JP5476876B2 - センサ駆動回路、ドライバ装置、画像読取装置、及び画像形成装置 - Google Patents

センサ駆動回路、ドライバ装置、画像読取装置、及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5476876B2
JP5476876B2 JP2009210397A JP2009210397A JP5476876B2 JP 5476876 B2 JP5476876 B2 JP 5476876B2 JP 2009210397 A JP2009210397 A JP 2009210397A JP 2009210397 A JP2009210397 A JP 2009210397A JP 5476876 B2 JP5476876 B2 JP 5476876B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
signal
driver
output buffer
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009210397A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011061596A (ja
Inventor
政元 中澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2009210397A priority Critical patent/JP5476876B2/ja
Priority to US12/877,528 priority patent/US8526078B2/en
Publication of JP2011061596A publication Critical patent/JP2011061596A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5476876B2 publication Critical patent/JP5476876B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/70SSIS architectures; Circuits associated therewith
    • H04N25/71Charge-coupled device [CCD] sensors; Charge-transfer registers specially adapted for CCD sensors
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/70SSIS architectures; Circuits associated therewith
    • H04N25/71Charge-coupled device [CCD] sensors; Charge-transfer registers specially adapted for CCD sensors
    • H04N25/745Circuitry for generating timing or clock signals

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)
  • Facsimile Heads (AREA)

