JP5604930B2 - 車両用情報表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用情報表示装置に関するものである。
車両においては、ナビゲーション用等の表示画面を利用して、運転者に動画等のコンテンツを提供することが提案されている。特許文献1には、走行中においては音声のみを提供する一方、停車中にはハイライトシーンを表示画面に表示させることが提案されている。また、特許文献2には、早送り動画映像を表示画面に表示させることが提案されている。
特開2010−11312号公報 特開2005−293168号公報
停車中に動画を含むコンテンツを表示画面に表示させることは、運転中の楽しみを増大させたり各種の情報を入手する等の点では好ましい一方、コンテンツの提供中は前方状況を把握するという意識が薄くなってしまうことになる。このため、前方状況の認識が希薄のまま、停車状態から発進してしまうことになりかねないものとなる。
本発明は以上のような事情を勘案してなされたもので、その目的は、停車中に表示画面に動画を含むコンテンツを表示する場合に、前方状況の認識を高めた状態で発進できるようにした車両用情報表示装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明にあっては次のような第1の解決手法を採択してある。すなわち、特許請求の範囲における請求項1に記載のように、
車両が停止状態であることを判定する停止判定手段と、
無線通信を介して外部の基地局から入手した動画を含むコンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、
運転者に目視可能な位置に設けられ、前記停止判定手段によって車両が停止状態であることが判定されたとき、前記コンテンツ記憶手段に記憶されている前記コンテンツを表示する表示手段と、
車両の進路上に設置されている信号機の表示状態に関する情報を取得する信号機情報取得手段と、
前記信号機情報取得手段で取得された情報に基づいて今後の停車時間を予測して、残り停車時間が第1所定時間未満のときに、前記表示手段での前記コンテンツの表示を中止させる表示制御手段と、
車両進行方向の映像を撮影する撮影手段と、
を備え、
前記表示制御手段は、残り停車時間が前記第1所定時間未満のときに、前記表示手段に、前記コンテンツの表示に代えて前記撮影手段で撮影された前方映像を表示させる一方、前方映像の表示から第2所定時間経過した後または運転者が前方状況を認識したと判定されたときに、前記表示手段への前方映像の表示を終了させると共に前方映像および前記コンテンツ以外の情報を表示する、
ようにしてある。上記解決手法によれば、運転者は、停車中に、表示画面に表示される基地局から入手した動画を含むコンテンツを楽しんだり、各種の情報を入手することができる。また、信号機が発進可能表示状態に切替えられる時間の第1所定時間前になると、表示画面へのコンテンツの表示が中止されるので、運転者は、表示画面から視線を外して、発進に備えて前方状況を十分確認するようになり、前方状況を十分に認識した上で発進を行うことになる。勿論、信号機が発進可能表示状態に切替えられる第1所定時間前にコンテンツの表示が中止されることは、発進可能状態になることの前触れであるということを運転者は明確に認識して、発進に備えて前方への注意を強く意識するようになる。
また、発進の第1所定時間前には、表示画面に前方映像が表示されるので、運転者は表示画面に視線を向けた状態でも前方状況を確認することができ、発進前に前方状況を運転者により十分に認識させる上で好ましいものとなる。さらに、表示画面に表示される前方映像を通して前方状況の確認を行わせた後は、視線を前方へ戻すことを促す上で好ましいものとなる。
前記目的を達成するため、本発明にあっては次のような第2の解決手法を採択してある。すなわち、特許請求の範囲における請求項に記載のように、
車両進行方向の映像を撮影する撮影手段と、
車両が停止状態であることを判定する停止判定手段と、
無線通信を介して外部の基地局から入手した動画を含むコンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、
運転者に目視可能な位置に設けられ、前記停止判定手段によって車両が停止状態であることが判定されたとき、前記コンテンツ記憶手段に記憶されている前記コンテンツを表示する表示手段と、
車両の進路上に設置されている信号機の表示状態に関する情報を取得する信号機情報取得手段と、
前記信号機情報取得手段で取得された情報に基づいて今後の停車時間を予測して、残り停車時間が第1所定時間未満のときに、前記表示手段に前記コンテンツの表示と重畳して前記撮影手段で撮影された前方映像を表示する表示制御手段と、
を備え、
