を有している。第2レンズG2は、例えば光軸近傍において物体側に凹面を向けた負レンズとされている。ただし、図6の第6の構成例のように、第2レンズG2が光軸近傍において像側に凹面を向けた負レンズとなっていても良い。
第3レンズG3は、光軸近傍において像側の面が凸形状の正レンズ、例えば光軸近傍において両凸レンズとなっている。ただし、図6の第6の構成例のように、第3レンズG3が像側に凸面を向けた正のメニスカスレンズであっても良い。
第4レンズG4は、光軸近傍において正の屈折力を有している。第4レンズG4は例えば、光軸近傍において像側の面が像側に凸形状となっている。
第5レンズG5は、光軸近傍において負の屈折力を有している。第5レンズG5は例えば、光軸近傍において像側の面が像側に凹形状となっている。
この撮像レンズは、以下の条件式を満足するように構成されていることが好ましい。ただし、f1は第1レンズG1の焦点距離、f2は第2レンズG2の焦点距離、f3は第3レンズG3の焦点距離、fは全系の焦点距離とする。νd2は第2レンズG2のd線に関するアッベ数とする。
0.8<f/f1<1.5 ……(1)
f1<|f2|<f3 ……(2)
νd2<35 ……(3)
この撮像レンズにおいて、第1レンズG1、第2レンズG2、第3レンズG3、第4レンズG4、および第5レンズG5はすべて、両面が非球面形状であることが好ましい。特に、第4レンズG4および第5レンズG5は、光軸近傍と周辺部とが凹凸形状の傾向の異なる非球面形状であることが好ましい。例えば第5レンズG5の像側の面は、光軸近傍において凹形状で、周辺に向かうに従い負の屈折力が光軸近傍に比べて弱くなる領域を有していることが好ましい。具体的には例えば、第5レンズG5の像側の面は、光軸近傍では凹形状で、周辺部では凸形状となるような非球面とされていることが好ましい。
また、第4レンズG4の像側の面形状は、以下の式を満足するような非球面形状とされていることが好ましい。
ha<0.7hmax ……(4)
ここで、レンズの面頂点位置から任意の高さhにおける非球面形状が所定の非球面式で表され、その非球面式の1階微分値が高さhでのレンズ面の傾きを表し、2階微分値がレンズ面の傾きの変位を表すとき、光軸近傍からの2階微分値の符号が入れ替わる最低の高さをhaとする。また、最大有効半径での高さをhmax、最大有効半径の7割の高さを0.7hmaxとする。
一般に非球面式は、以下の式(A)によって表される。
Z=C・h2/{1+(1−K’・C2・h21/2}+ΣAi・hi ……(A)
ただし、
K’=1+K
K:離心率
Z:非球面の深さ(mm)
h:光軸からレンズ面までの距離(高さ)(mm)
C:近軸曲率=1/R
(R:近軸曲率半径)
ΣAi・hi:i=1〜nとしたときのAi・hiの総和(n=3以上の整数)
i:第i次の非球面係数
Zは、光軸から高さhの位置にある非球面上の点から、非球面の頂点の接平面(光軸に垂直な平面)に下ろした垂線の長さ(mm)を示す。すなわちZは、光軸からの高さhにおける面頂点位置を基準とした、非球面のサグ量(深さ)を示す。
図19は、第4レンズG4の像側の面におけるレンズ面の傾きについて示している。図19では、面頂点位置から任意の高さhのレンズ面位置P1に対する接平面を示している。この接平面の傾きが、高さhでのレンズ面の傾きに相当する。この接平面が物体側に倒れている場合をマイナス側、逆に、像側に倒れている場合をプラス側とする。上記非球面式の1階微分値は、図19に示したような高さhでの接平面の傾きを表す。
[作用・効果]
次に、以上のように構成された撮像レンズの作用および効果を説明する。
この撮像レンズでは、全体として5枚のレンズ構成とし、従来の4枚構成の撮像レンズに比べてレンズ枚数を増やし、かつ各レンズの構成の最適化を図ったことで、高画素化に対応した高解像性能のレンズ系が得られる。特に、第3レンズG3の像側の面を凸形状にしたことで、明るい光学系にしやすくなっている。