Description

本発明は、異なるエッジを持つ信号間におけるスキューの影響を抑制することができるセンサ駆動回路、センサ駆動装置、画像読取装置、及び画像形成装置に関する。
従来、画像読取装置において原稿画像を読み取るための光電変換素子として用いられるCCD(電荷結合素子)ラインイメージセンサ(以下、単に「CCD」という)を駆動するCCDドライバには、スレッシュレベルのばらつきや、立ち上がり遅延時間及び立ち下がり遅延時間の差、及び、そのばらつきが無視できなくなり、タイミングを確保することが困難となる。そこで、タイミングが規定された信号を同一のドライバを介して供給することでタイミングのバラツキ(スキュー)を低減し、信号タイミングを確保する技術が既に知られている。
例えば、特許文献1には、CCD出力信号とAFE(Analog−Front−End)のサンプル・ホールド信号のスキューを低減する目的で、CCD出力信号タイミングの基準となる駆動信号とサンプルホールド信号とを同一のドライバを介して供給する構成が開示されている。
ここで、従来の技術に基づく駆動回路の例について説明する。
図10は、CCD及びAFEを駆動する駆動回路の従来例の機能ブロック図を示している。
タイミングジェネレータ(TG)1は、CCD2やAFE3で必要とする各種クロックやゲート信号を発生する。このうちCCD駆動クロックxCCD_clkはDRV(CCDドライバ)4を介してCCD2に入力する。ここで、DRV4は高速性の面で一般に反転(インバータ)タイプが使用されるため、図10ではDRV4の出力信号CCD_CLKはCCD駆動クロックxCCD_clkに対し反転している。CCD2からはアナログ画像信号SIGが出力され、エミッタフォロワ(EF)5でバッファされ、交流結合6を介してAFE3に入力する。
AFE3は、入力されるアナログ画像信号SIGに対してサンプル・ホールド動作、クランプ動作、オフセット補正、信号増幅などを行い、アナログ画像信号SIGは、最終的にA/D変換され、AFE3からはデジタル画像データDが出力される。ここで、サンプル・ホールド信号SHDはTG1から出力される信号xshdをDRV4を介してAFE3に供給する。
このときサンプル・ホールド信号SHDは、上記と同様に信号xshdに対して反転する。サンプル・ホールド信号SHDはDRV4を介さずともよいが、CCD出力信号(信号CCD_CLKに応じたタイミングで出力される)とのスキューを低減するため同一ドライバを介して供給する構成としている。
また、AFE3のマスタークロックはサンプル・ホールド信号SHDとのタイミング規定が比較的シビアでないためTG1から出力される信号MCLKを直接供給しているが、タイミング規定がシビアである場合ではDRV4を介してもよい。
図11は、図10に示した駆動回路の詳細について説明するための回路図である。なお、本明細書での以下の説明における回路及び装置は、CMOS構造の回路及び装置を例として用いたものであり、図11において、CCD2及びAFE3の各入力端に記載した容量成分は、CCD2及びAFE3を構成するIC装置の入力ピンから見たときの入力負荷が、容量負荷であることを表している。すなわち、実際にこの部分にコンデンサが設けられているわけではない。
図10で示したCCD駆動クロックCCD_CLKには、実際は、CCD2を駆動するための電荷転送クロックPH1A,PH2A、最終段転送クロックPH2L、リセットクロックRS、クランプクロックCP、シフトゲート信号SHなど複数の信号が含まれる。
サンプル・ホールド信号SHDは、図10で説明したようにDRV4を介してAFE3に供給しているが、図11の回路では、AFE3の入力レンジを満足するため抵抗を使って分圧している。また、負荷が大きい電荷転送クロックPH1A,PH2Aを駆動するために、DRV4の出力を並列接続しドライバビリティを上げている。
また、CCD2は、2つのチャネルを持ち、各チャネルの電荷転送クロックPH1A,PH2Aは、独立してTG1から出力されている。チャネル1に加えられる電荷転送クロックPH1A1とPH2A1、チャネル2に加えられる電荷転送クロックPH1A2とPH2A2、最終段転送クロックPH2LとリセットクロックRS、リセットクロックRSとクランプクロックCP、最終段転送クロックPH2Lとサンプル・ホールド信号SHD又はリセットクロックRSとサンプル・ホールド信号SHDのように、タイミング規定が存在する信号同士はスキューを低減するため、DRV4を構成する複数のIC装置のうち、同じIC装置で信号を供給するようにしている。なお、図11の場合、DRV4は、3つのIC装置DRVa,DRVb,DRVcから構成されている。
また、TG1とDRV4の間やDRV4とCCD2及びAFE3間には、タイミング微調整用のRC回路を構成している。なお、図11では、CCD出力信号SIGは省略している。
次に、図10及び図11に示した駆動回路の問題点について説明する。
図12は、従来の技術に基づく構成での効果と問題点について説明するための概略構成ブロック図、および、動作を説明するためのタイミングチャートを示す。
まず、CCD2については、CCD2を適切に動作させるための条件として、上述したCCD駆動クロックCCD_CLKに含まれる各信号のタイミング又は、信号間のタイミングが規定されている。例えば、電荷転送クロックPH1Aと電荷転送クロックPH2Aでは、各々の信号電圧が等しくなる場合の電圧(クロスポイント電圧と呼ばれる)は1.5V程度以上確保する必要があり、また電荷転送クロックPH1Aと電荷転送クロックPH2Aの差電圧が4.5V以上である期間を4〜5ns以上確保しなければならない。
このような規定は、電荷転送クロックPH1Aと最終段転送クロックPH2Lについても存在する。一方、リセットクロックRS、クランプクロックCP及び最終段転送クロックPH2Lの信号間でも同様であり、これらは各々の信号とのタイミングが規定されており、さらにリセットクロックRSとクランプクロックCPにおいては、それぞれ最小のHigh幅が規定されている。これら示したタイミングは部品特性がばらついた場合でも満足する必要があり、仮に満足していなければ転送効率やノイズなどの特性不良を起こす可能性がある。
図12のブロック図は従来技術に基づく駆動回路を示しており、同図(A),(B),(C),(D)のタイミングチャートはリセットクロックRSとクランプクロックCPを例に相対的なタイミング関係を示している。図12において、リセットクロックRSとクランプクロックCPは図11のように同一パッケージ(IC装置)のDRV4を介してCCD2に入力されている。
TG1から出力される信号xrs,xcpは、RC回路を介してDRV4へ入力され、DRV4のインバータにより反転され、信号RS,CPとして出力され、抵抗回路(またはRC回路でもよい)を介してCCD2に入力される。
ここで、信号xrsの○印と信号xcpの○印で示す信号xrsの立ち上がりエッジと信号xcpの立ち上がりエッジとの間の位相差は、TG1から出力された段階でt2であり(同図(A)参照)、TG1の出力はRC回路を通ってDRV4に入力する。DRV4の入力では信号xrsの立ち上がりエッジと信号xcpの立ち上がりエッジとの関係は変わらない(同図(B)参照)。
DRV4の出力(信号RS,CP)は入力に対し遅延するが、信号RS,CPともに同じ立ち下がり出力遅延時間が生じているためにDRV4の出力段階での相対的な位相差は変わらない(同図(C)参照)。そして、DRV4の出力は、抵抗回路を通ってCCD2に入力するが、DRV4の出力での位相差が維持されているためここでもCCD2の入力の信号RSの立ち下がりエッジと信号CPの立ち下がりエッジとの間の位相差は変わらない(同図(D)参照)。
つまり、このように同じエッジ同士のタイミングではTG1の出力段階での位相差がCCD2の入力段階でも維持され、タイミング確保が容易となる。これは同一パッケージドライバ(DRV4)を介して供給することで信号RSの立ち下がりエッジと信号CPの立ち下がりエッジとの間のスキューとしては抑制されているためである。
しかし、信号xrsの○印と信号xcpの×印で示す信号xrsの立ち上がりエッジと信号xcpの立ち下がりエッジのように異なるエッジ同士のタイミングを考えると同様の効果が得られない。
まず、TG1の出力段階での信号xrsの立ち上がりエッジと信号xcpの立ち下がりエッジとの間の位相差はt1であり(図12(A)参照)、TG1の出力はRC回路を通ってDRV4に入力する。DRV4では信号xrsの立ち上がりエッジと信号xcpの立ち下がりエッジとの間の関係は変わらない(図12(B)参照)。
DRV4の出力(信号RS,CP)は入力に対し遅延するが、信号RSは“立ち下がり出力遅延時間”が生じているのに対し、信号CPは“立ち上がり出力遅延時間”と異なる種類の遅延時間が生じており、DRV4の出力ではそれら遅延時間の差(Δt)だけ相対的な位相差がずれることになる。つまり、DRV4の入力ではt1だった位相差がDRV4の出力ではt1−Δtとなる(図12(C)参照)。ここでは、DRV4の立ち上がり出力遅延時間は立ち下がり出力遅延時間よりも長いと仮定しているため、位相差は減る方向に変化している。
DRV4の出力は抵抗回路を通ってCCD2に入力するが、DRV4の出力での位相差が維持されているため、結局、CCD2の入力での信号RSの立ち下がりエッジと信号CPの立ち上がりエッジとの間の位相差はt1−Δtとなってしまう(図12(D)参照)。これは、同一パッケージドライバ(DRV4)を介して供給しても信号RSの立ち下がりエッジと信号CPの立ち上がりエッジとの間のスキューが抑制できていないことを意味する。