前記表示制御手段は、前方映像の表示から第2所定時間経過した後または運転者が前方状況を認識したと判定されたときに、前記表示手段への前方映像の表示を終了させると共に前方映像および前記コンテンツ以外の情報を表示する、
ようにしてある。上記解決手法によれば、運転者は、停車中に、表示画面に表示される動画を含むコンテンツを楽しんだり、各種の情報を入手することができる。また、信号機が発進可能表示状態に切替えられる時間の第1所定時間前には、表示画面にはコンテンツの他に前方映像が重畳して表示されるので、運転者は、表示画面を見た状態でも前方状況を確認できることになり、前方状況を十分に認識した上で発進を行うことになる。勿論、信号機が発進可能表示状態に切替えられる第1所定時間前にコンテンツに重畳して前方映像が表示されることは、発進可能状態になることの前触れであるということを運転者は明確に認識して、発進に備えて前方への注意を強く意識するようになる。さらに、表示画面に表示される前方映像を通して前方状況の確認を行わせた後は、視線を前方へ戻すことを促す上で好ましいものとなる。
上記解決手法を前提とした好ましい態様は、特許請求の範囲における請求項以下に記載のとおりである。すなわち、
前記撮影手段の焦点距離が、前方停止車両が無しのときは有りのときに比して広角映像となるように変更される、ようにしてある(請求項対応)。この場合、前方停止車両が有るときは前方車両を強く認識させる一方、前方車両が存在しないときは前方状況を広く認識させて、安全に発進させる上でより好ましいものとなる。
前記表示制御手段は、前方映像中の歩行者または2輪車の少なくとも一方を強調表示して前記表示手段に表示させる、ようにしてある(請求項対応)。この場合、危険物である歩行者あるいは二輪車を強く認識させることができる。
車両の後側方を撮影する後側撮影手段を備え、
前記表示制御手段は、ウインカが作動されたとき、前記表示手段に、前記後側撮影手段で撮影された左右の後側方のうちウインカが示す方向に対応した後側方の映像を前方映像に重畳させて表示させる、
ようにしてある(請求項対応)。この場合、曲がろうとする方向に対応した後側方の状況を明確に認識させて、発進したときに旋回内側に存在する危険物を巻き込んでしまうような事態を防止する上で好ましいものとなる。
本発明によれば、停車中に表示画面に動画を含むコンテンツを表示する場合に、前方状況の認識を高めた状態で発進でき、安全上好ましいものとなる。
本発明が適用された車両の一例を示す側面図 本発明による制御系統例をブロック図的に示す図。 表示画面にコンテンツが表示された例を示す図。 表示画面に前方車両が拡大して表示された例を示す図。 表示画面に前方状況が広角状態で表示された例を示す図。 図5の例において、歩行者を強調表示した例を示す図。 図6の例において、左後側方の映像を重畳表示した例を示す図。 図3のコンテンツの表示に前方映像を重畳して表示した例を示す図。 表示画面にナビゲーション用地図を表示した例を示す図。 本発明の制御例を示すフローチャート。
図1において、車両Vは、後述するコントローラUの他、前方を撮影する前方撮影手段としての前方カメラ1と、前方の障害物を検出するレーダ2と、後側方を撮影する後撮影手段としての左右一対の後側方カメラ3を有する(右側の後側方カメラは図示されない)。前方カメラ1は、焦点距離が変更(調整)可能とされて、焦点距離の変更によってズーム映像や広角映像を撮影可能となっている。レーダ2は、前方障害物としての歩行者や二輪車等の危険物を検出するためのものであるが、レーダ2に代えて前方カメラ1で撮影された映像からソフト的な処理によって危険物を抽出するようにすることもできる。
車両Vは、後述するような制御を行うマイクロコンピュータを利用して構成されたコントローラUを有する。このコントローラUには、上記カメラ1,3、レーダ2で取得された情報や後述するその他の情報が入力されて、表示画面5に表示する表示内容を適宜変更する。表示画面4は、例えばインストルメントパネルの中央部位置等の運転者から目視し易い位置に設けられている。実施形態では、表示画面4は、ナビゲーション用の表示画面とされているが、フロントウインドガラスの前方に映像を映し出すウインドシールドモニタや、インストルメントパネル等に設けた空調やオーディオ操作用の操作部を表示するためのモニタであってもよい。
車両Vは、無線通信手段4、5を有している。この無線通信手段4を介して、交通管制用の基地局K1と無線通信可能とされている。また、無線通信手段5を介して、動画を含むコンテンツの配信先となるコンテンツ用基地局K2と無線通信可能とされている。基地局K1は、個々の信号機の表示状態の切替時間に関する情報を配信しており(いわゆるDSSS機能)、これにより、車両Vは、その進行方向にある信号機がどの時刻タイミングでその表示状態が切替えられるかの情報を取得可能となっている。例えば、現在停車している直前の信号機が停止表示状態(赤信号状態)から、発進可能となる通過可能表示状態(青信号状態)に切替わる時刻が入手可能となっている。また、基地局K2は、動画を含む各種コンテンツを配信するもので、コンテンツとしては、映画、スポーツ、ドラマ等の娯楽趣向のものや、ニュース、交通情報、天気情報、地図情報、近辺の各種施設情報等の各種情報を配信可能となっている。コントローラUは、配信を受けたコンテンツを記憶手段に一時的に記憶して、停車中であることを条件として、コンテンツを表示画面4に表示する。なお、コンテンツは、基地局K2から配信されたものに限らず、運転者が持ち込んだDVD等の各種記憶媒体に記憶されているコンテンツであってもよい。