条件式(1)は、第1レンズG1の屈折力に関する。この撮像レンズでは、条件式(1)を満たすように第1レンズG1が主たる結像機能を占めることにより、全長の短い光学系が得られる。条件式(1)の下限を下回ると全長が長くなってしまう。上限を超えると全長短縮には有利であるが、像面湾曲が大きくなってしまい、高解像性能が得られなくなってしまう。
より全長が短く高い解像性能を得るために、条件式(1)の数値範囲は以下の条件式(1A)の数値範囲であることが好ましい。
1.0<f/f1<1.4 ……(1A)
より好ましくは、以下の条件式(1B)の数値範囲であると良い。
1.1<f/f1<1.3 ……(1B)
さらに好ましくは、以下の条件式(1C)の数値範囲であると良い。
1.13≦f/f1<1.3 ……(1C)
条件式(2)は、第1レンズG1、第2レンズG2、および第3レンズG3の焦点距離の適切な関係を示している。条件式(3)は、第2レンズG2の適切なアッベ数に関する。条件式(2)および条件式(3)を満足することで色収差補正に有利となる。特に条件式(3)の上限を超えると色収差補正が不十分となってしまう。
より良好に色収差補正を行うためには、条件式(3)の上限は以下の条件式(3A)の値を満たすことが好ましい。
νd2<25 ……(3A)
また、この撮像レンズでは、他のレンズに対して像側に配置されている第4レンズG4および第5レンズG5における非球面形状を、光軸近傍と周辺部とで凹凸形状の傾向の異なる形状とすることで、像面の中心部から周辺部にわたって像面湾曲を良好に補正することができる。特に、第5レンズG5の像側の面が、周辺に向かうに従い負の屈折力が光軸近傍に比べて弱くなる領域を有していることで、像面湾曲を良好に補正し、高解像性能が得られる。また、第4レンズG4の像側の面形状に関して、上記した条件式(4)を満足することで、像面湾曲を良好に補正し、高解像性能が得られる。
以上説明したように、本実施の形態に係る撮像レンズによれば、全体として5枚というレンズ構成において、各レンズの形状等を適切に設定し、所定の条件式を満足するようにしたので、高解像性能を得ることができる。また、本実施の形態に係る撮像装置または携帯端末機器によれば、本実施の形態に係る高解像性能の撮像レンズによって形成された光学像に応じた撮像信号を出力するようにしたので、高解像の撮影画像を得ることができる。
次に、本実施の形態に係る撮像レンズの具体的な数値実施例について説明する。以下では、複数の数値実施例を部分的にまとめて説明する。
[実施例1]
[表1]〜[表2]は、図1に示した撮像レンズの構成に対応する具体的なレンズデータを示している。特に[表1]にはその基本的なレンズデータを示し、[表2]には非球面のデータを示す。[表1]に示したレンズデータにおける面番号Siの欄には、実施例1に係る撮像レンズについて、最も物体側の構成要素の面を1番目として、像側に向かうに従い順次増加するようにして符号を付したi番目(i=1〜13)の面の番号を示している。曲率半径Riの欄には、図1において付した符号Riに対応させて、物体側からi番目の面の曲率半径の値(mm)を示す。面間隔Diの欄についても、同様に物体側からi番目の面Siとi+1番目の面Si+1との光軸上の間隔(mm)を示す。Ndiおよびνdjの欄には、物体側からj番目の光学要素のd線(587.6nm)に対する屈折率およびアッベ数の値を示す。
実施例1に係る撮像レンズは、第1レンズG1、第2レンズG2、第3レンズG3、第4レンズG4、および第5レンズG5はすべて、両面が非球面形状となっている。[表1]の基本レンズデータには、これらの非球面の曲率半径として、光軸近傍の曲率半径の数値を示している。
[表2]には実施例1に係る撮像レンズにおける非球面データを示す。非球面データとして示した数値において、記号“E”は、その次に続く数値が10を底とした“べき指数”であることを示し、その10を底とした指数関数で表される数値が“E”の前の数値に乗算されることを示す。例えば、「1.0E−02」であれば、「1.0×10-2」であることを示す。
