JP5509799B2 - 車両用シートシステム - Google Patents

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Description

本発明は、車両の車室内に搭載される車両用シートシステムに関するものである。
従来、自動車等の車両において、車両用シートに設けられたヘッドレストを、車両の後突時に前方へ移動させることにより乗員の頭部を効果的に支持し、その後方移動を抑制して乗員の頭部を保護することが検討されている。
例えば、特許文献1には、乗員の背部を支持するシートバックの後方にリヤパーセルシェルフと、このリヤパーセルシェルフを覆うリヤパーセルトリムとが配置され、このリヤパーセルトリムの前面から前方に突出するヘッドレスト支持部が設けられるとともに、リヤパーセルシェルフとシートバックとの間にスプリングが介在され、このスプリングを介してシートバックがリヤパーセルシェルフに支持されたシート装置が開示されている。このシート装置では、車両の後突時に、上記ヘッドレスト支持部とヘッドレストとが当接することでヘッドレストの後方移動が規制される一方、シートバックは上記スプリングを圧縮させつつ後方へ移動し、ヘッドレストがシートバックに対して相対的に前方へ移動する結果、乗員の頭部が背部に対して後方へ移動する量が小さく抑えられることになる。
特開2008−273445号公報
上記特許文献1のシート装置は、リヤパーセルにヘッドレス傾動装置が設けられているために見映えが悪く、またはリヤパーセルとヘッドレストとのレイアウトの自由度が制限される等の問題があった。
本発明は、このような問題に勘案してなされたものであって、見映え等を悪化させることなく、簡単な構成で乗員の頭部を効果的に保護できるようにすることを目的としている。
請求項1に係る発明は、乗員の背部を支持するシートバックと乗員の頭部を支持するヘッドレストとをそれぞれ備えた乗員用シートおよびこの乗員用シート以外の第1シートが搭載された車両において、上記乗員用シートのシートバックは、当該シートバックを補強する補強構造体と、この補強構造体を車体壁部に連結して支持する連結支持部と、当該シートバック内に配設されるとともに、車両の後突時に乗員に押圧されることにより後方へ移動するように支持された受圧部と、この受圧部の後方移動に応じて当該乗員用シートのヘッドレストを前方または上方へ移動させるヘッドレスト可動機構部とを有し、当該シートバックの下端部から上方に離間した位置に上記受圧部が配設され、上記第1シートのシートバックは、当該シートバックを補強する第1補強構造体と、車両の後突時に乗員の後方移動により押圧されて後方へ移動するように支持された第1受圧部と、車両の後突時に上記第1受圧部の後方移動に伴って当該第1シートのヘッドレストを前方または上方へ移動させる第1ヘッドレスト可動機構部とを有し、上記乗員用シートのシートバック下端部から上記受圧部までの離間距離が、上記第1シートのシートバック下端部から上記第1受圧部までの離間距離よりも大きく設定されたものである。
この構成によれば、リヤパーセルやヘッドレストの見映えを悪化させることなく、例えばリヤパーセルを持たない車両にも上記ヘッドレスト可動機構部等を設置可能であり、設計の自由度を確保することができる。また、乗員用シートについては、受圧部をシートバックの下端部から上方に離間した位置に配設することにより、上記ヘッドレストと受圧部との間隔を短くして上記ヘッドレスト可動機構部を効果的にコンパクト化することができる。さらに、シートバックの補強構造体が車体壁部に連結されるため、車両の後突時に、乗員の背部からシートバックに付与される押圧荷重を上記受圧部に集中させてヘッドレストを前方または上方へ移動させることにより、簡単な構成で乗員の頭部の後方への移動を効果的に抑制することができる。
また、上記乗員用シートのヘッドレスト可動機構部を効果的にコンパクト化しつつ、上記第1シートの第1受圧部を、そのシートバックの下端部近傍に配設することにより、車両の後突時に上記第1受圧部を車両の後方へ効果的に相対移動させるとともに、これに対応して第1シートのヘッドレストを確実に前方または上方へ移動させることができる。
