JP5526684B2 - 車両用シート装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に搭載される車両用シート装置に関する技術分野に属する。
従来より、自動車等の車両においては、乗員の頭部を保護するべく、車両用シートに設けられる乗員の頭部を支持するヘッドレストを車両の後突時に前方に移動させて、乗員の頭部の後方への移動量を抑制することが検討されている。
例えば、特許文献1には、リヤパーセルシェルフを覆うリヤパーセルトリムにこのリヤパーセルトリムの前面から前方に突出するヘッドレスト支持部が設けられているとともに、リヤパーセルシェルフの前方にシートバックがスプリングを介して支持されているシート装置が開示されている。この装置では、車両の後突時に前記ヘッドレスト支持部とヘッドレストとが当接することでヘッドレストの後方への移動が規制される一方、前記シートバックは前記スプリングを圧縮させつつ後方に移動する。すなわち、ヘッドレストがシートバックに対して相対的に前方に移動し、乗員の頭部が背部に対して後方へ移動する量が小さく抑えられている。
特開2008−273445号公報
車両用シートとして、乗員の腕を支持可能なアームレストを有するものがある。このような車両用シートにおいても、アームレスト近傍に着座した乗員の頭部を保護することが求められる。
本発明は、このような問題に勘案してなされたものであって、簡単な構成でアームレストを有するシートに着座した乗員の頭部を保護することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、車両に搭載されて、乗員が着座可能なシートクッションを備えた車両用シート装置において、乗員の腕を支持可能なアームレストと、前記アームレストを格納可能なアームレスト格納部を有するとともに前記シートクッションに着座した乗員の背部を支持可能なシートバックと、前記シートバックの上部に配置されて前記シートクッションに着座した乗員の頭部を支持可能なヘッドレストと、前記シートクッションに着座した乗員の後方移動に伴い当該乗員から荷重を受けることで後方移動する受圧部と、前記受圧部と前記ヘッドレストとを連結して、前記受圧部の後方移動に伴って前記ヘッドレストを前斜め上方に移動させるヘッドレスト可動機構部とを備え、前記アームレストは、前記受圧部の後方移動に連動して後方移動することを特徴とする車両用シート装置を提供する。
この装置によれば、ヘッドレスト可動機構部により、乗員の後方移動に伴って受圧部が後方移動するのに伴いヘッドレストを前斜め上方に移動させることができ、車両の後突時において乗員の頭部の後方への移動量を小さくして乗員の頭部を保護することができる。しかも、受圧部の後方移動に伴ってアームレストが後方移動するため、アームレスト付近に着座した乗員の後方移動がアームレストにより阻害されるのが抑制され、受圧部に乗員の荷重をより確実に伝達してヘッドレストをより確実に前斜め上方に移動させることができる。
また、本発明において、前記シートバックは、乗員の背部と接触するシートバック本体部と、当該シートバック本体部の上縁およびシート幅方向両縁に沿う部分を有してこのシートバック本体部を補強するための補強構造体とを有し、前記アームレストは、前記受圧部として機能するアームレスト受圧部を有し、前記ヘッドレスト可動機構部は、前記受圧部と前記ヘッドレストとを連結する連結部と、前記補強構造体の上部に設けられて前記連結部を前後方向に揺動可能に支持する揺動軸とを有し、前記連結部は、前記揺動軸よりも下側の部分において前記アームレスト受圧部に接続されており、前記揺動軸よりも上側の部分において前記ヘッドレストに接続されているのが好ましい(請求項2)。
この構成では、受圧部がアームレストに形成されており、別途受圧部を設ける場合に比べて構造を簡素化することができる。そして、このアームレスト受圧部とヘッドレストとを連結する連結部を前後方向に揺動させるという簡単な構成で、アームレスト受圧部の移動に伴いヘッドレストを前斜め上方に移動させることができる。
また、本発明において、前記アームレストは、乗員の腕が載置されるアームレスト本体部と、当該アームレスト本体部を前記アームレスト格納部に格納された格納位置と前記シートバックから前方に延びる使用位置との間で回動可能に支持するアームレスト支持軸とを有し、前記アームレスト受圧部は、前記アームレスト支持軸近傍に設けられているのが好ましい(請求項3)。
このようにアームレスト本体部を回動可能に支持するために高い強度を有するアームレスト支持軸近傍にアームレスト受圧部が設けられていれば、アームレスト受圧部の剛性を高めることができ、乗員の荷重をより安定して受けることができる。
