JP2005136561A - 車両周辺画像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ドライバが瞬時に車両周辺の状況を認識できるような形態で車両周辺画像の表示を行えるようにする。
【解決手段】 方向検出ECU9にてドライバの顔の向き等を検出し、その向きと運転席ドアミラー14、助手席ドアミラー13もしくはルームミラーの方向とが一致していた場合に、ドライバがそれらのミラーを通じて所定の方向の周辺状況を確認したいものであると判定する。そして、その方向と一致する車載カメラA〜Gの画像が他の車載カメラA〜Gの画像よりも大きくなるように、描画ECU6にて画像処理を行って各ディスプレイ1、2に表示する。つまり、ドライバのミラー確認動作と連動して必要な情報をディスプレイ1、2に所定時間表示するようにしている。
【選択図】 図5

Description

本発明は、運転席からの死角位置などの車両周辺画像を車載カメラで撮影し、その車両周辺画像を表示装置に表示することで、ドライバに車両周辺の状況を認識できるようにする車両周辺画像表示装置に関するものである。
従来より、ドライバが運転席から視認し難いような死角位置を車載カメラで撮影し、それによって得られた車両周辺画像を車載TVに表示することで、ドライバが車両周辺の状況を認識し易くなるように運転支援を行う方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この従来の車載TVでの車両周辺画像の表示方法について、図12を参照して説明する。
図12は、従来の方法で車両周辺画像を表示したときの車載TV画面を示したものである。車両には、図12に示されるように、車両を中心とした各領域A〜Gを撮影できるように、それぞれ対応する車載カメラが設置されている。具体的には、車載カメラは、領域Aである車両左後方、領域Bである車両右後方、領域Cである車両左前方、領域Dである車両右前方、領域Eである車両前方右側、領域Fである車両前方左側、領域Gである車両後方に設置され、これら各領域A〜Gを撮影できる方向に向けられる。
特開平14−019556号公報
しかしながら、図12に示されるような表示形態によれば、例えば、ドライバが後方確認をしたい場合であっても、もしくは、車両左側を確認したい場合であっても、領域A〜Gにおいて一定の大きさで画像表示が行なわれることから、ドライバが瞬時に直感的に車両周辺の状況を認識できない可能性がある。
特に、車両左側や右側における領域A〜Dの画像は横向きに表示され、車両後方における領域Gの画像は上下逆向きに表示されるため、ドライバにとって認識し易い形態で表示を行わないと、好適にドライバの運転支援を行うことができない。
また、車室内に複数のディスプレイを搭載することにより、ドライバが瞬時に車両の周辺の状況を認識できるようにすることも考えられるが、その数には限度があり、少ないディスプレイを有効に使って好適に運転支援を行えるようにすることが求められる。
本発明は上記点に鑑みて、ドライバが瞬時に車両周辺の状況を認識できるような形態で車両周辺画像の表示を行える車両周辺画像表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、ドライバの視線方向もしくは顔の向きを検出するドライバ視認方向検出手段(9〜11)と、車両に設置され、該車両の周辺の異なる領域における画像を取り込む車載カメラ(A〜J)と、車載カメラからの映像を画像処理し、画像表示信号を出力する画像処理部(6)と、画像処理部からの画像表示信号に基づき、車両の周辺画像の表示を行う表示器(1、2、15)とを備えた車両周辺画像表示装置であって、画像処理部は、ドライバ視認方向検出手段からの検出結果を受け取り、その検出結果に基づき、表示器にて、車載カメラが取り込んだ画像のうちドライバ視認方向と一致する部分の画像を他の画像よりも際立つように表示補正を行うようになっていることを特徴としている。
このように、ドライバが確認したい方向を検出し、その方向と一致する位置の画像が他の画像よりも際立つように表示することで、ドライバが直感的に車両周辺の状況を認識できるようにすることが可能となる。
請求項2に記載の発明では、画像処理部は、ドライバ視認方向検出手段により検出される視線方向もしくは顔の向きが所定時間同じであった場合に、表示補正を行うようになっていることを特徴としている。このようにすれば、ドライバが瞬間的に、もしくは偶然的に運転席ドアミラーや助手席ドアミラーもしくはルームミラー等の方向を見たときにまで、画像補正がなされることを防止することができる。
請求項3に記載の発明では、車載カメラは、車両に設置される運転席ドアミラーの死角を含む画像を取り込むようになっており、画像処理部は、ドライバ視認方向検出手段により検出される視線方向もしくは顔の向きが、所定時間、車両に設置される運転席ドアミラーの方向であった場合に、表示補正を行うようになっていることを特徴としている。このように、運転席ドアミラーの方向とドライバの視線方向もしくは顔の向きが一致した場合に、上記表示補正を行うことができる。