実施例1に係る撮像レンズの非球面データとしては、上述の非球面式(A)によって表される非球面形状の式における各係数Ai,Kの値を記す。実施例1に係る撮像レンズは、非球面係数Aiとして10次までの係数を有効に用いて表されている。なお、表では省略しているが、1次および2次の非球面係数A1,A2は0としている(すなわちA1=0,A2=0)。
また、図7には、上述の条件式(4)に関わる微分値を示す。すなわち、第4レンズG4の像側の面形状に関して、非球面式の1階(1次)微分値と2階(2次)微分値とを示す。横軸は有効半径(%)、縦軸は微分値を示す。なお、最大有効半径を100%とする。図7に示したように、光軸近傍から最大有効半径の7割(70%)に達するまでに2階微分値の符号が入れ替わっている。すなわち、条件式(4)の条件を満たしている。
[数値実施例2〜6]
以上の実施例1に係る撮像レンズと同様にして、図2に示した撮像レンズの構成に対応する具体的なレンズデータを実施例2として、[表3]〜[表4]に示す。また同様にして、図3に示した撮像レンズの構成に対応する具体的なレンズデータを実施例3として、[表5]〜[表6]に示す。同様にして、図4に示した撮像レンズの構成に対応する具体的なレンズデータを実施例4として、[表7]〜[表8]に示す。同様にして、図5に示した撮像レンズの構成に対応する具体的なレンズデータを実施例5として、[表9]〜[表10]に示す。同様にして、図6に示した撮像レンズの構成に対応する具体的なレンズデータを実施例6として、[表11]〜[表12]に示す。なお、実施例6は本発明の参考例である。
なお、実施例2ないし6のいずれの撮像レンズについても、実施例1に係る撮像レンズと同様、全てのレンズ面が非球面形状となっている。図8〜図12には、実施例2ないし6の撮像レンズについての上述の条件式(4)に関わる微分値を示す。すなわち、第4レンズG4の像側の面形状に関して、非球面式の1階(1次)微分値と2階(2次)微分値とを示す。図8〜図12に示したように、実施例2ないし6のいずれの撮像レンズについても、光軸近傍から最大有効半径の7割(70%)に達するまでに2階微分値の符号が入れ替わっている。すなわち、条件式(4)の条件を満たしている。
[各実施例のその他の数値データ]
[表13]には、上述の条件式(1)〜(3)に関連する値を、各実施例についてまとめたものを示す。[表13]から分かるように、条件式(1)〜(3)について、各実施例の値がその数値範囲内となっている。[表13]にはまた、諸データとして、Fナンバー(FNO.)の値についても示す。[表13]から分かるように、特に実施例1〜3についてはFNO.の値が小さく、明るいレンズ系となっている。
[収差性能]
図13(A)〜(C)はそれぞれ、実施例1に係る撮像レンズにおける球面収差、非点収差、およびディストーション(歪曲収差)を示している。これらの収差図には、d線を基準波長とし、C線(波長656.27nm)およびF線(波長486.13nm)についての収差も示す。非点収差図において、(S)はサジタル方向、(T)はタンジェンシャル方向の収差を示す。ωは半画角を示す。図13(A)において縦軸は入射瞳径(mm)を示す。
同様に、実施例2に係る撮像レンズについての諸収差を図14(A)〜(C)に示す。同様にして、実施例3〜6に係る撮像レンズについての諸収差を図15〜図28の(A)〜(C)に示す。なお、図17(B),(C)において縦軸は像高Y(mm)を示す。
以上の各数値データおよび各収差図から分かるように、各実施例について、全体として5枚のレンズ構成で、高解像性能の撮像レンズ系が実現できている。
なお、本発明は、上記実施の形態および各実施例に限定されず種々の変形実施が可能である。例えば、各レンズ成分の曲率半径、面間隔および屈折率の値などは、上記各数値実施例で示した値に限定されず、他の値をとり得る。
GC…光学部材、G1…第1レンズ、G2…第2レンズ、G3…第3レンズ、G4…第4レンズ、G5…第5レンズ、St…開口絞り、Ri…物体側から第i番目のレンズ面の曲率半径、Di…物体側から第i番目と第i+1番目のレンズ面との面間隔、Z1…光軸。

