JP2020028013A - フィルタおよびマルチプレクサ - Google Patents

フィルタおよびマルチプレクサ Download PDF

Info

Publication number
JP2020028013A
JP2020028013A JP2018151776A JP2018151776A JP2020028013A JP 2020028013 A JP2020028013 A JP 2020028013A JP 2018151776 A JP2018151776 A JP 2018151776A JP 2018151776 A JP2018151776 A JP 2018151776A JP 2020028013 A JP2020028013 A JP 2020028013A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
band
series
pass band
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018151776A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6885376B2 (ja
Inventor
雅則 加藤
Masanori Kato
雅則 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2018151776A priority Critical patent/JP6885376B2/ja
Priority to US16/460,362 priority patent/US11146229B2/en
Publication of JP2020028013A publication Critical patent/JP2020028013A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6885376B2 publication Critical patent/JP6885376B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H7/00Multiple-port networks comprising only passive electrical elements as network components
    • H03H7/01Frequency selective two-port networks
    • H03H7/0115Frequency selective two-port networks comprising only inductors and capacitors
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H9/00Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
    • H03H9/46Filters
    • H03H9/54Filters comprising resonators of piezoelectric or electrostrictive material
    • H03H9/542Filters comprising resonators of piezoelectric or electrostrictive material including passive elements
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H7/00Multiple-port networks comprising only passive electrical elements as network components
    • H03H7/01Frequency selective two-port networks
    • H03H7/0153Electrical filters; Controlling thereof
    • H03H7/0161Bandpass filters
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H7/00Multiple-port networks comprising only passive electrical elements as network components
    • H03H7/38Impedance-matching networks
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H9/00Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
    • H03H9/46Filters
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H9/00Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
    • H03H9/46Filters
    • H03H9/54Filters comprising resonators of piezoelectric or electrostrictive material
    • H03H9/56Monolithic crystal filters
    • H03H9/566Electric coupling means therefor
    • H03H9/568Electric coupling means therefor consisting of a ladder configuration
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H9/00Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
    • H03H9/46Filters
    • H03H9/54Filters comprising resonators of piezoelectric or electrostrictive material
    • H03H9/58Multiple crystal filters
    • H03H9/60Electric coupling means therefor
    • H03H9/605Electric coupling means therefor consisting of a ladder configuration
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H7/00Multiple-port networks comprising only passive electrical elements as network components
    • H03H7/46Networks for connecting several sources or loads, working on different frequencies or frequency bands, to a common load or source
    • H03H7/463Duplexers
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H9/00Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
    • H03H9/70Multiple-port networks for connecting several sources or loads, working on different frequencies or frequency bands, to a common load or source
    • H03H9/72Networks using surface acoustic waves
    • H03H9/725Duplexers
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H9/00Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
    • H03H9/74Multiple-port networks for connecting several sources or loads, working on the same frequency or frequency band, to a common load or source
    • H03H9/76Networks using surface acoustic waves

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Filters And Equalizers (AREA)
  • Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Abstract

【課題】広くかつ平坦な通過帯域および通過帯域端での急峻な減衰特性を有しながら、挿入損失が小さいフィルタを提供すること。【解決手段】フィルタ20は、通過帯域を有し、直列腕共振子S11と第1インダクタL12とが直列に接続され、第1入出力端子T1と第2入出力端子T2とを結ぶ信号経路Rの少なくとも一部を構成する直列回路SC1と、直列回路SC1の一端とグランドとの間に接続された並列腕共振子P11と、を備え、直列回路SC1は通過帯域に亘って誘導性を示す。直列腕共振子S11の***振周波数は通過帯域の高域端の周波数より高く、並列腕共振子P11の共振周波数は直列腕共振子S11の***振周波数より高い。【選択図】図8

