JP5459452B1 - フィルタ装置及びデュプレクサ - Google Patents
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Abstract
制御用回路を省略することができ、低コスト化、小型化及び低消費電力化を図り得るフィルタ装置を提供する。
第1の信号端子5と第2の信号端子6との間にバンドパスフィルタ3が接続されており、バンドパスフィルタ3に並列にLC回路8が接続されており、LC回路8は、バンドパスフィルタ3の通過帯域においてオープンとなる***振特性を有し、かつLC回路8が接続されていることによりLC回路8が接続されていない場合に比べて、バンドパスフィルタ3の通過帯域外の一部の周波数帯域における減衰量が大きくなるようにLC回路8が構成されている、フィルタ装置9。
第1の信号端子5と第2の信号端子6との間にバンドパスフィルタ3が接続されており、バンドパスフィルタ3に並列にLC回路8が接続されており、LC回路8は、バンドパスフィルタ3の通過帯域においてオープンとなる***振特性を有し、かつLC回路8が接続されていることによりLC回路8が接続されていない場合に比べて、バンドパスフィルタ3の通過帯域外の一部の周波数帯域における減衰量が大きくなるようにLC回路8が構成されている、フィルタ装置9。
Description
本発明は、帯域通過型のフィルタ装置及び該フィルタ装置を有するデュプレクサに関する。
従来、携帯電話機などの移動体通信機に、様々な帯域フィルタが用いられている。携帯電話機等では、複数のチャネルの通過帯域間の周波数幅が小さくなってきている。従って、通過帯域近傍における減衰量の拡大が強く求められている。
下記の特許文献1には、主たるフィルタに並列に遅延素子が接続されているフィルタ装置が開示されている。遅延素子は、主たるフィルタの減衰域内の所望周波数において振幅特性がほぼ等しく、位相が(2n−1)π(nは正の整数)だけ異なる特性を有している。それによって、所望周波数における直達波を相殺し、該周波数における減衰量を増大させることが可能とされている。
特許文献1では、上記遅延素子はトランスバーサル型などのSAWフィルタにより構成されている。
他方、下記の特許文献2には、帯域通過フィルタに補助回路が並列に接続されているフィルタ装置が開示されている。補助回路では、可変位相器に直列に可変減衰器が接続されている。可変位相器で位相を調整することができる。可変減衰器において、補助回路を伝搬する信号の減衰量を調整することができる。
特許文献1に記載のように、フィルタに並列に接続されている回路を流れる信号が、主たるフィルタと所望の周波数で同振幅かつ逆位相となれば、該周波数で減衰量を大きくすることができる。また特許文献2に記載のフィルタ装置を用いれば、上記可変位相器及び可変減衰器の調整量と、可変減衰器における減衰量を調整することにより、上記同振幅かつ逆位相の条件を満たすことができる。
もっとも、特許文献2に記載の可変位相器及び可変減衰器を有する補助回路では、ICやダイオードなどの能動素子を用いていた。そのため、制御用回路が必要であり、低コスト化及び小型化が困難であった。加えて、能動素子を動作させるのに制御用の電流が必要となる。従って、消費電力量が大きくなるという問題があった。
本発明の目的は、制御用回路を省略することができ、低コスト化、小型化及び低消費電力化を図り得るフィルタ装置を提供することにある。
本発明に係るフィルタ装置は、第1及び第2の信号端子を有する。本発明のフィルタ装置は、第1の信号端子と第2の信号端子との間に接続されたバンドパスフィルタと、バンドパスフィルタに並列に接続されているLC回路とを備える。前記LC回路は、前記バンドパスフィルタの通過帯域において、該LC回路がオープンとなる***振特性を有し、該LC回路が接続されていることにより、該LC回路が接続されていない場合に比べて、前記バンドパスフィルタの通過帯域外の一部の周波数帯域における減衰量が大きくなるように構成されている。
本発明に係るフィルタ装置のある特定の局面では、前記バンドパスフィルタの通過帯域外の前記一部の周波数帯域において、前記LC回路の振幅特性及び位相特性と、前記バンドパスフィルタの振幅特性及び位相特性が、同振幅かつ逆位相の関係にある。この場合には、該一部の周波数帯域において、フィルタ装置の減衰量を効果的に大きくすることができる。