請求項に係る発明は、上記請求項1に記載の車両用シートシステムにおいて、上記乗員用シートの後方側に、荷室が形成され、この荷室の底部が、上記乗員用シートのシートバック下端部近傍から後方側に延びるように設置されたものである。
この構成によれば、上記受圧部をシートバックの下端部近傍に配設した場合に比べてシートバックの下端部を薄肉に形成することにより、荷室の収納空間を効果的に拡大できる等の利点がある。
請求項に係る発明は、上記請求項1または2に記載の車両用シートシステムにおいて、上記ヘッドレスト可動機構部に、受圧部とヘッドレストとを連結する連結部材が設けられるとともに、上記補強構造体に、連結部材を揺動可能に支持する揺動支持部が設けられ、この揺動支持部を支点に上記連結部材が揺動変位することにより、上記ヘッドレストが前方または上方へ移動するように構成されたものである。
この構成によれば、車両の後突時に上記受圧部が後方移動するのに伴い、上記揺動支持部を支点として連結部材を揺動変位させることにより、簡単な構成で上記ヘッドレストを前方または上方へ効果的に移動させることができる。
請求項に係る発明は、上記請求項に記載の車両用シートシステムにおいて、上記揺動支持部が、補強構造体を車体壁部に連結して支持する連結支持部の近傍に設けられたものである。
この構成によれば、揺動支持部に作用する荷重を上記連結支持部により車体壁部に伝達して支持することができるため、簡単な構成で上記ヘッドレスト可動機構部の支持剛性を効果的に確保し、上記受圧部に作用する押圧力に応じて上記連結部材をスムーズに揺動変位させることにより、簡単な構成で上記ヘッドレストを前方または上方へ確実に移動させることができる。
請求項に係る発明は、上記請求項またはに記載の車両用シートシステムにおいて、上記補強構造体が、シートバックの外周に沿って延びるシートバックフレームにより構成されるとともに、前面視でその下方部が上方部に比べて幅狭に形成され、かつ上記補強
構造体の内側にヘッドレスト可動機構部が配設されたものである。
この構成によれば、車体壁部に設けられた膨出部に上記シートバックが干渉するのを防止しつつ、上記受圧部の車幅方向における設置寸法を充分に確保して上記ヘッドレスト可動機構部を適正に駆動することができる。
以上説明したように、本発明によれば、リヤパーセルやヘッドレストの見映えが悪化したり、レイアウトの自由度が制限されたりする等の問題を生じることなく、簡単かつコンパクトな構成で、上記受圧部が車両の後突時に後方移動するのに伴い、上記ヘッドレストを前方または上方へ移動させることにより、乗員の頭部の後方への移動を効果的に抑制できるという利点がある。
本発明の実施形態に係る車両用シートシステムが搭載された車両の概略構成を示す側面図である。 上記車両の内部構造を示す斜視図である。 乗員用シートの内部構造を示す正面図である。 図3のIV−IV線断面図である。 連結支持部の離脱状態を示す説明図である。 連結支持部の連結状態を示す説明図である。 図3のVI−VI線断面図である。 乗員用シートの側面図である。 第1シートの構成を示す側面断面図である。 本発明の他の実施形態を示す図8相当図である。 本発明の他の実施形態を示す平面図である。
図1および図2は、本発明の実施形態に係る車両用シートシステムが搭載された車両の内部構造を示している。この車両の車室底部を形成するフロアパネル1上には、運転席および助手席からなる前列の第1シート2が配設されるとともに、その後方には、上記車両用シートシステムを構成する後列の乗員用シート3が配置されている。この乗員用シート3の車幅方向外側方部には、車両のサイドパネルからなる車体壁部4(側壁)が設けられている。また、上記乗員用シート3の後方には、荷室5が形成され、その底部5aは、乗員用シート3のシートバック下端部近傍から後方側に延びるように設置されている。
