JP5704350B2 - 電気接続箱 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車等に搭載される電気接続箱に係り、特に箱体に対して別体の取付体が回動操作で組み付けられてコネクタ接続される電気接続箱に関するものである。
自動車等に搭載される電気接続箱において、例えば特開2008−172889号公報(特許文献1)に記載のような、ECU等の電子制御ユニットを別体の取付体として、この取付体を電気接続箱の箱体に対して着脱可能にしたものが知られている。このような電気接続箱によれば、電子制御ユニットを別体構造とすることによって、電子制御ユニットの交換や変更を容易に行うことができる等の利点がある。
ところで、特許文献1に記載の電気接続箱は、取付体の端部に設けられた回動部が、箱体のケースに設けられた支持部で支持されて、取付体が箱体に対して回動可能に組み付けられる。そして、取付体が回動されることによって、箱体に設けられた本体側コネクタと、取付体に設けられた取付体側コネクタが相互に接続されるようになっている。
このような電気接続箱において、取付体は、回動部が箱体のケースの支持部で支持されることにより、支持部でケースに対して位置決めされている。一方、箱体に設けられる本体側コネクタは、ケースにおいて支持部と反対側で、支持部から離れて位置されている。それ故、取付体の取付体側コネクタを本体側コネクタに精度良く位置合わせすることが困難であった。
そこで、本出願人は、特開2010−200503号公報(特許文献2)において、取付部における取付体側コネクタの近傍にガイドピンを設けると共に、箱体のケースにおいて本体側コネクタの近傍に、該ガイドピンをコネクタ接続方向に案内する案内溝を設けた電気接続箱を提案した。このようにすれば、ガイドピンを案内溝に挿入することによって取付体をコネクタの近辺でケースに対して位置決めすることができて、取付体側コネクタと本体側コネクタをより精度良く位置合わせすることができる。しかし、特許文献2に記載の電気接続箱においては、取付部側にもガイドピンを設ける特別な加工が必要になると共に、箱体側に案内溝を形成することから、箱体の大型化を招くという問題があった。
特開2008−172889号公報 特開2010−200503号公報
本発明は、上述の事情を背景に為されたものであって、その解決課題は、箱体に対して取付体が回動されて、箱体に設けられた本体側コネクタと取付体に設けられた取付体側コネクタが接続される電気接続箱において、取付体側に特別な加工を要することなく、本体側コネクタと取付体側コネクタとの接続をより容易に且つ精度良く行うことのできる、新規な構造の電気接続箱を提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明者が特許文献1や特許文献2等に記載の従来構造に従う電気接続箱について検討したところ、従来構造の電気接続箱においては、箱体に設けられる本体側コネクタが、箱体のケースに対して位置決めされていないことが、本体側コネクタと取付体側コネクタの接続を困難にする大きな原因の1つであることを発見した。即ち、取付体を箱体のケースに幾ら精度良く位置決めしても、ケースに対して本体側コネクタが精度良く位置決めされていなければ、取付体側コネクタを本体側コネクタに精度良く位置決めするには限界があったのであり、本発明は、このような新たな発見に基づいてなされたものである。
すなわち、本発明の第一の態様は、箱体を形成するケース内に回路基板が収容されていると共に、該回路基板に設けられた本体側コネクタが、前記ケースに貫設された開口穴を通じて前記ケースの取付面上に突設されている一方、前記箱体と別体の取付体が、その端部に設けられた回動部が前記ケースにおいて前記本体側コネクタと反対側に設けられた支持部で支持されて回動されることにより、前記取付体に設けられた取付体側コネクタが前記本体側コネクタと接続されるようになっている電気接続箱において、前記ケースと前記本体型コネクタの一方に凸部が形成されていると共に、他方に該凸部が嵌合される凹部が形成されており、これら凸部と凹部によって前記本体側コネクタを前記ケースに対して直接に位置決めする位置決め手段が構成されていることを特徴とする。
