JP5531587B2 - 充電状態報知装置 - Google Patents

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Description

本発明は、充電状態報知装に関するものである。
従来、電気自動車およびハイブリッド自動車の走行の動力源となるバッテリとして、車両の外部の充電器から充電可能なものが提案されている。特許文献1には、バッテリの充電時間毎に、その充電時間で走行可能な範囲を地図表示する技術が記載されている。このような技術を用いれば、目的地に到達するのに必要なおおよその充電時間を把握することができる。
また、特許文献2には、バッテリの充電が完了すると、制御装置が、あらかじめ登録された特定の電話発信先に充電完了を通知する技術が記載されている。
特開2009−25128号公報 特開2004−48900号公報
特許文献1の技術では、目的地に到達するのに必要なおおよその充電時間を把握することができるものの、実際には種々の要因(例えば、バッテリの充電性能の劣化、充電器の能力)によって同じ充電時間でも充電量が異なる場合がある。したがって、ユーザは目的地に到達するのに必要な充電時間を把握し、充電開始後に車両を離れた場合、その充電時間が経過したとしても、必要な充電が本当に完了したのかどうかが明確にわからず、不安を感じてしまったり、本当に車両に戻ってよいか確信が持てない等のケースも考えられる。
また、特許文献2のように、バッテリの充電が完了すると電話発信先に充電完了を通知するようになっていたとしても、バッテリの充電の完了を常時監視するためにナビゲーション装置が上記作動していなければならず、そのための電力消費量が増大してしまう。
本発明は上記点に鑑み、車両の走行の動力源となるバッテリを充電する際に、充電開始後にユーザが車両を離れた場合であっても、目標とする蓄電量が実現したことをユーザに明確に通知すると共に、蓄電量を監視したり、その通知のために要する電力を低減することを第1の目的とする。
上記第1の目的を達成するための請求項1、2に記載の発明は、充電可能なバッテリ(2)に蓄積された電力を走行エネルギーとして利用する車両(1)に搭載される充電状態報知装置であって、無線通信機能を有し、この無線通信機能によってユーザ端末(6)に対して情報を送信することができる通信部(45)と、前記通信部(45)を制御すると共に、通常の電力消費量で作動するアクティブモードと、前記通常の電力消費量よりも電力消費量が低いスリープモードとの間で遷移する制御部(49)と、前記制御部(49)の前記通常の電力消費量よりも電力消費量が低い比較部(48)と、を備え、前記制御部(49)は、前記バッテリ(2)への充電時に前記スリープモードに移行し、前記比較部(48)は、前記バッテリ(2)への充電時に、前記バッテリ(2)の現在の蓄電量が目標蓄電量以上となったか否かの判定を、目標蓄電量以上となったと判定するまで、繰り返し行い、目標蓄電量以上となったと判定した場合、前記制御部(49)を前記スリープモードから前記アクティブモードに移行させ、前記制御部(49)は、前記スリープモードから前記アクティブモードに移行したことに基づいて、前記バッテリ(2)の現在の蓄電量が前記目標蓄電量に到達したか否かを判定し、前記目標蓄電量に到達したと判定したことに基づいて、前記通信部(45)を制御して、前記バッテリ(2)の蓄電量が前記目標蓄電量に到達したことを前記ユーザ端末(6)に通知することを特徴とする充電状態報知装置である。
また、請求項1に記載の発明は、さらに、前記バッテリ(2)の蓄電量がどのような目標蓄電量に達したときに前記ユーザ端末(6)に通知するかを示す告知条件がユーザによって設定されて告知条件記憶部(47)に記録され、前記バッテリ(2)からの電力供給がとぎれても前記告知条件記憶部(47)中に保持されるようになっており、前記告知条件は、ユーザが複数設定できるようになっており、前記制御部(49)は、設定された複数の告知条件のそれぞれに対応する目標蓄電量のうち、達成の早い目標蓄電量から順に、前記スリープモードに移行する際に1個ずつ、前記比較部(48)に出力し、前記比較部(48)は、前記バッテリ(2)の現在の蓄電量と前記制御部(49)から出力された最新の目標蓄電量とを比較し、現在の蓄電量が前記最新の目標蓄電量に到達する度に、前記制御部(49)を前記スリープモードから前記アクティブモードに移行させ、前記制御部(49)は、前記スリープモードから前記アクティブモードに移行する度に、前記バッテリ(2)の蓄電量が目標蓄電量に達したことを前記ユーザ端末(6)に通知することを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、さらに、前記バッテリ(2)の蓄電量がどのような目標蓄電量に達したときに前記ユーザ端末(6)に通知するかを示す告知条件がユーザによって設定されて告知条件記憶部(47)に記録され、前記バッテリ(2)からの電力供給がとぎれても前記告知条件記憶部(47)中に保持されるようになっており、前記告知条件は、ユーザが複数設定できるようになっており、前記制御部(49)は、設定された複数の告知条件のそれぞれに対応する目標蓄電量のすべてを一度に、前記比較部(48)に出力し、前記比較部(48)は、前記バッテリ(2)の現在の蓄電量と前記制御部(49)から出力された複数の目標蓄電量のいずれか1つに到達する度に、前記制御部(49)を前記スリープモードから前記アクティブモードに移行させ、前記制御部(49)は、前記スリープモードから前記アクティブモードに移行する度に、前記バッテリ(2)の蓄電量が目標蓄電量に達したことを前記ユーザ端末(6)に通知することを特徴とする。
このように、バッテリ(2)への充電時には、制御部(49)がスリープモードに移行し、比較部(48)は、バッテリ(2)の現在の蓄電量が目標蓄電量以上となったか否かを判定する。つまり、制御部(45)とは別に比較部(48)を設け、比較部(48)でバッテリ(2)の充電状況の監視を行うことで、充電中に制御部(45)をスリープモードにすることができ、ひいては、充電時における充電状態報知装置の無駄な電力消費を抑えることができる。
また、バッテリ(2)の現在の蓄電量が目標蓄電量以上となったと比較部(48)が判定すると、比較部(48)が制御部(49)をスリープモードからアクティブモードに移行させ、制御部(49)は、アクティブモードに移行したことに基づいて、通信部(45)を制御して、バッテリ(2)の蓄電量が目標蓄電量に到達したことをユーザ端末(6)に通知する。
このようになっているので、車両(1)の走行の動力源となるバッテリ(2)を充電する際に、充電開始後にユーザが車両(1)を離れた場合であっても、目標とする蓄電量が実現したことをユーザに明確に通知すると共に、その通知のために要する電力、より具体的には、その通知のためにバッテリ(2)の充電状態を監視するのに必要な電力を、低減することができる。
