JP5708705B2 - 電気コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、回路基板とワイヤハーネスとの電気的接続手段として前記ワイヤハーネス側に使用される電気コネクタに関する。
図12に示すように、従来の電気コネクタ500は、絶縁材料で形成されたハウジング50と、ハウジング50内に複数設けられた筒形状の端子収容空間51にそれぞれハウジング50の背面から正面に向かって挿入された導電端子60と、を備えている。導電端子60は、その挿入方向の先端側に設けられた四角筒形状のサヤ部61と、挿入方向の基端側に設けられた芯線圧着部62と、を有し、電気信号を通すためのケーブル63の被覆から露出させた芯線(図示せず)を芯線圧着部62で圧着固定することによってケーブル63と導電端子60とが電気的に接続される。導電端子60のサヤ部61の挿入方向の先端側に、サヤ部61の軸心61cから離れる方向に突出した端子係止部64が形成されている。
また、ハウジング50内に設けられた複数の端子収容空間51には、端子収容空間51の軸心51cに向かって突出するランス53と、端子収容空間51の軸心51cに対してランス53を離隔・接近可能に支える弾性支持部54と、が設けられている。図12に示すように、ハウジング50の背面にある端子収容空間51の背面開口端51bから導電端子60を差し込み、そのまま押し込めば、端子係止部64とランス53とが摺動し合った後、端子係止部64がランス53の前方に嵌まり込み、導電端子60が端子収容空間51内に係止される。
電気コネクタ500において接続不良などの不具合が発生した場合、ハウジング50から端子金具60を取り外すことがある。この場合、端子係止部64とランス53との係合を解除する必要があるため、図12,図13に示すように、ハウジング50の正面にある端子収容空間51の正面開口端51aに隣接する治具挿入口55からハウジング50の背面に向かって薄板状の解除治具70を差し込み、図14に示すように、解除治具70の基端部70bを押し下げ、梃子の原理で反対方向に動く先端部70aで弾性支持部54の一部を押し上げて上方に湾曲させることによってランス53を端子係止部64から離隔させた後、導電端子60を端子収容区間51の背面開口端51bから引き出している。
一方、本発明に関連する先行技術として、例えば、特許文献1記載の「コネクタ」や特許文献2記載の「コネクタ、治具及びコネクタにおける端子抜き方法」などがある。特許文献1記載の「コネクタ」においては、ランスは前後両端が支持された両持ち状態に形成されるとともに、係止面よりも前方へ突出する部分が二股状に分岐して形成されている。特許文献2記載の「コネクタ」においては、ランスは前後両端が支持された両持ち状態をなし、前後の支持部分を支点として撓み変形可能とされ、このランスにおける前部と端子金具との間に、前方から解除部が挿入可能な治具挿入空間が確保されている。
特開2004−39498号公報 特開2004−247227号公報
近年、電気コネクタの小型化、低背化の要請が高まり、電気コネクタ500のハウジング50内において端子収容空間51を区画する隔壁部56やランス53の弾性支持部54などの薄肉化、治具挿入口55の狭隘化が進められている。
しかしながら、電気コネクタの小型化、低背化の要請に応えるため、治具挿入口55の狭隘化を進めると、ハウジング50の成形金型において治具挿入口55を形成する部品が薄肉化するので、金型部品が変形したり、破損したりする可能性が高まる。さらに、治具挿入口55が狭隘化すると、これに伴い、治具挿入口55に挿入される、解除治具70の先端部70aを薄肉化する必要があるため、解除治具70の強度低下を招いている。
このような問題は、特許文献1に記載された「コネクタ」及び特許文献2に記載された「コネクタ、治具及びコネクタにおける端子抜き方法」などにおいても同様に発生することであり、現在のところ解決されていないのが実状である。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、電気コネクタの小型化、低背化を図り、ハウジング内における治具挿入経路の狭隘化を回避しつつ、端子収容空間に挿入された導電端子を安定保持することができ、ハウジング成形用金型部品の変形や損傷を防止し、ランス解除治具の強度低下も回避することができる電気コネクタを提供することにある。
本発明の電気コネクタは、絶縁材料で形成されたハウジングと、前記ハウジング内に設けられた筒形状の端子収容空間に前記ハウジングの背面から正面に向かって挿入された導電端子と、を備え、
前記導電端子は、その挿入方向の先端側に設けられた筒形状のサヤ部と、前記サヤ部に形成された外側に突出する部分のない状態の端子係止部と、を有し、
