JP5429295B2 - ステアリングコラムの支持装置 - Google Patents

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Description

この発明は、車両の操舵輪に舵角を付与するためのステアリング装置を構成するステアリングコラムを車体に対して支持する、ステアリングコラムの支持装置の改良に関する。
車両用のステアリング装置は、車両の進行方向を任意に変更するための装置であり、たとえば、自動車のステアリング装置は、図18に示すように、ステアリングホイール1の回転をステアリングギヤユニット2の入力軸3に伝達し、この入力軸3の回転に伴って左右1対のタイロッド4を押し引きして、前輪に舵角を付与する構造を備えている。ステアリングホイール1は、ステアリングシャフト5の後端部に支持固定されており、ステアリングシャフト5は、円筒状のステアリングコラム6を軸方向に挿通した状態で、ステアリングコラム6に回転自在に支持されている。また、ステアリングシャフト5の前端部は、自在継手7を介して中間シャフト8の後端部に接続し、中間シャフト8の前端部を、別の自在継手9を介して、入力軸3に接続している。
なお、図示の例は、ステアリングホイール1の上下位置を調節するためのチルト機構と、前後位置を調節するためのテレスコピック機構と、電動モータ10を補助動力源としてステアリングホイール1を操作するために要する力の低減を図る、電動式パワーステアリング装置とを組み込んでいる。このうちのテレスコピック機構を構成するために、ステアリングコラム6を、アウタコラム11とインナコラム12とをテレスコープ状に伸縮自在に組み合わせた構造とするとともに、ステアリングシャフト5を、アウタチューブ13とインナシャフト14とを、スプライン係合やセレーション係合などにより、トルク伝達自在に、かつ、伸縮自在に組み合わせた構造としている。
上述のようなステアリング装置を組み込んだ車両が他の車両などに衝突する衝突事故の際には、他の車両などに衝突する一次衝突に続いて、運転者の身体がステアリングホイール1に衝突する、二次衝突が発生する。この二次衝突の際に運転者の身体に加わる衝撃を緩和するために、ステアリングコラム6を車体15に対し、前方に向いた大きな力が加わった場合に脱落するように、支持カプセル16およびボルト17を介して支持している。この部分の構造に関しては、たとえば特許文献1〜4に記載されるように、従来から広く知られている。図19〜図20は、これらの特許文献に記載された構造とは相違するが、従来から一般的に知られている、車体に対してステアリングコラム6aを支持する部分の構造の1例を示している。
図19〜図20に示した従来構造は、ステアリングホイール1の高さ位置および前後位置を調節可能とするチルト・テレスコピック機構を実現するために、ステアリングコラム6aの中間部を、チルトロッド19を介して、支持ブラケット18に対して支持し、この支持ブラケット18を車体15に対して、前方に向いた大きな力が加わった際には脱落するように、支持している。支持ブラケット18は、鋼板などの十分な強度および剛性を有する金属板を曲げ形成した1枚の天板20と左右1対の側板21、21′を、溶接などにより接合固定して一体に形成したものである。
天板20の左右両端部で側板21、21′よりも左右両側に突出した部分を、支持ブラケット18を車体15に、二次衝突に伴って前方に脱落可能に取り付けるための取付板部22としている。それぞれの取付板部22には、取付板部22の後端縁に開口する切り欠き23を設けている。そして、それぞれの切り欠き23の内側には、支持カプセル16を組み付けている。支持カプセル16は、合成樹脂を射出成形することにより、あるいは軽合金をダイキャスト成形することにより製造される。支持カプセル16は、それぞれの左右両側面に形成した係止溝25と、取付板部22の一部で切り欠き23の両側部分とを係合させることにより、取付板部22に対して支持されている。また、それぞれの取付板部22の一部で切り欠き23の両側部分に形成した小通孔26aと支持カプセル16に形成した小通孔26bとを整合させた状態で、これらの取付板部22の小通孔26aと支持カプセル16の小通孔26bとの間を掛け渡すように、合成樹脂製または軽合金製の係止ピン(図示せず)をこれらの小通孔内に射出成形または圧入することにより、設置している。これにより、支持カプセル16は、大きな衝撃荷重が加わった場合にのみ取付板部22から後方に脱落する状態で、取付板部22に支持される。
この従来構造でも、チルト・テレスコピック機構を実現するため、前側のインナコラム12aの後部と後側のアウタコラム11aの前部とを、テレスコープ状に嵌合させて、軸方向の変位を可能とすることにより、ステアリングコラム6aを伸縮可能にしている。また、ステアリングシャフト5aに関しても、前側のインナシャフト14aの後部と後側のアウタシャフト13aの前部とを、軸方向の変位を可能に、かつ、トルクの伝達を可能に係合させている。そして、このうちのアウタシャフト13aをアウタコラム11aの内側に、深溝型玉軸受などのラジアル荷重およびスラスト荷重を支承可能な軸受により、回転のみ自在に支持している。ステアリングホイール1は、アウタシャフト13aの後端部でアウタコラム11aの後端開口部よりも後方に突出した部分に支持固定される。一方、インナコラム12aの前端部は、減速機ケース30に固設した支持腕部31の先端部に挿通した横軸32(図18参照)により、車体に対して、上下方向の揺動変位を可能に支持される。
