JP5498271B2 - モータアクチュエータユニット - Google Patents

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本発明は、電動モータ、該モータによって駆動される減速機構、及び該モータを制御するECU(Electronic Control Unit)基板を収納したモータアクチュエータユニットに関する。
この種のモータアクチュエータユニット(以下モータアクチュエータ)は、ハウジング内に、モータ、減速機構及び基板を収納してなっており、車両関係を例にとると、ウィンドレギュレータ、シートスライド装置、シートリフター等に広く用いられている。このモータアクチュエータでは、ハウジング内にドライ領域(ドライエリア、完全水密領域)と準水密領域を形成し、ECU基板をドライ領域内に収納する一方、モータ及び減速機構を準水密構造内に収納している。
特開2004-289933号公報
このモータアクチュエータでは、ECU基板を外部回路に接続するため、ハウジングにコネクタ挿入口を形成し、該コネクタ挿入口に、コネクタに接続される端子を配置している。このコネクタ挿入口を有するハウジング内に、如何にして信頼性の高いドライ領域を形成するか、そしてそのドライ領域内にECU基板を有するコンパクトなモータアクチュエータを得るかが技術課題である。
本発明は、以上の問題意識に基づき、電動モータ、該モータによって駆動される減速機構、及び該モータを制御するECU基板を収納したモータアクチュエータユニットにおいて、高い信頼性でドライ領域を形成し、かつそのドライ領域内にECU基板を有するコンパクトなモータアクチュエータ構造を得ることを目的とする。
本発明は、モータと減速機構を配置する準水密構造を形成するハウジングを一対の分割可能なハウジング半体から構成する一方、その分割ハウジング半体のいずれか一方のみをドライ領域及びコネクタ挿入口の形成に関与させることで、目的を達成したものである。
本発明は、電動モータ、該モータによって駆動される減速機構、及び該モータを制御するECU基板をハウジング内に収納したモータアクチュエータユニットにおいて、ハウジングを、上記モータ及び減速機構を収納する領域を構成する分割可能な一対の分割ハウジング半体から構成し、この一対の分割ハウジング半体のいずれか一方と該一方の分割ハウジング半体に接合される蓋部材とによって、完全水密なドライ領域を形成し、上記一方の分割ハウジング半体に、上記ドライ領域内に配置した上記ECU基板に電気的に接続されるコネクタ挿入口を一体に成形し、他方の分割ハウジング半体に、上記コネクタ挿入口に対応する挿入開口を形成したことを特徴としている。
この他方のハウジング半体の挿入開口の周縁には、防水ブーツを装着することができる。
本発明によるモータアクチュエータユニットは、合成樹脂製の一対の分割可能なハウジング半体によって、モータと減速機構を収納する領域を形成し、その分割ハウジング半体のいずれか一方と該一方の分割ハウジング半体に接合される蓋部材とによって、完全水密なドライ領域を形成し、さらに、上記一方の分割ハウジング半体に、ドライ領域内に配置したECU基板に電気的に接続されるコネクタ挿入口を一体に成形し、他方の分割ハウジング半体に、上記コネクタ挿入口に対応する挿入開口を形成したので、分割ハウジング半体の一方のみがドライ領域及びコネクタ挿入口の形成に関与する。従って、高い信頼性でECU基板を収納するドライ領域を形成し、そのドライ領域内に配置したECU基板を有するコンパクトなモータアクチュエータを得ることができる。また、ドライ領域内のECU基板を簡単確実にコネクタに接続することができ、さらに全体として薄型化を図ることができる。
本発明によるモータアクチュエータユニットを駆動源としたアーム式ウィンドレギュレータの一例を示す正面図である。 同分解斜視図である。 図1のIII-III線に沿う断面図である。 モータアクチュエータユニットの一例を示す分解斜視図である。 図3の一部を拡大して示す断面図である。
本実施形態は、本発明のモータアクチュエータユニットをXアーム式ウィンドレギュレータの駆動源として用いた実施形態であり、図1は、同ウィンドレギュレータの車両への装着状態を示している。本発明のモータアクチュエータは、種々の用途に使用可能であるが、図示Xアーム式ウィンドレギュレータの全体構成を説明する。