本発明に係るフィルタ装置の他の特定の局面では、前記一部の周波数帯域において、前記LC回路の振幅位相特性と、前記バンドパスフィルタの振幅位相特性が複素共役の関係にある。なお、この場合には、前記一部の周波数帯域において、フィルタ装置の減衰量をより一層効果的に大きくすることができる。
本発明に係るフィルタ装置の他の特定の局面では、前記LC回路の***振周波数が、前記バンドパスフィルタの通過帯域内に位置している。この場合には、バンドパスフィルタの通過帯域内において、LC回路を流れる電流が著しく小さくなる。従って、バンドパスフィルタの通過帯域内における減衰特性に影響がほとんど生じない。また、低消費電力化をさらに図ることができる。
本発明に係るフィルタ装置のさらに別の特定の局面では、LC回路が、共振周波数及び***振周波数を有するLC回路である。本発明では、LC回路は、共振周波数を有せず、***振周波数を有するLC共振回路であってもよい。
本発明に係るデュプレクサは、アンテナに接続されるアンテナ端子を有する。デュプレクサは、第1のフィルタ装置と第2のフィルタ装置とを備える。第1のフィルタ装置は、前記アンテナ端子に前記第1の信号端子が電気的に接続されている本発明に従って構成されたフィルタ装置からなる。第2のフィルタ装置は、アンテナ端子に接続されており、第1のフィルタ装置の通過帯域と異なる通過帯域を有する。
本発明に係るデュプレクサのある特定の局面では、前記第1のフィルタ装置における前記LC回路の***振周波数が前記第1のフィルタ装置の通過帯域と、前記第2のフィルタ装置の通過帯域との間に位置している。この場合には、第1のフィルタ装置の通過帯域と第2のフィルタ装置の通過帯域との間の減衰量を効果的に高めることができる。従って、デュプレクサの選択度を高めることができる。
本発明に係るデュプレクサのさらに他の特定の局面では、前記第1のフィルタ装置が送信フィルタであり、前記第2のフィルタ装置が受信フィルタである。この場合には、送信帯域と受信帯域との間における減衰量を効果的に大きくすることができる。
本発明に係るフィルタ装置では、バンドパスフィルタに並列に接続されているLC回路が上記のように構成されているため、バンドパスフィルタの通過帯域外の一部の周波数帯域における減衰量を大きくすることができる。また、LC回路はバンドパスフィルタの通過帯域においてオープンとなる***振特性を有するため、バンドパスフィルタの通過帯域においてはLC回路に電流がほとんど流れない。従って、バンドパスフィルタの通過帯域における減衰特性に影響を与えることなく、帯域外の上記一部の周波数における減衰量を大きくすることができる。しかも、LC回路で構成されているため、能動素子を必要としない。よって、能動素子を制御するための制御用回路を省略することができる。よって、小型化、低コスト化及び低消費電力化を果すことができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の具体的な実施形態を説明することにより、本発明を明らかにする。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るフィルタ装置を有するデュプレクサの概略ブロック図である。
デュプレクサ1は、携帯電話のアンテナに接続される。デュプレクサ1は、アンテナに接続するためのアンテナ端子2を有する。アンテナ端子2に、送信フィルタを構成するための第1のバンドパスフィルタ3と、受信フィルタを構成している第2のバンドパスフィルタ4とが接続されている。第1のバンドパスフィルタ3は、その通過帯域が送信帯域である。第2のバンドパスフィルタ4の通過帯域は、受信帯域であり、第1のバンドパスフィルタ3の通過帯域とは異なっている。
上記第1のバンドパスフィルタ3は、第1の信号端子5と、第2の信号端子6との間に接続されている。第1の信号端子5と、受信端子7との間に上記第2のバンドパスフィルタ4が接続されている。
本実施形態の特徴は、第1のバンドパスフィルタ3に並列にLC回路8が接続されており、それによって本実施形態のフィルタ装置9が構成されていることにある。