前記ハウジング内に、前記端子収容空間の軸心に向かって突出し、前記導電端子の端子係止部に係合・離脱可能なランスと、前記ランスを前記軸心から離れる方向に弾性変位可能に支える弾性支持部と、前記ハウジングの正面から前記ランスに向かい前記導電端子の前記端子係止部側の領域に沿って且つ前記弾性支持部と前記サヤ部との間に解除治具をその先端部を前記ランスの正面側に当接するまで挿入可能な治具挿入経路と、を設け、
前記弾性支持部を、前記ハウジング内を区画して前記端子収容空間を形成する隔壁に設け、
前記治具挿入経路に挿入される解除治具を挟んで水平方向に対向する位置に、前記導電端子のサヤ部に当接可能な一対の端子支持部を設けたことを特徴する。ここで、前記水平方向とはハウジングの幅方向をいう。
このような構成とすれば、端子収容空間に挿入された導電端子は、そのサヤ部に当接可能な複数の端子支持部で保持されるので、ハウジング内における治具挿入経路の狭隘化を回避しつつ、端子収容空間に挿入された導電端子を安定保持することができる。従って、ハウジング成形用金型において治具挿入経路を成形する部品の薄肉化が抑制され、金型部品の変形や損傷を防止することができる。また、治具挿入経路を広く確保することにより、当該治具挿入経路に挿入されるランス解除治具の薄肉化が抑制され、ランス解除治具の強度低下も回避することができる。
ここで、前記端子係止部を前記サヤ部の軸心側に突出した状態で形成することが望ましい。
このような構成とすれば、導電端子の端子係止部は、サヤ部の内側(サヤ部の軸心側)に向かって突出した状態となり、導電端子のサヤ部より外側(サヤ部の軸心から離れる方向)に突出する部分をなくすことができるので、治具挿入経路を広く確保することが可能となる。従って、ハウジング成形用金型において治具挿入経路を成形する部品の変形・損傷を防止するとともに、ランス解除治具の強度低下を回避する上で有効である。
また、前記弾性支持部を、前記ハウジング内を区画して前記端子収容空間を形成する隔壁に設けることが望ましい。
このような構成とすれば、電気コネクタの小型化、低背化を図る上で有効である。
一方、前記治具挿入経路内に、当該治具挿入経路に挿入される解除治具からの挿入圧力を受けたとき前記ランスを前記導電端子から離れる方向へ変位させる圧力伝達部を設けることができる。
このような構成とすれば、解除治具を治具挿入経路に挿入することにより、ランスを導電端子から離すことが可能となるので、ランス解除操作が容易となる。
この場合、前記圧力伝達部として、前記解除治具の挿入方向に向かうにつれて前記端子収容空間の軸心に接近する方向に傾斜した圧力伝達面を設けることができる。
このような構成とすれば、解除治具の挿入圧力を有効にランス解除に利用することができるので、ランス解除の操作性が向上する。また、ランス及び弾性支持部の強度を高めることができる。
本発明により、ハウジング成形用金型部品の変形や損傷を防止し、ランス解除治具の強度低下も回避することができる電気コネクタを提供することができる。
本発明の実施形態である電気コネクタを示す斜視図である。 図1中の矢線A方向から見た正面図である。 図2中のB−B線における断面斜視図である。 図2中のC−C線における断面斜視図である。 図2中のC−C線における断面図である。 本発明の実施形態である電気コネクタに解除治具を挿入した状態を示す断面斜視図である。 本発明の実施形態である電気コネクタに解除治具を挿入する状態を示す断面図である。 本発明の実施形態である電気コネクタに解除治具を挿入した状態を示す断面図である。 本発明の実施形態である電気コネクタに挿入された解除治具でランス解除した状態を示す断面図である。 本発明のその他の実施形態である電気コネクタに解除治具を挿入した状態を示す断面図である。 図10に示す電気コネクタに挿入された解除治具でランス解除した状態を示す断面図である。 従来の電気コネクタを示す断面斜視図である。 図12に示す電気コネクタを矢線B方向から見た断面図である。 図13に示す電気コネクタに挿入された解除治具でランス解除した状態を示す断面図である。
以下、図1〜図9に基づいて、本発明の実施形態である電気コネクタ100について説明する。図1〜図5に示すように、電気コネク100は、絶縁材料で形成されたハウジング10と、ハウジング10内に互いに平行をなす状態で複数設けられた筒形状の端子収容空間11にそれぞれハウジング10の背面から正面に向かって矢線X方向に沿って挿入された導電端子20と、を備えている。
図3に示すように、導電端子20は、その挿入方向(矢線X方向)の先端側に設けられた四角筒形状のサヤ部21と、挿入方向の基端側に設けられた芯線圧着部22と、を有し、電気信号を通すためのケーブル23の被覆から露出させた芯線(図示せず)を芯線圧着部22で圧着固定することにより、ケーブル23と導電端子20とが電気的に接続されている。導電端子20のサヤ部21の挿入方向の先端側には、サヤ部21の軸心21c側(軸心21cに接近する方向)に突出した状態で端子係止部24が形成されている。