この場合、請求項4に示されるように、表示器が車両に複数個搭載されている場合において、画像処理部は、ドライバ視認方向検出手段により検出される視線方向もしくは顔の向きが運転席ドアミラーの方向であった場合に、複数の表示器のうち、運転席ドアミラーからのドライバの視線の動線距離が最も短い表示器(15)、もしくは運転席ドアミラーへの視線の動線上に位置する表示器(15)に、運転席ドアミラーの死角を含む画像を表示させることができる。
このようにすれば、よりドライバの視線の移動距離を少なくすることが可能となり、よりドライバによるディスプレイの確認を容易にすることが可能となる。
また、請求項5に記載の発明では、車載カメラは、車両に設置される助手席ドアミラーの死角を含む画像を取り込むようになっており、画像処理部は、ドライバ視認方向検出手段により検出される視線方向もしくは顔の向きが、所定時間、車両に設置される助手席ドアミラーの方向であった場合に、表示補正を行うようになっていることを特徴としている。このように、助手席ドアミラーの方向とドライバの視線方向もしくは顔の向きが一致した場合に、上記表示補正を行うことができる。
この場合、請求項6に示されるように、表示器が車両に複数個搭載されている場合において、画像処理部は、ドライバ視認方向検出手段により検出される視線方向もしくは顔の向きが助手席ドアミラーの方向であった場合に、複数の表示器のうち、助手席ドアミラーからのドライバの視線の動線距離が最も短い表示器(2)、もしくは助手席ドアミラーへの視線の動線上に位置する表示器(2)に、助手席ドアミラーの死角を含む画像を表示させることができる。このようにしても、制球項4と同様の効果を得ることができる。
請求項7に記載の発明では、車載カメラは、車両の後方の死角を含む画像を取り込むようになっており、画像処理部は、ドライバ視認方向検出手段により検出される視線方向もしくは顔の向きが、所定時間、車両に設置されるルームミラーの方向であった場合に、表示補正を行うようになっていることを特徴としている。このように、ルームミラーの方向とドライバの視線方向もしくは顔の向きが一致した場合に、上記表示補正を行うことができる。
この場合、請求項8に示されるように、表示器が車両に複数個搭載されている場合において、画像処理部は、ドライバ視認方向検出手段により検出される視線方向もしくは顔の向きがルームミラーの方向であった場合に、複数の表示器のうち、ルームミラーからのドライバの視線の動線距離が最も短い表示器(1)、もしくはルームミラーへの視線の動線上に位置する表示器(1)に、ルームミラーの死角を含む画像を表示させることもできる。これにより、請求項4と同様の効果を得ることができる。
車載カメラが取り込んだ画像のうちドライバ視認方向と一致する位置の画像が他の画像よりも際立たせる手法としては、例えば、請求項9に示されるように、ドライバ視認方向と一致する位置の画像が他の画像よりも大きくなるように、高輝度になるように、あるいは他の部分をマスクする等、目的の画像が視認しやすいように表示補正することが挙げられる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
本発明の一実施形態を適用した車両周辺画像表示装置について説明する。図1に、車両周辺画像表示装置のシステム構成を表したブロック図を示す。この図に示される各ブロック構成は、車両各部に設置されている。
図1に示されるように、車両には、センターTFTディスプレイ1と助手席TFTディスプレイ2とが備えられている。これらの配置は、図2のように示され、それぞれ、センターTFTディスプレイ1がインストルメントパネル3の中央、つまり運転席4と助手席5の間の正面に備えられ、助手席TFTディスプレイ2がインストルメントパネル3の助手席正面に備えられた構成となっている。これらセンターTFTディスプレイ1および助手席TFTディスプレイ2が本発明における表示器に相当するものである。
さらに、車両には、描画ECU6が備えられている。この描画ECU6は、例えばROM、RAM、I/O、CPU、タイマ等を備えたマイクロコンピュータによって構成され、予めROMにインストールされたプルグラムに従った画像処理などを行うようになっている。この描画ECU6には、ナビゲーションシステム7、TV受信機8、方向検出ECU9、投光ライト10、顔撮影カメラ11、さらには車両の死角の画像を取得するための車載カメラA〜Gなどからの画像入力と、車両の乗員によって駆動される切り替えスイッチ12からの切り替え信号の入力がなされるようになっている。