LC回路8は、第1の信号端子5と第2の信号端子6との間に接続されたインダクタL1を有する。インダクタL1に直列に容量C1が接続されている。さらに、インダクタL1と容量C1とが直列に接続されている回路要素に並列に第2のインダクタL2が接続されている。上記第1のインダクタL1、容量C1及び第2のインダクタL2により、LC回路8が構成されている。LC回路8は、バンドパスフィルタ3の通過帯域における通過帯域外の一部の周波数帯域における減衰量が、LC回路8が接続されていない場合に比べて大きくなるように構成されている。
LC回路8は、第1のバンドパスフィルタ3の通過帯域において、オープンとなる***振特性を有する。
なお、バンドパスフィルタ3の通過帯域において、LC回路8がオープンとなる***振特性とは、通過帯域が***振周波数近傍に位置していることを意味する。この場合、***振周波数が通過帯域外に位置していてもよい。***振周波数近傍では、LC回路8のインピーダンスは非常に高くなる。従って、通過帯域が***振周波数近傍に位置している場合、LC回路8にはほとんど電流が流れない。言い換えれば、LC回路がオープンとなる状態となる。よって、第1のバンドパスフィルタ3の通過帯域においては、LC回路8にほとんど電流が流れないため、通過帯域における損失の増大を避けることができる。すなわち、第1のバンドパスフィルタの通過帯域における減衰量を十分小さくしたまま、後述するように、本発明に従って、通過帯域外の所望の周波数帯域における減衰量を拡大することができる。
バンドパスフィルタ3単独のフィルタ特性に比べ、バンドパスフィルタ3にLC回路8が接続されている場合、バンドパスフィルタ3の通過帯域外の一部の周波数帯域における減衰量が大きくされている。それによって、バンドパスフィルタ3の通過帯域外の上記一部の周波数帯域における減衰量を大きくすることができる。これを、図2〜図4を参照してより具体的に説明する。
本実施形態のデュプレクサ1は、USTMのBand2に用いられるものである。Band2では、送信周波数は1850〜1910MHz帯にあり、受信周波数帯は1930〜1990MHz帯であり、両者の周波数間隔は80MHzである。図2の破線は、LC回路8が接続されていない、すなわち第1のバンドパスフィルタ3単独の減衰量周波数特性を示す。図2から明らかなように、1850MHz〜1910MHzのBandの送信周波数帯において減衰量が非常に小さくされている。Band2の送信フィルタでは、送信周波数の2倍の帯域、すなわち2×(1850〜1910)=3700〜3820MHz帯での減衰量が大きいことが求められる。減衰量を増大させる理由は、相互変調歪の抑制するためである。図2の破線で示した減衰量周波数特性では、この送信帯域の2倍の通過帯域における減衰量が十分大きくない。
他方、図2の実線は、上記LC回路8の通過特性を示す。図2から明らかなように、LC回路8は、3370MHz付近に共振周波数を有し、2000MHz付近に***振周波数を有する。
従って、LC回路8は、バンドパスフィルタ3の通過帯域である1850〜1910MHz帯において、オープンとなる周波数特性を有する。よって、第1のバンドパスフィルタ3の通過帯域すなわち送信帯域においては、図1のLC回路8にはほとんど電流が流れない。
なお、図2に実線で示す共振特性及び***振特性を有するようにLC回路8を構成するには、周知の仕様に従って、第1のインダクタL1及び第2のインダクタL2のインダクタンス値及び容量C1の容量値を調整することにより達成し得る。本実施形態の特徴は、このような共振及び***振特性を有するLC回路8を、並列に第1のバンドパスフィルタ3に接続したことにある。
図3の実線は、上記フィルタ装置9の減衰量周波数特性を示し、破線は図2に示したのと同様に、バンドパスフィルタ3単独の減衰量周波数特性を示す。また、図4は、図2で示した測定周波数帯域を広げた場合のLC回路を接続する前のデュプレクサの送信フィルタにおける減衰量の周波数特性と、LC回路の通過特性を示す図である。すなわち、図4は、デュプレクサの送信フィルタの減衰量の周波数特性を実線で示したフィルタ装置9の減衰量周波数特性と、上記LC回路8の通過特性とを重ね合わせて示す図である。
図3における2Txは、前述した送信周波数帯の2倍の周波数帯域である。図3の実線と破線とを比較すれば明らかなように、本実施形態のフィルタ装置9では、2Tx帯における減衰量を23dB程度から30dB程度まで大きくし得ることがわかる。従って、本実施形態のフィルタ装置9によれば、上記LC回路8は、バンドパスフィルタ3の通過帯域外の一部の周波数帯域、すなわち2Tx帯における減衰量を大きくし得るように構成されているため、2Tx帯におけるフィルタ装置9の減衰量の拡大を図ることが可能とされている。
