JP6319173B2 - 車両の規制速度表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、交通標識に表示されている規制速度を車両の乗員(主として、運転者)に対して表示する「車両の規制速度表示装置」に関する。
道路には、その道路を走行する車両に対する規制速度に関する情報を表示する交通標識(道路標識)が設置されている。特許文献1には、この交通標識に表示されている規制速度を表示する車両の規制速度表示装置が記載されている。この装置(以下、「従来装置」と称呼する。)は、車両に搭載されたカメラにより撮影された車両前方の風景の画像のデータに基づいて画像中の交通標識を認識し、その認識した交通標識を、車両の運転者が視認可能な位置に設けられたディスプレイに表示するようになっている。
特開2010−205160号公報
ところで、例えば、規制速度が40km/hである道路を走行していた車両が「60km/hの規制速度を表示している交通標識」を通過した後にその車両が一旦停止し、その後、後進を始め、その車両の後進中に「前記60km/hの規制速度を表示している交通標識」の横を通過した後は、その車両は規制速度が40km/hの道路を後進している。
このときに、車両の後進中に「前記60km/hの規制速度を表示している交通標識」がカメラによって撮影されたからといって、60km/hを表示器に表示してしまうと、表示器は誤った規制速度を表示していることになる。即ち、本来、40km/hの規制速度が表示器に表示されるべきであるにもかかわらず、60km/hの規制速度が表示器に表示されてしまう。
本発明は、上述した課題に対処するためになされたものである。即ち、本発明の目的の1つは、車両の後進中に誤った規制速度が表示される可能性が低減された「車両の規制速度表示装置」を提供することにある。
本発明に係る「車両の規制速度表示装置(以下、「本発明装置」と称呼する。)」は、車両を前進させる状態と、前記車両を後進させる状態と、を切り替えるための切替手段を備えた車両に搭載される。
本発明装置は、
前記車両が走行している道路の規制速度に関する情報を表示するための表示器と、
前記車両の進行方向の風景を撮影して同風景の画像データを取得する画像取得装置と、
前記画像取得装置及び前記表示器に接続された処理部と、
を備えている。
前記処理部は、前記撮影された風景中の交通標識に表示されている規制速度を前記画像データに基づいて検出する。
そして、前記処理部は、前記切替手段の作動状態が前記車両を前進させる状態にあるときには、前記検出された規制速度を前記表示器に表示させるように構成されている。一方、前記処理部は、前記切替手段の作動状態が前記車両を後進させる状態にあるときには、前記検出された規制速度の前記表示器による表示を停止させるように構成されている。
これによれば、車両が後進する状態にある場合、規制速度表示装置は、規制速度を表示しない。このため、車両の後進中に誤った規制速度が規制速度表示装置により表示される可能性を低減することができる。
ところで、車両が後進した後に前進する場合において、車両の後進中に規制速度が検出されなかったとき、その車両が前進を開始する時点でその車両に適用される規制速度は、その車両が後進を開始する時点でその車両に適用されていた規制速度である可能性が高い。
そこで、本発明装置においては、前記処理部は、前記規制速度を記憶する記憶部を含む。そして、前記処理部は、前記規制速度を新たに検出する毎に前記記憶部に記憶されている規制速度を前記新たに検出された規制速度に置き換えて同記憶部に記憶させるように構成されている更に、前記処理部は、前記切替手段の作動状態が前記車両を後進させる状態にある間に前記規制速度を新たに検出しなかった場合、その後、前記切替手段の作動状態が前記車両を後進させる状態から前記車両を前進させる状態に切り替えられたとき、前記記憶部に記憶されている規制速度を前記表示器に表示させるように構成されている
これによれば、車両が後進後に前進を開始した時点で規制速度表示装置に適切な規制速度を表示できる可能性が高くなる。
一方、車両の後進中にその車両が交通標識の横を通過し、その後、規制速度が検出された場合、前記記憶部に記憶されている規制速度は、後進しながら交通標識の横を通過した後の車両に適用されるべき規制速度ではない可能性が高い。
そこで、本発明装置においては、前記処理部は、前記切替手段の作動状態が前記車両を後進させる状態にある間に前記規制速度を新たに検出した場合、その後、前記切替手段の作動状態が前記車両を後進させる状態から前記車両を前進させる状態に切り替えられたときであっても、前記新たに検出した規制速度を前記表示器に表示させないように構成されている
これによれば、車両が後進しながら交通標識の横を通過した後に車両が前進した場合において、誤った規制速度が規制速度表示装置に表示される可能性を低減することができる。
本発明の他の目的、他の特徴及び付随する利点は、以下の図面を参照しつつ記述される本発明の各実施形態についての説明から容易に理解されるであろう。
