JP5556473B2 - 露光データの作成方法、露光データ作成装置及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

露光データの作成方法、露光データ作成装置及び半導体装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、露光データの作成方法、露光データ作成装置及び半導体装置の製造方法に関する。
近時、電子ビーム露光(以下、EB露光という)を用いてパターンを露光する技術が注目されている。
EB露光(EB描画)は、微細なパターンを高精度に描画し得るため、半導体装置の高集積化等に対応することが可能である。
また、EB露光は、レチクルを必要としないため、レチクルを作成するためのコストを省略することができる。
特開2001−330940号公報 特開2001−109128号公報 特開2001−189259号公報 特開平4−26109号公報 国際公開第01/41198号パンフレット 特開2009−223202号公報
しかしながら、EB露光は、矩形に成形した電子ビームを1ショットずつ露光するものであるため、長時間を要し、必ずしも良好なスループットでパターンを露光し得ない場合がある。また、単にEB露光を用いた場合には、互いに隣接するパターンを分離することが困難な場合もある。
本発明の目的は、信頼性を損なうことなく、良好なスループットで露光し得る露光データの作成方法、露光データ作成装置及び半導体装置の製造方法を提供することにある。
実施形態の一観点によれば、光露光と荷電粒子線露光とを併用して基板上にパターンを露光するハイブリッド露光のうちの前記光露光に用いられる第1の露光データと、前記ハイブリッド露光のうちの前記荷電粒子線露光に用いられる第2の露光データとを、設計データに基づいて作成するステップと、前記ハイブリッド露光を用いることなく、前記荷電粒子線露光により前記パターンを前記基板上に露光する場合に用いられる第3の露光データを、前記設計データに基づいて作成するステップと、前記第3の露光データを用いて前記荷電粒子線露光により前記パターンを露光した場合に、単位領域内に不具合が生じるか否かを、前記基板上の複数の前記単位領域の各々について判定するステップと、前記不具合が生じない前記単位領域の各々について、前記第3の露光データを用いて前記荷電粒子線露光により前記単位領域内の露光を行った場合に要する第1の時間と、前記第2の露光データを用いて前記荷電粒子線露光により前記単位領域内の露光を行った場合に要する第2の時間とを比較し、前記第1の時間が前記第2の時間より短い場合には、前記第1の露光データから当該単位領域についての部分のデータを削除し、前記第2の露光データのうちの当該単位領域についての部分のデータを、前記第3の露光データのうちの当該単位領域についての部分のデータにより置換することにより、編集された前記第1の露光データと、編集された前記第2の露光データとを含むハイブリッド露光用の露光データを作成するステップとを有することを特徴とする露光データの作成方法が提供される。
実施形態の他の観点によれば、光露光と荷電粒子線露光とを併用して基板上にパターンを露光するハイブリッド露光のうちの前記光露光に用いられる第1の露光データと、前記ハイブリッド露光のうちの前記荷電粒子線露光に用いられる第2の露光データとを、設計データに基づいて作成する手段と、前記ハイブリッド露光を用いることなく、前記荷電粒子線露光により前記パターンを前記基板上に露光する場合に用いられる第3の露光データを、前記設計データに基づいて作成する手段と、前記第3の露光データを用いて前記荷電粒子線露光により前記パターンを露光した場合に、単位領域内に不具合が生じるか否かを、前記基板上の複数の前記単位領域の各々について判定する手段と、前記不具合が生じない前記単位領域の各々について、前記第3の露光データを用いて前記荷電粒子線露光により前記単位領域内の露光を行った場合に要する第1の時間と、前記第2の露光データを用いて前記荷電粒子線露光により前記単位領域内の露光を行った場合に要する第2の時間とを比較し、前記第1の時間が前記第2の時間より短い場合には、前記第1の露光データから当該単位領域についての部分のデータを削除し、前記第2の露光データのうちの当該単位領域についての部分のデータを、前記第3の露光データのうちの当該単位領域についての部分のデータにより置換することにより、編集された前記第1の露光データと、編集された前記第2の露光データとを含むハイブリッド露光用の露光データを作成する手段とを有することを特徴とする露光データ作成装置が提供される。
実施形態の更に他の観点によれば、光露光と荷電粒子線露光とを併用して基板上にパターンを露光するハイブリッド露光のうちの前記光露光に用いられる第1の露光データと、前記ハイブリッド露光のうちの前記荷電粒子線露光に用いられる第2の露光データとを、設計データに基づいて作成するステップと、前記ハイブリッド露光を用いることなく、前記荷電粒子線露光により前記パターンを前記基板上に露光する場合に用いられる第3の露光データを、前記設計データに基づいて作成するステップと、前記第3の露光データを用いて前記荷電粒子線露光により前記パターンを露光した場合に、単位領域内に不具合が生じるか否かを、前記基板上の複数の前記単位領域の各々について判定するステップと、前記不具合が生じない前記単位領域の各々について、前記第3の露光データを用いて前記荷電粒子線露光により前記単位領域内の露光を行った場合に要する第1の時間と、前記第2の露光データを用いて前記荷電粒子線露光により前記単位領域内の露光を行った場合に要する第2の時間とを比較し、前記第1の時間が前記第2の時間より短い場合には、前記第1の露光データから当該単位領域についての部分のデータを削除し、前記第2の露光データのうちの当該単位領域についての部分のデータを、前記第3の露光データのうちの当該単位領域についての部分のデータにより置換することにより、編集された前記第1の露光データと、編集された前記第2の露光データとを含むハイブリッド露光用の露光データを作成するステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムが提供される。
実施形態の更に他の観点によれば、光露光と荷電粒子線露光とを併用して基板上にパターンを露光するハイブリッド露光のうちの前記光露光に用いられる第1の露光データと、前記ハイブリッド露光のうちの前記荷電粒子線露光に用いられる第2の露光データとを、設計データに基づいて作成するステップと;前記ハイブリッド露光を用いることなく、前記荷電粒子線露光により前記パターンを前記基板上に露光する場合に用いられる第3の露光データを、前記設計データに基づいて作成するステップと;前記第3の露光データを用いて前記荷電粒子線露光により前記パターンを露光した場合に、単位領域内に不具合が生じるか否かを、前記基板上の複数の前記単位領域の各々について判定するステップと;前記不具合が生じない前記単位領域の各々について、前記第3の露光データを用いて前記荷電粒子線露光により前記単位領域内の露光を行った場合に要する第1の時間と、前記第2の露光データを用いて前記荷電粒子線露光により前記単位領域内の露光を行った場合に要する第2の時間とを比較し、前記第1の時間が前記第2の時間より短い場合には、前記第1の露光データから当該単位領域についての部分のデータを削除し、前記第2の露光データのうちの当該単位領域についての部分のデータを、前記第3の露光データのうちの当該単位領域についての部分のデータにより置換することにより、編集された前記第1の露光データと、編集された前記第2の露光データとを含むハイブリッド露光用の露光データを作成するステップとをコンピュータに実行させることにより得られたハイブリッド露光用の露光データのうちの前記編集された第2の露光データを用いて前記荷電粒子線露光を行う工程と、前記ハイブリッド露光用の露光データのうちの前記編集された第1の露光データに基づいて作製されたレチクルを用いて前記光露光を行う工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方法が提供される。