ナビゲーションシステム7は、一般的に知られているもので、ドライバに対して道路案内表示を行うものである。このナビゲーションシステム7は、車両が現在走行中の地図情報を含む画像信号を出力する。また、図示しない操作リモコンもしくはセンターTFTディスプレイ1に備えられたタッチパネルタイプの操作スイッチがドライバによって操作されて目的地が設定されると、ナビゲーションシステム7は、上記地図情報にその目的地までの経路案内情報を加えたものを画像信号として出力するようになっている。
TV受信機8は、車両に備えられたアンテナを介して受信したTV画像に応じた画像信号を出力するものである。
方向検出ECU9、投光ライト10および顔撮影カメラ11は、ドライバ視認方向検出手段に相当するものである。方向検出ECU9は、例えばROM、RAM、I/O、CPU、タイマ等を備えたマイクロコンピュータで構成される。この方向検出ECU9は、投光ライト10および顔撮影カメラ11を制御すると共に、顔投影カメラ11が撮影した画像に基づいてドライバの視線方向もしくは顔の向き(以下、顔の向き等という)を検出すると共に、その検出結果に応じた要求信号を描画ECU6に出力するものである。
投光ライト10および顔撮影カメラ11は、例えば運転席の正面に互いに隣り合うように配置されるもので投光ライト10からドライバの顔に向けて例えば赤外線を照射し、その反射光を顔撮影カメラ11で映像として捕らえるようになっている。そして、その映像データが方向検出ECU9に入力され、方向検出ECU9にて画像処理することで、ドライバの顔の向き等が検出されるようになっている。
複数の車載カメラA〜Gは、ドライバが運転席4から視認し難いような死角位置を撮影するもので、これら各車載カメラA〜Gが取り込んだ画像が描画ECU6に入力されるようになっている。これら各車載カメラA〜Gは、例えば、図3のように配置される。なお、この図において、各カメラの画像取り込み範囲をハッチングで示してある。
この図に示されるように、車載カメラAは、車両左側に備えられた助手席ドアミラー13において車両後方を向くように設置され、車両左後方の領域のうち、ドライバが助手席ドアミラー13を使用して視認できる領域に加え、助手席ドアミラー13を使用しても視認することができない領域の画像まで取り込めるように設置されている。車載カメラBは、車両右側に備えられた運転席ドアミラー14において車両後方を向くように設置され、車両右後方の領域のうち、ドライバが助手席ドアミラー13を使用して視認できる領域に加え、運転席ドアミラー14を使用しても視認することができない領域の画像まで取り込めるように設置されている。
車載カメラCは、車両左側に備えられた助手席ドアミラー13において車両前方を向くように設置され、車両左前方の領域の画像を取り込めるようになっている。車載カメラDは、車両右側に備えられた運転席ドアミラー14において車両前方を向くように設置され、車両右前方の領域の画像を取り込めるようになっている。
車載カメラE、Fは、共に車両前方に設置され、それぞれ、車両前方位置において車両右側と左側の領域の画像を取り込めるようになっている。さらに、車載カメラGは、車両後方に設置され、車両後方の画像を取り込めるようになっている。
切り替えスイッチ12は、ドライバによって操作されるもので、地図情報画像、TV画像、車両周辺画像のいずれの画像表示を行うかを選択するためのものである。この切り替えスイッチ12がドライバの選択に応じて押されると、その切り替え状態に応じた切り替え信号が描画ECU6に出力され、その選択されたコンテンツの画像信号が描画ECU6から各TFTディスプレイ1、2に向けて出力されるようになっている。すなわち、地図情報画像が選択された場合にはナビゲーションシステム7からの画像信号、TV画像が選択された場合にはTV受信機8からの画像信号、車両周辺画像が選択された場合には複数の車載カメラA〜Gからの画像信号が各TFTディスプレイ1、2に出力され、これらの画像信号に基づいて画像表示が行われる。なお、この切り替えスイッチ12は、各TFTディスプレイ1、2で共通のものであっても、また、それぞれ別々に設けられるものであっても良い。そして、双方のディスプレイ1、2で共に同じ内容の画像を表示する必要はなく、異なる内容の画像を表示することも可能である。
このように構成された車両周辺画像表示装置では、切り替えスイッチ12を用いて、ドライバが車両周辺画像を見ることを選択した場合、複数の車載カメラA〜Gからの画像信号に基づいて各TFTディスプレイ1、2での画像表示が行われる。
そして、そのような選択がなされると、各TFTディスプレイ1、2にて車載カメラA〜Gで取り込んだ画像に基づく画像表示が行われる。この様子を図4に示す。
図4に示されるように、各ディスプレイ1、2に車両周辺画像が表示される。このとき、図4の各領域で示したように、車載カメラA〜Gで取り込んだ各画像が上下同じ向きに揃えられた状態で順につなぎ合わされ、パノラマ画像のように表示される。これにより、車両を中心とした1周分の画像が表示されることになり、ドライバが直感的に車両の周辺の状態を確認することが可能となる。