上記Δtは主に、DRV4の立ち上がり出力遅延時間(tpLH)と立ち下がり出力遅延時間(tpHL)が等しくないために発生する。つまりΔt≒tpLH−tpHLである。DRV4がCMOS構造の場合、tpLH及びtpHLは出力段のPMOS(型トランジスタ)とNMOS(型トランジスタ)の特性に依存し、その構造の違い(PMOSのキャリアがホールであるのに対しNMOSのキャリアは電子であり移動度は電子の方が早い)から一般にはNMOSの方が高速性に優れている。
すなわち、信号の立ち上がり時にオンするPMOSよりも信号の立ち下がり時にオンするNMOSの動作速度が速いので、tpLHに比べてtpHLの方が短い。
ここで重要なのは、CMOS構造の半導体装置のように、同一半導体チップ上にPMOSとNMOSを構成した場合、PMOS同士又はNMOS同士の間には特性的な相関があるが(特性が揃いやすいが)、PMOSとNMOSの間には相関がない(特性が互いに独立に変化する)ということである。
つまり、図12のように同一パッケージドライバ(同一半導体チップ)であるDRV4に信号を入力すると、同じエッジの場合はそれぞれが同じ遅延時間であるため相対的な位相差(スキュー)は生じないが、異なるエッジの場合は遅延時間が異なるためスキューが生じる。また上記したように、PMOSとNMOSの特性は互いに相関なく独立にばらつくのでtpLHとtpHLは独立にばらつき、上記Δtが大きくばらつくことになる。
以上のように、同一パッケージドライバを介しても異なるエッジ間においてはtpLHとtpHLの差のバラツキによるスキューが依然として大きい状態であり、信号タイミングを満足することが困難となる。DRV4には一般にtpLH及びtpHLが各2〜6ns(ナノ秒)程度の高速なものが使用されるが、この場合でもtpLHとtpHLが独立にばらつくと最大±4ns(8ns幅)のスキューが生じることになり、現在主流のCCDで駆動可能な周波数に換算すると、凡そ25MHz(半周期:20ns)程度が上限と考えられ(立ち上がり/立ち下がり時間分:3ns*2、バラツキ分:8ns、タイミング確保分:6ns)、これ以上の動作速度は望めない。
さて、上記では、DRV4のtpLH及びtpHLの差のバラツキによるスキューに言及してきたが、DRV4のスレッシュレベルのバラツキもスキューの要因となる。
図13は、従来の技術に基づく構成(DRV4入出力部)においてスレッシュレベルによってスキューが生じる様子を説明するための概略構成ブロック図と、タイミングチャートを示している。なお、図13の回路図は、図12のDRV4の部分のみを取り出して記載している。
ここで、スレッシュレベルは通常、出力遅延時間と同様に立ち上がり入力時(Vtp)と立ち下がり入力時(Vtn)とでレベルが異なって規定されている。
図13でTG1(図示せず)から出力された信号xrs,xcpはDRV4に入力する(図13(B)参照)。TG1から出力される信号xrs,xcpのHighレベルはTG1の電源電圧(VTG)と同じである。このとき、図13ではVtpはVtgの約1/2、Vtnは約1/4となっている。この場合、信号xrs,xcpが立ち上がり開始してからVtpに到達する時間は信号の時定数(τ)を用いると約0.69τとなる。また、立ち下がり開始してからVtnに到達する時間は約1.39τとなる。
したがって、DRV4の出力の信号RSの立ち下がりエッジ(○印)と信号CPの立ち上がりエッジ(×印)との間の位相差は、遅延時間の場合と同様に、このスレッシュレベルに到達する時間の差だけスキューを生じることになる(図13図(C)参照)。このとき生じるスキューΔtは上記で算出したスレッシュレベルへの到達時間の差0.7τ(=1.39τ−0.69τ)となる。
DRV4から出力された信号RS,CPはHighレベルがDRV4の電源電圧(Vdrv)に変換され(図13(C)参照)、抵抗回路を介してCCD2に入力する(図示せず)。
上記スキューΔtはスレッシュレベルVtp,Vtnのバラツキによってばらつく。しかも、そのバラツキの大きさは上記関係からDRV4の入力信号の時定数τに左右される。すなわち、スレッシュレベルがばらついた場合の影響はτの大きさに比例する。
以上のように、異なるエッジ同士のタイミングではtpLH,tpHLの差だけでなくVtp,Vtnのバラツキによってもスキューが発生し得る。また、スレッシュレベルVtpとVtnはtpLHとtpHLに比べれば特性的な相関があるものの、基本的には独立にばらつくことになる。
一方、同じエッジ同士の場合は遅延時間の場合と同様にスキューは生じない。これもVtpとVtnとの間の相関は弱いが、Vtp同士又はVtn同士の相関が強い(特性が揃っている)ことによる。したがって、上記信号xrs,xcpの時定数がほぼ同じならば、スレッシュレベルがばらついても各々同じようにばらつき、スキューとしては抑えられることになる。
なお、図13ではスレッシュレベルによるスキューを説明するため、tpLH及びtpHLの影響は無視して記載している(tpLH=tpHL=0としている)。実際のスキューはスレッシュレベルによるものと上記tpLH及びtpHLの差によるものが加算される。
このように、従来の技術では、タイミングが規定された信号のエッジが同じ場合(ex.立ち上がりと立ち上がりのように)はよいが、異なる場合(ex.立ち上がりと立ち下がりのように)はドライバの立ち上がりと立ち下がりの遅延時間差やドライバのHighスレッシュ/Lowスレッシュレベルのバラツキによってスキューを低減できないという問題があった。
この発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、異なるエッジを持つ信号間におけるスキューの影響を抑制することができるセンサ駆動回路、ドライバ装置、画像読取装置、及び画像形成装置を提供することを目的とする。
この発明は、原稿からの反射光を光電変換するイメージセンサと、イメージセンサを駆動する駆動ドライバ回路と、イメージセンサを制御するタイミング信号を発生するタイミング発生回路とを備えるセンサ駆動回路において、上記駆動ドライバ回路は、同等な反転出力バッファ回路を2段直列に接続した構成を有し、上記タイミング発生回路は、上記イメージセンサの入力信号極性と同極性のタイミング信号を出力するものとし、上記駆動ドライバ回路の1段目の反転出力バッファ回路と2段目の反転出力バッファ回路に、同じ電源電圧を供給するようにし、1段目の上記反転出力バッファ回路の入力信号振幅と2段目の上記反転出力バッファ回路の入力信号振幅を等しくする振幅可変手段を設けたものである。
このような駆動ドライバ回路において、1段目の上記反転出力バッファ回路の入力信号と2段目の上記反転出力バッファ回路の入力信号とで、入力スレッシュレベルに到達する時間が等しくなるように信号の立ち上がり/立ち下がり時間を設定するとよい。
上記タイミング発生回路の電源電圧に応じて上記駆動ドライバ回路の2段目の上記反転出力バッファ回路の入力信号振幅を可変するとよい。
また、本発明は、上記のセンサ駆動回路に設ける駆動ドライバ回路の1段目の上記反転出力バッファ回路と2段目の上記反転出力バッファ回路とを同一半導体チップ上に集積化して構成したドライバ装置も提供する。
また、本発明は、上記のドライバ装置を、上記駆動ドライバ回路として備えたセンサ駆動回路も提供する。
上記センサ駆動回路におけるタイミング発生回路が出力するタイミング信号の極性を切換える手段を備えるとよい。
また、本発明は、上記のセンサ駆動回路を備えた画像読取装置も提供する。
また、本発明は、上記の画像読取装置を、画像読取手段として備えた画像形成装置も提供する。
以上のようなこの発明のセンサ駆動回路、ドライバ装置、画像読取装置、及び画像形成装置によれば、駆動ドライバ回路を、同じ構成の反転出力バッファ回路を2段直列に接続して構成したので、1段目の反転出力バッファ回路の信号の立ち上がり/立ち下がり遅延時間やドライバのHigh/Lowスレッシュレベルのバラツキで、2段目の反転出力バッファ回路の信号の立ち上がり/立ち下がり遅延時間やドライバのHigh/Lowスレッシュレベルのバラツキを相殺することができ、同じエッジをもつ信号間だけでなく、異なるエッジをもつ信号間でもスキューを低減することができるという効果を得る。
本発明の一実施例に係る、CCD及びAFEを駆動する駆動回路の構成の一例を示した機能ブロック図である。 図1の駆動回路の動作を説明するための概略構成ブロック図、および、動作を説明するためのタイミングチャートである。 図1の実施例の構成におけるpre−DRV10とDRV4の入出力部でのスレッシュレベルの影響について説明するための概略構成ブロック図、および、動作を説明するためのタイミングチャートである。 スキューの相殺効果を高めることができる回路例を示したブロック図である。 TG1’の電源がばらついて場合でも入力スレッシュレベルのバラツキを抑制する構成について説明するための概略構成ブロック図、及び、タイミングチャートである。 本実施例のCCD2及びAFE3の駆動回路の全体構成の概要を示した概略回路図である。 本実施例の効果を更に高める構成について説明するための概略機能部ロック図である。 本実施例の駆動回路を備えたスキャナと、そのスキャナを画像読取装置として備えた複写機へ適用した場合の一例を示した機能ブロック図である。 スキャナ200の読取光学系の一例を示した概略構成図である。 CCD及びAFEを駆動する、従来の技術に基づく駆動回路の機能ブロック図である。 図10に示した駆動回路の詳細について説明するための回路図である。 図11に示した構成での効果と問題点について説明するための概略構成ブロック図、および、動作を説明するためのタイミングチャートである。 図11に示した構成(DRV4入出力部)においてスレッシュレベルによってスキューが生じる様子を説明するための概略構成ブロック図と、タイミングチャートである。