開示の露光データの作成方法によれば、ハイブリッド露光により単位領域内を露光する場合に要する時間と、荷電粒子線露光のみにより当該単位領域内を露光する場合に要する時間とを比較する。そして、荷電粒子線露光のみにより当該単位領域内を露光した場合の方が、ハイブリッド露光により当該単位領域内を露光した場合より短時間で済む場合には、当該単位領域に対しては荷電粒子線露光のみにより露光するようにする。但し、ハイブリッド露光を用いないと不具合が生じてしまうような単位領域に対しては、ハイブリッド露光を用いる。従って、信頼性を損なうことなく、良好なスループットで露光し得る露光データを得ることができる。
露光データ作成装置を示すブロック図である。 一実施形態による露光データの作成方法を示すフローチャートである。 一実施形態による露光データの作成方法におけるデータを示す図である。 ハイブリッド露光用のEB露光用パターンデータとハイブリッド露光用の光露光パターンデータの形成方法を示す図(その1)である。 ハイブリッド露光用のEB露光用パターンデータとハイブリッド露光用の光露光パターンデータの形成方法を示す図(その2)である。 露光フィールドを説明するための図(その1)である。 露光フィールドを説明するための図(その2)である。 露光用データのパターンの例を示す図(その1)である。 露光用データのパターンの例を示す図(その2)である。 ホットスポットテーブルの例を示す図である。 一実施形態による半導体装置の製造方法を示す工程図(その1)である。 一実施形態による半導体装置の製造方法を示す工程図(その2)である。 一実施形態による半導体装置の製造方法を示す工程図(その3)である。 露光による蓄積エネルギーの強度分布を示す図である。 EB露光におけるパターンを示す図である。
図14は、露光による蓄積エネルギーの強度分布を示す図である。図14のグラフの縦軸は、露光による蓄積エネルギーの強度分布を示している。閾値エネルギーEthを超えた箇所においては、ネガ型のレジストを用いた場合、レジストパターンが残存する。
図14(a)に示すような比較的大きいサイズのパターン200が互いに隣接して配される場合において、EB露光でこれらのパターン200を露光すると、図14(a)のグラフに示すような蓄積エネルギー分布となる。
図14(a)において太い点線で示すように、パターン200間においては、蓄積エネルギーが極めて大きくなり、閾値エネルギーEthを超えてしまう。
このため、比較的大きいパターン200が隣接して配される場合において、単にEB露光で露光した場合には、これらのパターン200を分離することができず、パターン200の短絡が生じてしまう。
そこで、パターンの縁部202に対してはEB露光を行い、パターンの内部204に対してはレチクルを用いた光露光を行う、ハイブリッド露光を用いることが提案されている。レチクルとしては、例えば、レチクルの製造コストが比較的安いKrF光源用のレチクルが用いられる。
ハイブリッド露光では、EB露光で露光するパターン202の面積が比較的小さいため、パターン202間における蓄積エネルギーが比較的小さくなる。このため、隣接するパターン202同士を互いに分離することが可能となる。
ところで、図15(a)に示すような設計パターン210に対して、EB露光だけで露光する場合には、図15(b)に示すように、合計で4ショットのパターン212a〜212dを露光すれば済む。図15は、EB露光のパターンを示す図である。
一方、図15(a)に示す設計パターン210をハイブリッド露光で露光する場合には、合計で8ショットのパターン214a〜214hをEB露光により露光することとなる。
このように、ハイブリッド露光で露光する場合には、EB露光だけで露光する場合より、ショット数が多くなってしまう場合がある。ショット数の増加は、スループットの低下を招くこととなる。
また、サイズが比較的大きいパターンの場合には、後方散乱に起因する蓄積エネルギーが比較的大きいため、EB露光の1ショット当たりの露光時間は比較的短くて済む。
しかしながら、サイズが比較的小さいパターンの場合には、後方散乱に起因する蓄積エネルギーが比較的小さいため、EB露光の1ショット当たりの露光時間が比較的長くなる。ハイブリッド露光の場合には、EB露光により露光するパターンのサイズが小さいため、1ショット当たりの露光時間が比較的長くなる。このことも、スループットの低下を招く要因となる。
図14(a)に示すような場合には、パターン200の短絡等の不具合が生じてしまうため、図14(b)に示すように、ハイブリッド露光を用いざるを得ない。
しかし、ハイブリッド露光を用いることなく、EB露光だけで露光した場合であっても、短絡、断線等の不具合が生じない露光フィールド56(図7(a)参照)に対しては、EB露光だけで露光しても不具合は生じない。
本願発明者は、鋭意検討した結果、信頼性を損ねることなく、スループットの向上を実現し得る、以下に示すような露光データの作成方法及び露光データ作成装置を想到した。
[一実施形態]
一実施形態による露光データ作成装置、露光データの作成方法、その露光データの作成方法を実行するコンピュータプログラム、その露光データを用いた半導体装置の製造方法を図1乃至図13を用いて説明する。
(露光データ作成装置)
本実施形態による露光データは、後述する本実施形態による露光データの作成方法により作成される。本実施形態による露光データの作成方法は、例えば、本実施形態による露光データの作成方法を実行するためのコンピュータプログラムがインストールされたCAD等の半導体設計装置(設計支援装置)を用いて、実行することが可能である。
本実施形態による露光データを作成する際に用いられる露光データ作成装置について図1を用いて説明する。図1は、露光データ作成装置を示すブロック図である。
図1に示すように、露光データ作成装置は、CPU(Central Processing Unit)10と、ROM(Read‐Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)14と、磁気ディスクドライブ16と、磁気ディスク18と、光ディスクドライブ20と、光ディスク22と、ディスプレイ24と、I/F(Interface)26と、キーボード28と、マウス30と、スキャナ32と、プリンタ34とを備えている。また、各構成部はバス36によってそれぞれ接続されている。
