JP5633120B2 - 車両用ドアフレーム - Google Patents
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Description
同構成によれば、前記ウェザーストリップ保持部は、板材にて断面一定に成形される前記フレーム部材に設けられるため、例えばロール成形による該フレーム部材の製造に合わせて前記ウェザーストリップ保持部を形成することができ、製造工数を低減することができる。
同構成によれば、前記ウェザーストリップ保持部の一部は、樹脂製の前記ガーニッシュに設けられるため、例えばインジェクション成形又は押出成形による該ガーニッシュの成形に合わせて前記ウェザーストリップ保持部の一部を形成することができ、製造工数を低減することができる。
請求項8に記載の発明は、請求項2〜4のいずれか一項に記載の車両用ドアフレームにおいて、前記ガラスラン収納部は、前記第1部材に形成されており、前記第1部材は、前記車外側壁よりも車内側に位置する前記ガラスラン収納部における凹形状の底面部である第1底面部を有し、前記結合手段は、前記第1部材に形成され、前記第1底面部から車両ドア外側方向に突設された掛止凸部と、前記第2部材に形成され、前記第1底面部から車両ドア内側に延在する前記車外側壁の車両内側端部及び前記掛止凸部にそれぞれ掛止される第1掛止部及び第2掛止部とを備え、前記車両内側端部に前記第1掛止部を引っ掛けた状態で該第1掛止部を支点に前記第1部材に対し前記第2部材が相対回動され、前記掛止凸部に前記第2掛止部が引っ掛けられて前記第1部材及び前記第2部材を結合することを要旨とする。
図1は、本実施形態に係る車両用ドアフレームが適用される車両ドアの上部構造を車両幅方向外側(車外側)から見た側面図であり、図2(a)(b)は、図1のA−A線及びB−B線に沿った断面図である。
(1)本実施形態では、樹脂製のガーニッシュ23により立柱部5aの車外側の意匠部が形成されることで、例えば車両高さ方向に変位するに従いその幅を徐変するなど、その成形は任意である。そして、第1フレーム部材11や第2フレーム部材21をトリムする必要がないことから、歩留まりを向上することができる。また、板材からなるこれら第1及び第2フレーム部材11,21の結合にあたって、ヘミング加工接合を採用する必要もないことから、製造工程を簡素化することができる。
・図4に示すように、第1フレーム部材11に、車外側壁11aの断面形状におけるその突出方向に相反する方向(外側)に突設された掛止凸部41を形成し、装飾部材16(17)に、本体壁11b(第1底面部)から内側に延在する車外側壁11aの車両内側端部及び掛止凸部41にそれぞれ掛止される第1掛止部42及び第2掛止部43を形成してもよい。すなわち、掛止凸部41は、車外側壁11aの外側端に連続して外側に折り重ねられた状態で突出して本体壁11bに連続する。一方、第1掛止部42は、ガーニッシュ23(27)に形成され車外側壁11aの車両内側端部が嵌入可能な略U字溝状であって、第2掛止部43は、フレーム部材21(26)の車外側壁21a及び接合壁21d間に形成され掛止凸部41に掛止可能な略V字形状である。車外側壁11aの車両内側端部及び掛止凸部41並びに第1掛止部42及び第2掛止部43は結合手段を構成する。このように変形することで、前記実施形態の(1)(2)(4)〜(7)と同様の効果に加えて、以下の効果が得られるようになる。すなわち、第1フレーム部材11及び装飾部材16(17)は、車外側壁11aの車両内側端部に第1掛止部42を引っ掛けた状態で該第1掛止部42を支点に第1フレーム部材11に対し装飾部材16(17)を図示時計回転方向に回動させ、この回動途中で第2掛止部43が掛止凸部41を一旦乗り越えるべく第2フレーム部材21を弾性変形させることにより、掛止凸部41に第2掛止部43を引っ掛けることで結合できるため、結合工程をより簡素化することができる。また、第1フレーム部材11及び装飾部材16(17)を締結具(リベット、ボルト−ナットなど)にて締結する場合のようにこれら第1フレーム部材11及び装飾部材16(17)(例えばガラスラン収納部15及びウェザーストリップ保持部22)に締結用の穴開けをする必要もないことから、防錆性を向上することができる。
(イ)請求項1〜8のいずれか一項に記載の車両用ドアフレームにおいて、
前記第1部材は、閉断面形状を有して曲げ加工され前記窓枠の上縁部及び立柱部の骨格をなす1本のフレーム部材であることを特徴とする車両用ドアフレーム。同構成によれば、前記上縁部及び前記立柱部の骨格は、1本のフレーム部材で構成されるため、例えば前記上縁部及び前記立柱部の各骨格を個別のフレーム部材で構成する場合のように、両フレーム部材を接合するための各種工程が不要となり、その分、製造工数を削減することができる。また、前記フレーム部材が閉断面形状を有することで、該フレーム部材の素材を曲げ加工して前記フレーム部材を成形する際の断面形状の変形を抑制することができ、製品としての信頼性を向上することができる。