ステアリングホイール1の上下位置および前後位置を調節可能にすべく、アウタコラム11aの前部を、支持ブラケット18を構成する、側板21、21′同士の間に挟持している。アウタコラム11aは、軽合金のダイキャスト成形により製造されており、前部下面に被挟持部33を、下方に突出する状態で設けている。この被挟持部33の幅方向中央部にはスリット部34を設けて、アウタコラム11aの前部の直径を、弾性的に拡縮できるようにしている。また、スリット部34を挟む状態で、それぞれがアウタコラム11aの軸方向に長い1対のテレスコピック用長孔35を、互いに整合する状態で形成している。さらに、側板21、21′に、横軸32を中心とする部分円弧状で、上下方向に長いチルト用長孔36a、36bを、互いに整合する状態で形成している。そして、これらのチルト用長孔36a、36bとテレスコピック用長孔35のそれぞれとを、互いに交差する状態で組み合わせて、これらの長孔にチルトロッド19を挿通している。
このチルトロッド19は、基端部(図20の右端部)に設けた外向フランジ状の鍔部37の外周面の幅方向両側の一部に形成した1対の略平面部とチルト用長孔36aの側縁とを係合させている。したがって、チルトロッド19は、それ自身の中心軸周りに回転することはないが、チルト用長孔36a、36bに沿った昇降は自在である。また、アウタコラム11aは、チルトロッド19を設置した支持ブラケット18に対して、このチルトロッド19が両側のテレスコピック用長孔35内で変位できる範囲で、前後方向に変位可能である。また、チルトロッド19の先端部(図20の左端部)に固定したナット38と一方(図20の左方)の側板21′の外側面との間に、このナット38の側から順に、スラスト軸受39、調節レバー40の基端部、および、カム機構41を設けている。このカム機構41を構成する1対のカム板素子42a、42bのうち、一方の側板21′に対向する一方のカム板素子42aは、この側板21′に形成したチルト用長孔36bの側縁との係合により回転を阻止された状態で、このチルト用長孔36bに沿った昇降が自在となっている。また、他方のカム板素子42bは、調節レバー40の基端部と相対変位を阻止された状態で係合しており、この調節レバー40の揺動に基づいて回動し、一方のカム板素子42aとの係合に基づき、カム機構41の、軸方向に関する厚さ寸法を拡縮するようにしている。
このようなステアリング装置を車体に組み付けるには、支持カプセル16に形成した通孔43を挿通したボルトあるいはスタッドにより、支持ブラケット18を車体に対して支持する。ステアリングホイール1の上下位置と前後位置との一方または双方を調節する際には、調節レバー40を所定方向に揺動変位させることにより、カム機構41の軸方向に関する厚さを縮める。この結果、支持ブラケット18を構成する1対の側板21、21′同士の間隔が拡がるとともに、アウタコラム11aの直径が拡がる。この状態で、チルト用長孔36a、36bに沿ってチルトロッド19が変位できる範囲内でステアリングホイール1の上下位置を調節可能になる。また、このチルトロッド19がテレスコピック用長孔35内で変位できる範囲内で、ステアリングホイール1の前後位置を調節可能になる。カム機構41の軸方向に関する厚さを縮めた状態のまま、ステアリングホイール1を所望位置にまで移動させた後、調節レバー40を、逆方向に揺動変位させる。この結果、カム機構41の軸方向に関する厚さが拡がって、側板21、21′同士の間隔が縮まるとともに、アウタコラム11aの直径が縮まり、ステアリングホイール1が、調節後の位置に保持される。なお、支持ブラケット18とチルトロッド19との間にバランススプリング44を設けて、このチルトロッド19とともに昇降する部分の重量を支持し、ステアリングホイール1の位置調節時に、このステアリングホイール1を大きな力で支持する必要がないようにしている。
二次衝突時に、このステアリングホイール1からステアリングコラム6aに対し、前方に向いた強い力が加わると、取付板部22の小通孔26aと支持カプセル16に形成した小通孔26bとの間に掛け渡した係止ピンが裂断する。そして、支持カプセル16がそのままの位置に止まったまま、取付板部22が前方に変位して、支持カプセル16が切り欠き23から後方に脱落する。これにより、ステアリングホイール1の前方への変位が許容され、このステアリングホイール1に衝突した運転者の身体に加わる衝撃が緩和される。
このような従来構造の場合、二次衝突に伴って支持カプセル16が切り欠き23から後方に脱落した後の状態では、車体15に対しステアリングコラム6aが支持されない状態となる。この状態では、ステアリングホイール1の位置が定まらず、このステアリングホイール1により操舵輪に対し適切な舵角を付与することが困難となる。衝突事故の程度によっては、車体15に対するステアリングコラム6aの支持力が喪失した後にも、車両が自走可能であったり、あるいは、自走できないにしても、車両を押して路肩に退避させなければならなかったりする場合がある。このような場合に、ステアリングホイール1による適切な操舵を行えない状態となってしまうことは、好ましくない。