以下、添付図面を参照しながら、この発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例に係るCCD及びAFEを駆動する駆動回路の構成の一例を示した機能ブロック図である。この図1において、図10と同一部分及び相当する部分には、同一符号を付している。
図1の実施例では、図10に示した駆動回路のDRV4の前段に、DRV4と同じ構成のインバータタイプのドライバ回路をプレドライバ(pre−DRV)10として配置した構成を持つ。
また、図1では、図10と違って、TG1’が出力するCCD駆動クロックCCD_clkとサンプル・ホールド信号shdの極性は、CCD2及びAFE3に入力する極性と同じである。このTG1’の出力信号の極性の変更は、インバータタイプのドライバであるpre−DRV10とDRV4を2段接続しているためである。DRV4以降の構成は図10と同じなので、説明を省略する。
図2は、本実施例の駆動回路の動作を説明するための概略構成ブロック図、および、動作を説明するためのタイミングチャートを示す。
TG1’から出力された信号rs,cp(CCD入力信号:RS,CPと論理極性は同じ。(図2(A)参照))はRC回路を通り、pre−DRV10に入力する(図2(B)参照)。このとき信号rsの立ち下がりエッジ(○印)と信号cpの立ち上がりエッジ(×印)との間の位相差はt1である。
pre−DRV10は、図12でのDRV4と同様に、tpHLに対してtpLHがΔtだけ長いため、pre−DRV10の出力では相対的に信号XRSの立ち上がりエッジ(○印)の方が信号XCPの立ち下がりエッジ(×印)よりもΔt遅くなり、信号XRSの立ち上がりエッジと信号XCPの立ち下がりエッジとの間の位相差はそのスキューによってt1+Δtとなる(図2(C)参照)。
pre−DRV10の出力はRC回路を介してDRV4に入力する(図2(D)参照)。ここで、DRV4でもpre−DRV10と同様に、tpHLに対してtpLHがΔtだけ長いため、DRV4の出力では信号CPの立ち上がりエッジ(×印)の方が信号RSの立ち下がりエッジ(○印)よりもΔtだけ遅くなる(図2(E)参照)。つまり、DRV4で生じるスキューはpre−DRV10で生じたスキューの逆向きになるので、pre−DRV10で生じたスキュー(図2(C)参照)は、DRV4の出力のスキューで相殺され、それにより、信号RSの立ち下がりエッジと信号CPの立ち上がりエッジとの間の位相差は、TG1’の出力段階での位相差(図2(A)参照)と同じt1となる。
このように、本実施例では、DRV4で発生するスキューをpre−DRV10で相殺することができるため、異なるエッジ同士のタイミングでもスキューを抑制することが可能となる。
なお、上記効果にはpre−DRV10とDRV4の特性(tpLH及びtpHL)が揃っていることが前提となるが、上記の通りpre−DRV10とDRV4に同じデバイスを用いていることで、実際の製品のほとんどは同一ロットのデバイスを使用することになる(仮に1ロット=1000個で1製品あたり4個のデバイスを使用する場合、pre−DRV10とDRV4が別ロット品となる確率は凡そ1/(4/1000)=0.4%しか存在せず残り99.6%は同一ロット品が使用されることになる)。
このため、pre−DRV10とDRV4の特性が独立にばらつくケースは、ほとんどなく、上記効果が損なわれる可能性は非常に低い。また、一般に同一ロットの異なるデバイス間のスキューは大きくても±0.5ns程度以下であり、pre−DRV10とDRV4の特性が独立にばらついた場合であっても、従来装置で生じるスキュー(±4ns程度)と比較すれば1桁近く低減できる。
また、同じエッジ同士のタイミングの場合は、本実施例のようにpre−DRV10を追加した構成の場合でも、各エッジは同じドライバを介しているのでスキューを抑制することができる。
すなわち、本実施例によれば従来の技術に基づく構成による効果(同じエッジ同士でのスキュー抑制)を損なわずに、異なるエッジ同士のスキューも抑制できる。言い換えれば、エッジの組み合わせによらず全ての場合においてスキューを抑制することができる。
一方、tpLH,tpHLは電源電圧依存性をもっている(一般には電源電圧を上げると遅延時間は短くなる)。そのため、pre−DRV10とDRV4で異なる電源電圧を用いるとpre−DRV10とDRV4とでtpLH及びtpHLが合わなくなり(差を持ってしまい)スキューの相殺精度が悪くなる。したがって、pre−DRV10とDRV4は同じ電源電圧(Vdrv)で駆動することが望ましい。
次に、本実施例の入力スレッシュレベルのバラツキによって生じるスキューを低減する効果について説明する。
図3は、図1の実施例の構成におけるpre−DRV10とDRV4の入出力部でのスレッシュレベルの影響について説明するための概略構成ブロック図、および、動作を説明するためのタイミングチャートを示す。TG1’(図示せず)からpre−DRV10の出力までの動作(図3(B),(C)参照)は、図13のTG1からDRV4の出力までの動作と基本的に変わらない。
図13の場合と異なるのはpre−DRV10の出力での論理が逆であるため、図3ではVtpとVtnへの到達時間の差によりpre−DRV10の出力での信号XRSの立ち上がりエッジ(○印)と信号XCPの立ち下がりエッジ(×印)との間の位相差が、TG1’の出力でのt1からt1+Δt1(Δt1=0.7τa)に変わっていることである(ここに、図13のΔtと図3のΔt1は等価である。ここでは便宜上記号を分けている)。
ここで、τaはTG1’とpre−DRV10の間の信号rs,cpが有する時定数である。pre−DRV10の出力では信号のHighレベルがVdrvに変換され、RC回路を通ってメインドライバ(DRV4)に入力する。このときDRV4の入力での信号XRSの立ち上がりエッジと信号XCPの立ち下がりエッジとの関係は保持されているため、位相差t1+Δt1は変わらない(図3(D)参照)。
しかし、DRV4の出力では、図13で説明したDRV4の出力と同様の動作をする。つまり、図3では、VtpがVdrvの約1/3、Vtnが約1/6となっているが、この場合pre−DRV10とDRV4の間の信号XRS,XCPの時定数をτbとすると、立ち上がり開始からスレッシュVtpに到達する時間は約0.41τb、立ち下がり開始からVtnに到達する時間は約1.8τbとなり、DRV4の出力での信号RSの立ち下がりエッジと信号CPの立ち上がりエッジとの位相差Δt2(=約1.4τb)のスキューが、pre−DRV10でのスキューとは逆向きに生じることになる。
つまり、既に説明した遅延時間に対応したスキューの相殺の場合と同様に、pre−DRV10のスレッシュレベルで発生したスキューΔt1(=0.7τa)は、DRV4のスレッシュレベルで発生するスキューΔt2(=1.4τb)で相殺され、DRV4の出力の信号RS立ち下がりエッジと信号CPの立ち上がりエッジとの位相差は、t1+(Δt1−Δt2)=t1+(0.7τa−1.4τb)と、スキューとしては低減方向に補正される(図3(E)参照)。
なお、図13で述べたように、スレッシュレベルのバラツキによるスキューの大きさはDRV4の入力信号の時定数に左右される。例えば、図11の信号XPH1,XPH2のように、ドライバビリティを上げるためにDRV4の出力を並列接続した場合は、必然的にTG1’の出力信号のファンアウト数が多くなりDRV4の入力での時定数が大きくなる。
したがって、スレッシュレベルのバラツキによるスキューが大きくなってしまうおそれはあるが、本実施例ではpre−DRV10を構成していることで、TG1’の信号を駆動するドライバ手段の駆動能力が大きくなってTG1’の出力信号のファンアウト数を減らせるため、上記のDRV4の入力での時定数が大きくなる影響を低減できるという効果もある。
以上のように、本実施例によれば、異なるエッジ同士のタイミングではtpLH,tpHLの差だけでなくスレッシュレベルVtp,Vtnのバラツキによるスキューも低減することができる。
一方、同じエッジ同士の場合は従来の技術に基づく構成の場合と同様に、スレッシュレベルによるスキューは生じない。
次に、入力スレッシュレベルのバラツキを抑制する構成について説明する。
図3では、本実施例によってスレッシュレベルによるスキューが低減できることを示したが、pre−DRV10の入力での信号振幅(Vtg)とDRV4の入力での信号振幅(Vdrv)が同じでないことや、TG1’とpre−DRV10との間の時定数(τa)とpre−DRV10とDRV4との間の時定数(τb)が同じでないことにより、スキューが低減できるものの完全に相殺するまでには至らない(図3ではΔt1≠Δt2となる)。
そこで、図4に示すように、pre−DRV10とDRV4との間に分圧抵抗RA,RBを追加し、pre−DRV10の入力信号とDRV4の入力信号の振幅を揃えることが考えられる。これによりpre−DRV10とDRV4で発生するスキューΔt1,Δt2を揃えることができるため、スキューの相殺効果を高めることができる。
また、図3においてpre−DRV10とDRV4で相殺されずに残るスキュー分Δt1−Δt2は、pre−DRV10の入力信号の時定数τaとDRV4の入力信号の時定数τbとに依存する。これは、上記したようにΔt1−Δt2=0.7τa−1.4τbとなるためである。すなわち、スレッシュレベルによるスキューを効率よく相殺するには、この場合τa:τb=2:1となるように、pre−DRV10とDRV4との間に設けるRC回路の定数を設定すればよい。