上記後列の乗員用シート3は、図3に示すように、複数の乗員が着座可能な共通のシートクッション3aと、その後端部に立設された一人用のシートバック6と、二人用のシートバック7とを有するベンチシートからなっている。上記一人用のシートバック6は、一名の乗員に対応した幅寸法を有し、その上端部には一つのヘッドレスト6aが設置されている。上記シートバック6内には、当該シートバック6を補強する補強構造体9と、その後方側に配設されるとともにシートバック6の背面に沿って延びる背面板(図示せず)と、車両の後突時に乗員に押圧されることにより後方へ移動するように支持された後述の受圧部10と、この受圧部10の後方移動に応じて上記ヘッドレスト6aを前方または上方へ移動させるヘッドレスト可動機構部11とが配設されている。
上記補強構造体9は、シートバック6の外周に沿って延びるように、前面視でロ字状もしくは逆U字状に折り曲げられた丸パイプ製のシートバックフレームからなり、前面視でその下方部が上方部に比べて幅狭に形成されている。例えば、車体壁部4の下方部にタイヤハウス等に対応した膨出部が設けられた車両において、この膨出部との干渉を回避するために上記シートバック6の車外側下方部を車体の中央部側に凹入させるとともに、これに対応させて上記補強構造体9をシートバック6に対応させて下窄まり形状とすることにより、前面視で補強構造体9の下方部を上方部に比べて幅狭に形成している。
また、上記補強構造体9は、その下端部に設けられた左右一対のシートブラケット12,12を介してフロアパネル1に固定されるとともに、このシートブラケット12の支持軸12aを支点として揺動可能に支持されている。そして、上記乗員用シート3のシートバック6は、補強構造体9の揺動変位に応じて起立状態と前倒状態とに変位可能に支持されるとともに、上記シートブラケット12に設けられた図略のロック機構により起立状態および前倒状態にそれぞれ保持されるように構成されている。
上記シートバック6の上下方向に略中央部から上部における車幅方向外方側には、補強構造体9を車体壁部4に係脱可能に連結して支持する連結支持部14が設けられている。この連結支持部14は、図5に示すように、車体壁部4に取り付けられたU字状部材からなるストライカ15と、補強構造体9に取り付けられたロックブラケット16とを有している。このロックブラケット16には、上記ストライカ15が挿入される溝部17と、この溝部17内にストライカ15を保持させるラッチ18と、このラッチ18をストライカ15の保持位置にロックするロック部19とが設けられている。
例えば、上記シートバック6を前倒状態から起立状態に移行させる際に、シートバック6に設けられた上記ロックブラケット16の溝部17を車体側のストライカ15に外嵌すると、図6に示すように、このストライカ15により上記ラッチ18が押動されて保持位置に回動変位するとともに、このラッチ18が上記ロック部19により保持位置に拘束される。このようにしてストライカ15がロックブラケット16の溝部17内に保持される結果、当該ストライカ15およびロックブラケット16等からなる連結支持部14を介して、上記補強構造体9が車体壁部4に連結されて支持されることにより、上記シートバック6が起立状態に拘束されるようになっている。
そして、上記シートバック6を前倒状態から起立状態に移行させる際には、上記補強構造体9の上端部に設けられたロック解除レバー20を操作することにより、図外のケーブルを介して上記ロック部19をラッチ18のロック解除位置に駆動する。このようにして上記連結支持部14による補強構造体9の支持状態を解除することにより、上記ストライカ15をロックブラケット16の溝部17外に引き出すとともに、上記起立状態にあるシートバック6を揺動変位させて前倒状態させることが可能となる。
上記ヘッドレスト可動機構部11は、補強構造体9の内方側に配設された丸パイプ材等からなる連結部材22を備えている。この連結部材22は、補強構造体9の上部下面に沿って車幅方向に延びる上方部材24と、その左右両端部から下方に延びる左右一対の側方部材25とを有し、この側方部材25は、上記補強構造体9に設けられた左右一対の揺動枢支部13,13により揺動可能に枢支されている。当実施形態では、上記連結部材22を構成する丸パイプ材を折り曲げることにより上記受圧部10が一体に形成されている。この受圧部10は、上記シートバック6の下端部から所定距離Xだけ上方に離間した位置において、両側方部材25の下端部同士を連結するように配設されている。
