JP5432032B2 - エアバッグ装置 - Google Patents

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Description

この発明は、エアバッグ装置をステアリングホイールに取付ける技術に関する。
従来、エアバッグ装置をステアリングホイールに取付ける技術として、特許文献1に開示のものがある。
特許文献1では、保持部材の外周囲にリブが突設されており、係止ワイヤは全体が縮径された状態で保持部材のリブの内側の係止位置に装着配置されている。そして、ステアリングホイール側の3つのピンが係止ワイヤに係止することで、エアバッグモジュールがステアリングホイールに取付けられるようになっている。
特開2002−2433号公報
しかしながら、特許文献1に開示の技術では、係止ワイヤの全体を縮径させた状態とするために、保持部材の外周囲ほぼ全体にリブを突設している。このため、保持部材の外周囲を囲むリブが、材料コスト増、重量増要因となっていた。
そこで、この発明は、係止体を取付部材と係止可能な状態でより少ない接触箇所で保持することを目的とする。
上記課題を解決するため、第1の態様は、第1取付部材が突設されたステアリングホイールに取付けられるエアバッグ装置であって、エアバッグと、前記エアバッグを膨張展開可能なインフレータと、折畳まれた前記エアバッグを覆うカバーと、前記エアバッグ、前記インフレータ及び前記カバーが固定される取付プレートと、弾性変形可能な線状材によって、中間線状部分と一対の側方線状部分とがU字状をなすように連なる形状に形成され、前記第1取付部材が前記中間線状部分にその外周側より係止される係止体と、前記係止体を前記取付プレートに対して保持する保持部材とを備え、前記一対の側方線状部分の端部のそれぞれが、前記中間線状部分が前記第1取付部材に係止する方向に対して傾斜する付勢用傾斜部分に形成され、前記取付プレートに、一対の前記付勢用傾斜部分のそれぞれに当接可能な一対の付勢補助部材が設けられ、前記一対の付勢用傾斜部分を前記一対の付勢補助部材にそれぞれ当接させて、前記中間線状部分を前記第1取付部材に係止させる方向に付勢した状態で、前記係止体が前記保持部材を介して前記取付プレートに対して保持されている。
第2の態様は、第1の態様に係るエアバッグ装置であって、前記係止体は、前記ステアリングホイールに突設された一対の第2取付部材を、前記一対の側方線状部分のそれぞれに対して係止可能に設けられ、前記取付プレートの主面に沿った前記係止体の移動によって、前記第1取付部材及び前記一対の第2取付部材が前記係止体から一括解除不能なように、前記第1取付部材及び前記一対の第2取付部材が前記係止体に係止する態様と、前記一対の前記付勢用傾斜部分と前記一対の付勢補助部材との当接態様と、前記取付プレートの主面に沿った前記係止体の移動可能な範囲とが設定されている。
第3の態様は、第1又は第2の態様に係るエアバッグ装置であって、前記取付プレートが前記インフレータの取付部分よりも凹む凹部を有し、前記係止体が前記凹部に設けられ、前記第1取付部材及び前記一対の第2取付部材のうち少なくとも一つが前記係止体と係止した状態に維持されるように、前記凹部内における前記係止体の前記取付プレートの主面に沿った移動範囲が規制されている。
第4の態様は、第1〜第3のいずれかの態様に係るエアバッグ装置であって、前記係止体は、前記ステアリングホイールに突設された一対の第2取付部材を、前記一対の側方線状部分のそれぞれに対して係止可能に設けられ、前記一対の側方線状部分のそれぞれが、前記一対の第2取付部材との係止状態で互いに平行状態となる直線部分と前記付勢用傾斜部分とを有し、前記一対の側方線状部分の直線部分のそれぞれに前記一対の第2取付部材が係止可能に構成されている。
第1の態様によると、係止体の一対の付勢用傾斜部分と一対の付勢補助部材との当接によって、中間線状部分が第1取付部材に係止する方向に付勢されている。この付勢力によって、中間線状部分と第1取付部材とを係止状態に保持することができる。このため、従来のように、外周を取り囲むように形成されたリブによって係止体を保持する必要はなく、係止体を第1取付部材と係止可能な状態でより少ない接触箇所で保持することができる。また、係止体をより少ない接触箇所で保持することができる結果、エアバッグ装置の設計自由度が増すと共に、材料コストの削減も可能となる。
第2の態様によると、係止体が取付プレートの主面に沿って移動した場合でも、前記係止体と前記第1取付部材及び前記一対の第2取付部材とが少なくとも一つ係止関係に保たれる。これにより、エアバッグ装置の取付状態をより確実に維持することができる。
第3の態様によると、凹部内で係止体の移動範囲を規制することで、前記係止体と前記第1取付部材及び前記一対の第2取付部材とが少なくとも一つ係止関係に保たれる。これにより、エアバッグ装置の取付状態をより確実に維持することができる。
第4の態様によると、一対の第2取付部材を、互いに平行状態となる直線部分に係止させることができる。また、第1取付部材が係止する方向とは異なる方向から、一対の第2取付部材が係止体に対して係止することができ、しかも、第1取付部材と一対の第2取付部材とで少なくとも3点で係止体を保持することがきる。これにより、係止体を安定して保持することができる。
実施形態に係るエアバッグ装置及びステアリングホイールを示す分解斜視図である。 取付部材を示す側面図である。 取付部材を示す断面図である。 取付本体部材にキャップ部材を取付ける手順を示す説明図である。 取付本体部材にキャップ部材を取付ける手順を示す説明図である。 取付本体部材にキャップ部材を取付ける手順を示す説明図である。 取付本体部材にキャップ部材を取付ける手順を示す説明図である。 エアバッグ装置のうちエアバッグとカバーと取付プレートとを示す分解斜視図である。 取付プレート、保持部材及び係止体を示す正面図である。 取付プレートを示す概略正面図である。 係止体を示す正面図である。 取付プレート、保持部材及び付勢補助部材を示す分解斜視図である。 係止体の動作を示す説明図である。 ステアリングホイールに取付プレートを取付けた状態を示す正面図である。 図14のXV−XV線における断面図である。 取付部材が係止体に係止する動作を示す説明図である。 取付部材が係止体に係止する動作を示す説明図である。 係止体の移動に伴う取付部材と係止体との係止状態を示す説明図である。 係止体の移動に伴う取付部材と係止体との係止状態を示す説明図である。 検討例を示す説明図である。 検討結果を示す図である。