これに対して特許文献5には、ステアリングコラム側に前後方向に設けた衝撃吸収用の部材を車体側に固定した部材の間に挿通して、二次衝突に伴ってステアリングホイールが前方に変位しても、ステアリングコラムが下方に落下することを防止できる構造が記載されている。ただし、このような構造では、二次衝突後の状態では、衝撃吸収用の部材を介してステアリングコラムを吊り下げるため、構造が複雑で、ステアリングコラム装置の高さ寸法(上下方向の寸法)が嵩むだけでなく、二次衝突後には、このステアリングコラムの支持剛性が、通常状態よりも相当に低くなるものと考えられる。また、二次衝突時には、運転者の身体からステアリングコラムに、このステアリングコラムを傾斜させる方向の力が加わる場合が多いが、このような場合、衝撃吸収用の部材と車体側に固定した部材との相対変位が滑らかに行われなくなって、ステアリングコラムの前方への変位が円滑に行われなくなったり、これらの部材のうちの何れかが破損したりする可能性がある。
また、特許文献6には、ステアリングコラム側に設けたスライダと車体側に設けたガイドレールとにより、このステアリングコラムを軸方向の摺動を可能に吊り下げた構造が記載されている。このような構造によっても、二次衝突後にステアリングコラムが落下することを防止できる。ただし、特許文献6に記載された構造は、特許文献5に記載された構造以上に複雑で、ステアリングコラム装置の高さ寸法が嵩むものと考えられる。また、二次衝突時にステアリングコラムを傾斜させる方向の力が加わった場合には、特許文献5に記載された構造と同様の問題を生じるものと考えられる。
特開2004−182216号公報 特開2004−338509号公報 特開2005−53349号公報 特開2005−96731号公報 特開2005−280654号公報 特開2006−192971号公報
本発明の目的は、上述のような事情に鑑み、高さ寸法の増大を抑えて、しかも、二次衝突時におけるステアリングコラムの前方への変位を円滑に行わせる機能を確保しつつ、二次衝突に伴ってステアリングホイールとともにステアリングコラムが前方に変位した場合にも、このステアリングコラムが落下することを防止できる構造を提供することにある。
本発明のステアリングコラムの支持装置はいずれも、非脱落側ブラケットと、脱落側ブラケットと、それぞれ1対ずつの結合部材および支持カプセルとを備える。
このうちの非脱落側ブラケットは、ステアリングコラムの軸方向中間部の上方で車体に対し支持固定されるもので、天板部と1対の長孔とを備える。この天板部は、このステアリングコラムの軸方向に設けられている。また、前記長孔は、前記天板部の一部に、互いに平行に、かつ、このステアリングコラムの軸方向に伸長するように形成されている。
前記脱落側ブラケットは、前記ステアリングコラムの軸方向中間部に支持されている。この脱落側ブラケットは、下板部と1対の取付孔とを備える。この下板部は、前記天板部の下面にその上面を対向させた状態で設けられている。また、前記取付孔は、前記下板部の一部で前記長孔の後端部にそれぞれ整合する部分に形成されている。
前記支持カプセルは、前記長孔のそれぞれの後端部において、これらの支持カプセルに対して加わる前方に向いた衝撃荷重に基づいて、これらの長孔に沿って前方への変位を可能に設置している。このために、たとえば請求項2に記載した発明の場合には、前記支持カプセルと前記天板部との互いに整合する位置に形成した係止孔同士の間に、剪断方向の衝撃荷重により裂断可能な係止ピンを掛け渡す。また、前記支持カプセルを、前記長孔から前記天板部の厚さ方向(上下方向)に抜け出さないようにしている。
特に請求項1に記載した発明にあっては、前記支持カプセルに形成した通孔を、上側部分の断面積が下側部分の断面積よりも広くなるように構成している。また、前記支持カプセルを、前記長孔の幅寸法よりわずかに小さい幅寸法を有し、前記長孔に前後方向の変位を可能に係合するガイド部と、このガイド部の上側部分に設けられた、前記長孔の幅寸法よりも大きな幅寸法を有する鍔部とを備えたものとしている。そして、この鍔部と前記下板部とを、前記天板部の厚さ方向に関し、この天板部のうちで前記長孔の両側部分に位置させることにより、前記支持カプセルをこれらの長孔に沿った変位を可能に、かつ、これらの長孔から前記天板部の厚さ方向に抜け出さないように設置している。
さらに、前記脱落側ブラケットは前記支持カプセルに対して、前記取付孔、および、これらの支持カプセルを上下方向に貫通する状態で設けた通孔を挿通した、前記結合部材により結合している。
特に請求項1に記載した発明にあっては、前記結合部材が、合成樹脂を、前記取付孔と前記通孔とに、これらの取付孔と通孔の間に掛け渡す状態で、射出成形することにより形成された柱状部材としている。そして、この柱状部材の下端部で前記下板部の下面よりも下方に突出した部分に外向フランジ状の第2鍔部を形成しており、この第2鍔部と、前記柱状部材の上端部で前記通孔の上側部分に存在する部分との間で、前記天板部を上下両側から挟持している。