そして、このような形態で画像表示が行われる車両周辺画像表示装置において、さらに、以下の処理を実行している。図5に、車両周辺画像表示装置における方向検出ECU9が実行する処理のフローチャートを示し、この図に基づき車両周辺画像表示装置が行う処理について説明する。
図5のフローチャートに示される処理は、例えば、図示しない切り替えスイッチによって、複数の車載カメラA〜Gからの画像信号に基づいて各TFTディスプレイ1、2での画像表示を行うことが選択された際に実行される。
まず、ステップ100では、カウンタリセットおよびフラグリセット等の一般的な初期化処理が実行される。そして、ステップ101に進み、ドライバの視線方向もしくは顔の向きを検出するための処理が実行される。具体的には、方向検出ECU9にて、投光ライト10および顔撮影カメラ11が制御され、顔撮影カメラ11が撮影した画像に基づいてドライバの顔の向き等が検出される。
続く、ステップ102では、ステップ101における検出結果が運転席ドアミラー14の方向と一致しているか否かが判定される。すなわち、ドライバの顔の向き等が運転席ドアミラー14の方向と一致している場合には、ドライバが車両の右側を視認したい場合であると考えられる。このため、ステップ102で肯定判定されればステップ103に進む。
ステップ103では、ドライバの顔の向き等が運転席ドアミラー14の方向と所定時間一致しているか否かが判定される。この判定は、方向検出ECU9に備えられた図示しない第1のタイマの計測時間が所定時間経過しているか否かに基づいて行われる。ここでいう所定時間とは、例えばドライバによるミラーの視認時間とされる0.2〜0.5秒程度に設定される。ただし、この時間には個人差があるため、ドライバによって任意に設定されるようにしても良い。
そして、第1のタイマの計測時間が所定時間経過していた場合には、ドライバの顔の向き等が運転席ドアミラー14の方向に所定時間とどまったものとされる。なお、第1のタイマの計測は、このステップに初めて移行してきたときから開始されるようになっている。このため、このステップに初めて移行してきたときにはまだ所定時間が計測されていないため、ステップ101に戻ることになるが、再度ステップ102でドライバの顔の向き等が運転席ドアミラー14の方向と一致していた場合には、ステップ103に戻ってくることになり、第1のタイマの計測時間が所定時間経過したか否かが判定されることになる。
そして、ステップ103で肯定判定されればステップ104に進み、車載カメラB、D要求が出される。具体的には、車載カメラA〜Gのうち他の車載カメラA、C、E〜Gの画像よりも際立たせられる対象が車載カメラB、Dの画像であることを示す要求信号が描画ECU6に向けて出力される。この要求信号が出されると、描画ECU6内において、車載カメラB、Dの画像が他の車載カメラA、C、E〜Gの画像よりも際立たせられるように画像処理(表示補正)がなされ、要求信号が出されてから所定時間が経過する間、その画像処理が行われた後の画像が各ディスプレイ1、2に表示される。なお、ここでいう所定時間も任意に設定されるようにすることができるが、例えば、5〜10秒程度とされる。
一方、ステップ104で要求信号が出力されると、再びステップ101に戻ることになり、顔の向き等が再度検出されることになるが、その検出結果が、ステップ102において、運転席ドアミラー14の方向と一致していなければ、ステップ103、104には進まずにそのままステップ105に進むことになる。この場合、ステップ103で開始された第1のタイマの計測がリセットされ、車載カメラB、Dの画像を他の車載カメラA、C、E〜Gの画像よりも際立たせるという処理を終える。
次に、ステップ105では、ステップ101における検出結果が助手席ドアミラー13の方向と一致しているか否かが判定される。すなわち、ドライバの顔の向き等が助手席ドアミラー13の方向と一致している場合には、ドライバが車両の左側を視認したい場合であると考えられる。このため、ステップ105で肯定判定されればステップ106に進む。
ステップ106では、ドライバの顔の向き等が助手席ドアミラー13の方向と所定時間一致しているか否かが判定される。この判定も、方向検出ECU9に備えられた図示しない第2のタイマの計測時間が所定時間経過しているか否かに基づいて行われる。そして、第2のタイマの計測時間が所定時間経過していた場合には、ドライバの顔の向き等が助手席ドアミラー13の方向に所定時間とどまったものとされる。なお、第2のタイマの計測は、このステップに初めて移行してきたときから開始されるようになっている。このため、このステップに初めて移行してきたときにはまだ所定時間が計測されていないため、ステップ101に戻ることになるが、再度ステップ105でドライバの顔の向き等が助手席ドアミラー13の方向と一致していた場合には、ステップ106に戻ってくることになり、第2のタイマの計測時間が所定時間経過したか否かが判定されることになる。