また、前記アームレスト支持軸は、前記連結部に固定されており、当該連結部と前記アームレスト本体部との間にわたって略水平方向に延びているのが好ましい(請求項4)。
このようにすれば、前記アームレスト支持軸近傍に加えられた荷重を前記連結部により確実に伝達することができる。
また、本発明において、前記ヘッドレスト可動機構部は、前記ヘッドレストに連結される連結部と、前記補強構造体の上部に設けられて前記連結部を前後方向に揺動可能に支持する揺動軸とを有し、前記連結部は、前記揺動軸よりも下側部分に設けられて前記受圧部として機能する連結部側受圧部を有し、前記揺動軸よりも上側の部分において前記ヘッドレストに接続されており、前記アームレストは、前記連結部に当該連結部の揺動に伴い後方に移動可能に連結されているのが好ましい(請求項5)。
このようにすれば、連結部を前後方向に揺動させるという簡単な構成で、連結部に設けられた連結部側受圧部の移動に伴って、ヘッドレストを前斜め上方に移動させることができるとともに、アームレストを後方に移動させることができる。従って、アームレスト付近に着座した乗員の後方移動がアームレストにより阻害されるのが抑制され、連結部側受圧部に乗員の荷重をより確実に伝達してヘッドレストをより確実に前斜め上方に移動させることができる。
本発明が適用されるシートとしては、前記シートクッションが複数の乗員が着座可能なベンチ式シートクッションであるベンチ式シートであって、前記シートバックが、前記シートクッションに着座した複数の乗員の背部を支持可能であり、前記アームレストが、前記シートバックのうちシート幅方向の一方側に設けられているものが挙げられる(請求項6)。
以上説明したように、本発明によると、簡単な構成で後突時にアームレストを後方に移動させつつヘッドレストを前斜め上方に移動させることができ、乗員をより確実に保護することができる。
本発明の実施形態に係る車両用シート装置が搭載された車両後部の一部を示す斜視図である。 図1に示す車両用シート装置の概略構成図である。 図2のIII−III線断面図である。 車両用シート装置の動作を説明するための断面図である。 図2のV−V線断面図である。 本発明の他の実施形態に係る車両用シート装置の概略構成図である。 図6のVII−VII線断面図である。 本発明の他の実施形態に係る車両用シート装置の概略構成図である。
以下、本発明の第1の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る車両用シート装置が搭載された車両1の後部を示す概略斜視図である。この車両1の後部には図示しない運転席および助手席の後方において、車室底部を形成するフロアパネル2上に後部座席3が配置されている。この後部座席3は、3名の乗員が着座可能に構成されている。この後部座席3は、車幅方向に互いに隣接して配置された一人用のシート9と二人用のベンチ式シート10とからなる。ここでは、このベンチ式シート10が前記車両用シート装置10として機能する場合について説明する。なお、前記後部座席3の車幅方向両外側にはそれぞれ車体フレーム4,4(図2参照)が設けられている。また、後部座席3の後方には荷室8が形成されている。
図1および図2に示すように、前記ベンチ式シート10は、乗員が着座可能なシートクッション(ベンチ式シートクッション)20と、このシートクッション20に着座した乗員の背部を支持可能なシートバック30と、アームレスト70と、第1揺動フレーム(連結部)60と、第2揺動フレーム160と、前記シートバック30の上部に設けられた2つのヘッドレスト92,94とを有している。
前述のように、前記ベンチ式シート10は、2人の乗員が着座可能なシートであり、前記シートクッション20は少なくとも二人の乗員が着座可能な幅を有し、前記シートバック30は、少なくとも二人の乗員の背部を支持可能な幅を有している。これらシートクッション20およびシートバック30は車幅方向に延びており、車幅方向とシート幅方向とは一致している。このベンチ式シート10のうち車幅方向において前記一人用シート9側(図2の左側)の部分は、車両1の車幅方向中央に位置しており中央席として機能する。この中央席は、主に、ベンチ式シート10の車幅方向外側(図2の右側)であって右側席として機能する部分および一人用シート9に乗員が着座している状態でさらに乗員が着座する場合に補助的に使用される。以下、適宜、車幅方向を左右方向といい、前記一人用シート9側を左側、ベンチ式シート10側を右側という。