また、請求項3に記載した発明にあっては、前記支持カプセルを合成樹脂製としており、これらの支持カプセルを、前記係止ピンとともに射出成形している。すなわち、前記非脱落側ブラケットの天板部のうちで前記長孔の後端部近傍部分、並びに、前記脱落側ブラケットの下板部を、射出成型用のキャビティ内にセットした状態で、このキャビティ内に合成樹脂を送り込み、インサート成形する。
あるいは、請求項2に記載した発明を実施する場合には、前記支持カプセルを、アルミニウム合金などの軽合金製とし、前記係止ピンを、軽合金製あるいは合成樹脂製とすることもできる。軽合金製の係止ピンは、あらかじめピン状としたものを前記係止孔のそれぞれに打ち込むことで、これらの係止孔内に装着できる。また、合成樹脂製の係止ピンは、熱可塑性の合成樹脂を、前記係止孔のそれぞれに射出成形することで、これらの係止孔内に装着できる。
上述のような請求項2、3に記載した発明を実施する場合に、たとえば請求項4に記載した発明のように、前記長孔の幅寸法よりわずかに小さい幅寸法を有し、前記支持カプセルを、前記長孔に前後方向の変位を可能に係合するガイド部と、このガイド部の上側部分に設けられた、前記長孔の幅寸法よりも大きな幅寸法を有する鍔部とを備えたものとする。そして、この鍔部と前記下板部とを、前記天板部の厚さ方向に関し、この天板部のうちで前記長孔の両側部分に位置させて、前記支持カプセルをこれらの長孔に沿った変位を可能に、かつ、これらの長孔から前記天板部の厚さ方向に抜け出さないように設置する。
このような請求項4に記載した発明を実施する場合に、たとえば請求項5に記載した発明のように、前記結合部材を、前記通孔および前記取付孔を上方から下方に挿通したボルトと、前記下板部の下面に設置され、これらのボルトに螺合されているナットにより構成することができる。
あるいは、請求項6に記載した発明のように、前記結合部材を、前記取付孔および前記通孔を下方から上方に挿通し、下端部が前記下板部の下面に支持され、上端部が前記支持カプセルの上面よりも上方に突出している、スタッドと、これらのスタッドの前記上端部に螺合されているナットとにより構成することができる。
あるいは、請求項7に記載した発明のように、前記結合部材を、前記取付孔および前記通孔を下方から上方に挿通し、下端部が前記下板部の下面に支持され、上端部が前記支持カプセルの上面よりも上方に突出している、結合ピンと、この結合ピンの前記上端部に係止された止め輪とにより構成することができる。
上述のように構成する本発明のステアリングコラムの支持装置によれば、高さ寸法の増大を抑えて、しかも、二次衝突時におけるステアリングコラムの前方への変位を円滑に行わせる機能を確保しつつ、二次衝突に伴ってステアリングホイールとともにステアリングコラムが前方に変位した場合にも、このステアリングコラムが落下することを防止できる構造を実現できる。
図1は、本発明の実施の形態の第1例を、二次衝突発生前の状態で示す側面図である。 図2は、図1の中央部および右側部の平面図である。 図3は、図1のA−A断面図である。 図4は、図1のB部拡大図である。 図5は、図2のC部拡大図である。 図6は、図4のD矢視図である。 図7は、各部を結合する以前の状態で示す、図4のE−E断面図である。 図8は、図7のF−F断面図である。 図9は、本発明の実施の形態の第1例を、二次衝突発生後の状態で示す側面図である。 図10は、図9の中央部および右側部の平面図である。 図11は、本発明の実施の形態の第2例を示す、図7と同様の図である。 図12は、図11のG−G断面図である。 図13は、本発明の実施の形態の第3例を示す、図7と同様の図である。 図14は、図13のH−H断面図である。 図15は、本発明の実施の形態の第4例を示す、図6と同様の図である。 図16は、図15のI−I断面図である。 図17は、図16のJ−J断面図である。 図18は、従来から知られているステアリング装置の全体構成を示す側面図である。 図19は、ステアリングコラムの支持装置の従来構造の1例を示す平面図である。 図20は、図19のK−K断面図である。
[実施の形態の第1例]
図1〜図10は、本発明の実施の形態の第1例を示している。なお、本例を含めて本発明の特徴は、二次衝突時に基づく前方への衝撃荷重によりステアリングコラム6aを構成するアウタコラム11aを車体に対し、前方への変位可能に、かつ、前方への変位後にも下方への落下を防止できる状態で支持するための構造にある。ステアリング装置に関する、その他の部分の構造および作用に関しては、図18〜図20により説明した従来構造と同様であるから、同等部分に関しては同一符号を付して、重複する説明を、省略もしくは簡略にし、以下、本例の特徴部分を中心に説明する。
本例のステアリングコラムの支持装置は、非脱落側ブラケット45と、脱落側ブラケット46と、結合部材である1対のボルト47と、1対の支持カプセル16aとを備える。