以下、実施形態に係るエアバッグ装置の取付部構造について説明する。図1はステアリングホイール10及びエアバッグ装置30を示す分解斜視図である。
このエアバッグ装置30の取付部構造は、エアバッグ装置30をステアリングホイール10に取付けるための構造である。
ステアリングホイール10は、車両の操舵を行うためのものであり、ホイール本体12とスポーク14と中央部材としての芯部材16とを備えている。ホイール本体12は、人による操舵力を受ける部分である。スポーク14は、ホイール本体12の内周部分からその中央に向けて延びる棒状に形成されており、ホイール本体12の中央でステアリングシャフトに連結される。ここでは、スポーク14は、3本設けられているが、2本等であってもよい。
ステアリングホイール10の略中央部に芯部材16が露出している。芯部材16は、金属等の導電性部材により形成されている。この芯部材16に取付部材18が突設されている。ここでは、各ステアリングホイール10の中心周りに3つの取付部材18が設けられている(図1では一部のみ図示されている)。3つの取付部材18は、後述する係止体70の中間ワイヤ部分70aに係止するものと、後述する係止体70の側方ワイヤ部分70bに係止するものとを含んでいる。以下の説明では、3つの取付部材の共通構成について説明する場合は取付部材18と表記し、係止体70の中間ワイヤ部分70aに係止する取付部材と係止体70の側方ワイヤ部分70bに係止する取付部材とを区別する場合には、前者を第1取付部材18A、後者を第2取付部材18Bと表記する(図14参照)。なお、後述する係止体70に係止する取付部材18は、中間ワイヤ部分70aに係止する第1取付部材18A一つだけであってよく、その他に一つ或は複数設けられていてもよい。
図2は取付部材18を示す側面図であり、図3は取付部材18を示す断面図である。図4〜図7は取付本体部材20にキャップ部材24を取付ける手順を示す説明図である。なお、キャップ部材24は省略されてもよい。
この取付部材18は、後述する係止体70に係止可能に構成されている。より具体的には、取付部材18は、上記芯部材16と一体形成された取付本体部材20と、取付本体部材20に取付けられるキャップ部材24とを有している。
取付本体部材20は、柱部21と係止突部22とを有している。柱部21は、芯部材16よりステアリングホイール10の前方側(エアバッグ装置30側)に突出するように形成されている。この柱部21の先端には係止突部22が突設されている。ここでは、係止突部22はステアリングホイール10の内周側に向けて突出するように形成されている。この係止突部22のうちエアバッグ装置30側の先端部は、ステアリングホイール10の中心に向けて順次高さ寸法が低くなるように傾斜する傾斜面22aを有している。後述するエアバッグ装置30の取付状態において、取付部材18の先端部はエアバッグ収容空間内に配設される。この状態では、傾斜面22aは、当該エアバッグ収容空間の内側に向けて高さ寸法が順次小さくなる干渉抑制部としての機能を奏する。傾斜面22aは必ずしも平面である必要はなく、曲面をなしていてもよい。
また、上記芯部材16のうち取付本体部材20の基端側部分であって係止突部22と対向する位置に貫通孔16hが形成されると共に、係止突部22の内向き面には凹部22bが形成されている。これらの貫通孔16h及び凹部22bを利用して、キャップ部材24の取付等がなされる。なお、凹部22bは、ここでは係止突部22を貫通しているが、必ずしも貫通している必要はない。
キャップ部材24は、樹脂等の非導電性部材により形成されており、上記取付本体部材20のうち柱部21と係止突部22との内側コーナー部分を覆うように当該取付本体部材20に取付けられる。より具体的には、キャップ部材24は、柱部21のうち係止突部22が突出する側の面を覆う側板部25と、係止突部22の内側面を覆う端板部26とを有している。側板部25は、細長板状の中央板部25aと、中央板部25aの両側部に設けられた一対の抜止め片25bとを有している。抜止め片25bは、中央板部25aの端板部26側端部より反対側端部に向けて順次広がりつつ延出している。そして、一対の抜止め片25bを弾性変形させて狭めると、上記貫通孔16hを貫通可能となり、一対の抜止め片25bが自身の弾性復元力によって広がると、一対の抜止め片25bの端部が貫通孔16hの周縁部に係合可能となる。また、端板部26の外面には、上記係止突部22の凹部22bに嵌め込み可能な突部26aが形成されている。
そして、キャップ部材24を取付本体部材20の基端側より貫通孔16h内に挿入すると(図4参照)、一対の抜止め片25bの外面が貫通孔16hの周縁に摺接して、一対の抜止め片25bが中央板部25a側に弾性変形する(図5参照)。これにより、一対の抜止め片25bが狭められ、キャップ部材24が貫通孔16hを貫通可能となる(図6参照)。そして、キャップ部材24が貫通孔16hを貫通すると、一対の抜止め片25bが弾性復帰してそれぞれの端部が貫通孔16hの周縁部に係合すると共に、突部26aが凹部22b内に嵌め込まれる(図7参照)。これにより、キャップ部材24が取付本体部材20に対して一定位置に取付固定される。
なお、上記取付部材18の端板部26の先端部に、係止体の外れを抑制する凸部分が形成されていてもよい。
図8はエアバッグ装置30のうちエアバッグ32とカバー36と取付プレート40とを示す分解斜視図である。図1及び図8に示すように、エアバッグ装置30は、エアバッグ32とインフレータ34とカバー36と取付プレート40とを備えている。
エアバッグ32は、布等で袋状に形成されており、折畳まれた状態でインフレータ34と共に取付プレート40に取付けられる。