前記ヘッドレスト92,94のうち一方の第1ヘッドレスト92は、前記シートバック30の左側部分すなわち車両1の車幅方向中央に位置する部分30aの上部であって、この中央側のシートバック30aを背にして前記中央席に着座した乗員の頭部を支持可能な位置に配置されている。他方の第2ヘッドレスト94は、前記シートバック30の右側部分すなわち車両1の車幅方向外側に位置する部分30bの上部であって、この右側のシートバック30bを背にして前記右側席に着座した乗員の頭部を支持可能な位置に配置されている。
前記シートクッション20には、シートクッションフレーム(不図示)が内蔵されている。シートクッション20は、このシートクッションフレームがフロアパネル2に固定されることで、所定の高さに固定されている。
前記シートバック30は、シートバック30の外形を形成して乗員の背部と接触するシートバック本体部40を有している。このシートバック本体部40には、このシートバック本体部40を補強するためのシートバックフレーム(補強構造体)50と背面パネル(補強構造体)49(図8参照)とが内蔵されている。背面パネル49は、シートバック本体部40全体にわたって広がる板状部材であり、前記シートバックフレーム50はこの背面パネル49の前方に配置されている。また、シートバック本体部40の左側部分には、後方に凹み前記アームレスト70を格納可能なアームレスト格納部42が形成されている。前記第1揺動フレーム60と第2揺動フレーム160とは、前記シートバック本体部40に内蔵されている。
前記シートバックフレーム50は、それぞれパイプ部材からなる、上フレーム50aと、左フレーム50cと、右フレーム50bと、下フレーム50dと、中央フレーム50eとを有している。
前記上フレーム50aは、シートバック本体部40の上端付近においてこのシートバック本体部40の上縁に沿って左右に延びている。この上フレーム50aは、シートバック本体部40の左右両端にわたって延びている。
前記下フレーム50dは、シートバック本体部40の下端付近においてこのシートバック本体部40の下縁に沿って左右に延びている。この下フレーム50dは、シートバック本体部40の左右両端にわたって延びている。
前記右フレーム50bは、前記上フレーム50aの右端と前記下フレーム50dの右端とにわたってシートバック本体部40の右縁に沿って上下に延びている。
前記左フレーム50cは、前記上フレーム50aの左端と前記下フレーム50dの左端とにわたってシートバック本体部40の左縁に沿って上下に延びている。
前記中央フレーム50eは、前記上フレーム50aの左右方向略中央部分と下フレーム50dの左右方向略中央部分とにわたって上下に延びている。
前記中央フレーム50eの上部(上下方向中間位置よりも上側の部分)には、揺動ブラケット52bを介して左側に突出する第1右揺動軸(揺動軸)54bが固定されている。また、左フレーム50cの上部には、揺動ブラケット52cを介して右側に突出する第1左揺動軸(揺動軸)54cが固定されている。これら第1右揺動軸54bおよび第1左揺動軸54cは、前記揺動フレーム50を前後方向に揺動可能に支持するためのものである。
前記右フレーム50bの上部には、揺動ブラケット152bを介して左側に突出する第2右揺動軸154bが固定されている。また、中央フレーム50eの上部には、揺動ブラケット152cを介して右側に突出する第2左揺動軸154cが固定されている。これら第2右揺動軸54bおよび第2左揺動軸54cは、前記第2揺動フレーム150を前後方向に揺動可能に支持するためのものである。
前記シートバック30は、シートクッション20から上方に延びた起立位置とシートクッション20の上面に倒伏して水平方向に延びる倒伏位置との間で回動可能に、前記シートクッションフレームに連結されているとともに、シートブラケット5を介して車体フレーム4に固定されている。前記右フレーム50bの下端部には、このシートバック30を起立位置で保持するための保持装置300が設けられている。この保持装置300は乗員の操作が可能な装置であり、乗員によりこの保持装置300によるシートバック30の保持が解除されると、シートバック30は回動可能となる。
前記第1揺動フレーム60は、前記第1ヘッドレスト92を前後方向に揺動可能に支持するものである。この第1揺動フレーム60は、それぞれパイプ部材からなる、第1上揺動フレーム60aと、第1右揺動フレーム60bと、第1左揺動フレーム60cとを有している。この第1揺動フレーム60は、前記シートバックフレーム50の上フレーム50aと、左フレーム50cと、中央フレーム50eと、下フレーム50dで囲まれた領域内に配置されている。