本発明に従う構造とされた電気接続箱によれば、位置決め手段を設けたことによって、本体側コネクタが箱体のケースに対して直接に位置決めされる。「直接に」とは、他部材を介することなく本体側コネクタがケースに位置決めされることを言う。これにより、本体側コネクタをケースに対して精度良く位置決めすることができて、ケースに組み付けられる取付体を、本体側コネクタにより精度良く位置合わせすることができる。その結果、取付体に設けられた取付体側コネクタと本体側コネクタとをより容易かつ確実に接続することができる。
また、箱体の外形状を異ならせたり、取付体側に特別の加工を要することなく、コネクタの接続精度を向上することができる。なお、位置決め手段としては、本体側コネクタと前記ケースの間に設けられる凸部と凹部による凹凸嵌合や、それらの一方に設けられた突起の他方に設けられた貫通穴への挿通係合等公知の構造が採用可能である。
なお、本発明の上記第一の態様に係る電気接続箱においては、前記ケースと前記本体側コネクタの一方に凸部が形成されていると共に、他方に該凸部が嵌合される凹部が形成されており、これら凸部と凹部によって前記位置決め手段が構成されている態様が採用されている。
本態様によれば、凹凸嵌合により、簡易な構造と容易な組み付け作業で、本体側コネクタをケースに位置決めすることができる。
本発明の第二の態様は、前記第一の態様に係る電気接続箱において、前記本体側コネクタが、前記取付体の回動軸に対して平行に延びる長手形状とされていると共に、前記位置決め手段が、前記本体側コネクタの長手方向の両端部に設けられているものである。
本態様によれば、長手形状の本体側コネクタを長手方向の両端部でケースに対して位置決めすることによって、安定的により精度良く位置決めすることができる。
本発明の第の態様は、前記第一又は第二の態様に係る電気接続箱において、前記本体側コネクタが前記回路基板にボルト固定されていると共に、前記本体側コネクタに設けられたボルト孔と同軸上に前記凸部又は前記凹部が形成されているものである。
本態様によれば、本体側コネクタにおけるボルト孔形成部位を利用して位置決め手段を形成することにより、本体側コネクタの過度の大型化を招くことなく位置決め手段を形成することができる。
本発明によれば、位置決め手段を設けたことによって、本体側コネクタが箱体のケースに対して他部材を介することなく直接に位置決めされる。これにより、本体側コネクタをケースに対して精度良く位置決めすることができて、ケースに組み付けられる取付体を、本体側コネクタにより精度良く位置合わせすることができる。その結果、取付体に設けられた取付体側コネクタと本体側コネクタとをより容易かつ確実に接続することができる。
本発明の一実施形態としての電気接続箱を示す斜視図。 電気接続箱箱体の平面図。 図2におけるIII−III断面の要部拡大図。 電気接続箱箱体の分解斜視図。 図4におけるV−V断面の要部拡大図。 図1に示した電気接続箱の組立途中状態を示す斜視図。 図1に示した電気接続箱の平面図。 図7におけるVIII−VIII断面の要部拡大図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
先ず、図1〜9に、本発明の一実施形態としての電気接続箱10を示す。電気接続箱10は、図1に示すように、箱体12と、箱体12とは別体の取付体14を含んで構成されている。箱体12は、アッパケース20とロアケース22により形成されており、それらの内部に回路基板18が収容されている。なお、以下の説明において、上方とは、図1中の上方、下方とは、図1中の下方を言うものとする。
アッパケース20は、合成樹脂から形成された一体成形品とされており、下方に開口する略矩形の箱体形状とされている。図2や図4に示すように、アッパケース20の上面には取付面24が形成されており、取付面24の一方の端部には、開口穴26が貫設されている。また、アッパケース20の下面27には、開口穴26の長手方向両端部から下方に向かって突出する一対の凸部28,28が形成されている。凸部28は、円筒形状を有しており、その外形寸法は後述する本体側コネクタ40に設けられた凹部52と凹凸嵌合可能なように、凹部52より僅かに小さく形成されている。また、取付面24において、開口穴26が設けられた端部と長手方向に(図2中、左右方向)対向する他方の端部には、一対の支持部30,30が設けられている。