ここで、CPU(処理部)10は、露光データ作成装置の全体の制御を司る。ROM12は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。RAM14は、CPU10のワークエリアとして使用される。磁気ディスクドライブ16は、CPU10の制御にしたがって磁気ディスク18に対するデータのリード/ライトを制御する。
磁気ディスク18は、磁気ディスクドライブ16の制御で書き込まれたデータを記憶する。磁気ディスク18には、本実施形態による露光データの作成方法を実行するためのコンピュータプログラムがインストールされている。また、磁気ディスク18には、半導体装置の設計を行うことにより作成された半導体装置の設計データが記憶されている。本実施形態による露光データの作成方法を実行するためのコンピュータプログラムは、半導体装置の設計データに基づき、後述するような所定のステップをコンピュータ(CPU)に実行させることにより、露光データを取得する。
光ディスクドライブ20は、CPU10の制御にしたがって光ディスク22に対するデータのリード/ライトを制御する。光ディスク22は、光ディスクドライブ20の制御で書き込まれたデータを記憶したり、光ディスク22に記憶されたデータをコンピュータに読み取らせたりする。
ディスプレイ24は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示する。当該ディスプレイ24としては、例えば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。
I/F26は、通信回線を通じてLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネットなどのネットワーク36に接続され、このネットワーク36を介して他の装置に接続される。そして、I/F26は、ネットワーク38と内部のインターフェースを司り、外部装置からのデータの入出力を制御する。I/F26としては、例えばモデムやLANアダプタなどを採用することができる。
キーボード28は、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーを備え、データの入力を行う。また、タッチパネル式の入力パッドやテンキーなどであってもよい。マウス30は、カーソルの移動や範囲選択、あるいはウィンドウの移動やサイズの変更などを行う。ポインティングデバイスとして同様に機能を備えるものであれば、トラックボールやジョイスティックなどであってもよい。
スキャナ32は、画像を光学的に読み取り、設計支援装置内に画像データを取り込む。なお、スキャナ32には、OCR(Optical Character Reader)機能を持たせてもよい。また、プリンタ34は、画像データや文書データを印刷する。プリンタ34には、例えば、レーザプリンタやインクジェットプリンタを採用することができる。
こうして、本実施形態による露光データを作成する際に用いられる露光データ作成装置が形成されている。
(露光データの作成方法)
次に、本実施形態による露光データの作成方法について図2及び図3を用いて説明する。図2は、本実施形態による露光データの作成方法を示すフローチャートである。図3は、本実施形態による露光データの作成方法におけるデータを示す図である。
本実施形態による露光データの作成方法は、例えば、図1に示すような本実施形態による露光データ作成装置を用いて、実行することが可能である。
まず、CPU10は、半導体装置の設計データ100に基づいて、ウェハ露光用図形データ102を作成する(ステップS1)。なお、半導体装置の設計データ100は予め作成されている。ウェハ露光用図形データ102は、半導体ウェハ上に形成されるパターンの形状を示す図形データである。なお、ウェハ露光用図形データ102は、ハイブリッド露光の対象となる各々の層に対してそれぞれ形成される。なお、ハイブリッド露光の対象となる層は、例えば半導体ウェハ上に形成される金属配線層等である。
次に、CPU10は、ウェハ露光用図形データ102を用いて、ハイブリッド露光用のEB露光用パターンデータ104と、ハイブリッド露光用の光露光用パターンデータ(光露光データ)106とを作成する(ステップS2)。ハイブリッド露光のうちのEB露光は、例えば、比較的高い精度が要求される微細パターンを露光する場合や、微細パターン以外のパターンの縁部等を露光する場合等に用いられる。一方、ハイブリッド露光のうちの光露光(レチクル露光)は、微細パターン以外のパターンの内部を露光する場合や、CMP(Chemical Mechanical Polishing、化学的機械的研磨)用のダミーパターンを露光する場合等に用いられる。なお、KrF光源を用いた光露光は、ArF光源を用いた光露光と比較して、レチクルが安価で済む。このため、ハイブリッド露光のうちの光露光は、KrF光源を用いた光露光であることが好ましい。
ハイブリッド露光用のEB露光用パターンデータ104とハイブリッド露光用の光露光用パターンデータ(光露光データ)106は、例えば以下のようにして形成される。
図4は、ハイブリッド露光用のEB露光用パターンデータとハイブリッド露光用の光露光パターンデータの形成方法を示す図である。
図4(a)に示すようなパターン40を形成する場合を例に説明する。
まず、CPU10は、図4(a)に示すようなパターン40に対して、大きさjのマイナスバイアス処理を行う。マイナスバイアス処理は、パターンの外縁を所定値ずつ内側にシフトさせる処理である。これにより、パターン40の外縁の位置がjずつ内側にシフトされ、図4(b)に示すようなパターン40aが得られる。
次に、CPU10は、図4(a)に示すパターン40から図4(b)に示すパターン40aの部分を除去することにより、図4(c)に示すようなパターン40bを得る。パターン40bは、ハイブリッド露光のうちのEB露光用のパターンに用いられる。
次に、CPU10は、図4(b)に示すパターン40aに対して、大きさkのプラスバイアス処理を行う。プラスバイアス処理は、パターンの外縁を所定値ずつ外側にシフトさせる処理である。これにより、パターン40aの外縁の位置がkずつ外側にシフトされ、図5(a)に示すようなパターン40cが得られる。バイアス値kの大きさは、バイアス値jの大きさより小さい値とする。図5(a)に示すようなパターン40cは、ハイブリッド露光のうちの光露光用のパターンに用いられる。なお、図5(b)に示すように、パターン40bとパターン40cとには、互いに重なり合う部分が存在する。
このようにして、CPU10は、設計データ100に基づいて、ハイブリッド露光用のEB露光用パターンデータ104と、ハイブリッド露光用の光露光用パターンデータ(光露光データ)106とを得る(ステップS2)。
次に、CPU10は、上記のようにして得られたハイブリッド露光用のEB露光用パターンデータ104に基づいて、以下のようにして、ハイブリッド露光用のEB露光データ108を作成する(ステップS3)。
即ち、まず、CPU10は、ハイブリッド露光用のEB露光用パターンデータ104に対し、パターンの形状を変化させる形状変形補正を行う。形状変形補正としては、例えば、ルールベース補正、一括バイアス補正等が行われる。
