JP5417049B2 - 番組情報提供装置、番組情報提供システム、番組情報提供方法 - Google Patents

番組情報提供装置、番組情報提供システム、番組情報提供方法 Download PDF

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Description

本発明は、テレビ番組の情報を提供する番組情報提供装置、番組情報提供システム、番組情報提供方法に関する。
従来、この種の技術としては、例えば、特許文献1に記載の技術がある。
この特許文献1に記載の技術では、まず、ユーザが視聴したテレビ番組に重畳されている情報、およびユーザが録画装置に行った録画・再生等の各種操作を検出する。続いて、それらの検出結果に基づいて、ユーザの嗜好を検出する。そして、検出した嗜好に基づき、ユーザの嗜好に適したテレビ番組の情報をユーザに提供するようになっている。
特開2007−104312号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、ユーザの嗜好に適するか否かという判定基準のみをもとに、提供するテレビ番組の情報を選択している。そのため、例えば、ユーザの嗜好に適するものの、ユーザが視聴できない時間帯のテレビ番組の情報が提供される可能性があった。
本発明の技術的課題は、上記のような点に着目し、より適切なテレビ番組の情報をユーザに提供することにある。
上記技術的課題を解決するために、本発明の各態様は、以下のような構成からなる。
本発明の態様である番組情報提供装置は、
テレビ番組の情報(例えば、図2中の個人用番組表)を番組情報提示装置(例えば、図2中のユーザ端末装置4に対応)に提供する番組情報提供装置であって、ユーザによるテレビ番組の視聴履歴の情報(例えば、図3中のジャンル、出演者、番組内容)を取得する視聴履歴情報取得手段(例えば、図2中の視聴履歴情報受信部18に対応)と、前記視聴履歴情報取得手段が取得した前記視聴履歴の情報に基づいて、前記ユーザの嗜好を分析する嗜好分析手段(例えば、図2中の視聴嗜好分析部22に対応)と、前記視聴履歴情報取得手段が取得した前記視聴履歴の情報に基づいて、各曜日毎に、前記ユーザがテレビ番組を視聴可能な時間帯である視聴可能時間帯を予測する視聴可能時間帯予測手段(例えば、図8中のステップS201〜S203、図10中のステップS401〜S403に対応)と、将来放送されるテレビ番組の番組情報を取得する番組情報取得手段(例えば、図2中の番組表情報受信部20に対応)と、前記嗜好分析手段が分析した前記ユーザの嗜好、前記視聴可能時間帯予測手段が予測した前記視聴可能時間帯、および前記番組情報取得手段が取得した前記番組情報に基づいて、前記番組情報取得手段が前記番組情報を取得したテレビ番組から、設定された曜日の前記視聴可能時間帯に前記ユーザが視聴可能で、かつ前記ユーザの嗜好に適したテレビ番組を選択する番組選択手段(例えば、図2中の番組表情報抽出部29に対応)と、前記番組選択手段が選択したテレビ番組の情報を前記番組情報提示装置に提供する番組情報提供手段(例えば、図2中の番組表情報送信部30に対応)と、前記ユーザが録画内容を視聴可能な録画装置に録画されているテレビ番組の番組情報を取得する録画番組情報取得手段と、を備え、前記視聴履歴情報取得手段は、前記ユーザが視聴したテレビ番組が、視聴時に放送されていたリアルタイム番組、および前記録画装置に録画されていた録画番組のいずれであるかを表す視聴番組種別情報をさらに取得し、前記視聴履歴情報取得手段が取得した前記視聴番組種別情報に基づいて、各曜日毎に、前記ユーザがリアルタイム番組および録画番組のいずれを視聴するのかを予測する視聴番組種別予測手段をさらに備え、前記番組選択手段は、前記視聴番組種別予測手段が前記設定された曜日にリアルタイム番組を視聴すると予測した場合には、前記嗜好分析手段が分析した前記ユーザの嗜好、前記視聴可能時間帯予測手段が予測した前記視聴可能時間帯、および前記番組情報取得手段が取得した前記番組情報に基づいて、前記番組情報取得手段が前記番組情報を取得したテレビ番組から、前記設定された曜日の前記視聴可能時間帯に前記ユーザが視聴可能で、かつ前記ユーザの嗜好に適したテレビ番組を選択し、前記視聴番組種別予測手段が前記設定された曜日に前記録画番組を視聴すると予測した場合には、前記嗜好分析手段が分析した前記ユーザの嗜好、前記視聴可能時間帯予測手段が予測した前記視聴可能時間帯、および前記録画番組情報取得手段が取得した前記番組情報に基づいて、前記録画番組情報取得手段が前記番組情報を取得したテレビ番組から、前記設定された曜日の前記視聴可能時間帯に前記ユーザが視聴可能で、かつ前記ユーザの嗜好に適したテレビ番組を選択することを特徴とする。
このような態様によれば、ユーザが視聴可能なテレビ番組の情報を提供できる。
それゆえ、より適切なテレビ番組の情報をユーザに提供できる。
本発明の一態様である番組情報提供装置は、
テレビ番組の情報を番組情報提示装置に提供する番組情報提供装置であって、ユーザによるテレビ番組の視聴履歴の情報および前記ユーザが視聴したテレビ番組の番組時間長を表す番組時間長情報を取得する視聴履歴情報取得手段と、前記視聴履歴情報取得手段が取得した前記視聴履歴の情報に基づいて、前記ユーザの嗜好を分析する嗜好分析手段と、前記視聴履歴情報取得手段が取得した前記視聴履歴の情報に基づいて、各曜日毎に、前記ユーザがテレビ番組を視聴可能な時間帯である視聴可能時間帯を予測する視聴可能時間帯予測手段と、将来放送されるテレビ番組の番組情報を取得する番組情報取得手段と、前記ユーザが録画内容を視聴可能な録画装置に録画されているテレビ番組の番組情報を取得する録画番組情報取得手段と、前記視聴履歴情報取得手段が取得した前記番組時間長情報に基づき、各曜日毎に、前記ユーザが視聴するテレビ番組の番組時間長を予測する視聴番組時間長予測手段と、前記嗜好分析手段が分析した前記ユーザの嗜好、前記視聴可能時間帯予測手段が予測した前記視聴可能時間帯、前記番組情報取得手段が取得した前記番組情報、前記録画番組情報取得手段が取得した前記番組情報、および前記視聴番組時間長予測手段が予測した前記番組時間長に基づいて、前記番組情報取得手段が前記番組情報を取得したテレビ番組、および前記録画番組情報取得手段が前記番組情報を取得したテレビ番組のいずれかから、設定された曜日の前記視聴可能時間帯に前記ユーザが視聴可能で、番組時間長が前記予測した番組時間長と合致し、かつ前記ユーザの嗜好に適したテレビ番組を選択する番組選択手段と、前記番組選択手段が選択したテレビ番組の情報を前記番組情報提示装置に提供する番組情報提供手段と、を備えることを特徴とする。
このような態様によれば、ユーザが視聴可能なテレビ番組の情報を提供できる。
それゆえ、より適切なテレビ番組の情報をユーザに提供できる。
また、前記嗜好分析手段は、前記ユーザの嗜好を各曜日毎に分析し、前記番組選択手段は、前記嗜好分析手段が分析した前記ユーザの嗜好として、前記設定された曜日の前記ユーザの嗜好の分析結果を用いて前記テレビ番組の選択を行う構成としてもよい。
このような態様によれば、曜日毎にユーザの嗜好が変化しても、ユーザの嗜好に適したテレビ番組の情報をユーザに提供できる。
本発明の態様である番組情報提供システムは、
テレビ番組の情報(例えば、図2中の個人用番組表)を提供する番組情報提供装置と、前記番組情報提供装置が提供する前記テレビ番組の情報をユーザに提示する番組情報提示装置(例えば、図2中のユーザ端末装置4に対応)と、を備える番組情報提供システムであって、前記番組情報提供装置は、前記ユーザによるテレビ番組の視聴履歴の情報(例えば、図3中のジャンル、出演者、番組内容)を取得する視聴履歴情報取得手段(例えば、図2中の視聴履歴情報受信部18に対応)と、前記視聴履歴情報取得手段が取得した前記視聴履歴の情報に基づいて、前記ユーザの嗜好を分析する嗜好分析手段(例えば、図2中の視聴嗜好分析部22に対応)と、前記視聴履歴情報取得手段が取得した前記視聴履歴の情報に基づいて、各曜日毎に、前記ユーザがテレビ番組を視聴可能な時間帯である視聴可能時間帯を予測する視聴可能時間帯予測手段(例えば、図2中の視聴ライフスタイル分析部24に対応)と、将来放送されるテレビ番組の番組情報を取得する番組情報取得手段(例えば、図2中の番組表情報受信部20に対応)と、前記嗜好分析手段が分析した前記ユーザの嗜好、前記視聴可能時間帯予測手段が予測した前記視聴可能時間帯、および前記番組情報取得手段が取得した前記番組情報に基づいて、前記番組情報取得手段が前記番組情報を取得したテレビ番組から、設定された曜日の前記視聴可能時間帯に前記ユーザが視聴可能で、かつ前記ユーザの嗜好に適したテレビ番組を選択する番組選択手段(例えば、図2中の番組表情報抽出部29に対応)と、前記番組選択手段が選択したテレビ番組の情報を前記番組情報提示装置に提供する番組情報提供手段(例えば、図2の番組表情報送信部30に対応する)と、前記ユーザが録画内容を視聴可能な録画装置に録画されているテレビ番組の番組情報を取得する録画番組情報取得手段と、を備え、前記視聴履歴情報取得手段は、前記ユーザが視聴したテレビ番組が、視聴時に放送されていたリアルタイム番組、および前記録画装置に録画されていた録画番組のいずれであるかを表す視聴番組種別情報をさらに取得し、前記視聴履歴情報取得手段が取得した前記視聴番組種別情報に基づいて、各曜日毎に、前記ユーザがリアルタイム番組および録画番組のいずれを視聴するのかを予測する視聴番組種別予測手段をさらに備え、前記番組選択手段は、前記視聴番組種別予測手段が前記設定された曜日にリアルタイム番組を視聴すると予測した場合には、前記嗜好分析手段が分析した前記ユーザの嗜好、前記視聴可能時間帯予測手段が予測した前記視聴可能時間帯、および前記番組情報取得手段が取得した前記番組情報に基づいて、前記番組情報取得手段が前記番組情報を取得したテレビ番組から、前記設定された曜日の前記視聴可能時間帯に前記ユーザが視聴可能で、かつ前記ユーザの嗜好に適したテレビ番組を選択し、前記視聴番組種別予測手段が前記設定された曜日に前記録画番組を視聴すると予測した場合には、前記嗜好分析手段が分析した前記ユーザの嗜好、前記視聴可能時間帯予測手段が予測した前記視聴可能時間帯、および前記録画番組情報取得手段が取得した前記番組情報に基づいて、前記録画番組情報取得手段が前記番組情報を取得したテレビ番組から、前記設定された曜日の前記視聴可能時間帯に前記ユーザが視聴可能で、かつ前記ユーザの嗜好に適したテレビ番組を選択し、前記番組情報提示装置は、前記番組情報提供装置が提供する前記ユーザの嗜好に適したテレビ番組の情報を取得する嗜好番組情報取得手段(例えば、図2中の番組表情報受信部14に対応)と、前記嗜好番組情報取得手段が取得した前記テレビ番組の情報を前記ユーザに提示する番組情報提示手段例えば、図2中の番組表情報表示部16に対応)と、を備えることを特徴とする。
このような態様によれば、ユーザが視聴可能なテレビ番組の情報を提供できる。
それゆえ、より適切なテレビ番組の情報をユーザに提供できる。
本発明の一態様である番組情報提供システムは、
テレビ番組の情報を提供する番組情報提供装置と、前記番組情報提供装置が提供する前記テレビ番組の情報をユーザに提示する番組情報提示装置と、を備える番組情報提供システムであって、前記番組情報提供装置は、前記ユーザによるテレビ番組の視聴履歴の情報および前記ユーザが視聴したテレビ番組の番組時間長を表す番組時間長情報を取得する視聴履歴情報取得手段と、前記視聴履歴情報取得手段が取得した前記視聴履歴の情報に基づいて、前記ユーザの嗜好を分析する嗜好分析手段と、前記視聴履歴情報取得手段が取得した前記視聴履歴の情報に基づいて、各曜日毎に、前記ユーザがテレビ番組を視聴可能な時間帯である視聴可能時間帯を予測する視聴可能時間帯予測手段と、将来放送されるテレビ番組の番組情報を取得する番組情報取得手段と、前記ユーザが録画内容を視聴可能な録画装置に録画されているテレビ番組の番組情報を取得する録画番組情報取得手段と、前記視聴履歴情報取得手段が取得した前記番組時間長情報に基づき、各曜日毎に、前記ユーザが視聴するテレビ番組の番組時間長を予測する視聴番組時間長予測手段と、前記嗜好分析手段が分析した前記ユーザの嗜好、前記視聴可能時間帯予測手段が予測した前記視聴可能時間帯、前記番組情報取得手段が取得した前記番組情報、前記録画番組情報取得手段が取得した前記番組情報、および前記視聴番組時間長予測手段が予測した前記番組時間長に基づいて、前記番組情報取得手段が前記番組情報を取得したテレビ番組、および前記録画番組情報取得手段が前記番組情報を取得したテレビ番組のいずれかから、設定された曜日の前記視聴可能時間帯に前記ユーザが視聴可能で、番組時間長が前記予測した番組時間長と合致し、かつ前記ユーザの嗜好に適したテレビ番組を選択する番組選択手段と、前記番組選択手段が選択したテレビ番組の情報を前記番組情報提示装置に提供する番組情報提供手段と、を備え、前記番組情報提示装置は、前記番組情報提供装置が提供する前記ユーザの嗜好に適したテレビ番組の情報を取得する嗜好番組情報取得手段と、前記嗜好番組情報取得手段が取得した前記テレビ番組の情報を前記ユーザに提示する番組情報提示手段と、を備えることを特徴とする。