前記第1上揺動フレーム60aは、前記上フレーム50aのわずかに下方において、この上フレーム50aひいてはシートバック本体部40の上縁に沿って左右に延びている。この第1上揺動フレーム60aは、前記中央フレーム50eのわずかに左側の位置から前記左フレーム50cのわずかに右側の位置まで延びている。
前記第1右揺動フレーム60bは、前記中央フレーム50eのわずかに左側において、この中央フレーム50eに沿って上下に延びている。この第1右揺動フレーム60bは、前記第1上揺動フレーム60aの右端からシートバック30の下端部付近まで延びている。
前記第1左揺動フレーム60cは、前記左フレーム50cのわずかに右側において、この左フレーム50cひいてはシートバック本体部40の左縁に沿って上下に延びている。この第1左揺動フレーム60cは、前記第1上揺動フレーム60aの左端からシートバック30の下端部付近まで延びている。
前記第1右揺動フレーム60bの下端部および第1左揺動フレーム60cの下端部には、それぞれこれら第1右揺動フレーム60bおよび第1左揺動フレーム60cと前記中央フレーム50eおよび左フレーム50cとを連結する第1復帰用バネ69が取り付けられている。
前記第1上揺動フレーム60aには、前記第1ヘッドレスト92が上端に固定された第1ヘッドレスト支持フレーム82が連結されている。この連結により、第1ヘッドレスト92は、第1上揺動フレーム60aひいては第1揺動フレーム60によりシートバック30の上部に支持されている。
前記第1左揺動フレーム60cの下端部すなわちシートバック30の下端付近に位置する部分には、前記アームレスト70の後述する一方のアームレスト支持軸78cを固定するためのアームレスト固定ブラケット(連結部)56cが固定されている。前記アームレスト支持軸78cは、このアームレスト固定ブラケット56cの中央部分にその右端面から右側に水平に突出する状態で固定されている。
前記第1右揺動フレーム60bの下端部すなわちシートバック30の下端付近に位置する部分には、前記アームレスト70の後述する他方のアームレスト支持軸78bを固定するためのアームレスト固定ブラケット(連結部)56bが固定されている。前記アームレスト支持軸78bは、このアームレスト固定ブラケット56bの中央部分にその左端面からから左側に水平に突出する状態で固定されている。
前記第1右揺動フレーム60bの上部には、左右に貫通する第1右揺動軸挿入孔61bが形成されている。前記第1左揺動フレーム60cの上部には左右に貫通する第1左揺動軸挿入孔61cが形成されている。これら揺動軸挿入孔61b,61cには前記第1右揺動軸54bおよび第1左揺動軸54cがそれぞれ挿入されており、第1右揺動フレーム60bおよび第1左揺動フレーム60cひいては第1揺動フレーム60は、第1右揺動軸54bおよび第1左揺動軸54cによりこれら揺動軸54b,54cを中心として前後方向に揺動可能に支持されている。
各揺動軸54b,54cは、前記第1ヘッドレスト92の上下方向中央部分とこれら揺動軸54b,54cの上下方向の距離L1(図2参照)と、これら揺動軸54b,54cと前記下揺動フレーム50dが設けられるシートバック30の下端部の上下方向の距離L2(図2参照)との比が、1:2となるような位置に設けられており、この位置を中心として第1揺動フレーム60は揺動する。このL1とL2との比は特に限定されるものではないが、L1:L2が1:1.5〜2程度になるのが好ましい。
なお、本実施形態では、前記右揺動フレーム60bと中央揺動フレーム60eと左揺動フレーム60cとは、前記揺動軸54b,54cよりも上方の部分が下方の部分よりも前方に傾いている。
前記アームレスト70は、乗員の腕を支持するためのものである。このアームレスト70は、シートバック30の中央席部分に設けられており、前記シートバック30の右側の部分30bを背にして右側席に着座した乗員の腕を支持可能となっている。このアームレスト70は、乗員の腕が載置される略直方体のアームレスト本体部72と、アームレスト支持軸78b,78cとを有している。このアームレスト70は、前記アームレスト固定ブラケット56b,56cに回動可能に固定されている。具体的には、アームレスト固定ブラケット56b,56cにアームレスト支持軸78b,78cが固定されており、アームレスト本体部72が、これらアームレスト支持軸78b,78cにより、図3の鎖線で示すようなシートバック30から前方に略水平方向に延びて乗員の腕が載置可能となる使用位置と、図3の破線および実線で示すような上下方向に延びて前記アームレスト格納部42内に格納される格納位置との間で回動可能となるよう支持されている。このアームレスト70は、前記使用位置では右側席の乗員の腕を支持する一方、前記格納位置ではその前面がシートバック30の前面とほぼ面一となって中央席に着座した乗員の背中を支持する。なお、前記アームレスト格納部42は、アームレスト70に対応して、前記第1左揺動フレーム60cと前記第1右揺動フレーム60bとの間に形成されている。