そして、ステップ106で肯定判定されればステップ107に進み、車載カメラA、C要求が出される。具体的には、車載カメラA〜Gのうち他の車載カメラB、D、E〜Gの画像よりも際立たせられる対象が車載カメラA、Cの画像であることを意味する要求信号が描画ECU6に向けて出力される。この要求信号が出されると、描画ECU6内において、車載カメラA、Cの画像が他の車載カメラB、D、E〜Gの画像よりも際立たせられるように画像処理がなされ、要求信号が出されてから所定時間が経過する間、その画像処理が行われた後の画像が各ディスプレイ1、2に表示される。
一方、ステップ107で要求信号が出されると、再びステップ101に戻ることになり、顔の向き等が再度検出されることになるが、その検出結果が、ステップ105において、助手席ドアミラー13の方向と一致していなければ、ステップ106、107には進まずにそのままステップ108に進むことになる。この場合、ステップ106で開始された第2のタイマの計測がリセットされ、車載カメラA、Cの画像を他の車載カメラB、D、E〜Gの画像よりも際立たせるという処理を終える。
続いて、ステップ108では、ステップ101における検出結果がルームミラーの方向と一致しているか否かが判定される。すなわち、ドライバの顔の向き等がルームミラーの方向と一致している場合には、ドライバが車両後方を視認したい場合であると考えられる。このため、ステップ108で肯定判定されればステップ109に進む。
ステップ109では、ドライバの顔の向き等がルームミラーの方向と所定時間一致しているか否かが判定される。この判定も、方向検出ECU9に備えられた図示しない第3のタイマの計測時間が所定時間経過しているか否かに基づいて行われる。そして、第3のタイマの計測時間が所定時間経過していた場合には、ドライバの顔の向き等がルームミラーの方向に所定時間とどまったものとされる。なお、第3のタイマの計測は、このステップに初めて移行してきたときから開始されるようになっている。このため、このステップに初めて移行してきたときにはまだ所定時間が計測されていないため、ステップ101に戻ることになるが、再度ステップ108でドライバの顔の向き等がルームミラーの方向と一致していた場合には、ステップ109に戻ってくることになり、第3のタイマの計測時間が所定時間経過したか否かが判定されることになる。
そして、ステップ109で肯定判定されればステップ110に進み、車載カメラG要求が出される。具体的には、車載カメラA〜Gのうち他の車載カメラA〜Fの画像よりも際立たせられる対象が車載カメラGの画像であることを意味する要求信号が出力される。この要求信号が出されると、描画ECU6内において、車載カメラGの画像が他の車載カメラA〜Fの画像よりも際立たせられるように画像処理がなされ、所定時間が経過する間、その画像処理が行われた後の画像が各ディスプレイ1、2に表示される。
一方、ステップ110で要求信号が出力されると、再びステップ101に戻ることになり、顔の向き等が再度検出されることになるが、その検出結果が、ステップ108において、ルームミラーの方向と一致していなければ、ステップ109、110には進まずにそのままステップ108に進むことになる。この場合、ステップ109で開始された第3のタイマの計測がリセットされ車載カメラGの画像を他の車載カメラA〜Fの画像よりも際立たせるという処理を終える。
なお、上記説明では、ステップ103、106、109でスタートされたタイマカウントが、ステップ102、105、108で否定判定された場合にリセットされるとしている。しかしながら、ドライバの顔の向きなどが助手席ドアミラー13側から運転席ドアミラー14側に切り替わった場合には、ステップ102で肯定判定され、ステップ105まで進まないことになる。したがって、このように他のステップでドライバの顔の向き等が他のミラーの方向と一致すると肯定判定された場合にも、各タイマカウントがリセットされるようになっている。
以上説明したように、本実施形態では、方向検出ECU9にてドライバの顔の向き等を検出し、その向きと運転席ドアミラー14、助手席ドアミラー13もしくはルームミラーの方向とが一致していた場合に、ドライバがそれらのミラーを通じて所定の方向の周辺状況を確認したいものであると判定している。そして、ドライバが確認したい方向が分かった場合には、その方向と一致する車載カメラA〜Gの画像が他の車載カメラA〜Gの画像よりも際立つように、描画ECU6にて画像処理を行って各ディスプレイ1、2に表示されるようにしている。つまり、ドライバのミラー確認動作と連動して必要な情報をディスプレイ1、2に所定時間表示するようにしている。
例えば、描画ECU6によって画像処理が行われた後における各ディスプレイ1、2での画像表示の様子は、図6のように表される。この図は、図5に示すステップ107において、車載カメラA、C要求を示す要求信号が出力された場合の表示内容を示したものである。この図に示されるように、車載カメラA、C要求を示す要求信号が出力された場合には、車両の右側に相当する車載カメラA、Cの画像が図4に示される場合よりも大きくされ、他の画像よりも大きくなって際立つようにされる。