図1は、本発明の実施形態に係る車両の規制速度表示装置の概略構成図である。 図2は、図1に示したカメラにより撮影される画像(撮影画像)を示した図である。 図3の(A)は標準交通標識を示し、(B)は補助標識付き交通標識を示している。 図4は、図1に示した処理部(CPU)が実行するルーチンを示したフローチャートである。 図5は、図1に示した処理部(CPU)が実行するルーチンを示したフローチャートである。 図6は、図1に示した処理部(CPU)が実行するルーチンを示したフローチャートである。 図7は、図1に示した処理部(CPU)が実行するルーチンを示したフローチャートである。 図8は、図1に示した処理部(CPU)が実行するルーチンを示したフローチャートである。 図9は、図1に示した規制速度表示装置による規制速度の表示等を説明するための図である。 図10は、図1に示した規制速度表示装置による規制速度の表示等を説明するための図である。 図11は、図1に示した規制速度表示装置による規制速度の表示等を説明するための図である。 図12は、図1に示した規制速度表示装置による規制速度の表示等を説明するための図である。 図13は、図1に示した規制速度表示装置による規制速度の表示等を説明するための図である。 図14は、図1に示した処理部(CPU)が実行するルーチンを示したフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る「車両の規制速度表示装置」について説明する。
<構成>
図1は、本発明の実施形態に係る規制速度表示装置(以下、「実施装置」と称呼する。)10の概略構成を示している。本実施装置10は、車両(自動車、自車両)に搭載される。本実施装置10は、カメラ(画像取得装置)11、処理部12及びディスプレイ(表示器)13を含んでいる。
カメラ11は、車体前部のインナーリアビューミラー(所謂、ルームミラー)のステイ等に固定されている。カメラ11の光軸は、カメラ11が車体に固定された状態において、車体前後方向(車両進行方向)に一致している。従って、カメラ11は、図2に示したように、車両進行方向(車両前方)の風景を撮影することにより同風景の画像(画像データ)60を取得することができるようになっている。カメラ11は、処理部12から撮影指示を受信すると、車両前方の風景を撮影する。カメラ11は、例えば、CCDカメラである。
道路周辺(道路の脇及び道路の上方等)には、図3に示した「車両に対する最高規制速度(以下、単に「規制速度」と称呼する。)を表示した交通標識51及び52等」が設置されている。図3の(A)に示した交通標識51は、その交通標識51に表示されている規制速度(標準規制速度)が適用される条件を表示した補助標識を備えていない交通標識(標準交通標識)である。一方、図3の(B)に示した交通標識52は、その交通標識52に表示されている規制速度(補助規制速度)が適用される条件を表示する補助標識52aを備えている交通標識(補助標識付き交通標識)である。この「適用される条件」には、例えば、天気、車種及び時間帯等の条件が含まれる。
処理部12は、RAM(記憶部)、ROM及びCPU等を含む周知のマイクロコンピュータを含む電子回路装置(ECU)である。処理部12は、後に詳述するように、カメラ11によって取得された画像60(画像データ、撮影画像、画像信号)を処理することにより、交通標識51又は52を検出(認識)するようになっている。
更に、処理部12は、後に詳述するように、撮影画像60中に標準交通標識51を検出した場合、その検出した標準交通標識51に表示されている規制速度を標準規制速度Vst_newとして検出(認識)し、その検出した標準規制速度Vst_newをディスプレイ13に表示させるか否かを判定するようになっている。更に、処理部12は、後に詳述するように、撮影画像60中に補助標識付き交通標識52を検出した場合にも、その検出した補助標識付き交通標識52に表示されている規制速度を補助規制速度Vsub_newとして検出(認識)し、その検出した補助規制速度Vsub_newをディスプレイ13に表示させるか否かを判定するようになっている。
ディスプレイ13は、車両の運転席から視認可能な位置(例えば、メータクラスタパネル内)に設けられている。図1に示したように、ディスプレイ13は、主要な規制速度(標準規制速度)を表示する第1表示部13aと、補助的な規制速度(補助規制速度)を表示する第2表示部13bと、を含んでいる。各表示部13a及び13bは、それぞれ、処理部12の表示指示に従って標準規制速度及び補助規制速度を表示する。
シフトレバー位置センサ20は、車両の前進走行及び後進走行を切り替えるために車両の運転者によって操作されるシフトレバー(切替手段)40のセット位置を検出し、そのセット位置を表す信号を出力するようになっている。シフトレバー位置センサ20から出力された信号は、処理部12に入力される。処理部12は、この入力された信号に基づいてシフトレバー40のセット位置を取得する。
車速センサ21は、車両の速度(車速)を検出し、その車速SPDを表す信号を出力するようになっている。車速センサ21から出力された信号は、処理部12に入力される。処理部12は、この入力された信号に基づいて車速SPDを取得する。
警報器22は、処理部12からの指示に応答して音による警報を発する。
<作動>
次に、上述したように構成された本実施装置10の作動について説明する。この作動は、実際には、本実施装置10の処理部12が備えるCPU(以下、単に「CPU」と称呼する。)が、ROMに格納されたプログラム(インストラクション)に従って次に述べる処理を実行することによって実現される。
本例においては、イグニッションスイッチがオン状態とされたとき、標準規制速度Vst及び補助規制速度VsubのデータはRAMから消去される。即ち、標準規制速度Vst及び補助規制速度Vsubのデータとして「有効でないことを示すデータ」が、それらのデータとしてRAMの所定領域に格納される。
CPUは、イグニッションスイッチがオン状態とされている場合、図4にフローチャートにより示したルーチンの処理を所定時間(例えば、0.1秒)が経過する毎に繰り返し実行するようになっている。従って、所定のタイミングになると、CPUは、図4のステップ400から処理を開始してステップ405に進み、シフトレバー位置信号フラグXshiftの値が「1」であるか否かを判定する。このフラグXshiftは、処理部12がシフトレバー位置センサ20からシフトレバー40の位置に関する信号(シフトレバー位置信号)を受信しているか否かを示すフラグであり、CPUが別途実行する図7のルーチンによって設定される。