Claims (7)

  1. 物体側から順に、
    正の屈折力を有する第1レンズと、
    負の屈折力を有する第2レンズと、
    像側の面が凸形状で正の屈折力を有する第3レンズと、
    光軸近傍において正の屈折力を有する第4レンズと、
    光軸近傍において負の屈折力を有する第5レンズと
    からなり、
    前記第2レンズの物体側の面は、光軸近傍において凹形状であり、
    前記第5レンズの像側の面は、光軸近傍において凹形状であり、周辺に向かうに従い負の屈折力が光軸近傍に比べて弱くなる領域を有し、
    以下の条件式を満足する
    ことを特徴とする撮像レンズ。
    1.0<f/f1<1.4 ……(1A)
    f1<|f2|<f3 ……(2)
    ただし、
    f1:第1レンズの焦点距離
    f2:第2レンズの焦点距離
    f3:第3レンズの焦点距離
    f:全系の焦点距離
    とする。
  2. 前記第1レンズの物体側の面は光軸近傍において物体側に凸形状であり、
    前記第4レンズの像側の面は光軸近傍において像側に凸形状である
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
  3. さらに以下の条件式を満足する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の撮像レンズ。
    νd2<35 ……(3)
    ただし、
    νd2:第2レンズのd線に関するアッベ数
    とする。
  4. レンズの面頂点位置から任意の高さhにおける非球面形状が所定の非球面式で表され、その非球面式の1階微分値が高さhでのレンズ面の傾きを表し、2階微分値が前記レンズ面の傾きの変位を表すとき、
    光軸近傍からの2階微分値の符号が入れ替わる最低の高さをha、最大有効半径での高さをhmax、最大有効半径の7割の高さを0.7hmaxとして、前記第4レンズの像側の面形状が、以下の条件式を満足するような非球面形状とされている
    ことを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の撮像レンズ。
    ha<0.7hmax ……(4)
  5. 前記第1レンズ、前記第2レンズ、前記第3レンズ、前記第4レンズ、および前記第5レンズはすべて、両面が非球面形状である
    ことを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の撮像レンズ。
  6. 請求項1ないしのいずれか1項に記載の撮像レンズと、
    前記撮像レンズによって形成された光学像に応じた撮像信号を出力する撮像素子と
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  7. 請求項に記載の撮像装置と、
    前記撮像装置によって撮像された画像を表示する表示手段と
    を備えたことを特徴とする携帯端末機器。
JP2014088901A 2009-04-07 2014-04-23 撮像レンズおよび撮像装置、ならびに携帯端末機器 Expired - Fee Related JP5721881B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014088901A JP5721881B2 (ja) 2009-04-07 2014-04-23 撮像レンズおよび撮像装置、ならびに携帯端末機器