Description

本発明は、フィルタおよびマルチプレクサに関する。
従来、複数のフィルタの一方の端子が共通接続されたマルチプレクサとして、LC並列共振回路を含むLCフィルタであるハイパスフィルタと、LC並列共振回路を含むLCフィルタであるローパスフィルタと、で構成されたダイプレクサが提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2006−128881号公報
昨今、新たな周波数帯域の開放および周波数帯域間の狭ギャップ化を背景として、マルチプレクサを構成するフィルタには、広い通過帯域、小さい挿入損失および通過帯域端での急峻な減衰特性が求められるようになっている。
そこで、本発明は、広い通過帯域および通過帯域端での急峻な減衰特性を有しながら挿入損失が小さいフィルタおよびそのようなフィルタを用いたマルチプレクサを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係るフィルタは、通過帯域を有するフィルタにおいて、直列腕共振子と第1インダクタとが直列に接続され、第1入出力端子と第2入出力端子とを結ぶ信号経路の少なくとも一部を構成する直列回路と、前記直列回路の一端とグランドとの間に接続された並列腕共振子と、を備え、前記直列回路は前記通過帯域に亘って誘導性を示す。
本発明に係るフィルタによれば、直列腕共振子を含む直列回路と並列腕共振子とがラダー型に接続されている。直列腕共振子および並列腕共振子を弾性波共振子で構成することで、ラダー型の弾性波フィルタの一般的な特性として、直列腕共振子の***振により形成される減衰極に基づいて、通過帯域端での急峻な減衰特性が得られる。これに対し、直列回路が通過帯域に亘って誘導性を示すので、当該フィルタは、通過帯域においてLCフィルタによるローパスフィルタとして機能する。これにより、通過帯域の全域で良好な整合を取りやすくなり、挿入損失を効果的に抑制できる。その結果、広い通過帯域および通過帯域端での急峻な減衰特性を有しながら挿入損失が小さいフィルタが得られる。
実施の形態1に係るフィルタを用いたマルチプレクサの構成の一例を示すブロック図。 実施の形態1に係るフィルタに求められる通過特性を説明するグラフ。 比較例に係るフィルタの構成の一例を示す回路図。 比較例に係るフィルタにおける共振特性の一例を示すグラフ。 比較例に係るフィルタの通過帯域での等価回路図。 比較例に係るフィルタの通過特性の一例を示すグラフ。 比較例に係るフィルタの反射特性の一例を示すグラフ。 実施の形態1に係るフィルタの構成の一例を示す回路図。 実施の形態1に係るフィルタにおける共振特性の一例を示すグラフ。 実施の形態1に係るフィルタの通過帯域での等価回路図。 実施の形態1に係るフィルタの通過特性の一例を示すグラフ。 実施の形態1に係るフィルタの反射特性の一例を示すグラフ。 実施の形態2に係るマルチプレクサの構成の一例を示すブロック図。 実施の形態2に係るマルチプレクサの通過特性の一例を示すグラフ。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置および接続形態などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。なお、以下の実施の形態において、「接続される」とは、配線導体で直接接続される場合だけでなく、他の回路素子を介して電気的に接続される場合も含まれる。
(実施の形態1)
実施の形態1に係るフィルタについて、マルチプレクサに用いられるフィルタの例を挙げて説明する。
図1は、実施の形態1に係るフィルタを用いたマルチプレクサの構成の一例を示すブロック図である。図1に示されるように、マルチプレクサ1は、第1周波数帯域を通過帯域とするフィルタ10および第2周波数帯域を通過帯域とするフィルタ20を備える。マルチプレクサ1は、第1周波数帯域の信号と第2周波数帯域の信号とを分波および合波するダイプレクサである。
図1では、一例として、第1周波数帯域を2300MHz以上2690MHz以下とし、第2周波数帯域を1427MHz以上2200MHz以下としている。本明細書では、参照の便宜のため、2300MHz以上2690MHz以下の周波数帯域をハイバンドHBと称し、1427MHz以上2200MHz以下の周波数帯域をミッドバンドMBと称する。
フィルタ10の一端とフィルタ20の一端とはアンテナ端子ANTに接続される。フィルタ10の他端はハイバンド端子HBに接続され、フィルタ20の他端はミッドバンド端子MBに接続される。
フィルタ10、20が互いに他方の通過帯域の信号を十分に抑制する場合、フィルタ10、20でそれぞれ選択されたハイバンドHBの信号とミッドバンドMBの信号とを、アンテナ端子ANTに接続される1つのアンテナで混信せずに同時に処理できる。つまり、ハイバンドHBに属する通信バンドとミッドバンドMBに属する通信バンドとの間でのキャリアアグリゲーションを、1つのアンテナで実施できる。
このようなキャリアアグリゲーションを実現するために、フィルタ20には、例えば、次のような通過特性が求められる。