上記2Tx帯において、LC回路8の振幅位相特性と、バンドパスフィルタ3の振幅位相特性が、同振幅かつ逆位相の関係にあることが好ましい。言い換えれば、2Tx帯において、LC回路8の振幅位相特性と、バンドパスフィルタの振幅位相特性が複素共役の関係にあることが望ましい。その場合には、前述した特許文献1に記載のように、同振幅かつ逆位相となる周波数域における減衰量を効果的に大きくすることができる。
なお、上記同振幅とは、2つの信号の振幅が完全に一致している場合だけでなく、一方の信号に対し、他方の信号の振幅がlog比で−3dB〜2dBの範囲内の場合も含むものとする。すなわち、2つの信号が全く同一である必要は必ずしもない。
さらに、逆位相とは、2つの信号の位相が完全に逆相である場合に限らず、完全に逆位相の状態±20度の範囲内でずれている場合を含むものとする。この程度の範囲内で位相がずれていたとしても、所望とする周波数において、減衰量を十分に大きくすることができる。
本実施形態では、上記のように、2Tx帯における減衰量の拡大をLC回路8により図ることができる。LC回路8は能動素子を必要としない。よって、能動素子を駆動するための制御用回路を省略することができる。従って、帯域外減衰量の拡大を図りつつ、小型化、低コスト化及び低消費電力化を果たすことができる。
図5は、本発明の第2の実施形態に係るフィルタ装置を含むデュプレクサの概略ブロック図である。第2の実施形態のデュプレクサ11は、第1のデュプレクサ1と同様に、USTMのBand2の信号の送信及び受信を行う。デュプレクサ1と同様に、デュプレクサ11は、アンテナ端子2に接続される第1の信号端子5を有する。第1の信号端子5と送信端子としての第2の信号端子6との間に第1のバンドパスフィルタ3が接続されている。第1の信号端子5と受信端子7との間に受信フィルタとしての第2のバンドパスフィルタ4が接続されている。これらの構成は、第1の実施形態と同様である。第2の実施形態が第1の実施形態と異なるのは、LC回路8に代えて、LC回路8Aが用いられていることにある。すなわち、第1のバンドパスフィルタ3に並列にLC回路8Aが接続されており、それによって第2の実施形態のフィルタ装置9Aが構成されている。
LC回路8Aは、GPSの通過帯域である1500MHz付近の減衰量を拡大するために第1のバンドパスフィルタ3に並列に接続されている。より具体的には、LC回路8Aは、インダクタL3と、第1の容量C2及び第2の容量C3を有する。インダクタL3の自己共振周波数が第1のバンドパスフィルタ3の通過帯域近傍に位置している。インダクタL3に並列に第1の容量C2が接続されている。それによって、LC並列共振回路が構成されている。さらに、インダクタL3に直列に第2の容量C3が接続されている。
図6の実線は、LC回路8Aの通過特性を示し、破線は、第1のバンドパスフィルタ3の減衰量周波数特性を示す。すなわち、破線は、LC回路8Aが接続されていない、バンドパスフィルタ3単独の減衰量周波数特性を示す。図6の破線から明らかなように、本実施形態においても、第1のバンドパスフィルタ3は、Band2の送信帯域において減衰量が非常に小さくされている。
他方、LC回路8Aの通過特性では、***振周波数がバンドパスフィルタ3の通過帯域近傍すなわち1960MHz付近にある。共振周波数は、1160MHz付近に存在する。図6の周波数帯域A,Bは、本実施形態においてフィルタ装置9Aの減衰量を拡大したい周波数帯域を示す。具体的には、周波数帯域AがBand11、周波数帯域BがGPSの通過帯域である。複数の周波数帯域に対応したモジュール装置、例えば、GPS装置とBand11に対応したフィルタとを含むモジュール装置では、GPSの周波数帯域とBand11の周波数帯域でノイズを抑制する必要がある。従って、複数の周波数帯域で減衰量を大きくし得ることが求められる。
本実施形態では、1500MHzにおいて、LC回路8Aの信号と、第1のバンドパスフィルタ3の信号が同振幅逆位相となるようにインダクタL3のインダクタンス値、容量C2及びC3の容量値が定められている。
図7の破線は、上記バンドパスフィルタ3単独の減衰量周波数特性を示し、実線はフィルタ装置9Aの減衰量周波数特性を示す。図7から明らかなように、周波数帯Fxにおいて、LC回路8Aが接続されていない破線のフィルタ特性では、35dB程度であるのに対し、本実施形態によれば、42〜43dB程度に拡大されていることがわかる。