前記ガラスラン収納部の一部は、前記ガーニッシュに設けられていることを特徴とする車両用ドアフレーム。同構成によれば、前記ガラスラン収納部の一部は、前記ガーニッシュに設けられていることで、例えば前記ガラスラン収納部の全体を前記フレーム部材に設ける場合に比べて該フレーム部材の断面形状をより単純化することができ、その曲げ加工時における当該断面形状の変形を更に抑制することができる。
Claims (8)
- ガラスラン収納部を備え、車両ドアの窓枠を形成する車両用ドアフレームにおいて、
板材にて断面一定に成形され、前記窓枠の骨格をなす第1部材と、
板材にて断面一定に成形されるフレーム部材、及び該フレーム部材の車外側壁を埋設して前記窓枠の車外側の意匠部を形成する樹脂製のガーニッシュを有し、ウェザーストリップ保持部を形成する第2部材と、
前記第1部材及び前記第2部材を結合する結合手段とを備え、
前記フレーム部材の車外側壁は、該車外側壁における先端、車外側の面、及び車内側の面が覆われるように前記ガーニッシュ内に埋設されるとともに、該ガーニッシュは、前記フレーム部材と一体成形されており、
前記ウェザーストリップ保持部は、ウェザーストリップを保持し、
前記ウェザーストリップは、前記ガーニッシュにおける車内側の面に対して車内側から液密的に接触するリップ部を有し、
前記ガーニッシュにおける車内側の面は、車両ドア外側から車両ドア内側へ前記リップ部を越えて前記ウェザーストリップ保持部まで延びることを特徴とする車両用ドアフレーム。 - 請求項1に記載の車両用ドアフレームにおいて、
前記ウェザーストリップ保持部は、車両ドア外側に開口する凹形状であり、
前記ガラスラン収納部は、ガラスランを収容し、かつ車両ドア内側に開口する凹形状であり、前記ウェザーストリップ保持部に対して車両ドア内側に併設されることを特徴とする車両用ドアフレーム。 - 請求項2に記載の車両用ドアフレームにおいて、
前記ウェザーストリップ保持部は、前記フレーム部材に設けられていることを特徴とする車両用ドアフレーム。 - 請求項2に記載の車両用ドアフレームにおいて、
前記ウェザーストリップ保持部の一部は、前記ガーニッシュに設けられていることを特徴とする車両用ドアフレーム。 - 請求項2〜4のいずれか一項に記載の車両用ドアフレームにおいて、
前記第1部材は、前記車外側壁よりも車内側に位置する前記ガラスラン収納部における凹形状の底面部である第1底面部を有し、
前記第2部材は、前記車外側壁よりも車内側に位置する前記ウェザーストリップ保持部における凹形状の底面部である第2底面部を有し、
前記結合手段は、前記第1底面部と前記第2底面部とを結合することを特徴とする車両用ドアフレーム。 - 請求項5に記載の車両用ドアフレームにおいて、
前記結合手段は、
前記ガラスラン収納部の前記第1底面部を貫通する、第1開口部及び該第1開口部よりも拡幅されて前記第1開口部に連通する第2開口部を有する取付孔と、
前記ウェザーストリップ保持部の前記第2底面部に設けられ、前記第1開口部に挿入可能な基端部及び該基端部の先端に接続され前記第2開口部を貫通可能であって前記第1開口部を貫通不能な先端係止部を有する係止突部とを備え、
前記第2開口部に前記先端係止部を貫通させた状態で、前記第2開口部に挿入された前記基端部が前記第1開口部に移動されて、前記先端係止部及び前記第2底面部にて前記第1底面部を挟持することで前記第1部材と前記第2部材とを結合することを特徴とする車両用ドアフレーム。 - 請求項5に記載の車両用ドアフレームにおいて、
前記結合手段は、前記第1底面部にて前記第2底面部を結合する締結具であり、
前記締結具が前記第1部材と前記第2部材とを結合することを特徴とする車両用ドアフレーム。 - 請求項2〜4のいずれか一項に記載の車両用ドアフレームにおいて、
前記ガラスラン収納部は、前記第1部材に形成されており、
前記第1部材は、前記車外側壁よりも車内側に位置する前記ガラスラン収納部における凹形状の底面部である第1底面部を有し、
前記結合手段は、
前記第1部材に形成され、前記第1底面部から車両ドア外側方向に突設された掛止凸部と、
前記第2部材に形成され、前記第1底面部から車両ドア内側に延在する前記車外側壁の車両内側端部及び前記掛止凸部にそれぞれ掛止される第1掛止部及び第2掛止部とを備え、
前記車両内側端部に前記第1掛止部を引っ掛けた状態で該第1掛止部を支点に前記第1部材に対し前記第2部材が相対回動され、前記掛止凸部に前記第2掛止部が引っ掛けられて前記第1部材及び前記第2部材を結合することを特徴とする車両用ドアフレーム。
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