JP5566363B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Description
また、サイド部が平坦面状のタイヤを製造する場合は、タイヤ最大幅付近のゴムゲージを厚くする必要があって、タイヤの重量が増加することにより、バネ下重量の増加による同様の問題が生じていた。
また、前記色彩部分の明度と彩度とを、明度が50〜80%で、彩度が50〜100%、または、明度が75〜100%で、彩度が15〜80%とし、前記色彩部分の色相を、タイヤが装着される車両の色相とほぼ一致させることが好ましい。
ここで、明度は、色の明るさを表す指標であり、100%を各色相で最も明るい色、明度0%を真黒とする。
また、彩度とは、色の純度を0〜100%の範囲で示す指標であり、彩度が高い色は純粋な色となり、彩度が低い色は鈍い色となる。
そして、色相とは、色がスペクトルのどこにあるかを0〜360度の範囲で示す指標であり、0度を赤とし、以下60度毎に黄色、緑、シアン、青、マゼンタとする。
ところで、明度と、彩度と、色相との組み合わせを、以下「色彩」という。
さらに、明度差とはそれぞれの箇所における明度の絶対値の差分をいい、平均明度とはそれぞれの箇所における明度の平均値をいう。
ここで「適用リム」とは、タイヤが生産され、または使用される地域に有効な産業規格であって、日本ではJATMA(日本自動車タイヤ協会) YEAR BOOK、欧州ではETRTO(European Tyre and Rim Technical Organisation)のSTANDARDS MANUAL、米国ではTRA(THE TIRE and RIM ASSOCIATION INC.)のYEAR BOOK等に規定されたリムを指す。
さらに、「所定内圧」とは、上記JATMA等の規格で、タイヤサイズに応じて規定される、タイヤの最大負荷能力に対応する充填空気圧(最高空気圧)をいい、「最大負荷能力」とは、上記の規格でタイヤに負荷することが許される最大の質量をいう。
なお、ここでいう空気は、窒素ガスその他の不活性ガスに置換することもできる。
また、上記のように内側装飾部がホイールの一部であるかのように見える結果として、外側装飾部だけがタイヤのサイド部のように見えるようになり、また、実際には丸みを帯びたサイド部の、少なくとも外側装飾部が平坦面状に見えるようになるので、タイヤの重量を増加させることなしに、サイド部が平坦面状のタイヤを求めるユーザのニーズに応えることができる。
すなわち、DO/Dの値が0.3未満となる場合には、外側装飾部のタイヤ半径方向の幅が狭くなりすぎるため、外側装飾部が平坦面状のサイド部に見えにくくなるとともに、外観品質を向上させる効果が発揮されにくくなる一方、DO/Dの値が0.6を越える場合には、内側装飾部のタイヤ半径方向の幅が狭くなり過ぎるため、内側装飾部のリム径を大きく見せる効果が発揮されにくくなる。
一方、外側装飾部の該明度差を5%よりも大きくすると、タイヤ周方向またはタイヤ半径方向に陰影が形成されているかの如くに見えるため、外側装飾部に立体感が生じてしまい、外側装飾部が平坦面状に見えにくくなる。
すなわち、前記第一の内側要素と前記第二の内側要素の繰り返しが100回よりも大きくなった場合には、第一の内側要素同士の間隔が小さすぎるため、第一の内側要素がスポークのように見えにくくなり、リムを大径に見せる効果が低くなる。
さらに、外側装飾部の彩度を5%以下とした場合には、外側装飾部が無彩色に十分近づくこととなるので、内側装飾部が高い彩度を持つことによって、外側装飾部と内側装飾部の質感が大きく異なったものとなり、サイド面を平坦面状に見せる効果を一層高めることができる。