このような態様によれば、ユーザが視聴可能なテレビ番組の情報を提供できる。
それゆえ、より適切なテレビ番組の情報をユーザに提供できる。
本発明の態様である番組情報提供方法は、
テレビ番組の情報(例えば、図2中の個人用番組表)を提供する番組情報提供装置と、前記番組情報提供装置が提供する前記テレビ番組の情報をユーザに提示する番組情報提示装置(例えば、図2中のユーザ端末装置4に対応)と、によって実行される番組情報提供方法であって、前記番組情報提供装置が、前記ユーザによるテレビ番組の視聴履歴の情報を取得する視聴履歴情報取得ステップ(例えば、図13中のステップS702に対応)と、前記番組情報提供装置が、前記視聴履歴情報取得ステップで取得した前記視聴履歴の情報に基づいて、前記ユーザの嗜好を分析する嗜好分析ステップ(例えば、図13中のステップS703に対応)と、前記番組情報提供装置が、前記視聴履歴情報取得ステップで取得した前記視聴履歴の情報に基づいて、各曜日毎に、前記ユーザがテレビ番組を視聴可能な時間帯である視聴可能時間帯を予測する視聴可能時間帯予測ステップ(例えば、図13中のステップS704に対応)と、前記番組情報提示装置が、将来放送されるテレビ番組の番組情報を取得する番組情報取得ステップ(例えば、図13中のステップS705に対応)と、前記番組情報提供装置が、前記嗜好分析ステップで分析した前記ユーザの嗜好、前記視聴可能時間帯予測ステップで予測した前記視聴可能時間帯、および前記番組情報取得ステップで取得した前記番組情報に基づいて、前記番組情報取得ステップで前記番組情報を取得したテレビ番組から、設定された曜日の前記視聴可能時間帯に前記ユーザが視聴可能で、かつ前記ユーザの嗜好に適したテレビ番組を選択する番組選択ステップ(例えば、図13中のステップS706に対応)と、前記番組情報提供装置が、前記番組選択ステップで選択したテレビ番組の情報を前記番組情報提示装置に提供する番組表情報提供ステップ(例えば、図13中のステップS707に対応)と、前記番組情報提示装置が、前記番組情報提供装置が提供する前記テレビ番組の情報を取得する嗜好番組情報取得ステップ(例えば、図13中のステップS708に対応)と、前記番組情報提示装置が、前記嗜好番組情報取得ステップで取得した前記テレビ番組の情報を前記ユーザに提示する番組情報提示ステップ(例えば、図13中のステップS709に対応)と、前記番組情報提示装置が、前記ユーザが録画内容を視聴可能な録画装置に録画されているテレビ番組の番組情報を取得する録画番組情報取得ステップと、を有し、前記視聴履歴情報取得ステップでは、前記ユーザが視聴したテレビ番組が、視聴時に放送されていたリアルタイム番組、および前記録画装置に録画されていた録画番組のいずれであるかを表す視聴番組種別情報をさらに取得し、前記番組情報提示装置が、前記視聴履歴情報取得ステップで取得した前記視聴番組種別情報に基づいて、各曜日毎に、前記ユーザがリアルタイム番組および録画番組のいずれを視聴するのかを予測する視聴番組種別予測ステップをさらに有し、前記番組選択ステップでは、前記視聴番組種別予測ステップで前記設定された曜日にリアルタイム番組を視聴すると予測した場合には、前記嗜好分析ステップで分析した前記ユーザの嗜好、前記視聴可能時間帯予測ステップで予測した前記視聴可能時間帯、および前記番組情報取得ステップで取得した前記番組情報に基づいて、前記番組情報取得ステップで前記番組情報を取得したテレビ番組から、前記設定された曜日の前記視聴可能時間帯に前記ユーザが視聴可能で、かつ前記ユーザの嗜好に適したテレビ番組を選択し、前記視聴番組種別予測ステップで前記設定された曜日に前記録画番組を視聴すると予測した場合には、前記嗜好分析ステップで分析した前記ユーザの嗜好、前記視聴可能時間帯予測ステップで予測した前記視聴可能時間帯、および前記録画番組情報取得ステップで取得した前記番組情報に基づいて、前記録画番組情報取得ステップで前記番組情報を取得したテレビ番組から、前記設定された曜日の前記視聴可能時間帯に前記ユーザが視聴可能で、かつ前記ユーザの嗜好に適したテレビ番組を選択することを特徴とする。
このような態様によれば、ユーザが視聴可能なテレビ番組の情報を提供できる。
それゆえ、より適切なテレビ番組の情報をユーザに提供できる。
本発明の一態様である番組情報提供方法は、
テレビ番組の情報を提供する番組情報提供装置と、前記番組情報提供装置が提供する前記テレビ番組の情報をユーザに提示する番組情報提示装置と、によって実行される番組情報提供方法であって、前記番組情報提供装置が、前記ユーザによるテレビ番組の視聴履歴の情報および前記ユーザが視聴したテレビ番組の番組時間長を表す番組時間長情報を取得する視聴履歴情報取得ステップと、前記番組情報提供装置が、前記視聴履歴情報取得ステップで取得した前記視聴履歴の情報に基づいて、前記ユーザの嗜好を分析する嗜好分析ステップと、前記番組情報提供装置が、前記視聴履歴情報取得ステップで取得した前記視聴履歴の情報に基づいて、各曜日毎に、前記ユーザがテレビ番組を視聴可能な時間帯である視聴可能時間帯を予測する視聴可能時間帯予測ステップと、前記番組情報提供装置が、将来放送されるテレビ番組の番組情報を取得する番組情報取得ステップと、前記番組情報提供装置が、前記ユーザが録画内容を視聴可能な録画装置に録画されているテレビ番組の番組情報を取得する録画番組情報取得ステップと、前記番組情報提供装置が、前記視聴履歴情報取得ステップで取得した前記番組時間長情報に基づき、各曜日毎に、前記ユーザが視聴するテレビ番組の番組時間長を予測する視聴番組時間長予測ステップと、前記番組情報提供装置が、前記嗜好分析ステップで分析した前記ユーザの嗜好、前記視聴可能時間帯予測ステップで予測した前記視聴可能時間帯、前記番組情報取得ステップで取得した前記番組情報、前記録画番組情報取得ステップで取得した前記番組情報、および前記視聴番組時間長予測ステップで予測した前記番組時間長に基づいて、前記番組情報取得ステップで前記番組情報を取得したテレビ番組、および前記録画番組情報取得ステップが前記番組情報を取得したテレビ番組のいずれかから、設定された曜日の前記視聴可能時間帯に前記ユーザが視聴可能で、番組時間長が前記予測した番組時間長と合致し、かつ前記ユーザの嗜好に適したテレビ番組を選択する番組選択ステップと、前記番組情報提供装置が、前記番組選択ステップで選択したテレビ番組の情報を前記番組情報提示装置に提供する番組表情報提供ステップと、前記番組情報提示装置が、前記番組情報提供装置が提供する前記テレビ番組の情報を取得する嗜好番組情報取得ステップと、前記番組情報提示装置が、前記嗜好番組情報取得ステップで取得した前記テレビ番組の情報を前記ユーザに提示する番組情報提示ステップと、を有することを特徴とする。
このような態様によれば、ユーザが視聴可能なテレビ番組の情報を提供できる。
それゆえ、より適切なテレビ番組の情報をユーザに提供できる。
番組情報提供システム1の概略構成を示す概念図である。 ユーザ端末装置4および番組情報提供装置5の構成を示すブロック図である。 視聴履歴情報蓄積部19に蓄積されている情報を示す図である。 視聴ライフスタイル蓄積部25に蓄積されている情報を示す図である。 視聴ライフスタイル蓄積部25に蓄積されている情報を示す図である。 視聴ライフスタイル蓄積部25に蓄積されている情報を示す図である。 視聴ライフスタイル分析部24が実行する演算処理の内容を表すフローチャートである。 第1視聴可能時間帯予測処理の内容を表すフローチャートである。 第1視聴傾向検出処理の内容を表すフローチャートである。 第2視聴可能時間帯予測処理の内容を表すフローチャートである。 第2視聴傾向検出処理の内容を表すフローチャートである。 番組情報提供装置5が実行する演算処理の内容を表すフローチャートである。 番組情報提供システムの動作を説明するための図である。 テレビ番組の情報を表示したテレビ受像機2を表す図である。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明において参照する各図では、他の図と同等の構成要素は同一符号によって示す。
本実施形態の番組情報提供装置5は、ユーザによるテレビ番組の視聴履歴をもとに、ユーザの嗜好に適したテレビ番組の情報をユーザに提供するものである。
なお、本実施形態では、説明の簡単のため、ユーザが1人の場合を想定して説明する。
(番組情報提供システム1の構成)
まず、本実施形態の番組情報提供システム1の構成について説明する。
図1は、番組情報提供システム1の概略構成を示す概念図である。
図1に示すように、番組情報提供システム1は、テレビ受像機2、録画装置3、ユーザ端末装置4、および番組情報提供装置5を備える。
テレビ受像機2は、ユーザによって所持される装置である。テレビ受像機2は、ユーザの操作に応じたテレビ番組を表示する。テレビ番組としては、リアルタイム番組および録画番組がある。リアルタイム番組とは、視聴時に放送されているテレビ番組である。また、録画番組とは、録画装置3に録画されているテレビ番組である。テレビ受像機2としては、例えば、据え置き型のテレビ受像機を利用可能である。
(コンテンツID、視聴コンテンツ種別)
また、テレビ受像機2は、表示しているテレビ番組のコンテンツIDおよび視聴コンテンツ種別(広義には「視聴番組種別情報」)の情報を取得する。コンテンツIDとは、テレビ番組それぞれを識別可能とする識別標識である。コンテンツIDは、例えば、テレビ受像機2がリアルタイム番組を表示している場合には、放送波から取得する。また、テレビ受像機2が録画番組を表示している場合には、録画装置3から取得する。視聴コンテンツ種別とは、ユーザが視聴したテレビ番組が、リアルタイム番組および録画番組のいずれであるかを表す情報である。そして、テレビ受像機2は、取得したコンテンツIDとともに、コンテンツ視聴日、コンテンツ視聴曜日、コンテンツ視聴時間帯(広義には「視聴可能時間帯」)、コンテンツ時間長(広義には「番組時間長情報」)、および視聴コンテンツ種別の情報を、視聴番組情報としてユーザ端末装置4に送信する。視聴番組情報の送信は、例えば、テレビ受像機2とユーザ端末装置4とを互いに通信可能とする通信ケーブル6を介して行う。視聴番組情報は、ユーザによるテレビ番組の視聴が終了した後に送信する。
(コンテンツ視聴日など)
コンテンツ視聴日とは、コンテンツIDが表すテレビ番組が視聴された日である。ここで、テレビ番組の視聴の有無の判定は、例えば、テレビ番組がテレビ受像機2に表示されたことをもって、テレビ番組が視聴されたものと考える。また、コンテンツ視聴曜日とは、コンテンツIDが表すテレビ番組が視聴された曜日である。即ち、ユーザがテレビ番組を視聴した曜日を表す情報である。さらに、コンテンツ視聴時間帯とは、コンテンツIDが表すテレビ番組が視聴された時間帯である。即ち、ユーザがテレビ番組を視聴した時間帯を表す情報である。例えば、9時台、10時台等、何時台に視聴されたのかを表す。コンテンツ時間長とは、コンテンツIDが表すテレビ番組の時間長である。即ち、ユーザが視聴したテレビ番組の番組時間長を表す情報である。