次に、CPU10は、形状変形補正が行われたハイブリッド露光用のEB露光用パターンデータ104に対して、矩形分割等を行い、EB露光装置が読み取ることが可能なデータ形式に変換する。これにより、ハイブリッド露光のうちのEB露光の各ショットのパターンのデータが得られる。
次に、CPU10は、近接効果等による解像度の劣化が低減されるように、ハイブリッド露光のうちのEB露光の各ショットのパターンに対して適切な露光量を算出する。こうして、ハイブリッド露光のうちのEB露光の各々のショットのパターンについて適切な露光量が求められる。各ショットのパターンのデータ及び各ショットの露光量のデータは、各々の露光フィールド(単位領域、部分領域、分割領域)56(図6(a)参照)毎に区分けされる。このようにして、CPU10は、各ショットのパターンのデータと各ショットの露光量のデータとが露光フィールド56毎に区分けされたハイブリッド露光用のEB露光データ108を得る。
ここで、露光フィールド56について図6及び図7を用いて説明する。図6及び図7は、露光フィールドを説明するための図である。
図6(a)は、半導体ウェハを示す平面図である。
図6(a)に示すように、半導体ウェハ50には、複数のチップ領域52がマトリクス状に配される。
図6(b)は、図6(a)において丸印で囲んだ部分を拡大して示した図である。図6(b)においては、図6(a)における上端側に位置する半導体チップ52と図6(a)における下端側に位置する半導体チップ52とが抜き出して示されている。
半導体ウェハ50上の領域は、複数のストライプ状の領域(フレーム)54に便宜的に分割される。図6(b)においては、フレーム54の境界線が破線を用いて示されている。フレーム54の幅は、例えば800μm程度に設定されている。
図7(a)は、図6(b)において丸印で囲んだ部分を拡大して示した図である。図7(a)に示すように、1つのフレーム54には複数の露光フィールド(単位領域)56が含まれている。複数の露光フィールド56は、1つのフレーム54内において、Y方向に配列されている。図7(a)においては、フレーム54の境界線が破線を用いて示されており、露光フィールド56の境界線が一点鎖線を用いて示されている。露光フィールド56のサイズは、例えば800μm×800μm程度とする。
EB露光装置は、矩形に成形された電子ビームを適宜偏向させ、EB露光の対象となっている露光フィールド56内にパターンを順次描画する。図7(a)における矢印は、露光フィールド65内において電子ビームを偏向させる様子を概念的に示したものである。図7(a)に示すように、EB露光装置は、EB露光の対象となっている露光フィールド56内において、矩形に成形された電子ビームを適宜偏向させることができる。
一の露光フィールド56に対してEB露光装置によるパターンの露光が完了すると、EB露光装置のXYステージは、図6(b)において矢印で示した方向にEB露光が進行するように、半導体ウェハ50を移動させる。そして、他の露光フィールド56に対してEB露光装置によりパターンの露光が行われる。当該他の露光フィールド56に対してEB露光装置によるパターンの露光が完了すると、EB露光装置のXYステージは、図6(b)において矢印で示した方向にEB露光が進行するように、半導体ウェハ50を更に移動させる。この後、同様して、EB露光によるパターンの露光が進行する。
なお、上記では、一の露光フィールド56に対してEB露光装置によるパターンの露光が完了した後にXYステージにより半導体ウェハ50を移動させる場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。XYステージにより半導体ウェハ50を移動させつつ、電子ビームを偏向させて露光フィールド56内にパターンを露光してもよい。即ち、ビーム偏向によるフィールド内のパターン露光とウェハ移動とを同時に行ってもよい。
図7(b)は、図7(a)において丸印で囲んだ部分を拡大して示したものである。1つの露光フィールド56内には、図7(b)に示すようなサブフィールド58が複数含まれている。サブフィールド58は、露光フィールド56を複数に分割したものである。サブフィールド58のサイズは、例えば40μm×40μm程度とする。複数のサブフィールド58は、露光フィールド56内にマトリクス状に位置している。1ショットのパターン60の寸法は、例えば最大で4μm程度である。
各々の露光フィールド56のサイズや各々の露光フィールド56の境界の位置は、後述する単独EB露光データにおける各々の露光フィールド56のサイズや各々の露光フィールド56の境界の位置と整合するようにする。こうして、ハイブリッド露光用のEB露光データが得られる。ハイブリッド露光用のEB露光データにおいては、EB露光の各ショットのパターンを示すデータと、EB露光の各ショットの露光量を示すデータとが、対になっている。
図8及び図9は、露光用データのパターンの例を示す図である。
図8(a)は、設計データの例を示す図である。
図8(b)は、ウェハ露光用図形データを示す図である。
上述したステップS1の処理を行うと、図8(a)に示すような設計データに基づいて、図8(b)に示すようなウェハ露光用図形データ42が得られる。ウェハ露光用図形データ42は、図4(a)を用いて上述したパターン40に対応している。
図8(c)は、ハイブリッド露光用のEB露光用パターンデータを示す図である。
上述したステップS2の処理を行うと、図8(c)に示すようなハイブリッド露光用のEB露光用パターンデータ42bが得られる。EB露光用パターンデータ42bは、図4(c)を用いて上述したパターン40bに対応している。
図9(a)は、ハイブリッド露光用の光露光用パターンデータを示す図である。
上述したステップS2の処理を行うと、図9(a)に示すようなハイブリッド露光用の光露光用パターンデータ42cが得られる。光露光パターンデータ42cは、図5(a)を用いて上述したパターン40cに対応している。
図9(b)は、ハイブリッド露光用のEB露光データを示す図である。図9(b)におけるドットの相違は、露光量の相違を示している。
図9(c)は、ハイブリッド露光用のEB露光用パターンデータとハイブリッド露光用の光露光用パターンデータとを重ね合わせた状態を示す図である。図9(c)に示すように、ハイブリッド露光用のEB露光用パターンデータ42bと、ハイブリッド露光用の光露光用パターンデータ42cとには、互いに重なり合っている部分が存在している。
こうして、CPU10は、設計データ100に基づいて、ハイブリッド露光用の光露光データ(ハイブリッド露光用パターンデータ)106と、ハイブリッド露光用のEB露光データ108とを作成する。
次に、CPU10は、ハイブリッド露光を行うことなく、EB露光だけを用いて、半導体ウェハ上にパターンを露光する場合の露光データ(単独EB露光データ)112を、以下のようにして作成する(ステップS4)。
まず、CPU10は、ウェハ露光用図形データ102を用いて、単独EB露光用パターンデータ110を作成する。
次に、CPU10は、単独EB露光用パターンデータ110に対し、パターンの形状を変化させる形状変形補正を行う。形状変形補正としては、例えば、ルールベース補正、一括バイアス補正等が行われる。