すなわち、本実施形態においても、LC回路8Aが、第1のバンドパスフィルタ3の通過帯域外の周波数に***振周波数を有し、LC回路8Aを接続することにより、バンドパスフィルタ3の通過帯域外の一部の周波数における減衰量を拡大し得ることがわかる。
本実施形態においても、上記周波数帯域A、周波数帯域Bにおける減衰量の拡大に必要なLC回路8Aは、インダクタL3及び容量C2,C3で構成されている。従って、能動素子を必要としない。よって、第1の実施形態と同様に、小型化、低コスト化及び低消費電力化を果たすことができる。
図8は、本発明の第3の実施形態に係るデュプレクサを示す概略ブロック図である。本実施形態においても、第1の実施形態と同様に、アンテナ端子2に接続されている第1の信号端子5に第1のバンドパスフィルタ3及び第2のバンドパスフィルタ4が接続されている。デュプレクサ21もまた、USTMのBand2の送信及び受信を行うデュプレクサである。
本実施形態が第1の実施形態と異なるところは、第1のバンドパスフィルタ3に並列にLC回路8Bが接続されてフィルタ装置9Bが構成されていることにある。
LC回路8Bは、インダクタL4と、インダクタL4に並列に接続された容量C4とを有する。従って、LC回路8Bは、2個の受動素子を組み合わせて構成されている。よって、ダイオードやIC能動素子を用いた位相及び減衰量調整回路に比べ、小型化、低コスト化及び低消費電力化を果たすことができる。
本実施形態においても、第1のバンドパスフィルタ3の通過帯域外の一部の周波数である1500MHzにおける減衰量の拡大が、LC回路8Bの接続により図られている。これを、図9及び図10を参照して説明する。
図9の破線は、第1のバンドパスフィルタ3単独の減衰量周波数特性を示す。実線は、LC回路8Bの通過特性を示す。LC回路8Bは、インダクタL4と容量C4とを並列に接続した構成であり、共振特性は有せず、***振特性のみを有する。
図9から明らかなように、LC回路8Bの***振周波数は、1840MHz付近に位置する。すなわち、第1のバンドパスフィルタ3の通過帯域外であって、通過帯域近傍に位置している。従って、第1のバンドパスフィルタ3の通過帯域では、LC回路8Bはオープンの状態となっている。よって、第1のバンドパスフィルタ3の通過帯域では、LC回路8Bには電流がほとんど流れない。よって、消費電力の増大を避けることができる。
図10の実線は、本実施形態のフィルタ装置9Bの減衰量周波数特性を示し、破線は、第1のバンドパスフィルタ3単独の減衰量周波数特性を示す。図10から明らかなように、Band11の通過帯域と、GPSの周波数帯域付近の周波数帯において、減衰量が本実施形態によれば大きく改善していることがわかる。すなわち、第1のバンドパスフィルタ3単独では、減衰量は35dB程度であったのに対し、本実施形態によれば、42〜44dB程度と大きくし得ることがわかる。
本実施形態においても、LC回路8Bが能動素子を必要としないため、低コスト化、小型化及び低消費電力化を果たすことができる。
なお、本発明におけるLC回路の回路構成は、第1〜第3の実施形態で用いたLC回路8,8A,8Bに限定されるものではない。図11(a)に示すように、インダクタL5に容量C5を並列に接続し、かつインダクタL5に容量C6を直列に接続してもよい。
また、図11(b)に示すように、インダクタL6に直列に容量C7を接続し、容量C7に並列にインダクタL7を接続してもよい。
さらに、図11(c)に示すように、インダクタL8と容量C8を直列に接続し、このインダクタL8及び容量C8が直列に接続された回路要素に並列に容量C9を並列に接続してもよい。
図11(a)〜(c)に各変形例のLC回路を示したように、本発明におけるLC回路は、バンドパスフィルタの通過帯域においてLC回路がオープンとなる***振特性を有し、通過帯域外の一部の周波数帯域における減衰量を拡大し得るように構成されている限り、特に限定されるものではない。
また、上述してきた第1〜第3の実施形態では、USTMのBand2の送信フィルタに適応した例を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、受信フィルタである第2のバンドパスフィルタ4に並列にLC回路を接続し、受信フィルタにおける帯域外減衰量の拡大を図ってもよい。