図2は、本発明による制御系統例を示すものである。この図2において、コントローラUには、前述したカメラ1、3、レーダ2、無線通信手段4,5からの情報が入力される他、無線LAN10を介して、車速センサ11からの車速信号、ブレーキセンサ12からのブレーキ操作信号、ウインカ(方向指示器)センサ13からのウインカ作動信号が入力される。
無線通信手段5を利用して取得される信号機情報は、信号サイクル情報受信部21において、車両Vの進行方向にある信号機についてのみ、その表示状態の切替時刻が選択的に入手されて、停車予定時間算出処理部21に出力される。この停車予定時間算出処理部21は、停車判定部23で停車判定されたとき、次に発進するまでの残り時間つまり今回停車している停車時間を算出する。算出された停車時間は、後述する表示処理部24に出力される。また、無線通信手段6を利用して取得される動画を含むコンテンツは、記憶部25に入力されて、一時的に記憶される。この記憶部25に記憶されているコンテンツは、前方映像表示処理部24に出力される。そして、前方映像表示処理部24の出力は、表示画面4の表示内容を制御する表示制御処理部26に入力される。
一方、前方カメラ1で取得された前方状況を示す映像、および後側方カメラ3で取得された後側方を状況を示す映像は、それぞれ前方映像作成処理部31に入力される。また、レーダ2で取得された情報は、障害物検出部32に入力されて、前方車両の他、歩行者や二輪車等の危険物が抽出され、この抽出された危険物の情報が前方映像作成処理部31に入力される。障害物検出部32で前方車両が抽出されると、前方車両検出処理部33を介して、前方カメラ1の焦点距離処理部34に入力される。焦点距離処理部34は、前方障害物検出部32によって前方車両が抽出されているときは、前方カメラ1の焦点距離を長くしてズーム映像を取得する状態とし、前方車両が抽出されていないときは、前方カメラ1の焦点距離を短くして広角映像を取得する状態とする。前方映像作成処理部31からの出力は、前方映像表示処理部24に入力される。
次に、前方映像表示処理部24,前方映像作成処理部31,表示制御処理部26で行う各種の機能について説明する。まず、前方映像表示処理部24は、停車予定時間算出処理部22で算出された停車時間に対応したコンテンツを、記憶部25の中から選択する(例えば停車時間が30秒ならば、30秒以内のコンテンツを選択する)。
前方映像作成処理部31は、前方車両が存在するときは、前方車両のズーム映像を前方映像表示処理部24に出力する一方、前方車両が存在しないときは、前方状況の広角映像を前方映像表示処理部24に出力する。また、前方映像作成処理部31は、前方状況の広角映像中に歩行者が存在するときは、歩行者を強調表示した前方状況の広角映像を前方映像表示処理部24に出力する。さらに、前方映像作成処理部31は、ウインカが作動されたときは、ウインカ作動方向に対応した後側方の映像を前方状況の広角映像中に重畳して、前方映像表示処理部24に出力する。
表示制御処理部26は、停車判定部23、発進判定部27からの出力をも受けるようになっている。この表示制御処理部26は、停車判定部23によって停車中であると判定されているとき、停車残り時間が第1所定時間(例えば3〜5秒)になるまでは、コンテンツを表示画面4に表示させる。停車残り時間が上記第1所定時間未満になると、表示画面4での表示を、コンテンツの表示に代えて、前方映像表示処理部24で処理された前方映像を表示する。
表示画面4に表示される映像例について、図3〜図9を参照しつつ説明する。まず、図3は、停車中でかつ停車残り時間が第1所定時間以上のときの表示例で、このときは、記憶部25で記憶されているコンテンツの中から選択されたコンテンツが表示画面4に表示される(図3ではドラマ中の2人の人間N1、N2が表示されている)。
図4〜図8は、停車中であるが、停車残り時間が第1所定時間未満のときの表示例を示す。まず、図4は、車両Vの前方に、信号待ちのために2台の前方車両VX1、VX2が前後に離間して存在するときを示す。この場合、前方車両VX1、VX2は、ズーム映像として表示される。