前記アームレスト本体部72は、略直方体の外形を形成するウレタン等の比較的柔らかい部材からなるパット部73と、このパット部73に内蔵されてこのパット部73よりも硬い部材からなるアームレストフレーム74とを有している。前記アームレスト支持軸78b,78cは、所定の方向に直線で延びる棒状部材である。これらアームレスト支持軸78b,78cは、アームレストフレーム74の端部であって、前記アームレスト本体部72が前記格納位置にある状態で下端となる部分に連結されており、前記アームレスト固定ブラケット56b,56cからこの連結部分まで水平方向に延びている。
前記アームレストフレーム74は、アームレスト本体部72が格納位置にある状態において、上下方向に延びるプレート部74aと、このプレート部74aの上端に設けられてこのプレート部74aから前方に突出して内側に小物を収納可能な空間が形成された小物収納部74bとを有している。この小物収納部74bは、例えばカップホルダーとして機能する。
前記第2揺動フレーム160は、前記第2ヘッドレスト94を前後方向に揺動可能に支持するものである。この第2揺動フレーム160は、それぞれパイプ部材からなる、第2上揺動フレーム160aと、第2右揺動フレーム160bと、第2左揺動フレーム160cと、第2下揺動フレーム160dとを有している、この第2揺動フレーム160は、前記シートバックフレーム50の上フレーム50aと、中央フレーム50eと、右フレーム50bと、下フレーム50dで囲まれた領域内に配置されている。
前記第2上揺動フレーム160aは、シートバック本体部40の上端部付近であって前記上フレーム50aのわずかに下方において、この上フレーム50aひいてはシートバック本体部40の上縁に沿って車幅方向に延びている。この第2上揺動フレーム160aは、前記右フレーム50b付近すなわちシートバック本体部40の右端部付近から前記中央フレーム50e付近まで延びている。
前記第2下揺動フレーム160dは、シートバック本体部40の下端部付近であって前記下フレーム50dのわずかに上方において、この下フレーム50dひいてはシートバック本体部40の下縁に沿って左右に延びている。この第2下揺動フレーム160dは、前記右フレーム50b付近すなわちシートバック本体部40の右端付近から前記中央フレーム50eのわずかに右側の位置すなわちシートバック本体部40の左右中間付近まで延びている。
前記第2右揺動フレーム160bは、前記右フレーム50bのわずかに左側において、この右フレーム50bひいてはシートバック本体部40の右縁に沿って上下に延びている。この第2右揺動フレーム160bは、前記第2上揺動フレーム160aの右端と第2下揺動フレーム160dの右端とにわたって延びている。
前記第2左揺動フレーム160cは、前記中央フレーム50eのわずかに左側において、この中央フレーム50eに沿って上下に延びている。この第2左揺動フレーム160cは、前記第2上揺動フレーム160aの左端から第2下揺動フレーム160dの左端とにわたって延びている。
前記第2右揺動フレーム160bの下端部および第2左揺動フレーム160cの下端部には、それぞれこれら第2右揺動フレーム160bおよび第2左揺動フレーム160cと前記右フレーム50bおよび中央フレーム50eとを連結する第2復帰用バネ169が取り付けられている。
前記第2上揺動フレーム160aには、前記第2ヘッドレスト94が上端に固定された第2ヘッドレスト支持フレーム84が連結されている。この連結により、第2ヘッドレスト94は、第2上揺動フレーム160aひいては第2揺動フレーム160によりシートバック30の上部に支持されている。
前記第2右揺動フレーム160bの上部には、左右に貫通する第2右揺動軸挿入孔161bが形成されている。前記第2左揺動フレーム160cの上部には左右に貫通する第2左揺動軸挿入孔161cが形成されている。これら揺動軸挿入孔161b,161cには前記第2右揺動軸154bおよび第2左揺動軸154cがそれぞれ挿入されており、第2右揺動フレーム160bおよび第2左揺動フレーム160cひいては第2揺動フレーム160は、第2右揺動軸154bおよび第2左揺動軸154cによりこれら揺動軸154b,154cを中心として前後方向に揺動可能に支持されている。これら第2右揺動軸154bおよび第2左揺動軸154cは、前記第1右揺動軸54bおよび第1左揺動軸54cと同じ高さに設けられている。