同時に、テレビ受像機2は、コンテンツ視聴時間を計測する。コンテンツ視聴時間とは、コンテンツIDが表すテレビ番組が視聴された時間長である。そして、テレビ受像機2は、計測したコンテンツ視聴時間長を、視聴時間情報としてユーザ端末装置4に送信する。視聴時間情報の送信は、通信ケーブル6を介して行う。視聴時間情報は、ユーザによるテレビ番組の視聴が終了した後に、視聴番組情報の送信とともに送信する。
(録画装置)
録画装置3は、ユーザによって所持される装置である。録画装置3は、ユーザの操作に応じてテレビ番組の録画および再生を行う。テレビ番組の録画は、ユーザに録画予約日時、録画完了日時、および放送局の情報を入力させ、入力させた情報で特定されるテレビ番組を対象として行う。録画予約日時とは、録画を開始する日時である。録画完了日時とは、録画を終了する日時である。また、再生したテレビ番組は、テレビ受像機2に表示される。これによって、ユーザが録画装置3による録画内容を視聴可能となっている。録画装置3としては、例えば、ハードディスクレコーダを利用可能である。
また、録画装置3は、録画しているテレビ番組のコンテンツIDを取得する。コンテンツIDは、録画のために受信した放送波から取得する。そして、録画装置3は、取得したコンテンツIDとともに、コンテンツIDが表すテレビ番組の録画予約日時、録画完了日時を、録画予約情報としてユーザ端末装置4に送信する。録画予約情報の送信は、録画装置3とユーザ端末装置4とを互いに通信可能とする通信ケーブル7を介して行う。
さらに、録画装置3は、取得したコンテンツID、および番組時間長の情報を、蓄積録画番組情報として保持する。番組時間長とは、コンテンツIDが表すテレビ番組の放送された時間長である。そして、録画装置3は、保持した蓄積録画番組情報をユーザ端末装置4に送信する。蓄積録画番組情報の送信は、通信ケーブル7を介して行う。
次に、図1中のユーザ端末装置4、番組情報提供装置5の具体的構成について説明する。
図2は、ユーザ端末装置4および番組情報提供装置5の構成を示すブロック図である。
(ユーザ端末装置)
ユーザ端末装置4は、ユーザによって所持される装置である。ユーザ端末装置4としては、例えば、セットトップボックスを利用可能である。
具体的には、図2に示すように、ユーザ端末装置4は、録画予約情報取得部8、視聴番組情報取得部9、視聴時間情報取得部10、視聴履歴情報送信部11、蓄積録画番組情報送信部12(広義には「録画番組情報取得手段」)、番組表情報取得要求送信部13、番組表情報受信部14、個人用番組表情報蓄積部15、および番組表情報表示部16(広義には「番組情報提示手段」)を備える。
録画予約情報取得部8は、録画装置3から送信される録画予約情報を受信する。録画予約情報の受信は、通信ケーブル7を介して行う。そして、録画予約情報取得部8は、受信した録画予約情報を視聴履歴情報送信部11に出力する。
視聴番組情報取得部9は、テレビ受像機2から送信される視聴番組情報を受信する。視聴番組情報の受信は、通信ケーブル6を介して行う。そして、視聴番組情報取得部9は、受信した録画予約情報を視聴履歴情報送信部11に出力する。
視聴時間情報取得部10は、テレビ受像機2から送信される視聴時間情報を受信する。視聴時間情報の受信は、通信ケーブル6を介して行う。そして、視聴時間情報取得部10は、受信した視聴時間情報を視聴履歴情報送信部11に出力する。
視聴履歴情報送信部11は、録画予約情報取得部8、視聴番組情報取得部9および視聴時間情報取得部10それぞれからの出力に、ユーザIDを加え、視聴履歴情報として番組情報提供装置5に送信する。ユーザIDとは、ユーザを識別可能とする識別標識である。ユーザIDとしては、例えば、ユーザ端末装置4を他のユーザ端末装置4から識別可能な標識を用いる。視聴履歴情報の送信は、ユーザ端末装置4と番組情報提供装置5とを互いに通信可能とする通信回線17を介して行う。通信回線17としては、例えば、インターネットや、基地局を介して通信を行う携帯電話の通信回線を利用可能である。
蓄積録画番組情報送信部12は、録画装置3から送信される蓄積録画番組情報を受信する。蓄積録画番組情報の送信は、通信回線17を介して行う。そして、蓄積録画番組情報送信部12は、受信した蓄積録画番組情報を番組情報提供装置5に送信する。
番組表情報取得要求送信部13は、番組表取得要求信号を番組情報提供装置5に送信する。番組表取得要求信号とは、ユーザに提供するテレビ番組の情報の送信を番組情報提供装置5に要求する信号である。番組表取得要求信号の送信は、ユーザの操作を契機として行ってもよいし、設定時間となるたびに行うようにしてもよい。
番組表情報受信部14は、番組情報提供装置5から送信される個人用番組表情報を受信する。個人用番組表情報の受信は、通信回線17を介して行う。個人用番組表情報とは、ユーザに提供するテレビ番組を表す情報である。そして、番組表情報受信部14は、受信した個人用番組表情報を個人用番組表情報蓄積部15に出力する。
個人用番組表情報蓄積部15は、番組表情報受信部14から出力される個人用番組表情報を蓄積する。個人用番組表情報蓄積部15としては、例えば、情報の格納・読み出しが可能なハードディスク記憶装置を利用可能である。
番組表情報表示部16は、ユーザが、お勧め(即ち、視聴のお勧め)のテレビ番組の情報の表示を要求する操作を行うと、個人用番組表情報蓄積部15から個人用番組表情報を読み出す。お勧めのテレビ番組の情報の表示を要求する操作としては、例えば、テレビ受像機2のリモコン装置の特定のボタンを押す操作等を利用可能である。そして、番組表情報表示部16は、読み出した個人用番組情報をテレビ受像機2に表示させる。
このような構成により、ユーザ端末装置4は、視聴履歴情報、および蓄積録画番組情報を番組情報提供装置5に送信できる。そのため、それら送信した情報をもとに、番組情報提供装置5に、ユーザの嗜好に適したテレビ番組の番組を生成させることができる。
(番組情報提供装置)
番組情報提供装置5は、テレビ番組の情報の提供会社が所持する装置である。番組情報提供装置5は、例えば、周知のサーバ装置を利用して構成することができる。
具体的には、番組情報提供装置5は、視聴履歴情報受信部18(広義には「視聴履歴情報取得手段」)、視聴履歴情報蓄積部19、番組表情報受信部20(広義には「番組情報取得手段」)、番組表情報蓄積部21、視聴嗜好分析部22(広義には「嗜好分析手段」)、視聴嗜好蓄積部23、視聴ライフスタイル分析部24、視聴ライフスタイル蓄積部25、蓄積録画番組情報受信部26、録画番組情報蓄積部27、番組表情報取得要求受信部28、番組表情報抽出部29(広義には「番組選択手段」)、および番組表情報送信部30(広義には「番組情報提供手段」)を備える。
視聴履歴情報受信部18は、ユーザ端末装置4から送信される視聴履歴情報を受信する。視聴履歴情報の受信は、通信回線17を介して行う。そして、視聴履歴情報受信部18は、受信した視聴履歴情報を視聴履歴情報蓄積部19に出力する。
視聴履歴情報蓄積部19は、視聴履歴情報受信部18から出力される視聴履歴情報を蓄積する。また、視聴履歴情報蓄積部19は、視聴履歴情報とともに、コンテンツ視聴曜日(平日/休日)、コンテンツ視聴割合、視聴コンテンツジャンル、視聴番組出演者、および視聴番組内容の情報(広義には「ユーザによるテレビ番組の視聴履歴の情報」)を蓄積する。コンテンツ視聴曜日(平日/休日)とは、コンテンツ視聴曜日がユーザの休日であるか平日であるかを表す情報である。休日とは、ユーザが仕事を休む日である。平日とは、休日以外の日である。コンテンツ視聴割合とは、視聴履歴情報に含まれる視聴履歴情報のコンテンツ時間長をコンテンツ視聴時間で除した除算結果である。視聴コンテンツジャンルとは、コンテンツIDが表すテレビ番組のジャンルである。即ち、ユーザが視聴したテレビ番組のジャンルを表す情報である。例えば、バラエティ・お笑い、スポーツ等がある。視聴番組出演者とは、コンテンツIDが表すテレビ番組に出演している俳優、歌手、及びタレント等の出演者を表す情報である。例えば、バラエティ芸人A(名前)、歌手B等がある。視聴番組内容とは、コンテンツIDが表すテレビ番組で取り扱われる詳細情報全てを表す情報である。例えば、グルメ番組で紹介されたレストラン情報(名前、場所等)、紹介された映画情報(タイトル、出演者、ジャンル等)等がある。視聴履歴情報蓄積部19としては、例えば、情報の格納・読み出しが可能なハードディスク記憶装置を利用可能である。
(視聴履歴情報蓄積部)
図3は、視聴履歴情報蓄積部19に蓄積されている情報を示す図である。
また、視聴履歴情報蓄積部19は、蓄積された情報でデータベースを構成する。図3に示すように、視聴履歴情報蓄積部19のデータベースは、複数のレコードを有する。各レコードのフィールドは、「ユーザID」、「コンテンツID」、「録画予約日時」、「録画完了日時」、「コンテンツ視聴日」、「コンテンツ視聴曜日」、「コンテンツ視聴曜日(平日・休日)」、「コンテンツ視聴時間帯」、「視聴コンテンツ種別」、「コンテンツ時間長」、「コンテンツ視聴割合」、「視聴コンテンツジャンル」、「視聴番組出演者」、および「視聴番組内容」で構成される。
これらのフィールドのうち、録画予約日時および録画完了日時を、録画情報と呼ぶ。
また、コンテンツ視聴日、コンテンツ視聴曜日、コンテンツ視聴曜日(平日/休日)コンテンツ視聴時間帯、視聴コンテンツ種別、コンテンツ時間長、コンテンツ視聴時間、コンテンツ視聴割合、視聴コンテンツジャンル、視聴番組出演者、および視聴番組内容を、視聴番組情報と呼ぶ。
(番組表情報受信部など)
図2に戻り、番組表情報受信部20は、放送波またはインターネットから、設定された日数(例えば、1週間)以内に将来放送されるテレビ番組の番組表情報(広義には「番組情報」)を取得する。番組表情報とは、放送されるテレビ番組のジャンル、放送曜日、および放送時間帯を表す情報である。番組表情報は、放送波に重畳されていたり、インターネット上のウェブサイトに開示されていたりする。そして、番組表情報受信部20は、取得した番組表情報を番組表情報蓄積部21に出力する。
番組表情報蓄積部21は、番組表情報受信部20から出力される番組表情報を蓄積する。番組表情報蓄積部21としては、例えば、ハードディスク記憶装置を利用可能である。
視聴嗜好分析部22は、視聴履歴情報蓄積部19に視聴履歴情報が蓄積されると、視聴履歴情報蓄積部19、番組表情報蓄積部21、および視聴嗜好蓄積部23それぞれに格納されている情報に基づいて、ユーザの嗜好を分析する。ユーザの嗜好は、月曜日のユーザの嗜好、火曜日のユーザの嗜好、水曜日のユーザの嗜好等、各曜日毎に分析する。また、平日のユーザの嗜好、休日のユーザの嗜好等、平日/休日毎にも分析する。そして、視聴嗜好分析部22は、分析したユーザの嗜好の情報を、視聴嗜好情報として視聴嗜好蓄積部23に出力する。
(ユーザの嗜好の分析)
ユーザの嗜好の分析では、例えば、ユーザはリアルタイム番組と録画番組とのいずれを好むか、ユーザの好みのテレビ番組のジャンルは何であるか等、ユーザがどのようなテレビ番組を好んで視聴しているのかを分析する。
具体的には、例えば、図3に示すように、まず、視聴履歴情報蓄積部19のデータベースから、フィールド「視聴コンテンツ種別」のフィールド値が「リアルタイム番組」であるレコードを検索する。続いて、フィールド「視聴コンテンツ種別」のフィールド値が「録画番組」であるレコードを検索する。続いて、それら検索結果をもとに、フィールド値が「リアルタイム番組」であるレコードの数と、「録画番組」であるレコードの数とのいずれが多いかを判定する。そして、フィールド値が「リアルタイム番組」であるレコードの数が多いと判定した場合には、ユーザが「リアルタイム番組」の視聴を好むと判定する。一方、フィールド値が「録画番組」であるレコードの数が多いと判定した場合には、ユーザが「録画番組」の視聴を好むと判定する。また、フィールド値が「リアルタイム番組」であるレコードの数と「録画番組」であるレコードの数とが同数であると判定した場合には、ユーザが「リアルタイム番組」の視聴と「録画番組」の視聴との両方を好むと判定する。
また、データベースにおいて、フィールド「視聴コンテンツジャンル」のフィールド値(例えば、バラエティ、お笑い、クイズ等)毎に、フィールド「コンテンツ視聴割合」のフィールド値の合計値を算出し、合計値が最も大きいフィールド値が表すジャンルが、ユーザの好みのテレビ番組のジャンルであると判定する。