そして、上記連結部材22の上方部材24に設けられた保持筒27に、ヘッドレスト6aの支持バー26が挿通されて固定されることにより、上記連結部材22を介してヘッドレスト6aと上記受圧部10とが相連結されている。また、上記側方部材25の下端部と補強構造体9の側方部との間には、引張コイルばねからなる左右一対の付勢部材28が配設され、この付勢部材28により上記連結部材22が補強構造体9に沿った位置に保持されるように付勢されている。
上記揺動枢支部13は、シートバック6の上部右側に設けられた上記連結支持部14と略同一高さの近傍位置で、上記補強構造体9の側辺部から内方側に突設された支持軸13aを有し、この支持軸13aを支点に、上記ヘッドレスト可動機構部11の連結部材22を揺動可能に支持している。そして、車両の後突時に、一人用のシートバック6側に着座した乗員の背部がシートバック6に押し付けられて上記受圧部10が後方に押圧されると、この受圧部10が上記付勢部材28の付勢力に抗して後方へ移動することにより、図4の仮想線で示すように、上記ヘッドレスト可動機構部11の連結部材22およびヘッドレスト6aの支持バー26が上記揺動枢支部13を支点に揺動変位するとともに、ヘッドレスト6aが斜め前上方側に移動するようになっている。
図3、図7および図8に示すように、上記二人用のシートバック7は、二名の乗員が着座可能な幅寸法を有し、その上端部に左右一対のヘッドレスト7a,7aが設置されるとともに、アームレスト7bが前面に設置されている。このアームレスト7bは、二人用のシートバック7の右側、つまり車幅方向中央部側において揺動可能に軸支されることにより、水平な使用位置と、シートバック7の前面に沿った格納位置とに変位可能に支持されている。
上記二人用のシートバック7内には、当該シートバック7を補する補強構造体29と、その後方側に配設されるとともに上記シートバック7の背面に沿って延びる背面板(図示せず)と、車両の後突時に乗員に押圧されることにより後方へ移動するように支持された受圧部30と、この受圧部30の後方移動に応じて上記ヘッドレスト7aを前方または上方へ移動させるヘッドレスト可動機構部31とが設けられている。
上記二人用のシートバック7内に配設された補強構造体29は、その幅寸法がシートバック7の大きさに応じ、上記一人用のシートバック6内に配設された補強構造体9よりも大きく形成され、かつ上記アームレスト7bの設置部に沿って上下方向に延びる中間フレーム33を備えている点を除き、上記一人用のシートバック6に設けられた補強構造体9と略同様の構成を有している。
また、上記補強構造体29の内側に配設されたヘッドレスト可動機構部31は、ヘッドレス用の保持筒34が設けられた上方部材35と、その左右両端部から下方に延びる左側縦部材36および右側縦部材37と、上記上方部材35の左右方向中間部から下方向側に延びる中間縦部材38とを有する連結部材39を備えている。上記一人用のシートバック6に隣接した側に位置する右側縦部材37は、その上下寸法が上記左側縦部材36および中間縦部材38よりも短く設定されるとともに、上記右側縦部材37の下端部が水平部材40を介して上記中間縦部材38の上下方向中間部に連結されている。
そして、車両の後突時に乗員の背部に押圧されることにより後方へ移動する受圧部30が、上記シートバック7の下端部から所定距離Xだけ上方に離間した位置において、上記左側縦部材36と中間縦部材38との下端部同士を連結するように配設されている。さらに、シートバック7の上部左側(車幅方向外方側)には、一人用のシートバック6に設けられた連結支持部14と同様の構成を有する連結支持部42、つまり上記補強構造体29を車体壁部4に係脱可能に連結して支持するストライカおよびロックブラケット等からなる支持機構が設けられている。