一方、ロアケース22は、合成樹脂から形成された一体成形品とされている。ロアケース22は、図4に示すように、略矩形の板形状とされた底壁32の外周縁部に、上方に突出する周壁34が形成された、上方に開口する略箱体形状とされている。
回路基板18は、図4に示すように、矩形の板形状を有している。回路基板18の中央部分には、例えばリレー36等の各種電気部品が適宜に設けられている。回路基板18の一辺の外周部分38aには、上方に突出する長手形状の本体側コネクタ40が、外周部分38aに沿って配設されている。本体側コネクタ40は、図2に示すように、取付体14と電気的に接続するための棒状の雄端子42と、略矩形筒状に形成されて雄端子42を囲む合成樹脂製のコネクタハウジング44を含んで構成されている。また、図4〜5に示すように、本体側コネクタ40は、その長手方向両端部において回路基板18にボルト46で固定されている。すなわち、本体側コネクタ40は、本体側コネクタ40に設けられたボルト固定部48のボルト孔50に、回路基板18の下面側からボルト46を螺合することにより固定されている。また、ボルト孔50の上端部は、アッパケース20の下面27に設けられた凸部28と同軸上に形成されていると共に、凸部28と凹凸嵌合可能なように、凸部28より僅かに大きい寸法で以って開口される凹部52とされている。
また、図4に示すように、外周部分38aと直交する一辺の外周部分38bには、側方接続型コネクタ54aが配設されている。側方接続型コネクタ54aは、合成樹脂から形成されて電気接続箱10の側方に開口するコネクタ収容部材56に、複数の基板端子58が挿通された構造とされている。そして、コネクタ収容部材56から回路基板18側の外方に突出された基板端子58の端部が、回路基板18に向けてL字形状に屈曲されて、回路基板18に半田付けされることにより、回路基板18に形成された図示しないプリント配線と接続されるようになっている。
さらに、回路基板18において、外周部分38aの対辺となる外周部分38cには、ヒューズモジュール60が設けられている。ヒューズモジュール60には、複数のヒューズ装着部62が、上下方向で2段に積層して、ヒューズモジュール60の長手方向に並列して形成されている。なお、ヒューズモジュール60にはカバー部材64が組み付けられるようになっており、ヒューズ装着部62の開口部がカバー部材64で覆われて、ヒューズ装着部62内が保護されるようになっている。
更にまた、回路基板18において、外周部分38bの対辺となる外周部分38dには、側壁部材66が配設されている。側壁部材66は、合成樹脂からなる長手形状の一体成形品とされている。側壁部材66には、回路基板18の外側に向けて開口する矩形の凹形状とされた2つのコネクタ収容部68,68が長手方向に隣接して形成されている。これらコネクタ収容部68,68には、前記側方接続型コネクタ54aと同様に、L字形状に屈曲された複数の基板端子58が挿通されており、側方接続型コネクタ54b,54cをそれぞれ構成している。
このように構成された回路基板18が、アッパケース20とロアケース22の間に収容されることにより、箱体12が構成されている。また、図2に示すように、取付面24に開口された開口穴26を通じて、回路基板18に設けられた本体側コネクタ40が、取付面24上に突設されている。図3に示すように、アッパケース20の下面27に設けられた凸部28と、その凸部28と同軸上に形成されている本体側コネクタ40のボルト孔50上の凹部52が凹凸嵌合されることから、本体側コネクタ40がアッパケース20に対して直接に位置決めされる。すなわち、凸部28と凹部52による凹凸嵌合により位置決め手段が構成されている。
一方、取付体14は、ECU等の車両の電子制御ユニットであり、箱体12に取り付けられ電気接続されることで、箱体12から電源供給を受け、また、箱体12内に実装されているリレー等の電子部品の制御を行う。なお、本発明における電気接続箱10とは、ジャンクションブロックやヒューズボックス、リレーボックス等を含む。
図6〜図7に示すように、取付体14は、合成樹脂から形成されたハウジング70の内部に回路基板72が収容された構造とされている。ハウジング70は、一方の開口する略矩形箱体形状のアッパケース74およびロアケース76が、互いの開口部分を他方で覆蓋した状態で重ね合されて、互いにロック部78でロック固定された中空箱体構造とされている。そして、ハウジング70の上面80および下面82は、箱体12の取付面24よりも一回り小さな矩形状とされており、取付体14の箱体12への取付状態において、ハウジング70の下面82が取付面24への重ね合わせ面とされている。