即ち、CPUは、イグニッションスイッチがオン状態とされている場合、図7にフローチャートにより示したルーチンの処理を所定時間(例えば、0.1秒)が経過する毎に繰り返し実行するようになっている。従って、所定のタイミングになると、CPUは、図7のステップ700から処理を開始してステップ710に進み、処理部12がシフトレバー位置センサ20からシフトレバー位置信号を受信しているか否かを判定する。
処理部12がシフトレバー位置信号を受信している場合、CPUはステップ710にて「Yes」と判定してステップ720に進み、シフトレバー位置信号フラグXshiftの値を「1」に設定する。その後、CPUは、ステップ795に進み、本ルーチンを一旦終了する。
これに対し、処理部12がシフトレバー位置信号を受信していない場合、CPUはステップ710にて「No」と判定してステップ730に進み、シフトレバー位置信号フラグXshiftの値を「0」に設定する。その後、CPUは、ステップ795に進み、本ルーチンを一旦終了する。
図4のルーチンの説明に戻ると、CPUがステップ405の処理を実行する時点において上述したように設定されるシフトレバー位置信号フラグXshiftの値が「1」である場合、CPUはそのステップ405にて「Yes」と判定してステップ410に進む。
CPUは、ステップ410に進むと、シフトレバー位置信号に基づいて現在のシフトレバー40のセット位置が後進位置(車両を後進させる状態)にあるか否か(シフトがRレンジにあるか否か)を判定する。後進位置とは、車両を後進させるときに設定されるべきシフトレバー位置である。
CPUがステップ410の処理を実行する時点においてシフトレバー40のセット位置が後進位置にある場合、CPUはそのステップ410にて「Yes」と判定し、以下に述べるステップ415乃至ステップ422の処理を順に行う。
ステップ415:CPUは、「第1表示部13aにおける標準規制速度及び第2表示部13bにおける補助規制速度」の表示をそれぞれ終了させるための指示(非表示指示)を送出する。これにより、第1表示部13aに標準規制速度が表示されている場合、その標準規制速度の表示が停止し、第1表示部13aに標準規制速度が表示されていない場合、第1表示部13aに標準規制速度が表示されていない状態が継続する。一方、第2表示部13bに補助規制速度が表示されている場合、その補助規制速度の表示が停止し、第2表示部13bに補助規制速度が表示されていない場合、第2表示部13bに補助規制速度が表示されていない状態が継続する。
ステップ417:CPUは、「第1表示部13aに表示されている標準規制速度としてRAMに記憶されている標準規制速度のデータVst」を消去すると共に、「第2表示部13bに表示されている補助規制速度としてRAMに記憶されている補助規制速度のデータVsub」を消去する。即ち、標準規制速度Vst及び補助規制速度Vsubのデータとして「有効でないことを示すデータ」が、それらのデータとしてRAMの所定領域に格納される。
ステップ420:CPUは、カメラ11に撮影指示を送出してカメラ11に撮影を行わせ、カメラ11により撮影された撮影画像(画像データ)60を取得する。
ステップ422:CPUは、ステップ420にて取得された撮影画像60を周知の方法(例えば、特許文献1を参照。)により処理し、その処理された撮影画像60のデータに基づいて撮影画像60中に「規制速度を表示している交通標識51及び/又は52」が含まれているか否かを判定する。
次いで、CPUは、ステップ425に進み、ステップ422における判定結果に基づいて、撮影画像60中に「規制速度を表示している標準交通標識51」が含まれているか否かを判定する。
撮影画像60中に標準交通標識51が含まれている場合、CPUはそのステップ425にて「Yes」と判定してステップ430に進み、RAMに記憶されている「標準規制速度に関するデータ(記憶標準規制速度)Vst_m及び補助規制速度に関するデータ(記憶補助規制速度)Vsub_m」を消去する。即ち、データVst_m及びデータVsub_mとして「有効でないことを示すデータ」が、それらのデータとしてRAMの所定領域に格納される。その後、CPUは、ステップ435に進む。
尚、ステップ430において、CPUは、補助規制速度に関するデータVsub_mを消去せずに、標準規制速度に関するデータVst_mのみを消去するようにしてもよい。
一方、撮影画像60中に標準交通標識51が含まれていない場合、CPUはステップ425にて「No」と判定してステップ435に直接進む。
CPUは、ステップ435に進むと、ステップ422における判定結果に基づいて、撮影画像60中に「規制速度を表示している補助標識付き交通標識52」が含まれているか否かを判定する。
撮影画像60中に補助標識付き交通標識52が含まれている場合、CPUはステップ435にて「Yes」と判定してステップ437に進み、RAMに記憶されている「標準規制速度に関するデータVst_m及び補助規制速度に関するデータVsub_m」を消去する。即ち、データVst_m及びデータVsub_mとして「有効でないことを示すデータ」が、それらのデータとしてRAMの所定領域に格納される。その後、CPUは、ステップ495に進み、本ルーチンを一旦終了する。
尚、ステップ437において、CPUは、標準規制速度に関するデータVst_mを消去せずに、補助規制速度に関するデータVsub_mのみを消去するようにしてもよい。
一方、撮影画像60中に補助標識付き交通標識52が含まれていない場合、CPUはステップ435にて「No」と判定してステップ495に直接進み、本ルーチンを一旦終了する。