さらに、データベースから、フィールド「視聴番組出演者」のフィールド値(例えば、俳優A、お笑いB、ピン芸人C等)のうち最も多いフィールド値を検索する。そして、検索したうちで、最も多いフィールド値が表す出演者が、ユーザの好みのテレビ番組の出演者であると判定する。
また、データベースにおいて、フィールド「視聴番組内容」の全てのフィールド値から、例えば形態素解析、TF・IDFを用いてフィールド値の特徴語を抽出し、この特徴語がユーザにとって特徴的なキーワードであると判定する。
視聴嗜好蓄積部23は、視聴嗜好分析部22から出力される視聴嗜好情報を蓄積する。視聴嗜好蓄積部23としては、例えば、ハードディスク記憶装置を利用可能である。
視聴ライフスタイル分析部24は、視聴履歴情報蓄積部19に視聴履歴情報が蓄積されると、視聴履歴情報蓄積部19、および視聴ライフスタイル蓄積部25それぞれに格納されている情報に基づいて、後述する演算処理を実行する。視聴履歴情報蓄積部19に格納されている情報としては、ユーザID、コンテンツID、および視聴番組情報を利用する。そして、視聴嗜好分析部22は、この演算処理の処理結果を、視聴ライフスタイル情報として視聴ライフスタイル蓄積部25に出力する。
視聴ライフスタイル蓄積部25は、視聴ライフスタイル分析部24から出力される視聴ライフスタイル情報を蓄積する。視聴ライフスタイル蓄積部25としては、例えば、ハードディスク記憶装置を利用可能である。
(視聴ライフスタイル蓄積部の蓄積情報)
図4〜図6は、視聴ライフスタイル蓄積部25に蓄積されている情報を示す図である。
また、視聴ライフスタイル蓄積部25は、蓄積された情報で第1視聴ライフスタイルテーブル、第2視聴ライフスタイルテーブル、および視聴ライフスタイルデータベースを構成する。第1視聴ライフスタイルテーブル、および第2視聴ライフスタイルテーブルは、それぞれ1ユーザにつき1つずつ備える。
図4に示すように、第1視聴ライフスタイルテーブルは、複数のレコードを有する。各レコードのフィールドは、「時間帯」、月曜日〜日曜日の各曜日の「全日数」および「視聴日数」で構成される。
月曜日の全日数とは、ユーザの視聴履歴情報の取得が開始されてから、何回目の月曜日であるかを表す日数である。月曜日の視聴日数とは、ユーザの視聴履歴情報の取得が開始されてから、フィールド「時間帯」のフィールド値が表す時間帯にテレビ番組が視聴された月曜日の合計数を表す日数である。火曜日、水曜日等、他の曜日の全日数および視聴日数の定義も同様とする。これらのフィールドのフィールド値は、視聴ライフスタイル分析部24によって、視聴履歴情報蓄積部19のデータベースをもとに設定する。
図5に示すように、第2視聴ライフスタイルテーブルは、複数のレコードを有する。各レコードのフィールドは、「時間帯」、平日/休日の「全日数」および「視聴日数」で構成される。
平日の全日数とは、ユーザの視聴履歴情報の取得が開始されてから、何回目の平日であるかを表す日数である。平日の視聴日数とは、ユーザの視聴履歴情報の取得が開始されてから、フィールド「時間帯」のフィールド値が表す時間帯にテレビ番組が視聴された平日の合計数を表す日数である。休日の全日数および視聴日数の定義も同様とする。これらのフィールドのフィールド値は、視聴ライフスタイル分析部24によって、視聴履歴情報蓄積部19のデータベースをもとに設定される。
図6に示すように、視聴ライフスタイルデータベースは、複数のレコードを有する。各レコードのフィールドは、「ユーザID」、「対象日種別」、「視聴可能時間帯」、「視聴コンテンツ種別」、および「コンテンツ長パターン」で構成される。
対象日種別とは、月曜日〜日曜日の各曜日、平日または休日の種別である。また、視聴可能時間帯とは、月曜日〜日曜日の各曜日、平日、および休日毎に、ユーザがテレビ番組を視聴可能な時間帯の予測を表す情報である。さらに、視聴コンテンツ種別とは、各曜日、平日、および休日毎に、ユーザがリアルタイム番組および録画番組のいずれを視聴するのかの予測を表す情報である。また、コンテンツ長パターンとは、各曜日、平日、および休日毎に、ユーザが視聴するテレビ番組の番組時間長の予測を表す情報である。
(蓄積録画番組情報受信部26など)
図2に戻り、蓄積録画番組情報受信部26は、ユーザ端末装置4から送信される蓄積録画番組情報を受信する。そして、蓄積録画番組情報受信部26は、受信した蓄積録画番組情報を録画番組情報蓄積部27に出力する。
録画番組情報蓄積部27は、蓄積録画番組情報受信部26から出力される蓄積録画番組情報を蓄積する。録画番組情報蓄積部27としては、例えば、ハードディスク記憶装置を利用可能である。
番組表情報取得要求受信部28は、ユーザ端末装置4から送信される番組表情報取得要求信号を取得する。そして、番組表情報取得要求受信部28は、取得した番組情報取得要求信号を番組表情報抽出部29に出力する。
番組表情報抽出部29は、番組表情報取得要求受信部28から番組表情報取得要求信号が出力されると、視聴嗜好蓄積部23および視聴ライフスタイル蓄積部25それぞれに格納されている情報に基づいて、後述する演算処理を実行する。そして、番組表情報抽出部29は、この演算処理の処理結果である個人用番組表情報を番組表情報送信部30に送信する。個人用番組表情報とは、ユーザの嗜好に適したテレビ番組に関する情報である。
番組表情報送信部30は、番組表情報抽出部29から出力される個人用番組表情報をユーザ端末装置4に送信する。個人用番組表情報の送信は、通信回線17を介して行う。
このような構成により、番組情報提供装置5は、ユーザが視聴可能な時間帯のテレビ番組の情報を提供できる。それゆえ、より適切なテレビ番組の情報を提供できる。
(視聴ライフスタイル分析部の処理内容)
次に、番組情報提供装置5の視聴ライフスタイル分析部24が実行する演算処理の内容を、フローチャートを用いて説明する。
図7は、視聴ライフスタイル分析部24が実行する演算処理の内容を表すフローチャートである。
なお、図7の演算処理は、毎日、設定時間になると1ユーザについて7回ずつ実行される。そして、各実行のたびに、パラメータである分析対象曜日を、月曜日、火曜日、水曜日、木曜日、金曜日、土曜日、日曜日に順次切り替える。
図7に示すように、まず、そのステップS101では、視聴ライフスタイル蓄積部25から視聴ライフスタイルデータベース、第1視聴ライフスタイルテーブル、および第2視聴ライフスタイルテーブルを取得する。
続いてステップS102に移行して、後述する第1視聴可能時間帯予測処理を実行する。第1視聴可能時間帯予測処理とは、前記ステップS101で取得した第1視聴ライフスタイルテーブルに基づき、分析対象曜日のうちの各時間帯から、ユーザがテレビ番組を視聴可能な時間帯を予測する処理である。
続いてステップS103に移行して、前記ステップS102の処理結果をもとに、分析対象曜日に視聴可能時間帯が存在するか否かを判定する。視聴可能時間帯とは、ユーザがテレビ番組を視聴可能な時間帯である。そして、分析対象曜日に視聴可能時間帯が存在すると判定した場合には(Yes)ステップS104に移行する。一方、分析対象曜日に視聴可能時間帯が存在しないと判定した場合には(Yes)ステップS105に移行する。
前記ステップS104では、後述する第1視聴傾向検出処理を実行した後、前記ステップS105に移行する。第1視聴傾向検出処理とは、分析対象曜日の視聴可能時間帯に、ユーザが視聴するテレビ番組の傾向を検出する処理である。
前記ステップS105では、分析対象曜日の全日数Aが設定日数B(例えば、4日)以上であるか否かを判定する。そして、分析対象曜日の全日数Aが設定日数B以上であると判定した場合には(Yes)この演算処理を終了する。一方、分析対象曜日の全日数Aが設定日数Bより小さいと判定した場合には(No)ステップS106に移行する。
前記ステップS106では、後述する第2視聴可能時間帯予測処理を実行する。第2視聴可能時間帯予測処理とは、前記ステップS101で取得した第2視聴ライフスタイルテーブルに基づき、分析対象曜日が属する平日/休日区分のうちの各時間帯から、ユーザがテレビ番組を視聴可能な時間帯を予測する処理である。平日/休日区分とは、分析対象曜日が、ユーザにとって平日または休日のいずれであるかを表す分類である。
続いてステップS107に移行して、後述する第2視聴傾向検出処理を実行した後、この演算処理を終了する。第2視聴傾向検出処理とは、平日/休日区分の視聴可能時間帯に、ユーザが視聴するテレビ番組の傾向を検出する処理である。
(第1視聴可能時間帯予測処理の内容)
次に、第1視聴可能時間帯予測処理の内容を、フローチャートを用いて説明する。
図8は、第1視聴可能時間帯予測処理の内容を表すフローチャートである。
なお、図8の演算処理は、いちど実行されると、24回繰り返される。そして、各繰り返しのたびに、パラメータである分析対象時間帯を、0時、1時、2時、…、21時、22時、23時に順次切り替える。
図8に示すように、まず、そのステップS201では、分析対象曜日の分析対象時間帯が、ユーザがテレビ番組を視聴可能な時間帯であるか否かを判定する。
具体的には、ステップS201では、まず、図4に示すように、第1視聴ライフスタイルテーブルから、分析対象曜日の分析対象時間帯の視聴日数Cおよび全日数Dを取得する。続いて、取得した視聴日数Cが(全日数D/2)以上であるか否かを判定する。そして、視聴日数Cが(全日数D/2)以上であると判定した場合には(Yes)ステップS202に移行する。一方、視聴日数Cが(全日数D/2)より小さい場合には(No)ステップS203に移行する。
図8に戻り、前記ステップS202では、分析対象曜日の分析対象時間帯は、ユーザがテレビ番組を視聴可能な時間帯であると判定した後、この演算処理を終了する。
具体的には、図6に示すように、まず、視聴ライフスタイルデータベースから、フィールド「対象日種別」のフィールド値が分析対象曜日と一致するレコードを検索する。続いて、検索したレコードのフィールド「視聴可能時間帯」のフィールド値として分析対象時間帯の変数値(例えば、0時)を格納する。
図8に戻り、前記ステップS203では、分析対象曜日の分析対象時間帯は、ユーザがテレビ番組を視聴可能な時間帯ではないと判定した後、この演算処理を終了する。
そして、分析対象時間を順次切り替え、合計24回の演算処理の実行を終えると、もとの処理に復帰する。この復帰により、もとの処理のステップS103に移行する。
(第1視聴傾向検出処理)
次に、第1視聴傾向検出処理の内容を、フローチャートを用いて説明する。
図9は、第1視聴傾向検出処理の内容を表すフローチャートである。
図9に示すように、そのステップS301では、まず、図3に示すように、視聴履歴情報蓄積部19のデータベースから、フィールド「コンテンツ視聴曜日」のフィールド値が分析対象曜日と一致し、且つ、フィールド「コンテンツ視聴時間帯」のフィールド値が視聴可能時間帯と一致するレコードを検索する。続いて、検索したレコードからリアルタイム視聴数Eおよび録画視聴数Fを計数する。リアルタイム視聴数Eは、フィールド「視聴コンテンツ種別情報」のフィールド値が「リアルタイム番組」であるレコードの数である。録画視聴数Fは、フィールド「視聴コンテンツ種別情報」のフィールド値が「録画番組」であるレコードの数である。
図9に戻り、続いてステップS302〜S306では、分析対象曜日の視聴可能時間帯に、ユーザがリアルタイム番組と録画番組のどちらを視聴するかを判定する。
具体的には、まず、ステップS302では、前記ステップS301で取得したリアルタイム視聴数Eおよび録画視聴数Fに基づき、(E/(E+F))が設定値G(例えば、0.7)以上であるか否かを判定する。そして、設定値G以上であると判定した場合には(Yes)ステップS303に移行する。一方、(E/(E+F))が設定値Gより小さいと判定した場合には(No)ステップS304に移行する。
前記ステップS303では、分析対象曜日の視聴可能時間帯に、ユーザがリアルタイム番組を視聴すると判定した後、ステップS307に移行する。