また、請求項に記載の発明は、請求項1または2に記載の充電状態報知装置において、前記バッテリ(2)への充電時に前記通信部(45)への電力供給が絶たれると共に、前記比較部(48)が前記制御部(49)を前記スリープモードから前記アクティブモードに移行させるときに、前記通信部(45)への電力供給が再開されることを特徴とする。
このように、通信部(45)が、充電中には、制御部(49)がスリープモードからアクティブモードに移行してユーザ端末(6)への通知を行う必要が発生するまでは、通信部(45)への電力供給を絶たれているので、バッテリ(2)の充電状態を監視するのに必要な電力が、より低減される。
また、請求項に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれか1つに記載の充電状態報知装置において、当該充電状態報知装置は、現在位置からユーザによって設定された目的地までの最適な誘導経路を算出し、算出した誘導経路を案内するナビゲーション装置であり、前記目標蓄電量は、前記現在位置から前記目的地までの前記誘導経路に沿った走行で消費する電力量であることを特徴とする。
バッテリ(2)が、目的地まで走行できる蓄電量を有しているか否かは、ユーザにとって重要な情報であるので、このようになっていることで、例えば、単に目標蓄電量を満充電時の蓄電量であるとする場合に比べ、ユーザの目的に沿った通知を行うことができる。
また、請求項に記載の発明は、請求項1ないしのいずれか1つに記載の充電状態報知装置において、前記目標蓄電量は、複数種類からユーザが1つ以上選択できるようになっていることを特徴とする。このようになっていることで、ユーザの好みに応じた目標蓄電量の設定が可能となる。
また、請求項に記載の発明は、請求項1ないしのいずれか1つに記載の充電状態報知装置が、充電可能なバッテリ(2)に蓄積された電力を走行エネルギーとして利用する車両(1)に搭載され、目的地までの誘導経路を案内するナビゲーション装置であって、目的地が新規に設定された場合または目的地が変更された場合、現在位置から新たな目的地または変更後の目的地までの誘導経路に沿った走行で消費される前記バッテリ(2)の電力量と、前記バッテリ(2)の現在の蓄電量とを比較することで、現在の蓄電量で前記誘導経路に沿って現在位置から目的地まで走行できるか否かを判定する判定手段(120)と、前記判定手段(120)が、現在の蓄電量で前記誘導経路に沿って現在位置から目的地まで走行できないと判定した場合、目的地への到達のために前記バッテリ(2)の充電が必要になったことを前記車両(1)内のユーザに報知する報知手段(130、140)と、を備えている。
また、請求項に記載の発明は、請求項1ないしのいずれか1つに記載の充電状態報知装置において、前記目標蓄電量は、目的地までの走行が可能な最低限の蓄電量に設定可能であることを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、請求項1ないしのいずれか1つに記載の充電状態報知装置において、前記目標蓄電量は、満充電の蓄電量に設定可能であることを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、請求項1ないしのいずれか1つに記載の充電状態報知装置において、前記目標蓄電量は、ユーザが具体的に数値で指定した蓄電量に設定可能であることを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は、請求項1ないしのいずれか1つに記載の充電状態報知装置において、前記目標蓄電量は、目的地までの往復走行が可能な最低限の蓄電量に設定可能であることを特徴とする。
また、請求項11に記載の発明は、請求項1ないし10のいずれか1つに記載の充電状態報知装置において、前記目標蓄電量は、目的地までの走行に加えユーザ指定の距離の走行が可能な最低限の蓄電量に設定可能であることを特徴とする。
また、請求項12に記載の発明は、請求項1ないし11のいずれか1つに記載の充電状態報知装置において、前記制御部(49)はマイクロコンピュータであり、 前記比較部(48)は前記制御部(49)の前記マイクロコンピュータとは別のマイコン(48a)を有することを特徴とする。
また、請求項13に記載の発明は、請求項1ないし12のいずれか1つに記載の充電状態報知装置において、前記比較部(48)は、起動信号を前記制御部(49)に出力することで、前記制御部(49)を前記スリープモードから前記アクティブモードに移行させ、前記制御部(49)は、前記スリープモードから前記アクティブモードに移行した場合、前記アクティブモードに移行したのは前記比較部(48)からの起動信号を原因としているか、あるいは他の部品からの起動信号を原因としているかによって、前記バッテリ(2)の現在の蓄電量が前記目標蓄電量に到達したか否かを判定することを特徴とする。
また、請求項14に記載の発明は、請求項1ないし15のいずれか1つに記載の充電状態報知装置において、前記制御部(49)は、起動信号を受けるポートを複数有し、それらポートのうち1つが、前記比較部(48)からの起動信号専用のポートであり、前記制御部(49)は、前記スリープモードから前記アクティブモードに移行した場合、前記比較部(48)からの起動信号専用のポートから起動信号を受けたか否かで、前記バッテリ(2)の現在の蓄電量が前記目標蓄電量に到達したか否かを判定することを特徴とする。
また、請求項15に記載の発明は、請求項1ないし14のいずれか1つに記載の充電状態報知装置において、前記制御部(49)は、前記スリープモードにおいては作動せず消費電力がゼロであることを特徴とする。
また、請求項16に記載の発明は、請求項1ないし15のいずれか1つに記載の充電状態報知装置において、前記制御部(49)は、前記アクティブモードに移行したときに、当該充電状態報知装置の前記制御部(49)以外の部分への電力供給を再開させることを特徴とする。
また、請求項17に記載の発明は、請求項1ないし15のいずれか1つに記載の充電状態報知装置において、前記比較部(48)は、前記制御部(49)を前記アクティブモードに移行させたときに、当該充電状態報知装置の前記制御部(49)以外の部分への電力供給を再開させることを特徴とする。
このようになっていることで、目的地を新規に設定したときまたは目的地を変更したときに、現在のバッテリの蓄電量でその目的地まで到達できるかどうかをユーザが把握できるようになる。

なお、上記および特許請求の範囲における括弧内の符号は、特許請求の範囲に記載された用語と後述の実施形態に記載される当該用語を例示する具体物等との対応関係を示すものである。