更に、CPUがステップ410の処理を実行する時点においてシフトレバー40のセット位置が後進位置にない場合(例えば、シフトレバー40のセット位置が前進位置(車両を前進させる状態)、ニュートラル位置(動力を車両の駆動輪に伝達しない状態)又はパーキング位置(車両の車輪が回転しないように車両を停止させておく状態)にある場合)、CPUはそのステップ410にて「No」と判定してステップ440に進む。
CPUは、ステップ440に進むと、図5にフローチャートにより示したルーチン(サブルーチン1)を実行する。従って、CPUは、ステップ440に進むと、図5のステップ500から処理を開始し、以下に述べるステップ505及びステップ507の処理を順に行う。
ステップ505:CPUは、カメラ11に撮影指示を送出してカメラ11に撮影を行わせ、カメラ11により撮影された撮影画像60を取得する。
ステップ507:CPUは、ステップ505にて取得された撮影画像60を周知の方法(例えば、特許文献1を参照。)により処理し、その処理された撮影画像60のデータに基づいて撮影画像60中に「規制速度を表示している交通標識51及び/又は52」が含まれているか否かを判定する。更に、CPUは、撮影画像60中に標準交通標識51が含まれていると判定した場合(CPUが撮影画像60中に標準交通標識51を認識(検出)した場合)には、その標準交通標識51に表示されている規制速度を標準規制速度Vst_newとして検出する。加えて、CPUは、撮影画像60中に補助標識付き交通標識52が含まれていると判定した場合(CPUが撮影画像60中に補助標識付き交通標識52を認識(検出)した場合)には、その補助標識付き交通標識52に表示されている規制速度を補助規制速度Vsub_newとして検出する。
次いで、CPUは、ステップ510に進み、ステップ507における判定結果に基づいて、撮影画像60中に標準交通標識51が含まれているか否かを判定する。撮影画像60中に標準交通標識51が含まれている場合、CPUはそのステップ510にて「Yes」と判定し、以下に述べるステップ515及びステップ517の処理を順に行う。
ステップ515:CPUは、ステップ507にて新たに検出された標準規制速度Vst_newを第1表示部13aに表示させるための指示(表示指示)を送出すると共に、第2表示部13bにおける補助規制速度の表示を終了させるための指示(非表示指示)を送出する。これにより、新たに検出された標準規制速度Vst_newが第1表示部13aに表示されると共に、第2表示部13bにおける補助規制速度の表示が停止される。
ステップ517:CPUは、ステップ507にて新たに検出された標準規制速度Vst_newを「第1表示部13aに表示されている標準規制速度のデータVst」としてRAMに記憶させると共に、同新たに検出された標準規制速度Vst_newを「第1表示部13aに表示させる標準規制速度のデータVst_m」としてRAMに記憶させる。更に、CPUは、RAMに記憶されている「第2表示部13bに表示されている補助規制速度のデータVsub」を消去する。即ち、データVsubとして「有効でないことを示すデータ」が、そのデータとしてRAMに格納される。その後、CPUは、ステップ520に進む。
一方、撮影画像60中に標準交通標識51が含まれていない場合、CPUはステップ510にて「No」と判定してステップ520に直接進む。この場合、第1表示部13aにおける標準規制速度の表示は変更されず、第1表示部13aにおける現在の表示が継続される。
CPUは、ステップ520に進むと、ステップ507における判定結果に基づいて、撮影画像60中に補助標識付き交通標識52が含まれているか否かを判定する。撮影画像60中に補助標識付き交通標識52が含まれている場合、CPUはそのステップ520にて「Yes」と判定し、以下に述べるステップ525及びステップ527の処理を順に行う。
ステップ525:CPUは、ステップ507にて新たに検出された補助規制速度Vsub_newを第2表示部13bに表示させるための指示(表示指示)を送出する。これにより、新たに検出された補助規制速度Vsub_newが第2表示部13bに表示される。
ステップ527:CPUは、ステップ507にて新たに検出された補助規制速度Vsub_newを「第2表示部13bに表示されている補助規制速度のデータVsub」としてRAMに記憶させると共に、同新たに検出された補助規制速度Vsub_newを「第2表示部13bに表示させる補助規制速度のデータVsub_m」としてRAMに記憶させる。その後、CPUは、ステップ595を経由して図4のルーチンに戻る。
一方、撮影画像60中に補助標識付き交通標識52が含まれていない場合、CPUはそのステップ520にて「No」と判定してステップ595に直接進み、図4のルーチンに戻る。この場合、第2表示部13bにおける補助規制速度の表示は変更されず、第2表示部13bにおける現在の表示が継続される。
図4の説明に戻ると、CPUがステップ405の処理を実行する時点においてシフトレバー位置信号フラグXshiftの値が「0」である場合(即ち、処理部12が故障等の理由によりシフトレバー位置信号を受信していない場合)、CPUはそのステップ405にて「No」と判定してステップ445に進む。
CPUは、ステップ445に進むと、図6にフローチャートにより示したルーチン(サブルーチン2)を実行する。従って、CPUは、ステップ445に進むと、図6のステップ600から処理を開始してステップ605に進み、第1表示部13aに標準規制速度が表示されているか否かを判定する。
CPUがステップ605の処理を実行する時点において第1表示部13aに標準規制速度が表示されていない場合、CPUはそのステップ605にて「No」と判定してステップ610に進み、RAMに標準規制速度のデータVst_mが記憶されているか否かを判定する。