ハウジング70内に収容された回路基板72には、箱体12の回路基板に設けられた本体側コネクタ40と接続する取付体側コネクタ84が設けられている。取付体側コネクタ84は、ハウジング70の一方の側縁部86a(図7中左側)に沿って延在しており、ハウジング70の下面82が箱体12の取付面24に平行となるように対向させた状態で、本体側コネクタ40と対向する位置において、本体側コネクタ40に向かって突設されている(図8参照)。ハウジング70において、側縁部86aの対辺となる側縁部86b(図7中右側)には、両端部分に一対の回動部88,88が外方に向かって突設されている。なお、回動部88,88は、取付体側コネクタ84から離隔する方向に延出する支持脚90,90を介して側縁部86bに一体的に連結されている。また、回動部88,88は略楕円形断面で取付体側コネクタ84の長手方向(図7中上下方向)に所定幅で延出している。
上述の如き構造とされた箱体12と取付体14の組み付けは、例えば特許文献2(特開2010−200503)に示されるような公知の手法を用いて行う。すなわち、先ず、図6に示すように、取付体14の下面82を箱体12の取付面24と対向させた向きで、回動部88,88を、アッパケース20の支持部30の収容空所92,92に挿入する(図8参照)。これにより、回動部88,88と支持部30によりヒンジが形成される。ここにおいて、本体側コネクタ40と取付体側コネクタ84は、その長手方向が取付体14の回動軸となる回動部88,88の延出方向(図7中の上下方向)に対して平行に延在している。そして、回動部88,88を回転中心として取付体14を回動させることによって、取付体14の下面82をアッパケース20の取付面24に接近させる。また、取付体14の回動操作において、取付体14は、回動部88,88による回動動作と共に、回動部88,88が収容空所92の奥方に次第に挿入されつつ上方(図8中、上方)に移動するスライド動作を伴って、スムーズな回動操作が実現される。
このように、取付体14の端部に設けられた回動部88,88が、アッパケース20の本体側コネクタ40と反対側に設けられた支持部30,30で支持されて回動されることにより、取付体14が取付面24に重ね合わされることとなる。その結果、取付体14に設けられた取付体側コネクタ84が、取付面24に突出された本体側コネクタ40の内部に挿し入れられて、本体側コネクタ40内に配設された雄端子42が取付体側コネクタ84内に配設された雌端子94と接続される。これにより、箱体12の回路基板18と取付体14の回路基板72が電気的に接続されるようになっている。そして、取付体14において回動部88,88と反対の端縁部側に設けられたロックアーム96とアッパケース20に設けられたロック98が係合することによって、取付体14が箱体12に固定されて、組み付けが完了する。なお、取付体14の側面には、コネクタ装着部100が設けられており、これらコネクタ装着部100や、箱体12に設けられた側方接続型コネクタ54a〜cに対して、図示しないコネクタが接続されるようになっている。
上述の如き構造の本実施形態の電気接続箱10によれば、アッパケース20の下面27に設けられた凸部28と、その凸部28と同軸上に形成されている本体側コネクタ40のボルト孔50上の凹部52が凹凸嵌合されることから、本体側コネクタ40がアッパケース20に対して直接に位置決めされる。一方、取付体側コネクタ84を備える取付体14も、回動部88,88においてアッパケース20の支持部30,30に直接位置決めされている。即ち、本体側コネクタ40および取付体側コネクタ84の何れもがアッパケース20に直接位置決めされているのである。これにより、本体側コネクタ40をアッパケース20に対して精度良く位置決めすることができて、アッパケース20に位置決めされて組み付けられる取付体14を、本体側コネクタ40により精度良く位置合わせすることができる。その結果、取付体14に設けられた取付体側コネクタ84と本体側コネクタ40とをより容易かつ確実に接続することができるのである。