このように、ドライバが確認したい方向を検出し、その方向と一致する車載カメラA〜Gの画像が他の車載カメラA〜Gの画像よりも際立つように表示することで、ドライバが直感的に車両周辺の状況を認識できるようにすることが可能となる。また、時分割で車載カメラA〜Gを切り替えるようなシステム、あるいはスイッチで切り替えるシステムのような手動操作が不要であるため、煩わしさが無いという効果もある。
さらに、本実施形態では、ドライバが確認したい方向が検出されたのち、その状態が所定時間継続した場合に、その方向に一致する車載カメラA〜Gの画像が他の車載カメラA〜Gの画像よりも際立つように表示させるようにしている。このため、ドライバが瞬間的に、もしくは偶然的に運転席ドアミラー14や助手席ドアミラー13もしくはルームミラーの方向を見たときにまで、上記のような処理がなされることを防止することができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態では、図1〜図3に示す車両周辺画像表示装置の構成について、さらに、図5に示した車両周辺画像表示装置が行う処理については第1実施形態と同様であり、各ディスプレイ1、2の画像表示内容のみが第1実施形態と異なるものであるため、ここでは異なる部分についてのみ説明する。
図7は、本実施形態における各ディスプレイ1、2の画像表示内容を示したものである。この図は、図5に示すステップ107において、車載カメラA、C要求を示す要求信号が出力された場合の表示内容を示したものである。車載カメラA、C要求を示す要求信号が出力される前には、各ディスプレイ1、2では、従来のような図12に示される画像表示が行われるようになっている。
そして、車載カメラA、C要求を示す要求信号が出力されると、車両の右側に相当する車載カメラA、Cの画像が図12に示される場合よりも大きくされ、他の画像よりも大きくなって際立つようにされる。
このようにすれば、車両を中心として、車載カメラA〜Dの画像が横向きに表示され、また、車載カメラGの画像が下向きに表示されていても、ドライバが確認したい方向と一致する車載カメラA〜Gの画像が他の車載カメラA〜Gの画像よりも際立つように表示される。これにより、ドライバが直感的に車両周辺の状況を認識できるようにすることが可能となる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態も、図1〜図3に示す車両周辺画像表示装置の構成について、さらには、図5に示した車両周辺画像表示装置が行う処理については第1実施形態と同様であり、各ディスプレイ1、2の画像表示内容のみが第1実施形態と異なるものであるため、ここでは異なる部分についてのみ説明する。
図8は、本実施形態における各ディスプレイ1、2の画像表示内容を示したものである。この図は、図5に示すステップ107において、車載カメラA、C要求を示す要求信号が出力された場合の表示内容を示したものである。車載カメラA、C要求を示す要求信号が出力される前には、各ディスプレイ1、2では、従来のような図12に示される画像表示が行われるようになっている。
そして、車載カメラA、C要求を示す要求信号が出力されると、車両の右側に相当する車載カメラA、Cの画像が図12に示される画像の中央部にクローズアップされて表示され、他の画像よりも大きくなって際立つようにされる。
このようにしても、ドライバが確認したい方向と一致する車載カメラA〜Gの画像が他の車載カメラA〜Gの画像よりも際立ち、ドライバが直感的に車両周辺の状況を認識できるようにすることが可能となる。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態について説明する。図9は、本実施形態におけるディスプレイの配置を示した図である。本実施形態では、図1、図2に示したセンターTFTディスプレイ1と助手席TFTディスプレイ2の他にもディスプレイが配置されている点が第1〜第3実施形態と異なる。なお、その他の点に関しては、本実施形態と第1〜第3実施形態とは同様である。
図9に示されるように、本実施形態では、運転席の正面に配置されるメータ内にもディスプレイが配置されている。これにより、運転席ドアミラー14の近傍にはメータ内のディスプレイ、助手席ドアミラー13の近傍には助手席TFTディスプレイ2、ルームミラーの近傍にはセンターTFTディスプレイ1が配置された構成となる。
このように各ミラーそれぞれの近傍にディスプレイ1、2、15が配置されるような場合には、ドライバの視認したい方向と一致するディスプレイ1、2、15のみに、車両周辺の画像が表示されるようにすることも可能である。