本発明の実施形態に係る充電状態報知システムの構成図である。 車載ナビゲーション装置4の構成を示すブロック図である。 告知条件を設定する処理のフローチャートである。 告知条件設定画面の一例を示す図である。 目的地への到着のために充電が必要なことを表示する処理のフローチャートである。 車両の主電源オフ時および制御部のスリープから復帰時に実行する処理のフローチャートである。 マイコンが実行する充電監視処理のフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態について説明する。本実施形態の充電状態報知システムは、図1に示すように、車両1を備えている。この車両1には、バッテリ2、充電量モニタ3、車載ナビゲーション装置4(充電状態報知装置の一例に相当する)が搭載されている。また、充電状態報知システムは、バッテリ2に対して充電用の給電を行う充電器5、および、車両1のユーザが所有するユーザ端末6も備えている。ユーザ端末6としては、例えば、携帯電話機、ならびに、広域ネットワーク(例えば、インターネット)に接続可能なパーソナルコンピュータおよびPDA等がある。
本実施形態では、車載ナビゲーション装置4に対してユーザが告知条件を設定する。告知条件とは、バッテリ2の蓄電量がどのような目標蓄電量に達したときにユーザ端末6に報知するかを示す条件である。そして車載ナビゲーション装置4は、バッテリ2の充電時に、その告知条件が満たされたときに、その旨の告知をユーザ端末6に対して行うようになっている。
バッテリ2は、繰り返し充電可能な二次電池である。バッテリ2と充電器5とが充電ケーブルによって接続されたとき、この充電ケーブルを介して充電器5からバッテリ2への充電が行われる。車両1は、このバッテリ2に蓄積された電力を走行エネルギーとして利用する。具体的には、車両1は、バッテリ2の電力をエネルギーとして図示しないモータを駆動させ、このモータの駆動力で車両1を走行させる。このように、バッテリ2に蓄えられた電力をエネルギー源として走行する車両としては、電気自動車(EV)およびハイブリッド自動車(HV)が知られている。電気自動車の場合は、バッテリ2に蓄えられた電力で駆動するモータの駆動力のみで自車両を走行させ、ハイブリッド自動車の場合は、バッテリ2に蓄えられた電力で駆動するモータの駆動力と内燃機関の駆動力で自車両を走行させる。なお、ハイブリッド自動車のうち、充電ケーブルを介して充電器5からバッテリ2に充電可能なものを、特にプラグインハイブリッド自動車(PHV)という。本実施形態の車両1は、電気自動車であってもよいし、プラグインハイブリッド自動車であってもよい。
充電量モニタ3は、バッテリ2の蓄電量(すなわち、バッテリ2が蓄積している電力量)を常時検出して車載ナビゲーション装置4に出力する装置である。
車載ナビゲーション装置4は、ユーザによって設定された目的地までの最適な誘導経路を算出し、算出した誘導経路を案内する装置である。図2に、この車載ナビゲーション装置4の構成を示す。
車載ナビゲーション装置4は、位置検出器41、画像表示装置42、操作部43、音声出力部44、通信部45、地図データ取得部46、告知条件記憶部47、比較部48、制御部49等を備えている。さらに車載ナビゲーション装置4は、図示しない電源制御部を備え、この電源制御部は、バッテリ2から電力供給を受け、受けた電力を車載ナビゲーション装置4の各構成部品41〜49に対して分配する。
位置検出器41は、いずれも周知の図示しない加速度センサ、地磁気センサ、ジャイロセンサ、車速センサ、およびGPS受信機等のセンサを有しており、これらセンサの各々の性質に基づいた、車両の現在位置、向き、および速度を特定するための情報を制御部49に出力する。
画像表示装置42は、制御部49から出力された映像信号に基づいた映像をユーザに表示する。操作部43は、メカニカルスイッチ、タッチスイッチ等の入力装置から成り、ユーザによるメカニカルスイッチ、タッチパネルの操作内容に応じた信号を制御部49に出力する。音声出力部44は、制御部49の制御に基づいて、図示しないスピーカに音声を出力させる装置である。
通信部45は、無線通信機能を有し、この無線通信機能によって基地局と無線接続し、この基地局を介してユーザ端末6に対して情報を送信することができる。
地図データ取得部46は、DVD、CD、HDD等の不揮発性の記憶媒体およびそれら記憶媒体に対してデータの読み出し(および可能ならば書き込み)を行う装置から成る。当該記憶媒体は、制御部49が実行するプログラム、経路案内用の周知の道路地図データ等を記憶している。
告知条件記憶部47は、告知条件を記録する記憶媒体である。この告知条件記憶部47は、電源制御部を介したバッテリ2からの電力供給がオフとなった場合でも、その記憶内容を保持することができる記憶媒体であり、例えば、フラッシュメモリ等の不揮発性記憶媒体であってもよいし、あるいは、バッテリ2以外の電力供給源から電力を受けて常時作動するバックアップRAMであってもよい。
比較部48は、バッテリ2の蓄電量と後述する目標蓄電量とを比較するための装置であり、マイコン48aおよびメモリ48bを備えている。メモリ48bは、後述する目標蓄電量および現在蓄電量を記憶するための書き込み可能な記憶媒体(RAM、フラッシュメモリ、バックアップRAM等)である。
マイコン48aは、CPU、RAM、ROM、I/O等を有する周知のマイクロコンピュータである。CPUは、ROMから読み出したプログラムを実行し、その実行の際にはRAM、ROM、およびメモリ48bから情報を読み出し、充電量モニタ3から現在のバッテリ2の蓄電量の情報を取得し、RAM、メモリ48bに対して情報の書き込みを行う。マイコン48aがプログラムを実行することで実現する処理としては、充電器5から取得した現在のバッテリ2の蓄電量を、定期的に(例えば10秒に1回の周期で)制御部49に出力する処理がある。マイコン48aが実行する他の処理の詳細については後述する。
制御部49は、CPU、RAM、ROM、I/O等を有するマイクロコンピュータである。この制御部49は、アクティブモードとスリープモードとの間で遷移するようになっている。アクティブモードとは、通常の電力消費量で作動するモードであり、スリープモードとは、自らの処理能力を大幅に低減することで、通常の電力消費量よりも低い電力消費量で作動するモードである。
アクティブモード時の制御部49の消費電力は、比較部48のマイコン48aの通常作動時(より詳しくは、後述する図7の処理の実行時)の消費電力より大きい。より詳しくは、制御部49のアクティブモードとスリープモードにおける消費電力の差の方が、比較部48のマイコン48aの通常作動時の消費電力よりも小さい。CPUは、ROMまたは地図データ取得部16から読み出した車両用ナビゲーション装置1の動作のためのプログラムを実行し、その実行の際にはRAM、ROM、および地図データ取得部16から情報を読み出し、RAMおよび(可能であれば)地図データ取得部16の記憶媒体に対して情報の書き込みを行い、位置検出器11、画像表示装置12、操作部13、スピーカ14、および交通情報受信機15と信号の授受を行う。