インフレータ34は、エアバッグ32を膨張展開させるものである。ここでは、インフレータ34は、短円柱状のインフレータ本体部34aと、インフレータ本体部34aの外周に形成された取付フランジ34bとを有している(図1参照)。取付フランジ34bは、外周縁が略方形をなすように延出する板状に形成され、その4つの角部分にねじ穴が形成されている。このインフレータ34は、この取付フランジ34bを介して取付プレート40に取付固定される。インフレータ本体部34aには、点火装置及びガス発生剤等が組込まれている。そして、車両衝突時に衝撃検知部等からの検知信号等を受けると、前記点火装置がガス発生剤を点火する。これにより、ガス発生剤が燃焼し、この燃焼によって発生するガスがエアバッグ32内に供給される。
カバー36は、樹脂等により形成された部材であり、上記エアバッグ32を覆うようにして取付プレート40に固定されている。ここでは、カバー36は、なだらかな湾曲形状を有するカバー本体部37と、カバー本体部37の裏面側に設けられた囲壁部38とを有している。囲壁部38と取付プレート40とがリベット締等により相互固定される。また、これらのカバー本体部37と囲壁部38とで囲まれる空間内に、折畳まれたエアバッグ32を収容可能な空間が形成されている。カバー本体部37には、エアバッグ32の膨張展開力を受けて割れ容易なティアラインが形成されている。また、エアバッグ装置30がステアリングホイール10に取付けられた状態で、カバー本体部37の表面はスポーク14の表面に対して連続的に連なるように配設される。
また、取付プレート40は、金属板等により形成された部材であり、上記エアバッグ32、インフレータ34及びカバー36が取付けられる部材である。ここでは、エアバッグ32、インフレータ34及びカバー36は、取付プレート40に直接的に取付けられているが、他のブラケット等を介して間接的に固定されていてもよい。この取付プレート40については、後により詳細に説明する。
そして、インフレータ34からのガス供給により、エアバッグ32が膨張すると、そのエアバッグ32が膨張展開する力を受けてカバー36が割開かれる。これにより、エアバッグ32がステアリングホイール10と運転者との間で袋状に膨張展開するようになっている。
上記エアバッグ装置30をステアリングホイール10に取付けるための構成について説明する。
図9は取付プレート40、保持部材60及び係止体70を示す正面図であり、図10は取付プレート40を示す概略正面図であり、図11は係止体70を示す正面図であり、図12は取付プレート40、保持部材60及び付勢補助部材74を示す分解斜視図である。
すなわち、本エアバッグ装置30の取付プレート40に、保持部材60を介して係止体70が保持されている。そして、上記取付部材18が係止体70に脱着可能に係止することで、エアバッグ装置30がステアリングホイール10に取付けられる。
より具体的には、取付プレート40は、金属板をプレス加工等することにより形成された部材であり、主取付板部42と、側方固定板部54、下方固定板部56及び上方固定板部42aとを有している。
主取付板部42は、カバー36の囲壁部38の開口を閉塞可能な程度の大きさを有する板状に形成されている。また、主取付板部42の中央部にインフレータ本体部34aを配設可能なインフレータ配設孔44hが形成されている。このインフレータ配設孔44hの外周の略方形領域部分は、さらにその外周よりも段44sを介してエアバッグ32側に突出するインフレータ取付板部44に形成されている。そして、インフレータ本体部34aをインフレータ配設孔44h内に配設した状態で、取付フランジ34bをインフレータ取付板部44に重ねてねじ止等により固定することにより、インフレータ34が本取付プレート40に取付固定される。
また、インフレータ取付板部44の外周側部分は、当該インフレータ取付板部44のエアバッグ32側表面よりも段44sを介してステアリングホイール10側に凹む凹部46に形成されている。この凹部46内に係止体70が配設されている。ここでは、凹部46は、インフレータ配設孔44hを4方から囲むように形成されている。もっとも、凹部はインフレータ配設孔を少なくとも2方向から囲む領域に形成されていればよい。なお、凹部46の深さ寸法は、係止体70の半径よりも大きく(ここでは十分に大きく)設定されており、係止体70の断面の半分以上がインフレータ取付板部44の表面よりも突出しないように設けられていることが好ましい。より好ましくは、凹部46の深さ寸法は、係止体70の径よりも大きく(ここでは十分に大きく)設定されており、係止体70の全体がインフレータ取付板部44の表面よりも突出せず、インフレータ取付板部44の表面よりも凹部46側に低い位置にあることが好ましい。もっとも、この凹部46を形成することは必須ではない。主取付板部はフラットな板状に形成されていてもよい。
ここで、係止体70は、弾性変形可能な線状材、より具体的には弾性変形可能な金属ワイヤを曲げ変形させることによって形成され、中間線状部分である中間ワイヤ部分70aと一対の側方線状部分である側方ワイヤ部分70bとがU字状をなすように連なる形状に形成されている。前記中間ワイヤ部分70aに対しては、その外周側より第1取付部材18Aが係止される。ここでは、主取付板部42の主面に沿って中間ワイヤ部分70aに略直交する外方向から第1取付部材18Aが中間ワイヤ部分70aに係止する。
また、一対の側方ワイヤ部分70bに対しては、それぞれの外周側より第2取付部材18Bが係止される。一対の側方ワイヤ部分70bは、直線部分70b1と付勢用傾斜部分70b2とをそれぞれ有している。係止体70を取付プレート40に取付ける前の初期状態では、一対の側方ワイヤ部分70bの直線部分70b1は、その先端側に向けて広がっている。そして、一対の側方ワイヤ部分70bを押し狭めた状態で、係止体70を取付プレート40に取付けると、一対の側方ワイヤ部分70bの直線部分70b1が互いに平行状態となる。この状態で、一対の第2取付部材18Bがそれぞれ一対の側方ワイヤ部分70bの直線部分70b1に係止するようになっている。