上記補強構造体29を構成する右側(一人用のシートバック6に隣接する側)に位置する縦フレーム43と上記中間フレーム33の下部には、上記ヘッドレスト可動機構部31の右側縦部材37と中間縦部材38とを連結する水平部材40の下方側において、アームレスト7bの基端部を支持するアームレスト支持部44が設けられ、その支持軸を支点として上記アームレスト7bが揺動可能に支持されている。このようにヘッドレスト可動機構部31の水平部材40をアームレスト支持部44の上方側に配設し、上記アームレスト7bの基端部近傍にはヘッドレスト可動機構部31の受圧部が存在しない構成とすることにより、上記アームレスト支持部44に干渉させることなく、ヘッドレスト可動機構部31の連結部材39および受圧部30を揺動変位させ得るように構成している。
また、上記二人用のシートバック7に設けられた補強構造体29には、一人用のシートバック6に設けられた補強構造体9と同様に、シートバック7の上部左側に設けられた上記連結支持部42と略同一高さの近傍位置で、上記ヘッドレスト可動機構部31の連結部材39を揺動可能に支持する左右一対の揺動枢支部45,45が設けられている。さらに、上記補強構造体29は、その下端部に設けられた左右一対のシートブラケット46,46を介してフロアパネル1に固定されるとともに、このシートブラケット46の支持軸46aを支点に揺動変位可能に支持されている。
一方、上記乗員用シート3の前方に設置された運転席および助手席等からなる第1シート2には、図9に示すように、そのシートバック2aを補強する第1補強構造体47と、車両の後突時に乗員の後方移動により押圧されて後方へ移動するように支持された第1受圧部48と、この第1受圧部48の後方移動に伴って第1シート2のヘッドレスト2bを前方または上方へ移動させるように揺動変位する第1連結部材49を備えた第1ヘッドレスト可動機構部50とが設けられている。
なお、第1シート2と、その後列の上記乗員用シート3とにそれぞれ設けられたヘッドレスト可動機構部11,50の揺動中心からヘッドレスト支持バー(26)の上部までの距離a1,b1と、受圧部10,48までの距離a2,b2との比は、略同一とする。つまり、(a1/a2)=(b1/b2)とすることで、後列の乗員用シート3の揺動中心を、連結支持部14に対して上下方向に近接させることができるようにしている。
そして、上記第1シート2のシートバック2aは、上記第1受圧部48が第1補強構造体47の下辺部に沿って配設されることにより、上記シートバック2aの下端部から第1受圧部48までの離間距離Yが、上記一人用のシートバック6および二人用のシートバック7を備えた乗員用シート3の同距離Xよりも小さく設定されている。また、上記第1シート2は、フロアパネル1上に設置されたシートレール51に沿って前後移動可能に支持されているため、上記第1シート2のシートバック2aに設けられた第1補強構造体47を車体壁部4に連結する連結支持部が設けられておらず、この連結支持部を備えていない点で上記乗員用シート3とは相違している。
上記のように第1補強構造体47を車体壁部4に連結する連結支持部を備えていない第1シート2のシートバック2aでは、車両の後突時に作用する荷重に応じてシートバック2aが、その下部でシートクッションに連結されたヒンジ部としてのリクライニング機構52を支点として揺動変位し、その上方部が後方へ移動し易いため、上記シートバック2aの下端部近傍よりも上方に第1受圧部48を配設すると、この第1受圧部48を車両の後突時に後方へ相対移動させることが困難である。したがって、上記シートバック2aの下端部から第1受圧部48までの距離Yを上記乗員用シート3の同距離Xよりも小さく設定することにより、これに応じて第1ヘッドレスト可動機構部50が大型化してしまうものの、車両の後突部に第1受圧部48を確実に後方へ移動させるようにしている。
つまり、上記第1受圧部48をシートバック2aの下端部近傍に配設した場合には、これを上方に配設した場合に比べ、車両後突時に作用する押圧力を上記第1受圧部48に集中して作用させることができる。したがって、上記のように第1受圧部48をシートバック2aの下端部近傍に配設することにより、車両の後突時に、第1受圧部48を車両の後方へ効果的に相対移動させるとともに、これに対応して第1連結部材49をスムーズに揺動変位させて、ヘッドレスト2bを確実に前方または上方へ移動させ得るように構成している。