加えて、前記内側装飾部が、そのタイヤ半径方向の外縁位置からタイヤ半径方向内側に3mm以上10mm以下、または該内側装飾部のタイヤ半径方向の幅DIの50%以下離隔した位置までの領域で、明度がタイヤ半径方向内側に向けて増加し、最大明度差を30%以上設けた場合には、上述の内側装飾部を大径リムに見せる効果を維持しつつ、外側装飾部と内側装飾部との質感を互いに異なるものとすることによって、第一の内側要素がより一層浮き上がって見えることになり、内側装飾部がリムの一部に見える効果をさらに高めることができる。
すなわち、上記の範囲より明度または彩度が低い場合には、色彩部分による装飾効果が小さくなる一方、上記の範囲より明度または彩度が高い場合には、外側装飾部が目立ちにくくなり、外側装飾部がサイド部を平坦面状に見せる効果を発揮しにくくなる。
また、少なくとも、タイヤ周方向の幅が前記第一の内側要素及び前記第二の内側要素のいずれよりも小さい、第一の外側要素と第二の外側要素とを、タイヤ周方向に交互に繰り返す装飾を施す場合には、外側装飾部の第一の外側要素と第二の外側要素との繰り返し数が、内側装飾部の第一の内側要素と第二の内側要素との繰り返し数よりも大きくなることにより、錯視の効果から、外側装飾部と内側装飾部のそれぞれが看者に与える凹凸感が異なるため、外側装飾部と内側装飾部との質感の差が大きくなり、外側装飾部が平坦面状に見える効果を高めることができる。
加えて、外側装飾部の彩度を5%以下とした場合には、外側装飾部がほぼ無彩色となることにより、外側装飾部が平坦面状に見える効果をさらに高めることができる。
なお、下記の説明はあくまで例示であり、タイヤの各部の構成や作用効果等は、これに限定されるものではない。
図1に例示する空気入りタイヤ10は、トレッド部1と、トレッド部1の側部に連続してタイヤ径方向内方に延びる一対のサイドウォール部2と、各サイドウォール部2のタイヤ半径方向内方端に連なる各ビード部3とを具えてなる。
以下、サイドウォール部2とビード部3とを合わせてサイド部4と呼ぶ。
なお、図2に示すところでは外側装飾部11と、内側装飾部21とを隣接させて形成しているが、外側装飾部11と内側装飾部21とを離隔させて配設することもできる。
そしてまた、同図では、会社名等を示す標章31を外側装飾部11に印刷によって形成することとしているが、これに代えて、該標章31を、内側装飾部21に印刷により形成することもできる。
図示のように、印刷によって外側装飾部11、及び内側装飾部21及び標章31を形成することにより、タイヤの装飾性を向上させることができる他、印刷をもって、サイド部外表面の凹凸をなくすることで、走行時の空気抵抗が少なくなって、燃費性能が向上し、また、タイヤサイド部へのクラックも発生し難くなるので、耐久性を向上させることができる。
しかも、タイヤを車両に装着して走行した際、刻印領域32は、タイヤ最大幅位置よりもタイヤ幅方向の内側に位置することになるため、車両の進行方向前方からの空気(風圧)に対し、刻印領域32がブラインドとなり、刻印領域32の大部分には車両進行方向前方からの空気が直接当たらないため、刻印が空気抵抗に及ぼす影響は比較的小さい。
なお、内側装飾部21をホイールの一部に見せるためには、内側装飾部21の少なくとも一部の彩色は、ホイールの彩色と合わせることが望ましい。
そして、前記外側装飾部11と、前記内側装飾部21との境界をタイヤ最大幅位置4a付近に設けた場合には、看者に違和感を与えることなく、サイド部が平坦面状のタイヤが、大径リムに装着されているように見えるため、ユーザの嗜好をより十分に満たすことができる。