図5は、前方車両が存在しない場合の表示例で、前方状況が広角映像でもって表示され、これにより、広い範囲に渡って前方状況を運転者は認識することができる。図6は、前方状況は図5の場合と同じであるが、危険物としての歩行者H1〜H3を、方形の枠で囲んで強調表示するようにしてある。
図7は、前方状況が図6の場合と同じであるが、ウインカを左折方向に作動させた場合を示す。すなわち、表示画面4の左下隅に、ウインカの作動方向に対応した左側の後側方の映像が、前方状況を示す映像と重畳して表示される(図7の例では、後側方映像として二輪車Zが表示されている状態が示される)。なお、図示を略すが、ウインカを右折方向に作動させたときは、右側の後側方の映像が、表示画面4の右下隅に重畳表示される。曲がる方向に対応した後側方(つまり旋回内側となる後側方)の映像を表示することにより、発進の際に旋回内側に存在する二輪車等を巻き込んでしまう事態を防止する上で好ましいものとなる。
図8は、停車残り時間が第1所定時間未満であるが、コンテンツの表示を行うと共に、コンテンツの表示と重畳させて前方状況の映像を表示するようにしたものである。この場合、コンテンツを楽しむ等しつつ、前方状況の把握を行うことができる。なお、実施形態では、図4〜図8のような表示の表示開始から第2所定時間(例えば3秒で、第1所定時間以下の時間)が経過した後、あるいは発進に備えてブレーキペダルが開放操作されたことが検出されたときは、運転者が十分に前方状況を認識した状態となっているということで、図4〜図8のような表示を中止するようにしてある。
図9は、停車が終了して、発進した後の表示画面4への表示例を示し、実施形態では表示画面4がナビゲーション用とされている関係上、地図表示されるようになっている。なお、表示画面4が例えば空調やオーディオ用の操作部を表示するような場合は、発進後は、この空調やオーディオ操作用の画面が表示されることになる。
図10は、コントローラUによる制御内容を示すフローチャートであり、以下このフローチャートについて説明する。なお、以下の説明でSはステップを示す。まず、S1において、信号機情報(信号表示状態が切替わる時刻に関する情報)が取得される。この後、S2において、現在停車中であることが確認されると(S2の判別がYESのとき)、S3において、停車予定時間TSが算出される。この停車時間TSは、車両Vの直前の信号機が、赤表示状態から青表示状態へと切替わる予定時刻TBから現在時刻tを差し引くことにより算出される。なお、現在時刻tは、時間の経過と共に徐々に変化するので、停車予定時間TSは停車が継続するにつれて徐々に小さい値に変化(更新)される。
S3の後、S4において、停車予定時間TSの間に再生して適切なコンテンツが取得(選択)され、S5において、取得されたコンテンツが再生される。S5の後、S6において、停車予定時間TSが第1所定時間α(例えば5秒)未満となったか否かが判別される。このS6の判別でNOのときは、S5に戻って、コンテンツの再生が継続して行われる。
S6の判別でYESのときは、S7において、前方車両が存在するか否かが判別される。このS7の判別でYESのときは、S8において、前方カメラ1で取得する映像がズーム映像とされる。そして、S9において、ズーム映像とされた前方状況の映像が表示される(図4に示すような表示)。この後、S10において、ブレーキペダルが開放されたか、あるいは前方映像の表示開始から第2所定時間β(例えば3秒)経過したか否かが判別される。この判別でNOときはS9に戻る。また、S10の判別でYESのときは、S11に移行して、表示画面4に通常の表示(実施形態では表示画面4がナビゲーション用であるため、図9に示すような地図表示)に切替えられる。
前記S7の判別でNOのときは、S12において、前方カメラ1で取得する映像が広角映像に切替えられる。この後、S13において、前方に歩行者が存在するか否かが判別される。このS13の判別でYESのときは、S14において、歩行者が強調表示される(図6に示すような表示)。このS14の後、あるいはS13の判別でNOのときは、それぞれ、S15において、ウインカが作動しているか否かが判別される。このS15の判別でYESのときは、S16において、ウインカ作動方向に対応した後側方の映像が表示される(図7に示すような表示)。S16の後、あるいはSS15の判別でNOのときは、それぞれ、S9に移行して、前方映像が表示される(状況に応じて、図6あるいは図7に示すような表示がなされる)。