CPUがステップ610の処理を実行する時点においてRAMに標準規制速度のデータVst_mが記憶されている場合、CPUはそのステップ610にて「Yes」と判定し、以下に述べるステップ615及びステップ620の処理を順に行う。
ステップ615:CPUは、RAMに記憶されているデータVst_mに対応する標準規制速度を第1表示部13aに表示させるための指示(表示指示)を送出する。これにより、第1表示部13aにデータVst_mに対応する標準規制速度が表示される。
ステップ620:CPUは、RAMに記憶されているデータVst_mに対応する標準規制速度を「第1表示部13aに表示されている標準規制速度のデータVst」としてRAMに記憶させる。その後、CPUは、ステップ625に進む。
これに対し、CPUがステップ610の処理を実行する時点においてRAMに標準規制速度のデータVst_mが記憶されていない場合、CPUはそのステップ610にて「No」と判定してステップ625に直接進む。この場合、第1表示部13aに標準規制速度が表示されていない状態が継続する。
尚、CPUがステップ605の処理を実行する時点において第1表示部13aに標準規制速度が表示されている場合、CPUはそのステップ605にて「Yes」と判定してステップ625に直接進む。この場合、第1表示部13aにおける標準規制速度の表示は変更されず、第1表示部13aにおける現在の表示が継続される。
CPUは、ステップ625に進むと、第2表示部13bに補助規制速度が表示されているか否かを判定する。
CPUがステップ625の処理を実行する時点において第2表示部13bに補助規制速度が表示されていない場合、CPUはそのステップ625にて「No」と判定してステップ630に進み、RAMに補助規制速度のデータVsub_mが記憶されているか否かを判定する。
CPUがステップ630の処理を実行する時点においてRAMに補助規制速度のデータVsub_mが記憶されている場合、CPUはそのステップ630にて「Yes」と判定し、以下に述べるステップ635及びステップ640の処理を順に行う。
ステップ635:CPUは、RAMに記憶されているデータVsub_mに対応する補助規制速度を第2表示部13bに表示させるための指示(表示指示)を送出する。これにより、第2表示部13bにデータVsub_mに対応する補助規制速度が表示される。
ステップ640:CPUは、RAMに記憶されているデータVsub_mに対応する補助規制速度を「第2表示部13bに表示されている補助規制速度のデータVsub」としてRAMに記憶させる。その後、CPUは、ステップ695を経由して図4のルーチンに戻る。
これに対し、CPUがステップ630の処理を実行する時点においてRAMに補助規制速度のデータVsub_mが記憶されていない場合、CPUはそのステップ630にて「No」と判定してステップ695に直接進み、図4のルーチンに戻る。この場合、第2表示部13bに補助規制速度が表示されていない状態が継続する。
尚、CPUがステップ625の処理を実行する時点において第2表示部13bに補助規制速度が表示されている場合、CPUはそのステップ625にて「Yes」と判定してステップ695に直接進み、図4のルーチンに戻る。この場合、第2表示部13bにおける補助規制速度の表示は変更されず、第2表示部13bにおける現在の表示が継続される。
更に、CPUは、イグニッションスイッチがオン状態とされている場合、図8にフローチャートにより示したルーチンの処理を所定時間(例えば、0.1秒)が経過する毎に繰り返し実行するようになっている。従って、所定のタイミングになると、CPUは、図8のステップ800から処理を開始してステップ805に進み、CPUが本ステップ805の処理を実行する時点が「シフトレバー40のセット位置が後進位置から前進位置に切り替えられた直後の時点」であるか否かを判定する。
CPUがステップ805の処理を実行する時点が「シフトレバー40のセット位置が後進位置から前進位置に切り替えられた直後の時点」ではない場合、CPUはそのステップ805にて「No」と判定してステップ895に直接進み、本ルーチンを一旦終了する。
これに対し、CPUがステップ805の処理を実行する時点が「シフトレバー40のセット位置が後進位置から前進位置に切り替えられた直後の時点」である場合、CPUはそのステップ805にて「Yes」と判定してステップ810に進む。
尚、CPUがステップ805にて「Yes」と判定した時点においては、その時点よりも前の時点においてシフトレバー40のセット位置が後進位置にセットされていたため、第1表示部13a及び第2表示部13bには、規制速度は表示されていない(図4のステップ415を参照。)。
CPUは、ステップ810に進むと、RAMに標準規制速度のデータVst_mが記憶されているか否かを判定する。
CPUがステップ810の処理を実行する時点においてRAMに標準規制速度のデータVst_mが記憶されている場合、CPUはそのステップ810にて「Yes」と判定し、以下に述べるステップ815及びステップ820の処理を順に行う。
ステップ815:CPUは、RAMに記憶されているデータVst_mに対応する標準規制速度を第1表示部13aに表示させるための指示(表示指示)を送出する。これにより、第1表示部13aにデータVst_mに対応する標準規制速度が表示される。
ステップ820:CPUは、RAMに記憶されているデータVst_mに対応する標準規制速度を「第1表示部13aに表示されている標準規制速度のデータVst」としてRAMに記憶させる。その後、CPUは、ステップ825に進む。