図2は、フィルタ20(より正確には、マルチプレクサ1のアンテナ端子ANT−ミッドバンド端子MB間)に求められる通過特性の一例を説明するためのグラフである。図2に示されるように、フィルタ20には、広い通過帯域(比帯域で40%以上のミッドバンドMB)、広い減衰帯域(比帯域で15%以上のハイバンドHB)、および減衰帯域と通過帯域との間の狭い周波数ギャップ100MHz(比帯域で4%)での分波性能が求められる。ここで、比帯域とは、帯域の上端(高域端)と下端(低域端)との差の中心周波数に対する比を言う。
このように、広い通過帯域と通過帯域端における急峻な減衰特性とを両立する必要がある場合、LCフィルタでは減衰特性の急峻性が十分でなく、弾性波フィルタでは広帯域に亘って平坦な通過特性を得ることが難しい。
本発明者は、このような問題を解決するためのフィルタを考案し、関連出願である特願2017−72760号(本願出願の時点で未公開)にて提案した。本明細書では、まず、関連出願に係るフィルタの構成および効果を比較例として参照し、その後、本願のフィルタの構成およびさらなる効果について比較例との対比に基づいて説明する。
図3は、比較例に係るフィルタの構成の一例を示す回路図である。図3に示されるように、フィルタ25は、整合回路26とフィルタ回路27、28とを備える。整合回路26とフィルタ回路27、28とは直列接続され、入出力端子T1、T2を結ぶ信号経路Rを構成する。フィルタ回路27、28の配置は逆でもよい。
整合回路26は、互いに並列接続され信号経路R上に配置されたキャパシタC21およびインダクタL21で構成される。
フィルタ回路27は、信号経路R上に配置された並列回路PC1と、並列回路PC1の一端とグランドとの間に接続された並列腕共振子P21と、並列回路PC1の他端とグランドとの間に接続された並列腕共振子P22と、で構成される。並列回路PC1は、互いに並列接続された直列腕共振子S23とインダクタL22とで構成される。
フィルタ回路28は、互いに直列接続され信号経路R上に配置された直列腕共振子S21、S22と、直列腕共振子S21、S22の接続点とグランドとの間に接続されたインダクタL23と、で構成される。
直列腕共振子S21、S22、S23、並列腕共振子P21、P22は、弾性波共振子で構成される。
図4は、フィルタ25における共振特性の一例を示すグラフである。図4において、線種で区別される複数の黒色の線は、直列腕共振子S21、S22、並列回路PC1および並列腕共振子P21、P22のインピータンスを示し、灰色の線は、フィルタ25の通過特性を示している。
並列回路PC1のインピータンスは、直列腕共振子S23とインダクタL22との並列合成インピーダンスであり、副***振点を有する。直列腕共振子S21の***振周波数faS21、直列腕共振子S22の***振周波数faS22、並列回路PC1の副***振周波数faPC1、並列腕共振子P21の共振周波数frP21、並列腕共振子P22の共振周波数frP22は、いずれもハイバンドHB内に設けられる。
直列腕共振子S21、S22の***振点、並列回路PC1の副***振点、および並列腕共振子P21、P22の共振点において、フィルタ25の通過特性には5つの減衰極が形成され、5つの減衰極をつなぐようにハイバンドHBに亘る阻止帯域が形成される。特に、直列腕共振子S22による減衰極は、ミッドバンドMBの高域端における急峻な減衰特性を形成する。
これに対し、ミッドバンドMBの全域またはほぼ全域は、直列腕共振子S21、S22の共振点、並列回路PC1の副***振点、および並列腕共振子P21、P22の共振点のいずれよりも低域側となる。そのため、ミッドバンドMBの全域またはほぼ全域において、直列腕共振子S21、S22、並列腕共振子P21、P22は容量性の回路要素として機能し、並列回路PC1は誘導性の回路要素として機能する。
図5は、フィルタ25の通過帯域、つまりミッドバンドMBでの等価回路図である。図5では、直列腕共振子S21、S22、並列腕共振子P21、P22をキャパシタで表し、並列回路PC1をインダクタで表している。図5の等価回路で示されるように、通過帯域では、フィルタ回路27、28は、共振子の共振点および***振点を利用しない単純なLCフィルタによるローパスフィルタおよびハイパスフィルタとしてそれぞれ機能する。これにより、LCフィルタの一般的な特性である広い通過帯域における平坦な通過特性が得られる。
このように、フィルタ25は、直列腕共振子の***振周波数および並列腕共振子の共振周波数の配置に応じて、LCフィルタの特性と弾性波フィルタの特性とを併用することにより、広帯域な通過特性と通過帯域端における急峻な減衰特性とを両立している。
図6は、フィルタ25の通過特性の一例を表すグラフである。図6では、図4で示した挿入損失を再掲するとともに、ミッドバンドMB内の波形を拡大して示している。図6の例では、比帯域で40%以上のミッドバンドMBの全域で挿入損失が所定量(例えば、1.6dB)以下となる広帯域な通過特性と、ミッドバンドMBの高域端での急峻な減衰特性と、が得られる。
このように、フィルタ25は、ミッドバンドMBの信号とハイバンドHBの信号とを分波および合波するダイプレクサ(図1のマルチプレクサ1)におけるミッドバンドMB用のフィルタとして適した特性を有している。
図7は、フィルタ25の反射特性の一例を表すグラフである。図7では、入出力端子T1、T2の各々における反射損失(T1、T2)を示している。