具体的には、図6に示すように、まず、視聴ライフスタイルデータベースから、フィールド「対象日種別」のフィールド値が分析対象曜日と一致するレコードを検索する。続いて、検索したレコードのフィールド「視聴コンテンツ種別」のフィールド値を「リアルタイム」に設定する。
図9に戻り、前記ステップS304では、(F/(E+F))が設定値G以上であるか否かを判定する。そして、設定値G以上であると判定した場合には(Yes)ステップS305に移行する。一方、(F/(E+F))が設定値Gより小さいと判定した場合には(No)ステップS306に移行する。
前記ステップS305では、分析対象曜日の視聴可能時間帯に、ユーザが録画番組を視聴すると判定した後、前記ステップS307に移行する。
具体的には、図6に示すように、まず、視聴ライフスタイルデータベースから、フィールド「対象日種別」のフィールド値が分析対象曜日と一致するレコードを検索する。続いて、検索したレコードのフィールド「視聴コンテンツ種別」のフィールド値を「録画」に設定する。
図9に戻り、前記ステップS306では、分析対象曜日の視聴可能時間帯に、ユーザがリアルタイム番組および録画番組のいずれも視聴すると判定した後、前記ステップS307に移行する。
具体的には、図6に示すように、まず、視聴ライフスタイルデータベースから、フィールド「対象日種別」のフィールド値が分析対象曜日と一致するレコードを検索する。続いて、検索したレコードのフィールド「視聴コンテンツ種別」のフィールド値を「リアルタイム、録画」に設定する。
前記ステップS307では、まず、図3に示すように、視聴履歴情報蓄積部19のデータベースから、フィールド「コンテンツ視聴曜日」のフィールド値が分析対象曜日と一致し、且つ、フィールド「コンテンツ視聴時間帯」のフィールド値が視聴可能時間帯と一致するレコードを検索する。続いて、検索したレコードそれぞれのフィールド「コンテンツ時間長」のフィールド値の平均値を算出し、算出結果をコンテンツ平均時間長Hとする。
図9に戻り、続いてステップS308〜S311(広義には「視聴番組時間長予測手段」)では、分析対象曜日の視聴可能時間帯に、ユーザがどれくらいの長さのテレビ番組を視聴するかを判定する。
具体的には、まず、ステップS308では、前記ステップS307で算出したコンテンツ平均時間長Hが30分以下であるか否かを判定する。そして、30分以下であると判定した場合には(Yes)ステップS309に移行する。一方、30分より長いと判定した場合には(No)ステップS310に移行する。
前記ステップS309では、分析対象曜日の視聴可能時間帯に、ユーザが30分以下のテレビ番組を視聴すると判定した後、この演算処理を終了してもとの処理に復帰する。この復帰により、もとの処理のステップS105に移行する。
具体的には、図6に示すように、まず、視聴ライフスタイルデータベースから、フィールド「対象日種別」のフィールド値が分析対象曜日と一致するレコードを検索する。続いて、検索したレコードのフィールド「コンテンツ長パターン」のフィールド値を「30分以下」に設定する。
図9に戻り、前記ステップS310では、前記ステップS307で算出したコンテンツ平均時間長Hが1時間以下であるか否かを判定する。そして、1時間以下であると判定した場合には(Yes)ステップS311に移行する。一方、1時間より長いと判定した場合には(No)ステップS312に移行する。
前記ステップS311では、分析対象曜日の視聴可能時間帯に、ユーザが30分より長く1時間以下のテレビ番組を視聴すると判定した後、この演算処理を終了してもとの処理に復帰する。この復帰により、もとの処理のステップS105に移行する。
具体的には、図6に示すように、まず、視聴ライフスタイルデータベースから、フィールド「対象日種別」のフィールド値が分析対象曜日と一致するレコードを検索する。続いて、検索したレコードのフィールド「コンテンツ長パターン」のフィールド値を「30分より長く1時間以下」に設定する。
図9に戻り、前記ステップS312では、分析対象曜日の視聴可能時間帯に、ユーザが1時間より長いテレビ番組を視聴すると判定した後、この演算処理を終了してもとの処理に復帰する。この復帰により、もとの処理のステップS105に移行する。
具体的には、図6に示すように、まず、視聴ライフスタイルデータベースから、フィールド「対象日種別」のフィールド値が分析対象曜日と一致するレコードを検索する。続いて、検索したレコードのフィールド「コンテンツ長パターン」のフィールド値を「1時間より長い」に設定する。
(第2視聴可能時間帯予測処理)
次に、第2視聴可能時間帯予測処理の内容を、フローチャートを用いて説明する。
図10は、第2視聴可能時間帯予測処理の内容を表すフローチャートである。
なお、図10の演算処理は、いちど実行されると、24回繰り返される。そして、各繰り返しのたびに、パラメータである分析対象時間帯を、0時、1時、2時、…、21時、22時、23時に順次切り替える。
図10に示すように、まず、そのステップS401では、平日/休日区分の分析対象時間帯が、ユーザがテレビ番組を視聴可能な時間帯であるか否かを判定する。
具体的には、ステップS401では、まず、図5に示すように、第2視聴ライフスタイルテーブルから、平日/休日区分の分析対象時間帯の視聴日数Iおよび全日数Jを取得する。続いて、取得した視聴日数Iが(全日数J/2)以上であるか否かを判定する。そして、視聴日数Iが(全日数J/2)以上であると判定した場合には(Yes)ステップS402に移行する。一方、視聴日数Iが(全日数J/2)より小さいと判定した場合には(No)ステップS403に移行する。
図10に戻り、前記ステップS402では、平日/休日区分の分析対象時間帯は、ユーザがテレビ番組を視聴可能な時間帯であると判定した後、この演算処理を終了する。
具体的には、図6に示すように、まず、視聴ライフスタイルデータベースから、フィールド「対象日種別」のフィールド値が平日/休日区分と一致するレコードを検索する。続いて、検索したレコードのフィールド「視聴可能時間帯」のフィールド値として分析対象時間帯の変数値(例えば、0時)を格納する。
図10に戻り、前記ステップS403では、平日/休日区分の分析対象時間帯は、ユーザがテレビ番組を視聴可能な時間帯ではないと判定した後、この演算処理を終了する。
そして、分析対象時間を順次切り替え、合計24回の演算処理の実行を終えると、もとの処理に復帰する。この復帰により、もとの処理のステップS107に移行する。
(第2視聴傾向検出処理)
次に、第2視聴傾向検出処理の内容を、フローチャートを用いて説明する。
図11は、第2視聴傾向検出処理の内容を表すフローチャートである。
図11に示すように、そのステップS501では、まず、図3に示すように、視聴履歴情報蓄積部19のデータベースから、フィールド「コンテンツ視聴曜日(平日/休日)」のフィールド値が平日/休日区分と一致し、且つ、フィールド「コンテンツ視聴時間帯」のフィールド値が視聴可能時間帯と一致するレコードを検索する。続いて、検索したレコードからリアルタイム視聴数Kおよび録画視聴数Lを計数する。リアルタイム視聴数Kは、フィールド「視聴コンテンツ種別情報」のフィールド値が「リアルタイム番組」であるレコードの数である。録画視聴数Lは、フィールド「視聴コンテンツ種別情報」のフィールド値が「録画番組」であるレコードの数である。
図11に戻り、続いてステップS502〜S506では、平日/休日区分の視聴可能時間帯に、ユーザがリアルタイム番組と録画番組のどちらを視聴するか判定する。
具体的には、まず、ステップS502では、前記ステップS501で取得したリアルタイム視聴数Kおよび録画視聴数Lに基づき、(K/(K+L))が設定値M(例えば、0.7)以上であるか否かを判定する。そして、設定値M以上であると判定した場合には(Yes)ステップS503に移行する。一方、(K/(K+L))が設定値Mより小さいと判定した場合には(No)ステップS504に移行する。
前記ステップS503では、平日/休日区分の視聴可能時間帯に、ユーザがリアルタイム番組を視聴すると判定した後、ステップS507に移行する。
具体的には、図6に示すように、まず、視聴ライフスタイルデータベースから、フィールド「対象日種別」のフィールド値が平日/休日区分と一致するレコードを検索する。続いて、検索したレコードのフィールド「視聴コンテンツ種別」のフィールド値を「リアルタイム」に設定する。
図11戻り、前記ステップS504では、(L/(K+L))が設定値M以上であるか否かを判定する。そして、(L/(K+L))が設定値M以上であると判定した場合には(Yes)ステップS505に移行する。一方、(L/(K+L))が設定値Mより小さいと判定した場合には(No)ステップS506に移行する。
前記ステップS505では、平日/休日区分の分析対象時間帯に、ユーザが録画番組を視聴すると判定した後、前記ステップS507に移行する。
具体的には、図6に示すように、まず、視聴ライフスタイルデータベースから、フィールド「対象日種別」のフィールド値が平日/休日区分と一致するレコードを検索する。続いて、検索したレコードのフィールド「視聴コンテンツ種別」のフィールド値を「録画」に設定する。
図11に戻り、前記ステップS506では、平日/休日区分の分析対象時間帯に、ユーザがリアルタイム番組および録画番組のいずれも視聴すると判定した後、前記ステップS507に移行する。
具体的には、図6に示すように、まず、視聴ライフスタイルデータベースから、フィールド「対象日種別」のフィールド値が平日/休日区分と一致するレコードを検索する。続いて、検索したレコードのフィールド「視聴コンテンツ種別」のフィールド値を「リアルタイム、録画」に設定する。
前記ステップS507では、まず、図3に示すように、視聴履歴情報蓄積部19のデータベースから、フィールド「コンテンツ視聴曜日(平日/休日)」のフィールド値が平日/休日区分と一致し、且つ、フィールド「コンテンツ視聴時間帯」のフィールド値が視聴可能時間帯と一致するレコードを検索する。続いて、検索したレコードそれぞれのフィールド「コンテンツ時間長」のフィールド値の平均値を算出し、算出結果をコンテンツ平均時間長Nとする。
図11に戻り、続いてステップS508〜S511では、平日/休日区分の視聴可能時間帯に、ユーザがどれくらいの長さのテレビ番組を視聴するかを判定する。
具体的には、まず、ステップS508では、前記ステップS307で算出したコンテンツ平均時間長Nが30分以下であるか否かを判定する。そして、30分以下であると判定した場合には(Yes)ステップS309に移行する。一方、30分より長いと判定した場合には(No)ステップS510に移行する。
前記ステップS509では、平日/休日区分の視聴可能時間帯に、ユーザが30分以下のテレビ番組を視聴すると判定した後、この演算処理を終了してもとの処理に復帰する。この復帰により、もとの処理のステップS105に移行する。
具体的には、図6に示すように、まず、視聴ライフスタイルデータベースから、フィールド「対象日種別」のフィールド値が平日/休日区分と一致するレコードを検索する。続いて、検索したレコードのフィールド「コンテンツ長パターン」のフィールド値を「30分以下」に設定する。
図11に戻り、前記ステップS510では、前記ステップS307で算出したコンテンツ平均時間長Nが1時間以下であるか否かを判定する。そして、1時間以下であると判定した場合には(Yes)ステップS311に移行する。一方、1時間より長いと判定した場合には(No)ステップS512に移行する。
前記ステップS511では、平日/休日区分の視聴可能時間帯に、ユーザが30分より長く1時間以下のテレビ番組を視聴すると判定した後、この演算処理を終了してもとの処理に復帰する。この復帰により、もとの処理のステップS105に移行する。
具体的には、図6に示すように、まず、視聴ライフスタイルデータベースから、フィールド「対象日種別」のフィールド値が平日/休日区分と一致するレコードを検索する。続いて、検索したレコードのフィールド「コンテンツ長パターン」のフィールド値を「30分より長く1時間以下」に設定する。
図11に戻り、前記ステップS512では、平日/休日区分の視聴可能時間帯に、ユーザが1時間より長いテレビ番組を視聴すると判定した後、この演算処理を終了してもとの処理に復帰する。この復帰により、もとの処理のステップS105に移行する。