制御部49がプログラムを実行することによって行う基本的な処理としては、現在位置特定処理、地図表示処理、誘導経路算出処理、経路案内処理等がある。現在位置特定処理は、位置検出器41からの信号に基づいて、周知のマップマッチング等の技術を用いて車両1の現在位置や向きを特定する処理である。地図表示処理は、車両1の現在位置の周辺等の特定の領域の地図を、画像表示装置42に表示させる処理である。この際、地図表示のために用いる情報は、地図データから取得する。
誘導経路算出処理は、操作部43からユーザによる目的地の新規入力または目的地の変更のための入力を受け付け、現在位置から当該目的地までの最適な誘導経路を算出する処理である。経路案内処理は、誘導経路上の右左折交差点等の案内ポイントの手前に車両1が到達したときに、右折、左折等を指示する案内音声を音声出力部44に出力させ、当該案内ポイントの拡大図を画像表示装置42に表示させることで、誘導経路に沿った車両1の運転を案内する処理である。
また、後述するように、制御部49は、各種プログラムを実行することで、上記の基本的な処理に加え、告知条件を設定する処理、目的地への到着のために充電が必要なことを表示する処理、目標蓄電量を比較部48に通知する処理、およびバッテリ2の蓄電量が目標蓄電量に到達したことをユーザ端末6に通知する処理を実現するようになっている。
このような構成の充電状態報知システムの作動について以下説明する。まず、車両1のユーザは、車両1に搭乗しているとき、車載ナビゲーション装置4の操作部43を操作して、告知条件の設定を開始する旨の操作を行う。すると制御部49は、この操作があったことに基づいて、所定のプログラムを実行して図3に示すような告知条件設定処理を行う。
この処理において制御部49は、まず画像表示装置42に対して告知条件設定画面を表示させ(ステップ51)。続いて告知条件設定画面を利用したユーザの設定操作を受け付け(ステップ52)、受け付けた設定操作に応じた告知条件を告知条件記憶部47に上書き記録し(ステップ53)、その後、告知条件設定処理を終了する。
図4に、告知条件設定画面の一例20を示す。この例では、告知条件として、3種類の条件のうち任意の1つ、任意の2つ、またはすべてを設定することができるようになっている。3種類の告知条件は、それぞれ、(1)目的地までの走行が可能な最低限の蓄電量を目標標蓄電量とする告知条件、(2)満充電の蓄電量を目標標蓄電量とする告知条件、(3)ユーザが具体的に数値で指定した蓄電量(指定蓄電量)を目標標蓄電量とする告知条件、である。
ユーザは、この告知条件設定画面20中のチェックボックス21〜23のそれぞれのオン・オフを切り替える操作を操作部43に対して行うことで、これら(1)〜(3)の条件をそれぞれ採用するか否かを決定する。なお、(3)の条件を採用する場合、ユーザは、操作部43を操作して指定蓄電量を入力する。
また、告知条件設定画面20の表示中、ユーザが、操作部43に対して計算ボタン24を選択する操作を行うと、制御部49は、採用された告知条件(またはすべての告知条件)のそれぞれについて、バッテリ2がその条件に対応する目標蓄電量で車両1が走行開始した場合に連続走行可能な最大距離、および、バッテリ2の蓄電量がその目標蓄電量となるまでに必要な充電時間を算出する。
なおこの際、単位蓄電量当たりに車両1が走行可能な距離は、あらかじめ決められていてもよいし、目的地が設定されていれば、目的地までの誘導経路の標高変化等に応じて道路区間毎に算出するようになっていてもよい。また、単位時間当たりの充電可能量は、あらかじめ決められていてもよい。また、バッテリ2の現在の蓄電量は、比較部48を介して充電量モニタ3から取得する。
また、告知条件設定画面20の表示中、ユーザが、操作部43に対してセットボタン25を選択する操作を行うと、制御部49は、採用された告知条件の種類を、告知条件記憶部47に上書き記録する。ただし、指定蓄電量を目標標蓄電量とする告知条件を採用する場合は、その種類の告知条件に関連付けて、指定蓄電量も告知条件記憶部47に記録する。なお、告知条件記憶部47中の告知条件は、上述の通り、一度記録されると、車両1のバッテリ2からの電力供給が途切れても保持される。また、この告知条件設定処理は、ユーザが告知条件の設定を変更したいときに、ユーザの告知条件の設定開始操作に応じて、いつでも実行できるようになっている。
その後、制御部49が誘導経路算出処理によって新規な目的地、または変更後の目的地までの誘導経路を算出した場合、制御部49は、所定のプログラムを実行して、図5に示す処理を実行する。この処理は、目的地への到着のために充電が必要なことを表示する処理である。
この処理において制御部49は、まずステップ110で、経路案内処理を開始することで、算出された誘導経路の案内を開始する。その後は、図5の処理と並列に、経路案内処理が(目的地の変更も目的地への到着もない限り)実行され続ける。
続いてステップ120では、比較部48から受けた最新のバッテリ2の蓄電量に基づいて、この蓄電量で現在位置から目的地まで到着可能か否かを判定する。具体的には、現在位置特定処理によって特定した車両1の現在位置を特定し、特定した現在位置から目的地までの走行で消費する電力量を算出し、その電力量と最新のバッテリ2の蓄電量とを比較することで、この蓄電量で現在位置から目的地まで到着可能か否かを判定する。
以下に、現在位置から目的地までの誘導経路に沿った走行で消費する電力量の算出例について説明する。先ず、制御部49は、地図データに基づいて、誘導経路上の道路形状を取得し、道路が平坦であると仮定して現在位置から誘導経路に沿って目的地まで走行する場合の消費電力量を算出する。消費電力量の算出の際には、基本的には、あらかじめ定められた単位走行距離当たりの電力消費量を用いるが、これに加え、車両1のドライバの車両操作履歴、誘導経路の渋滞情報、規制情報を加味してもよい。更には、地図データに記録されている誘導経路の勾配の情報を加味してもよい。
現在の蓄電量で現在位置から目的地まで到着可能であると判定している間は、ステップ120の判定処理を繰り返し、到着不可能であると判定すると、続いてステップ130に進む。
ステップ130では、音声出力部44を制御して、目的地への到達のために充電が必要になったことをユーザに音声で通知する。続いてステップ140では、目的地への到達のために充電が必要になったことを画像表示装置42に表示させる。ステップ140の後、図5の処理を終了する。