ハウジング10内には、端子収容空間11の軸心11cに向かって突出し、導電端子20の端子係止部24に係合・離脱可能なランス12と、ランス12を軸心11cから離れる方向に弾性変位可能に支える弾性支持部13と、ハウジング10の正面からランス12に向かい導電端子20の端子係止部24側の領域に沿って解除治具40を挿入可能な治具挿入経路14と、が設けられている。弾性支持部13は、ハウジング10内を区画して端子収容空間11を形成する隔壁16に設けられている。
図3,図5に示すように、ハウジング10の背面にある端子収容空間11の背面開口端11bから導電端子20を差し込み、そのまま矢線X方向に沿って押し込めば、導電端子20の端子係止部24と、端子収容空間11内に突出したランス12とが互いに押し合ってランス12を支える弾性支持部13が湾曲することにより、ランス12が軸心11cから離れる方向へ変位しながら擦れ違い、端子係止部24がランス12の前方(ハウジング10の正面側)に嵌まり込んだ瞬間に、弾性支持部13の弾性復元力でランス12が元の位置に戻る。これにより、ランス12と端子係止部24とは軸心11c方向に対向した状態となるので、導電端子20に離脱方向の力(矢線Xと反対向きの力)が加わっても抜けないように端子収容空間11内に係止される。
また、図3〜図6に示すように、ハウジング10の端子収容空間11内において、治具挿入経路14に挿入される解除治具30を挟んで水平方向(矢線H方向)に対向する位置に、導電端子20のサヤ部21に当接可能な一対の端子支持部15,15が設けられている。前述したように、導電端子20が端子収容空間11内に挿入されたとき、導電端子20のサヤ部21の先端上縁部21aが一対の端子支持部15,15によって保持される。なお、水平方向(矢線H方向)とは、ハウジング10の幅方向、即ち、図2に示す電気コネクタ100の正面において複数の治具挿入経路14が左右に隣り合う方向をいう。
図3に示すように、導電端子20の端子係止部24は、サヤ部21の内側に向かって突出した状態(サヤ部21の軸心21c側に凹んだ状態)に形成され、導電端子20のサヤ部21より外側(サヤ部21の軸心21cから離れる方向)に突出する部分は突片25以外にない状態となるため、治具挿入経路14を広く確保することができる。
従って、ハウジング10の成形用金型(図示せず)において、治具挿入経路14を成形する金型部品(図示せず)の薄肉化を抑制することができ、当該金型部品の変形や損傷を防止することができる。また、治具挿入経路14の狭隘化を抑制することができるので、後述するように、ランス12の解除治具30の強度低下も回避することができる。
電気コネクタ100において接続不良などの不具合が発生した場合、ハウジング10から端子金具20を取り外し、補修したり、新たな端子金具20と交換したりされている。この場合、端子収容空間11に挿入された導電端子20の端子係止部24とランス12との係合を解除する必要があるため、図6,図7に示すような解除治具30が使用されている。解除治具30は、四角柱状の基端部30bと、その一方の端部に延設された平板状の挿入部30aと、を有している。
図6,図7に示すように、ハウジング10の正面にある端子収容空間11の正面開口端11aに隣接する治具挿入経路14の開口部からハウジング10の背面に向かって解除治具30の挿入部30aを差し込み、図8に示すように、挿入部30aの先端部をランス12の正面側に当接させる。
この後、図9に示すように、解除治具30の基端部30bが軸心11c側に近づくように傾けると、梃子の原理により、導電端子20の先端上端部21aを支点として、基端部30bと反対方向に動く挿入部30aで弾性支持部13の一部が押し上げられて上方に湾曲し、ランス12が端子係止部24から離隔するので、この状態で、導電端子20を挿入方向と逆方向(矢線Y方向)に引っ張れば、端子収容区間11の背面開口端11bから導電端子20を取り出すことができる。
前述したように、電気コネクタ100のハウジング10においては、治具挿入経路14を広く確保することができるので、ハウジング10の成形用金型(図示せず)において、治具挿入経路14を成形する金型部品(図示せず)の薄肉化を抑制することができ、当該金型部品の変形や損傷を防止することができる。また、治具挿入経路14を比較的広く確保できるので、解除治具30の挿入部30aの薄肉化が抑制され、解除治具30の強度低下を回避することができる。
また、ハウジング10の端子収容空間11において、ランス12を軸心11cに対して離隔・接近可能に支える弾性支持部14を、ハウジング10内を区画して端子収容空間11を形成する隔壁16に設けているため、電気コネクタ100の小型化、低背化を図る上で有効である。