図7に見られるように、フィルタ25の反射特性は、通過帯域の中ほどから高域側(2.0GHz付近のA部)および低域端(1.4GHz付近のB部)で、反射損失が小さく(つまり、反射信号が大きく)なっている。このような特性は、通過帯域の全域に亘って良好な整合が確保できていない状態(整合ずれとも言う)を反映したものと考えられる。通過帯域内での反射損失の減少(反射信号の増大)によって、挿入損失が劣化する。
そこで、フィルタ25と同様に広い通過帯域における平坦な通過特性と通過帯域端における急峻な減衰特性とを有しながら、挿入損失をさらに向上した新たなフィルタを提案する。
図8は、実施の形態1に係るフィルタの構成の一例を示す回路図である。図8に示されるように、フィルタ20は、整合回路21、23とフィルタ回路22とを備える。整合回路21とフィルタ回路22と整合回路23とは、この順に直列接続され、入出力端子T1、T2を結ぶ信号経路Rを構成する。整合回路21、23は必須ではなく、整合回路21、23のいずれか一方または両方を省略しても構わない。
整合回路21は、互いに並列接続され信号経路R上に配置されたキャパシタC11およびインダクタL11で構成される。
フィルタ回路22は、信号経路R上に配置された直列回路SC1、SC2と、直列回路SC1の一端または直列回路SC2の一端とグランドとの間に接続された並列腕共振子P11、P12、P13と、で構成される。直列回路SC1は、直列に接続されたインダクタL12と直列腕共振子S11とで構成され、直列回路SC2は、直列に接続された直列腕共振子S12とインダクタL13とで構成される。
整合回路23は、信号経路R上に配置されたインダクタL14で構成される。
直列腕共振子S11、S12、並列腕共振子P11、P12、P13は、弾性波共振子で構成される。
図9は、フィルタ20における共振特性の一例を示すグラフである。図9において、線種で区別される複数の黒色の線は、直列腕共振子S11、S12、直列回路SC1、SC2および並列腕共振子P11、P12、P13のインピーダンスを示し、灰色の線は、フィルタ20の通過特性を示している。
直列回路SC1のインピータンスは、インダクタL12と直列腕共振子S11との直列合成インピーダンスである。直列回路SC1の***振周波数faSC1は単体の直列腕共振子S11の***振周波数と同じである。直列回路SC1の共振周波数frSC1は、インダクタL12によって単体の直列腕共振子S11の共振周波数から低域側へシフトされている。
直列回路SC2のインピータンスは、直列腕共振子S12とインダクタL13との直列合成インピーダンスである。直列回路SC2の***振周波数faSC2は単体の直列腕共振子S12の***振周波数と同じである。直列回路SC2の共振周波数frSC2は、インダクタL13によって単体の直列腕共振子S12の共振周波数から低域側へシフトされている。
直列回路SC1の***振周波数faSC1、直列回路SC2の***振周波数faSC2、並列腕共振子P11の共振周波数frP11、並列腕共振子P12の共振周波数frP12および並列腕共振子P13の共振周波数frP13は、いずれもハイバンドHB内に設けられる。
より詳細には、直列回路SC1の***振周波数faSC1および直列回路SC2の***振周波数faSC2は、いずれも、通過帯域(ミッドバンドMB)の高域端の周波数より高い。並列腕共振子P11の共振周波数frP11、並列腕共振子P12の共振周波数frP12および並列腕共振子P13の共振周波数frP13は、いずれも、直列回路SC1の***振周波数faSC1および直列回路SC2の***振周波数faSC2のいずれよりも高い。
直列回路SC1、SC2の***振点および並列腕共振子P11、P12、P13の共振点において、フィルタ20の通過特性には5つの減衰極が形成され、5つの減衰極をつなぐようにハイバンドHBに亘る阻止帯域が形成される。特に、直列回路SC1による減衰極は、ミッドバンドMBの高域端における急峻な減衰特性を形成する。
これに対し、ミッドバンドMBのほぼ全域は、直列回路SC1、SC2の共振点と***振点との間に位置している。また、ミッドバンドMBの全域は、並列腕共振子P11、P12、P13の共振点よりも低域側となる。そのため、ミッドバンドMBの全域またはほぼ全域において、直列回路SC1、SC2は誘導性の回路要素として機能し、並列腕共振子P11、P12、P13は容量性の回路要素として機能する。
図10は、フィルタ20の通過帯域、つまりミッドバンドMBでの等価回路図である。図10では、直列回路SC1、SC2をインダクタで表し、並列腕共振子P11、P12、P13をキャパシタで表している。図10の等価回路で示されるように、通過帯域では、フィルタ回路22は、共振子の共振点および***振点を利用しない単純なLCフィルタによるローパスフィルタとして機能する。これにより、LCフィルタの一般的な特性である広い通過帯域における平坦な通過特性が得られる。
このように、フィルタ20は、前述したフィルタ25と同様、直列腕共振子の***振周波数および並列腕共振子の共振周波数の配置に応じて、LCフィルタの特性と弾性波フィルタの特性とを併用することにより、広帯域な通過特性と通過帯域端における急峻な減衰特性とを両立している。
しかも、フィルタ20では、フィルタ25とは異なり、通過帯域を形成するための容量性の回路要素が信号経路R上にない。つまり、フィルタ20には、通過帯域においてハイパスフィルタとして機能する回路要素がない。これにより、フィルタ回路22は、フィルタ25におけるフィルタ回路27と比べて、段数が多いローパスフィルタとして機能するため、阻止帯域での減衰量の確保が容易になる。その結果、フィルタ20では、フィルタ25と同程度の減衰量を、通過帯域内の整合状態を悪化させずに実現することができるので、整合ずれに起因する通過帯域内での挿入損失を低減し、より優れた通過特性を得ることができる。