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009093136 2009-04-07
JP2009093136 2009-04-07
JP2014088901A JP5721881B2 (ja) 2009-04-07 2014-04-23 撮像レンズおよび撮像装置、ならびに携帯端末機器

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010065645A Division JP5601857B2 (ja) 2009-04-07 2010-03-23 撮像レンズおよび撮像装置、ならびに携帯端末機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014142665A JP2014142665A (ja) 2014-08-07
JP5721881B2 true JP5721881B2 (ja) 2015-05-20

Family

ID=42469558

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014088901A Expired - Fee Related JP5721881B2 (ja) 2009-04-07 2014-04-23 撮像レンズおよび撮像装置、ならびに携帯端末機器

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP5721881B2 (ja)
CN (1) CN201508432U (ja)
TW (1) TWM369459U (ja)

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI406027B (zh) 2010-04-08 2013-08-21 Largan Precision Co Ltd 取像用光學鏡頭
JP2012008490A (ja) * 2010-06-28 2012-01-12 Sony Corp 撮像レンズ及び撮像装置
TWI435135B (zh) 2010-10-06 2014-04-21 Largan Precision Co Ltd 光學透鏡系統
TWI440922B (zh) 2010-11-01 2014-06-11 Largan Precision Co Ltd 光學取像透鏡組
TWI447473B (zh) * 2011-03-25 2014-08-01 Largan Precision Co Ltd 攝影用光學鏡頭組
TWI421563B (zh) * 2011-05-11 2014-01-01 Largan Precision Co Ltd 影像拾取光學鏡頭組
KR101393198B1 (ko) 2011-07-13 2014-05-08 엘지이노텍 주식회사 촬상 렌즈 및 카메라 모듈
WO2013063097A1 (en) * 2011-10-24 2013-05-02 DigitalOptics Corporation MEMS Optical objective having five lenses with front focusing
TWI437261B (zh) 2012-03-30 2014-05-11 玉晶光電股份有限公司 可攜式電子裝置與其光學成像鏡頭
CN103364922A (zh) * 2012-03-30 2013-10-23 玉晶光电(厦门)有限公司 可携式电子装置与其光学成像镜头
TWI487969B (zh) 2012-11-02 2015-06-11 玉晶光電股份有限公司 可攜式電子裝置與其光學成像鏡頭
TWI487934B (zh) 2012-10-12 2015-06-11 玉晶光電股份有限公司 可攜式電子裝置與其光學成像鏡頭
TWI454732B (zh) 2012-10-31 2014-10-01 玉晶光電股份有限公司 可攜式電子裝置與其光學成像鏡頭
TWI482991B (zh) * 2012-11-02 2015-05-01 Largan Precision Co Ltd 成像鏡頭組
TWI565969B (zh) * 2012-11-26 2017-01-11 鴻海精密工業股份有限公司 廣角成像鏡頭
TWI459024B (zh) 2012-12-28 2014-11-01 玉晶光電股份有限公司 可攜式電子裝置與其光學成像鏡頭
TWI443368B (zh) 2012-12-28 2014-07-01 玉晶光電股份有限公司 光學成像鏡頭與電子裝置
CN103383489B (zh) 2013-03-08 2016-08-03 玉晶光电(厦门)有限公司 可携式电子装置与其光学成像镜头
CN103676087B (zh) 2013-07-10 2015-12-09 玉晶光电(厦门)有限公司 光学成像镜头及应用此镜头的电子装置
CN103676102B (zh) 2013-07-16 2016-08-10 玉晶光电(厦门)有限公司 可携式电子装置与其光学成像镜头
TWI454730B (zh) 2013-09-30 2014-10-01 玉晶光電股份有限公司 An optical imaging lens and an electronic device to which the optical imaging lens is applied
CN103777313B (zh) 2013-10-11 2016-07-06 玉晶光电(厦门)有限公司 可携式电子装置与其光学成像镜头
JP6381261B2 (ja) 2014-04-10 2018-08-29 カンタツ株式会社 撮像レンズ
CN104142561A (zh) * 2014-04-16 2014-11-12 玉晶光电(厦门)有限公司 一种光学成像镜头及应用此镜头之电子装置
TWI548893B (zh) 2014-11-12 2016-09-11 大立光電股份有限公司 攝影用光學鏡組、取像裝置及電子裝置
CN112835174B (zh) * 2019-11-22 2023-11-07 江西欧菲光学有限公司 光学成像***、取像装置及电子设备
CN111929822B (zh) * 2020-09-03 2021-04-23 诚瑞光学(苏州)有限公司 摄像光学镜头
TWI823112B (zh) * 2021-07-02 2023-11-21 先進光電科技股份有限公司 光學成像系統