次に、CPU10は、形状変形補正が行われた単独EB露光用パターンデータ110に対して、矩形分割等を行い、EB露光装置が読み取ることが可能なデータ形式に変換する。これにより、EB露光を行うための各ショットのパターンが得られる。
次に、CPU10は、近接効果等による解像度の劣化を低減するように、各ショットのパターンの適切な露光量を算出する。こうして、各々のショットのパターンについて適切な露光量が求められる。各ショットのパターンのデータ及び各ショットの露光量のデータは、各々の露光フィールド56(図7(a)参照)毎に区分けされる。こうして、各ショットのパターンのデータ及び各ショットの露光量のデータが露光フィールド56毎に区分けされた単独EB露光データ112が作成される。各々の露光フィールド56のサイズや各々の露光フィールド56の境界の位置は、上述したハイブリッド露光用のEB露光データ108における各々の露光フィールド56のサイズや各々の露光フィールド56の境界の位置と整合するようにする。単独EB露光データ112においても、各ショットのパターンを示すデータと、各ショットの露光量を示すデータとが、対になっている。
次に、CPU10は、単独EB露光データ112を用いてパターンの露光を行った場合に、露光フィールド56内に短絡、断線等の不具合が生じる箇所(ホットスポット)が存在するか否かを、各々の露光フィールド56毎に判定する。各々の露光フィールド56においてホットスポットが生じるか否かは、図10に示すようなホットスポットテーブル(HST、Hot Spot Table)に順次記憶される。このようなホットスポットテーブルは、例えばRAM14や磁気ディスク18等に記憶される。図10は、ホットスポットテーブルの例を示す図である。X座標がi、Y座標がjの露光フィールドF(i,j)に対応するホットスポットテーブルは、HST(i,j)と表される。ホットスポットが生じる場合には、ホットスポットテーブルのうちの当該露光フィールドF(i,j)に対応する部分に、例えば“1”を記入する。X座標がi、Y座標がjの露光フィールドF(i,j)においてホットスポットが生じる場合には、HST(i,j)=1とされる。一方、ホットスポットが生じない場合には、ホットスポットテーブルのうちの当該露光フィールドF(i,j)に対応する部分に、例えば“0”を記入する。X座標がi、Y座標がjの露光フィールドF(i,j)においてホットスポットが生じない場合には、HST(i,j)=0とされる。こうして、単独EB露光データ112を用いてパターンの露光を行った場合に短絡、断線等の不具合が生じるか否かが、露光フィールド56毎に判定され、図10に示すようなホットスポットテーブルが作成される(ステップS5)。
ホットスポットテーブルの値が1となっている露光フィールド56は、当該露光フィールド56に対してハイブリッド露光を行わずに、EB露光のみでパターンの露光を行った場合には、パターンの短絡、断線等の不具合が生じてしまう。従って、ホットスポットテーブルの値が1になっている露光フィールド56については、当該露光フィールド56におけるパターンの露光に長時間を要する場合であっても、ハイブリッド露光を用いざるを得ない。
一方、ホットスポットテーブルの値が0となっている露光フィールド56は、当該露光フィールド56に対してハイブリッド露光を行わずに、EB露光のみでパターンの露光を行った場合であっても、パターンの短絡、断線等の不具合は生じない。このため、ホットスポットテーブルの値が0となっている当該露光フィールド56に対しては、ハイブリッド露光を行わずに、EB露光だけを用いてパターンの露光を行うことも可能である。
従って、ホットスポットテーブルの値が0となっている露光フィールド56については、ハイブリッド露光と単独EB露光のどちらの露光時間が短いかを判定し、露光時間の短い方を採用する。
具体的には、まず、CPU10は、露光フィールドF(i,j)に対応するホットスポットテーブルHST(i,j)の値が0であるか否かを、順次判断する(ステップS6)。
CPU10は、当該露光フィールドF(i,j)に対応するホットスポットテーブルHST(i,j)の値が0である場合には、単独EB露光データ112を用いて当該露光フィールドF(i,j)を露光する場合に要する第1の時間tを算出する(ステップS7)。
次に、CPU10は、ハイブリッド露光用EB露光データ108を用いて当該露光フィールドF(i,j)を露光する場合に要する第2の時間tを算出する(ステップS8)。
次に、CPU10は、単独EB露光データを用いて当該露光フィールドを露光する場合に要する第1の時間tと、ハイブリッド露光用EB露光データを用いて当該露光フィールドを露光する場合に要する第2の時間tとを比較する(ステップS9)。
第1の時間tが第2の時間tより短い場合には、単独EB露光データを用いて露光した方がスループットの点で有利である。
従って、第1の時間tが第2の時間tより短い場合には、当該露光フィールド56については、以下のようにして、単独EB露光データを112用いてパターンを露光することとする。
即ち、CPU10は、ハイブリッド露光用光露光データ106から当該露光フィールドF(i,j)についての部分のデータを削除する(ステップS10)。これにより、当該露光フィールドF(i,j)に対しては、レチクルを用いた光露光が行われないこととなる。
また、CPU10は、ハイブリッド露光用EB露光データ108のうちの当該露光フィールドF(i,j)についての部分のデータを、単独EB露光データ112のうちの当該露光フィールドF(i,j)についての部分のデータにより置換する(ステップS11)。これにより、当該露光フィールドF(i,j)に対しては、ハイブリッド露光による露光ではなく、EB露光だけでパターンの露光が行われることとなる。当該露光フィールドF(i,j)においては、EB露光だけでパターンの露光を行った場合の方が、ハイブリッド露光を用いてパターンの露光を行う場合より露光時間が短いため、スループットの向上に寄与することができる。
第1の時間tが第2の時間tより短くない場合には、単独EB露光データ112を用いて露光するメリットがない。従って、この場合には、当該露光フィールドF(i,j)についてはハイブリッド露光が行われる。第2の時間tが第1の時間tより長くなる場合としては、例えば、素子分離領域を含む単位領域等が挙げられる。より具体的には、例えば、ロジックセルアレイの素子分離領域を含む単位領域等が挙げられる。素子分離領域のパターンは、ハイブリッド露光の対象となるような比較的大きなサイズを有しており、かつ、複雑な多角形で構成されている。周縁を露光するハイブリッド用EB露光データは、単独EB露光データに比べ、ショット数が著しく多く、かつ、単位領域の面積密度が極めて小さくなる場合があり、この場合には、第2の時間tが第1の時間tより長くなる。
こうして、EB露光だけで当該露光フィールドF(i,j)内を露光した場合の方がハイブリッド露光よりも短時間で済む場合には、当該露光フィールドF(i,j)内がEB露光だけで露光されるように、露光データ106,108,112が編集される。