図11は、フィルタ20の通過特性の一例を表すグラフである。図11では、図9で示した挿入損失を再掲するとともに、ミッドバンドMB内の波形を拡大して示している。図11から、比帯域で40%以上のミッドバンドMBの全域で挿入損失が所定量(例えば、1.0dB)以下となる広帯域な通過特性と、ミッドバンドMBの高域端での急峻な減衰特性と、が得られることが分かる。
フィルタ20の通過特性は、フィルタ25の通過特性(図6)と比べて、通過帯域内での挿入損失が減少するとともに阻止帯域での減衰が増加することで、より優れた通過特性となっている。
図12は、フィルタ20の反射特性の一例を表すグラフである。図12では、入出力端子T1、T2の各々における反射損失(T1、T2)を示している。
図12に見られるように、フィルタ20の反射特性では、フィルタ25の反射特性(図7)のA部、B部に見られる反射損失の減少が抑制され、通過帯域の全域(図12のC部)で、反射損失が大きく維持されている。このことから、フィルタ20では、フィルタ25と比べて、通過帯域の全域に亘って整合状態が改善されていることが分かる。
以上説明したように、フィルタ20では、フィルタ25と同様、直列腕共振子の***振周波数および並列腕共振子の共振周波数の配置に応じて、LCフィルタの特性と弾性波フィルタの特性とを併用する。これにより、フィルタ25と同じく広帯域な通過特性および通過帯域端での急峻な減衰特性が得られる。
さらには、通過帯域内で直列回路SC1、SC2がいずれも誘導性を示すように、直列回路SC1、SC2の共振周波数および***振周波数を配置するので、通過帯域ではフィルタ回路22の全体が単純なローパスフィルタとして機能する。その結果、フィルタ20では、通過帯域における整合が取りやすくなるので、整合ずれに起因する損失が抑制され、より優れた通過特性を得ることができる。
なお、前述したフィルタ20の構成は一例であり、フィルタ20について次のような変形または限定を加えてもよい。
例えば、フィルタ20において、インダクタL12、L13を積層チップインダクタで構成してもよい。これにより、インダクタL12、L13を基板内にパターン導体で形成する場合と比べて、インダクタL12、L13のQ値を高めることができる。その結果、フィルタ20の挿入損失をさらに低減することができる。
また、インダクタL12、L13のいずれのQ値も、整合用のインダクタL11、L14のいずれのQ値より高くてもよい。
このような構成によれば、インダクタL12、L13にQ値が比較的高い(例えば、インダクタL11、L14のQ値より高い)インダクタを用いるので、通過帯域の高域端における減衰特性の急峻性を高めつつ、広い通過帯域において挿入損失を低減することができる。
上記では、フィルタ20の通過帯域としてミッドバンドMBの例を挙げて説明したが、フィルタ20の通過帯域は、ミッドバンドMBと称される周波数帯域には限られない。フィルタ20は、高域側に狭い周波数ギャップを挟んで隣接する他の周波数帯域がありかつ自帯域が広い任意の周波数帯域を通過帯域とするフィルタとして利用できる。
(実施の形態2)
実施の形態2に係るマルチプレクサについて、実施の形態1のフィルタを用いて構成されるトリプレクサの例を挙げて説明する。
図13は、実施の形態2に係るマルチプレクサの構成の一例を示すブロック図である。図13に示されるように、マルチプレクサ2は、実施の形態1で参照したフィルタ10、20に加えて、フィルタ30、40を有している。マルチプレクサ2は、フィルタ10、20、30の各々の通過帯域の信号を分波および合波するトリプレクサである。フィルタ10、20、30は、それぞれ第1フィルタ、第2フィルタ、第3フィルタの一例である。
図13では、一例として、フィルタ30の通過帯域を617MHz以上960MHz以下としている。本明細書では、参照の便宜のため、617MHz以上960MHz以下の周波数帯域をローバンドLBと称する。
フィルタ10の通過帯域は2300MHz以上2690MHz以下のハイバンドHBであり、フィルタ20の通過帯域は1427MHz以上2200MHz以下のミッドバンドMBである。フィルタ40は、ハイバンドHBとミッドバンドMBとを合わせた通過帯域を有する。
フィルタ30の一端とフィルタ40の一端とはアンテナ端子ANTに接続される。フィルタ30の他端はローバンド端子LBに接続される。フィルタ10の一端とフィルタ20の一端とはフィルタ40の他端に接続される。フィルタ10の他端はハイバンド端子HBに接続され、フィルタ20の他端はミッドバンド端子MBに接続される。つまり、フィルタ10、20、30の各々の一端は、直接またはフィルタ40を介在して、互いに接続されている。
フィルタ10は、LC共振回路と弾性波共振子とで構成される(図示せず)。フィルタ10のLC共振回路はハイバンドHBの広い通過帯域を形成し、弾性波共振子はハイバンドHBの低域端での急峻な減衰特性を形成する。
フィルタ30は、LC共振回路で構成される。フィルタ30のLC共振回路はローバンドLBの広い通過帯域を形成する。