一方、上記第1シート3の後方に、乗員の背部を支持するシートバック6,7と乗員の頭部を支持するヘッドレスト6a,7aとを備えた乗員用シート3が搭載された車両において、当該乗員用シート3のシートバック6,7を補強する補強構造体9,29と、この補強構造体9,29を車体壁部4に連結して支持する連結支持部14,42と、上記シートバック6,7内に配設されるとともに、車両の後突時に乗員に押圧されることにより後方へ移動するように支持された受圧部10,30と、この受圧部10,30の後方移動に応じて上記ヘッドレスト6a,7aを前方または上方へ移動させるヘッドレスト可動機構部11,31とを備え、かつ上記受圧部10,30を、シートバック6,7の下端部から所定距離Xだけ上方に離間した位置に配設したため、簡単な構成で乗員の頭部を効果的に保護できるという利点がある。
すなわち、上記乗員用シート3を構成する一人用のシートバック6では、その上部右側(車幅方向外方側)に設けられた上記ストライカ15およびロックブラケット16を有する連結支持部14と、上記シートバック6の下端部を支持するシートブラケット12とで、上記補強構造体9の上部および下部の両方を安定して支持することができるため、車両の後突時に乗員の背部がシートバック6に押し付けられたとしても、上記シートバック6の本体部分が後方へ移動するのを効果的に抑制することができる。
したがって、上記受圧部10をシートバック6の下端部よりも所定距離Xだけ上方に配設した場合においても、シートバック6の補強構造体9の上下方向中間から上部が、その近傍の車体側壁4に連結されるため、車両の後突時に上記シートバック6がほとんど後方に変位せず、このシートバック6に作用する押圧力を受圧部10に集中させることでき、この受圧部10を効果的に後方へ移動させることにより、上記ヘッドレスト可動機構部11の連結部材22を揺動変位させて上記ヘッドレスト6aを確実に前方または上方へ移動させ、乗員の頭部を安定して保持できるという利点がある。そして、上記のように受圧部10をシートバック6の下端部から上方に所定距離Xだけ離間した位置に配設することにより、上記ヘッドレスト6aと受圧部10を連結する連結部材22の上下寸法を短くして上記ヘッドレスト可動機構部11を効果的にコンパクト化することができる。
上記の効果は、乗員用シート3を構成する二人用のシートバック7においても同様に得られるが、この二人用のシートバック7に上記アームレスト7bが揺動可能に支持されている場合には、このアームレスト7bの設置部に上記連結部材39を揺動変位させる受圧部を設けることが困難である。このため、上記実施形態では、アームレスト7bの設置部を除く部位、つまりシートバック7の左側(車幅方向外方側)部位のみに上記受圧部30を設け、この受圧部30が乗員用シート3の左側に着座した乗員の背部により後方へ押動されるのに応じ、上記連結部材39を揺動変位させることにより左右のヘッドレスト7a,7aを同時に前方または上方へ移動させるように構成している。
上記実施形態に示すように、乗員用シート3の後方側に荷室5が形成された車両において、この荷室5の底部5aを、上記乗員用シート3のシートバック下端部近傍から後方側に延びるように設置した場合には、上記荷室5の収納空間を充分に確保することができる。すなわち、上記乗員用シート3を構成する一人用のシートバック6および二人用のシートバック7の下端部から所定距離Xだけ上方に離間した位置に、上記受圧部10,30を配設したため、この受圧部を上記シートバック6,7の下端部近傍に配設した場合に比べてシートバック6,7の下端部を薄肉に形成することにより、荷室5の収納空間を効果的に拡大できるという利点がある。さらに、図4の仮想線で示すように、上記シートバック6,7を前倒状態とした場合には、その上面と上記荷室5の底部5aとにより連続した物品の載置面を形成することもできる。