これに対し、CPUがステップ810の処理を実行する時点においてRAMに標準規制速度のデータVst_mが記憶されていない場合、CPUはそのステップ810にて「No」と判定してステップ825に直接進む。この場合、第1表示部13aに標準規制速度が表示されていない状態が継続する。
CPUは、ステップ825に進むと、RAMに補助規制速度のデータVsub_mが記憶されているか否かを判定する。
CPUがステップ825の処理を実行する時点においてRAMに補助規制速度のデータVsub_mが記憶されている場合、CPUはそのステップ825にて「Yes」と判定し、以下に述べるステップ830及びステップ835の処理を順に行う。
ステップ830:CPUは、RAMに記憶されているデータVsub_mに対応する補助規制速度を第2表示部13bに表示させるための指示(表示指示)を送出する。これにより、第2表示部13bにデータVsub_mに対応する補助規制速度が表示される。
ステップ835:CPUは、RAMに記憶されているデータVsub_mに対応する補助規制速度を「第2表示部13bに表示されている補助規制速度のデータVsub」としてRAMに記憶させる。その後、CPUは、ステップ895に進み、本ルーチンを一旦終了する。
これに対し、CPUがステップ825の処理を実行する時点においてRAMに補助規制速度のデータVsub_mが記憶されていない場合、CPUはそのステップ825にて「No」と判定してステップ895に直接進み、本ルーチンを一旦終了する。この場合、第2表示部13bに補助規制速度が表示されていない状態が継続する。
以上が本実施装置10の作動である。本実施装置10によれば、例えば、図9乃至図13に示した状況下にある道路を車両30が走行する場合、ディスプレイ13における規制速度の表示は、以下のように行われる。
図9に示した例においては、道路の左脇に「100km/hの標準規制速度を表示する標準交通標識51」が設置されている。尚、本例においては、車両30が交通標識51の手前を走行している時点において、第1表示部13aには「80km/hの標準規制速度」が表示されており、第2表示部13bには「60km/hの補助規制速度」が表示されている場合を仮定している。
車両30が前進して交通標識51に接近すると、その車両30のカメラ11が交通標識51を含む風景を撮影する。このとき、本実施装置10は、その交通標識51を認識(検出)し、その交通標識51が標準交通標識であると判定し且つその交通標識51に表示されている標準規制速度(=100km/h)を検出する。
そして、本実施装置10は、車両30が交通標識51の横を通過するときに交通標識51に表示されている標準規制速度(=100km/h)を第1表示部13aに表示させるための指示をディスプレイ13に送出する。
つまり、CPUは、図4のステップ405にて「Yes」と判定し、ステップ410にて「No」と判定し、図5のステップ510にて「Yes」と判定し、ステップ515の処理を行う。その結果、第1表示部13aに表示される標準規制速度が80km/hから100km/hに切り替わる。
図10及び図11に示した例においても、道路の左脇に「100km/hの標準規制速度を表示している標準交通標識51」が設置されている。本例においては、車両30が交通標識51よりも前方(交通標識51を通過した後の地点)で停止していると仮定する。更に、車両30が交通標識51よりも前方で停止している時点において、第1表示部13aには「100km/hの標準規制速度」が表示されており、第2表示部13bには「60km/hの補助規制速度」が表示されている場合を仮定している。
車両30のシフトレバー40が後進位置にセットされると、本実施装置10は、第1表示部13aにおける標準規制速度(=100km/h)の表示を終了させるための指示を送出すると共に、第2表示部13bにおける補助規制速度(=60km/h)の表示を終了させるための指示を送出する。
つまり、CPUは、図4のステップ405及びステップ410にて「Yes」と判定し、ステップ415の処理を行う。その結果、図10に示したように、第1表示部13aにおける標準規制速度の表示及び第2表示部13bにおける補助規制速度の表示がそれぞれ停止される。
その後、車両30が後進している間、第1表示部13aにおける標準規制速度の表示及び第2表示部13bにおける補助規制速度の表示は行われない。そして、車両30が交通標識51よりも手前(前方)で停止し、車両30のシフトレバー40が前進位置にセットされると、本実施装置10は、RAMに記憶されている標準規制速度及び補助規制速度のデータ(本例においては、100km/h及び60km/hのデータ)に基づいて第1表示部13a及び第2表示部13bにそれぞれ標準規制速度(=100km/h)及び補助規制速度(=60km/h)を表示させるための指示を送出する。
つまり、CPUは、図8のステップ805及びステップ810にて「Yes」と判定し、ステップ815の処理を行う。更に、CPUは、ステップ825にて「Yes」と判定し、ステップ830の処理を行う。その結果、図11に示したように、第1表示部13a及び第2表示部13bには、それぞれ、「100km/hの標準規制速度」及び「60km/hの補助規制速度」が表示される。
その後、車両30が前進する間、第1表示部13aには「100km/hの標準規制速度」が表示され続け、第2表示部13bには「60km/hの補助規制速度」が表示され続ける。
図12及び図13に示した例においても、道路の左脇に「100km/hの標準規制速度を表示する標準交通標識51」が設置されている。本例においては、車両30が交通標識51よりも前方(交通標識51を通過した後の地点)で停止していると仮定する。更に、車両30が交通標識51よりも前方で停止している時点において、第1表示部13aには「100km/hの標準規制速度」が表示されており、第2表示部13bには「60km/hの補助規制速度」が表示されている場合を仮定している。