図14は、マルチプレクサ2の通過特性の一例を示すグラフである。マルチプレクサ2では、ハイバンドHB用のフィルタ10において、弾性波共振子の急峻な周波数特性を利用して、通過帯域の低域端での急峻な減衰特性を形成し、ミッドバンドMBの信号を十分に阻止できる。フィルタ10、20を用いることで、ハイバンドHBの信号とミッドバンドMBの信号とが、狭い周波数ギャップにもかかわらず、完全に分離されるので、両者の信号は単一のアンテナで同時に送受信可能となる。これにより、ハイバンドHBに含まれる通信バンドとミッドバンドMBに含まれる通信バンドとの組み合わせによるキャリアアグリゲーション通信が単一のアンテナで実行可能となる。
以上、本発明の実施の形態に係るフィルタおよびマルチプレクサについて説明したが、本発明は、個々の実施の形態には限定されない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の一つ又は複数の態様の範囲内に含まれてもよい。
(まとめ)
本発明の一態様に係るフィルタは、通過帯域を有するフィルタにおいて、直列腕共振子と第1インダクタとが直列に接続され、第1入出力端子と第2入出力端子とを結ぶ信号経路の少なくとも一部を構成する直列回路と、前記直列回路の一端とグランドとの間に接続された並列腕共振子と、を備え、前記直列回路は前記通過帯域に亘って誘導性を示す。
このような構成によれば、直列腕共振子を含む直列回路と並列腕共振子とがラダー型に接続されている。直列腕共振子および並列腕共振子を弾性波共振子で構成することで、ラダー型の弾性波フィルタの一般的な特性として、直列腕共振子の***振により形成される減衰極に基づいて、通過帯域端での急峻な減衰特性が得られる。これに対し、直列回路が通過帯域に亘って誘導性を示すので、当該フィルタは、通過帯域においてLCフィルタによるローパスフィルタとして機能する。これにより、通過帯域の全域で良好な整合を取りやすくなり、挿入損失を効果的に抑制できる。その結果、広い通過帯域および通過帯域端での急峻な減衰特性を有しながら挿入損失が小さいフィルタが得られる。
また、前記直列回路の***振周波数は前記通過帯域の高域端の周波数より高く、前記並列腕共振子の共振周波数は前記直列回路の前記***振周波数より高くてもよい。
このような構成によれば、通過帯域の高域端の近傍の減衰極が直列腕共振子の***振により形成され、通過帯域の高域端からより遠い減衰極が並列腕共振子の共振により形成される。これにより、通過帯域の高域端を直列腕共振子の***振により急峻に減衰させながら、通過帯域における低損失性に優れたフィルタを実現できる。
また、前記フィルタは、前記信号経路の前記直列回路と前記第1入出力端子との間の第1部分および前記信号経路の前記直列回路と前記第2入出力端子との間の第2部分のうち少なくとも一方の部分に接続された整合用の第2インダクタを有し、前記通過帯域において、前記第1インダクタのQ値は前記第2インダクタのQ値より高い。
このような構成によれば、第1インダクタに、Q値が比較的高いインダクタを用いるので、通過帯域の高域端における減衰特性の急峻性を高めつつ、広い通過帯域において挿入損失を低減することができる。
また、前記フィルタは、1427MHz以上2200MHz以下の通過帯域と、2300MHz以上2690MHz以下の阻止帯域とを有してもよい。
このような構成によれば、具体的に、本明細書で言うミッドバンドおよびハイバンドをそれぞれ通過帯域および阻止帯域とするフィルタが得られる。このようなフィルタは、ハイバンドとミッドバンドとを分波および合波するマルチプレクサにおけるミッドバンド用のフィルタとして適している。
また、本発明の一態様に係るマルチプレクサは、2300MHz以上2690MHz以下の通過帯域を有する第1フィルタと、前述したフィルタである第2フィルタと、617MHz以上960MHz以下の通過帯域を有する第3フィルタと、を有し、前記第1フィルタの一端と前記第2フィルタの一端と前記第3フィルタの一端とが互いに接続されている。
このような構成によれば、前述したハイバンドおよびミッドバンドに、ローバンドを加えた3つの周波数帯域の信号を分波および合波するマルチプレクサが得られる。
また、前記第1フィルタはLC共振回路と弾性波共振子とで構成され、前記第3フィルタはLC共振回路で構成されていてもよい。
このような構成によれば、ハイバンド用の第1フィルタにおいて、弾性波共振子の急峻な周波数特性を利用して、通過帯域の低域端での急峻な減衰特性を形成することができる。第1フィルタと第2フィルタとを用いることで、ハイバンド用の信号とミッドバンド用の信号とが完全に周波数分離され、両者の信号は単一のアンテナで同時に送受信可能となる。これにより、ハイバンドに含まれる通信バンドとミッドバンドに含まれる通信バンドとの組み合わせによるキャリアアグリゲーション通信が単一のアンテナで実行可能となる。
本発明は、例えば、フィルタおよびマルチプレクサとして携帯電話などの通信機器に広く利用できる。
1、2 マルチプレクサ
10、20、25、30、40 フィルタ
21、23、26 整合回路
22、27、28 フィルタ回路
S11、S12、S21、S22、S23 弾性波共振子(直列腕共振子)
P11、P12、P13、P21、P22 弾性波共振子(並列腕共振子)
L11、L12、L13、L14、L21、L22、L23 インダクタ
C11、C21 キャパシタ