それ故、従来構造の如き箱体12と取付体14の外面に案内溝やガイドピンを設ける等の特別の加工を要することなく、取付体側コネクタ84と本体側コネクタ40の接続精度向上を実現できる。また、組付作業者がガイドピンを案内溝に挿し入れる等の作業も不要となることから、組付作業性の向上も図ることができる。
さらに、長手形状の本体側コネクタ40を長手方向の両端部でアッパケース20に対して位置決めしてやることにより、安定的により精度良く位置決めすることができる。加えて、凹凸嵌合を採用することにより、簡易な構造と容易な組み付け作業で、本体側コネクタ40をケースに位置決めすることが可能となったのである。
また、本体側コネクタ40におけるボルト固定部48を利用してその上部に凹部52を設け、アッパケース20の下面27に設けられた凸部28との凹凸嵌合によって位置決め手段を形成することにより、本体側コネクタ40の過度の大型化を招くことなく位置決め手段を形成することができたのである。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、かかる実施形態における具体的な記載によって、本発明は、何等限定されるものでない。例えば、本発明の位置決め手段は、本体側コネクタ40を箱体12を構成するアッパケース20やロアケース22に対して直接位置決めされるものであれば何れでもよく、本実施形態で採用した凹部52と凸部28による凹凸嵌合の他、突起と貫通穴への挿通係合等、公知の構造が採用可能である。なお、箱体12がアッパケース20とロアケース22のように複数のケースの組み合わせからなる場合には、取付体14が位置決めされる側のケースに対して、本体側コネクタ40の位置決めがされることが望ましい。
また、新たに開口穴26の周縁部から下方に向かって延出する筒状部を設け、この筒状部を本体側コネクタ40のコネクタハウジング44よりも僅かに大きく形成することにより、筒状部とコネクタハウジング44の凹凸嵌合により位置決め手段を構成してもよい。或いはまた、上記筒状部を複数の独立した突片で構成すると共に突片の先端部には係合突起を形成し、コネクタハウジング44のその係合突起を収容する位置に収容凹所を設けることにより、係合による位置決め手段を構成してもよい。
さらに、本実施形態では、位置決め手段を構成する一対の凸部28,28と一対の凹部52,52は、本体側コネクタ40の長手方向と平行な位置に設けられていたが、勿論平行な位置に限定するものではなく、また一対 (2個) 以上設けてもよい。
なお、本発明の位置決め手段に加えて、従来構造に如き本体側コネクタ40の近傍にガイドピンを設け、箱体12に設けた案内溝に挿し入れる構造を併せて採用することも勿論可能である。これにより、より一層の本体側コネクタ40と取付体側コネクタ84の位置決め精度の向上を図ることができる。
10:電気接続箱、12:箱体、14:取付体、16:アッパケース(ケース)、18:回路基板、24:取付面、26:開口穴、28:凸部、30:支持部、40:本体側コネクタ、50:ボルト孔、52:凹部、84:取付体側コネクタ、88:回動部

Claims (3)

  1. 箱体を形成するケース内に回路基板が収容されていると共に、該回路基板に設けられた本体側コネクタが、前記ケースに貫設された開口穴を通じて前記ケースの取付面上に突設されている一方、
    前記箱体と別体の取付体が、その端部に設けられた回動部が前記ケースにおいて前記本体側コネクタと反対側に設けられた支持部で支持されて回動されることにより、前記取付体に設けられた取付体側コネクタが前記本体側コネクタと接続されるようになっている電気接続箱において、
    前記ケースと前記本体型コネクタの一方に凸部が形成されていると共に、他方に該凸部が嵌合される凹部が形成されており、これら凸部と凹部によって前記本体側コネクタを前記ケースに対して直接に位置決めする位置決め手段が構成されている
    ことを特徴とする電気接続箱。
  2. 前記本体側コネクタが、前記取付体の回動軸に対して平行に延びる長手形状とされていると共に、前記位置決め手段が、前記本体側コネクタの長手方向の両端部に設けられている
    請求項1に記載の電気接続箱。
  3. 前記本体側コネクタが前記回路基板にボルト固定されていると共に、前記本体側コネクタに設けられたボルト孔と同軸上に前記凸部又は前記凹部が形成されている
    請求項1又は2に記載の電気接続箱。
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