以上実施形態について説明したが、本発明は、実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載された範囲において適宜の変更が可能であり、例えば次のような場合をも含むものである。図8で説明したように、停車中でかつ停車残り時間が第1所定時間α未満になったときは、コンテンツの表示に重畳して前方映像を表示するようにしてもよい。前方車両の有無にかかわらず、前方カメラ1の焦点距離を常時一定のままとしてもよい。図10のS4でのコンテンツの取得は、駐車予定時間TSに応じて基地局K2からの配信で得るようにして、記憶部25は配信されたコンテンツのみを一時的に記憶しておくだけのものとしてもよい(バッファ機能)。停車中でかつ停車残り時間が第1所定時間α未満になったときは、コンテンツの表示を中止すると共に前方映像を表示しないようにしてもよく(ナビゲーション用地図表示等の通常の表示態様へ復帰させる)、この場合、実際に発進が検出されるまでは表示画面4に何も表示させないようにして、運転者の意識を前方へ向けさせるようにしてもよい。強調表示は、歩行者のみならず二輪車についても行うようにしてもよく、また二輪車のみを強調表示するようにしてもよい。再生されるコンテンツを、1回の停車では再生しきれない長時間ものとして、停車の度に続きを再生するようにしてもよい。勿論、本発明の目的は、明記されたものに限らず、実質的に好ましいあるいは利点として表現されたものを提供することをも暗黙的に含むものである。
本発明は、車両に搭載された表示画面を利用した情報表示装置として好適である。
V:車両
K1:基地局(信号機情報配信用)
K2:基地局(コンテンツ配信用)
U:コントローラ
1:前方カメラ
2:前方レーダ
3:後側方カメラ
4:モニタ(表示画面)
5,6:無線通信手段
11:車速センサ
12:ブレーキセンサ
13:方向指示器センサ

Claims (5)

  1. 車両が停止状態であることを判定する停止判定手段と、
    無線通信を介して外部の基地局から入手した動画を含むコンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、
    運転者に目視可能な位置に設けられ、前記停止判定手段によって車両が停止状態であることが判定されたとき、前記コンテンツ記憶手段に記憶されている前記コンテンツを表示する表示手段と、
    車両の進路上に設置されている信号機の表示状態に関する情報を取得する信号機情報取得手段と、
    前記信号機情報取得手段で取得された情報に基づいて今後の停車時間を予測して、残り停車時間が第1所定時間未満のときに、前記表示手段での前記コンテンツの表示を中止させる表示制御手段と、
    車両進行方向の映像を撮影する撮影手段と、
    を備え、
    前記表示制御手段は、残り停車時間が前記第1所定時間未満のときに、前記表示手段に、前記コンテンツの表示に代えて前記撮影手段で撮影された前方映像を表示させる一方、前方映像の表示から第2所定時間経過した後または運転者が前方状況を認識したと判定されたときに、前記表示手段への前方映像の表示を終了させると共に前方映像および前記コンテンツ以外の情報を表示する、
    ことを特徴とする車両用情報表示装置。
  2. 車両進行方向の映像を撮影する撮影手段と、
    車両が停止状態であることを判定する停止判定手段と、
    無線通信を介して外部の基地局から入手した動画を含むコンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、
    運転者に目視可能な位置に設けられ、前記停止判定手段によって車両が停止状態であることが判定されたとき、前記コンテンツ記憶手段に記憶されている前記コンテンツを表示する表示手段と、
    車両の進路上に設置されている信号機の表示状態に関する情報を取得する信号機情報取得手段と、
    前記信号機情報取得手段で取得された情報に基づいて今後の停車時間を予測して、残り停車時間が第1所定時間未満のときに、前記表示手段に前記コンテンツの表示と重畳して前記撮影手段で撮影された前方映像を表示する表示制御手段と、
    を備え、
    前記表示制御手段は、前方映像の表示から第2所定時間経過した後または運転者が前方状況を認識したと判定されたときに、前記表示手段への前方映像の表示を終了させると共に前方映像および前記コンテンツ以外の情報を表示する、
    ことを特徴とする車両用情報表示装置。
  3. 請求項または請求項において、
    前記撮影手段の焦点距離が、前方停止車両が無しのときは有りのときに比して広角映像となるように変更される、ことを特徴とする車両用情報表示装置。
  4. 請求項または請求項において、
    前記表示制御手段は、前方映像中の歩行者または2輪車の少なくとも一方を強調表示して前記表示手段に表示させる、ことを特徴とする車両用情報表示装置。
  5. 請求項または請求項において、
    車両の後側方を撮影する後側撮影手段を備え、
    前記表示制御手段は、ウインカが作動されたとき、前記表示手段に、前記後側撮影手段で撮影された左右の後側方のうちウインカが示す方向に対応した後側方の映像を前方映像に重畳させて表示させる、
    ことを特徴とする車両用情報表示装置。
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