なお、本実施形態では、前記第2右揺動フレーム160bと第2左揺動フレーム160cとは、前記第2右揺動軸154bおよび第2左揺動軸154cよりも上方の部分が下方の部分よりも前方に傾いている。
以上のように構成されたベンチ式シート10の動作を説明する。ここでは、前記アームレスト70が前記アームレスト格納部42内に格納されており、シートクッション20の左側部分すなわち中央席にアームレスト70を背にして乗員が着座しているものとする。
車両が後突されると、前記シートバック30には前方への衝撃力が加えられ、乗員はその背面にある前記アームレスト70に比較的強い力で押しつけられる。乗員がアームレスト70に押しつけられると、シートバック30の下端付近に配置された前記アームレスト70のアームレスト支持軸78b,78cおよびこれらアームレスト支持軸78b,78c付近の部分には、乗員の腰部付近の部位により後方への力が加えられる。この力を受けて、アームレスト70は後方へ移動する。このように、本実施形態では、アームレスト70のアームレスト支持軸78b,78c近傍の部分が、乗員の後方移動により押圧されて後方移動する受圧部として機能する。アームレスト支持軸78b,78c近傍の部分に加えられた力は、前記アームレスト固定ブラケット56b,56cを介して前記第1左揺動フレーム60cおよび第1右揺動フレーム60bの下端部に伝達され、第1揺動フレーム60は揺動する。すなわち、第1揺動フレーム60のうち第1右揺動軸54bおよび第1左揺動軸54cよりも下側の部分は後方へ移動する。そして、第1揺動フレーム60のうち前記第1上揺動フレーム60aを含む各揺動軸54b,54cよりも上側の部分は前方へ移動する。
第1上揺動フレーム60aが前方に移動すると、この第1上揺動フレーム60aに連結されている前記第1ヘッドレスト支持フレーム82および第1ヘッドレスト92は前方へ移動する。具体的には、第1ヘッドレスト92は、前記揺動軸54b,54cを中心として傾動し、図4の実線で示す状態から図4の鎖線で示す状態へと前斜め上方に移動する。このようにして第1ヘッドレスト92が前斜め上方に移動することで、中央席に着座している乗員の頭部の後方への移動量は小さく抑えられ、乗員の頭部が保護される。ここで、車両の後突時には乗員の体が上方に移動する場合があるが、第1ヘッドレスト92は上方に移動しており、この場合にも乗員の頭部の後方への移動量は小さく抑えられる。
以上のように、本ベンチ式シート10によれば、乗員の後方移動に伴いアームレスト70が後方移動し、このアームレスト70の移動に伴って第1揺動フレーム60が揺動して第1ヘッドレスト92が前斜め上方に移動しており、アームレスト70が設けられている場合にも、アームレスト70により第1ヘッドレスト92の前方への移動が阻害されることがなく、乗員の頭部を保護することができる。
特に、アームレスト70そのものが乗員の荷重を受ける受圧部として機能しており、この荷重を受けるために別途受圧部を設ける必要がなく、構造を簡素化することができる。
ここで、アームレスト70のうち前記アームレスト支持軸78b,78c以外の部分で乗員の荷重を受けるようにしてもよい。ただし、アームレスト支持軸78b,78cはアームレスト本体部72を支持するべく比較的剛性が高く設定されている。そのため、これらアームレスト支持軸78b,78c近傍において乗員の荷重を受けることで、この荷重をより安定して受けることができる。
また、アームレスト支持軸78b,78cの具体的形状は前記に限らない。ただし、アームレスト支持軸78b,78cをアームレスト固定ブラケット56b,56cから水平方向に延びる形状とすることで、アームレスト支持軸78b,78cに加えられた荷重を分散させることなく第1揺動フレーム60側に伝達することができ、前記荷重により第1揺動フレーム60を確実に揺動させることができる。
なお、前記ベンチ式シート10において、乗員からの荷重が所定値以下に戻った場合には、前記第1揺動フレーム60は、前記第1復帰用バネ69の復元力により車両の後突前の位置に戻り、これに伴いアームレスト70および第1ヘッドレスト92も後突前の位置に戻る。