車両30のシフトレバー40が後進位置にセットされると、本実施装置10は、「第1表示部13aにおける標準規制速度(=100km/h)の表示」及び「第2表示部13bにおける補助規制速度(=60km/h)の表示」を終了させるための指示を送出する。
つまり、CPUは、図4のステップ405及びステップ410にて「Yes」と判定し、ステップ415の処理を行う。その結果、図12に示したように、第1表示部13aにおける標準規制速度の表示及び第2表示部13bにおける補助規制速度の表示がそれぞれ停止される。
その後、車両30が後進している間、第1表示部13aにおける標準規制速度の表示及び第2表示部13bにおける補助規制速度の表示は行われない。車両30が更に後進して交通標識51の横を通過して暫くすると、その車両30のカメラ11が交通標識51を含む風景を撮影する。このとき、本実施装置10は、RAMに記憶されている「標準規制速度に関するデータ(記憶標準規制速度)Vst_m及び補助規制速度に関するデータ(記憶補助規制速度)Vsub_m」をRAMから消去する。より具体的には、「第1表示部13a用の100km/h」及び「第2表示部13b用の60km/h」のデータをRAMから消去する。
つまり、CPUは、図4のステップ425にて「Yes」と判定し、ステップ430の処理を行う。
その後、車両30が停止し、車両30のシフトレバー40が前進位置にセットされると、RAMには「標準規制速度に関するデータ(記憶標準規制速度)Vst_m及び補助規制速度に関するデータ(記憶補助規制速度)Vsub_m」の何れも記憶されていないので、図13に示したように、第1表示部13aにも第2表示部13bにも規制速度が表示されていない状態が継続する。
つまり、CPUは、図8のステップ805にて「Yes」と判定し、ステップ810にて「No」と判定する。更に、CPUは、ステップ825にて「No」と判定する。
その後、車両30が前進して交通標識51に接近すると、カメラ11によって交通標識51を含む風景が撮影されるので、本実施装置10は、交通標識51を認識(検出)し、その交通標識51に表示されている標準規制速度(=100km/h)を検出する。そして、本実施装置10は、車両30が交通標識51の横を通過するときに第1表示部13aに標準規制速度(=100km/h)を表示させるための指示を送出する。
つまり、CPUは、図4のステップ405にて「Yes」と判定し、ステップ410にて「No」と判定し、図5のステップ510にて「Yes」と判定し、ステップ515の処理を行う。その結果、図13に示したように、第1表示部13aには「100km/hの標準規制速度」が表示される。
尚、上記実施装置10は、規制速度のデータをRAMに記憶するようになっている。しかしながら、実施装置10は、カメラ11に規制速度のデータを記憶するメモリ(RAM)を設け、そのカメラ11のメモリに規制速度のデータを記憶するように構成されてもよい。この場合、前記処理部12は、ECU及びカメラ11のメモリにより構成される。
更に、処理部12のCPUは、イグニッションスイッチがオン状態とされている場合、図14にフローチャートにより示したルーチンを所定時間(例えば、0.1秒)が経過する毎に繰り返し実行するようになっている。従って、所定のタイミングになると、CPUは、図14のステップ1400から処理を開始してステップ1405に進み、車速SPD及び「第1表示部13aに表示されている標準規制速度Vst」を取得する。車速SPDは、車速センサ21から出力される信号に基づいて取得される。
次いで、CPUは、ステップ1410に進み、ステップ1405にて取得された車速SPDがステップ1405にて取得された標準規制速度Vstよりも大きいか否かを判定する。
CPUがステップ1410の処理を実行する時点において車速SPDが標準規制速度Vstよりも大きい場合、CPUはそのステップ1410にて「Yes」と判定してステップ1415に進み、警報器22を作動させるための指示を送出する。その後、CPUは、ステップ1495に進み、本ルーチンを一旦終了する。
これに対し、CPUがステップ1410の処理を実行する時点において車速SPDが標準規制速度Vst以下である場合、CPUはそのステップ1410にて「No」と判定してステップ1495に直接進み、本ルーチンを一旦終了する。
以上のルーチンによれば、車速SPDが第1表示部13aに表示されている標準規制速度Vstよりも大きくなったときに、警報器22により、車速SPDが標準規制速度Vstよりも大きくなったことを知らせる警報音が発せられる。
尚、実施装置10は、車速SPDが第1表示部13aに表示されている標準規制速度Vstよりも大きくなると、ディスプレイ13において車速SPDが標準規制速度Vstよりも大きいことを表示することにより、運転者に車速SPDが標準規制速度Vstよりも大きいことを知らせてもよい。即ち、本発明においては、音やディスプレイ13における表示を含む警報手段により、運転者に車速SPDが標準規制速度Vstよりも大きいことを知らせるように構成されてもよい。
以上説明したように、本発明の実施形態に係る規制速度表示装置10は、車両を前進させる状態と、車両を後進させる状態と、を切り替えるための切替手段(シフトレバー)40及び図示しないギアトレインを備えた車両に搭載される。
規制速度表示装置10は、表示器(ディスプレイ)13と、画像取得装置(カメラ)11と、画像取得装置11及び表示器13に接続された処理部12と、を備えている。
処理部12は、画像取得装置11によって撮影された風景中の交通標識である撮影交通標識(標準交通標識及び/又は補助標識付き交通標識)51及び/又は52に表示されている規制速度(標準規制速度及び/又は補助規制速度)を、画像取得装置11によって取得された画像データ60に基づいて検出する(図5のステップ505及びステップ507)。
