JPS6259145A

JPS6259145A - 二輪車用バツクミラ−

Info

Publication number: JPS6259145A
Application number: JP60200318A
Authority: JP
Inventors: Yoshihiro Nakazawa; 中沢　祥浩
Original assignee: Honda Motor Co Ltd
Current assignee: Honda Motor Co Ltd
Priority date: 1985-09-09
Filing date: 1985-09-09
Publication date: 1987-03-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は二輪車用のバックミラーに関する。

（従来の技術）二輪車用バックミラーは、ミラーの裏面支持したホルダ
をアームの一端部に設け、このアームの他端部を例えば
ハンドルグリップ近傍に設けられたハンドルレバー等の
レバーブラケットに取り付けるようにしたものが一般的
に知られている。

（発明が解決しようとする問題点）ところでかかるバックミラーにあっては車両の走行に伴
い、ホルダの裏面（車両前方側）に雪や雨滴等が付着し
易く、この雪や雨滴等はホルダの裏面に沿って下方に移
動しホルダの下端部よりホルダを離れて下方へ落下する
。

ところがこのホルダの下方には通常ハンドルグリップが
位置し、前記ホルダより落下した雪や水滴はこのハンド
ルグリップ及びこのハンドルグリップを操作するドライ
バーの手の上に垂れることとなる。

このため、ドライバーは不快感を有し、又、冬場等の低
温下においてはこの水滴や雪により指先などがかじかむ
等の不具合がある。

そこで本発明はかかる従来の問題点を改善すべく成され
たものであり、その目的とする処は、バックミラーのホ
ルダ裏面に付着した雪や雨滴等がハンドルグリップやド
ライバーの手に垂れることがなく、ドライバーにこの雪
や水滴による不快感を与えることのない二輪車用バック
ミラーを提供するようにある。

（問題点を解決するための手段）上記問題点を解決するための本発明は、ミラーの裏面を
支持するホルダ（８）をアーム（７）の一端部に設け、
このアーム（７）の他端部（７ａ）をハンドル（１）側
に取り付けてなる二輪車用バックミラー（５）において
、前記ホルダ（６）の裏面（６ａ）には、この裏面（６
ａ）に付着した水滴が裏面（８ａ）に沿って落下する際
にこの水滴をホルダ裏面の所定力所（１０ａ）に誘導す
る誘導壁（１０）を設けるとともに、前記所定力所（１
０ａ）から前記アーム（７）の下端部にかけては、前記
所定力所（１０ａ）に３ｓ導された水滴を前記アーム（
７）の下端部（７Ｃ）より排水するための排水路（８）
を設けてなる。

（実施例）以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。

第１図と第２図は本発明の一実施例を示し、第１図は二
輪車用バックミラーを取り付けたハンドルグリップ回り
を示す図、第２図は第１図■−■線断面図で、バックミ
ラーの取り付は部を示す図、第３図及至第５図は本発明
の別実施例を示し、第３図は第１図と同じくハンドルグ
リップ回りを示す図、第４図は第３図ＩＶ−ＩＶ線断面
図、第５図はｆＪＩＪ４図の別実施例を示す図である。

先ず、第１図と第２図において、符号（１）で示すハン
ドルは、端部にハンドルグリップ（２）を備え、このハ
ンドルグリップ（２）より内側にはハンドルレバー（３
）を取り付けたレバーブラケット（４）が設けられてい
る。

符号（５）で示すバックミラーは紙面裏側にミラーを支
持したホルダ（６）と、このホルダ（８）を一端部に取
、り付け、他端部（７ａ）がノーンドル側に取り付けら
れたアーム（７）を備えてなる。このアーム（７）は、
断面丸形状で、その中心軸上には貫通孔（８）を有する
パイプ形状をなし、その他端部（７ａ）に形成されたネ
ジ部（７ｂ）が、レバーブラケット（４）に貫設された
ネジ穴（４ａ）にロックナツト（８）を介して取り付け
られ、アーム（７）の他端部先端（７ｃ）はレバーブラ
ケット（０を貫通してその下方に臨んでいる。

前記ホルダ（６）は、略円板形状をなし、車両前方に向
く裏面（６ａ）には、ホルダ（６）の裏面外周部（８ｂ
）が、その上部寄りの位置から下部にかけて徐々に突出
し、その最下部（１０ａ）における突出量が最も大きく
なるように形成されてなる水滴等の誘導壁（１０）が設
けられている。そしてこの誘導壁（１０）の最下部（Ｉ
Ｑａ）における壁部には前記アーム（７）の貫通孔（８
）に接続される穴（１１）が設けられている。

かかる構成においてホルダ裏面（６ａ）に付着した水滴
は、この裏面（６ａ）に沿って落下する際、この誘導壁
（１０）によってその最下部（１０ａ）に誘導され、穴
（１１）及びアーム（７）の貫通孔（８）からなる排水
路を流れてレバーブラケット（４）の下方に排水される
こととなり、従って本バックミラー（５）によれば、ハ
ンドルグリップ（２）及びこれを操作するドライバーの
手等にホルダ裏面（６ａ）に付着した水滴が垂れるのを
防ぐことができる。

尚、本発明は実施例に限定されることはなく、例えば排
水路は第３図に示されるようにアーム（１７）とホルダ
（１１？）を一体形成するとともに、アーム（１７）外
周面の車両前方に対向する部分にアーム（１７）の軸方
向に沿った溝（１７ａ）を設け、この溝の一端がホルダ
裏面（１６ａ）に設けた誘導壁（２０）の最下部（２０
ａ）に臨むようにしてもよく、更にこの溝（１７ａ）は
第４図に示されるように中実丸棒状のアーム（１７）を
断面矩形状に切欠くことで設けたり、又第５図に示され
るようにアーム（１７）をその断面形状が略コ字状とな
るように成形して構成することで設けるようにしてもよ
い。

（発明の効果）以上の説明より明らかな−如く本発明によれば。

バックミラー裏面に付着した水滴や雪等がハンドルグリ
ップや、これを操作するドライバーの手の上に垂れるの
を防ぐことができ、ドライバーに不快感を与えず、又、
低温下において指先等がかじかむのを防ぐことができる
二輪車用バックミラーを提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図と第２図は本発明の一実施例を示し、第１図は二
輪車用バックミラーを取り付けたハンドルグリップ回り
を示す図、第２図は第１図■−■線断面図で、バックミ
ラーの取り付は部を示す図、第３ｒｇＪ及至第５図は本
発明の別実施例を示し、第３図は第１図と同じくハンド
ルグリップ回りを示す図、第４図は第３図ＩＶ−ＩＶ線
断面図、第５図は第４図の別実施例を示す図である。そして図面中（１）・・・ハンドル（２）・・・ハンドルグリップ（４）・・・レバーブラケット（５）・・・バックミラー（６）・・・ホルダ（６ａ）・・・ホルダ裏面（７）・・・アーム（８）・・・貫通孔（排水路）（ｌＯ）・・・誘導壁（１０ａ）・・・誘導壁の最下部（所定力所）（１１）
・・・穴である。

Claims

【特許請求の範囲】

ミラーの裏面を支持するホルダをアームの一端部に設け
、このアームの他端部をハンドル側に取り付けてなる二
輪車用バックミラーにおいて、前記ホルダの裏面には、
この裏面に付着した水滴が裏面に沿って落下する際にこ
の水滴をホルダ裏面の所定カ所に誘導する誘導壁を設け
るとともに、前記所定カ所から前記アームの下端部にか
けては、前記所定カ所に誘導された水滴を前記アームの
下端部より排水するための排水路を設けたことを特徴と
する二輪車用バックミラー。