また、前記ベンチ式シート10において、シートクッション20の右側部分すなわち右側席に乗員が着座している場合には、車両の後突に伴い、シートバック30の下端付近に配置された前記第2下揺動フレーム160dに、乗員の腰部付近の部位により後方への荷重が加えられる。この荷重を受けて第2揺動フレーム160は前記第2右揺動軸154bおよび第2左揺動軸154cを中心として揺動し、第2揺動フレーム160のうち第2下揺動フレーム160dを含む前記各揺動軸154b,154cの下側部分は後方へ移動し、上側部分は前方に移動する。これにより、前記第2上揺動フレーム60aは前方に移動し、これに伴い前記第2ヘッドレスト支持フレーム84および第2ヘッドレスト94は前方へ移動する。具体的には、第2ヘッドレスト94は、前記揺動軸154b,154cを中心として傾動して図5の実線で示す状態から図5の鎖線で示す状態へと前斜め上方に移動し、これにより右側席に着座している乗員の頭部が保護される。なお、乗員からの荷重が所定値以下に戻った場合には、前記第2復帰用バネ169の復元力により、第2揺動フレーム60および第2ヘッドレスト94は後突前の位置に戻る。
次に、本発明の第2の実施形態に係るベンチ式シート210について図6および図7を用いて説明する。このベンチ式シート210では、前記第1揺動フレームの構造が前記第1の実施形態に係るベンチ式シート10と異なっている。すなわち、第1揺動フレーム260は、左右に延びる第1上揺動フレーム260aと上下に延びる第1右揺動フレーム260bおよび第1左揺動フレーム260cに加えて、第1下揺動フレーム260dを有している。また、第1右揺動フレーム260bおよび第1左揺動フレーム260cの具体的形状が第1の実施形態に係るベンチ式シート10と異なっている。この第1揺動フレーム260以外の構造は第1の実施形態と同様であり、詳細な説明は省略する。
前記第1右揺動フレーム260bおよび第1左揺動フレーム260cは、それぞれその下端部が前方に湾曲する形状を有している。より詳細には、第1右揺動フレーム260bおよび第1左揺動フレーム260cの各下端部は、前記アームレスト格納部42の下方においてこれら第1右揺動フレーム260bおよび第1左揺動フレーム260cに固定された前記アームレスト固定ブラケット56b,56cより前方に伸びており、これらアームレスト固定ブラケット56b,56cよりもシートバック30の前面および格納位置にあるアームレスト70の前面により近い位置に配置されている。
前記第1下揺動フレーム260dは、パイプ部材であり、前記第1右揺動フレーム260bの下端と第1左揺動フレーム260cと下端とにわたって左右に延びている。この第1下揺動フレーム260dは、前記アームレスト固定ブラケット56b,56cの下方においてこれらアームレスト固定ブラケット56b,56cよりも前方に位置している。
以上のように構成された第1揺動フレーム260を有するベンチ式シート210では、車両が後突されて乗員が後方移動すると、乗員の腰部付近の部位によりアームレスト70よりも先に第1下揺動フレーム260dおよび前記第1右揺動フレーム260bの下端部と第1左揺動フレーム260cと下端部とに後方への力が加えられ、これにより第1揺動フレーム260が揺動する。そして、この第1揺動フレーム260の揺動により、この第1揺動フレーム260に固定されたアームレスト70が後方へ移動するとともに第1ヘッドレスト92が前方斜め上方に移動する。
以上のように、この第2実施形態に係るベンチ式シート210では、前記第1下揺動フレーム260dが、乗員の荷重を受けて後方に移動する受圧部(連結部側受圧部)として機能する。この場合においても、第1揺動フレーム260とともにアームレスト70が後方に移動しており、このアームレスト70によって第1揺動フレーム260の揺動すなわち第1ヘッドレスト92の前方への移動は阻害されず、乗員の頭部を保護することができる。
ここで、前記シートクッションに着座可能な人数は前記に限らない。また、ヘッドレストの数も前記に限らない。
また、前記シートバックフレームの具体的形状は前記に限らない。ただし、シートバックの左右縁に沿って延びる左フレーム50cおよび右フレーム50bを設け、これらフレーム50b,50cに各揺動軸54b,54c,154b,154cをそれぞれ固定して、これら揺動軸54b,54c,154b,154cにより第1揺動フレーム60および第2揺動フレーム160を支持すれば、これら揺動フレーム60,160を安定して支持することができる。
また、各揺動軸54b,54c,154b,154cを、図8に示すように、前記背面パネル49にブラケット等を介して固定してもよい。この場合では、さらに、背面パネル49としてビード付きのものを使用し、前記シートバックフレームを省略してもよい。
1 車両