一方、ハイブリッド露光を用いないと不具合が生じる露光フィールドF(i,j)、及び、ハイブリッド露光の方がEB露光だけで露光した場合より長時間となる露光フィールドF(i,j)については、ハイブリッド露光が行われることとなる。
同様にして、CPU10は、全ての露光フィールド56に対して、上記のような処理(ステップS6〜S11)を行う(ステップS12)。
CPU10は、全ての露光フィールド56に対して、上記のような処理(ステップS6〜S11)を行うことにより、編集されたハイブリッド露光用光露光データ114と、編集されたハイブリッド露光用EB露光データ116とを得る。
次に、CPU10は、編集されたハイブリッド露光用EB露光データ116の各々のショットのパターンに対し、近接効果を再計算する。そして、CPU10は、近接効果等による解像度の劣化が低減されるように、各ショットのパターンの適切な露光量を算出する。こうして、CPU10は、各々のショットのパターンについて適切な露光量が求められる。なお、各ショットのパターンのデータ及び各ショットの露光量のデータは、露光フィールド56毎に区分されている。こうして、CPU10は、近接効果補正を行う(ステップS13)。
こうして、CPU10は、編集されたハイブリッド露光用光露光データ114と、編集されたハイブリッド露光用EB露光データ116とを有するハイブリッド露光用の露光データ114,116を得る。
このように、本実施形態によれば、ハイブリッド露光により露光フィールド内を露光する場合に要する時間と、EB露光のみにより当該露光フィールド内を露光する場合に要する時間とを比較する。そして、EB露光のみにより当該露光フィールド内を露光した場合の方が、ハイブリッド露光により当該露光フィールド内を露光した場合より短時間で済む場合には、当該露光フィールドに対してはEB露光のみにより露光するようにする。但し、本実施形態では、ハイブリッド露光を用いないと不具合が生じてしまうような露光フィールドに対しては、EB露光のみにより露光するようにはせず、ハイブリッド露光を用いる。従って、本実施形態によれば、信頼性を損なうことなく、スループットの向上を実現することができる。
(半導体装置の製造方法)
次に、本実施形態による露光データの作成方法により得られる露光データを用いた半導体装置の製造方法について図11乃至図13を用いて説明する。図11乃至図13は、本実施形態による半導体装置の製造方法を示す工程図である。図11(a)は、断面図であり、図11(b)は、図11(a)に対応する平面図である。図11(c)は、断面図であり、図12(a)は、図11(c)に対応する平面図である。図12(b)は、断面図であり、図12(c)は、図12(b)に対応する平面図である。図13(a)乃至図13(c)は、断面図である。
まず、本実施形態による露光データの作成方法により得られた編集済ハイブリッド露光用光露光データ114(図3参照)に基づいて、レチクル作成用の描画データ(図示せず)を作成する。
次に、レチクル作成用の描画データに基づいて、ハイブリッド露光用のレチクル(図示せず)を作製する。レチクルは、例えばKrF光源用のレチクルとする。
次に、図示しないEB露光装置(電子線露光装置)内に半導体ウェハ70を導入する。なお、図11(a)に示すように、半導体ウェハ70上には、図示しないトランジスタ等や層間絶縁膜72が形成されている。半導体ウェハ70としては、例えばシリコンウェハが用いられる。層間絶縁膜72としては、例えばシリコン酸化膜が形成されている。層間絶縁膜72上には、パターニングの対象となる導電膜74等が形成されている。導電膜74の材料としては、例えば多結晶シリコン膜が用いられる。導電膜74上には、レジスト膜76が形成されている。レジスト膜76としては、化学増幅系ネガ型レジスト等が用いられている。
ここでは、図11(b)に示すようなパターン78をレジスト膜76に露光する場合を例に説明する。図11(b)は、レジスト膜76に露光するパターン78の形状を示す平面図である。
次に、本実施形態による露光データの作成方法により得られた編集済ハイブリッド露光用EB露光データ116(図3参照)に基づいて、半導体ウェハ70上のレジスト膜76にEB露光装置を用いてパターン80(図12(a)参照)を露光する。図11(c)においては、EB露光が行われた箇所をハッチングにより示している。図12(a)は、EB露光により露光されるパターン80を示す平面図である。図12(a)に示すように、図11(b)のパターン78のうちの外縁部がEB露光により露光される。
次に、半導体ウェハ70を図示しない光露光装置に搬送する。光露光装置としては、例えばKrF光源を用いた光露光装置を用いる。
次に、上記のようにして作成されたハイブリッド露光用のレチクルを用い、光露光装置により、半導体ウェハ70上のレジスト膜76にパターン82(図12(c)参照)を露光する。図12(b)においては、光露光が行われた箇所を、EB露光が行われた箇所と異なる種類のハッチングを用いて示している。図12(c)は、光露光により露光されるパターン82を示す平面図である。図12(c)に示すように、図11(b)のパターン78のうちの内側の部分が光露光により露光される。
次に、図13(a)に示すように、レジスト膜76を現像する。
次に、図13(b)に示すように、レジスト膜76をマスクとして、導電膜74をエッチングする。
この後、例えばアッシングによりレジスト膜76を剥離する(図13(c)参照)。
これにより、ハイブリッド露光を用いてパターニングされた導電膜74が得られる。
こうして、本実施形態による半導体装置が製造される。
[変形実施形態]
上記実施形態に限らず種々の変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、光露光とEB露光とを併用するハイブリッド露光を行う場合を例に説明したが、ハイブリッド露光のうちの荷電粒子線露光はEB露光に限定されるものではない。例えば、ハイブリッド露光のうちの荷電粒子露光として、例えばイオンビーム露光等を行ってもよい。
また、上記実施形態では、レジスト膜としてネガ型レジストを用いる場合を例に説明したが、ネガ型レジストを用いる場合に限定されるものではない。例えば、ポジ型レジストを用いる場合にも適用することができる。
上記実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
光露光と荷電粒子線露光とを併用して基板上にパターンを露光するハイブリッド露光のうちの前記光露光に用いられる第1の露光データと、前記ハイブリッド露光のうちの前記荷電粒子線露光に用いられる第2の露光データとを、設計データに基づいて作成するステップと、
前記ハイブリッド露光を用いることなく、前記荷電粒子線露光により前記パターンを前記基板上に露光する場合に用いられる第3の露光データを、前記設計パターンに基づいて作成するステップと、
前記第3の露光データを用いて前記荷電粒子線露光により前記パターンを露光した場合に、単位領域内に不具合が生じるか否かを、前記基板上の複数の前記単位領域の各々について判定するステップと、