このうちの非脱落側ブラケット45は、鋼板などの十分な強度および剛性を有する金属板にプレス加工を施して形成され、左右1対の天板部48、48′と、これらの天板部48、48′の後半部同士を連結する連結板部49とを備える。これらの天板部48、48′の周縁部は下方に折り曲げられ、これらの天板部48、48′の断面係数を高くするとともに、これらの曲げ剛性を十分に確保している。天板部48、48′にはそれぞれ、長孔50と透孔51とを1個ずつ形成している。すなわち、左右の天板部48、48′には、1対の長孔50および1対の透孔51が設けられている。非脱落側ブラケット45は、ステアリングコラム6aの軸方向中間部の上方に配置された状態で、透孔51を挿通した、図示しないボルトもしくはスタッドにより、ダッシュボードの下側部分などで、車体に対して支持固定される。この状態で、天板部48、48′は、ステアリングコラム6aよりも左右両側に突出して、このステアリングコラム6aの軸方向に配置された状態となる。また、この状態で、長孔50は、このステアリングコラム6aを左右両側から挟む位置に、互いに平行に、それぞれがこのステアリングコラム6aの軸方向に、その中央部後端部寄りの部分から前端部まで伸長するように、配置される。なお、図示の例では、長孔50は、天板部48の内側で閉じた孔として形成されているが、加工上の都合により、天板部48の端縁と長孔50を細い溝孔で連結し、たとえば、長孔50を天板部48の前側に開いた孔として形成してもよい。
なお、一方の天板部48の前端部から前方に延出した連結腕部27の先端部に設けた係止板部28に形成した係止孔29に、減速機ケース30の側面から図1の裏面側に突設した係止ピン部(図示せず)を係合させている。そして、ステアリング装置を車両に組み付ける以前に、調節レバー40を緩めた状態でも、アウタコラム11aがインナコラム12aから抜け出ないようにしている。
また、支持カプセル16aを、長孔50の後端部に、これらの支持カプセル16aに対して加わる前方に向いた衝撃荷重に基づいて、これらの長孔50に沿って前方への変位を可能に、設置している。このため、本例の場合、支持カプセル16aと天板部48との互いに整合する位置に形成した係止孔52aと係止孔52bの間、さらには、係止孔52aと長孔50の後端部の幅方向両側に形成した凹入部62の間に、剪断方向の衝撃荷重により裂断可能な係止ピン53を掛け渡している。本例の場合に、これらの係止ピン53は、合成樹脂製とし、係止孔52aと係止孔52b、および、係止孔52aと凹入部62を、それぞれ互いに整合させた状態で、これらの係止孔52a、52b、凹入部62に熱可塑性樹脂を注入し固化するインジェクション成形により、形成することができる。また、あらかじめ形成した係止ピン53を、係止孔52aと係止孔52bの間、および、係止孔52aと凹入部62の間に押し込んで、嵌合させるようにしてもよい。
一方、脱落側ブラケット46は、従来構造に組み込まれた支持ブラケット18(図19〜図20参照)に対応するもので、それぞれが鋼板などの十分な強度および剛性を有する金属板を曲げ形成した複数の部材を、スポット溶接などにより結合固定して形成される。そして、左右1対ずつの下板部54および側板21aと、これらの下板部54に形成した1対の取付孔55とを備える。これらの下板部54同士は、非脱落側ブラケット45の連結板部49よりも前側部分に設けた連結部56により、互いに非分離に結合している。このような脱落側ブラケット46は、ステアリングコラム6aの軸方向中間部で、このステアリングコラム6aを構成するアウタコラム11aの前端部に支持している。本例の場合、ステアリングホイール1(図18参照)の上下位置および前後位置を調節するためのチルト機構およびテレスコピック機構を構成するために、脱落側ブラケット46をアウタコラム11aの前端部に、図19〜図20に示した従来構造と同様に、上下位置および前後位置の調節を可能に支持している。
このような脱落側ブラケット46をステアリングコラム6aの中間部に組み付けた状態で、下板部54は、このステアリングコラム6aよりも左右両側に突出する。また、これらの下板部54は、非脱落側ブラケット45を構成する天板部48の下面に、それぞれの上面を対向させた状態で、支持カプセル16aおよびボルト47を介して、天板部48に結合している。このために、本例の場合、取付孔55の下側開口部にナット57をそれぞれ内嵌支持し、支持カプセル16aの通孔43aおよび取付孔55の上方から下方に挿通したボルト47を、ナット57に螺合して締め付けている。なお、この脱落側ブラケット46の取付孔55とこの取付孔55に挿通されるボルト47の位置を、非脱落側ブラケット45をボルトなどを介して車体に固定するための透孔51の位置と、車両の幅方向おいてほぼ一直線に存在するようにすることが好ましい。この構成により、ステアリングコラム6aの車体への取付に関する剛性度が向上する。
さらに、支持カプセル16aが、長孔50から天板部48の厚さ方向である、上下方向に抜け出さないようにしている。このために、本例の場合、支持カプセル16aの左右方向に関する幅寸法を、上半部で広く、下半部で狭くしている。すなわち、支持カプセル16aの下半部の幅寸法を、長孔50の幅寸法よりもわずかに小さくして、この下半部を、これらの長孔50に前後方向の変位を可能に係合するガイド部58としている。これに対して、支持カプセル16aの上半部を、長孔50の幅寸法よりも大きな幅寸法を有する鍔部59としている。図7〜図8に示した、ガイド部58の高さ寸法hは、天板部48の厚さ寸法tよりもわずかに大きく(h>t)している。また、鍔部59の後端部は、ガイド部58よりも後方にまで突出している。支持カプセル16aのそれぞれに設けた、係止孔52aの一部は、鍔部59の後端部でガイド部58よりも後方に突出した部分に形成している。