車両ドアの金属製のインナパネル(取付パネル)10には、モータ駆動装置20と水平方向のイコライザアームブラケット11が固定されている。昇降窓ガラス12の下端部には、水平方向のリフトアームブラケット13が固定されており、このリフトアームブラケット13とイコライザアームブラケット11にそれぞれ、イコライザアーム14の上下端部に設けたローラ(転動体、図示せず)が移動自在に嵌まっている。イコライザアーム14には、軸15でリフトアーム16が枢着されており、リフトアーム16の上端部に設けたローラ(転動体、図示せず)が同様に、リフトアームブラケット13に移動自在に嵌まっている。
リフトアーム16は、モータ駆動装置20上の回動軸21を中心に回動自在に支持されており、その下端部に、回動軸21を中心とするセクタギヤ17aを有するドリブンギヤ(セクタギヤ部材、回転部材)17が固定されている。セクタギヤ17aは、モータアクチュエータ30のドライブギヤ(ピニオン)31(図2ないし図4)に噛み合っており、ドライブギヤ31が正逆に回転すると、リフトアーム16(ドリブンギヤ17)が回動軸21を中心に正逆に回動し、昇降ガラス12が昇降する。以上のXアーム式ウィンドレギュレータの基本構造(動作)は周知である。
モータ駆動装置20は、ドリブンギヤ17に固定されたリフトアーム16、モータアクチュエータ30、ベースプレート(支持部材)40及び取付脚部材50を有し、インナパネル10上に支持される前において、一次的に組み立てられる(サブアッシとされる)。図2は、モータアクチュエータ30、リフトアーム16(ドリブンギヤ17)、ベースプレート40及び取付脚部材50を分解状態で示し、図3は組付後の状態を断面で示している。
ドライブギヤ31を有するモータアクチュエータ30は、図4に示すように、合成樹脂材料の成形品からなる一対の分割可能なアッパハウジング32aとロアハウジング32b(ハウジング半体32aと32b)を有している。このアッパハウジング32aとロアハウジング32bによって形成されたハウジング32内に、金属製のモータホルダ(支持部材)36が位置しており、このモータホルダ36に、一対のモータ37が支持されている。この一対のモータ37は、単一のウォーム(ウォームギヤ、原動ギヤ)39を同一の方向に回転させるように結合されている。また、モータホルダ36には、一対の固定ボルト33と、金属製の回転中心軸部材34が一体に結合されている。この回転中心軸部材34には、金属製のドライブギヤ31と合成樹脂製のヘリカルギヤ38が回転自在に支持されており、ヘリカルギヤ38には一対のモータ37によって回転駆動されるウォーム39が噛み合っている。
ドライブギヤ31は、中心部の金属製のギヤ部材31aと、このギヤ部材31aに同軸に結合した金属製の回転プレート(ピニオンプレート)31bとを有している。ヘリカルギヤ38は、このドライブギヤ31と相対回転不能に結合されている。
細長い金属板部材のプレス加工品からなるベースプレート40は、その一端部に、モータアクチュエータ30の固定ボルト33を固定する一対の固定穴41を有し、他端部に、リフトアーム16の円形貫通穴16aから突出する円形突出部42を有し、中間部分に、回転中心軸部材34に対応する固定穴43を有している。固定ボルト33には、ベースプレート40からの突出部に固定ナット44が螺合され、回転中心軸部材34には、ベースプレート40からの突出部の固定ねじ部34aに固定ナット45が螺合されて、ベースプレート40とモータアクチュエータ30が結合されている。
ベースプレート40とは別部材からなる金属製の取付脚部材50は、ベースプレート40の円形突出部42に溶接固定される円形部51を備えている。すなわち、ベースプレート40の円形突出部42は、リフトアーム16の円形貫通穴16aから突出しており、この円形突出部42に円形部51が溶接固定されている。円形突出部42、円形部51および円形貫通穴16aは、リフトアーム16の回動軸21を構成する。取付脚部材50には、円形部51の両側に位置する一対の固定座52が設けられている。
以上のモータ駆動装置20は、インナパネル10上に固定される。すなわち、取付脚部材50の一対の固定座52をインナパネル10の一対の取付座10aに固定ボルトナット53、54(図2、図3)を介して固定し、モータアクチュエータ30の取付ボルト(取付軸)35(図3)を固定ナット46によりインナパネル10の別の取付座10bに固定する。取付ボルト35は、回転中心軸部材34と同一の軸部材であり、モータアクチュエータ30のハウジング内に固定された金属製のモータホルダ36(図3、図4)に植設(圧入固定)されていて、互いに反対方向に突出している。
以上のモータアクチュエータ30は、アッパハウジング32aとロアハウジング32bによって形成される空間が準水密領域であり、この準水密領域に、一対のモータ37と、このモータ37によって回転駆動される減速機構(モータホルダ36、ウォーム39、ヘリカルギヤ38及びドライブギヤ31)が収納されている。「準水密領域」とは、水没させた場合の防水性は保証されないが、雨水の浸入は防止できる程度の防水性を確保できる領域を言う。