さらに、Band2以外の様々なBandや他の通信システムにおける通過帯域外減衰量の拡大にも本発明を用いることができる。
本発明によれば、上記のように、バンドパスフィルタの通過帯域外の所望の周波数帯域における減衰量の拡大をLC回路をバンドパスフィルタに並列に接続することにより達成することができる。よって、LC回路により帯域外減衰量を拡大したり、周波数域についても特に限定されるものではない。例えば、デュプレクサ1と、WRANとが搭載されている携帯電話機において、WRANの通過帯域においてデュプレクサ1の帯域外減衰量の拡大を図りたい場合には、LC回路8の回路定数を、WRANにおける減衰量を改善し得るように調整すればよい。
1…デュプレクサ
2…アンテナ端子
3…第1のバンドパスフィルタ
4…第2のバンドパスフィルタ
5…第1の信号端子
6…第2の信号端子
7…受信端子
8,8A,8B…LC回路
9,9A,9B…フィルタ装置
11…デュプレクサ
21…デュプレクサ
C1〜C9…容量
L1〜L8…インダクタ
2…アンテナ端子
3…第1のバンドパスフィルタ
4…第2のバンドパスフィルタ
5…第1の信号端子
6…第2の信号端子
7…受信端子
8,8A,8B…LC回路
9,9A,9B…フィルタ装置
11…デュプレクサ
21…デュプレクサ
C1〜C9…容量
L1〜L8…インダクタ
Claims (11)
- 第1及び第2の信号端子を有するフィルタ装置であって、
前記第1の信号端子と前記第2の信号端子との間に接続されたバンドパスフィルタと、前記バンドパスフィルタに並列に接続されているLC回路とを備え、
前記LC回路は、前記バンドパスフィルタの通過帯域において、該LC回路がオープンとなる***振特性を有し、該LC回路が接続されていることにより、該LC回路が接続されていない場合に比べて、前記バンドパスフィルタの通過帯域外の一部の周波数帯域における減衰量が大きくなるように構成されている、フィルタ装置。 - 前記バンドパスフィルタの通過帯域外の前記一部の周波数帯域において、前記LC回路の振幅特性及び位相特性と、前記バンドパスフィルタの振幅特性及び位相特性が、同振幅かつ逆位相の関係にある、請求項1に記載のフィルタ装置。
- 前記一部の周波数帯域において、前記LC回路の振幅位相特性と、前記バンドパスフィルタの振幅位相特性が複素共役の関係にある、請求項1または2に記載のフィルタ装置。
- 前記LC回路の***振周波数が、前記バンドパスフィルタの通過帯域内に位置している、請求項1〜3のいずれか1項に記載のフィルタ装置。
- 前記LC回路が、共振周波数及び***振周波数を有するLC回路である、請求項1〜3のいずれか1項に記載のフィルタ装置。
- 前記LC回路が、共振周波数及び***振周波数を有するLC回路である、請求項4に記載のフィルタ装置。
- 前記LC回路が、共振周波数を有せず、***振周波数を有する、LC共振回路である、請求項1〜3のいずれか1項に記載のフィルタ装置。
- 前記LC回路が、共振周波数を有せず、***振周波数を有する、LC共振回路である、請求項4に記載のフィルタ装置。
- アンテナに接続されるアンテナ端子を有するデュプレクサであって、
前記アンテナ端子に前記第1の信号端子が電気的に接続されている請求項1〜8のいずれか1項に記載のフィルタ装置からなる第1のフィルタ装置と、
前記アンテナ端子に接続されており、前記第1のフィルタ装置の通過帯域と異なる通過帯域を有する第2のフィルタ装置とを備える、デュプレクサ。 - アンテナに接続されるアンテナ端子を有するデュプレクサであって、
前記アンテナ端子に前記第1の信号端子が電気的に接続されている請求項1〜3,5または7のいずれか1項に記載のフィルタ装置からなる第1のフィルタ装置と、
前記アンテナ端子に接続されており、前記第1のフィルタ装置の通過帯域と異なる通過帯域を有する第2のフィルタ装置とを備え、
前記第1のフィルタ装置における前記LC回路の***振周波数が前記第1のフィルタ装置の通過帯域と、前記第2のフィルタ装置の通過帯域との間に位置している、デュプレクサ。 - 前記第1のフィルタ装置が送信フィルタであり、前記第2のフィルタ装置が受信フィルタである、請求項9または10に記載のデュプレクサ。
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