このτaとτbの関係はpre−DRV10とDRV4の入力信号振幅で決まり、上記の値はそれぞれの振幅がVtg,Vdrvの場合である。pre−DRV10とDRV4の入力信号振幅を同じにした場合は、Δt1−Δt2=0.7*(τa−τb)となるので、この場合はτa=τbとなるようにRC回路の定数を設定すればよい。このとき、本質的にはpre−DRV10の入力とDRV4の入力でスレッシュレベルVtp,Vtnに到達する時間が合えばよいため、信号振幅と時定数を別々に調整して実現してもよいが、スレッシュレベルがばらついた場合でも適切に相殺するためには振幅と時定数のそれぞれをpre−DRV10の入力とDRV4の入力で同じに設定することが望ましい。
図5は、TG1’の電源がばらついた場合でも入力スレッシュレベルのバラツキを抑制する構成について説明するための概略構成ブロック図、及び、タイミングチャートを示す。
上記したように、pre−DRV10とDRV4の入力で信号振幅と時定数をそれぞれ合わせることで、スレッシュレベルのバラツキによるスキューを適切に相殺することができる。しかし、TG1’の電源(Vtg)がばらつく場合は、pre−DRV10の信号振幅だけが変化することになるため、スキューを完全に相殺しきれない場合がある。
そこで、図5に示すように、pre−DRV10の出力の振幅をVtgに依存して変化させる構成にする。図5では、Vtgを分圧する分圧抵抗回路11の分圧電圧を、NMOSトランジスタTr1、Tr2のゲート端に印加することで、VtgによってNMOSトランジスタTr1、Tr2のON抵抗を制御し分圧率を変えている。
Vtgが高くばらついた場合にはNMOSトランジスタTr1、Tr2のゲート電圧が上がりON抵抗が低くなる。したがって、分圧率としては上がることになるのでDRV4の入力信号振幅をVtgに合わせることができる。また、逆にVtgが低くばらついた場合は、NMOSトランジスタTr1、Tr2のゲート電圧が下がりON抵抗が高くなる。したがって、分圧率としては下がることになるのでDRV4の入力信号振幅をVtgに合わせることができる。
以上のように、pre−DRV10の入力信号振幅をVtgに応じて変化させることで、Vtgがばらついた場合でも適切にスキューを相殺することが可能となる。
また、図5はVtgにより分圧率を変える構成としたが、pre−DRV10とDRV4の後段にレベルシフタを追加しても(又はレベルシフト付のドライバを使用しても)同様の効果が得られる。しかし、この場合、pre−DRV10の出力ではレベルシフタの電圧をVtgに設定するのに対し、DRV4の出力ではCCD2を駆動するためVdrvに設定する必要がある。つまり、同じレベルシフタを構成してもその電源電圧が異なるため、レベルシフタでのtpLH及びtpHLがpre−DRV10とDRV4で異なり(遅延時間は電源電圧に依存するため)、先述した遅延時間の差によるスキューが生じることになり、全体的な効果としては、やや不十分になる可能性がある。
図6は、以上の構成を備えたCCD2及びAFE3の駆動回路の全体構成の概要を示した概略回路図である。
図6では、pre−DRV10の入力信号の振幅調整に分圧抵抗を設ける構成で記載しており、pre−DRV10とDRV4と間に設けるRC回路のコンデンサについては、図示を省略している。
ところで、上記の実施例では、CCD2及びAFE3を高速に駆動することを目的としているが、低速駆動の場合は図11に示した構成で十分な場合がある。このような使い分けを考える場合、図6と図11ではTG出力信号の論理が逆であるため、高速駆動時と低速駆動時で同じTGを使うことができないという問題がある。
そこで、TGで出力する信号論理の正転/反転をレジスタや外部端子などで切り替えられるように構成する。これにより、高速駆動時でも低速駆動時でも同じTGを共通使用することができ、TGの部品コストや開発コスト/開発期間を低減することができる。
図7(a),(b)は、本実施例の効果を更に高める構成について説明するための概略機能ブロック図である。
上記のように、pre−DRV10を追加する構成とすることで、遅延時間やスレッシュレベルのバラツキに起因して発生するスキューを抑制することができる。そして、更にスキューの抑制効果を高める方法としては、図7(a),(b)に示すように、pre−DRV10とDRV4を同一半導体チップ上に構成しIC装置化することが有効である。
図7(a)は、pre−DRV10とDRV4を単純に直列接続したものをIC装置化した例を示している。このように同一半導体チップ上にpre−DRV部とDRV部を構成したドライバ装置100とすることで、それらを別デバイスで構成した場合よりも、pre−DRV10とDRV4の特性が更に揃いやすくなるため、スキューの抑制効果を高めることができる。なお、一般に同一半導体チップ上に構成した場合のスキューは最大でも±0.1〜0.2ns程度であり、別デバイスで構成した場合に対して更に半減できることになる。
また、DRV4の入力の信号振幅を調整できるようにするとスレッシュレベルのバラツキによるスキューも抑制できることから、図7(b)に示したドライバ装置110のように、pre−DRV10の出力端子とDRV4の入力端子を追加し、RC回路などの外付け部品を構成できるようにしてもよい。この場合、外付け部品が必要でないときは出力端子と入力端子を接続すればよい。なお、図7(b)において図7(a)と同一部分及び相当する部分には、同一符号を付して説明を省略する。
図8は、上記の実施例の駆動回路を備えたスキャナと、そのスキャナを画像読取装置として備えた複写機へ適用した場合の一例を示した機能ブロック図である。
図8において、スキャナ200は、CCD2及びAFE3の駆動信号を生成するTG1’と、上述したpre−DRV10とDRV4を直列接続してなるドライバ部201と、CCD2と、AFE3と、AFE3の出力をプリンタユニット300へと出力するためのLVDS(Low voltage differential signaling)回路202を備えている。LVDS回路202は、プリンタユニット300のプリンタコントローラ310に設けたLVDS回路311との間でデータ通信を行う。
また、プリンタユニット300は、プリンタユニット300とスキャナユニット200の動作を制御するプリンタコントローラ310と、印刷機構を備えたプリンタエンジン320と、プリンタコントローラ310とプリンタエンジン320との間のデータのやりとりを行うインタフェース回路315から構成される。
この場合、上記の実施例の駆動回路(ドライバ部201)をスキャナ200に搭載したので、このスキャナ200の高速動作を実現することができ、その結果、高速な複写動作が可能となり、複写機の生産性を向上することができる。
また、現在のカラーCCDは、RGB各色当たり1ch出力方式、2ch出力方式(EVen/Odd)、4ch出力方式(EVen/Odd、Front/Rear)が主流であるが、上記実施例の駆動回路を用いることで、チャネル当たりの駆動周波数を高くすることができるので、4ch→2ch、2ch→1chのようにより安価な駆動方式を選択できるようになるため、コストダウンも図ることができる。
図9は、スキャナ200の読取光学系の一例を示した概略構成図である。
同図において、スキャナ200の筐体210の上面には、コンタクトガラス211が配設され、また、このコンタクトガラス211に載置される読取原稿(図示略)を背面から押さえて読取原稿の読取面をコンタクトガラス211へ密着させるための圧板212が設けられている。また、コンタクトガラス211の左端(読取開始位置)には、シェーディング補正用の白基準画像を構成するため白基準板213が設けられている。
ランプ215は、読取原稿の原稿面を照明するものであり、原稿面からの反射光は、第1ミラー216、第2ミラー217、および、第3ミラー218を順次反射して、レンズ219に導かれ、レンズ219により集束されて、読取制御基板220に設けられたCCD2に照射される。
また、ランプ215と第1ミラー216は、第1キャリッジ221に搭載されて副走査方向SSへ往復移動されるとともに、第2ミラー217および第3ミラー218は、第2キャリッジ222に搭載されて副走査方向SSへ往復移動する。また、コンタクトガラス211からCCD2までの光路長を維持するために、第2キャリッジ222は、第1キャリッジ221の1/2の速度で移動される。
以上のように、タイミングジェネレータの出力信号を駆動するCCDドライバと同じドライバを、その前段に配置し、CCDドライバでの立ち上がり/立ち下がり遅延時間やドライバのHigh/Lowスレッシュレベルのバラツキを、前段のドライバのバラツキで相殺する構成にしたので、同じエッジをもつ信号間だけでなく、異なるエッジをもつ信号間でもスキューを低減することができる。
また、このスキュー低減により、タイミングジェネレータの出力信号で駆動されるCCDやAFEを高速駆動することができるので、本発明の装置を備えた機器の生産性の向上を図ることができる。
さらに、CCDの出力チャネル(ch)当たりの駆動周波数を上げられるので、CCDの駆動方式として、4ch→2ch、2ch→1chのように、より安価な駆動方式を選択できるようになるため、機器のコストダウンを図ることができる。
また、以上述べてきた各実施形態の構成及び変形例は、矛盾しない範囲で適宜組み合わせて適用することも可能である。
本発明は、タイミングジェネレータの出力信号で駆動されるCCDやAFE等を備えた画像読取装置のように、複数の信号間のスキューが問題となる装置などに適用することができる。
1、1’:タイミングジェネレータ(TG)
2:CCD(CCD(電荷結合素子)ラインイメージセンサ)
3:AFE(Analog−Front−End) 4:CCDドライバ(DRV)
5:エミッタフォロワ(EF) 6:交流結合コンデンサ
10:プレドライバ(pre−DRV) 11:分圧抵抗回路
RA,RB:分圧抵抗 Tr1、Tr2:NMOSトランジスタ
100,110:ドライバ装置 200:スキャナ 300:プリンタユニット
特開平11−177783号公報