また、上記実施形態では、乗員用シート3のヘッドレスト可動機構部11,31に、受圧部10,30とヘッドレスト6a,7aとを連結する連結部材22,39をそれぞれ設けるとともに、シートバック6,7を補強する補強構造体9,29に、上記連結部材22,39を揺動可能に支持する揺動支持部13,45を設け、この揺動支持部13,45を支点に上記連結部材22,39を揺動変位させることにより、上記ヘッドレスト6a,7aを前方または上方へ移動させるように構成したため、車両の後突時に、簡単な構成で上記ヘッドレスト6a,7aを前方または上方へ確実に移動させて乗員の頭部を効果的に保持できるという利点がある。
特に、上記実施形態に示すように、乗員用シート3に設けられた補強構造体9,29を車体壁部4に連結して支持する連結支持部14,42の近傍に上記揺動支持部13,45を設けた場合には、この揺動支持部13,45に作用する荷重を上記連結支持部14,42により車体壁部4に伝達して支持することができるため、簡単な構成で上記ヘッドレスト可動機構部11,31の支持剛性を効果的に確保し、上記受圧部10,30に作用する押圧力に応じて上記連結部材22,39をスムーズに揺動変位させることができる。この場合、受圧部10,30を上方側に位置させることで、後突時におけるヘッドレスト6a,7bの可動量の要求に基づき、ヘッドレスト可動機構部11,31の揺動支持部13,45が上側に配置されることになり、この揺動支持部13,45が連結支持部14,42に近くなる。これにより、上記ヘッドレスト可動機構部11,31の支持剛性を効果的に向上できるという利点がある。
さらに、上記実施形態では、補強構造体9,29をシートバック6,7の外周に沿って延びるシートバックフレームにより構成するとともに、前面視でその下方部を上方部に比べて幅狭に形成し、かつ上記補強構造体9,29の内側にヘッドレスト可動機構部11,31を配設したため、上記受圧部10,30の車幅方向における設置寸法を充分に確保して上記ヘッドレスト可動機構部11,31を駆動することができる。
すなわち、車体壁部4に設けられた膨出部との干渉を回避するために、上記シートバック6,7の車外側下方部を車体の中央部側に凹入させるとともに、これに対応させて上記補強構造体9,29をシートバック6,7に対応させて下窄まり形状とした車両において、このシートバック6,7の下端部近傍に受圧部を配設した場合には、その車幅方向の設置寸法を充分に確保することができないが、上記のように受圧部10,30をシートバック6の下端部から上方に離間した位置に配設した場合には、上記シートバック6,7の幅寸法に対応させて上記受圧部10,30の車幅方向における設置寸法を充分に確保することができる。したがって、車両の後突部に上記乗員用シート3に着座した乗員の背部を上記受圧部10,30に確実に当接させて上記ヘッドレスト可動機構部11,31を適正に駆動することができるという利点がある。
なお、上記補強構造体9,29を、シートバック6,7の外周に沿って延びるパイプ材からなるシートバックフレームにより構成した上記実施形態に代え、前面視でシートバック6,7の形状と略同一の形状の剛体からなるプレート材をシートバック6,7内に配設することにより、このシートバック6,7を補強する補強構造体を構成するとともに、これに設けられたビード状の補強部等を利用して上記揺動支持部13,45や、連結支持部14,42を設置するように構成してもよい。この場合に、上記プレート材よりも前方に受圧部やヘッドレスト可動機構部が設けられることになる。
さらに、上記乗員用シート3に設けられた補強構造体9,29を上記連結支持部14,42により車両のサイドパネルからなる車体壁部4に連結して支持するように構成した上記実施形態に代え、図10および図11に示すように、乗員用シート3の後方側にパッケージトレイ53が配設されたセダンタイプ等からなる車両において、上記パッケージトレイ53からなる車体壁部に設けられたストライカ15と、上記補強構造体9の側辺部または補強構造体29の車幅方向中央部側部等に設けられたロックブラケット16とからなる連結支持部54,55を設けた構造としてもよい。