すなわち、図5のフローチャートにおけるステップ104で車載カメラB、D要求がセットされた場合には、ドライバの顔の向き等は助手席ドアミラー13の方向を向いていることになる。このような場合、ドライバの視線の移動方向に近いディスプレイ、あるいは、助手席ドアミラー13への視線の動線上に位置しているディスプレイに車両の周辺画像を表示した方が、ディスプレイまでの視線の動線が短くなり、ドライバによるディスプレイの確認が容易となる。このため、このような場合には、助手席TFTディスプレイ2により、車両の左側に相当する車載カメラB、Dの画像が他の車載カメラA、C、E〜Gの画像よりも大きくなって際立つようにされるようにすることで、よりドライバによる視認し易さの向上を図ることが可能となる。
また、図5のステップ107で車載カメラA、C要求がセットされた場合や、ステップ110で車載カメラG要求がセットされた場合も上記と同様である。つまり、前者の場合には、メータ内のディスプレイ15に車載カメラA、Cの画像が他の車載カメラB、D、E〜Gの画像よりも際立つように表示され、後者の場合には、センターTFTディスプレイ1に車載カメラGの画像が他の車載カメラA〜Fの画像よりも際立つように表示される。
以上のように、本実施形態によれば、よりドライバの視線の移動距離を少なくすることが可能となり、よりドライバによるディスプレイの確認を容易にすることが可能となる。
(第5実施形態)
本発明の第5実施形態について説明する。本実施形態では、第1〜第4実施形態に対して車載カメラの数を増やし、カメラによる死角が車両を中心とした360度すべてにおいて無くなるようにしたものである。
図10は、本実施形態における車載カメラA〜Jの配置を示したものである。本実施形態では、図3に示した車載カメラA〜Gに加えて、車両前方の画像を取り込むための車載カメラHと、車両左側の画像を取り込むための車載カメラIおよび車両右側の画像を取り込むための車載カメラJが備えられている。
このように配置された複数の車載カメラA〜Jが取り込んだ画像を用いて、完全に車両を中心とした360度の周辺画像を見ることができるパノラマ画像を作り出すことができることが知られているが、その場合においても、例えば図11に示されるように、パノラマ画像の一部を拡大表示することも可能である。
(他の実施形態)
上記各実施形態では、描画ECU6は、方向検出ECU9からの検出結果を受け取り、その検出結果に基づき、ディスプレイにて、複数の車載カメラA〜Gのうちドライバ視認方向と一致するものが取り込んだ画像を他の車載カメラで取り込んだ画像よりも大きくなるように表示補正を行っている。しかしながら、ドライバ視認方向と一致する車載カメラが取り込んだ画像を他の車載カメラで取り込んだ画像よりも際立たせるために、他の方法を用いることも可能である。例えば、ドライバ視認方向と一致する車載カメラが取り込んだ画像のみが通常通り表示され、他の車載カメラが取り込んだ画像表示が薄くなる、もしくは暗くなるようにすることも可能である。また、その車載カメラが取り込んだ画像のみが全画面表示されるようにすることも可能である。
また、上記各実施形態では、複数の車載カメラが図3もしくは図10に示されるように配置される場合について説明したが、車載カメラの配置および個数はこれに限定するものではない。さらに、車載カメラの種類についても限定するものではない。例えば、魚眼レンズなどで広域画像をとらえ、画像補正する等の方法を用いることも可能である。
そして、各ディスプレイ1、2、15等の表示器の場所についても、上記各実施形態に示したものに限定されるものではなく、表示器の種類についても限定されるものではない。例えば、HUD(ヘッドアップディスプレイ)等を表示器として用いることも可能である。
なお、各図中に示したステップは、各種処理を実行する手段に対応するものである。
本発明の第1実施形態における車両周辺画像表示装置のブロック構成を示す図である。 図1におけるセンターTFTディスプレイと助手席TFTディスプレイの配置を示した模式図である。 図1における各車載カメラの配置を示した模式図である。 図1に示す車両周辺画像表示装置による画像表示の様子を示した模式図である。 図1に示す車両周辺画像表示装置における描画ECU6が実行する処理のフローチャートである。 画像処理が行われた後における各ディスプレイでの画像表示の様子を示した模式図である。 本発明の第2実施形態における車両周辺画像表示装置による画像表示の様子を示した模式図である。 本発明の第3実施形態における車両周辺画像表示装置による画像表示の様子を示した模式図である。 本発明の第4実施形態における車両周辺画像表示装置のディスプレイの配置を示した模式図である。 本発明の第5実施形態における各車載カメラの配置を示した模式図である。 本発明の第5実施形態における車両周辺画像表示装置による画像表示の様子を示した模式図である。 従来の車両周辺画像表示装置による画像表示の様子を示した模式図である。
符号の説明
1…センターTFTディスプレイ、2…助手席TFTディスプレイ、6…描画ECU、
7…ナビゲーションシステム、8…TV受信機、9…方向検出ECU、