具体的には、図6に示すように、まず、視聴ライフスタイルデータベースから、フィールド「対象日種別」のフィールド値が平日/休日区分と一致するレコードを検索する。続いて、検索したレコードのフィールド「コンテンツ長パターン」のフィールド値を「1時間より長い」に設定する。
(番組表情報抽出部の演算処理)
次に、番組情報提供装置5の番組表情報抽出部29が実行する演算処理の内容を、フローチャートを用いて説明する。
図12は、番組情報提供装置5の番組表情報抽出部29が実行する演算処理の内容を表すフローチャートである。
なお、図12の演算処理は、番組表情報取得要求受信部28から番組表情報取得要求信号が出力されると、1ユーザについて7回ずつ実行される。そして、各実行のたびに、パラメータである分析対象曜日を、月曜日、火曜日、水曜日、木曜日、金曜日、土曜日、日曜日に順次切り替える。
図12に示すように、そのステップS601では、まず、視聴ライフスタイル蓄積部25から視聴ライフスタイルデータベースを取得する。続いて、図6に示すように、取得した視聴ライフスタイルデータベースから、フィールド「対象日種別」のフィールド値が分析対象曜日と一致するレコードを検索する。続いて、検索したレコードのフィールド「全日数」のフィールド値を取得し、取得したフィールド値を全日数Pとする。
続いてステップS602では、全日数Pが「1」であるか否かを判定する。そして、全日数Pが「1」であると判定した場合には(Yes)ステップS603に移行する。一方、全日数Pが「1」ではないと判定した場合には(No)ステップS604に移行する。
前記ステップS603では、ユーザの嗜好情報のみに基づいて、ユーザの嗜好に適したテレビ番組を選択する。
具体的には、ステップS603では、視聴嗜好蓄積部23から、分析対象曜日のユーザの視聴嗜好情報を取得する。続いて、取得した視聴嗜好情報に基づき、番組表情報蓄積部21に情報が蓄積されているテレビ番組、および録画番組情報蓄積部27に情報が蓄積されているテレビ番組から、分析対象曜日にユーザが視聴可能で、分析対象曜日のユーザの嗜好に適したテレビ番組を選択する。例えば、視聴嗜好情報をもとに、分析対象曜日に視聴するテレビ番組として、ユーザがリアルタイム番組と録画番組とのいずれを好むかを判定する。そして、リアルタイム番組を好むと判定した場合には、番組表情報蓄積部21に蓄積されている情報からテレビ番組(つまり、リアルタイム番組)を選択する。一方、録画番組を好むと判定した場合には、録画番組情報蓄積部27に蓄積されている情報からテレビ番組(つまり、録画番組)を選択する。また、リアルタイム番組と録画番組の両方を好むと判定した場合には、番組表情報蓄積部21に蓄積されている情報と録画番組情報蓄積部27に蓄積されている情報の両方からテレビ番組(つまり、リアルタイム番組および録画番組のいずれか)を選択する。続いて、選択したテレビ番組から、ユーザの好みのジャンルのテレビ番組、好みの出演者が出演するテレビ番組、または好みの番組内容のテレビ番組を選択する。
続いてステップS604では、全日数Pが設定日数Q(例えば、4日)以上であるか否かを判定する。そして、全日数Pが設定日数Q以上であると判定した場合には(Yes)ステップS605に移行する。一方、全日数Pが設定日数Qより短いと判定した場合には(No)ステップS606に移行する。
前記ステップS605では、ユーザの嗜好情報、および分析対象曜日の視聴ライフスタイル情報に基づいて、ユーザの嗜好に適したテレビ番組を選択する。
具体的には、ステップS605では、視聴嗜好蓄積部23から、分析対象曜日のユーザの視聴嗜好情報を取得する。続いて、図6に示すように、視聴ライフスタイル蓄積部25からユーザの視聴ライフスタイルデータベースを取得する。続いて、取得した視聴嗜好情報および視聴ライフスタイルデータベースに基づき、番組表情報蓄積部21に情報が蓄積されているテレビ番組、および録画番組情報蓄積部27に情報が蓄積されているテレビ番組から、分析対象曜日の視聴可能時間帯にユーザが視聴可能で、且つ、分析対象曜日のユーザの嗜好に適したテレビ番組を選択する。例えば、視聴嗜好情報をもとに、分析対象曜日に視聴するテレビ番組として、ユーザがリアルタイム番組と録画番組とのいずれを好むかを判定する。そして、リアルタイム番組を好むと判定した場合には、番組表情報蓄積部21に蓄積されている情報からテレビ番組(つまり、リアルタイム番組)を選択する。一方、録画番組を好むと判定した場合には、録画番組情報蓄積部27に蓄積されている情報からテレビ番組(つまり、録画番組)を選択する。また、リアルタイム番組と録画番組との両方を好むと判定した場合には、番組表情報蓄積部21に蓄積されている情報と録画番組情報蓄積部27に蓄積されている情報の両方からテレビ番組(つまり、リアルタイム番組および録画番組のいずれか)を選択する。続いて、選択したテレビ番組から、ユーザの好みのジャンルのテレビ番組、好みの出演者が出演するテレビ番組、または好みの番組内容のテレビ番組を選択する。続いて、視聴ライフスタイルデータベースをもとに、ユーザの好みのジャンルのテレビ番組、好みの出演者が出演するテレビ番組、または好みの番組内容のテレビ番組、として選択したテレビ番組から、分析対象曜日の視聴可能時間帯にユーザが視聴可能なテレビ番組を選択する。
これによって、視聴時に放送されるリアルタイム番組に加え、録画装置3に録画されている録画番組の情報をユーザに提供できる。また、ユーザの視聴が予測される番組種別、および番組時間長に合致したテレビ番組の情報をユーザに提供できる。
一方、前記ステップS606では、ユーザの嗜好情報、および分析対象曜日が属する平日/休日区分の視聴ライフスタイル情報に基づいて、ユーザの嗜好に適したテレビ番組を選択する。
具体的には、ステップS606では、視聴嗜好蓄積部23から、分析対象曜日が属する平日/休日区分のユーザの視聴嗜好情報を取得する。続いて、図6に示すように、視聴ライフスタイル蓄積部25からユーザの視聴ライフスタイルデータベースを取得する。続いて、取得した視聴嗜好情報および視聴ライフスタイルデータベースに基づき、番組表情報蓄積部21に情報が蓄積されているテレビ番組、および録画番組情報蓄積部27に情報が蓄積されているテレビ番組から、平日/休日区分の視聴可能時間帯にユーザが視聴可能で、且つ、分析対象曜日が属する平日/休日区分のユーザの嗜好に適したテレビ番組を選択する。例えば、視聴嗜好情報をもとに、分析対象曜日が属する平日/休日区分に視聴するテレビ番組として、ユーザがリアルタイム番組と録画番組とのいずれを好むかを判定する。そして、リアルタイム番組を好むと判定した場合には、番組表情報蓄積部21に蓄積されている情報からテレビ番組(つまり、リアルタイム番組)を選択する。一方、録画番組を好むと判定した場合には、録画番組情報蓄積部27に蓄積されている情報からテレビ番組(つまり、録画番組)を選択する。一方、リアルタイム番組と録画番組の両方を好むと判定した場合には、番組表情報蓄積部21に蓄積されている情報と録画番組情報蓄積部27に蓄積されている情報の両方からテレビ番組(つまり、リアルタイム番組および録画番組のいずれか)を選択する。続いて、選択したテレビ番組から、ユーザの好みのジャンルのテレビ番組、好みの出演者が出演するテレビ番組、または好みの番組内容のテレビ番組を選択する。続いて、視聴ライフスタイルデータベースをもとに、ユーザの好みのジャンルのテレビ番組、好みの出演者が出演するテレビ番組、または好みの番組内容のテレビ番組、として選択したテレビ番組から、平日/休日区分の視聴可能時間帯にユーザが視聴可能なテレビ番組を選択する。
そして、分析対象曜日を順次切り替え、合計7回の演算処理の実行を終えると、選択したテレビ番組を表す情報を、個人番組表情報(広義には「テレビ番組の情報」)として番組表情報送信部30に出力した後、この演算処理を終了してもとの処理に復帰する。
(番組情報提供システムの動作)
次に、本実施形態による番組情報提供システム1の動作について説明する。
図13は、番組情報提供システムの動作を説明するための図である。
まず、図1および図2に示すように、ユーザ端末装置4が、定期的に、テレビ受像機2から視聴番組情報および視聴時間情報が出力されていないかを判定する。
ここで、図12に示すように、ユーザがテレビ受像機2でテレビ番組の視聴を開始した状態を考える。視聴を開始したテレビ番組は、リアルタイム番組であったとする。
すると、テレビ受像機2が、表示しているテレビ番組のコンテンツIDおよび視聴コンテンツ種別の情報を取得する。また、テレビ受像機2が、コンテンツ視聴時間を計測する。そして、ユーザがテレビ番組の視聴を終了すると、図2に示すように、テレビ受像機2が、取得したコンテンツID、コンテンツ視聴日、コンテンツ視聴曜日、コンテンツ視聴時間帯および視聴コンテンツ種別の情報(つまり、視聴番組情報)、並びにコンテンツ視聴時間長(つまり、視聴時間情報)をユーザ端末装置4に送信する。
続いて、ユーザ端末装置4の視聴番組情報取得部9および視聴時間情報取得部10が、テレビ受像機2から送信される視聴番組情報および視聴時間情報を受信すると、受信した視聴番組情報および視聴時間情報を視聴履歴情報送信部11に出力する。続いて、視聴履歴情報送信部11が、視聴番組情報および視聴時間情報を取得する。続いて、視聴履歴情報送信部11が、取得した視聴番組情報および視聴時間情報およびユーザID(つまり、視聴履歴情報)を、通信回線17を介して、番組情報提供装置5に送信する(図13のステップS701)。
続いて、ユーザ端末装置4の視聴履歴情報受信部18が、ユーザ端末装置4から送信される視聴履歴情報を受信すると、受信した視聴履歴情報を視聴履歴情報蓄積部19に出力する(図13のステップS702)。続いて、視聴履歴情報蓄積部19が、出力された視聴履歴情報を蓄積する。
続いて、視聴嗜好分析部22が、視聴履歴情報蓄積部19に視聴履歴情報が蓄積されると、視聴履歴情報蓄積部19、番組表情報蓄積部21、および視聴嗜好蓄積部23それぞれに格納されている情報に基づいて、視聴嗜好情報を生成する(図13のステップS703)。続いて、視聴嗜好分析部22が、生成した視聴嗜好情報を視聴嗜好蓄積部23に出力する。続いて、視聴嗜好蓄積部23が、視聴嗜好分析部22から出力される視聴嗜好情報を蓄積する。
これによって、視聴嗜好蓄積部23に、ユーザの視聴嗜好情報が蓄積される。つまり、テレビ番組に対するユーザの嗜好の情報が蓄積される。
同時に、視聴ライフスタイル分析部24が、視聴履歴情報蓄積部19、および視聴ライフスタイル蓄積部25それぞれに格納されている情報に基づいて、視聴ライフスタイル情報を生成する(図13のステップS704)。続いて、視聴ライフスタイル分析部24が、生成した視聴ライフスタイル情報を視聴ライフスタイル蓄積部25に出力する。続いて視聴ライフスタイル蓄積部25が、視聴ライフスタイル分析部24から出力される視聴ライフスタイル情報を蓄積する。
これによって、視聴ライフスタイル蓄積部25に、ユーザの視聴ライフスタイル情報が蓄積される。つまり、ユーザがテレビ番組を視聴可能な時間帯等の情報が蓄積される。
また、並行して、番組表情報受信部20が、放送波から番組表情報を受信し、受信した番組表情報を番組表情報蓄積部21に出力する(図13のステップS705)。続いて、番組表情報蓄積部21が、番組表情報受信部20から出力される番組表情報を蓄積する。
これによって、番組表情報蓄積部21に、番組表情報が蓄積される。つまり、現在から数日先までに放送されるテレビ番組の情報が蓄積される。
一方、録画装置3がテレビ番組の録画を開始した状態を考える。録画を開始したテレビ番組は、ユーザが録画予約を入力した番組であったとする。
すると、録画装置3が、録画しているテレビ番組のコンテンツIDおよび番組時間長の情報を取得する。そして、録画装置3が、取得したコンテンツIDおよび番組時間長の情報(つまり、蓄積録画番組情報)をユーザ端末装置4に送信する。
続いて、ユーザ端末装置4の蓄積録画番組情報送信部12が、録画装置3から送信される蓄積録画番組情報を受信すると、受信した情報を番組情報提供装置5に送信する。