このような印刷態様によれば、外側装飾部11に、あたかもモールド加工によるセレーション、リッジ等が形成されているように見え、また、前記カーカスプライ6の折り返し端の存在に起因する円形状の凹凸部をより目立ちにくくすることができて、タイヤサイド部4の外観品質を向上させることができる。
なお、第一の外側装飾部11a及び第二の外側装飾部11bは、タイヤ回転軸を中心として放射状に形成することができる他、第一の外側装飾部11a及び第二の外側装飾部11b、または、それらの境界を曲線または折れ線等となるように形成することもできる。
なお、ユーザがタイヤとリムを別個に購入する場合、ホイールスポークの数及び形状と、タイヤの第一の内側要素の装飾とは必ずしも一致する訳ではないが、たとえ一致しなかったとしても類似さえしていれば、内側装飾部をホイールの一部と見せる効果が発揮される。
ところで、他の実施形態を示す図4のように、第一の内側要素22のタイヤ周方向の円弧幅W1と、第二の内側要素23のタイヤ周方向の円弧幅W2とを略等しくするとともに、それらの両要素22、23の繰り返し回数を、現在市販されているホイールの本数とは異なる、30回〜100回とした場合でも、内側装飾部21の全体がホイール41の一部であるように見えることになって、大径リムを装着しているように見せることができる。
なお、外側装飾部11または内側装飾部21内に、標章31が形成される場合には、前記平均明度は標章31を除いた部分の平均明度を示すものとする。以下示す第一の外側装飾部11a及び第二の外側装飾部11bの平均明度についても同様である。
なお、輪郭が直線となるように傾けることや、折れ線状となるように傾けることもできる。
ここで、グラデーションを形成するに当っては、明度を任意の態様で変化させることができ、たとえば、タイヤ半径方向の内側に向けて、明度を線形的に増加させることもできる。
なお、図2〜4に示すところからは明らかではないが、色彩部分23aには、明度90%、彩度100%、色相200度(黄緑)のライン部分と、明度55%、彩度85%、色相130度(青)のライン部分とが、タイヤ半径方向内側から、互いに繰り返して形成されている。またここでは、ラインを、湾曲姿勢で周方向に延在させているが、波線等とすることも可能である。
なお、外側装飾部と内側装飾部との境界と、タイヤ最大幅位置との、タイヤ半径方向の間隔をΔDとした。ΔDが正の場合は、内側装飾部がタイヤ最大幅位置を超えて配設されていることを示し、ΔDが負の場合には、逆に外側装飾部がタイヤ最大幅位置を超えて配設されていることを示す。
内側装飾部の第一の内側要素には、彩度が0%のままで、明度を80%から10%まで、タイヤ半径方向内側から外側に向けて線形的に低下させた装飾を施した。
一方、比較例タイヤ1には、外側装飾部に明度80%、彩度0%の装飾を、内側装飾部に明度70%、彩度0%の装飾を施した。
比較例タイヤ2には、外側装飾部に明度80%、彩度0%の装飾を、内側装飾部のタイヤ半径方向の外端から10mmの領域に明度10%、彩度0%の装飾を、それ以外の内側装飾部に明度70%、彩度0%の装飾を施した。
また、実施例タイヤ1〜7では、内側装飾部のタイヤ半径方向外端から、幅10mmにかけて、明度を80%から10%まで、タイヤ半径方向内側から外側にかけて線形的に低下させて、内側装飾部にグラデーション領域を形成した。該グラデーション領域の彩度は0%とした。
また、外側装飾部にセレーション状の印刷部を設けたり、グラデーションを形成したり、内側装飾部に色彩部分を設けることで、一層リム径が大きく見えるとともに、サイド部が平坦面状に見えることが明らかになった。
2 サイドウォール部
3 ビード部
4 サイド部
4a タイヤ最大幅位置
5 ビードコア
6 カーカスプライ
10 タイヤ
11 外側装飾部
11a 第一の外側要素