前記不具合が生じない前記単位領域の各々について、前記第3の露光データを用いて前記荷電粒子線露光により前記単位領域内の露光を行った場合に要する第1の時間と、前記第2の露光データを用いて前記荷電粒子線露光により前記単位領域内の露光を行った場合に要する第2の時間とを比較し、前記第1の時間が前記第2の時間より短い場合には、前記第1の露光データから当該単位領域についての部分のデータを削除し、前記第2の露光データのうちの当該単位領域についての部分のデータを、前記第3の露光データのうちの当該単位領域についての部分のデータにより置換することにより、編集された前記第1の露光データと、編集された前記第2の露光データとを含むハイブリッド露光用の露光データを作成するステップと
を有することを特徴とする露光データの作成方法。
(付記2)
付記1記載の露光データの作成方法において、
前記荷電粒子線露光は、電子線露光である
ことを特徴とする露光データの作成方法。
(付記3)
付記1又は2記載の露光データの作成方法において、
前記光露光は、KrF光源を用いた光露光である
ことを特徴とする露光データの作成方法。
(付記4)
付記1乃至3のいずれかに記載の露光データの作成方法において、
前記不具合は、断線又は短絡である
ことを特徴とする露光データの作成方法。
(付記5)
付記1乃至4のいずれかに記載の露光データの作成方法において、
一つの半導体チップが形成される領域内に複数の前記単位領域が含まれる
ことを特徴とする露光データの作成方法。
(付記6)
光露光と荷電粒子線露光とを併用して基板上にパターンを露光するハイブリッド露光のうちの前記光露光に用いられる第1の露光データと、前記ハイブリッド露光のうちの前記荷電粒子線露光に用いられる第2の露光データとを、設計データに基づいて作成する手段と、
前記ハイブリッド露光を用いることなく、前記荷電粒子線露光により前記パターンを前記基板上に露光する場合に用いられる第3の露光データを、前記設計パターンに基づいて作成する手段と、
前記第3の露光データを用いて前記荷電粒子線露光により前記パターンを露光した場合に、単位領域内に不具合が生じるか否かを、前記基板上の複数の前記単位領域の各々について判定する手段と、
前記不具合が生じない前記単位領域の各々について、前記第3の露光データを用いて前記荷電粒子線露光により前記単位領域内の露光を行った場合に要する第1の時間と、前記第2の露光データを用いて前記荷電粒子線露光により前記単位領域内の露光を行った場合に要する第2の時間とを比較し、前記第1の時間が前記第2の時間より短い場合には、前記第1の露光データから当該単位領域についての部分のデータを削除し、前記第2の露光データのうちの当該単位領域についての部分のデータを、前記第3の露光データのうちの当該単位領域についての部分のデータにより置換することにより、編集された前記第1の露光データと、編集された前記第2の露光データとを含むハイブリッド露光用の露光データを作成する手段と
を有することを特徴とする露光データ作成装置。
(付記7)
光露光と荷電粒子線露光とを併用して基板上にパターンを露光するハイブリッド露光のうちの前記光露光に用いられる第1の露光データと、前記ハイブリッド露光のうちの前記荷電粒子線露光に用いられる第2の露光データとを、設計データに基づいて作成するステップと、
前記ハイブリッド露光を用いることなく、前記荷電粒子線露光により前記パターンを前記基板上に露光する場合に用いられる第3の露光データを、前記設計パターンに基づいて作成するステップと、
前記第3の露光データを用いて前記荷電粒子線露光により前記パターンを露光した場合に、単位領域内に不具合が生じるか否かを、前記基板上の複数の前記単位領域の各々について判定するステップと、
前記不具合が生じない前記単位領域の各々について、前記第3の露光データを用いて前記荷電粒子線露光により前記単位領域内の露光を行った場合に要する第1の時間と、前記第2の露光データを用いて前記荷電粒子線露光により前記単位領域内の露光を行った場合に要する第2の時間とを比較し、前記第1の時間が前記第2の時間より短い場合には、前記第1の露光データから当該単位領域についての部分のデータを削除し、前記第2の露光データのうちの当該単位領域についての部分のデータを、前記第3の露光データのうちの当該単位領域についての部分のデータにより置換することにより、編集された前記第1の露光データと、編集された前記第2の露光データとを含むハイブリッド露光用の露光データを作成するステップと
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
(付記8)
光露光と荷電粒子線露光とを併用して基板上にパターンを露光するハイブリッド露光のうちの前記光露光に用いられる第1の露光データと、前記ハイブリッド露光のうちの前記荷電粒子線露光に用いられる第2の露光データとを、設計データに基づいて作成するステップと;前記ハイブリッド露光を用いることなく、前記荷電粒子線露光により前記パターンを前記基板上に露光する場合に用いられる第3の露光データを、前記設計パターンに基づいて作成するステップと;前記第3の露光データを用いて前記荷電粒子線露光により前記パターンを露光した場合に、単位領域内に不具合が生じるか否かを、前記基板上の複数の前記単位領域の各々について判定するステップと;前記不具合が生じない前記単位領域の各々について、前記第3の露光データを用いて前記荷電粒子線露光により前記単位領域内の露光を行った場合に要する第1の時間と、前記第2の露光データを用いて前記荷電粒子線露光により前記単位領域内の露光を行った場合に要する第2の時間とを比較し、前記第1の時間が前記第2の時間より短い場合には、前記第1の露光データから当該単位領域についての部分のデータを削除し、前記第2の露光データのうちの当該単位領域についての部分のデータを、前記第3の露光データのうちの当該単位領域についての部分のデータにより置換することにより、編集された前記第1の露光データと、編集された前記第2の露光データとを含むハイブリッド露光用の露光データを作成するステップとをコンピュータに実行させることにより得られたハイブリッド露光用の露光データのうちの前記編集された第2の露光データを用いて前記荷電粒子線露光を行う工程と、
前記ハイブリッド露光用の露光データのうちの前記編集された第1の露光データに基づいて作製されたレチクルを用いて前記光露光を行う工程と
を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
10…CPU
12…ROM
14…RAM
16…磁気ディスクドライブ
18…磁気ディスク
20…光ディスクドライブ
22…光ディスク
24…ディスプレイ
26…I/F
28…キーボード
30…マウス
32…スキャナ
34…プリンタ
36…バス
38…ネットワーク
40、40a〜40c…パターン
42、42b、42c…パターン
50…半導体ウェハ
52…チップ領域
54…フレーム
56…露光フィールド、単位領域
58…サブフィールド
60…1ショットのパターン
70…半導体ウェハ
72…層間絶縁膜
74…導電膜
76…レジスト膜
78…パターン
80…EB露光のパターン
82…光露光のパターン
100…設計データ
102…ウェハ露光用図形データ
104…ハイブリッド露光用のEB露光用パターンデータ
106…ハイブリッド露光用の光露光データ
108…ハイブリッド露光用EB露光データ
110…単独EB露光用パターンデータ