Claims (6)

  1. 通過帯域を有するフィルタにおいて、
    直列腕共振子と第1インダクタとが直列に接続され、第1入出力端子と第2入出力端子とを結ぶ信号経路の少なくとも一部を構成する直列回路と、
    前記直列回路の一端とグランドとの間に接続された並列腕共振子と、を備え、
    前記直列回路は前記通過帯域に亘って誘導性を示す、
    フィルタ。
  2. 前記直列回路の***振周波数は前記通過帯域の高域端の周波数より高く、
    前記並列腕共振子の共振周波数は前記直列回路の前記***振周波数より高い、
    請求項1に記載のフィルタ。
  3. 前記フィルタは、前記信号経路の前記直列回路と前記第1入出力端子との間の第1部分および前記信号経路の前記直列回路と前記第2入出力端子との間の第2部分のうち少なくとも一方の部分に接続された整合用の第2インダクタを有し、
    前記通過帯域において、前記第1インダクタのQ値は前記第2インダクタのQ値より高い、
    請求項1または2に記載のフィルタ。
  4. 前記フィルタは、1427MHz以上2200MHz以下の通過帯域と、2300MHz以上2690MHz以下の阻止帯域とを有する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載のフィルタ。
  5. 2300MHz以上2690MHz以下の通過帯域を有する第1フィルタと、
    請求項4に記載のフィルタである第2フィルタと、
    617MHz以上960MHz以下の通過帯域を有する第3フィルタと、を有し、
    前記第1フィルタの一端と前記第2フィルタの一端と前記第3フィルタの一端とが互いに接続されている、
    マルチプレクサ。
  6. 前記第1フィルタはLC共振回路と弾性波共振子とで構成され、
    前記第3フィルタはLC共振回路で構成されている、
    請求項5に記載のマルチプレクサ。
JP2018151776A 2018-08-10 2018-08-10 フィルタおよびマルチプレクサ Active JP6885376B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018151776A JP6885376B2 (ja) 2018-08-10 2018-08-10 フィルタおよびマルチプレクサ
US16/460,362 US11146229B2 (en) 2018-08-10 2019-07-02 Filter and multiplexer