続いて番組情報提供装置5の蓄積録画番組情報受信部26が、ユーザ端末装置4から送信される蓄積録画番組情報を受信すると、受信した蓄積録画番組情報を録画番組情報蓄積部27に出力する。続いて録画番組情報蓄積部27が、蓄積録画番組情報受信部26から出力される蓄積録画番組情報を蓄積する。
これによって、蓄積録画番組情報受信部26に、ユーザの蓄積録画番組情報が蓄積される。つまり、録画装置3に録画されている録画番組の情報が蓄積される。
そして、上記フローが繰り返されることで、視聴嗜好蓄積部23、視聴ライフスタイル蓄積部25、番組表情報蓄積部21および録画番組情報蓄積部27それぞれに情報が順次蓄積される。ここで、それぞれに情報が蓄積された状態にあるときに、番組表情報取得要求送信部13が、番組表取得要求信号を番組情報提供装置5に送信したとする。
すると、番組情報提供装置5の番組表情報取得要求受信部28が、ユーザ端末装置4から送信される番組表取得要求信号を受信すると、受信した番組表取得要求信号を番組表情報抽出部29に出力する。続いて、番組表情報抽出部29が、番組表情報取得要求受信部28から番組表情報取得要求信号が出力されると、視聴嗜好蓄積部23、視聴ライフスタイル蓄積部25、番組表情報蓄積部21および録画番組情報蓄積部27それぞれに格納されている情報に基づいて、視聴可能曜日に視聴可能で、且つ、視聴可能曜日のユーザの嗜好に適したテレビ番組を表す個人用番組表情報を生成する(図13のステップS706)。
続いて、番組表情報抽出部29が、抽出した個人用番組表情報を番組表情報送信部30に出力する。続いて、番組表情報送信部30が、番組表情報抽出部29から個人用番組表情報が出力されると、出力された個人用番組表情報をユーザ端末装置4に送信する(図13のステップS707)。
続いて、ユーザ端末装置4の番組表情報受信部14が、番組情報提供装置5から送信される個人用番組表情報を受信すると、受信した個人用番組表情報を個人用番組表情報蓄積部15に出力する(図13のステップS708)。続いて個人用番組表情報蓄積部15が、番組表情報受信部14から個人用番組情報が出力されると、出力された個人用番組表情報を蓄積する。
図14は、テレビ番組の情報を表示したテレビ受像機2を表す図である。
ここで、ユーザが、お勧め番組の情報の表示を要求する操作を行ったとする。すると、番組表情報表示部16が、個人用番組表情報蓄積部15から個人用番組表情報を読み出し、図14に示すように、読み出した個人用番組情報をテレビ受像機2に表示させる(図13のステップS709)。
これによって、ユーザに対し、ユーザが視聴可能な時間帯に視聴でき、且つ、視聴可能な曜日のユーザの嗜好に適したテレビ番組の情報を提供できる。
そのため、ユーザによるテレビ放送の視聴機会を増大させることができる。
ここで、本実施形態では、図2中の視聴履歴情報受信部18が視聴履歴情報取得手段を構成する。以下同様に、図2中の視聴嗜好分析部22が嗜好分析手段を構成する。また、図8中のステップS201〜S203、図10中のステップS401〜S403が視聴可能時間帯予測手段を構成する。さらに、図2中の番組表情報受信部20が番組情報取得手段を構成する。また、図2中の番組表情報抽出部29が番組選択手段を構成する。さらに、図2の番組表情報送信部30が番組情報提供手段を構成する。また、図2中の蓄積録画番組情報受信部26が録画番組情報取得手段を構成する。さらに、図9中のステップS302〜S306、図11中のステップS502〜S506が視聴番組種別予測手段を構成する。また、図9中のステップS308〜S311、図11中のステップS508〜S511が視聴番組時間長予測手段を構成する。また、図2中の番組表情報受信部14が嗜好番組情報取得手段を構成する。さらに、図2中の番組表情報表示部16が番組情報提示手段を構成する。
(まとめ)
このように、本実施形態では、まず、番組情報提供装置5が、ユーザの嗜好を分析する。続いて、番組情報提供装置5が、各曜日毎に、ユーザがテレビ番組を視聴可能な時間帯である視聴可能時間帯を予測する。続いて、番組情報提供装置5が、分析した嗜好の情報、予測した視聴可能時間帯の情報、および放送されるテレビ番組の番組情報に基づいて、各曜日の当該視聴可能時間帯にユーザが視聴可能で、且つ、ユーザの嗜好に適したテレビ番組を選択する。続いて、ユーザ端末装置4が、選択したユーザの嗜好に適したテレビ番組に関する情報をユーザ端末装置4に送信する。続いて、ユーザ端末装置4が、送信される番組案内情報をテレビ受像機に表示させる。
これによって、ユーザが視聴可能なテレビ番組の情報を提供できる。
それゆえ、より適切なテレビ番組の情報をユーザに提供できる。
また、本実施形態では、番組情報提供装置5が、ユーザの嗜好を各曜日毎に分析し、各曜日のユーザの嗜好の分析結果を用いて前記テレビ番組の選択を行う。
それゆえ、曜日毎にユーザの嗜好が変化しても、ユーザの嗜好に適したテレビ番組の情報をユーザに提供できる。
(変形例)
なお、本実施形態では、テレビ受像機2として、据え置き型のテレビ受像機を利用する例を示したが、他の構成を採用することもできる。例えば、テレビ番組の表示機能をもった携帯電話機を利用することもできる。
また、テレビ受像機2として携帯電話機を利用する場合には、携帯電話機に、録画装置3およびユーザ端末装置4の機能も実現させるようにしてもよい。
さらに、本実施形態では、ユーザIDとして、ユーザ端末装置4を他のユーザ端末装置4から識別可能な標識を用いる例を示したが、他の構成を採用することもできる。例えば、同一のユーザが複数のユーザ端末装置4を所持する場合には、それら複数のユーザ端末装置4全てに同じユーザIDを設定してもよい。
また、本実施形態では、ユーザがテレビ番組を視聴可能な時間帯である視聴可能時間帯に放送しているテレビ番組の情報をユーザに提供する例を示したが、他の構成を採用することもできる。例えば、視聴可能時間帯以外の時間帯に放送しているテレビ番組のうちに、ユーザの嗜好に適したテレビ番組がある場合には、録画をお勧めするテレビ番組としてユーザに当該テレビ番組の情報を提供するようにしてもよい。
さらに、本実施形態では、ユーザの嗜好を曜日毎に分析し、その分析結果に基づいてテレビ番組を選択する例を示したが、他の構成を採用することもできる。例えば、曜日毎に区切らず、全ての曜日に共通するユーザの嗜好を分析し、曜日毎のユーザの嗜好に代えて、その分析結果をテレビ番組の選択に用いてもよい。
さらに、本実施形態では、ユーザの視聴嗜好情報を、ユーザの嗜好に適したテレビ番組の選択にのみ用いる例を示したが、他の用途に利用することもできる。例えば、ユーザの視聴嗜好情報をもとに、ユーザに対し、ユーザの嗜好に適した商品の広告提供に利用してもよい。そのようにすれば、効果的な広告提供を実現することができる。
また、本実施形態では、通信回線17を介して、ユーザ端末装置4と番組情報提供装置5とが情報を授受する場合について説明したが、通信回線17を介せずに両装置4、5が情報を授受する構成を採用してもよい。この構成によると、両装置4、5が1つの筐体内に実現される場合がある。
1 番組情報提供システム
2 テレビ受像機
3 録画装置、
4 ユーザ端末装置
5 番組情報提供装置
11 視聴履歴情報送信部
14 番組表情報受信部
16 番組表情報表示部
18 視聴履歴情報受信部
22 視聴嗜好分析部
24 視聴ライフスタイル分析部
26 蓄積録画番組情報受信部
29 番組表情報抽出部
30 番組表情報送信部

Claims (7)

  1. テレビ番組の情報を番組情報提示装置に提供する番組情報提供装置であって、
    ユーザによるテレビ番組の視聴履歴の情報を取得する視聴履歴情報取得手段と、
    前記視聴履歴情報取得手段が取得した前記視聴履歴の情報に基づいて、前記ユーザの嗜好を分析する嗜好分析手段と、
    前記視聴履歴情報取得手段が取得した前記視聴履歴の情報に基づいて、各曜日毎に、前記ユーザがテレビ番組を視聴可能な時間帯である視聴可能時間帯を予測する視聴可能時間帯予測手段と、
    将来放送されるテレビ番組の番組情報を取得する番組情報取得手段と、
    前記嗜好分析手段が分析した前記ユーザの嗜好、前記視聴可能時間帯予測手段が予測した前記視聴可能時間帯、および前記番組情報取得手段が取得した前記番組情報に基づいて、前記番組情報取得手段が前記番組情報を取得したテレビ番組から、設定された曜日の前記視聴可能時間帯に前記ユーザが視聴可能で、かつ前記ユーザの嗜好に適したテレビ番組を選択する番組選択手段と、
    前記番組選択手段が選択したテレビ番組の情報を前記番組情報提示装置に提供する番組情報提供手段と、
    前記ユーザが録画内容を視聴可能な録画装置に録画されているテレビ番組の番組情報を取得する録画番組情報取得手段と、を備え
    前記視聴履歴情報取得手段は、前記ユーザが視聴したテレビ番組が、視聴時に放送されていたリアルタイム番組、および前記録画装置に録画されていた録画番組のいずれであるかを表す視聴番組種別情報をさらに取得し、
    前記視聴履歴情報取得手段が取得した前記視聴番組種別情報に基づいて、各曜日毎に、前記ユーザがリアルタイム番組および録画番組のいずれを視聴するのかを予測する視聴番組種別予測手段をさらに備え、
    前記番組選択手段は、
    前記視聴番組種別予測手段が前記設定された曜日にリアルタイム番組を視聴すると予測した場合には、前記嗜好分析手段が分析した前記ユーザの嗜好、前記視聴可能時間帯予測手段が予測した前記視聴可能時間帯、および前記番組情報取得手段が取得した前記番組情報に基づいて、前記番組情報取得手段が前記番組情報を取得したテレビ番組から、前記設定された曜日の前記視聴可能時間帯に前記ユーザが視聴可能で、かつ前記ユーザの嗜好に適したテレビ番組を選択し、
    前記視聴番組種別予測手段が前記設定された曜日に前記録画番組を視聴すると予測した場合には、前記嗜好分析手段が分析した前記ユーザの嗜好、前記視聴可能時間帯予測手段が予測した前記視聴可能時間帯、および前記録画番組情報取得手段が取得した前記番組情報に基づいて、前記録画番組情報取得手段が前記番組情報を取得したテレビ番組から、前記設定された曜日の前記視聴可能時間帯に前記ユーザが視聴可能で、かつ前記ユーザの嗜好に適したテレビ番組を選択することを特徴とする番組情報提供装置。
  2. テレビ番組の情報を番組情報提示装置に提供する番組情報提供装置であって、
    ユーザによるテレビ番組の視聴履歴の情報および前記ユーザが視聴したテレビ番組の番組時間長を表す番組時間長情報を取得する視聴履歴情報取得手段と、
    前記視聴履歴情報取得手段が取得した前記視聴履歴の情報に基づいて、前記ユーザの嗜好を分析する嗜好分析手段と、
    前記視聴履歴情報取得手段が取得した前記視聴履歴の情報に基づいて、各曜日毎に、前記ユーザがテレビ番組を視聴可能な時間帯である視聴可能時間帯を予測する視聴可能時間帯予測手段と、
    将来放送されるテレビ番組の番組情報を取得する番組情報取得手段と、
    前記ユーザが録画内容を視聴可能な録画装置に録画されているテレビ番組の番組情報を取得する録画番組情報取得手段と、
    前記視聴履歴情報取得手段が取得した前記番組時間長情報に基づき、各曜日毎に、前記ユーザが視聴するテレビ番組の番組時間長を予測する視聴番組時間長予測手段と、
    記嗜好分析手段が分析した前記ユーザの嗜好、前記視聴可能時間帯予測手段が予測した前記視聴可能時間帯、前記番組情報取得手段が取得した前記番組情報、前記録画番組情報取得手段が取得した前記番組情報、および前記視聴番組時間長予測手段が予測した前記番組時間長に基づいて、前記番組情報取得手段が前記番組情報を取得したテレビ番組、および前記録画番組情報取得手段が前記番組情報を取得したテレビ番組のいずれかから、設定された曜日の前記視聴可能時間帯に前記ユーザが視聴可能で、番組時間長が前記予測した番組時間長と合致し、かつ前記ユーザの嗜好に適したテレビ番組を選択する番組選択手段と、
    前記番組選択手段が選択したテレビ番組の情報を前記番組情報提示装置に提供する番組情報提供手段と、を備えることを特徴とする番組情報提供装置。
  3. 前記嗜好分析手段は、前記ユーザの嗜好を各曜日毎に分析し、