10…投光ライト、11…顔撮影カメラ、12…切り替えスイッチ、
13…助手席ドアミラー、14…運転席ドアミラー、A〜J…車載カメラ。

Claims (9)

  1. ドライバの視線方向もしくは顔の向きを検出するドライバ視認方向検出手段(9〜11)と、
    車両に設置され、該車両の周辺の異なる領域における画像を取り込む車載カメラ(A〜J)と、
    前記車載カメラからの映像を画像処理し、画像表示信号を出力する画像処理部(6)と、
    前記画像処理部からの画像表示信号に基づき、前記車両の周辺画像の表示を行う表示器(1、2、15)とを備えた車両周辺画像表示装置であって、
    前記画像処理部は、前記ドライバ視認方向検出手段からの検出結果を受け取り、その検出結果に基づき、前記表示器にて、前記車載カメラが取り込んだ画像のうち前記ドライバ視認方向とあらかじめ関連づけられたカメラ画像もしくはその一部を含む画像を他の画像よりも際立つように表示補正を行うようになっていることを特徴とする車両周辺画像表示装置。
  2. 前記画像処理部は、前記ドライバ視認方向検出手段により検出される前記視線方向もしくは顔の向きが所定時間所定の領域にとどまった場合に、前記表示補正を行うようになっていることを特徴とする請求項1に記載の車両周辺画像表示装置。
  3. 前記車載カメラは、前記車両に設置される運転席ドアミラーの死角を含む画像を取り込むようになっており、
    前記画像処理部は、前記ドライバ視認方向検出手段により検出される前記視線方向もしくは顔の向きが、前記所定時間、前記車両に設置される運転席ドアミラーの方向であった場合に、前記表示補正を行うようになっていることを特徴とする請求項1または2に記載の車両周辺画像表示装置。
  4. 前記表示器が前記車両に複数個搭載されている場合において、
    前記画像処理部は、前記ドライバ視認方向検出手段により検出される前記視線方向もしくは顔の向きが前記運転席ドアミラーの方向であった場合に、前記複数の表示器のうち、前記運転席ドアミラーからの前記ドライバの視線の動線距離が最も短い表示器(15)、もしくは前記運転席ドアミラーへの視線の動線上に位置する表示器(15)に、前記運転席ドアミラーの死角を含む画像を表示させるようになっていることを特徴とする請求項3に記載の車両周辺画像表示装置。
  5. 前記車載カメラは、前記車両に設置される助手席ドアミラーの死角を含む画像を取り込むようになっており、
    前記画像処理部は、前記ドライバ視認方向検出手段により検出される前記視線方向もしくは顔の向きが、前記所定時間、前記車両に設置される助手席ドアミラーの方向であった場合に、前記表示補正を行うようになっていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の車両周辺画像表示装置。
  6. 前記表示器が前記車両に複数個搭載されている場合において、
    前記画像処理部は、前記ドライバ視認方向検出手段により検出される前記視線方向もしくは顔の向きが前記助手席ドアミラーの方向であった場合に、前記複数の表示器のうち、前記助手席ドアミラーからの前記ドライバの視線の動線距離が最も短い表示器(2)、もしくは前記助手席ドアミラーへの視線の動線上に位置する表示器(2)に、前記助手席ドアミラーの死角を含む画像を表示させるようになっていることを特徴とする請求項5に記載の車両周辺画像表示装置。
  7. 前記車載カメラは、前記車両の後方の死角を含む画像を取り込むようになっており、
    前記画像処理部は、前記ドライバ視認方向検出手段により検出される前記視線方向もしくは顔の向きが、前記所定時間、前記車両に設置されるルームミラーの方向であった場合に、前記表示補正を行うようになっていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の車両周辺画像表示装置。
  8. 前記表示器が前記車両に複数個搭載されている場合において、
    前記画像処理部は、前記ドライバ視認方向検出手段により検出される前記視線方向もしくは顔の向きが前記ルームミラーの方向であった場合に、前記複数の表示器のうち、前記ルームミラーからの前記ドライバの視線の動線距離が最も短い表示器(1)、もしくは前記ルームミラーへの視線の動線上に位置する表示器(1)に、前記ルームミラーの死角を含む画像を表示させるようになっていることを特徴とする請求項7に記載の車両周辺画像表示装置。
  9. 前記画像処理部は、前記表示器にて、前記車載カメラが取り込んだ画像のうち前記ドライバ視認方向とあらかじめ関連づけられたカメラ画像もしくはその一部を含む画像が他の画像よりも視認しやすくなるように表示補正するようになっていることを特徴とする請求項1ないし8に記載の車両周辺画像表示装置。



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