ハウジング32にはさらに、アッパハウジング32aと蓋部材32cによってドライ領域(完全水密領域)が形成されている。アッパハウジング32aには、図2ないし図5に示すように、下壁及び周壁が無欠壁からなり図の上面が開放された水密室60が形成されており、この水密室60の開放端部周縁が同一面内に位置する蓋部材接合縁61を構成している。金属製の蓋部材32cの周縁部には、平面形状が蓋部材接合縁61と同一で、該蓋部材接合縁61に接合される接合縁62が形成されている。蓋部材接合縁61と接合縁62は例えば接着剤によって接合される。蓋部材32cを合成樹脂材料から構成し、蓋部材接合縁61と接合縁62を溶着によって接合する態様も可能である。この水密室60と蓋部材32cによって形成されたドライ領域60C内には、モータ37の駆動制御を司るECU基板63が収納されている。ECU基板63上には、各種電子部品、IC等が搭載されている。蓋部材32cによって閉塞されたドライ領域60Cは、仮にモータアクチュエータ30(ハウジング32)が水没しても、ドライ領域60C内のECU基板63には水分が付着することのない完全防水領域である。
アッパハウジング32aには、下面が開放された全体として角筒状をしたコネクタ挿入口(雌コネクタ)64が一体に成形されている。このコネクタ挿入口64は、ロアハウジング32b側に突出しており、ロアハウジング32bには、コネクタ挿入口64を挿入する開口65が形成されている。ロアハウジング32bには、この開口65の周囲に位置させてブーツ装着突起66aが突出形成されており、このブーツ装着突起66aに、防水ブーツ66が接着されている。アッパハウジング32aのコネクタ挿入口64とロアハウジング32bの挿入開口65の関係は、必ずしも挿入(嵌合)関係でなくてもよい(コネクタ挿入口64の端部と挿入開口65とは離間していてもよい)。
コネクタ挿入口64の底壁64aには、端子突出孔64b(図2、図4)が形成されており、ECU基板63の端子台63a(図3、図5)に植設された端子63bがこの端子突出孔64bを通ってコネクタ挿入口64内に突出している。端子突出孔64bと端子63bの隙間はシール材で埋められる。コネクタ挿入口64にコネクタ(雄コネクタ)67(図5)を挿入すると、コネクタ67内の端子が端子63bと接続され、ECU基板63と外部回路が接続される。
以上の実施形態は、アーム式ウィンドレギュレータ駆動用のモータアクチュエータに本発明を適用したものであるが、本発明のモータアクチュエータユニットは、駆動対象を問わずに適用することができる。また、図示実施形態では、モータ37が一対備えられているが、モータの数、態様等には自由度がある。さらに減速機構についても同様であり、図示例は一例を示したものである。
30 モータアクチュエータ
31 ドライブギヤ(減速機構)
32 ハウジング
32a アッパハウジング(分割ハウジング半体)
32b ロアハウジング(分割ハウジング半体)
32c 蓋部材
37 モータ
38 ヘリカルギヤ(減速機構)
39 ウォーム(減速機構)
60 水密室
60C ドライ領域
61 蓋部材接合縁
62 接合縁
63 ECU基板
63a 端子台
63b 端子
64 コネクタ挿入口(雌コネクタ)
64a 底壁
64b 端子突出孔
65 66
67 コネクタ(雄コネクタ)

Claims (2)

  1. 電動モータ、該モータによって駆動される減速機構、及び該モータを制御するECU基板をハウジング内に収納したモータアクチュエータユニットにおいて、
    上記ハウジングを、上記モータ及び減速機構を収納する領域を構成する分割可能な一対の分割ハウジング半体から構成し、
    この一対の分割ハウジング半体のいずれか一方と該一方の分割ハウジング半体に接合される蓋部材とによって、完全水密なドライ領域を形成し、
    さらに、上記一方の分割ハウジング半体に、上記ドライ領域内に配置した上記ECU基板に電気的に接続されるコネクタ挿入口を一体に成形し、
    他方の分割ハウジング半体に、上記コネクタ挿入口に対応する挿入開口を形成したことを特徴とするモータアクチュエータユニット。
  2. 請求項1記載のモータアクチュエータユニットにおいて、上記他方のハウジング半体の挿入開口の周縁には、防水ブーツが装着されているモータアクチュエータユニット。
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