10 ベンチ式シート(車両用シート装置)
20 シートクッション(ベンチ式シートクッション)
30 シートバック
40 シートバック本体部
42 アームレスト格納部
49 背面パネル(補強構造体)
50 シートバックフレーム(補強構造体)
54b 第1右揺動軸(揺動軸、ヘッドレスト可動機構部)
54c 第1左揺動軸(揺動軸、ヘッドレスト可動機構部)
60 揺動フレーム(連結部、ヘッドレスト可動機構部)
70 アームレスト
72 アームレスト本体部
78b アームレスト支持軸(アームレスト受圧部、受圧部)
78c アームレスト支持軸(アームレスト受圧部、受圧部)
82 第1ヘッドレスト支持フレーム(連結部、ヘッドレスト可動機構部)
84 第2ヘッドレスト支持フレーム(連結部、ヘッドレスト可動機構部)
92 第1ヘッドレスト(ヘッドレスト)
94 第2ヘッドレスト(ヘッドレスト)
260d 第1下揺動フレーム(連結部側受圧部、受圧部)

Claims (6)

  1. 車両に搭載されて、乗員が着座可能なシートクッションを備えた車両用シート装置において、
    乗員の腕を支持可能なアームレストと、
    前記アームレストを格納可能なアームレスト格納部を有するとともに前記シートクッションに着座した乗員の背部を支持可能なシートバックと、
    前記シートバックの上部に配置されて前記シートクッションに着座した乗員の頭部を支持可能なヘッドレストと、
    前記シートクッションに着座した乗員の後方移動に伴い当該乗員から荷重を受けることで後方移動する受圧部と、
    前記受圧部と前記ヘッドレストとを連結して、前記受圧部の後方移動に伴って前記ヘッドレストを前斜め上方に移動させるヘッドレスト可動機構部とを備え、
    前記アームレストは、前記受圧部の後方移動に連動して後方移動することを特徴とする車両用シート装置。
  2. 請求項1に記載の車両用シート装置において、
    前記シートバックは、乗員の背部と接触するシートバック本体部と、当該シートバック本体部の上縁およびシート幅方向両縁に沿う部分を有してこのシートバック本体部を補強するための補強構造体とを有し、
    前記アームレストは、前記受圧部として機能するアームレスト受圧部を有し、
    前記ヘッドレスト可動機構部は、前記受圧部と前記ヘッドレストとを連結する連結部と、前記補強構造体の上部に設けられて前記連結部を前後方向に揺動可能に支持する揺動軸とを有し、
    前記連結部は、前記揺動軸よりも下側の部分において前記アームレスト受圧部に接続されており、前記揺動軸よりも上側の部分において前記ヘッドレストに接続されていることを特徴とする車両用シート装置。
  3. 請求項2に記載の車両用シート装置において、
    前記アームレストは、乗員の腕が載置されるアームレスト本体部と、当該アームレスト本体部を前記アームレスト格納部に格納された格納位置と前記シートバックから前方に延びる使用位置との間で回動可能に支持するアームレスト支持軸とを有し、
    前記アームレスト受圧部は、前記アームレスト支持軸近傍に設けられていることを特徴とする車両用シート装置。
  4. 請求項3に記載の車両用シート装置であって、
    前記アームレスト支持軸は、前記連結部に固定されており、当該連結部と前記アームレスト本体部との間にわたって略水平方向に延びていることを特徴とする車両用シート装置。
  5. 請求項1に記載の車両用シート装置において、
    前記ヘッドレスト可動機構部は、前記ヘッドレストに連結される連結部と、前記補強構造体の上部に設けられて前記連結部を前後方向に揺動可能に支持する揺動軸とを有し、
    前記連結部は、前記揺動軸よりも下側部分に設けられて前記受圧部として機能する連結部側受圧部を有し、前記揺動軸よりも上側の部分において前記ヘッドレストに接続されており、
    前記アームレストは、前記連結部に当該連結部の揺動に伴い後方に移動可能に連結されていることを特徴とする車両用シート装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の車両用シート装置であって、
    前記シートクッションは複数の乗員が着座可能なベンチ式シートクッションであり、
    前記シートバックは、前記シートクッションに着座した複数の乗員の背部を支持可能であり、
    前記アームレストは、前記シートバックのうちシート幅方向の一方側に設けられていることを特徴とする車両用シート装置。
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