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018151776A JP6885376B2 (ja) 2018-08-10 2018-08-10 フィルタおよびマルチプレクサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020028013A true JP2020028013A (ja) 2020-02-20
JP6885376B2 JP6885376B2 (ja) 2021-06-16

Family

ID=69406549

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018151776A Active JP6885376B2 (ja) 2018-08-10 2018-08-10 フィルタおよびマルチプレクサ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US11146229B2 (ja)
JP (1) JP6885376B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111903058B (zh) * 2018-03-28 2024-05-07 株式会社村田制作所 多工器、高频前端电路、通信装置以及弹性波滤波器
JP6992735B2 (ja) * 2018-11-29 2022-01-13 株式会社村田製作所 フィルタ装置及びマルチプレクサ

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0832402A (ja) * 1994-07-12 1996-02-02 Hitachi Ltd 弾性表面波装置、移動無線機用分波器および移動無線装置
JP2004096539A (ja) * 2002-09-02 2004-03-25 Mitsubishi Electric Corp フィルタ回路
JPWO2008072439A1 (ja) * 2006-12-14 2010-03-25 株式会社村田製作所 弾性波フィルタ装置
JP2012239039A (ja) * 2011-05-11 2012-12-06 Taiyo Yuden Co Ltd ラダーフィルタ、分波器及びモジュール
JP2015119452A (ja) * 2013-12-20 2015-06-25 株式会社村田製作所 弾性表面波フィルタ
JPWO2015045793A1 (ja) * 2013-09-26 2017-03-09 株式会社村田製作所 共振回路及び高周波フィルタ
WO2017204348A1 (ja) * 2016-05-27 2017-11-30 株式会社村田製作所 高周波フィルタ回路、高周波フロントエンド回路及び通信装置
WO2018097201A1 (ja) * 2016-11-25 2018-05-31 株式会社村田製作所 弾性波フィルタ装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3148471B2 (ja) 1993-07-16 2001-03-19 株式会社日立製作所 分波器およびこれを用いた移動無線機
JPH1188100A (ja) 1997-09-03 1999-03-30 Toyo Commun Equip Co Ltd 弾性表面波デバイス
JP2005045475A (ja) * 2003-07-28 2005-02-17 Murata Mfg Co Ltd 弾性表面波装置、通信機
JP2006128881A (ja) 2004-10-27 2006-05-18 Kyocera Corp ダイプレクサ
US9208274B2 (en) * 2013-03-15 2015-12-08 Resonant Inc. Network synthesis design of microwave acoustic wave filters
US10587292B2 (en) * 2018-04-27 2020-03-10 Avago Technologies International Sales Pte. Limited Multiplexer with switched filter branch including high-Q components
TWI834691B (zh) * 2018-07-18 2024-03-11 美商天工方案公司 並聯混合式聲音被動濾波器

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0832402A (ja) * 1994-07-12 1996-02-02 Hitachi Ltd 弾性表面波装置、移動無線機用分波器および移動無線装置
JP2004096539A (ja) * 2002-09-02 2004-03-25 Mitsubishi Electric Corp フィルタ回路
JPWO2008072439A1 (ja) * 2006-12-14 2010-03-25 株式会社村田製作所 弾性波フィルタ装置
JP2012239039A (ja) * 2011-05-11 2012-12-06 Taiyo Yuden Co Ltd ラダーフィルタ、分波器及びモジュール
JPWO2015045793A1 (ja) * 2013-09-26 2017-03-09 株式会社村田製作所 共振回路及び高周波フィルタ
JP2015119452A (ja) * 2013-12-20 2015-06-25 株式会社村田製作所 弾性表面波フィルタ
WO2017204348A1 (ja) * 2016-05-27 2017-11-30 株式会社村田製作所 高周波フィルタ回路、高周波フロントエンド回路及び通信装置
WO2018097201A1 (ja) * 2016-11-25 2018-05-31 株式会社村田製作所 弾性波フィルタ装置

Also Published As

Publication number Publication date
US11146229B2 (en) 2021-10-12
US20200052672A1 (en) 2020-02-13
JP6885376B2 (ja) 2021-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109286387B (zh) 高频滤波器、多路复用器、高频前置电路以及通信装置
JP6669681B2 (ja) フィルタ回路、マルチプレクサおよびモジュール
CN111164890B (zh) 高频滤波器、多路复用器、高频前端电路以及通信装置
CN109417378A (zh) 多路调制器、高频前端电路以及通信装置
JP5668852B2 (ja) 分波器
CN112740549B (zh) 多工器以及使用该多工器的高频前端电路及通信装置
US7486158B2 (en) Branching filter
JP6822764B2 (ja) 分波器
JPWO2016158954A1 (ja) 高周波フィルタ、フロントエンド回路、および、通信機器
JPWO2012172909A1 (ja) 分波器
JPWO2006040927A1 (ja) 分波器
KR102217491B1 (ko) 필터 및 멀티플렉서
JP6885376B2 (ja) フィルタおよびマルチプレクサ
JPWO2006040923A1 (ja) 分波器
CN109690944B (zh) 弹性波滤波器装置以及复合滤波器装置
US10812047B2 (en) Elastic wave filter apparatus
KR102309055B1 (ko) 필터 및 멀티플렉서
US11929736B2 (en) Multiplexer
JPH07231241A (ja) 弾性表面波装置
KR20210045322A (ko) 필터 장치
US20230198493A1 (en) Composite acoustic wave filter device
CN109818594B (zh) 高频滤波器以及多工器
JP2019165435A (ja) 複合マルチプレクサ
CN112217494A (zh) 发送滤波器电路以及复合滤波器装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210119

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210310

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210413

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210426

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6885376

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150