支持カプセル16aを長孔50の後端部に係止した状態で、ボルト47とナット57とにより、脱落側ブラケット46の下板部54を非脱落側ブラケット45の天板部48に、支持カプセル16aを介して支持した状態では、鍔部59と下板部54とが、天板部48の厚さ方向に関し、この天板部48のうちで長孔50の両側部分に位置する。そして、ステアリングコラム6aを介して脱落側ブラケット46に、前方への衝撃荷重が加わった場合に、支持カプセル16aが長孔50に沿って前方に変位するが、これらの長孔50から天板部48の厚さ方向に抜け出さない状態となる。
上述のように構成する本例のステアリングコラムの支持装置を搭載した車両が衝突事故を起こすと、二次衝突に伴って、ステアリングコラム6aに、前方に向いた大きな衝撃荷重が加わる。すると、このステアリングコラム6aの軸方向中間部に支持した、脱落側ブラケット46から支持カプセル16aに、ボルト47を介して、前方に向いた大きな力が加わる。そして、これらの支持カプセル16aと天板部48とを結合している係止ピン53に剪断方向の力が加わり、これらの係止ピン53が裂断する。この結果、車体に固定されたままの非脱落側ブラケット45に対して、支持カプセル16aが、天板部48に形成した長孔50に沿って、前方に変位可能となる。
そして、ステアリングコラム6aのアウタコラム11aとともに、脱落側ブラケット46が、非脱落側ブラケット45に対して、図1〜図2に示した状態から図9〜図10に示す状態にまで、前方に変位する。このように、脱落側ブラケット46が前方に変位する際に、支持カプセル16aは、長孔50に沿って前方に変位するのみで、天板部48の下方にも上方にも抜け出ることはない。したがって、二次衝突に伴ってステアリングコラム6aが、運転者の身体からステアリングホイール1に加わった衝撃エネルギを吸収しつつ前方に変位した後の状態でも、このステアリングホイールの高さ位置は、操舵を行いやすい位置に留まる。このため、衝突事故後に車両を自走させたり、あるいは、押して路肩に退避させたりする作業を容易に行うことができる。
このような作用および効果を得るために必要となる、非脱落側ブラケット45を設ける部分には、もともと車体側に固定する支持板が存在している。本例のステアリングコラムの支持装置を実施すべく、非脱落側ブラケット45を設ける場合、支持板に代えてこの非脱落側ブラケット45を設ければ、従前の構造とほぼ同等の高さ寸法内に収めることができる。また、この非脱落側ブラケット45自体、高さ寸法(厚さ)が小さいものであるから、従来の構造に使用していたものと同様の支持板の下面に非脱落側ブラケット45を組み付ける場合でも、高さ寸法の増大をわずかなものに抑えられる。したがって、本例のステアリングコラムの支持装置を車体に組み付けた状態で、ダッシュボードの下面からのステアリングコラム6aの突出量を小さく抑えられる。このため、このステアリングコラム6aと運転者の膝とが干渉するのを防止するための設計の自由度を高くできるほか、衝突事故の際に、ステアリングコラム6aと運転者の膝などがぶつかって、運転者が負傷するのを防止するための設計も行いやすくなる。
さらに、ステアリングコラム6aを左右両側から挟む位置に、それぞれ長孔50と支持カプセル16aとを設けているため、二次衝突時などに、ステアリングコラム6aを傾斜させる方向に加わる力に対する、このステアリングコラム6aの支持剛性を確保できる。このため、二次衝突時にステアリングコラム6aの前方への変位を、安定して確実に行わせて、運転者の保護充実を図れる。
なお、本例の構造の場合には、支持カプセル16aを天板部48に設けた1対の長孔50に、二次衝突時に前方に変位するように組み付けている。すなわち、これらの天板部48を備えた非脱落側ブラケット45を車体に対して支持するためには、支持カプセル16aを利用していない。したがって、これらの支持カプセル16aを、図19〜図20に示した従来構造の場合よりも小型化できる。また、非脱落側ブラケット45を車体に取り付けるためのボルトなどを挿通するための透孔51を、長孔50とは別個に設けている。このため、これらの透孔51の存在が、二次衝突時におけるアウタコラム11aの前方への変位量を制限することはない。また、これらの透孔51の設置位置の自由度も十分に高くできる。さらに、非脱落側ブラケット45と脱落側ブラケット46との結合部であるボルト47よりも、係止ピン53を後方に配置している。このため、二次衝突時にアウタコラム11aに対し、傾斜方向の力が加わっても、ボルト47から支持カプセル16aに対し、これらの支持カプセル16aを前方に引っ張る力を効果的に付与できる。この結果、係止ピン53に対し、確実に剪断方向の力を付与して、アウタコラム11aを前方に変位させられる。
[実施の形態の第2例]