そして、処理部12は、切替手段40の作動状態が車両を前進させる状態にあるとき(図4のステップ410にて「No」の判定、図5のステップ510にて「Yes」の判定)には、検出された規制速度Vst_new及び/又はVsub_newを表示器13に表示させる(図5のステップ515)。一方、処理部12は、切替手段40の作動状態が車両を後進させる状態にあるとき(図4のステップ410にて「Yes」の判定)には、検出された規制速度の表示器13による表示を停止させる(図4のステップ415)。
更に、処理部12は、規制速度を記憶する記憶部(処理部又はカメラ)12又は11を備えている。処理部12は、規制速度を新たに検出する毎に記憶部に記憶されている規制速度(標準規制速度又は補助規制速度のデータ)Vst_m又はVsub_mを、新たに検出された規制速度に置き換えて記憶部12又は11に記憶させる(図5のステップ517)。
処理部12は、切替手段40の作動状態が車両を後進させる状態にある間に規制速度を新たに検出しなかった場合(図4のステップ425にて「No」の判定)、その後、切替手段40の作動状態が車両を後進させる状態から車両を前進させる状態に切り替えられたとき(図8のステップ805にて「Yes」の判定)、記憶部12又は11に記憶されている規制速度Vst_m及び/又はVsub_mを表示器13に表示させる(図8のステップ810にて「Yes」の判定、図8のステップ815)。
更に、処理部12は、切替手段40の作動状態が車両を後進させる状態にある間に規制速度を新たに検出した場合(図4のステップ425にて「Yes」の判定)、その後、切替手段40の作動状態が車両を後進させる状態から車両を前進させる状態に切り替えられたとき(図8のステップ805にて「Yes」の判定)であっても、記憶部12又は11に記憶されている規制速度Vst_m及び/又はVsub_mを表示器13に表示させない(図8のステップ810にて「No」の判定)。
これにより、車両の後進中に誤った規制速度の表示を表示器13が行う可能性を低減することができる。
尚、本発明は、前記実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用することができる。例えば、表示器13は、第1表示部13aのみを有していてもよい。この場合、前記各ルーチンにおける第2表示部13bへの指示の送出及び処理は省略される。
更に、上述した実施装置10は、シフトレバー40がニュートラル位置にセットされている場合、第1表示部13aにおける標準規制速度の表示及び第2表示部13bにおける補助規制速度の表示を継続させているが、シフトレバー40がニュートラル位置にセットされた場合に、これら第1表示部13a及び第2表示部13bにおける表示を停止させるようにしてもよい。
同様に、上述した実施装置10は、シフトレバー40がパーキング位置にセットされている場合、第1表示部13aにおける標準規制速度の表示及び第2表示部13bにおける補助規制速度の表示を継続させているが、シフトレバー40がパーキング位置にセットされた場合に、これら第1表示部13a及び第2表示部13bにおける表示を停止させるようにしてもよい。
10…規制速度表示装置、11…カメラ、12…処理部、13…ディスプレイ、13a…第1表示部、13b…第2表示部、20…シフトレバー位置センサ、21…車速センサ、22…警報器、30…車両、40…シフトレバー、51…標準交通標識、52…補助標識付き交通標識(補助標識付きの標識)、52a…補助標識、60…撮影画像、Vst_new…新たに検出された標準規制速度、Vst…標準規制速度、Vsub_new…新たに検出された補助規制速度、Vsub…補助規制速度

Claims (1)

  1. 車両を前進させる状態と、前記車両を後進させる状態と、を切り替えるための切替手段を備えた車両に搭載され、
    前記車両が走行している道路の規制速度に関する情報を表示するための表示器と、
    前記車両の進行方向の風景を撮影して同風景の画像データを取得する画像取得装置と、
    前記画像取得装置及び前記表示器に接続された処理部と、
    を備え、
    前記処理部は、
    前記撮影された風景中の交通標識に表示されている規制速度を前記画像データに基づいて検出し、
    前記切替手段の作動状態が前記車両を前進させる状態にあるときには前記検出された規制速度を前記表示器に表示させ、
    前記切替手段の作動状態が前記車両を後進させる状態にあるときには前記検出された規制速度の前記表示器による表示を停止させる、
    ように構成されている、車両の規制速度表示装置において、
    前記処理部は、
    前記規制速度を記憶する記憶部を含み、
    前記規制速度を新たに検出する毎に前記記憶部に記憶されている規制速度を前記新たに検出された規制速度に置き換えて同記憶部に記憶させ、
    前記切替手段の作動状態が前記車両を後進させる状態にある間に前記規制速度を新たに検出しなかった場合、その後、前記切替手段の作動状態が前記車両を後進させる状態から前記車両を前進させる状態に切り替えられたとき前記記憶部に記憶されている規制速度を前記表示器に表示させ、
    前記切替手段の作動状態が前記車両を後進させる状態にある間に前記規制速度を新たに検出した場合、その後、前記切替手段の作動状態が前記車両を後進させる状態から前記車両を前進させる状態に切り替えられたときであっても前記新たに検出した規制速度を前記表示器に表示させない、ように構成された、
    車両の規制速度表示装置。
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