11b 第二の外側要素
21 内側装飾部
22 第一の内側要素
22a 立体要素
22b 影要素
23 第二の内側要素
23a 色彩部分(ライン部分)
31 標章
32 刻印領域
41 ホイール
51 車両
DO 外側装飾部のタイヤ半径方向の幅
DI 内側装飾部のタイヤ半径方向の幅
D DOとDIの和
W1 第一の内側要素のタイヤ周方向の幅
W2 第二の内側要素のタイヤ周方向の幅
Claims (17)
- ビードコアを埋設した一対のビード部、ビード部からタイヤ半径方向外側に延びる一対のサイドウォール部、及び両サイドウォール部間にまたがって延びるトレッド部とを具えてなる空気入りタイヤであって、
ビード部とサイドウォール部を含むサイド部の、タイヤ半径方向外側域に配設された、印刷により平滑に形成してなる環状の外側装飾部と、該外側装飾部のタイヤ半径方向内側に配設された、印刷により平滑に形成してなる環状の内側装飾部とを具え、
該内側装飾部には、少なくとも、第一の内側要素と第二の内側要素とを、タイヤ周方向に交互に繰り返す装飾を施し、
該外側装飾部には、該内側装飾部に施された装飾とは、不連続かつ異なる装飾を施し、
前記外側装飾部には、少なくとも標章を形成してなり、
前記第一の内側要素は、前記第二の内側要素よりも高い明度の領域を有し、
前記第一の内側要素は、前記第二の内側要素よりもタイヤ周方向の円弧幅が大きく、
前記内側装飾部は、そのタイヤ半径方向の外縁位置から、タイヤ半径方向内側に、明度がタイヤ半径方向内側に向けて増加する領域を備える空気入りタイヤ。 - ビードコアを埋設した一対のビード部、ビード部からタイヤ半径方向外側に延びる一対のサイドウォール部、及び両サイドウォール部間にまたがって延びるトレッド部とを具えてなる空気入りタイヤであって、
ビード部とサイドウォール部を含むサイド部の、タイヤ半径方向外側域に配設された、印刷により平滑に形成してなる環状の外側装飾部と、該外側装飾部のタイヤ半径方向内側に配設された、印刷により平滑に形成してなる環状の内側装飾部とを具え、
該内側装飾部には、少なくとも、第一の内側要素と第二の内側要素とを、タイヤ周方向に交互に繰り返す装飾を施し、
該外側装飾部には、該内側装飾部に施された装飾とは、不連続かつ異なる装飾を施し、
該外側装飾部には、少なくとも標章を形成してなり、
前記内側装飾部の前記第二の内側要素が、明度50%以上、彩度15%以上の範囲の色彩部分を具え、
前記色彩部分が、タイヤ周方向に延在して装飾を形成する、複数のライン部分を有してなる空気入りタイヤ。 - ビードコアを埋設した一対のビード部、ビード部からタイヤ半径方向外側に延びる一対のサイドウォール部、及び両サイドウォール部間にまたがって延びるトレッド部とを具えてなる空気入りタイヤであって、
ビード部とサイドウォール部を含むサイド部の、タイヤ半径方向外側域に配設された、印刷により平滑に形成してなる環状の外側装飾部と、該外側装飾部のタイヤ半径方向内側に配設された、印刷により平滑に形成してなる環状の内側装飾部とを具え、
該内側装飾部には、少なくとも、第一の内側要素と第二の内側要素とを、タイヤ周方向に交互に繰り返す装飾を施し、
該外側装飾部には、該内側装飾部に施された装飾とは、不連続かつ異なる装飾を施し、
前記外側装飾部には、少なくとも標章を形成してなり、
前記第一の内側要素は、前記第二の内側要素よりも高い明度の領域を有し、
少なくとも、タイヤ周方向の幅が前記第一の内側要素及び前記第二の内側要素のいずれよりも小さく、彩度が5%以下の、第一の外側要素と第二の外側要素とを、タイヤ周方向に交互に繰り返す装飾を施してなる空気入りタイヤ。 - 前記第一の内側要素は、前記第二の内側要素に隣接し、明度が10〜30%の範囲の領域である影要素を有する、請求項1〜3の何れか一項に記載の空気入りタイヤ。