図11〜図12は、本発明の実施の形態の第2例を示している。本例の場合には、脱落側ブラケット46と支持カプセル16aとを結合固定するための結合部材として、スタッド24を使用している。そして、このスタッド24の下端部を、脱落側ブラケット46の下板部54のうちで取付孔55部分に、この取付孔55を下方から上方に挿通した状態で支持固定している。さらに、スタッド24を、支持カプセル16aの通孔43aに下方から上方に挿通した状態で、このスタッド24の上端部でこの支持カプセル16aの上面よりも上方に突出した部分に、ナット57aを螺合して締め付けている。その他の部分の構成および作用は、実施の形態の第1例の場合と同様であるから、同等部分に関する図示並びに説明は省略する。
[実施の形態の第3例]
図13〜図14は、本発明の実施の形態の第3例を示している。本例の場合には、脱落側ブラケット46と支持カプセル16aとを結合固定するための結合部材として、結合ピン60を使用している。そして、この結合ピン60の上端部で支持カプセル16aの上面よりも上方に突出した部分に、止め輪61を係止している。スタッド24が結合ピン60に、ナット57aが止め輪61に、それぞれ変わった点以外は、実施の形態の第2例と同様であるから、重複する説明は省略する。
[実施の形態の第4例]
図15〜図17は、本発明の実施の形態の第4例を示している。本例の場合には、脱落側ブラケット46と支持カプセル16aとを結合固定するための結合部材として、合成樹脂製の柱状部材63を使用している。この柱状部材63は、脱落側ブラケット46を構成する下板部54に形成した取付孔55と支持カプセル16aの通孔43aの内側に、取付孔55と通孔43aの間に掛け渡す状態で射出成形することにより形成されている。また、この通孔43aの上側部分の断面積を下側部分の断面積よりも広くし、柱状部材63の下端部で下板部54の下面よりも突出した部分に外向フランジ状の第2鍔部64を形成している。そして、この第2鍔部64と、柱状部材63の上端部で通孔43aの上側部分に存在する部分との間で、非脱落側ブラケット45の天板部48を上下両側から挟持している。その他の部分の構成および作用は、実施の形態の第1例の場合と同様であるから、同等部分に関する図示並びに説明は省略する。
[実施の形態の第5例]
実施の形態の第4例では、支持カプセル16aを軽合金製とし、係止ピン53および柱状部材63を合成樹脂製としている。これに対して、支持カプセル16aも合成樹脂製とし、これらの支持カプセル16aと係止ピン53と柱状部材63とを一体に形成することもできる。すなわち、非脱落側ブラケット45の天板部48のうちで長孔50の後端部近傍部分、並びに、脱落側ブラケット46のうちの下板部54を、射出成型用のキャビティ内にセットした状態で、このキャビティ内に合成樹脂を送り込んで、支持カプセル16aを、係止ピン53および柱状部材63とともに射出成形(インサート成形)する。完成後の形状は、支持カプセル16aと係止ピン53および柱状部材63とが一体となるだけで、図15〜図17と同様である。
本発明の要旨は、二次衝突に伴ってステアリングホイールが前方に変位した後の状態でも、このステアリングホイールの位置が不安定になるのを抑える点にある。したがって、図示の例のように、チルト・テレスコピックステアリング装置に限らず、チルト機構のみあるいはテレスコピック機構のみを備えたステアリング装置、さらには、これらの何れの機構も備えないステアリング装置にも適用することができる。
1 ステアリングホイール
2 ステアリングギヤユニット
3 入力軸
4 タイロッド
5、5a ステアリングシャフト
6、6a ステアリングコラム
7 自在継手
8 中間シャフト
9 自在継手
10 電動モータ
11、11a アウタコラム
12、12a インナコラム
13、13a アウタシャフト
14、14a インナシャフト
15 車体
16、16a 支持カプセル
17 ボルト
18 支持ブラケット
19 チルトロッド
20 天板
21、21′、21a 側板
22 取付板部
23 切り欠き
24 スタッド
25 係止溝
26a、26b 小通孔
27 連結腕部
28 係止板部
29 係止孔
30 減速機ケース
31 支持腕部
32 横軸
33 被挟持部
34 スリット部
35 テレスコピック用長孔
36a、36b チルト用長孔
37 鍔部
38 ナット
39 スラスト軸受
40 調節レバー
41 カム機構
42a、42b カム板素子
43、43a 通孔
44 バランススプリング
45 非脱落側ブラケット
46 脱落側ブラケット
47 ボルト
48、48′ 天板部
49 連結板部
50 長孔
51 透孔
52a、52b 係止孔
53 係止ピン
54 下板部
55 取付孔
56 連結部
57、57a ナット
58 ガイド部
59 鍔部
60 結合ピン
61 止め輪
62 凹入部
63 柱状部材
64 第二鍔部

Claims (7)

  1. ステアリングコラムの軸方向中間部の上方で車体に対し支持固定される非脱落側ブラケットであって、このステアリングコラムの軸方向に設けられた天板部と、この天板部の一部に、互いに平行に、かつ、このステアリングコラムの軸方向に伸長するように形成された1対の長孔とを備えた、非脱落側ブラケットと、