また、一対の側方ワイヤ部分70bの先端部には、その先端側に向けて一対の側方ワイヤ部分70bの近接方向に傾斜する付勢用傾斜部分70b2が設けられている。この付勢用傾斜部分70b2は、中間ワイヤ部分70aが第1取付部材18Aに対して係止する方向に対して傾斜しているともいえる。そして、係止体70が取付プレート40に取付けられた状態で、付勢用傾斜部分70b2を付勢補助部材74に摺接させることで、中間ワイヤ部分70aを第1取付部材18Aに係止させる方向に付勢させる力を作用させている。この点については、さらに後でも説明する。
この係止体70が凹部46に設けられていると、係止体70が取付プレート40からなるべく突出しないようにすることができる。これにより、取付プレート40にエアバッグ32、インフレータ34、カバー36等を取付ける作業中等に作業者の手等が係止体70に不用意に接触することを抑制できる。特に、係止体70の断面の半分以上がインフレータ取付板部44のエアバッグ32側表面よりも突出しないようにすることで、作業者の手等が係止体70に接触することをより確実に抑制できる。これにより、組立作業中における係止体70の外れ等を抑制でき、円滑に組立作業を実施することができる。
また、係止体70を凹部46内に配設することで、主取付板部42の主面方向に沿った係止体70の移動範囲を規制することができる。係止体70の好ましい移動範囲については、後で説明する。
また、凹部46がインフレータ配設孔44hを囲むように設けられているため、インフレータ34を囲むようにして係止体70を配設し、複数箇所(ここでは3箇所)で取付部材18を係止体に係止させることができる。これにより、エアバッグ装置30の取付状態がより安定する。
また、係止体70は取付プレート40に対してエアバッグ32側に設けられているため、エアバッグ32、インフレータ34、カバー36等を取付プレート40に取付けてエアバッグ装置30を組付けた後は、係止体70に対する作業者の手等による外力は作用し難くなり、係止体70が外れ難くなる。また、係止体70は、取付プレート40のうちインフレータ取付板部44の表面よりもステアリングホイール10側に凹む凹部46に設けられているため、取付プレート40とカバー36との間にエアバッグ32の収容空間を十分に確保し易い。しかも、エアバッグ32が膨張展開する際、凹部46内に配設された係止体70とは干渉し難く、従って、エアバッグ32は安定して膨張展開する。
また、係止体をエアバッグ側に設けると、係止体が折畳まれたエアバッグと干渉するため、取付部材と脱着する際に必要となる係止体の変形可能スペースを確保できない恐れが生じる。すなわち、係止体と折畳まれたエアバッグとが干渉して係止体が変形できず、取付部材との脱着がうまく行えない恐れが生じ得る。これに対して、本実施形態では、係止体70が凹部46内に設けられているため、折畳まれたエアバッグ32と干渉し難く、係止体70の変形をスムーズに行える。このため、取付部材18と係止体70との脱着を容易に行うことができる。
この係止体70を取付プレート40に保持する構成については、後にさらに説明する。
主取付板部42の両側部に一対の側方固定板部54が設けられ、主取付板部42の下部に下方固定板部56が設けられている。一対の側方固定板部54及び下方固定板部56は、カバー36側に向けて囲壁部38に沿って延出するように設けられている。そして、一対の側方固定板部54及び下方固定板部56が囲壁部38に対してリベット締等で固定されることにより、取付プレート40とカバー36とが固定される。なお、主取付板部42の上方にも、カバー36の反対側に向けて延出する上方固定板部42aが設けられており、当該上方固定部42aもカバー36に対してリベット締、ねじ止等により固定されている。
また、主取付板部42の側部から側方固定板部54に至るそれぞれの部分に、側方保持部材取付凹部55が形成されている(図12参照)。側方保持部材取付凹部55のうち主取付板部42側の部分55aは、取付部材18を挿入可能な切り欠き孔状に形成され、側方保持部材取付凹部55のうち側方固定板部54側の部分55bは保持部材60を挿入可能な切り欠き孔状に形成されている。また、主取付板部42の下部に、下方保持部材取付凹部57が形成されている。この下方保持部材取付凹部57は、取付部材18を挿入可能な切り欠き孔状に形成されている。下方固定板部56の一方側の側縁部は、下方保持部材取付凹部57の一方の側部から連続するようにしてカバー36側に延びている。これらの一対の側方保持部材取付凹部55及び下方保持部材取付凹部57は、上記3つの取付部材18に対応する位置に形成されている。
保持部材60は、樹脂等の非導電性材料によって形成された部材であり、係止体70の延在方向中間部(付勢用傾斜部分70b2を除く部分)を支持することによって、当該係止体70を取付プレート40に対して保持可能に構成されている。より具体的には、保持部材60は、軸方向に沿って取付部材18を挿入可能な半円筒状に形成されている。この保持部材60の外周部分に主取付板部42の厚みに応じた固定溝61が形成されると共に、保持部材60の外周両側部に係止凸部62が形成されている。係止凸部62は、保持部材60の外周の中央から端部側に向けて順次高さ寸法が大きくなる凸部に形成されている。
そして、一対の側方保持部材取付凹部55及び下方保持部材取付凹部57のそれぞれに対して保持部材60を外側より挿入する。すると、側方保持部材取付凹部55のうち主取付板部42側の部分55aの周縁部或は下方固定板部56の周縁部が保持部材60の固定溝61内に嵌め込まれる。また、係止凸部62が、側方保持部材取付凹部55のうち側方固定板部54側の部分55bの両側縁部或は下方固定板部56の一方側の側縁部に、内側より係止する。これにより、保持部材60が取付プレート40に対して取付固定される。
この取付状態では、取付プレート40の正面視において、保持部材60の内部空間は、側方保持部材取付凹部55のうち主取付板部42側の部分55a或は下方保持部材取付凹部57に対して略同一位置にある。従って、複数の取付部材18を対応する保持部材60に一括して挿入できるようになっている。