Claims (8)

  1. 原稿からの反射光を光電変換するイメージセンサと、イメージセンサを駆動する駆動ドライバ回路と、イメージセンサを制御するタイミング信号を発生するタイミング発生回路とを備えるセンサ駆動回路において、
    前記駆動ドライバ回路は、同等な反転出力バッファ回路を2段直列に接続した構成を有し、
    前記タイミング発生回路は、前記イメージセンサの入力信号極性と同極性のタイミング信号を出力し、
    前記駆動ドライバ回路の1段目の反転出力バッファ回路と2段目の反転出力バッファ回路に、同じ電源電圧を供給し、
    1段目の前記反転出力バッファ回路の入力信号振幅と2段目の前記反転出力バッファ回路の入力信号振幅を等しくする振幅可変手段を有することを特徴とするセンサ駆動回路。
  2. 1段目の前記反転出力バッファ回路の入力信号と2段目の前記反転出力バッファ回路の入力信号とで、それぞれのドライバの入力スレッシュレベルに到達する時間が等しくなるように信号の立ち上がり/立ち下がり時間を設定したことを特徴とする請求項1に記載のセンサ駆動回路。
  3. 前記タイミング発生回路の電源電圧に応じて前記駆動ドライバ回路の2段目の前記反転出力バッファ回路の入力信号振幅を可変することを特徴とする、請求項1又は2に記載のセンサ駆動回路。
  4. 請求項1乃至の何れか一項に記載のセンサ駆動回路に設ける駆動ドライバ回路の1段目の前記反転出力バッファ回路と2段目の前記反転出力バッファ回路とを同一半導体チップ上に集積化して構成したことを特徴とするドライバ装置。
  5. 請求項記載のドライバ装置を、前記駆動ドライバ回路として備えたことを特徴とする請求項1乃至の何れか一項に記載のセンサ駆動回路。
  6. 前記タイミング発生回路が出力するタイミング信号の極性を切換える手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至、及びの何れか一項に記載のセンサ駆動回路。
  7. 請求項1乃至及びの何れか一項に記載のセンサ駆動回路を備えていることを特徴とする画像読取装置。
  8. 請求項記載の画像読取装置を、画像読取手段として備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP2009210397A 2009-09-11 2009-09-11 センサ駆動回路、ドライバ装置、画像読取装置、及び画像形成装置 Active JP5476876B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009210397A JP5476876B2 (ja) 2009-09-11 2009-09-11 センサ駆動回路、ドライバ装置、画像読取装置、及び画像形成装置
US12/877,528 US8526078B2 (en) 2009-09-11 2010-09-08 Sensor driving circuit, driver device, image reading apparatus, and image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009210397A JP5476876B2 (ja) 2009-09-11 2009-09-11 センサ駆動回路、ドライバ装置、画像読取装置、及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011061596A JP2011061596A (ja) 2011-03-24
JP5476876B2 true JP5476876B2 (ja) 2014-04-23