このように、車載ナビゲーション装置4は、目的地が新規に設定された場合または目的地が変更された場合、現在位置から当該新たな目的地または当該変更後の目的地までの誘導経路に沿った走行で消費されるバッテリ2の電力量と、バッテリ2の現在の蓄電量とを比較することで、現在の蓄電量で誘導経路に沿って現在位置から目的地まで走行できるか否かを判定し、現在の蓄電量で誘導経路に沿って現在位置から目的地まで走行できないと判定した場合、目的地への到達のためにバッテリ2の充電が必要になったことを車両1内のユーザに報知する。
このようになっていることで、目的地を新規に設定したときまたは目的地を変更したときに、現在のバッテリの蓄電量でその目的地まで到達できるかどうかをユーザが把握できるようになる。
目的地への到達のためにバッテリ2の充電が必要になったという報知を受けた車両1のユーザは、通常ならばバッテリ2の充電のために、充電器5が設置された施設(自宅、充電スタンド等)に車両1を向かわせ、その施設でバッテリ2の充電を行う。充電時には、ユーザは車両1の主電源をオフとし、その後、ユーザ端末6を所持して車両1から離れたとする。ここで、車両1の主電源のオン、オフとは、バッテリ2から上述のモータ(車両1を走行させるための駆動力を発生するモータ)等への電力供給のオン、オフをいう。本実施形態においては、車両1の主電源のオン、オフに関わらず、バッテリ2から車載ナビゲーション装置4の電源制御部への電力供給はオンとなっているものとする。
ユーザが車両1の主電源をオフとした場合、制御部49は、車両1の主電源がオフになり、かつ、バッテリ2が充電を受けていることに基づいて、所定のプログラムを実行することで、図6のステップ210から処理を開始する。以下に説明する処理が、目標蓄電量を比較部48に通知する処理に相当する。なお、バッテリ2が充電を受けているか否かは、充電量モニタ3の出力に基づいて判定することができる。
まずステップ210では、告知条件記憶部47に記録されている告知条件のうち、最後の車両1の主電源オフから(または最後の充電開始から)まだ抽出されていない種類の告知条件があるか否かを判定し、あれば続いてステップ215を実行し、なければ続いてステップ230を実行する。ある種類の告知条件が抽出されたか否かは、告知条件記憶部47中でその告知条件の抽出フラグがオンとなっているか否かで判定する。
ステップ215では、まだ抽出されていない告知条件のそれぞれについて、目標蓄電量の数値を算出する。具体的には、満充電の蓄電量を目標蓄電量に設定する告知条件の場合、目標蓄電量は、あらかじめ定められた満充電の蓄電量となる。また、指定蓄電量を目標蓄電量に設定する告知条件の場合、目標蓄電量は、告知条件記憶部47に記録された指定蓄電量となる。また、目的地までの走行が可能な最低限の蓄電量を目標標蓄電量に設定する告知条件の場合、現在位置特定処理によって車両1の現在位置を特定し、誘導経路算出処理によって現在位置から目的地までの誘導経路を算出し、この誘導経路と、比較部48から受けたバッテリ2の最新の蓄電量とに基づいて、現在位置から目的地までの誘導経路に沿った走行で消費する電力量を算出し、算出した電力量を目標蓄電量とする。算出方法は、図5のステップ120における算出方法と同じでもよいし、同じでなくてもよい。
続いてステップ220では、算出された目標蓄電量の数値のうち、最も低いもの(すなわち、最も早く達成されるもの)に対応する告知条件を抽出する。具体的には、告知条件記憶部47において、当該告知条件の抽出フラグをオフからオンに切り替える。
続いてステップ225では、ステップ220で抽出された告知条件に対応する目標蓄電量(すなわち、最も低い目標蓄電量の数値)を、比較部48に出力する。
続いてステップ230では、省電力モードに移行する。具体的には、電源制御部から位置検出器41、画像表示装置42、操作部43、音声出力部44、通信部45、地図データ取得部46、告知条件記憶部47への電力供給を遮断する。これを実現する方法としては、例えば、電源制御部から各部41〜47への電力供給線に設けられたオンオフスイッチをオフ(切断)に制御する方法を採用してもよい。これによって、バッテリ2から各部41〜47に電力が供給されなくなるので、バッテリ2の充電中における無駄な電力消費を抑えることができる。
続いてステップ235では、制御部49自らアクティブモードからスリープモードに入る。スリープモードに入ることで、制御部49による図6の処理は終了する。なお制御部49は、スリープモードにおいて、外部から起動信号の入力を受けると、アクティブモードに移行するようになっている。
このように、制御部49は、車両1の主電源がオフになり、かつ、バッテリ2が充電を受けていることに基づいて、目標蓄電量を比較部48に通知する処理を行い、その処理において、抽出されていない告知条件のうち最も早く達成される告知条件に対応する目標蓄電量を比較部48に出力する。
比較部48のマイコン48aは、目標蓄電量を制御部49から受ける度に、所定のプログラムを実行することで図7に示す充電監視処理を行う。この処理においてマイコン48aは、まずステップ405で、制御部49から受けた目標蓄電量の数値をメモリ48bに上書き記録する。
続いてステップ410では、充電量モニタ3から現在のバッテリ2の蓄電量の情報を取得してメモリ48bに上書き記録する。続いてステップ415では、メモリ48b中の現在の蓄電量が目標蓄電量以上となったか否かを判定し、なっていないと判定すれば、ステップ410に処理を戻す。
現在の蓄電量が目標蓄電量となるまでは、このステップ410、415の処理が繰り返されるが、その間、各部41〜47にはバッテリ2からの電力が供給されず、制御部49は低電力消費のスリープモードを維持するので、車載ナビゲーション装置4において無駄な電力消費が抑えられる。
ステップ415で現在の蓄電量が目標蓄電量以上となったと判定した場合は、続いてステップ420で、起動信号を制御部49に出力し、図7の処理を終了する。
この起動信号を受けた制御部49は、上述の通りスリープモードからアクティブモードに復帰すると、復帰したことに基づいて、図6の処理をステップ305から開始する。この処理は、バッテリ2の蓄電量が目標蓄電量に到達したことをユーザ端末6に通知する処理である。
まずステップ305では、通常モードに移行する。具体的には、電源制御部から各部41〜47への電力供給を再開させる。これによって、各部41〜47の通常使用が可能となる。
続いてステップ310では、バッテリ2の蓄電量が目標蓄電量に到達したか否かを判定する。バッテリ2の蓄電量が目標蓄電量に到達したか否かは、制御部49がアクティブモードに復帰したのは比較部48からの起動信号を原因としているか、あるいは他の部品からの起動信号を原因としているかによって判定してもよい。その場合、例えば、制御部49が起動信号を受けるポートを複数有し、それらポートのうち1つが、比較部48からの起動信号専用のポートであった場合は、当該ポートから起動信号を受けたか否かで、バッテリ2の蓄電量が目標蓄電量に到達したか否かを判定してもよい。