また、各保持部材60の外周部分には、係止体70を挿入可能な係止体保持溝64が形成されている。係止体保持溝64は、凹部46の表面に対する直交方向では係止体70をなるべくがたつきなく保持できるように、係止体70の直径と略同一の溝幅であることが好ましい。また、係止体保持溝64は、保持部材60を取付プレート40に取付けた状態で、凹部46のエアバッグ32側表面よりも離れた位置(ここでは僅かに離れた位置)に形成されている。そして、係止体保持溝64内に挿入された係止体70が凹部46のエアバッグ32側表面と非接触状態で保持されるようになっている。
また、上記保持部材60の取付状態において、保持部材60の一端部は取付プレート40とカバー36との間のエアバッグ収容空間に突出するように配設される。そして、保持部材60のうちの当該突出して配設される部分の先端部は、エアバッグ収容空間の内側に向けて高さ寸法が順次小さくなるように傾斜する傾斜面65に形成されている。この傾斜面65は、取付部材18の傾斜面22aと同じく、干渉抑制部としての機能を奏する部分である。この傾斜面65は、必ずしも平面である必要はなく、曲面をなしていてもよい。
すなわち、エアバッグ収容空間内で膨張展開するエアバッグ32が取付部材18及び保持部材60に接触しても、当該エアバッグ32は傾斜面22a及び傾斜面65によってカバー36側に案内される。これにより、エアバッグ32と、取付部材18及び保持部材60との干渉が抑制される。これにより、エアバッグ32の展開動作を安定させることができる。
また、取付プレート40に、一対の付勢用傾斜部分70b2のそれぞれに当接可能な一対の付勢補助部材74が設けられている。付勢補助部材74は、係止体70の一対の付勢用傾斜部分70b2に摺接可能な位置で上記取付プレート40に固定されている。
すなわち、取付プレート40のうち係止体70の一対の付勢用傾斜部分70b2に対応する位置に、付勢補助部材固定孔47が形成されている。ここでは、付勢補助部材固定孔47は、三角形の頂点を切除した孔形状に形成されている。この付勢補助部材固定孔47の外周縁部に回り止凹部47aが形成されている(図12参照)。
付勢補助部材74は、樹脂等により形成された長尺状部材であり、一端から他端に向けて、摺接部75、板部76、係止部77及びバネ固定部78が設けられた構成とされている(特に図12参照)。
板部76は、板状、ここでは一端が円形状を描くと共に他端が尖る涙滴形状に形成されており、付勢補助部材固定孔47に対してエアバッグ32側周縁部に配設されるようになっている。この板部76のうち取付プレート40に接する側の面には、上記周り止凹部47aに嵌め込み可能な周り止凸部76aが形成されている。
摺接部75は、弧状壁形状に形成されており、その膨出側部分を板部76の他端側の尖っている部分に向けた姿勢で、板部76の一端側の円形状部分に突設されている。
係止部77は、上記付勢補助部材固定孔47に挿入可能な板形状(三角形の頂点を切除した板状)に形成されている。この係止部77と上記板部76との間には、取付プレート40のうち付勢補助部材固定孔47の周縁部を挟み込み可能な隙間77aが形成されている。
また、バネ固定部78は、係止部77から摺接部75の反対側に向けて延出する長尺状に形成されている。ここでは、バネ固定部78は、筒状部材を3分割した構成としているが、必ずしもその必要はない。また、バネ固定部78の基端部には、バネ79を係止可能な突起部78aが形成されている。そして、バネ79をバネ固定部78に外嵌めすると、当該バネ79の一端部が係止部77に当接した状態で突起部78aにより係止固定されるようになっている。
上記付勢補助部材74は、次のようにして取付プレート40に固定されている。すなわち、付勢補助部材74の係止部77及びバネ固定部78を、付勢補助部材固定孔47に対してエアバッグ32側より挿入する。そして、係止部77を付勢補助部材固定孔47に通した後、付勢補助部材74を適宜回転させて、板部76と係止部77との間に付勢補助部材固定孔47の周縁部が挟持されるようにする。この際、板部76の他端側の尖った部分及び摺接部75の膨出側部分を側方ワイヤ部分70b(下方)に向けた姿勢とする。これにより、板部76の他端側の尖った部分が凹部46と付勢用傾斜部分70b2との間に配設可能に構成されると共に、摺接部75の膨出側部分が付勢用傾斜部分70b2の外向き部分に摺接可能に構成される。このため、付勢補助部材74に対する付勢用傾斜部分70b2の位置或は姿勢変更に拘らず、付勢用傾斜部分70b2を摺接部75の膨出側部分に円滑に摺接させることができる。なお、この固定状態で、板部76に形成された回り止凸部76aが、取付プレート40に形成された回り止凹部47aに嵌り込んでいる。これにより、付勢補助部材74の組付時の位置決め及び組付後の回転防止が図られている。
なお、このように付勢補助部材74が取付プレート40に固定された後、バネ79がバネ固定部78に取付固定される。なお、ここでは、取付プレート40の下側部分にも付勢補助部材74を取付けている。この位置に設けられた付勢補助部材74は、主としてこの位置でバネ79を支持するための役割を有している。
上記係止体70は、次のようにして保持部材60によって取付プレート40に対して保持されている。係止体70を取付プレート40の凹部46内に配設する。この状態で、係止体70を保持部材60の係止体保持溝64に挿入しつつ、一対の側方保持部材取付凹部55に対して保持部材60を外側より挿入する。すると、一対の側方ワイヤ部分70bが押し狭められ、この反作用によって一対の側方ワイヤ部分70bが外方に広げる力が作用する。この力が、係止体70の一対の側方ワイヤ部分70bと第2取付部材18Bとを係止させる方向への力として作用する。また、同様に、係止体70を保持部材60の係止体保持溝64に挿入しつつ、下方保持部材取付凹部57に対して保持部材60を外側より挿入すると、中間ワイヤ部分70aが一対の側方ワイヤ部分70b間に向けて押込まれ、一対の付勢用傾斜部分70b2が一対の付勢補助部材74に押込まれる。これにより、一対の付勢用傾斜部分70b2が直線部分70b1に沿って一対の付勢補助部材74に押付けられて摺接しつつ、係止体70全体も弾性変形する。この反作用による力、即ち、一対の側方ワイヤ部分70bが外方に広がろうとする力及び係止体70全体が直線部分70b1の方向に沿って原形に復帰しようとする力が中間ワイヤ部分70aと第1取付部材18Aとを係止させる方向への力として作用する。これにより、中間ワイヤ部分70aが取付プレート40の下方の保持部材60の係止体保持溝64に挿入保持されると共に、一対の側方ワイヤ部分70bが取付プレート40の両側の保持部材60の係止体保持溝64に挿入保持された状態で、係止体70が取付プレート40に対してエアバッグ32側に保持される。この状態では、一対の付勢用傾斜部分70b2と一対の付勢補助部材74との摺接によって、中間ワイヤ部分70aを第1取付部材18Aに係止させる方向に付勢した状態で、係止体70が保持部材60を介して取付プレート40に対して保持されている。
また、この状態では、係止体70は保持部材60によって取付プレート40に対して非接触状態に保持されている。さらに、付勢補助部材74によっても、係止体70と取付プレート40とのより確実な非接触状態が保たれている。
もっとも、保持部材60を取付プレート40に取付けた後、係止体70を取付プレート40に保持するようにしてもよい。この場合、一対の側方ワイヤ部分70bを押し狭めた状態で、係止体70の中間ワイヤ部分70aを取付プレート40の下方に取付けられた保持部材60の係止体保持溝64に挿入すると共に、一対の側方ワイヤ部分70bを取付プレート40の両側に取付けられた保持部材60の係止体保持溝64に挿入する。その後、一対の側方ワイヤ部分70bを押し狭める力を解除するとよい。
図13は係止体70の動作を示す説明図である。図13では、通常状態の係止体70を2点鎖線で、上方に移動させた係止体70を実線で示している。
まず、上記係止体70の通常取付状態では、付勢用傾斜部分70b2が摺接部75の膨出側部分に接触している。この状態で、係止体70を上方に移動させると、付勢用傾斜部分70b2が摺接部75の膨出側部分に摺接しつつ内側によせられる。これにより、係止体70自身の弾性力に抗して一対の側方ワイヤ部分70bが押し狭められる。そして、係止体70を上方に移動させる力を解除すると、係止体70自身の弾性力によって一対の側方ワイヤ部分70bが広げられる。これにより、付勢用傾斜部分70b2が外方に移動しつつ摺接部75の膨出側部分に摺接する。すると、係止体70は下方の保持部材60の係止体保持溝64に向けて付勢される。この付勢力は、中間ワイヤ部分70aを対応する取付部材18に係止させる外方向に向けて押す力として作用することとなる。
上記のようにして、係止体70は、各取付部材18に係止する方向に付勢力を作用させる態様で、取付プレート40に対して保持されている。
なお、係止体70を段44sに当接させるまで上方に移動させた状態で、一対の側方ワイヤ部分70bは対応する保持部材60の係止体保持溝64から脱することができないように、保持部材60の係止体保持溝64の位置及び段44sの位置が設定されている。これにより、係止体70の不用意な外れが抑制される。
なお、上記係止体70の取付状態で、係止体70の断面の半分以上がインフレータ取付板部44のエアバッグ32側表面よりも突出しないことが好ましい。換言すれば、係止体70の断面の半分以上がインフレータ取付板部44のエアバッグ32側表面よりもエアバッグ32側にあることが好ましい。
図14はステアリングホイール10に取付プレート40を取付けた状態を示す正面図であり、図15は図14のXV−XV線における断面図であり、図16及び図17は取付部材18が係止体70に係止する動作を示す説明図である。なお、図16及び図17では、説明の便宜上、取付本体部材20とキャップ部材24とを一体化して描いている。
これらの図に示すように、各取付部材18は、取付プレート40に固定された保持部材60にステアリングホイール10側より挿入されることにより、保持部材60内で係止体70に係止する。
すなわち、各取付部材18を対応する保持部材60内に挿入するように、エアバッグ装置30をステアリングホイール10に向けて押付ける。すると取付部材18の先端部の傾斜面22aが係止体70に接触する(図16参照)。すると、当該傾斜面22aによって係止体70が自己の内側に向けて押込まれるように弾性変形する。そして、取付部材18の係止突部22を超えると、係止体70が弾性復帰する(図17参照)。すると、係止体70は、柱部21と係止突部22の内側のコーナー部分に当接係止する(図15参照)。上記が複数の取付部材18と対応する保持部材60内の係止体70部分との間で一括して或は順次行われる。これにより、複数の取付部材18と対応する保持部材60内で係止体70に対して抜け止係止され、エアバッグ装置30がステアリングホイール10に対して取付固定されることとなる。
また、このエアバッグ装置30では、上記係止体70の取付状態において、取付プレート40の主面に沿った係止体70の移動によって、第1取付部材18A及び一対の第2取付部材18Bが係止体70から一括して解除不能なように設定されている。そのような設定は、係止体70の形状、大きさ等を考慮した上で、第1取付部材18Aと一対の第2取付部材18Bが係止体70に係止する態様、一対の付勢用傾斜部分70b2と一対の付勢補助部材74との当接態様、取付プレート40の主面に沿った係止体70の移動可能な範囲を適切に調整することで実現できる。
第1取付部材18Aと一対の第2取付部材18Bが係止体70に係止する態様は、例えば、第2取付部材18Bの位置、係止体70に引っ掛かる主要部分である係止突部22の形状、突出寸法等が含まれる。例えば、係止突部22の突出寸法が大きければ係止体70は係止解除され難い要因となり、逆に、係止突部22の突出寸法が小さければ、係止体70は係止解除され易い要因となる。
また、一対の付勢用傾斜部分70b2と一対の付勢補助部材74との当接態様としては、直線部分70b1に対する付勢用傾斜部分70b2の傾斜角度、一対の付勢用傾斜部分70b2と一対の付勢補助部材74との接触位置(例えば、当該位置に関して、直線部分70b1に対する垂直距離、直線部分70b1と付勢用傾斜部分70b2との境界からの距離)等が含まれる。これらが変れば、係止体70を移動させた際において、一対の第2取付部材18Bに対する一対の側方ワイヤ部分70bの変位量が変動し、係止体70からの第2取付部材18Bの解除され易さが変動するからである。
取付プレート40の主面に沿った係止体70の移動可能な範囲は、例えば、凹部46によって設定される。すなわち、係止体70の内側に凹部46を形作る段44sが存在するため、係止体70を取付プレート40の主面方向に沿って移動させると、係止体70は当該段44sに当接することでその移動範囲が規制されている。そして、係止体70の移動範囲が規制されると、一対の付勢用傾斜部分70b2と一対の付勢補助部材74との摺接態様も規制され、係止体70と第2取付部材18Bとの係止解除を抑制するようにすることもできる。
例えば、図18及び図19に示すように、通常状態では、係止体70は、柱部21と係止突部22の内側のコーナー部分に当接係止している。この状態で、係止体70を取付プレート40の主面に沿って上方に移動させたとする(矢符P1参照)。すると、付勢用傾斜部分70b2が付勢補助部材74に摺接するので、側方ワイヤ部分70bが狭められる(矢符P2参照)。これにより、係止体70は係止突部22の先端部側に移動しようとする(矢符P3参照)。ところが、その途中で、中間ワイヤ部分70aが凹部46の段44sの下向き面に当接し、その上方への移動が抑制される。すると、係止体70は、係止突部22の先端部側へ移動する途中で停止し、係止突部22と係止した状態に維持される。このため、係止体70と一対の第2取付部材18Bとの係止解除が抑制される。
なお、仮に、中間ワイヤ部分70aと一対の側方ワイヤ部分70bとの連結部分のうち一方を押込むような力が作用したとする。そのような場合であっても、一対の第2取付部材18Bのうちの一方と係止体70との係止が解除されたとしても、他方の第2取付部材18Bと係止体70との係止状態は維持される。従って、一対の第2取付部材18Bと係止体70との同時解除は抑制される。
ここで、取付部材18Bの位置と付勢用傾斜部分70b2の傾斜角度を変更して、第2取付部材18Bと係止体70との係止状態が如何に変るかを検討してみた。
まず、図20に示すように、第2取付部材18Bが位置Aにある場合と位置Bにある場合とを考えてみる。位置Bは位置Aよりも側方ワイヤ部分70bの端部側(ここでは15mm)の位置にある。また、付勢用傾斜部分70b2の傾斜角度θを120°、125°、130°、135°、140°、145°、150°に変えて検討しみる。付勢用傾斜部分70b2の傾斜角度θは、直線部分70b1に対する傾斜角度である。なお、係止体70の幅(直線部分70b1間の幅)は114.6mmであり、中間ワイヤ部分70aが段44sに当接するまで6.5mm移動すると想定した。第2取付部材18Bと係止体70との係止状態は、第2取付部材18Bに対する係止体70の係り代(係止突部22の先端と係止体70との距離)で評価した。
検討結果は図21に示すようになった。すなわち、第2取付部材18Bが位置Bにある場合、即ち、付勢補助部材74に近ければ、係り代は小さくなり、第2取付部材18Bと係止体70とが係止解除され易くなる方向に作用することがわかる。また、付勢用傾斜部分70b2の角度θが大きければ、係り代は大きくなり、第2取付部材18Bと係止体70とが係止解除され難くなる方向に作用することがわかる。
上記の一検討例のように、係止体70の形状、大きさ等を考慮した上で、第1取付部材18Aと一対の第2取付部材18Bが係止体70に係止する態様、一対の付勢用傾斜部分70b2と一対の付勢補助部材74との当接態様、取付プレート40の主面に沿った係止体70の移動可能な範囲を適切に調整することで、第1取付部材18A及び一対の第2取付部材18Bが係止体70から一括して解除不能なように設定できることができる。
なお、所望時にエアバッグ装置30をステアリングホイール10から取外す場合には、各保持部材60において係止体70を順次内側に押込んで、順次係止を解除していけばよい。
なお、上記エアバッグ装置30の取付状態では、上記バネ79は、ステアリングホイール10の芯部材16と、取付プレート40との間に圧縮された状態で介在している。このバネ79は、ステアリングホイール10の芯部材16に対して取付プレート40を離反方向に付勢する役割を有している。この付勢力より、ステアリングホイール10との芯部材16と取付プレート40との間でがたつきを抑制している。
また、上記付勢力により、通常状態で、ステアリングホイール10との芯部材16と取付プレート40とが非接触状態に保たれる。これを利用して、本実施形態では、ステアリングホイール10との芯部材16と取付プレート40とにホーンスイッチ構造を組込んでいる。
すなわち、上記芯部材16には、取付プレート40側に露出するようにして少なくとも1つの固定側接点部16aが設けられている。本実施形態では、3つの固定側接点部16aが設けられる場合を想定している。もっとも、図1にはそのうちの一つだけが図示されている。また、取付プレート40には当該固定側接点部16aと対向する位置に可動側接点部40aが設けられている(図1、図8及び図9等参照)。これらの固定側接点部16a及び可動側接点部40aをオンオフスイッチとするホーン鳴動回路が組込まれている。そして、本エアバッグ装置30がステアリングホイール10に取付けられた状態では、バネ79の付勢力によって固定側接点部16aと可動側接点部40aとは非接触状態となっており、両者は非導通状態となっている。この状態で、運転者がカバー36を押すと、バネ79の付勢力に抗して取付プレート40がステアリングホイール10の芯部材16側に押される。これにより、可動側接点部40aが対応する固定側接点部16aに接触し、両者が導通状態となり、ホーンが鳴動するようになっている。
もっとも、この部分にホーンスイッチ構造を組込む必要はなく、カバー36の表面部分にホーンスイッチが組込まれていてもよい。
以上のように構成されたエアバッグ装置30によると、係止体70の一対の付勢用傾斜部分70b2と一対の付勢補助部材74との当接によって、中間ワイヤ部分70aが第1取付部材18Aに係止する方向に付勢されている。この付勢力によって、中間ワイヤ部分70aと第1取付部材18Aとを係止状態に保持することができる。このため、従来のように、外周を取り囲むように形成されたリブ等によってワイヤ等を保持する必要はなく、係止体70を第1取付部材18Aと係止可能な状態でより少ない接触箇所(ここでは保持部材60と付勢補助部材74との接触箇所)で保持することができる。その結果、エアバッグ装置30の設計自由度が増すと共に、材料コストの削減も可能となる。
また、係止体70が取付プレート40の主面に沿って移動した場合でも、係止体70と第1取付部材18A及び一対の第2取付部材18Bとが一括して外れないようになっているため、エアバッグ装置30の取付状態をより確実に維持することができる。
また、一対の第2取付部材18Bが係止体70に対してその両側外方から係止するため、エアバッグ32の膨張展開時の影響を予測して設計することができる。すなわち、エアバッグ32の膨張展開時の挙動は、エアバッグ32の蛇腹状或はロール状の一般的な折畳み形態からして、その側方で予測し易く斜め上方或は下方では予測し難い。そこで、一対の第2取付部材18Bを係止体70に対してその両側外方から係止させることで、エアバッグ32の膨張展開時の影響を予測して形状等の設計を行い易い。しかも、第1取付部材18Aが係止する方向とは異なる方向から、一対の第2取付部材18Bが係止体70に対して係止することができ、また、第1取付部材18Aと一対の第2取付部材18Bとで少なくとも3点で係止体70を保持することがきる。これにより、係止体70を安定して保持することができる。
<変形例>
なお、付勢補助部材の傾斜方向は、一対の側方ワイヤ部分に対して外向きであっても内向きであってもよい。
また、一対の側方ワイヤ部分の直線部分は、取付プレートへの取付状態で必ずしも平行である必要はない。
また、第2取付部材は、側方ワイヤ部分70bに対して内側から係止しても外側から係止してもよい。
また、保持部材60の位置で主取付板部42が係止体70に係止することは必須ではない。保持部材の外側方位置等で、取付部材が係止体と係止する構成であってもよい。
また、本実施形態では、係止体70が取付プレート40に対してステアリングホイール10側にある例で説明したが、必ずしもその必要はなく、係止体は取付プレートに対してステアリングホイール側に設けられていてもよい。
また、上記バネ79は必ずしも必須ではない。例えば、本スイッチ構造を組込まない場合には、バネ79自体省略されてもよい。また、バネは、ゴムその他の弾性部材によって代替されていてもよい。
10 ステアリングホイール
16 芯部材
18 取付部材
18A 第1取付部材
18B 第2取付部材
30 エアバッグ装置
32 エアバッグ
34 インフレータ
36 カバー
40 取付プレート
44s 段
46 凹部
60 保持部材
70 係止体
70a 中間ワイヤ部分
70b 側方ワイヤ部分
70b1 直線部分
70b2 付勢用傾斜部分
74 付勢補助部材
75 摺接部

Claims (4)

  1. 第1取付部材が突設されたステアリングホイールに取付けられるエアバッグ装置であって、
    エアバッグと、
    前記エアバッグを膨張展開可能なインフレータと、
    折畳まれた前記エアバッグを覆うカバーと、
    前記エアバッグ、前記インフレータ及び前記カバーが固定される取付プレートと、
    弾性変形可能な線状材によって、中間線状部分と一対の側方線状部分とがU字状をなすように連なる形状に形成され、前記第1取付部材が前記中間線状部分にその外周側より係止される係止体と、
    前記係止体を前記取付プレートに対して保持する保持部材と、
    を備え、
    前記一対の側方線状部分の端部のそれぞれが、前記中間線状部分が前記第1取付部材に係止する方向に対して傾斜する付勢用傾斜部分に形成され、
    前記取付プレートに、一対の前記付勢用傾斜部分のそれぞれに当接可能な一対の付勢補助部材が設けられ、
    前記一対の付勢用傾斜部分を前記一対の付勢補助部材にそれぞれ当接させて、前記中間線状部分を前記第1取付部材に係止させる方向に付勢した状態で、前記係止体が前記保持部材を介して前記取付プレートに対して保持されている、エアバッグ装置。
  2. 請求項1記載のエアバッグ装置であって、
    前記係止体は、前記ステアリングホイールに突設された一対の第2取付部材を、前記一対の側方線状部分のそれぞれに対して係止可能に設けられ、
    前記取付プレートの主面に沿った前記係止体の移動によって、前記第1取付部材及び前記一対の第2取付部材が前記係止体から一括解除不能なように、前記第1取付部材及び前記一対の第2取付部材が前記係止体に係止する態様と、前記一対の前記付勢用傾斜部分と前記一対の付勢補助部材との当接態様と、前記取付プレートの主面に沿った前記係止体の移動可能な範囲とが設定されている、エアバッグ装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載のエアバッグ装置であって、
    前記取付プレートが前記インフレータの取付部分よりも凹む凹部を有し、前記係止体が前記凹部に設けられ、
    前記第1取付部材及び前記一対の第2取付部材のうち少なくとも一つが前記係止体と係止した状態に維持されるように、前記凹部内における前記係止体の前記取付プレートの主面に沿った移動範囲が規制されている、エアバッグ装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか一つに記載のエアバッグ装置であって、
    前記係止体は、前記ステアリングホイールに突設された一対の第2取付部材を、前記一対の側方線状部分のそれぞれに対して係止可能に設けられ、
    前記一対の側方線状部分のそれぞれが、前記一対の第2取付部材との係止状態で互いに平行状態となる直線部分と前記付勢用傾斜部分とを有し、
    前記一対の側方線状部分の直線部分のそれぞれに前記一対の第2取付部材が係止可能に構成されている、エアバッグ装置。
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