    前記ステアリングコラムの軸方向中間部に支持された脱落側ブラケットであって、前記非脱落側ブラケットの前記天板部の下面にその上面を対向させた下板部と、この下板部の一部で前記長孔の後端部にそれぞれ整合する位置に形成された1対の取付孔とを備えた、脱落側ブラケットと、
    前記非脱落側ブラケットの前記長孔のそれぞれの後端部において、前記非脱落側ブラケットに固定され、それぞれ上下方向に貫通し、上側部分の断面積が下側部分の断面積よりも広くなるように構成された通孔を備えた1対の支持カプセルであって、前記長孔の幅寸法よりわずかに小さい幅寸法を有するガイド部と、このガイド部の上側部分に設けられ、前記長孔の幅寸法よりも大きな幅寸法を有する鍔部とをそれぞれ備え、このガイド部を前記長孔内に位置させ、かつ、この鍔部と前記下板部とを、前記天板部の厚さ方向に関し、この天板部のうちで前記長孔の両側部分に位置させることにより、前記支持カプセルに対して加わる前方に向いた衝撃荷重に基づいて、前記長孔に沿って前方への変位を可能に、かつ、これらの長孔から前記非脱落側ブラケットの前記天板部の厚さ方向に抜け出さないように設置された、1対の支持カプセルと、および、
    前記脱落側ブラケットの前記取付孔および前記支持カプセルの通孔に挿通され、前記脱落側ブラケットを前記支持カプセルに対して結合している1対の結合部材であって、合成樹脂を、前記取付孔と前記通孔とに、これらの取付孔と通孔の間に掛け渡す状態で、射出成形することにより形成された柱状部材であり、この柱状部材の下端部で前記下板部の下面よりも下方に突出した部分に外向フランジ状の第2鍔部を形成しており、この第2鍔部と、前記柱状部材の上端部で前記通孔の上側部分に存在する部分との間で、前記天板部を上下両側から挟持している、1対の結合部材と、
    を備える、ステアリングコラムの支持装置。
  2. ステアリングコラムの軸方向中間部の上方で車体に対し支持固定される非脱落側ブラケットであって、このステアリングコラムの軸方向に設けられた天板部と、この天板部の一部に、互いに平行に、かつ、このステアリングコラムの軸方向に伸長するように形成された1対の長孔とを備えた、非脱落側ブラケットと、
    前記ステアリングコラムの軸方向中間部に支持された脱落側ブラケットであって、前記非脱落側ブラケットの前記天板部の下面にその上面を対向させた下板部と、この下板部の一部で前記長孔の後端部にそれぞれ整合する位置に形成された1対の取付孔とを備えた、脱落側ブラケットと、
    前記非脱落側ブラケットの前記長孔のそれぞれの後端部において、前記非脱落側ブラケットに固定され、それぞれ上下方向に貫通する通孔を備えた1対の支持カプセルであって、これらの支持カプセルに対して加わる前方に向いた衝撃荷重に基づいて、前記長孔に沿って前方への変位を可能に、かつ、これらの長孔から前記非脱落側ブラケットの前記天板部の厚さ方向に抜け出さないように設置された、1対の支持カプセルと、
    前記脱落側ブラケットの前記取付孔および前記支持カプセルの通孔に挿通され、前記脱落側ブラケットを前記支持カプセルに対して結合している、1対の結合部材と、および、
    前記支持カプセルと前記非脱落側ブラケットの前記天板部との互いに整合する位置に形成した係止孔同士の間に掛け渡す状態で設置され、剪断方向の衝撃荷重により裂断可能な係止ピンと、
    を備える、ステアリングコラムの支持装置。
  3. 前記支持カプセルが合成樹脂製であって、これらの支持カプセルが、射出成形により、前記係止ピンと一体に形成されている、請求項2に記載したステアリングコラムの支持装置。
  4. 前記支持カプセルが、前記長孔の幅寸法よりわずかに小さい幅寸法を有するガイド部と、このガイド部の上側部分に設けられ、前記長孔の幅寸法よりも大きな幅寸法を有する鍔部とをそれぞれ備え、このガイド部を前記長孔内に位置させ、かつ、この鍔部と前記下板部とを、前記天板部の厚さ方向に関し、この天板部のうちで前記長孔の両側部分に位置させることにより、前記支持カプセルを、前記長孔に沿った変位を可能に、かつ、前記長孔から前記天板部の厚さ方向に抜け出さないように設置している、請求項2〜3のうちの何れか1項に記載したステアリングコラムの支持装置。
  5. 前記結合部材は、前記通孔および前記取付孔を上方から下方に挿通したボルトと、前記下板部の下面に設置され、これらのボルトに螺合されているナットとからなる、請求項4に記載したステアリングコラムの支持装置。
  6. 前記結合部材は、前記取付孔および前記通孔を下方から上方に挿通し、下端部が前記下板部の下面に支持され、上端部が前記支持カプセルの上面よりも上方に突出している、スタッドと、これらのスタッドの前記上端部に螺合されているナットとからなる、請求項4に記載したステアリングコラムの支持装置。
  7. 前記結合部材は、前記取付孔および前記通孔を下方から上方に挿通し、下端部が前記下板部の下面に支持され、上端部が前記支持カプセルの上面よりも上方に突出している、結合ピンと、この結合ピンの前記上端部に係止された止め輪とからなる、請求項4に記載したステアリングコラムの支持装置。
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