Family

ID=43730180

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009210397A Active JP5476876B2 (ja) 2009-09-11 2009-09-11 センサ駆動回路、ドライバ装置、画像読取装置、及び画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8526078B2 (ja)
JP (1) JP5476876B2 (ja)

Families Citing this family (40)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5633860B2 (ja) 2010-07-06 2014-12-03 株式会社リコー アナログ信号バッファおよび画像読取装置
JP5724463B2 (ja) 2011-03-03 2015-05-27 株式会社リコー 信号処理回路と画像読取装置および画像形成装置
JP6226508B2 (ja) 2011-09-13 2017-11-08 株式会社リコー 画像読取装置、画像形成装置及び画像読取方法
JP6099893B2 (ja) 2012-07-10 2017-03-22 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP6049332B2 (ja) * 2012-07-11 2016-12-21 キヤノン株式会社 光電変換装置および撮像システム
JP6051654B2 (ja) 2012-07-25 2016-12-27 株式会社リコー 画像読取装置、及び画像形成装置
JP6146015B2 (ja) 2013-01-18 2017-06-14 株式会社リコー 光電変換素子、画像読取装置及び画像形成装置
JP6127536B2 (ja) 2013-01-24 2017-05-17 株式会社リコー 画像読取装置、画像形成装置及び画像読取方法
JP6149408B2 (ja) 2013-01-29 2017-06-21 株式会社リコー 固体撮像素子、画像読取装置及び画像形成装置
JP6205885B2 (ja) 2013-06-18 2017-10-04 株式会社リコー 光電変換素子、画像読取装置、画像形成装置及び画像読取方法
JP6383143B2 (ja) 2013-10-08 2018-08-29 株式会社リコー 撮像素子、画像読取装置、画像形成装置及び撮像方法
JP6287058B2 (ja) 2013-10-24 2018-03-07 株式会社リコー 縮小光学系用の光電変換素子、画像読取装置、画像形成装置及び画像読取方法
JP6225682B2 (ja) 2013-12-11 2017-11-08 株式会社リコー 撮像素子、画像読取装置及び画像形成装置
JP6281304B2 (ja) 2014-02-04 2018-02-21 株式会社リコー 撮像素子、画像読取装置及び画像形成装置
JP6549366B2 (ja) 2014-09-19 2019-07-24 株式会社リコー 光電変換素子、画像読取装置及び画像形成装置
JP6612492B2 (ja) 2014-10-16 2019-11-27 株式会社リコー 光電変換素子、画像読取装置及び画像形成装置
JP6519142B2 (ja) 2014-10-28 2019-05-29 株式会社リコー 処理装置、画像読取装置及び画像形成装置
JP6432332B2 (ja) 2014-12-15 2018-12-05 株式会社リコー 光電変換素子、画像読取装置及び画像形成装置
JP6544070B2 (ja) 2015-06-16 2019-07-17 株式会社リコー 光電変換素子、画像読取装置及び画像形成装置
US9973659B2 (en) 2015-07-13 2018-05-15 Ricoh Company, Ltd. Imaging element, image reading device, image forming apparatus, and imaging method
JP6682832B2 (ja) 2015-12-03 2020-04-15 株式会社リコー 光電変換素子、画像読取装置、画像形成装置及び画像読取方法
JP6668728B2 (ja) 2015-12-14 2020-03-18 株式会社リコー 光電変換素子、画像読取装置及び画像形成装置
JP2017126833A (ja) 2016-01-12 2017-07-20 株式会社リコー 光電変換素子、画像読取装置、画像形成装置及び画像読取方法
US10182177B2 (en) 2016-04-15 2019-01-15 Ricoh Company, Ltd. Signal processing device, image scanning device, image forming apparatus, and method of controlling the same
JP6822096B2 (ja) 2016-11-24 2021-01-27 株式会社リコー 光電変換装置、光電変換方法及び画像形成装置
JP6880709B2 (ja) 2016-12-20 2021-06-02 株式会社リコー 光電変換装置、光電変換方法及び画像形成装置
US10542184B2 (en) 2017-01-25 2020-01-21 Ricoh Company, Ltd. Photoelectric conversion device, defective pixel determining method, image forming apparatus, and recording medium
JP6946983B2 (ja) 2017-11-30 2021-10-13 株式会社リコー 位置検出装置、画像読取装置、画像形成装置、プログラムおよび位置検出方法
JP2019129514A (ja) 2018-01-26 2019-08-01 株式会社リコー 画像読取装置、画像形成装置および濃度補正方法
JP7043852B2 (ja) 2018-01-26 2022-03-30 株式会社リコー 位置検出装置、画像形成装置、および方法
JP7056176B2 (ja) 2018-01-26 2022-04-19 株式会社リコー 位置検出装置、画像形成装置、および位置検出方法
JP7159568B2 (ja) 2018-02-23 2022-10-25 株式会社リコー 光電変換素子、画像読取装置、および画像形成装置
JP7010131B2 (ja) 2018-04-24 2022-01-26 株式会社リコー 色検査装置、画像形成装置、色検査方法およびプログラム
JP7081286B2 (ja) 2018-04-27 2022-06-07 株式会社リコー 読取装置、画像形成装置、情報検出方法、およびプログラム
CN110830670A (zh) 2018-08-10 2020-02-21 株式会社理光 读取装置、图像形成装置、真伪判定***及读取方法
CN110830675B (zh) 2018-08-10 2022-05-03 株式会社理光 读取装置、图像形成装置及读取方法
JP7115206B2 (ja) 2018-10-11 2022-08-09 株式会社リコー 原稿サイズ検出装置、画像読取装置、画像形成装置、及び原稿サイズ検出方法
JP7183682B2 (ja) 2018-10-12 2022-12-06 株式会社リコー 読取装置、画像読取装置、画像形成装置、及び読取方法
JP2021141467A (ja) 2020-03-05 2021-09-16 株式会社リコー 読取装置、画像処理装置および特徴量検出方法
JP7468176B2 (ja) 2020-06-17 2024-04-16 株式会社リコー 画像処理装置および画像読取方法