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6045402B2 (ja) * 1976-10-08 1985-10-09 ミノルタ株式会社 レンズ系
JPS57164708A (en) * 1981-04-03 1982-10-09 Konishiroku Photo Ind Co Ltd High resolving power lens
JPH02167516A (ja) * 1988-12-21 1990-06-27 Minolta Camera Co Ltd マイクロフィルム投影レンズ系
JPH03172813A (ja) * 1989-12-01 1991-07-26 Konica Corp 小型のズームレンズ
JPH04333813A (ja) * 1991-05-09 1992-11-20 Minolta Camera Co Ltd マイクロフィルム投影レンズ系
JPH10123418A (ja) * 1996-10-17 1998-05-15 Ricoh Co Ltd 前絞り2群ズームレンズ
JP4847172B2 (ja) * 2006-03-28 2011-12-28 富士フイルム株式会社 撮像レンズ
JP5391806B2 (ja) * 2009-04-24 2014-01-15 コニカミノルタ株式会社 撮像レンズ,撮像光学装置及びデジタル機器
JP5206688B2 (ja) * 2009-07-08 2013-06-12 コニカミノルタアドバンストレイヤー株式会社 撮像レンズ及び撮像装置並びに携帯端末

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014142665A (ja) 2014-08-07
CN201508432U (zh) 2010-06-16
TWM369459U (en) 2009-11-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5721881B2 (ja) 撮像レンズおよび撮像装置、ならびに携帯端末機器
JP5601857B2 (ja) 撮像レンズおよび撮像装置、ならびに携帯端末機器
JP5607398B2 (ja) 撮像レンズおよび撮像装置、ならびに携帯端末機器
JP5475978B2 (ja) 撮像レンズ、およびカメラモジュールならびに撮像機器
JP5827688B2 (ja) 撮像レンズおよび撮像レンズを備えた撮像装置
JP5535747B2 (ja) 撮像レンズおよび撮像装置、ならびに携帯端末機器
JP5096057B2 (ja) 撮像レンズ、およびカメラモジュールならびに撮像機器
JP5043710B2 (ja) 撮像レンズおよび撮像装置
JP5073590B2 (ja) 5枚構成の撮像レンズおよび撮像装置
JP2014240978A (ja) 撮像レンズおよび撮像レンズを備えた撮像装置
JP5602305B2 (ja) 撮像レンズおよび撮像レンズを備えた撮像装置
JP2011209554A (ja) 撮像レンズおよび撮像装置、ならびに携帯端末機器
JP5015720B2 (ja) 4枚構成小型撮像レンズ、およびカメラモジュールならびに撮像装置
JP5022172B2 (ja) 4枚構成小型撮像レンズ、およびカメラモジュールならびに撮像装置
JP2008139853A (ja) 3枚構成の撮像レンズ、カメラモジュール、および携帯端末機器
JP5015719B2 (ja) 4枚構成小型撮像レンズ、およびカメラモジュールならびに撮像装置
JP2009069193A (ja) 撮像レンズ、およびカメラモジュールならびに撮像機器
JP2008076594A (ja) 撮像レンズ、カメラモジュール、および携帯端末機器
JP2009098515A (ja) 4枚構成小型撮像レンズ、およびカメラモジュールならびに撮像装置
JP4423002B2 (ja) 単焦点レンズ
JP4409242B2 (ja) 単焦点レンズ
JP2012002897A (ja) 撮像レンズおよび撮像装置、ならびに情報端末機器
JP2005107369A (ja) 望遠レンズ
JP2005107370A (ja) 結合光学系
KR100682388B1 (ko) 망원렌즈

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140507

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150204

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150303

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150324

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5721881

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees