JP5602459B2 - 車両用ミラー構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用ミラー構造に関するものである。
一般に、トラック等の車両においては、運転席側ドアにミラーステーを介して運転席側サイドミラーを取り付けると共に、助手席側ドア或いは助手席側のフロントピラーにミラーステーを介して助手席側サイドミラーを取り付けることにより、車両の側方から後方にかけての広い範囲を運転席から運転者が視認できるようになっている。
図4及び図5は従来の車両用ミラー構造の一例を示すものであって、車両としてのトラック1におけるキャブ2の運転席側ドア3の上部ドアサッシュ3aにミラーステー4の上部を取り付けると共に、前記運転席側ドア3のウエストライン3b近傍にミラーステー4の下部を取り付け、該ミラーステー4には、前記上部ドアサッシュ3aに取り付けられるミラーステー4の上部から前方へ張り出す上張出部4aと、該上張出部4aの先端から屈曲して下方へ延びる上部ミラー取付部4bと、該上部ミラー取付部4bの下端から前記フロントピラー2aに近づくように延びるピラー側戻し部4cと、該ピラー側戻し部4cのピラー側端からフロントピラー2aに沿って延びるピラー沿い部4dと、前記ウエストライン3b近傍に取り付けられるミラーステー4の下部から前方へ張り出して前記ピラー沿い部4dの下端につながる下張出部4eとを形成してある。尚、図4及び図5中、3cは、前記キャブ2のフロントピラー2aに沿う運転席側ドア3の前部ドアサッシュである。
そして、前記上部ミラー取付部4bに運転席側サイドミラー6を、運転席側ドア3の側方へ張り出すブラケット7を介して片持梁式となるよう取り付けると共に、前記ミラーステー4のピラー沿い部4dに運転席側アンダーミラー8を、運転席側ドア3の側方へ張り出すブラケット9を介して片持梁式となるよう取り付けてある。
尚、この種の車両側方から後方にかけての視認性向上を図った車両用ミラー構造の一般的技術水準を示すものとしては、例えば、特許文献1、2がある。
特開2009−67293号公報 特開2009−67294号公報
しかしながら、前述の如き従来の車両用ミラー構造においては、雨天走行時、図6に示されるように、走行風によって雨水が前記ミラーステー4の上張出部4aを伝わり、前記運転席側ドア3のサイドウインドガラス3dに滴り落ち、運転者のサイドウインドガラス3d越しの直接視界が妨げられると共に、運転席側サイドミラー6及び運転席側アンダーミラー8を介しての車両側方から後方にかけての視認性が阻害される可能性があった。
又、前記ミラーステー4の下張出部4eを伝わる雨水に関しては、前記走行風によって生じる乱流により前記運転席側ドア3のサイドウインドガラス3dに付着して吹き上げられ、前述と同様、運転者のサイドウインドガラス3d越しの直接視界が妨げられると共に、運転席側サイドミラー6及び運転席側アンダーミラー8を介しての車両側方から後方にかけての視認性が阻害される可能性があった。
本発明は、斯かる実情に鑑み、雨天走行時における運転者のサイドウインドガラス越しの直接視界を良好とし得、且つミラーを介しての車両側方から後方にかけての視認性の向上を図り得る車両用ミラー構造を提供しようとするものである。
本発明は、車体側から張り出すミラーステーにミラーを取り付けてなる車両用ミラー構造において、
前記ミラーステーの車体側からの張出部に、雨天走行時にミラーステーに付着した水の車体側への流れを堰き止める突部を設けたことを特徴とする車両用ミラー構造にかかるものである。
上記手段によれば、以下のような作用が得られる。
前述の如く構成すると、雨天走行時、走行風によって雨水が前記ミラーステーを伝わり車体側へ流れようとしても、該ミラーステーに設けられた突部により前記雨水は堰き止められつつ、走行風にて吹き飛ばされるため、該雨水がサイドウインドガラスに滴り落ちたり、或いはサイドウインドガラスに付着して吹き上げられたりすることがなくなり、運転者のサイドウインドガラス越しの直接視界が妨げられなくなると共に、ミラーを介しての車両側方から後方にかけての視認性が阻害される心配もなくなる。
前記車両用ミラー構造においては、前記張出部を、前記ミラーステーの上部から張り出す上張出部とすることができ、このようにすると、特にミラーステーの上張出部からサイドウインドガラスに滴り落ちようとする雨水を走行風にて吹き飛ばす上で有効となる。
又、前記車両用ミラー構造においては、前記突部を、前記ミラーステーの外周に取り付けられる円環状部材で形成することができ、このようにすると、前記ミラーステーの外周全体に亘って車体側へ流れようとする動きの不安定な水をより確実に阻止する上で有効となる。
更に又、前記車両用ミラー構造においては、前記突部を、前記ミラーステーの軸線方向に複数段配設することができ、このようにすると、前記ミラーステーを伝わる水が仮に一つの段の突部を乗り越えて車体側へ流れるようなことがあったとしても、次の段の突部により車体側への水の流れを阻止することが可能となり、その確実性を更に高める上で有効となる。
本発明の車両用ミラー構造によれば、雨天走行時における運転者のサイドウインドガラス越しの直接視界を良好とし得、且つミラーを介しての車両側方から後方にかけての視認性の向上を図り得るという優れた効果を奏し得る。
本発明の車両用ミラー構造の実施例を示す斜視図である。 本発明の車両用ミラー構造の実施例を示す側面図である。 本発明の車両用ミラー構造の実施例を示す平面図であって、図2のIII−III矢視相当図である。 従来の車両用ミラー構造の一例を示す斜視図である。 従来の車両用ミラー構造の一例を示す側面図である。 従来の車両用ミラー構造の一例を示す平面図であって、図5のVI−VI矢視相当図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1〜図3は本発明の車両用ミラー構造の実施例であって、図中、図4〜図6と同一の符号を付した部分は同一物を表わしており、基本的な構成は図4〜図6に示す従来のものと同様であるが、本実施例の特徴とするところは、図1〜図3に示す如く、ミラーステー4の車体側からの張出部としての上張出部4aと下張出部4eとに、該ミラーステー4に付着した水の車体側への流れを堰き止める突部10を設けた点にある。
本実施例の場合、前記突部10は、前記ミラーステー4の上張出部4aの外周と下張出部4eの外周とに溶接にて取り付けられるワッシャタイプの円環状部材10aで形成してある。該円環状部材10aの前記ミラーステー4の上張出部4aの外周及び下張出部4eの外周からの張り出し高さは、低すぎると水が乗り越えてしまい、逆に高すぎると走行時の風切り音や見栄えの問題が生じることから、およそ2〜7[mm]程度の範囲に設定することが好ましい。
尚、前記ワッシャタイプの円環状部材10aを溶接にて固定する代わりに、スポンジ或いは合成樹脂で形成した円環状部材10aを前記ミラーステー4の上張出部4aの外周と下張出部4eの外周とに対し、雨の量や車速に応じて位置調整可能に取り付けるようにしても良い。又、前記ミラーステー4の上張出部4aの外周における下半円部や下張出部4eの外周における下半円部を伝わる水は、重力によって落下しやすいため、前記突部10は、必ずしも円環状部材10aとする必要はなく、前記ミラーステー4の上張出部4aの外周における上半円部や下張出部4eの外周における上半円部だけに張り出す形状とすることもできる。
一方、前記突部10は、前記ミラーステー4の上張出部4aの軸線方向に複数段(図の例では二段)配設すると共に、前記ミラーステー4の下張出部4eの軸線方向に複数段(図の例では二段)配設してある。
次に、上記実施例の作用を説明する。
前述の如く構成すると、雨天走行時、図3に示されるように、走行風によって雨水が前記ミラーステー4の上張出部4aを伝わり車体側へ流れようとしても、該ミラーステー4の上張出部4aに設けられた突部10により前記雨水は堰き止められつつ、走行風にて吹き飛ばされるため、該雨水が前記運転席側ドア3のサイドウインドガラス3dに滴り落ちることがなくなり、運転者のサイドウインドガラス3d越しの直接視界が妨げられなくなると共に、運転席側サイドミラー6及び運転席側アンダーミラー8を介しての車両側方から後方にかけての視認性が阻害される心配もなくなる。
又、前記ミラーステー4の下張出部4eを伝わる雨水に関しては、該ミラーステー4の下張出部4eに設けられた突部10により堰き止められつつ、走行風にて吹き飛ばされるため、該走行風によって生じる乱流により前記雨水が運転席側ドア3のサイドウインドガラス3dに付着して吹き上げられることがなくなり、前述と同様、運転者のサイドウインドガラス3d越しの直接視界が妨げられなくなると共に、運転席側サイドミラー6及び運転席側アンダーミラー8を介しての車両側方から後方にかけての視認性が阻害される心配もなくなる。
因みに、前記ミラーステー4の上張出部4aの外周における下半円部や下張出部4eの外周における下半円部を伝わる水は、重力によって落下しやすいため、前記突部10は、必ずしも円環状部材10aとする必要はなく、前記ミラーステー4の上張出部4aの外周における上半円部や下張出部4eの外周における上半円部だけに張り出す形状とすることもできるのは確かであるが、前記ミラーステー4の外周全体に亘って車体側へ流れようとする水の動きは不安定で予測できないこともあり、こうした理由から、本実施例のように、前記突部10を、前記ミラーステー4の外周に取り付けられる円環状部材10aで形成すれば、前記ミラーステー4の外周全体に亘って車体側へ流れようとする動きの不安定な水をより確実に阻止する上で有効となる。
一方、前記突部10は、前記ミラーステー4の上張出部4aの軸線方向に複数段(図の例では二段)配設すると共に、前記ミラーステー4の下張出部4eの軸線方向に複数段(図の例では二段)配設してあるため、前記ミラーステー4を伝わる水が仮に一つの段の突部10を乗り越えて車体側へ流れるようなことがあったとしても、次の段の突部10により車体側への水の流れを阻止することが可能となり、その確実性を更に高める上で有効となる。
こうして、雨天走行時における運転者のサイドウインドガラス3d越しの直接視界を良好とし得、且つ運転席側サイドミラー6及び運転席側アンダーミラー8を介しての車両側方から後方にかけての視認性の向上を図り得る。
尚、本発明の車両用ミラー構造は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、運転席側に限らず、助手席側のミラーにも適用可能なこと等、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1 トラック(車両)
2 キャブ
3d サイドウインドガラス
4 ミラーステー
4a 上張出部(張出部)
4e 下張出部(張出部)
6 運転席側サイドミラー(ミラー)
8 運転席側アンダーミラー(ミラー)
10 突部
10a 円環状部材

Claims (4)

  1. 車体側から張り出すミラーステーにミラーを取り付けてなる車両用ミラー構造において、
    前記ミラーステーの車体側からの張出部に、雨天走行時にミラーステーに付着した水の車体側への流れを堰き止める突部を設けたことを特徴とする車両用ミラー構造。
  2. 前記張出部を、前記ミラーステーの上部から張り出す上張出部とした請求項1記載の車両用ミラー構造。
  3. 前記突部を、前記ミラーステーの外周に取り付けられる円環状部材で形成した請求項2記載の車両用ミラー構造。
  4. 前記突部を、前記ミラーステーの軸線方向に複数段配設した請求項3記載の車両用ミラー構造。
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