あるいは、バッテリ2の蓄電量が目標蓄電量に到達したか否かは、最後に比較部48に出力した目標蓄電量と、比較部48から受けた最新のバッテリ2の蓄電量との比較に基づいて判定してもよい。
バッテリ2の蓄電量が目標蓄電量に到達していないと判定した場合は、他の目的のために制御部49がアクティブモードに復帰したのだから、アクティブモードのまま図6の処理を終了し、他の必要な処理を実行する。
バッテリ2の蓄電量が目標蓄電量に到達したと判定した場合は、続いてステップ315に進み、通信部45を制御して、ユーザ端末6に対して、バッテリ2の蓄電量が目標蓄電量に到達したことを通知する。この際、どの種類の告知条件が満たされたかの情報も、併せて通知するようになっていてもよい。この通知は、ユーザ端末6が受信可能なメールアドレスへのメール送信によって行ってもよいし、ユーザ端末6とのピアツーピア通信回線を開くことによって行ってもよい。
ステップ315に続いては、ステップ210に進み、まだ抽出されていない種類の告知条件があるか否かを判定し、あれば続いてステップ215で、まだ抽出されていない告知条件のそれぞれについて、目標蓄電量の数値を算出し、さらにステップ220で、算出された目標蓄電量の数値のうち、最も低いものに対応する告知条件を抽出し、さらにステップ225で、抽出された告知条件に対応する目標蓄電量を比較部48に出力し、さらにステップ230で、省電力モードに移行し、さらにステップ235で、スリープモードに移行する。
このような処理を制御部49およびマイコン48aが繰り返すことで、最後の車両1の主電源オフ以降(または最後の充電開始以降)、設定された告知条件のすべてについて、達成の早い告知条件から順に抽出され、抽出された告知条件に対応する目標蓄電量が順次比較部48に出力される。そして、車載ナビゲーション装置4が省電力モードかつ制御部49がスリープ状態にある停電力消費状態においては、比較部48のマイコン48aがバッテリ2の現在の蓄電量と最新の目標蓄電量とを比較し、現在の蓄電量が目標蓄電量に達成したら、制御部49に起動信号を出力し、それによって起動した制御部49は、バッテリ2の蓄電量が目標蓄電量に達した旨を、ユーザ端末6に通知する。
例えば、告知条件として、(1)目的地までの走行が可能な最低限の蓄電量を目標標蓄電量とする告知条件、および、(2)満充電の蓄電量を目標標蓄電量とする告知条件の2つが設定されている場合、まず、制御部49は、告知条件(1)に対応する目標蓄電量を比較部48に出力して省電力モードおよびスリープモードに移行し、その後、当該目標蓄電量実現するまで、省電力モードおよびスリープモードが持続したまま、比較部48が当該目標蓄電量と現在の蓄電量とを比較し、現在の蓄電量が当該目標蓄電量に到達すると、比較部48からの起動信号によって制御部49がアクティブモードに復帰して通常モードに移行し、目標蓄電量への到達をユーザ端末6に通知する。
そして制御部49は更に、告知条件(2)に対応する目標蓄電量(すなわち、満充電の蓄電量)を比較部48に出力して省電力モードおよびスリープモードに移行し、その後、当該目標蓄電量実現するまで、省電力モードおよびスリープモードが持続したまま、比較部48が当該目標蓄電量と現在の蓄電量とを比較し、現在の蓄電量が当該目標蓄電量に到達すると、比較部48からの起動信号によって制御部49がアクティブモードに復帰して通常モードに移行し、目標蓄電量への到達をユーザ端末6に通知する。
その後、制御部49は、図6のステップ210で、まだ抽出していない告知条件がもう存在しないと判定し、そのままステップ230で省電力モードに移行し、ステップ235でスリープモードに移行する。この場合、新たに比較部48に目標蓄電量が出力されないので、マイコン48aは図7の処理を実行せず、したがって、制御部49は比較部48から起動信号を受けることがない。
なお、告知条件記憶部47中の抽出フラグは、ステップ210でまだ抽出していない告知条件がもう存在しないと判定した際に、すべてオフとしてもよい。あるいは、車両の主電源がオンに戻ったときにすべてオフとしてもよいし、バッテリ2が充電器5から切り離されて充電が終了したときにすべてオフとしてもよいし、バッテリ2が満充電となったときにすべてオフとしてもよい。
以上説明した通り、バッテリ2への充電時に車両1の主電源がオフになった場合、制御部45がスリープモードに移行し、比較部48は、バッテリ2の現在の蓄電量が目標蓄電量以上となったか否かを判定する。つまり、制御部45とは別に比較部48を設け、比較部48でバッテリ2の充電状況の監視を行うことで、充電中に制御部45をスリープモードにすることができ、ひいては、充電時における車両用ナビゲーション装置の無駄な電力消費を抑えることができる。
また、バッテリ2の現在の蓄電量が目標蓄電量以上となったと比較部48が判定すると、比較部48が制御部49をスリープモードからアクティブモードに移行させ、制御部49は、アクティブモードに移行したことに基づいて、通信部45を制御して、バッテリ2の蓄電量が目標蓄電量に到達したことをユーザ端末6に通知する。
このようになっているので、車両1の走行の動力源となるバッテリ2を充電する際に、充電開始後にユーザが車両1を離れた場合であっても、目標とする蓄電量が実現したことをユーザに明確に通知すると共に、その通知のために要する電力、より具体的には、その通知のためにバッテリ2の充電状態を監視するのに必要な電力を、低減することができる。
また、各部41〜47は、バッテリ2への充電時に電力供給が絶たれると共に、比較部48が制御部49をスリープモードからアクティブモードに移行させるときに、電力供給が再開されるようになっている。
このように、各部41〜47が、充電中には、制御部49がスリープモードからアクティブモードに移行してユーザ端末6への通知を行う必要が発生するまでは、電力供給を絶たれているので、バッテリ2の充電状態を監視するのに必要な電力が、より低減される。
また、目標蓄電量の1つに、現在位置から目的地までの誘導経路に沿った走行で消費する電力量を採用することができる。バッテリ2が、目的地まで走行できる蓄電量を有しているか否かは、ユーザにとって重要な情報であるので、このようになっていることで、例えば、単に目標蓄電量を満充電時の蓄電量であるとする場合に比べ、ユーザの目的に沿った通知を行うことができる。
また、目標蓄電量は、複数種類からユーザが1つ以上選択できるようになっているのでで、ユーザの好みに応じた目標蓄電量の設定が可能となる。
また、ユーザー端末に情報送信する機能を有するナビゲーション装置が、充電情報を告知することにより、目的地走行可能かどうか等のユーザーが走行する為に必要な情報を容易に告知することが可能となる。