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53136927A (en) * 1977-05-06 1978-11-29 Nec Corp Pulse generator circuit
US4183460A (en) * 1977-12-23 1980-01-15 Burroughs Corporation In-situ test and diagnostic circuitry and method for CML chips
JPS5772114A (en) * 1980-10-23 1982-05-06 Canon Inc Signal processing circuit for focusing position detector
JPS62143091A (ja) * 1985-12-17 1987-06-26 松下電器産業株式会社 同期信号極性切換回路
US5585840A (en) * 1992-06-11 1996-12-17 Olympus Optical Co., Ltd. Endoscope apparatus in which image pickup means and signal control means are connected to each other by signal transmitting means
JPH07135456A (ja) * 1993-11-11 1995-05-23 Ricoh Co Ltd 出力バッファ回路装置
JPH11177783A (ja) * 1997-12-08 1999-07-02 Ricoh Co Ltd 画像読取装置
JP2000101934A (ja) * 1998-09-28 2000-04-07 Sharp Corp パルス発生装置
JP3532781B2 (ja) * 1999-02-12 2004-05-31 株式会社メガチップス 画像入力装置の画像処理回路
US7355625B1 (en) * 1999-03-17 2008-04-08 Olympus Corporation Endoscopic imaging system and endoscope system
JP2001145099A (ja) * 1999-03-17 2001-05-25 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡装置及び内視鏡システム
TW503620B (en) * 2000-02-04 2002-09-21 Sanyo Electric Co Drive apparatus for CCD image sensor
JP2003093341A (ja) * 2001-09-25 2003-04-02 Fuji Photo Optical Co Ltd 電子内視鏡装置
JP2004252902A (ja) * 2003-02-21 2004-09-09 Pentax Corp 電源電圧低減方法および電源電圧低減手段、およびccd駆動手段
JP4054917B2 (ja) * 2003-09-17 2008-03-05 カシオ計算機株式会社 撮像装置、及びその動画撮影方法、プログラム
US7755669B2 (en) * 2003-11-28 2010-07-13 Canon Kabushiki Kaisha Image capture apparatus and image capture method in which an image is processed by a plurality of image processing devices
US7557849B2 (en) * 2004-10-11 2009-07-07 Mediatek Usa Inc Processor-controlled timing generator for multiple image sensors
JP4511454B2 (ja) * 2005-12-16 2010-07-28 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 内視鏡用信号処理装置
JP4565567B2 (ja) * 2006-02-07 2010-10-20 株式会社リコー アナログ信号バッファ、アナログ信号処理システム、画像読取装置、及び画像形成装置
TWI370678B (en) * 2006-02-15 2012-08-11 Sony Corp Solid-state image-capturing device, driving method thereof, camera, electric charge transfer device, driving method and driving device for driving load, and electronic equipment
JP2008072392A (ja) * 2006-09-13 2008-03-27 Ricoh Co Ltd 負荷駆動装置、画像読取装置、画像形成装置、プログラムおよび駆動信号発生方法
JP4699417B2 (ja) * 2007-04-16 2011-06-08 株式会社リコー アナログ処理回路およびアナログ集積回路装置および画像読取装置および画像形成装置
JP5206423B2 (ja) * 2009-01-07 2013-06-12 株式会社リコー 画像読み取り装置、画像形成装置、及びサンプル・ホールド制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011061596A (ja) 2011-03-24
US20110063488A1 (en) 2011-03-17
US8526078B2 (en) 2013-09-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5476876B2 (ja) センサ駆動回路、ドライバ装置、画像読取装置、及び画像形成装置
JP5206423B2 (ja) 画像読み取り装置、画像形成装置、及びサンプル・ホールド制御方法
US7889254B2 (en) Photoelectric conversion apparatus and contact-type image sensor
JP4974930B2 (ja) タイミング信号発生器及びそれを備えた画像読取装置
US7903160B2 (en) Data transfer circuit, solid-state imaging device and camera
JP6733466B2 (ja) 画像読取装置及びイメージセンサーモジュール
JP4699699B2 (ja) ビーム光走査装置及び画像形成装置
US20060066349A1 (en) Level shift circuit having timing adjustment circuit for maintaining duty ratio
JP2011049779A (ja) レベルシフト回路及びそれを用いたドライバと表示装置
US20070126517A1 (en) Electric signal outputting apparatus, semiconductor laser modulation driving apparatus, and image forming apparatus
JP2017147513A (ja) 画像読取装置およびその制御方法
JP2006067441A (ja) 画像処理装置
JP6790680B2 (ja) 画像読取装置
KR20100078715A (ko) 반도체 메모리 장치 및 그 구동 방법
JP6519378B2 (ja) データ転送回路、撮像回路装置及び電子機器
JP2018056805A (ja) 画像読取装置及び半導体装置
JP2871887B2 (ja) イメージセンサチップ及びこれを用いたマルチイメージセンサユニット
JP5526861B2 (ja) 負荷駆動装置、負荷駆動回路、画像読取装置および画像形成装置
JP6665712B2 (ja) 画像読取装置及び半導体装置
JP5447988B2 (ja) ビーム光走査装置及び画像形成装置
JP3233891B2 (ja) 出力バッファ回路
JP3036475B2 (ja) 高速インタフェース回路
JP2022134411A (ja) 半導体集積回路、画像読取装置、画像形成装置およびカメラシステム
JP2006140926A (ja) 画像読み取り装置及び画像形成装置
WO2004003718A1 (ja) 方向性結合器を用いたデータ転送方式

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120705

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130604

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130723

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140114

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140127

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5476876

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151