また、上記サイドパネルからなる車体壁部4またはパッケージトレイ53からなる車体壁部に設けられたストライカ15と、上記補強構造体9,29に設けられたロックブラケット16とにより連結支持部を構成してなる上記実施形態に代え、補強構造体9,29に設けられたロックブラケットと、上記サイドパネルからなる車体壁部4またはパッケージトレイ53に設けられたストライカとにより、上記補強構造体9,29を車体側部材に連結して支持する連結支持部を構成してもよい。
上記乗員用シート3に着座可能な人数および上記ヘッドレスト6a,7aの個数は、上記実施形態に限られず、種々の変更が可能である。さらに、上記二人用のシートバック7に設けられたアームレスト7bを省略した構造としてもよい。この場合には、上記中間フレーム33を省略するとともに、上記シートバック7の幅方向の略全長に亘って延びるように受圧部を設置した構造とすることも可能である。
また、上記ヘッドレスト可動機構部11,31を有さず、受圧部の変位を電気的に検出するとともに、ヘッドレストを電機駆動することにより乗員の頭部を保護するように構成としてもよい。
2 第1シート
3 乗員用シート
4 車体壁部
5 荷室
6,7 シートバック
6a,7a ヘッドレスト
9,29 補強構造体
10,30 受圧部
11,31 ヘッドレスト可動機構部
13,45 揺動枢支部
14,42 連結支持部
47 第1補強構造体
48 第1受圧部
50 第1ヘッドレスト可動機構部

Claims (5)

  1. 乗員の背部を支持するシートバックと乗員の頭部を支持するヘッドレストとをそれぞれ備えた乗員用シートおよびこの乗員用シート以外の第1シートが搭載された車両において、
    上記乗員用シートのシートバックは、当該シートバックを補強する補強構造体と、この補強構造体を車体壁部に連結して支持する連結支持部と、当該シートバック内に配設されるとともに、車両の後突時に乗員に押圧されることにより後方へ移動するように支持された受圧部と、この受圧部の後方移動に応じて当該乗員用シートのヘッドレストを前方または上方へ移動させるヘッドレスト可動機構部とを有し、当該シートバックの下端部から上方に離間した位置に上記受圧部が配設され
    上記第1シートのシートバックは、当該シートバックを補強する第1補強構造体と、車両の後突時に乗員の後方移動により押圧されて後方へ移動するように支持された第1受圧部と、車両の後突時に上記第1受圧部の後方移動に伴って当該第1シートのヘッドレストを前方または上方へ移動させる第1ヘッドレスト可動機構部とを有し、
    上記乗員用シートのシートバック下端部から上記受圧部までの離間距離が、上記第1シートのシートバック下端部から上記第1受圧部までの離間距離よりも大きく設定されたことを特徴とする車両用シートシステム。
  2. 上記乗員用シートの後方側には、荷室が形成され、この荷室の底部は、上記乗員用シートのシートバック下端部近傍から後方側に延びるように設置されたことを特徴とする請求項1に記載の車両用シートシステム。
  3. 上記ヘッドレスト可動機構部には、受圧部とヘッドレストとを連結する連結部材が設けられるとともに、上記補強構造体には、連結部材を揺動可能に支持する揺動支持部が設けられ、この揺動支持部を支点に上記連結部材が揺動変位することにより、上記ヘッドレストが前方または上方へ移動するように構成されたことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用シートシステム。
  4. 上記揺動支持部は、補強構造体を車体壁部に連結して支持する連結支持部の近傍に設けられたことを特徴とする請求項に記載の車両用シートシステム。
  5. 上記補強構造体は、シートバックの外周に沿って延びるシートバックフレームにより構成されるとともに、前面視でその下方部が上方部に比べて幅狭に形成され、かつ上記補強構造体の内側にヘッドレスト可動機構部が配設されたことを特徴とする請求項またはに記載の車両用シートシステム。
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