なお、本実施形態においては、制御部49が、図5のステップ120を実行することで判定手段の一例として機能し、ステップ130、140のいずれか一方または両方を実行することで報知手段の一例として機能する。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の範囲は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の各発明特定事項の機能を実現し得る種々の形態を包含するものである。
例えば、上記実施形態では、ユーザ端末6への通知を行う度に、設定された複数の目標蓄電量を1つずつ比較部48に出力しているが、一度にすべての目標蓄電量を比較部48に出力するようになっていてもよい。その場合、マイコン48aは、現在のバッテリ2の蓄電量が、それら複数の目標蓄電量のうちいずれか1つに到達する度に、制御部49に起動信号を出力するようになっていてもよい。
また告知条件としては、上記の(1)〜(3)のようなものに限らず、(4)目的地までの往復走行が可能な最低限の蓄電量を目標標蓄電量とする告知条件、(5)目的地までの走行およびユーザ指定の距離の走行が可能な最低限の蓄電量を目標標蓄電量とする告知条件であってもよい。
なお、上記の実施形態では、制御部49は、スリープモードにおいて、通常の電力消費量よりも低い電力消費量ではあるものの、作動する。具体的には、少なくとも、起動信号を受けたことに基づいて、スリープモードからアクティブモードに移行する。しかし、必ずしもこのようになっておらずともよい。例えば、制御部49は、スリープモードにおいて、全く作動せず、電力消費がゼロであってもよい。このようにするには、例えば、制御部49は、図6のステップ235で、電源制御部から制御部49への電力供給を自らオフにすることで、スリープモードに入ればよい。またこの場合、比較部48のマイコン48aは、図7のステップ420で、起動信号をマイコン48に出力する代わりに、電源制御部から制御部49への電力供給をオンにするようになっていてもよい。この場合、電源制御部から制御部49への電力供給をオンにすることで、制御部49はスリープモードからアクティブモードに復帰することになる。このように、スリープモードは、アクティブモードより消費電力の低いモードであれば、どのようなものであってもよい。
また、上記実施形態では、制御部49が、アクティブモードに復帰したときに、各部41〜47への電力供給を再開するようになっているが、比較部48のマイコン48aが、制御部49をアクティブモードに復帰させたとき、各部41〜47への電力供給を再開するようになっていてもよい。
また、上記実施形態では、充電状態報知装置の一例として車載ナビゲーション装置4が例示されているが、充電状態報知装置は、必ずしも車両用ナビゲーション装置の機能を有しておらずともよく、例えば、制御部49と、通信部45と、比較部45のみを有する装置であってもよい。
また、上記の実施形態において、制御部49、マイコン48aがプログラムを実行することで実現している各機能は、それらの機能を有するハードウェア(例えば回路構成をプログラムすることが可能なFPGA)を用いて実現するようになっていてもよい。
1 車両
2 バッテリ
3 充電量モニタ
4 車載ナビゲーション装置
5 充電器
6 ユーザ端末
20 告知条件設定画面
45 通信部
47 告知条件記憶部
48 比較部
49 制御部

Claims (17)

  1. 充電可能なバッテリ(2)に蓄積された電力を走行エネルギーとして利用する車両(1)に搭載され
    無線通信機能を有し、この無線通信機能によってユーザ端末(6)に対して情報を送信することができる通信部(45)と、
    前記通信部(45)を制御すると共に、通常の電力消費量で作動するアクティブモードと、前記通常の電力消費量よりも電力消費量が低いスリープモードとの間で遷移する制御部(49)と、
    前記制御部(49)の前記通常の電力消費量よりも電力消費量が低い比較部(48)と、を備え、
    前記制御部(49)は、前記バッテリ(2)への充電時に前記スリープモードに移行し、
    前記比較部(48)は、前記バッテリ(2)への充電時に、前記バッテリ(2)の現在の蓄電量が目標蓄電量以上となったか否かの判定を、目標蓄電量以上となったと判定するまで、繰り返し行い、目標蓄電量以上となったと判定した場合、前記制御部(49)を前記スリープモードから前記アクティブモードに移行させ、
    前記制御部(49)は、前記スリープモードから前記アクティブモードに移行したことに基づいて、前記バッテリ(2)の現在の蓄電量が前記目標蓄電量に到達したか否かを判定し、前記目標蓄電量に到達したと判定したことに基づいて、前記通信部(45)を制御して、前記バッテリ(2)の蓄電量が前記目標蓄電量に到達したことを前記ユーザ端末(6)に通知する充電状態報知装置であって、
    前記バッテリ(2)の蓄電量がどのような目標蓄電量に達したときに前記ユーザ端末(6)に通知するかを示す告知条件がユーザによって設定されて告知条件記憶部(47)に記録され、前記バッテリ(2)からの電力供給がとぎれても前記告知条件記憶部(47)中に保持されるようになっており、
    前記告知条件は、ユーザが複数設定できるようになっており、
    前記制御部(49)は、設定された複数の告知条件のそれぞれに対応する目標蓄電量のうち、達成の早い目標蓄電量から順に、前記スリープモードに移行する際に1個ずつ、前記比較部(48)に出力し、
    前記比較部(48)は、前記バッテリ(2)の現在の蓄電量と前記制御部(49)から出力された最新の目標蓄電量とを比較し、現在の蓄電量が前記最新の目標蓄電量に到達する度に、前記制御部(49)を前記スリープモードから前記アクティブモードに移行させ、
    前記制御部(49)は、前記スリープモードから前記アクティブモードに移行する度に、前記バッテリ(2)の蓄電量が目標蓄電量に達したことを前記ユーザ端末(6)に通知することを特徴とする充電状態報知装置。
  2. 充電可能なバッテリ(2)に蓄積された電力を走行エネルギーとして利用する車両(1)に搭載され
    無線通信機能を有し、この無線通信機能によってユーザ端末(6)に対して情報を送信することができる通信部(45)と、
    前記通信部(45)を制御すると共に、通常の電力消費量で作動するアクティブモードと、前記通常の電力消費量よりも電力消費量が低いスリープモードとの間で遷移する制御部(49)と、
    前記制御部(49)の前記通常の電力消費量よりも電力消費量が低い比較部(48)と、を備え、
    前記制御部(49)は、前記バッテリ(2)への充電時に前記スリープモードに移行し、
    前記比較部(48)は、前記バッテリ(2)への充電時に、前記バッテリ(2)の現在の蓄電量が目標蓄電量以上となったか否かの判定を、目標蓄電量以上となったと判定するまで、繰り返し行い、目標蓄電量以上となったと判定した場合、前記制御部(49)を前記スリープモードから前記アクティブモードに移行させ、