112…単独EB露光データ
114…編集済みのハイブリッド露光用露光データ
116…編集済みのハイブリッド露光用EB露光データ
200…パターン
202…パターンの縁部
204…パターンの内部
210…設計パターン
212a〜212d…パターン
214a〜214h…パターン

Claims (5)

  1. 光露光と荷電粒子線露光とを併用して基板上にパターンを露光するハイブリッド露光のうちの前記光露光に用いられる第1の露光データと、前記ハイブリッド露光のうちの前記荷電粒子線露光に用いられる第2の露光データとを、設計データに基づいて作成するステップと、
    前記ハイブリッド露光を用いることなく、前記荷電粒子線露光により前記パターンを前記基板上に露光する場合に用いられる第3の露光データを、前記設計データに基づいて作成するステップと、
    前記第3の露光データを用いて前記荷電粒子線露光により前記パターンを露光した場合に、単位領域内に不具合が生じるか否かを、前記基板上の複数の前記単位領域の各々について判定するステップと、
    前記不具合が生じない前記単位領域の各々について、前記第3の露光データを用いて前記荷電粒子線露光により前記単位領域内の露光を行った場合に要する第1の時間と、前記第2の露光データを用いて前記荷電粒子線露光により前記単位領域内の露光を行った場合に要する第2の時間とを比較し、前記第1の時間が前記第2の時間より短い場合には、前記第1の露光データから当該単位領域についての部分のデータを削除し、前記第2の露光データのうちの当該単位領域についての部分のデータを、前記第3の露光データのうちの当該単位領域についての部分のデータにより置換することにより、編集された前記第1の露光データと、編集された前記第2の露光データとを含むハイブリッド露光用の露光データを作成するステップと
    を有することを特徴とする露光データの作成方法。
  2. 請求項1記載の露光データの作成方法において、
    前記荷電粒子線露光は、電子線露光であることを特徴とする露光データの作成方法。
  3. 光露光と荷電粒子線露光とを併用して基板上にパターンを露光するハイブリッド露光のうちの前記光露光に用いられる第1の露光データと、前記ハイブリッド露光のうちの前記荷電粒子線露光に用いられる第2の露光データとを、設計データに基づいて作成する手段と、
    前記ハイブリッド露光を用いることなく、前記荷電粒子線露光により前記パターンを前記基板上に露光する場合に用いられる第3の露光データを、前記設計データに基づいて作成する手段と、
    前記第3の露光データを用いて前記荷電粒子線露光により前記パターンを露光した場合に、単位領域内に不具合が生じるか否かを、前記基板上の複数の前記単位領域の各々について判定する手段と、
    前記不具合が生じない前記単位領域の各々について、前記第3の露光データを用いて前記荷電粒子線露光により前記単位領域内の露光を行った場合に要する第1の時間と、前記第2の露光データを用いて前記荷電粒子線露光により前記単位領域内の露光を行った場合に要する第2の時間とを比較し、前記第1の時間が前記第2の時間より短い場合には、前記第1の露光データから当該単位領域についての部分のデータを削除し、前記第2の露光データのうちの当該単位領域についての部分のデータを、前記第3の露光データのうちの当該単位領域についての部分のデータにより置換することにより、編集された前記第1の露光データと、編集された前記第2の露光データとを含むハイブリッド露光用の露光データを作成する手段と
    を有することを特徴とする露光データ作成装置。
  4. 光露光と荷電粒子線露光とを併用して基板上にパターンを露光するハイブリッド露光のうちの前記光露光に用いられる第1の露光データと、前記ハイブリッド露光のうちの前記荷電粒子線露光に用いられる第2の露光データとを、設計データに基づいて作成するステップと、
    前記ハイブリッド露光を用いることなく、前記荷電粒子線露光により前記パターンを前記基板上に露光する場合に用いられる第3の露光データを、前記設計データに基づいて作成するステップと、
    前記第3の露光データを用いて前記荷電粒子線露光により前記パターンを露光した場合に、単位領域内に不具合が生じるか否かを、前記基板上の複数の前記単位領域の各々について判定するステップと、
    前記不具合が生じない前記単位領域の各々について、前記第3の露光データを用いて前記荷電粒子線露光により前記単位領域内の露光を行った場合に要する第1の時間と、前記第2の露光データを用いて前記荷電粒子線露光により前記単位領域内の露光を行った場合に要する第2の時間とを比較し、前記第1の時間が前記第2の時間より短い場合には、前記第1の露光データから当該単位領域についての部分のデータを削除し、前記第2の露光データのうちの当該単位領域についての部分のデータを、前記第3の露光データのうちの当該単位領域についての部分のデータにより置換することにより、編集された前記第1の露光データと、編集された前記第2の露光データとを含むハイブリッド露光用の露光データを作成するステップと
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  5. 光露光と荷電粒子線露光とを併用して基板上にパターンを露光するハイブリッド露光のうちの前記光露光に用いられる第1の露光データと、前記ハイブリッド露光のうちの前記荷電粒子線露光に用いられる第2の露光データとを、設計データに基づいて作成するステップと;前記ハイブリッド露光を用いることなく、前記荷電粒子線露光により前記パターンを前記基板上に露光する場合に用いられる第3の露光データを、前記設計データに基づいて作成するステップと;前記第3の露光データを用いて前記荷電粒子線露光により前記パターンを露光した場合に、単位領域内に不具合が生じるか否かを、前記基板上の複数の前記単位領域の各々について判定するステップと;前記不具合が生じない前記単位領域の各々について、前記第3の露光データを用いて前記荷電粒子線露光により前記単位領域内の露光を行った場合に要する第1の時間と、前記第2の露光データを用いて前記荷電粒子線露光により前記単位領域内の露光を行った場合に要する第2の時間とを比較し、前記第1の時間が前記第2の時間より短い場合には、前記第1の露光データから当該単位領域についての部分のデータを削除し、前記第2の露光データのうちの当該単位領域についての部分のデータを、前記第3の露光データのうちの当該単位領域についての部分のデータにより置換することにより、編集された前記第1の露光データと、編集された前記第2の露光データとを含むハイブリッド露光用の露光データを作成するステップとをコンピュータに実行させることにより得られたハイブリッド露光用の露光データのうちの前記編集された第2の露光データを用いて前記荷電粒子線露光を行う工程と、
    前記ハイブリッド露光用の露光データのうちの前記編集された第1の露光データに基づいて作製されたレチクルを用いて前記光露光を行う工程と
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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