- 前記外側装飾部と、前記内側装飾部との明度を異なるものとしてなる、請求項1〜4の何れか一項に記載の空気入りタイヤ。
- 前記外側装飾部のタイヤ半径方向の幅をDO、前記内側装飾部のタイヤ半径方向の幅をDIとし、DOとDIの和をDとしたときに、DO/Dを0.3〜0.6の範囲としてなる、請求項1〜5の何れか一項に記載の空気入りタイヤ。
- 前記外側装飾部と前記内側装飾部との境界を、タイヤ最大幅付近に設けてなる、請求項1〜6のいずれか一項に記載の空気入りタイヤ。
- HSV色空間で明度100%を各色相で最も明るい色、明度0%を真黒とした場合に、前記外側装飾部の、タイヤ周方向及び径方向の最大明度差を5%以内としてなる、請求項1〜7のいずれか一項に記載の空気入りタイヤ。
- 前記内側装飾部の装飾は、前記第一の内側要素と前記第二の内側要素とをタイヤ周方向で3〜100回交互に繰り返してなる、請求項1〜8のいずれか一項に記載の空気入りタイヤ。
- 前記内側装飾部の前記第一の内側要素を、タイヤ半径方向に対して、タイヤ周方向に傾けて設けてなる、請求項1〜9のいずれか一項に記載の空気入りタイヤ。
- 前記内側装飾部は、そのタイヤ半径方向の外縁位置から、タイヤ半径方向内側に、3mm以上10mm以下、または、該内側装飾部のタイヤ半径方向の幅DIの50%以下離隔した位置までの領域で、明度がタイヤ半径方向内側に向けて増加し、最大明度差が30%以上となる、請求項8〜10のいずれか一項に記載の空気入りタイヤ。
- 前記内側装飾部の前記第二の内側要素が、明度50%以上、彩度15%以上の範囲の色彩部分を具えてなる、請求項8〜11のいずれか一項に記載の空気入りタイヤ。
- 前記色彩部分が、タイヤ周方向に延在して装飾を形成する、複数のライン部分を有してなる、請求項12に記載の空気入りタイヤ。
- 前記色彩部分の明度と彩度とを、明度が50〜80%で、彩度が50〜100%、または、明度が75〜100%で、彩度が15〜80%とし、
前記色彩部分の色相を、タイヤが装着される車両の色相とほぼ一致させてなる、請求項12または13に記載の空気入りタイヤ。 - 前記外側装飾部には、彩度が5%以下のタイヤ周方向に連続した装飾、または、少なくとも、タイヤ周方向の幅が前記第一の内側要素及び前記第二の内側要素のいずれよりも小さく、彩度が5%以下の、第一の外側要素と第二の外側要素とを、タイヤ周方向に交互に繰り返す装飾を施してなる、請求項1〜14のいずれか一項に記載の空気入りタイヤ。
- 前記外側装飾部の装飾は、前記第一の外側要素と前記第二の外側要素との明度をともに10〜90%の範囲とするとともに、第一の外側要素と第二の外側要素との明度差を50〜80%の範囲とし、かつ、第一の外側要素と第二の外側要素とをタイヤ周方向で200〜1500回交互に繰り返してなる、請求項1〜15のいずれか一項に記載の空気入りタイヤ。
- 前記内側装飾部の前記第一の内側要素の、タイヤ半径方向内側の内縁位置から、タイヤ半径方向外側に、該内側装飾部のタイヤ半径方向の幅DIの30%離隔した位置までの領域の少なくとも一部の明度と、前記外側装飾部の連続した装飾の平均明度、または、前記外側装飾部の前記第一の外側要素と前記第二の外側要素のそれぞれの平均明度の高い方との明度の差を、0〜15%の範囲とするとともに、
前記内側装飾部の前記第一の内側要素の、前記第二の内側要素に隣接する領域の少なくとも一方に、明度が10〜30%の範囲の領域を設けてなる、請求項1〜16のいずれか一項に記載の空気入りタイヤ。
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