    前記制御部(49)は、前記スリープモードから前記アクティブモードに移行したことに基づいて、前記バッテリ(2)の現在の蓄電量が前記目標蓄電量に到達したか否かを判定し、前記目標蓄電量に到達したと判定したことに基づいて、前記通信部(45)を制御して、前記バッテリ(2)の蓄電量が前記目標蓄電量に到達したことを前記ユーザ端末(6)に通知する充電状態報知装置であって、
    前記バッテリ(2)の蓄電量がどのような目標蓄電量に達したときに前記ユーザ端末(6)に通知するかを示す告知条件がユーザによって設定されて告知条件記憶部(47)に記録され、前記バッテリ(2)からの電力供給がとぎれても前記告知条件記憶部(47)中に保持されるようになっており、
    前記告知条件は、ユーザが複数設定できるようになっており、
    前記制御部(49)は、設定された複数の告知条件のそれぞれに対応する目標蓄電量のすべてを一度に、前記比較部(48)に出力し、
    前記比較部(48)は、前記バッテリ(2)の現在の蓄電量と前記制御部(49)から出力された複数の目標蓄電量のいずれか1つに到達する度に、前記制御部(49)を前記スリープモードから前記アクティブモードに移行させ、
    前記制御部(49)は、前記スリープモードから前記アクティブモードに移行する度に、前記バッテリ(2)の蓄電量が目標蓄電量に達したことを前記ユーザ端末(6)に通知することを特徴とする充電状態報知装置。
  3. 前記バッテリ(2)への充電時に前記通信部(45)への電力供給が絶たれると共に、前記比較部(48)が前記制御部(49)を前記スリープモードから前記アクティブモードに移行させるときに、前記通信部(45)への電力供給が再開されることを特徴とする請求項1または2に記載の充電状態報知装置。
  4. 当該充電状態報知装置は、現在位置からユーザによって設定された目的地までの最適な誘導経路を算出し、算出した誘導経路を案内するナビゲーション装置であり、
    前記目標蓄電量は、前記現在位置から前記目的地までの前記誘導経路に沿った走行で消費する電力量であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の充電状態報知装置。
  5. 前記目標蓄電量は、複数種類からユーザが1つ以上選択できるようになっていることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載の充電状態報知装置。
  6. 目的地が変更された場合、現在位置から変更後の目的地までの誘導経路に沿った走行で消費される前記バッテリ(2)の電力量と、前記バッテリ(2)の現在の蓄電量とを比較することで、現在の蓄電量で前記誘導経路に沿って現在位置から目的地まで走行できるか否かを判定する判定手段(120)と、
    前記判定手段(120)が、現在の蓄電量で前記誘導経路に沿って現在位置から目的地まで走行できないと判定した場合、目的地への到達のために前記バッテリ(2)の充電が必要になったことを前記車両(1)内のユーザに報知する報知手段(130、140)と、を備えた請求項1ないしのいずれか1つに記載の充電状態報知装置。
  7. 前記目標蓄電量は、目的地までの走行が可能な最低限の蓄電量に設定可能であることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載の充電状態報知装置。
  8. 前記目標蓄電量は、満充電の蓄電量に設定可能であることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載の充電状態報知装置。
  9. 前記目標蓄電量は、ユーザが具体的に数値で指定した蓄電量に設定可能であることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載の充電状態報知装置。
  10. 前記目標蓄電量は、目的地までの往復走行が可能な最低限の蓄電量に設定可能であることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載の充電状態報知装置。
  11. 前記目標蓄電量は、目的地までの走行に加えユーザ指定の距離の走行が可能な最低限の蓄電量に設定可能であることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1つに記載の充電状態報知装置。
  12. 前記制御部(49)はマイクロコンピュータであり、
    前記比較部(48)は前記制御部(49)の前記マイクロコンピュータとは別のマイコン(48a)を有することを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1つに記載の充電状態報知装置。
  13. 前記比較部(48)は、起動信号を前記制御部(49)に出力することで、前記制御部(49)を前記スリープモードから前記アクティブモードに移行させ、
    前記制御部(49)は、前記スリープモードから前記アクティブモードに移行した場合、前記アクティブモードに移行したのは前記比較部(48)からの起動信号を原因としているか、あるいは他の部品からの起動信号を原因としているかによって、前記バッテリ(2)の現在の蓄電量が前記目標蓄電量に到達したか否かを判定することを特徴とする請求項1ないし12のいずれか1つに記載の充電状態報知装置。
  14. 前記制御部(49)は、起動信号を受けるポートを複数有し、それらポートのうち1つが、前記比較部(48)からの起動信号専用のポートであり、
    前記制御部(49)は、前記スリープモードから前記アクティブモードに移行した場合、前記比較部(48)からの起動信号専用のポートから起動信号を受けたか否かで、前記バッテリ(2)の現在の蓄電量が前記目標蓄電量に到達したか否かを判定することを特徴とする請求項1ないし13のいずれか1つに記載の充電状態報知装置。
  15. 前記制御部(49)は、前記スリープモードにおいては作動せず消費電力がゼロであることを特徴とする請求項1ないし14のいずれか1つに記載の充電状態報知装置。
  16. 前記制御部(49)は、前記アクティブモードに移行したときに、当該充電状態報知装置の前記制御部(49)以外の部分への電力供給を再開させることを特徴とする請求項1ないし15のいずれか1つに記載の充電状態報知装置。
  17. 前記比較部(48)は、前記制御部(49)を前記アクティブモードに移行させたときに、当該充電状態報知装置の前記制御部(49)以外の部分への電力供給を再開させることを特徴とする請求項1ないし15のいずれか1つに記載の充電状態報知装置。
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