    前記番組選択手段は、前記嗜好分析手段が分析した前記ユーザの嗜好として、前記設定された曜日の前記ユーザの嗜好の分析結果を用いて前記テレビ番組の選択を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の番組情報提供装置。
  4. テレビ番組の情報を提供する番組情報提供装置と、前記番組情報提供装置が提供する前記テレビ番組の情報をユーザに提示する番組情報提示装置と、を備える番組情報提供システムであって、
    前記番組情報提供装置は、
    前記ユーザによるテレビ番組の視聴履歴の情報を取得する視聴履歴情報取得手段と、
    前記視聴履歴情報取得手段が取得した前記視聴履歴の情報に基づいて、前記ユーザの嗜好を分析する嗜好分析手段と、
    前記視聴履歴情報取得手段が取得した前記視聴履歴の情報に基づいて、各曜日毎に、前記ユーザがテレビ番組を視聴可能な時間帯である視聴可能時間帯を予測する視聴可能時間帯予測手段と、
    将来放送されるテレビ番組の番組情報を取得する番組情報取得手段と、
    前記嗜好分析手段が分析した前記ユーザの嗜好、前記視聴可能時間帯予測手段が予測した前記視聴可能時間帯、および前記番組情報取得手段が取得した前記番組情報に基づいて、前記番組情報取得手段が前記番組情報を取得したテレビ番組から、設定された曜日の前記視聴可能時間帯に前記ユーザが視聴可能で、かつ前記ユーザの嗜好に適したテレビ番組を選択する番組選択手段と、
    前記番組選択手段が選択したテレビ番組の情報を前記番組情報提示装置に提供する番組情報提供手段と、
    前記ユーザが録画内容を視聴可能な録画装置に録画されているテレビ番組の番組情報を取得する録画番組情報取得手段と、を備え
    前記視聴履歴情報取得手段は、前記ユーザが視聴したテレビ番組が、視聴時に放送されていたリアルタイム番組、および前記録画装置に録画されていた録画番組のいずれであるかを表す視聴番組種別情報をさらに取得し、
    前記視聴履歴情報取得手段が取得した前記視聴番組種別情報に基づいて、各曜日毎に、前記ユーザがリアルタイム番組および録画番組のいずれを視聴するのかを予測する視聴番組種別予測手段をさらに備え、
    前記番組選択手段は、
    前記視聴番組種別予測手段が前記設定された曜日にリアルタイム番組を視聴すると予測した場合には、前記嗜好分析手段が分析した前記ユーザの嗜好、前記視聴可能時間帯予測手段が予測した前記視聴可能時間帯、および前記番組情報取得手段が取得した前記番組情報に基づいて、前記番組情報取得手段が前記番組情報を取得したテレビ番組から、前記設定された曜日の前記視聴可能時間帯に前記ユーザが視聴可能で、かつ前記ユーザの嗜好に適したテレビ番組を選択し、
    前記視聴番組種別予測手段が前記設定された曜日に前記録画番組を視聴すると予測した場合には、前記嗜好分析手段が分析した前記ユーザの嗜好、前記視聴可能時間帯予測手段が予測した前記視聴可能時間帯、および前記録画番組情報取得手段が取得した前記番組情報に基づいて、前記録画番組情報取得手段が前記番組情報を取得したテレビ番組から、前記設定された曜日の前記視聴可能時間帯に前記ユーザが視聴可能で、かつ前記ユーザの嗜好に適したテレビ番組を選択し、
    前記番組情報提示装置は、
    前記番組情報提供装置が提供する前記ユーザの嗜好に適したテレビ番組の情報を取得する嗜好番組情報取得手段と、
    前記嗜好番組情報取得手段が取得した前記テレビ番組の情報を前記ユーザに提示する番組情報提示手段と、を備えることを特徴とする番組情報提供システム。
  5. テレビ番組の情報を提供する番組情報提供装置と、前記番組情報提供装置が提供する前記テレビ番組の情報をユーザに提示する番組情報提示装置と、を備える番組情報提供システムであって、
    前記番組情報提供装置は、
    前記ユーザによるテレビ番組の視聴履歴の情報および前記ユーザが視聴したテレビ番組の番組時間長を表す番組時間長情報を取得する視聴履歴情報取得手段と、
    前記視聴履歴情報取得手段が取得した前記視聴履歴の情報に基づいて、前記ユーザの嗜好を分析する嗜好分析手段と、
    前記視聴履歴情報取得手段が取得した前記視聴履歴の情報に基づいて、各曜日毎に、前記ユーザがテレビ番組を視聴可能な時間帯である視聴可能時間帯を予測する視聴可能時間帯予測手段と、
    将来放送されるテレビ番組の番組情報を取得する番組情報取得手段と、
    前記ユーザが録画内容を視聴可能な録画装置に録画されているテレビ番組の番組情報を取得する録画番組情報取得手段と、
    前記視聴履歴情報取得手段が取得した前記番組時間長情報に基づき、各曜日毎に、前記ユーザが視聴するテレビ番組の番組時間長を予測する視聴番組時間長予測手段と、
    前記嗜好分析手段が分析した前記ユーザの嗜好、前記視聴可能時間帯予測手段が予測した前記視聴可能時間帯、前記番組情報取得手段が取得した前記番組情報、前記録画番組情報取得手段が取得した前記番組情報、および前記視聴番組時間長予測手段が予測した前記番組時間長に基づいて、前記番組情報取得手段が前記番組情報を取得したテレビ番組、および前記録画番組情報取得手段が前記番組情報を取得したテレビ番組のいずれかから、設定された曜日の前記視聴可能時間帯に前記ユーザが視聴可能で、番組時間長が前記予測した番組時間長と合致し、かつ前記ユーザの嗜好に適したテレビ番組を選択する番組選択手段と、
    前記番組選択手段が選択したテレビ番組の情報を前記番組情報提示装置に提供する番組情報提供手段と、を備え、
    前記番組情報提示装置は、
    前記番組情報提供装置が提供する前記ユーザの嗜好に適したテレビ番組の情報を取得する嗜好番組情報取得手段と、
    前記嗜好番組情報取得手段が取得した前記テレビ番組の情報を前記ユーザに提示する番組情報提示手段と、を備えることを特徴とする番組情報提供システム。
  6. テレビ番組の情報を提供する番組情報提供装置と、前記番組情報提供装置が提供する前記テレビ番組の情報をユーザに提示する番組情報提示装置と、によって実行される番組情報提供方法であって
    前記番組情報提供装置が、前記ユーザによるテレビ番組の視聴履歴の情報を取得する視聴履歴情報取得ステップと、
    前記番組情報提供装置が、前記視聴履歴情報取得ステップで取得した前記視聴履歴の情報に基づいて、前記ユーザの嗜好を分析する嗜好分析ステップと、
    前記番組情報提供装置が、前記視聴履歴情報取得ステップで取得した前記視聴履歴の情報に基づいて、各曜日毎に、前記ユーザがテレビ番組を視聴可能な時間帯である視聴可能時間帯を予測する視聴可能時間帯予測ステップと、
    前記番組情報提示装置が、将来放送されるテレビ番組の番組情報を取得する番組情報取得ステップと、
    前記番組情報提供装置が、前記嗜好分析ステップで分析した前記ユーザの嗜好、前記視聴可能時間帯予測ステップで予測した前記視聴可能時間帯、および前記番組情報取得ステップで取得した前記番組情報に基づいて、前記番組情報取得ステップで前記番組情報を取得したテレビ番組から、設定された曜日の前記視聴可能時間帯に前記ユーザが視聴可能で、かつ前記ユーザの嗜好に適したテレビ番組を選択する番組選択ステップと、
    前記番組情報提供装置が、前記番組選択ステップで選択したテレビ番組の情報を前記番組情報提示装置に提供する番組表情報提供ステップと、
    前記番組情報提示装置が、前記番組情報提供装置が提供する前記テレビ番組の情報を取得する嗜好番組情報取得ステップと、
    前記番組情報提示装置が、前記嗜好番組情報取得ステップで取得した前記テレビ番組の情報を前記ユーザに提示する番組情報提示ステップと、
    前記番組情報提示装置が、前記ユーザが録画内容を視聴可能な録画装置に録画されているテレビ番組の番組情報を取得する録画番組情報取得ステップと、を有し、
    前記視聴履歴情報取得ステップでは、前記ユーザが視聴したテレビ番組が、視聴時に放送されていたリアルタイム番組、および前記録画装置に録画されていた録画番組のいずれであるかを表す視聴番組種別情報をさらに取得し、
    前記番組情報提示装置が、前記視聴履歴情報取得ステップで取得した前記視聴番組種別情報に基づいて、各曜日毎に、前記ユーザがリアルタイム番組および録画番組のいずれを視聴するのかを予測する視聴番組種別予測ステップをさらに有し、
    前記番組選択ステップでは、
    前記視聴番組種別予測ステップで前記設定された曜日にリアルタイム番組を視聴すると予測した場合には、前記嗜好分析ステップで分析した前記ユーザの嗜好、前記視聴可能時間帯予測ステップで予測した前記視聴可能時間帯、および前記番組情報取得ステップで取得した前記番組情報に基づいて、前記番組情報取得ステップで前記番組情報を取得したテレビ番組から、前記設定された曜日の前記視聴可能時間帯に前記ユーザが視聴可能で、かつ前記ユーザの嗜好に適したテレビ番組を選択し、
    前記視聴番組種別予測ステップで前記設定された曜日に前記録画番組を視聴すると予測した場合には、前記嗜好分析ステップで分析した前記ユーザの嗜好、前記視聴可能時間帯予測ステップで予測した前記視聴可能時間帯、および前記録画番組情報取得ステップで取得した前記番組情報に基づいて、前記録画番組情報取得ステップで前記番組情報を取得したテレビ番組から、前記設定された曜日の前記視聴可能時間帯に前記ユーザが視聴可能で、かつ前記ユーザの嗜好に適したテレビ番組を選択することを特徴とする番組情報提供方法。
  7. テレビ番組の情報を提供する番組情報提供装置と、前記番組情報提供装置が提供する前記テレビ番組の情報をユーザに提示する番組情報提示装置と、によって実行される番組情報提供方法であって、
    前記番組情報提供装置が、前記ユーザによるテレビ番組の視聴履歴の情報および前記ユーザが視聴したテレビ番組の番組時間長を表す番組時間長情報を取得する視聴履歴情報取得ステップと、
    前記番組情報提供装置が、前記視聴履歴情報取得ステップで取得した前記視聴履歴の情報に基づいて、前記ユーザの嗜好を分析する嗜好分析ステップと、
    前記番組情報提供装置が、前記視聴履歴情報取得ステップで取得した前記視聴履歴の情報に基づいて、各曜日毎に、前記ユーザがテレビ番組を視聴可能な時間帯である視聴可能時間帯を予測する視聴可能時間帯予測ステップと、
    前記番組情報提供装置が、将来放送されるテレビ番組の番組情報を取得する番組情報取得ステップと、
    前記番組情報提供装置が、前記ユーザが録画内容を視聴可能な録画装置に録画されているテレビ番組の番組情報を取得する録画番組情報取得ステップと、
    前記番組情報提供装置が、前記視聴履歴情報取得ステップで取得した前記番組時間長情報に基づき、各曜日毎に、前記ユーザが視聴するテレビ番組の番組時間長を予測する視聴番組時間長予測ステップと、
    前記番組情報提供装置が、前記嗜好分析ステップで分析した前記ユーザの嗜好、前記視聴可能時間帯予測ステップで予測した前記視聴可能時間帯、前記番組情報取得ステップで取得した前記番組情報、前記録画番組情報取得ステップで取得した前記番組情報、および前記視聴番組時間長予測ステップで予測した前記番組時間長に基づいて、前記番組情報取得ステップで前記番組情報を取得したテレビ番組、および前記録画番組情報取得ステップが前記番組情報を取得したテレビ番組のいずれかから、設定された曜日の前記視聴可能時間帯に前記ユーザが視聴可能で、番組時間長が前記予測した番組時間長と合致し、かつ前記ユーザの嗜好に適したテレビ番組を選択する番組選択ステップと、
    前記番組情報提供装置が、前記番組選択ステップで選択したテレビ番組の情報を前記番組情報提示装置に提供する番組表情報提供ステップと、
    前記番組情報提示装置が、前記番組情報提供装置が提供する前記テレビ番組の情報を取得する嗜好番組情報取得ステップと、
    前記番組情報提示装置が、前記嗜好番組情報取得ステップで取得した前記テレビ番組の情報を前記ユーザに提示する番組情報提示ステップと、を有することを特徴とする番組情報提供方法。
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