さらに、ハウジング10内において治具挿入経路14に挿入される解除治具30を挟んで水平方向(矢線H方向)に対向する位置に、導電端子20のサヤ部21の先端上縁部21aに当接可能な一対の端子支持部15,15を設けているため、ハウジング10内における治具挿入経路14の狭隘化を回避しつつ、端子収容空間11に挿入された導電端子20を安定保持することができる。
次に、図10,図11に基づいて、本発明のその他の実施形態である電気コネクタ200について説明する。なお、図10,図11に示す電気コネクタ200の構成部分において、図1〜図9に示す電気コネクタ100の構成部分と同じ形状、機能を有する部分については図1〜図9中の符号と同符号を付して説明を省略する。
図10に示すように、電気コネクタ200においては、治具挿入経路14内に、治具挿入経路14に挿入される解除治具30からの挿入圧力を受けたときランス12を導電端子20から離れる方向へ変位させる圧力伝達部である圧力伝達面17が設けられている。圧力伝達面17は、解除治具30の挿入方向に向かうにつれて端子収容空間11の軸心11cに接近する方向に傾斜している。
このような構成とすれば、図11に示すように、解除治具30の挿入部30aを治具挿入経路14に挿入したとき、挿入部30aの先端が圧力伝達面17に当接してランス12を押し上げるように作用し、ランス12が導電端子20の端子係止部24から離隔するので、ランス12の解除操作が容易となる。また、圧力伝達面17は解除治具30の挿入圧力を有効にランス12の解除作用に変換することができるので、ランス12の解除操作性が向上する。具体的には、本発明の実施形態である電気コネクタ100の解除操作のように解除治具30の基端部30bを軸心11c側に近づくよう傾ける必要がない。
さらに、圧力伝達面17を設けたことにより、ランス12における弾性支持部13付近のコーナ部が鈍角化するので、応力集中が回避され、ランス12及び弾性支持部13の強度を高めることができる。その他の部分の構造、機能などについては前述した電気コネクタ100と同様である。
なお、図1〜図12に基づいて説明した電気コネクタ100,200は、本発明を例示するものであり、本発明の電気コネクタは前述した電気コネクタ100,200に限定されない。
本発明の電気コネクタは、回路基板とワイヤハーネスとの電気的接続として、電子・電気機器産業や自動車産業などの各種産業分野において広く利用することができる。
10 ハウジング
11 端子収容空間
11a 正面開口端
11b 背面開口端
11c,21c 軸心
12 ランス
13 弾性支持部
14 治具挿入経路
15 端子支持部
16 隔壁
17 圧力伝達面
20 導電端子
21 サヤ部
21a 先端上縁部
22 芯線圧着部
23 ケーブル
24 端子係止部
25 突片
30 解除治具
30a 挿入部
30b 基端部
100,200 電気コネクタ

Claims (4)

  1. 絶縁材料で形成されたハウジングと、前記ハウジング内に設けられた筒形状の端子収容空間に前記ハウジングの背面から正面に向かって挿入された導電端子と、を備え、
    前記導電端子は、その挿入方向の先端側に設けられた筒形状のサヤ部と、前記サヤ部に形成された外側に突出する部分のない状態の端子係止部と、を有し、
    前記ハウジング内に、前記端子収容空間の軸心に向かって突出し、前記導電端子の端子係止部に係合・離脱可能なランスと、前記ランスを前記軸心から離れる方向に弾性変位可能に支える弾性支持部と、前記ハウジングの正面から前記ランスに向かい前記導電端子の前記端子係止部側の領域に沿って且つ前記弾性支持部と前記サヤ部との間に解除治具をその先端部を前記ランスの正面側に当接するまで挿入可能な治具挿入経路と、を設け、
    前記弾性支持部を、前記ハウジング内を区画して前記端子収容空間を形成する隔壁に設け、
    前記治具挿入経路に挿入される解除治具を挟んで水平方向に対向する位置に、前記導電端子のサヤ部に当接可能な一対の端子支持部を設けた電気コネクタ。
  2. 前記端子係止部を前記サヤ部の軸心側に突出した状態で形成した請求項1記載の電気コネクタ。
  3. 前記治具挿入経路内に、当該治具挿入経路に挿入される解除治具からの挿入圧力を受けたとき前記ランスを前記導電端子から離れる方向へ変位させる圧力伝達部を設けた請求項1または2記載の電気コネクタ。
  4. 前記圧力伝達部が、前記解除治具の挿入方向に向かうにつれて前記端子収容空間の軸心に接近する方向に傾斜した圧力伝達面である請求項記載の電気コネクタ。
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